JP2008045967A - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】経路の周辺において検索された施設について、その施設に立ち寄る場合と立ち寄らない場合とを比較したときに、旅行計画にどの程度の差が生じるかをユーザに分かりやすく知らせることができるナビゲーション装置を実現する。
【解決手段】ユーザに周辺施設図の表示モードが選択されると、周辺施設図を表示モニタに表示する、周辺施設図において、推奨経路に沿った場所にある施設を対象とする施設情報24、25および27には、施設アイコンと、施設の名称と、車両から施設までの距離とを表示する。推奨経路に沿った場所にない施設を対象とする施設情報26および28には、さらに迂回アイコンと、推奨経路からその施設を経由したときにかかる迂回時間とを表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両に搭載されるナビゲーション装置に関する。
従来、目的地までの経路の周辺においてユーザに指定された施設を検索し、その検索結果を表示するナビゲーション装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2000−234937号公報
特許文献1に開示されるナビゲーション装置は、経路の周辺において検索された施設の検索結果を表示するときに、単に地図上のマークなどによって表示するものである。したがって、その施設に立ち寄る場合と立ち寄らない場合とを比較したときに、旅行計画にどの程度の差が生じるかが分からない。
請求項1の発明によるナビゲーション装置は、車両の走行経路を設定する走行経路設定手段と、走行経路設定手段により設定された走行経路の周辺にある施設を検索する施設検索手段と、施設検索手段により検索された施設が走行経路に沿った場所にない場合、走行経路から当該施設を経由したときの迂回時間および迂回距離の少なくともいずれか一つを表示モニタに表示する迂回表示手段とを備えるものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、迂回表示手段は、当該施設が走行経路に沿った場所にないことを表す迂回アイコンをさらに表示モニタに表示するものである。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のナビゲーション装置において、施設の種類を選択する選択手段をさらに備え、施設検索手段は、走行経路の周辺にある施設のうち選択手段により選択された種類の施設を検索するものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3いずれか一項に記載のナビゲーション装置において、施設検索手段は、走行経路からの距離が所定の範囲内にある施設を走行経路の周辺にある施設として検索するものである。
請求項5の発明は、請求項1〜4いずれか一項に記載のナビゲーション装置において、迂回表示手段は、施設検索手段により検索された施設であって走行経路に沿った場所にない施設のうち、迂回時間および迂回距離の少なくともいずれか一つが所定のしきい値以下である施設について、その迂回時間および迂回距離の少なくともいずれか一つを表示モニタに表示するものである。
本発明によれば、経路の周辺において検索された施設について、その施設に立ち寄る場合と立ち寄らない場合とを比較したときに、旅行計画にどの程度の差が生じるかをユーザに分かりやすく知らせることができる。
本発明の一実施の形態によるナビゲーション装置の構成を図1に示す。このナビゲーション装置は車両に搭載されており、ユーザに目的地が設定されると、目的地までの推奨経路を探索し、その推奨経路にしたがって車両を目的地まで誘導する。さらに、推奨経路の周辺にある施設をリスト化して順に並べた周辺施設図を表示することにより、ユーザが途中で立ち寄りたい施設を検討する際などに役立つ情報を提供するものである。
図1に示すナビゲーション装置1は、制御回路11、ROM12、RAM13、現在地検出装置14、画像メモリ15、表示モニタ16、入力装置17およびディスクドライブ18を備えている。ディスクドライブ18には、地図データが記録されたDVD−ROM19が装填される。
制御回路11は、マイクロプロセッサおよびその周辺回路からなり、RAM13を作業エリアとしてROM12に格納された制御プログラムを実行することにより、各種の処理や制御を行う。この制御回路11により、DVD−ROM19に記録された地図データに基づいて、たとえば地図の表示や目的地の設定、設定された目的地までの推奨経路の探索、周辺施設図の表示などの様々な処理が行われる。
現在地検出装置14は、自車両の現在地すなわち自車位置を検出する装置であり、たとえば、自車両の進行方向を検出する振動ジャイロセンサ14a、車速を検出する車速センサ14b、GPS衛星からのGPS信号を検出するGPSセンサ14c等の各種センサ類からなる。ナビゲーション装置1は、この現在地検出装置14により検出される自車位置に基づいて、後述する経路探索開始点を決定したり、自車位置マークを地図上に示したりすることができる。
画像メモリ15は、表示モニタ16に表示するための画像データを一時的に格納する。この画像データは、地図を表示するための地図描画用データや各種の図形データ等からなり、DVD−ROM19に記録されている地図データなどに基づいて、制御回路11により作成される。作成された画像データが制御回路11から画像メモリ15に出力されることによって、表示モニタ16に地図や周辺施設図などの各種画像が表示される。
表示モニタ16にはタッチパネル16aが組み合わされており、ユーザの指などによって表示モニタ16上のいずれかの位置がタッチされると、そのタッチ位置を示す情報がタッチパネル16aから制御回路11へ出力される。このタッチ位置情報に基づいて、そのとき表示モニタ16に表示されていた画像のどの部分がタッチされたか制御回路11によって判断される。本実施形態のナビゲーション装置1は、このようなタッチパネル16aと制御回路11によって検出されるユーザからのタッチパネル操作に応じて、様々な処理が実行される。
入力装置17は、車両の目的地や経由地をユーザが設定したりするための各種入力スイッチを有している。この入力装置17は、操作パネルやリモコンなどによって実現される。ユーザは、入力装置17を操作して、住所や電話番号、施設名称を入力したり、地図上の特定の地点を指定したり、予め登録された登録地のいずれかを選択したりすることにより、目的地を設定することができる。
ディスクドライブ18は、装填されたDVD−ROM19より、地図を表示するための地図データを読み出す。この地図データには、目的地までのルート探索に用いられる経路計算データや、交差点名称および道路名称など、設定された経路に従って自車両を目的地まで誘導するために用いられる経路誘導データ、さらに道路を表す道路データなどが含まれている。また、河川や鉄道、地図上の各種施設等(ランドマーク)など、道路以外の地図形状を表す背景データなども地図データに含まれている。
道路データにおいて、道路区間を表す最小単位はリンクと呼ばれており、各道路は複数のリンクによって構成されている。リンク同士を接続している点はノードと呼ばれ、このノードはそれぞれに位置情報(座標情報)を有している。このノードの位置情報によって、リンク形状、すなわち道路の形状が決定される。
なお、ここではDVD−ROMを用いた例について説明しているが、DVD−ROM以外の他の記録メディア、たとえばCD−ROMやハードディスク、メモリーカードなどから地図データを読み出すこととしてもよい。あるいは、外部より携帯電話回線などを介して送信される地図データを受信し、その地図データを用いることとしてもよい。すなわち、地図データの取得にはどのような方法を用いてもよい。
ユーザが入力装置17を操作して前述のような方法により目的地を設定すると、ナビゲーション装置1は、現在地検出装置14により検出された現在地を経路探索開始点として、前述の経路計算データに基づいて所定のアルゴリズムの演算を行うことにより、現在地から目的地までのルート探索を行う。ルート探索の結果求められた推奨経路は、その表示形態、たとえば表示色などを変えることによって、他の道路とは区別して地図上に表される。これにより、ユーザは推奨経路を表示モニタ16に表示された地図上において認識することができる。また、この推奨経路に従って自車両が走行できるよう、ナビゲーション装置1は、ユーザに対して画像や音声などによる進行方向指示を行うことにより、自車両を誘導する。このように、地図を表示して推奨経路に従って自車両を目的地まで誘導することにより、目的地までのルート案内が行われる。
次にナビゲーション装置1において表示される周辺施設図について説明する。ナビゲーション装置1は、ユーザに周辺施設図の表示モードが選択されると、図2に示すような周辺施設図を表示モニタ16に表示する。この周辺施設図には、現在位置マーク20、経路マーク21、目的地情報22、誘導交差点情報23および施設情報24〜28が表されている。
現在位置マーク20は車両の現在位置を示しており、経路マーク21は車両の走行経路である目的地までの推奨経路を示している。これらのマークにより、図2の周辺施設図には、車両の現在位置から目的地に向かう方向における推奨経路の周辺についての内容が表されていることが分かる。
推奨経路に渋滞している箇所がある場合は、符号29に示すような渋滞表示が経路マーク21において行われる。この渋滞表示29は渋滞の状況によって異なる色により行われる。たとえば、中程度の渋滞である「混雑」の場合にはオレンジ色で表示され、激しい渋滞である「渋滞」の場合は赤色で表示される。なお、渋滞表示29は、道路交通情報通信システムセンターから受信するVICS情報や、過去の渋滞状況のデータを統計的に処理して得られた統計交通情報などに基づいて行われる。
目的地情報22には、目的地に関する情報として、目的地の名称である「S遊園地」と、目的地までの距離と、目的地への到着予測時刻とが表されている。誘導交差点情報23には、推奨経路に従って車両が走行するときに曲がるべき交差点(誘導交差点)に関する情報として、誘導交差点の名称と、誘導交差点において車両が曲がるべき方向を示す進行方向指示マークと、誘導交差点までの距離と、誘導交差点の通過予測時刻とが表されている。なお、推奨経路上に誘導交差点が存在しない場合は、周辺施設図において誘導交差点情報が表示されない。
施設情報24〜28には、推奨経路の周辺にある施設の情報がそれぞれ表されている。ここでは、コンビニエンスストアが表示対象の施設種類としてユーザに指定された場合の例を示している。このうち施設情報24、25および27は、推奨経路に沿った場所にあるコンビニエンスストアについての情報を表しており、それ以外の施設情報26および28は、推奨経路に沿った場所にないコンビニエンスストアについての情報を表している。以下、これらの施設情報の内容について詳しく説明する。
推奨経路に沿った場所にあるコンビニエンスストアを対象とする施設情報24、25および27には、コンビニエンスストアの店舗種類ごとに異なる図柄が用いられている施設アイコンと、「Fマート」、「Sショップ」などのコンビニエンスストアの名称と、車両からコンビニエンスストアまでの距離とが表されている。なお、車両からコンビニエンスストアまでの距離ではなく、車両がそのコンビニエンスストアに行くまでにかかる時間を表示するようにしてもよい。または、距離と時間の両方を表示することとしてもよい。各施設アイコンは車両から見て道路のどちら側に位置しているかが分かるように、経路マーク21に対して左右いずれかの側に表示されている。このとき推奨経路に沿った場所に当該施設があることが分かるように、各施設アイコンは経路マーク21に接して表示される。
すなわち、施設情報24により、推奨経路に従って車両が走行すると、車両の現在位置から3km先において、道路に沿って左側に「Fマート」があることが分かる。同様に、施設情報25および27により、4.3km進んだ先には道路に沿って左側に「Sショップ」があり、5.8km進んだ先には道路に沿って右側に「Sショップ」があることが分かる。
一方、推奨経路に沿った場所にないコンビニエンスストアを対象とする施設情報26および28には、上記の各情報に加えてさらに、図2に示すような形状を有する迂回アイコンと、推奨経路からその施設を経由したときにかかる迂回時間とが表されている。なお、迂回アイコンとは、当該施設が推奨経路に沿った場所にはなく、そのため当該施設に行くには推奨経路を迂回する必要があることを表すためのアイコンである。各施設アイコンは前述のように経路マーク21に対して左右いずれかの側に表示されている。このとき推奨経路に沿った場所に当該施設がないことが分かるように、各施設アイコンと経路マーク21の間に迂回アイコンが表示される。
すなわち、施設情報26により、車両の現在位置から5km先にある「Fマート」に行くためには、推奨経路を右側に外れて迂回する必要があり、その迂回によって15分程度の時間が余分にかかることが分かる。同様に、施設情報28により、車両の現在位置から7.2km先にある「Mストア」に行くためには、推奨経路を左側に外れて迂回する必要があり、その迂回によって10分程度の時間が余分にかかることが分かる。
以上説明したような周辺施設図が表示モニタ16において表示されることにより、ユーザは目的地までの間に指定した施設がどこにあるかを知ることができる。そのため、途中でどの施設に立ち寄るかを出発前に検討することができる。さらに、推奨経路沿いにない施設については、その施設に立ち寄る場合と立ち寄らない場合とを比較したときに、旅行計画にどの程度の差が生じるかを知ることができる。
なお、上記においては、コンビニエンスストアが表示対象の施設種類としてユーザに指定された場合に表示される施設情報の例を説明したが、他の施設種類が指定された場合も同じように施設情報を表示することができる。たとえば、レストランやガソリンスタンドについても同様の施設情報を提供することができる。
また、上記の説明では、目的地までの推奨経路を車両の走行経路として周辺施設図を表示する例を説明したが、推奨経路が設定されていなくても、車両が現在走行している道路を車両の走行経路として設定することで、周辺施設図を表示することができる。なお、その場合には、目的地が設定されていないため目的地情報22は表示されない。また、推奨経路が設定されていないことから誘導交差点が存在しないため、誘導交差点情報23も表示されない。
以上説明した周辺施設図を表示するときに制御回路11において実行される処理のフローチャートを図3に示す。ステップS10では、車両の走行経路を設定する。このとき、目的地までの推奨経路が設定されている場合には、その推奨経路を走行経路に設定する。推奨経路が設定されていない場合は、上記のように車両が現在走行している道路を走行経路に設定する。
ステップS20では、ステップS10で設定された走行経路の周辺において施設検索領域の設定を行う。この施設検索領域の設定は、たとえば走行経路から所定距離以内の範囲を施設検索領域として設定することにより行われる。なお、このとき施設検索領域に設定する走行経路からの距離をユーザが指定できるようにしてもよい。これにより、走行経路からの距離が所定の範囲内にある施設が、ステップS40において走行経路の周辺にある施設として検索される。あるいは、走行経路から所定時間以内で到達できる範囲を施設検索領域として設定することとしてもよい。この場合も同様に、施設検索領域に設定する走行経路からの時間をユーザが指定できるようにしてもよい。
ステップS30では、検索対象とする施設ジャンルの選択を行う。ここでは、たとえばコンビニエンスストアやレストラン、ガソリンスタンドなどの施設ジャンルがユーザの操作に応じて選択される。これにより、次のステップS40で検索する施設の種類が選択される。
ステップS40では、ステップS10において設定された走行経路の周辺にある施設の検索を行う。ここでは、ステップS20において設定された施設検索領域にある施設のうち、ステップS30において選択された施設ジャンルに該当する種類の施設を、DVD−ROM19に記録された地図データに基づいて検索する。
ステップS50では、ステップS40において施設が少なくとも一つ以上検索されたか否かを判定する。少なくとも一つ以上の施設が検索された場合は、次のステップS60へ進む。一方、一つも施設が検索されなかった場合はステップS140へ進む。この場合は検索された施設がないため、周辺施設図において施設情報の表示が行われない。
ステップS60では、ステップS40において検索された施設のうちのいずれかを選択する。ここで選択した施設に対して、以下に説明するステップS70〜S120の処理が実行される。
ステップS70では、ステップS60において選択された当該施設についての施設アイコンおよび施設名称の表示を行う。このとき前述のように、施設アイコンについてはその施設の位置に応じて、経路マーク21に対して左右いずれかの側に表示する。次のステップS80では、当該施設が走行経路沿いにあるか否かを判定する。走行経路沿いにない場合はステップS90へ進み、走行経路沿いにある場合はステップS120へ進む。以下、ステップS90へ進んだ場合から先に説明する。
ステップS90では、走行経路から当該施設までの迂回ルートの探索を行う。この迂回ルートは、当該施設を経由地としたときに目的地への到着予測時刻が最も早いルートとして探索することができる。なお、迂回ルートにおいては、走行経路からの離脱地点と走行経路への復帰地点とが一致していなくてもよい。
ステップS100では、ステップS90において探索された迂回ルートを走行したときの迂回時間を算出する。この迂回時間は、迂回ルートを走行したときの目的地への到着予測時刻と、元の走行経路を走行したときの目的地への到着予測時刻との差分として求めることができる。
ステップS110では、当該施設についての迂回アイコン、施設距離および迂回時間の表示を行う。このとき施設距離については、ステップS90において探索された迂回ルートにおける当該施設までの距離が表示され、迂回時間については、ステップS100において算出された迂回時間が表示される。なお迂回アイコンについては、前述のように経路マーク21と施設アイコンの間に表示される。これにより、図2の周辺施設図において、走行経路に沿った場所にない施設についての施設情報26および28が表示される。ステップS110を実行したら、ステップS130へ進む。
一方、ステップS80からステップS120へ進んだ場合、ステップS120では、当該施設についての施設距離を表示する。この施設距離は、ステップS10において設定された走行経路における当該施設までの距離が表示される。これにより、図2の周辺施設図において、走行経路に沿った場所にある施設についての施設情報24、25および27が表示される。ステップS110を実行したら、ステップS130へ進む。
ステップS130では、これまでに実行したステップS60において、検索された施設を全て選択したか否かを判定する。検索された施設の全てを選択し、その各々に対して上記のステップS90〜S110またはS120の処理を実行済みである場合は、ステップS140へ進む。一方、まだ選択していない施設がある場合はステップS60へ戻り、未選択の施設のうちいずれかをステップS60において選択した後、上記のステップS70〜S120において説明したような処理を実行する。
ステップS140では、目的地が設定されているか否かを判定する。目的地が設定されている場合はステップS150へ進み、その目的地についての目的地情報を表示する。これにより、図2の周辺施設図において目的地情報22が表示される。ステップS150を実行したらステップS160へ進む。一方、ステップS140において目的地が設定されていないと判定した場合は、ステップS150を実行せずにステップS160へ進む。この場合、目的地情報22は表示されない。
ステップS160では、ステップS10で設定された走行経路において誘導交差点があるか否かを判定する。誘導交差点がある場合はステップS170へ進み、その誘導交差点についての誘導交差点情報を表示する。これにより、図2の周辺施設図において誘導交差点情報23が表示される。ステップS170を実行したらステップS180へ進む。一方、ステップS160において誘導交差点がないと判定した場合は、ステップS170を実行せずにステップS180へ進む。この場合、誘導交差点情報23は表示されない。
ステップS180では、ステップS10で設定された走行経路において渋滞があるか否かを判定する。前述のようにVICS情報や統計交通情報に基づいて渋滞があると判断される場合はステップS190へ進み、渋滞情報を表示する。これにより、図2の周辺施設図において渋滞表示29が行われる。ステップS190を実行したら、図3のフローチャートを終了する。一方、ステップS180において渋滞がないと判定した場合は、ステップS190を実行せずに図3のフローチャートを終了する。この場合、渋滞表示29は行われない。
以上説明した処理が実行されることにより、図2の周辺施設図が表示モニタ16に表示される。
以上説明した実施の形態によれば、次の作用効果を奏する。
(1)車両の走行経路を設定し(ステップS10)、その走行経路の周辺にある施設を検索する(ステップS40)。こうして検索された施設が走行経路に沿った場所にあるか否かを判定し(ステップS80)、走行経路に沿った場所にない場合、走行経路から当該施設を経由したときの迂回時間を表示モニタ16に表示する(ステップS110)こととした。このようにしたので、経路の周辺において検索された施設について、その施設に立ち寄る場合と立ち寄らない場合とを比較したときに、旅行計画にどの程度の差が生じるかをユーザに分かりやすく知らせることができる。
(2)ステップS110において迂回時間を表示する際、当該施設が走行経路に沿った場所にないことを表す迂回アイコンをさらに表示モニタ16に表示することとした。このようにしたので、当該施設が走行経路に沿った場所にないことをユーザに一目で分からせることができる。
(3)施設の種類を選択し(ステップS30)、走行経路の周辺にある施設のうち選択された種類の施設をステップS40において検索することとした。このようにしたので、ユーザが希望する種類の施設のみを検索対象として、その施設の情報を分かりやすく表示することができる。
(4)ステップS20において、走行経路から所定距離以内の範囲を施設検索領域として設定することにより、ステップS40において走行経路の周辺にある施設を検索する際、走行経路からの距離が所定の範囲内にある施設を走行経路の周辺にある施設として検索することができる。このようにすれば、適切な範囲で施設検索領域を設定して走行経路の周辺にある施設を検索することができる。
なお、検索された施設が走行経路に沿った場所にない場合、ステップS110において迂回時間ではなく迂回距離を表示モニタ16に表示することで、周辺施設図において迂回時間のかわりに迂回距離を示すようにしてもよい。ここでいう迂回距離とは、当該施設に立ち寄ることによって元の走行経路よりも車両が余分に走行しなければならない距離のことである。この迂回距離は、ステップS90で探索された迂回ルートの総距離と、ステップS10で設定された元の走行経路の総距離との差分として求めることができる。このようにしても、上記(1)で説明したのと同様に、経路の周辺において検索された施設について、その施設に立ち寄る場合と立ち寄らない場合とを比較したときに、旅行計画にどの程度の差が生じるかをユーザに分かりやすく知らせることができる。さらに、迂回時間と迂回距離の両方を表示することとしてもよい。すなわち、迂回時間および迂回距離の少なくともいずれか一つを表示する。
また、迂回時間または迂回距離が予め設定された所定のしきい値を超えている施設については、周辺施設図において施設情報の表示対象から除外するようにしてもよい。すなわち、ステップS40で検索された施設であって、走行経路に沿った場所にないとステップS80で判定された施設のうち、迂回時間および迂回距離の少なくともいずれか一つが所定のしきい値以下である施設についてのみ、その迂回時間および迂回距離の少なくともいずれか一つをステップS110において表示モニタ16に表示する。このようにすれば、施設検索領域内にある施設であっても、その施設まで行くのにかなりの遠回りをしなければいけない施設については、表示対象から除外することができる。したがって、立ち寄りやすい施設の情報のみを表示することができる。なお、このときのしきい値をユーザが任意に設定できるようにしてもよい。
上記の実施の形態では、図2のような周辺施設図を表示することにより、走行経路に沿った場所にない施設について走行経路から当該施設を経由したときの迂回時間または迂回距離を表示モニタ16に表示する例を説明した。しかし、これを地図上に表示することとしてもよい。すなわち、走行経路の周辺にある施設を検索し、検索された施設の位置を前述の施設アイコンを用いて地図上に表示する。さらに、走行経路に沿った場所にない施設については、施設アイコンと共に当該施設を経由したときの迂回時間または迂回距離を地図上に表示する。このようにしても、上記(1)で説明したのと同様に、経路の周辺において検索された施設について、その施設に立ち寄る場合と立ち寄らない場合とを比較したときに、旅行計画にどの程度の差が生じるかをユーザに分かりやすく知らせることができる。
以上説明した実施の形態や各種の変形例はあくまで一例であり、発明の特徴が損なわれない限り、本発明はこれらの内容に限定されない。
上記の実施の形態では、特許請求の範囲に記載された各手段を制御回路11の処理によってそれぞれ実現することとした。具体的には、走行経路設定手段をステップS10、選択手段をステップS30、施設検索手段をステップS40、迂回表示手段をステップS110によりそれぞれ実現している。しかし、これはあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記の各実施の形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係には何ら限定も拘束もされない。
本発明の一実施形態によるナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるナビゲーション装置において表示される周辺施設図の例を示す図である。 周辺施設図を表示するときに実行されるフローチャートである。
符号の説明
1 ナビゲーション装置
11 制御回路
12 ROM
13 RAM
14 現在地検出装置
15 画像メモリ
16 表示モニタ
17 入力装置
18 ディスクドライブ
19 DVD−ROM

Claims (5)

  1. 車両の走行経路を設定する走行経路設定手段と、
    前記走行経路設定手段により設定された走行経路の周辺にある施設を検索する施設検索手段と、
    前記施設検索手段により検索された施設が前記走行経路に沿った場所にない場合、前記走行経路から当該施設を経由したときの迂回時間および迂回距離の少なくともいずれか一つを表示モニタに表示する迂回表示手段とを備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1に記載のナビゲーション装置において、
    前記迂回表示手段は、当該施設が走行経路に沿った場所にないことを表す迂回アイコンをさらに前記表示モニタに表示することを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 請求項1または2に記載のナビゲーション装置において、
    施設の種類を選択する選択手段をさらに備え、
    前記施設検索手段は、前記走行経路の周辺にある施設のうち前記選択手段により選択された種類の施設を検索することを特徴とするナビゲーション装置。
  4. 請求項1〜3いずれか一項に記載のナビゲーション装置において、
    前記施設検索手段は、前記走行経路からの距離が所定の範囲内にある施設を前記走行経路の周辺にある施設として検索することを特徴とするナビゲーション装置。
  5. 請求項1〜4いずれか一項に記載のナビゲーション装置において、
    前記迂回表示手段は、前記施設検索手段により検索された施設であって前記走行経路に沿った場所にない施設のうち、前記迂回時間および迂回距離の少なくともいずれか一つが所定のしきい値以下である施設について、その迂回時間および迂回距離の少なくともいずれか一つを前記表示モニタに表示することを特徴とするナビゲーション装置。
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