JP4871565B2 - タッチパネル表示装置およびタッチパネル表示装置を備えたナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示画面に表示されたボタンやメニューの誤操作を防止するようにしたタッチパネル表示装置およびそのタッチパネル表示装置を備えたナビゲーション装置に関する。
車両が走行中にタッチパネルの操作をするとき、画面を注視しながらボタンを押すことが難しいため、ボタンのタッチエリアを外して押圧してしまうことがある。これを防止するため、ボタン表示よりも大きな範囲をタッチエリアとして設定するタッチパネル入力装置が従来技術として知られている(特許文献1)。
特開2002−108564号公報
特許文献1に記載されているタッチパネル入力装置では、ボタン同士の間隔が狭い場合、タッチエリア同士が重なってしまうことになる。このため、ボタン同士の間隔が狭い場合、タッチエリアをあまり拡大することができず、誤操作を防止できないという問題点がある。
(1)請求項1の発明のタッチパネル装置は、複数のボタンが画面に表示される表示モニタと、表示モニタ画面上に設けられ、複数のボタンのそれぞれに対応して設定されたタッチエリアが押圧されたとき、押圧されたタッチエリアに対応する押圧信号を出力するタッチパネルと、複数のボタンのうち、画面に表示されると押圧頻度が所定値以上であるボタンを検出するボタン検出手段と、ボタン検出手段で検出されたボタンのタッチエリアを、ボタン検出手段で検出されなかったボタンのタッチエリアよりも拡大するタッチエリア拡大手段と、ボタン検出手段で検出されたボタンのタッチエリアがタッチエリア拡大手段により拡大されてから所定時間経過した後に、ボタン検出手段で検出されたボタンのタッチエリアをボタン検出手段で検出されなかったボタンのタッチエリアと同じ大きさにするタッチエリア制御手段とを備えることを特徴とする。
(2)請求項2の発明は、請求項1に記載のタッチパネル表示装置において、複数のボタンが表示モニタに表示されてから押圧されるまでの時間を計測する押圧時間計測手段と、押圧時間計測手段により計測された時間を記憶する押圧時間記憶手段とをさらに備え、タッチエリア拡大手段は、ボタン検出手段で検出されたボタンについて、押圧時間記憶手段により過去に記憶された時間に基づいて、当該ボタンのタッチエリアの拡大を開始することを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項2に記載のタッチパネル表示装置において、タッチエリア制御手段は、ボタン検出手段で検出されたボタンについて、押圧時間記憶手段により過去に記憶された時間に基づいて、当該ボタンのタッチエリアの拡大を終了することを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のタッチパネル表示装置において、タッチエリア拡大手段は、ボタン検出手段で検出されたボタンの表示範囲の大きさを変更しないことを特徴とする。
(5)請求項5の発明のナビゲーション装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のタッチパネル表示装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、押圧頻度の高いボタンやメニューについては、その押圧頻度の高い時間帯に、そのタッチエリアを大きくする。したがって、隣接するボタンやメニューの表示範囲に制限を受けずに押圧頻度の高いボタンやメニューのタッチエリアを大きくすることができるので、誤操作を防止することができる。
本発明の一実施形態によるナビゲーション装置の構成を図1に示す。図1のナビゲーション装置1は、タッチパネル18を押圧することによってナビゲーション装置1の操作を行えるようにしている。ナビゲーション装置1は、制御回路11、ROM12、RAM13、現在地検出装置14、画像メモリ15、表示モニタ16、入力装置17、タッチパネル18、VICS情報受信部110、データ記憶部111およびディスクドライブ112を有している。
タッチパネル18は、表示モニタ16の表面に積層される透明のタッチスイッチであり、表示モニタ16に表示される画像はタッチパネル18を通して表示される。タッチパネル18は、タッチパネル18上の操作位置に応じた信号をタッチパネルコントロール部19に送出し、タッチパネルコントロール部19はタッチパネル18の押圧位置を算出する。
制御回路11は、マイクロプロセッサ及びその周辺回路からなり、RAM13を作業エリアとしてROM12に格納された制御プログラムを実行して各種の制御を行う。この制御回路11がDVD−ROM113に記憶された地図データに基づいて所定の経路探索処理を行うと、その処理結果が探索ルートとして表示モニタ16に表示される。また、制御回路11には、時刻を測定したり、経過時間を測定するタイマ11aが設けられている。
現在地検出装置14は車両の現在地を検出する装置であり、たとえば、車両の進行方向を検出する振動ジャイロ14a、車速を検出する車速センサ14b、GPS(Global Positioning System)衛星からのGPS信号を検出するGPSセンサ14cなどから成る。ナビゲーション装置1は、この現在地検出装置14により検出された車両の現在地に基づいて、地図の表示範囲や経路探索開始点などを決定するとともに、地図上にその現在地を表示する。
画像メモリ15は、表示モニタ16に表示するための画像データを格納する。この画像データは道路地図描画用データや各種の図形データからなり、それらはディスクドライブ112によって読み込まれるDVD−ROM113に記憶された地図データに基づいて、適宜生成される。ナビゲーション装置1は、このようにして生成された画像データを用いることによって地図表示など行うことができる。
表示モニタ16は、地図データなどの各種情報に基づいて、自車位置付近の道路地図などの各種情報を画面表示として乗員に提供する。入力装置17は、乗員が各種コマンドを設定するための入力スイッチを有し、リモコンなどによって実現される。乗員は、表示モニタ16の表示画面の指示に従って入力装置17を手動で操作することにより、目的地を選択して目的地を設定する。
上述したとおり、タッチパネル18は表示モニタ16のモニタ画面上に設けられた透明パネルであり、表示モニタ16に表示した表示画面はタッチパネル18を通して表示される。また、表示モニタ16の表示画面を押圧するとタッチパネル18が押圧される。タッチパネル18は入力装置17と同様に入力機能を有する。表示モニタ16に表示された地図画面や各種ボタン、表示メニューなどを指で押圧するとタッチパネル18が押圧され、タッチパネルコントロール部19によって押圧位置が算出される。そして、算出された押圧位置は制御回路11に入力され、目的地を設定したり、各種ボタンや表示メニューに対応する機能を実行させたりする。
目的地が乗員により設定されると、ナビゲーション装置1はGPSセンサ14cにより検出された現在地を出発地として目的地までの経路演算を所定のアルゴリズムに基づいて行う。このようにして求められたルート(以下、探索ルートという)は、表示形態、たとえば表示色などを変えることによって、ほかの道路とは区別して画面表示される。これにより、乗員は地図上の探索ルートを画面上で認識することができる。また、ナビゲーション装置1は、探索ルートに従って車両が走行できるように、乗員に対して画面や音声などによる進行方向指示を行い、車両を経路誘導する。
VICS情報受信部110は、図示しないVICS情報センターから供給される渋滞情報などのVICS情報を受信し、制御回路11に出力する。このVICS情報は主に高速道路上に設置されている電波ビーコンや主に一般道路上に設置されている光ビーコン、またはFM多重放送によって送信される。電波ビーコンや光ビーコンは設置地付近を通過する車両に対してVICS情報を送信し、FM多重放送はそれらよりも広域の通信エリアをカバーする。ナビゲーション装置1は、これらによって送信されたVICS情報をVICS情報受信部110により受信する。
データ記憶部111はメモリやハードディスク等の書き換え可能な記録媒体によって構成され、ナビゲーション装置1の様々な機能に必要なデータを記憶する。データ記憶部111に記憶された情報は、制御回路11によって適宜読み出されて利用される。また、データ記憶部111には、表示モニタ16に表示されたボタンのうち、乗員が押圧したボタンを記憶するボタン履歴データと、ボタンのタッチエリア拡大を設定するためのタッチエリア拡大設定データとが記憶される。
ボタン履歴データについて、図2を参照して説明する。ボタン履歴データ20は押圧されたボタンの履歴を記録するものであり、ボタン履歴データ20には、押圧されたボタンが表示されていた画面の種別21、押圧されたボタンの種別22、押圧されたボタンが表示画面に表示された表示時刻23、押圧された押圧時刻24およびボタンが表示されてから押圧されるまでの所要時間25(以下、単にボタン所要時間と呼ぶ)が格納されている。表示時刻23および押圧時刻24は、制御回路11に設けられているタイマ11aによって測定される。
ボタン履歴データ20には、次のようにして押圧されたボタンの履歴が記録される。表示モニタの表示画面にボタンが表示されると、RAM13に画面の種別と表示されたボタンの種別と表示時刻とが一時的に記憶される。ボタンが押圧されると、押圧されたボタンの種別と押圧された押圧時間とともに、RAM13に一時記憶されていた画面の種別と押圧されたボタンの表示時刻とがデータ記憶部111に転送される。そして、押圧されたボタンが表示されていた画面の種別21、押圧されたボタンの種別22、押圧されたボタンの表示時刻23および押圧時刻24がボタン履歴データ20に記録される。また、押圧されたボタンの表示時刻23と押圧時刻24とからボタン所要時間25が算出され、ボタン履歴データ20に記録される。
タッチエリア拡大設定データについて、図3を参照して説明する。タッチエリア拡大設定データ30には、タッチエリアが拡大されるボタンの種別31、ボタンが表示されてからタッチエリア拡大の開始までの経過時間32、およびボタンが表示されてからタッチエリア拡大の終了までの経過時間33のデータが格納される。ここで、タッチエリアが拡大されるボタンの種別31とは、表示されると5割以上の確率で押圧操作される押圧頻度の高いボタンの種別をいい、ボタン履歴データ20より抽出される。表示されてから拡大の開始までの経過時間32と、終了までの経過時間33とは、ボタン所要時間25の平均時間および標準偏差より算出される。平均時間から標準偏差を引いた値が開始までの経過時間32になり、平均時間と標準偏差との加算値が終了までの経過時間33になる。
図1のディスクドライブ112は、地図データが記録されているDVD−ROM113を装填し、地図データを読み出す。読み出した地図データは制御回路11に出力され、その地図データによって表示モニタ16に道路地図が表示される。地図データは、地図表示用データ、経路探索用データなどを含み、表示用および経路探索用データには、道路のリンク情報およびノード情報が含まれている。地図表示用データは、広域から詳細まで複数の縮尺の地図データを有し、乗員の要求にしたがって、表示地図の縮尺を変更することができる。なお、DVD−ROM113以外の他の記録メディア、たとえばCD−ROMやハードディスクなどから地図データを読み出してもよい。
次に、本発明の実施形態におけるナビゲーション装置1のタッチエリア設定処理について、図4および5を参照して説明する。図4は、自車位置周辺の道路地図40を表示した表示モニタ16の表示画面を説明するための図である。自車位置には自車位置マーク41が表示される。また、道路地図40の下部には、メニューボタン42a、詳細ボタン42b、広域ボタン42c、鳥瞰地図ボタン42d、平面地図ボタン42eおよびVICSボタン42fが表示される。ボタン42a〜42fの表示範囲を一回り大きくした範囲に、ボタン42a〜42fのタッチエリア43a〜43fが設定される。タッチエリア43a〜43fは、隣接するタッチエリア43a〜43fと接するように配置されている。
ここで、メニューボタン42a上に指先を置いて、タッチエリア43aを押圧すると、ナビゲーション装置のメインメニューが表示される。詳細地図ボタン42bのタッチエリア43bを押圧すると道路地図40の縮尺率が大きくなる。広域ボタン42cのタッチエリア43cを押圧すると表示されている道路地図40の縮尺率が小さくなる。鳥瞰地図ボタン42dのタッチエリア43dを押圧すると道路地図40の地図表示形式が鳥瞰地図になる。平面地図ボタン42eのタッチエリア43eを押圧すると鳥瞰地図の地図表示形式で表示されている道路地図40の地図表示形式が平面地図になる。そして、VICSボタン42fのタッチエリア43fを押圧すると、渋滞情報などのVICS情報がレベル3で道路地図40上に表示される。
ここで、ボタン42a〜42fが表示されてから3〜20秒の間に、詳細ボタン42bが押圧される頻度が高いものとする。そこで、本発明の実施形態では、ボタン42a〜42fが表示されてから3秒経過後に詳細ボタン42bのタッチエリア43bを拡大し、20秒経過後に詳細ボタン42bのタッチエリア43bを元の大きさに戻す。図5は、詳細ボタン42bのタッチエリア43bを拡大したときの表示モニタ16の表示画面を説明するための図である。ボタン42a〜42fの表示位置やその大きさは変わらないが、詳細ボタン42bのタッチエリア43bは拡大されている。このため、手元が多少狂っても詳細ボタン42を確実に押圧することができる。ボタン42a〜42fが表示画面に表示されてから20秒経過後、詳細ボタン42bのタッチエリア43bの大きさは元の大きさに戻る。
図5に示すように、詳細ボタン42bのタッチエリア43bの拡大に伴い、詳細ボタン42bに隣接するメニューボタン42aのタッチエリア43aと、広域ボタン42cのタッチエリア43cとは縮小する。そして、詳細ボタン42bのタッチエリア43bは、メニューボタン42aと広域ボタン42cとの表示範囲と重なる。このようにタッチエリア43a〜43cが設定されると、メニューボタン42aや広域ボタン42cを押圧しようとしたら詳細ボタン42bを押圧してしまい、誤操作が発生するように思える。しかし、詳細ボタン42bの押圧頻度が高いということは、裏を返せばボタン42a〜42fが表示されてから3〜20秒の間、詳細ボタン42b以外のボタンは、ほとんど押圧されないということになる。したがって、ボタン42a〜42fが表示されてから3〜20秒の間は、詳細ボタン42bのタッチエリア43bが拡大しても誤操作は生じない。
次に、本発明の実施形態によるナビゲーション装置1のタッチエリア拡大処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。図6の処理は、イグニッションスイッチがオンされるとスタートするプログラムにより、制御回路11において実行される。
ステップS601では、表示モニタ16の表示画面にボタンを表示する。ステップS602では、タッチエリア拡大設定データ30に基づいて、表示されたボタンが押圧頻度の高いボタンであるかを判定する。押圧頻度の高いボタンである場合はステップS602が肯定判定され、ステップS603へ進む。押圧頻度の高いボタンでない場合はステップS602が否定判定され、タッチエリア拡大処理は終了する。
S603では、タイマ11aをスタートする。ステップS604では、タイマ11aの時間が、タッチエリア拡大設定データ30の開始までの経過時間32を経過したか判定する。経過した場合はステップS604が肯定判定され、ステップS605へ進む。経過していない場合はステップS604を繰り返す。ステップS605では、押圧頻度の高いボタンのタッチエリアを拡大する。
ステップS606では、タイマ11aの時間が、タッチエリア拡大設定データ30の終了までの経過時間33を経過したか判定する。経過した場合はステップS606が肯定判定され、ステップS607へ進む。経過していない場合はステップS606を繰り返す。ステップS607では、ボタンのタッチエリアの大きさをステップS601の大きさに戻す。ステップS608では、タイマ11aを止め、リセットする。そして、タッチエリア拡大処理を終了する。
以上の実施形態によるナビゲーション装置1は次のような作用効果を奏する。
押圧頻度の高いボタン42bについては、その押圧頻度の高い時間帯に、そのタッチエリア43bを大きくする。したがって、隣接するボタン42a,42cの表示範囲に制限を受けずにタッチエリア43bを大きくすることができるので、誤操作を防止することができる。
以上の実施形態のナビゲーション装置1を次のように変形することができる。
(1)本発明の発明者は、画面に表示されたボタンが小さい場合は、そのボタンを押圧したときの押圧位置のばらつきが小さくなり、ボタンが大きい場合はそのボタンを押圧したときの押圧位置のばらつきが大きくなることを見出した。これは、ボタンが大きくなると人間はボタンを注視しなくなるためだと考えられる。したがって、タッチエリアを拡大するとともにボタン表示も拡大すると、誤操作防止に対するタッチエリア拡大の効果が小さくなる。よって、本願発明では、タッチエリアを大きくしても、ボタン表示の大きさそれ自体は変わらないことが好ましい。
(2)表示モニタ16に表示され、タッチエリアが設定されるボタンであれば、内容、表示形態はボタン32a〜32fに限定されない。たとえば、図7に示すようなプルダウン表示されるメニュー71a〜71fでもよい。図7のメニュー71a〜71fは目的地設定方法を選択するためのものであり、行き先の設定ボタン72を押圧すると、プルダウンメニューとして表示される。メニュー71a〜71fのタッチエリアは、メニュー71a〜71fの表示範囲と同一である。乗員は、目的地設定の画面を表示してから10秒経過後、20秒経過するまでの間にメニュー71cを押圧する頻度が高い。そこで、メニュー71a〜71fが表示されてから10秒経過後、20秒経過するまでの間は、メニュー71cのタッチエリアを図7の破線73cに示すように拡大する。一方、その間、メニュー71a,71e,71fについてはタッチエリアの大きさは変更されず、メニュー71b,71dのタッチエリアは、実線で示す表示範囲からタッチエリア73cを除いた範囲になる。そして、20秒経過後、再び、タッチエリアは、図7の実線で示すメニュー71a〜71fの表示範囲に復帰する。このようにすることによって、メニュー71cのタッチエリア73cをメニュー71b,71dの表示範囲と重なるまで拡大することができ、押圧の誤操作を防止することができる。
(3)拡大されるボタン42bやメニュー71cの位置は固定されているものとして説明したが、たとえば、検索結果表示ボタンのように、表示位置が変わったり、表示されたりされなかったりするものであってもよい。図8は、所定の検索条件で検索した検索結果の表示画面を説明するための図である。表示画面には、道路地図40とともに検索結果画面80が表示される。検索結果画面80には、検索結果のカテゴリが表示されたボタン81a〜81dが表示される。これらのボタン81a〜81dは検索された順序によって表示位置が変わったり、検索されなかったために表示されなかったりする。たとえば、「○○遊園地」が3番目に検索されるとボタン81aは上から3番目の位置に変わり、「○○遊園地」が検索されないとボタン81aは表示されない。ここで、検索を行うと「□□パーク」と表示されたボタンを押圧する頻度が高いものとして説明する。この場合も「□□パーク」と表示されたボタン81cが表示されると、押圧頻度の高い時間帯は、ボタン81cのタッチエリア82cを表示された当初の大きさより大きくする。
(4)押圧頻度の高いボタン同士が隣接し、しかも押圧頻度の高い時間帯も共通する場合は、どちらのボタンもタッチエリアを拡大しないようにしてもよい。一方のボタンのタッチエリアを拡大すると他方のボタンのタッチエリアは小さくなり、タッチエリアが小さくなったボタンも押圧頻度が高いため、誤操作を生じるおそれがあるからである。
本発明は以上の実施の形態や変形例に何ら限定されない。すなわち、押圧頻度の高いボタンやメニューについては、所定の期間だけそのタッチエリアを拡大するものであれば、どのようなものにも本発明を適用することができる。
特許請求の範囲の要素と実施の形態との対応関係を説明する。
本発明の頻度検出手段および拡大表示開始時間算出手段は、制御回路11、表示モニタ16、タッチパネル18およびデータ記憶部111に対応する。タッチエリア制御手段は制御回路11およびタッチパネル18に対応する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係になんら限定されるものではない。
本発明の実施形態のナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 ボタン履歴データを説明するための図である。 タッチエリア拡大設定データを説明するための図である。 自車位置周辺の道路地図を表示モニタに表示したときの表示画面を説明するための図である。 押圧頻度の高いボタンのタッチエリアの拡大を説明するための図である。 タッチエリア拡大処理を説明するためのフローチャートである。 押圧頻度の高いメニューのタッチエリアの拡大を説明するための図である。 押圧頻度の高い検索結果表示ボタンのタッチエリアの拡大を説明するための図である。
符号の説明
1 ナビゲーション装置
11 制御回路
11a タイマ
12 ROM
13 RAM
14 現在地検出装置
15 画像メモリ
16 表示モニタ
17 入力装置
18 タッチパネル
19 タッチパネルコントロール部
110 VICS情報受信部
111 データ記憶部
112 ディスクドライブ
113 DVD−ROM
20 ボタン履歴データ
30 タッチエリア拡大設定データ
40 道路地図
41 自車位置マーク
42a〜42f,81a〜81d ボタン
43a〜43f,73c,82c タッチエリア
71a〜71f メニュー

Claims (5)

  1. 複数のボタンが画面に表示される表示モニタと、
    前記表示モニタ画面上に設けられ、前記複数のボタンのそれぞれに対応して設定されたタッチエリアが押圧されたとき、押圧されたタッチエリアに対応する押圧信号を出力するタッチパネルと、
    前記複数のボタンのうち、前記画面に表示されると押圧頻度が所定値以上であるボタンを検出するボタン検出手段と、
    前記ボタン検出手段で検出されたボタンのタッチエリアを、前記ボタン検出手段で検出されなかったボタンのタッチエリアよりも拡大するタッチエリア拡大手段と、
    前記ボタン検出手段で検出されたボタンのタッチエリアが前記タッチエリア拡大手段により拡大されてから所定時間経過した後に、前記ボタン検出手段で検出されたボタンのタッチエリアを前記ボタン検出手段で検出されなかったボタンのタッチエリアと同じ大きさにするタッチエリア制御手段と
    を備えることを特徴とするタッチパネル表示装置。
  2. 請求項1に記載のタッチパネル表示装置において、
    前記複数のボタンが前記表示モニタに表示されてから押圧されるまでの時間を計測する押圧時間計測手段と、
    前記押圧時間計測手段により計測された時間を記憶する押圧時間記憶手段と、
    をさらに備え、
    前記タッチエリア拡大手段は、
    前記ボタン検出手段で検出されたボタンについて、前記押圧時間記憶手段により過去に記憶された時間に基づいて、当該ボタンのタッチエリアの拡大を開始することを特徴とするタッチパネル表示装置。
  3. 請求項2に記載のタッチパネル表示装置において、
    前記タッチエリア制御手段は、
    前記ボタン検出手段で検出されたボタンについて、前記押圧時間記憶手段により過去に記憶された時間に基づいて、当該ボタンのタッチエリアの拡大を終了することを特徴とするタッチパネル表示装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のタッチパネル表示装置において、
    前記タッチエリア拡大手段は、前記ボタン検出手段で検出されたボタンの表示範囲の大きさを変更しないことを特徴とするタッチパネル表示装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のタッチパネル表示装置を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
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