JP2005055334A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005055334A
JP2005055334A JP2003287439A JP2003287439A JP2005055334A JP 2005055334 A JP2005055334 A JP 2005055334A JP 2003287439 A JP2003287439 A JP 2003287439A JP 2003287439 A JP2003287439 A JP 2003287439A JP 2005055334 A JP2005055334 A JP 2005055334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
display
facility
genre
facilities
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003287439A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4120525B2 (ja
Inventor
Kazumi Hayashi
和美 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2003287439A priority Critical patent/JP4120525B2/ja
Publication of JP2005055334A publication Critical patent/JP2005055334A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4120525B2 publication Critical patent/JP4120525B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)

Abstract

【課題】 カーナビゲーション装置において、到着したい時間に基づいてジャンル内の施設の選択を行えるようにする。
【解決手段】 カーナビゲーション装置1が、ユーザによる施設のジャンルの入力を受け付け(ステップ215)、ユーザによる指定時の入力を受け付ける(ステップ220、225、230)、受け付けたジャンルに属する複数の施設のそれぞれに対する到達予定時を算出し(ステップ240)、それぞれの到達予定時と指定時との時差に基づいた並びで、複数の施設の情報を並べて表示する(ステップ245〜296)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ジャンル内の施設を到着したい時刻に基づいて表示するナビゲーション装置に関するものである。
従来、カーナビゲーション装置において、目的とするジャンルに属する施設のうちから最適なものを選んで、その施設に対するルート設定を行って表示する技術が開示されている。例えば、特許文献1では、カーナビゲーション装置を搭載した車両が設定したルートを外れた場合に、当初の目的地と類似の目的地とのルート検索を行い、時間的または距離的に最も近い方を選択し、その選択された目的地への効率的なルート検索、設定を行っている。
なお、ジャンルとは、施設または地点の分類区分のことであり、区分の例としては、レストラン、カー用品店、ゴルフ場、ホテル、銀行等が挙げられる。
特開2002−48577号公報
しかし、このような技術では、時間的または距離的に近いものを選択してしまうため、例えば昼食を正午頃に取りたいので、その時期に車両が通過すると予想されるレストランを探したい場合等、到着したい時間に基づく施設の選択を乗員が行うことができない。
本発明は上記点に鑑みて、ナビゲーション装置において、到着したい時間に基づいてジャンル内の施設の選択を行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、ユーザによる施設のジャンルの入力を受け付けるジャンル受付手段(215)と、ユーザによる指定時の入力を受け付ける指定時受付手段(220、225、230)と、前記ジャンル受付手段が受け付けたジャンルに属する複数の施設のそれぞれに対する到達予定時を算出する算出手段(240)と、前記算出手段が算出したそれぞれの到達予定時と前記指定時受付手段が受け付けた前記指定時との時差に基づいた並びで、前記複数の施設の情報を並べて表示手段に表示させる施設表示制御手段(245〜296)と、を備えたナビゲーション装置である。
これによって、ユーザが到着したい時間を指定時として指定時受付手段に入力し、また所望のジャンルをジャンル受付手段に入力することで、算出手段が、ユーザの入力したジャンルに属する複数の施設のそれぞれに対する到達予定時を算出し、施設表示手段が、算出手段が算出した到達予定時のそれぞれとユーザの入力した指定時との時差に基づいた並びで、複数の施設の情報を並べて表示手段に表示させるので、ナビゲーション装置において、この表示を確認したユーザが、到着したい時間に基づいてジャンル内の施設の選択を行える。
なお、到達時刻とは、通過時刻、到着時刻を含む概念である。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、前記施設表示制御手段は、前記それぞれの時差が少ない順に、前記複数の施設の情報を並べて表示手段に表示させることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のナビゲーション装置において、前記施設表示制御手段は、前記それぞれの時差のうち最も時差が少ないものに対応する施設が表示の中心となるような並びで、前記複数の施設の情報を並べて表示手段に表示させることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1つに記載のナビゲーション装置において、前記施設表示手段は、前記それぞれの時差のうち最も時差が少ないものに対応する施設の情報を前記表示手段に強調表示させることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1つに記載のナビゲーション装置において、前記ジャンル受付手段は、複数のジャンルの入力を受け付け、前記算出手段は、前記ジャンル受付手段が受け付けた複数のジャンルの1つまたは複数に属する複数の施設のそれぞれに対する到達予定時を算出することを特徴とする。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態に係るカーナビゲーション装置1の構成を示す。カーナビゲーション装置1は、表示部21、地図データ入力器22、操作スイッチ群23、記憶部24、および制御部25から構成され、位置検出器2と接続されている。
位置検出器2は、車両の向きを特定する地磁気センサおよびジャイロセンサ、車速センサ、GPS(Global Positioning System)受信機、無線LAN、W−CDMA、PDC、PHS、BluetoothやIrDAなどのワイヤレス通信機能を用いた位置検出システム用受信装置等から成る。車速センサは、車両のエンジンECUから車速パルス信号を受信して制御部25に出力する。GPS受信機は、GPS衛星からの信号に基づいて車両の現在位置を測定し、その現在位置情報を制御部25に出力する。
記憶部24は、図示しないRAM、ROM、フラッシュメモリ等から成る。
表示手段としての表示部21は、地図、文字、画像等を表示する液晶ディスプレイ、音声出力のためのスピーカ等により構成される。
地図データ入力器22は、例えばCD−ROM、DVD−ROMやHDD(ハードディスクドライブ)、フラッシュメモリ等の記録媒体を読み取る装置で構成されており、そのDVD−ROMやHDDに保存される地図データ、マップマッチング用データ、施設情報その他のデータを、制御部25からの読み出し要求に基づいて制御部25に出力するようになっている。施設情報とは、地図中の地点にある特定のホテル、銀行、コンビニエンスストア、観光スポット等の施設についての施設の名称、所在地点、電話番号、その施設の属するジャンル等の情報である。
操作スイッチ群23は、表示部21の表示面の上面に重なって設けられたタッチパネル26、表示部21の周辺部に設けられた押しボタン27等から構成され、ユーザの入力に基づいた信号を制御部25に出力するようになっている。タッチパネル26は、その入力面に人間の手やペンが触れると、触れた位置の座標を示す信号を制御部25に出力する。
制御部25は、カーナビゲーション装置1の作動全般の制御を行う。この制御部25はCPUから成り、記憶部24のROMに記録されたプログラムを読み出して実行し、必要に応じて記憶部24のRAMおよびフラッシュメモリに対して情報の書き込み・読み出し制御を行い、また位置検出器2、表示部21、操作スイッチ群23とデータの授受を行う。また制御部25は、地図データ入力器22に読み出し要求を出力し、地図データ入力器22からこの要求に基づいたデータの入力を受けることで、地図データ、施設情報その他のデータを読み出す。制御部25の動作の代表的なものとしては、当該車両の現在位置情報、地図データ、あるいは図示しないVICSセンサ等からの交通状況データの入力に基づき、設定された目的地への基本ルート、または基本ルートの次候補、次々候補としてのサブルートをダイクストラ法等によって検索する動作がある。
また制御部25は、カーナビゲーション装置1の作動中には位置検出器2から取得した情報に基づいて自車の現在位置を特定し、この現在位置、および地図データを用いて、現在位置周辺の地図に現在位置をプロットした地図を表示させるよう、映像データを表示部21に出力する。なおこの際、目的地が設定されていれば、制御部25は更に検索された基本ルート、あるいはそれに加えてサブルートを地図上に表示させて経路案内を行う。
上記のようなハードウェア構成となっている本実施形態のカーナビゲーション装置1は、表示部21に基本ルート、サブルートを表示するとき、ユーザが操作スイッチ群23を操作して所望のジャンル、および指定時刻または指定時間(指定時と総称する)を入力すると、そのジャンルに属する施設のロゴマーク等の情報を表示部21に並べて表示する。また、その表示の並びは、当該基本ルート、サブルートを通過する場合のそれぞれの施設の通過予定時の順、あるいはその通過予定時が指定時に最も近いものの順となっている。
この表示のために制御部25が行う処理を図2に示す。この処理は、制御部25が行う他の処理と並行して実行されるものであり、ユーザが操作スイッチ群23に対して所定の操作を行い、それに基づく信号が操作スイッチ群23から制御部25に出力されることで開始される。
まず、ステップ205で、目的地を設定する。具体的には、目的とする施設や地点の名称または所在地の入力をユーザに促す表示を表示部21に行わせ、操作スイッチ群23のタッチパネルによる地図上の一点のタッチや、施設や地点を特定するためのボタンの押下によって制御部25に出力された信号に基づいて目的地を特定する。
次にステップ210で、当該目的地への上記した基本ルートの計算・設定を行う。
次にステップ215で、ユーザによる施設のジャンルの入力を受け付けるためのジャンル設定処理を行う。具体的には、予め記憶部24のフラッシュメモリ、または地図データ入力器22から読み取ることのできるDVD−ROM、HDD等に記録されたジャンルのリストを読み出し、その内容を表示部21にリスト表示させることで、ユーザにジャンルの選択を促す。そしてユーザのジャンルの選択操作による信号を操作スイッチ群23から受け、その信号に基づいてジャンルを特定する。
次にステップ220で、入力方法が時刻入力、時間入力のいずれに設定されているかを判定する。本明細書においては、時刻入力とは、例えば12時30分等の絶対的な時刻を入力することをいい、時間入力とは、例えば現在から1時間後等の、相対的な時間を入力することをいう。この設定は、予めデフォルト値として記憶部24のフラッシュメモリ等に記録されている。
時刻入力に設定されている場合、処理はステップ225に進み、時間入力に設定されている場合、処理はステップ230に進み、それぞれのステップで、ユーザに時刻または時間の入力を促す表示を表示部21に行わせ、操作スイッチ群23から入力された指定時によって時刻または時間を特定する。
ステップ225または230の後、処理はステップ235に進み、上記した目的地への基本ルート・サブルートの計算、あるいは再計算を行う。
そしてステップ240では、受け付けたジャンルに属する複数の施設のそれぞれに対する到達予定時を算出する。具体的には、上記特定したジャンルに属する施設のうち、基本ルートおよびサブルート上にある施設の情報を地図データ入力器22から読み出し、それら個々についての通過予定時刻を算出する。
通過予定時刻の算出は、車速、および現在地から各施設までの距離に基づいて行う。具体的には、位置検出器2の車速センサから入力された車速パルス信号に基づいて現在の車速を特定し、また現在から一定時間(例えば10分)前までの間に特定した車速の平均値を算出し、また位置検出器2によって特定した現在地と各施設までの距離を施設情報に基づいて算出し、この各施設までの距離を車速の平均値で割ることによって通過予定時刻を算出する。
次にステップ245で、ステップ225または230で特定した指定時から、その指定時の示す時刻を導き、その時刻と、ステップ240で特定した各施設の通過予定時刻との時差を計算する。
次にステップ250で、一覧表示モードが通過時刻表示、ランキング表示のいずれに設定されているかを判定する。通過時刻表示とは、通過予定時が早い順に、そしてそれぞれの時差のうち最も時差が少ないものに対応する施設が表示の中心となるような並びで、上記した複数の施設を表示する方法である。またランキング表示とは、それぞれの時差(絶対値)が少ない順に、前記複数の施設の情報を並べて表示する方法である。この設定は予めデフォルト値として記憶部24のフラッシュメモリ等に記録されている。
通過時刻表示に設定されている場合、処理はステップ265に進み、ランキング表示に設定されている場合、処理はステップ275に進む。
ステップ265では、時間表示方法が時刻表示、所要時間表示、時間差表示のいずれに設定されているかを判定する。時刻表示とは、各施設の施設情報と共に、その施設を通過する時刻を表示する方法である。所要時間表示とは、各施設の施設情報と共に、その施設を通過するのに現在からかかる所要時間を表示する方法である。時間差表示とは、各施設の施設情報と共に、ステップ245で算出した、その施設を通過する時刻と指定時との時差を表示する方法である。この設定は予めデフォルト値として記憶部24のフラッシュメモリ等に記録されている。
時刻表示に設定されている場合、処理はステップ282に進み、所要時間表示に設定されている場合、処理はステップ284に進み、時間差表示に設定されている場合、処理はステップ286に進む。
ステップ275では、ステップ265と同様、時間表示方法が時刻表示、所要時間表示、時間差表示のいずれに設定されているかを判定し、時刻表示に設定されている場合、処理はステップ292に進み、所要時間表示に設定されている場合、処理はステップ294に進み、時間差表示に設定されている場合、処理はステップ296に進む。
ステップ282、284、286、292、294、296では、表示部21にそれぞれの場合に応じた表示をさせる。これらの表示をさせるステップにおける画面表示内容と、ステップ250、265、270の処理で判定した設定内容との関係を表したものが図3である。なお、図3中A−1、A−2、A−3、B−1、B−2、およびB−3の表記は、それぞれの場合がステップ282、284、286、292、294、および296の表示処理に対応していることを示すものである。例えば、設定が時間差表示の通過時刻表示モードである場合(A−2)、ステップ284の処理による表示が行われ、設定が時刻表示のランキング表示モードの場合(B−1)、ステップ292の処理による表示が行われる。
そして、282、284、286、292、294、または296の後、処理はステップ235に戻る。
ステップ282〜296のそれぞれに対応する画面表示例を、それぞれ図4〜9に示す。図4は、ステップ282の処理による表示例であり、表示部21の表示面41の左側には、地図表示部42があり、この地図表示部42に、車両の現在位置を示すマーク47、実線の矢印で示される基本ルート48、点線の矢印で示されるサブルート49、50、ステップ215で選択されたジャンルに属し、かつ基本ルート48、サブルート49、50上にあるA施設51、B施設52、C施設53、D施設54、およびE施設55が表示されている。
また表示画面41の右側には、上記した各施設51〜55についてのロゴマーク(図中では文字A、B、C、D、Eで代用)がリスト表示部43に表示されている。このロゴマークのリスト表示の並びは、下から通過予定時が早い順に、そしてそれぞれの時差のうち指定時表示部45に示す指定時刻との時差(絶対値)が最も少ないものに対応する施設が表示の中心となるようになっている。なお、地図表示部42中の各施設51〜55と、リスト表示部43中の各施設表示とは、同じ施設については同じ色彩が付されることで、それぞれの対応関係を把握できるようになっている。
またリスト表示部43の右側には、車両の各施設の通過予定時を示す通過時表示部44が表示されている。表示されるそれぞれの通過予定時刻は、左側のリスト表示部43の並びと同一並びで、各施設51〜55に対応している。
また、指定時表示部45にはステップ225または230で特定された指定時刻または指定時間が表示され、ジャンル表示部46にはステップ215で特定されたジャンルの名称が表示されている。
図5は、ステップ284の処理による表示例であり、図4とは通過時表示部44の表示が異なっている。すなわち、通過時表示部44にはそれぞれの施設を通過するまでの所要時間が表示されている。
図6は、ステップ286の処理による表示例であり、図4とは通過時表示部44の表示が異なっている。すなわち、通過時表示部44にはそれぞれの施設を通過する時刻と設定時刻の時差、より具体的にはそれぞれの施設を通過する時刻から設定時刻を減算した値が表示されている。
図7は、ステップ292の処理による表示例であり、図4とはリスト表示部43の表示が異なっている。すなわち、このロゴマークのリスト表示の並びは、上から指定時との時差(絶対値)が最も少ない順になっている。
図8は、ステップ294の処理による表示例であり、図7とは通過時表示部44の表示が異なっている。すなわち、通過時表示部44にはそれぞれの施設を通過するまでの所要時間が表示されている。
図9は、ステップ296の処理による表示例であり、図7とは通過時表示部44の表示が異なっている。すなわち、それぞれの施設を通過する時刻から設定時刻を減算した値が表示されている。
なお、ステップ282〜296の表示処理において、図10、図11の表示画面例に示すように、リスト表示部43および通過時表示部44において、指定時との時差(絶対値)が最も少ない施設の情報を他よりも大きく表示する等、当該施設情報の強調表示を表示部21に行わせるようになっていてもよい。図10は、ステップ282によって表示される画面の一例であり、図11は、ステップ292によって表示される画面の一例である。このように強調表示を行う場合は、例えばステップ282〜286の通過時刻表示の処理の場合には、必ずしもそれぞれの施設のうち最も時差が少ないものを厳密な表示の中心とする必要はなく、例えば指定時刻から15分遅れの施設が基本ルート・サブルート上にあれば、その施設をリスト表示部43、通過時表示部44の上端部に表示し、他の施設を一段下にずらす等、リストの並びが上下にずれていても、ユーザにとっての最適な施設の認知という点では問題がない。なお、強調表示としては、大きさ、色彩、形状等を特徴的なものにすることが考えられる。
また、超過許可時間という値が予めデフォルト値として記憶部24のフラッシュメモリ等に記録されており、この指定時刻に超過許可時間を加算したものより通過予定時が遅いとされる施設については、その施設の情報の表示を行わせないようにしてもよい。このようにすることで、サブルートを極端に大回りする情報等、ユーザの要請から大きく外れるような情報の表示を除外することができる。なお、このような場合、図12のように超過許可時間を表示部21に表示させるようにしてもよい。
また、ステップ235〜296の繰り返し処理中、渋滞等の交通状況の変化により、最適な施設、すなわち通過予想時と指定時との時差(絶対値)が最も小さい施設が変更となった場合は、新たな最適な施設のあるルートを基本ルートに変更して表示させるようにしてもよい。図13は、このような場合の画面表示の一例を示すものである。当初図13中左側のような表示が行われており、その後渋滞によって移動が予定よりも15分遅れとなった場合、当初とは異なる施設が新たな最適の施設となり、その施設のルートが基本ルートとして実線表示され、当初基本ルートとして実線表示されていたものは、サブルートとして点線表示されるようになる。なお、表示の条件が変化したため、新たにF施設56が表示されるようになる。
以上のような動作のルート上サブ目的地表示処理によって、ユーザが所望のジャンルの入力を受け(ステップ215)、また到着したい指定時の入力を受け(ステップ220、225、230)、また、ユーザの入力したジャンルに属する複数の施設のそれぞれに対する通過予定時を算出し(ステップ240)、算出した到達予定時のそれぞれとユーザの入力した指定時との時差に基づいた並びで、複数の施設の情報を並べて表示手段に表示させる(ステップ250〜296)。従って、ナビゲーション装置1において、この表示を確認したユーザが、到着したい時間に基づいてジャンル内の施設の選択を行える。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態が第1実施形態と異なるのは、制御部25は基本ルート上の当該ジャンルに属する施設の情報を表示部21に表示し、サブルート上の施設の情報は表示部21に表示させないことと、それに伴い、図2のステップ282〜296において、地図表示部42では基本ルート48上のA施設51、B施設52、C施設53、D施設54、E施設55がマーク47と共に表示される。図14に、本実施形態のステップ282の処理による表示部21の表示例を示す。
本実施形態においても、以上のような動作のルート上サブ目的地表示処理によって、ユーザが所望のジャンルの入力を受け(ステップ215)、また到着したい指定時の入力を受け(ステップ220、225、230)、また、ユーザの入力したジャンルに属する複数の施設のそれぞれに対する通過予定時を算出し(ステップ240)、算出した到達予定時のそれぞれとユーザの入力した指定時との時差に基づいた並びで、複数の施設の情報を並べて表示手段に表示させる(ステップ250〜296)。従って、ナビゲーション装置1において、この表示を確認したユーザが、到着したい時間に基づいてジャンル内の施設の選択を行える。
(第3実施形態)
以下、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態が第1実施形態と異なるのは、第1実施形態は設定された基本ルート、サブルート上で指定されたジャンルに属する施設を表示させるようになっているのに対し、本実施形態では、制御部25は、ルートが設定されていない状態でユーザからジャンルおよび指定時の入力を操作スイッチ群23を介して受けるようになっていることである。これは、例えばユーザが特に目的地があるわけではないが、特定の時間帯に食事を取りたい等の要請がある場合を想定した実施形態である。
本実施形態の制御部25のルート上サブ目的地表示処理は、図2からステップ205、210を取り除いたものになる。
このようになっていることで、制御部25は、ステップ215、220、225、および230で特定したジャンル、指定時にもとづいて、ステップ235で任意のルート上の当該ジャンルに属する施設の情報を地図データ入力器22から読み出し、それぞれの施設へのルートを計算する。そしてステップ240で、そのルートに基づいて当該施設への通過予想時間を算出する。
図15は、本実施形態において制御部25がステップ282で表示部21に表示させる画面の一例である。ステップ282〜296においては、地図表示部42ではA施設51、B施設52、C施設53、D施設54、E施設55、これらの施設へのルート、およびマーク47が表示される。
本実施形態においても、以上のような動作のルート上サブ目的地表示処理によって、ユーザが所望のジャンルの入力を受け(ステップ215)、また到着したい指定時の入力を受け(ステップ220、225、230)、また、ユーザの入力したジャンルに属する複数の施設のそれぞれに対する通過予定時を算出し(ステップ240)、算出した到達予定時のそれぞれとユーザの入力した指定時との時差に基づいた並びで、複数の施設の情報を並べて表示手段に表示させる(ステップ250〜296)。従って、ナビゲーション装置1において、この表示を確認したユーザが、到着したい時間に基づいてジャンル内の施設の選択を行える。
(他の実施形態)
なお、上記した実施形態においては、制御部25が表示部21にリスト表示させる施設情報は、その施設のロゴマークであったが、表示はロゴマークでなくその施設の名称でもよいし、ロゴマークと名称を同時に表示させてもよい。上記のいずれによって施設情報を表示させるかについての設定は、予めデフォルト値として記憶部24のフラッシュメモリ等に記録されていてもよいし、図2に示した処理中にユーザが入力することによって設定・変更されてもよい。
また、図2のステップ215で判定する入力方法、ステップ250で判定する一覧表示モード、ステップ265、275で判定する時間表示方法、および上記した名称、ロゴマーク等の施設情報表示の方法は、予め設定されていてもよいし、またこの設定値は図2の処理中にユーザの操作スイッチ群23の操作によって変更できるようにしてもよい。これは、例えば制御部25が操作スイッチ群23の特定の押しボタン、あるいは表示画面中のボタンを「設定ボタン」として特定し、それをユーザが操作スイッチ群23の操作によって押下、あるいは指定することによって、当該設定の変更処理を制御部25が開始し、その処理中に操作スイッチ群23からの入力に基づいて当該設定値を変更するようになっていてもよい。
なお、ステップ215でユーザが入力するジャンルが複数であって、制御部25はその複数のジャンルのいずれか1つまたは複数に属する地点のリストを表示部21に表示させるようになっていてもよい。例えば、特定の立ち寄りたいジャンルは無いが、目標地点に到着するまでに時間を潰したいという場合などは、書店とレストランの両方をジャンルとして選択すれば、その2つのジャンルのいずれか一方あるいは両方に属する地点のリストが表時されるようになっていてもよい。このようにすることで、複数のジャンルの施設情報を同時にリスト表示することができる。
また、ジャンルの指定の際に、そのジャンルを更に絞り込むようにしてもよい。例えば、レストランのジャンルの中でも、特定のファストフード店は除外したい、あるいは特定のファミリーレストランのみを表示対象としたい旨の入力を操作スイッチ群23に対してユーザが行うと、制御部25はその旨に従って表示部21に表示させるようになっていてもよい。あるいは、特定のジャンルでも、道路の右側にある施設は除外して、道路の左側にある施設の情報だけ表示したい旨の入力を操作スイッチ群23に対してユーザが行うと、制御部25はその旨に従って表示部21に道路の左側にある施設の情報のみを表示させるようになっていてもよい。
また、地図表示部42と通過時表示部44との間の施設の対応は、色分けによるものでなくとも、対応する地図上の地点と通過時表示部44の表示とを点線で繋ぐ等によって行ってもよい。
本発明の第1実施形態に係るカーナビゲーション装置1の構成を示す図である。 制御部25の、ルート上サブ目的地表示のための処理のフローチャートである。 設定と画面表示内容との関係を示す図表である。 ステップ282の処理に対応する画面表示例の図である。 ステップ284の処理に対応する画面表示例の図である。 ステップ286の処理に対応する画面表示例の図である。 ステップ292の処理に対応する画面表示例の図である。 ステップ294の処理に対応する画面表示例の図である。 ステップ296の処理に対応する画面表示例の図である。 強調表示を行う場合のステップ282の処理に対応する画面表示例の図である。 強調表示を行う場合のステップ292の処理に対応する画面表示例の図である。 超過許可時間を表示させる場合のステップ292の処理に対応する画面表示例の図である。 基本ルート、サブルートが変更になる場合の画面表示例の図である。 第2実施形態のステップ282の処理による画面表示例の図である。 第3実施形態のステップ282の処理による画面表示例の図である。
符号の説明
1…カーナビゲーション装置、2…位置検出器、21…表示部、
22…地図データ入力器、23…操作スイッチ群、24…記憶部、
25…制御部、26…タッチパネル、27…押しボタン、41…表示画面、
42…地図表示部、43…リスト表示部、44…通過時表示部、
45…指定時表示部、46…ジャンル表示部、47…マーク、
48…基本ルート、49、50…サブルート、51〜56…施設。

Claims (5)

  1. ユーザによる施設のジャンルの入力を受け付けるジャンル受付手段(215)と、
    ユーザによる指定時の入力を受け付ける指定時受付手段(220、225、230)と、
    前記ジャンル受付手段が受け付けたジャンルに属する複数の施設のそれぞれに対する到達予定時を算出する算出手段(240)と、
    前記算出手段が算出したそれぞれの到達予定時と前記指定時受付手段が受け付けた前記指定時との時差に基づいた並びで、前記複数の施設の情報を並べて表示手段に表示させる施設表示制御手段(245〜296)と、を備えたナビゲーション装置。
  2. 前記施設表示制御手段は、前記それぞれの時差が少ない順に、前記複数の施設の情報を並べて表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記施設表示制御手段は、前記それぞれの時差のうち最も時差が少ないものに対応する施設が表示の中心となるような並びで、前記複数の施設の情報を並べて表示手段に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記施設表示手段は、前記それぞれの時差のうち最も時差が少ないものに対応する施設の情報を前記表示手段に強調表示させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のナビゲーション装置。
  5. 前記ジャンル受付手段は、複数のジャンルの入力を受け付け、
    前記算出手段は、前記ジャンル受付手段が受け付けた複数のジャンルの1つまたは複数に属する複数の施設のそれぞれに対する到達予定時を算出することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のナビゲーション装置。
JP2003287439A 2003-08-06 2003-08-06 ナビゲーション装置 Expired - Fee Related JP4120525B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003287439A JP4120525B2 (ja) 2003-08-06 2003-08-06 ナビゲーション装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003287439A JP4120525B2 (ja) 2003-08-06 2003-08-06 ナビゲーション装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005055334A true JP2005055334A (ja) 2005-03-03
JP4120525B2 JP4120525B2 (ja) 2008-07-16

Family

ID=34366415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003287439A Expired - Fee Related JP4120525B2 (ja) 2003-08-06 2003-08-06 ナビゲーション装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4120525B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006184096A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置
JP2006313156A (ja) * 2005-05-06 2006-11-16 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置及びその情報検索方法
JP2006330097A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Pioneer Electronic Corp 情報処理装置、そのシステム、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体
JP2006338375A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Nec Access Technica Ltd 移動体固定地点間情報処理システムおよび移動体固定地点間情報処理方法
JP2008045967A (ja) * 2006-08-14 2008-02-28 Xanavi Informatics Corp ナビゲーション装置
JP2008051537A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Xanavi Informatics Corp ナビゲーション装置
JP2009257991A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Denso Corp カーナビゲーションシステム
JP2009281814A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Denso Corp ナビゲーション装置およびナビゲーション装置用のプログラム
JP2013064755A (ja) * 2012-12-18 2013-04-11 Denso Corp ナビゲーション装置およびナビゲーション装置用のプログラム
JP2017146234A (ja) * 2016-02-18 2017-08-24 クラリオン株式会社 ナビゲーション装置
JP2018155519A (ja) * 2017-03-15 2018-10-04 富士通株式会社 表示制御プログラム、旅行プラン編集プログラム、表示制御方法および情報処理装置
KR102100594B1 (ko) * 2019-10-08 2020-05-15 천지애 도착시간 기반의 이동 경로 생성 장치 및 방법

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006184096A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置
JP2006313156A (ja) * 2005-05-06 2006-11-16 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置及びその情報検索方法
JP2006330097A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Pioneer Electronic Corp 情報処理装置、そのシステム、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体
JP2006338375A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Nec Access Technica Ltd 移動体固定地点間情報処理システムおよび移動体固定地点間情報処理方法
JP2008045967A (ja) * 2006-08-14 2008-02-28 Xanavi Informatics Corp ナビゲーション装置
JP2008051537A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Xanavi Informatics Corp ナビゲーション装置
JP2009257991A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Denso Corp カーナビゲーションシステム
JP2009281814A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Denso Corp ナビゲーション装置およびナビゲーション装置用のプログラム
JP2013064755A (ja) * 2012-12-18 2013-04-11 Denso Corp ナビゲーション装置およびナビゲーション装置用のプログラム
JP2017146234A (ja) * 2016-02-18 2017-08-24 クラリオン株式会社 ナビゲーション装置
JP2018155519A (ja) * 2017-03-15 2018-10-04 富士通株式会社 表示制御プログラム、旅行プラン編集プログラム、表示制御方法および情報処理装置
KR102100594B1 (ko) * 2019-10-08 2020-05-15 천지애 도착시간 기반의 이동 경로 생성 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4120525B2 (ja) 2008-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6999875B2 (en) Display method and apparatus for navigation system
US6278940B1 (en) Input method for selecting destination, navigation system using the same, and information storage medium for use therewith
US20100268449A1 (en) Route planning apparatus and method for navigation system
JP2007240400A (ja) ナビゲーション装置および複数経路融合方法
JP4974217B2 (ja) ナビゲーション装置
JP4375455B2 (ja) ナビゲーション装置、及びナビゲーション用プログラム
JP2010060325A (ja) 車両用ナビゲーション装置
JP4043259B2 (ja) 情報処理装置
JP4682732B2 (ja) ナビゲーション装置
JP4120525B2 (ja) ナビゲーション装置
JPWO2008081521A1 (ja) 検索装置、検索方法、検索プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP4894336B2 (ja) 交差点検索装置および交差点検索方法
JP2008216081A (ja) ナビゲーション装置およびフリーウェイ検索方法
JP2006201072A (ja) ナビゲーション装置
JP2010281770A (ja) ナビゲーション装置およびアイコン表示方法
JP4667209B2 (ja) ナビゲーション装置および探索条件設定方法
WO2010061545A1 (ja) 施設検索装置
JP2002116040A (ja) ナビゲーション装置
JP3850613B2 (ja) ナビゲーション装置
JP2008052077A (ja) ナビゲーション装置および行き先検索方法
JP2009008654A (ja) 施設検索装置
JP2002116044A (ja) ナビゲーション装置
JP2007003602A (ja) 音声認識装置及びこれを備えた車両用走行誘導装置
JP2005055259A (ja) ナビゲーション装置、施設リスト表示方法及びプログラム
JP5920072B2 (ja) 検索装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080414

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130509

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140509

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees