JP2007171641A - 電子地図機能を備えた端末装置、電子地図のヒストリを作成する方法、プログラム及びプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電子地図機能を備えた端末装置、電子地図のヒストリを作成する方法、プログラム及びプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】優先度の高いログを確実に記録した上でヒストリとして記録されるログの数を低減し、ユーザが過去の処理状態を復元しようとする場合の利便性の向上を図る。
【解決手段】ユーザ操作に応じて電子地図を読み出して表示する携帯型電子ハザードマップ実行プログラム41を備えた携帯端末において、ユーザ操作に応じて上記携帯型電子ハザードマップ実行プログラム41の内部状態に変化が生じるごとに、状態変化後の内部状態を表す情報、内部状態の変化量重み及び時間間隔重みをそれぞれ状態ログテーブル321に書き込むと共に、ヒストリ呼出プログラム422の呼出操作に応じて経過時間重みを状態ログテーブル321に書き込む。そして、上記各重みをもとに得点を計算してしきい値と比較し、得点がしきい値を超えるログ情報を保存対象として抽出してこれをそのネーミング情報と共にヒストリテーブル322に保存するようにしたものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えばパーソナル・コンピュータや携帯端末、カーナビゲーション機器のように電子地図機能を備えた端末装置と、電子地図のヒストリを作成する方法、プログラム及びプログラムを記録した記録媒体に関する。
近年、多くのソフトウエアはその種類を問わず、実行環境において内部状態のログを時系列的に記録してこれをヒストリとして管理する機能を備えている。この種のヒストリ管理機能を備えていると、処理に分岐があったときや誤った処理を行ってしまった場合に、過去の任意の処理状態まで簡単に戻ることができ、大変便利である(非特許文献1を参照。)。
「COREL PHOTO−PAINT9 ユーザガイド」pp.52−54
ところが、一般にヒストリ管理機能は、内部処理状態のログを単純に時系列に従って記録するだけである。このため、ユーザにとっては必要のないログまでヒストリとして記録されてしまうことから、ヒストリは多くの不要なログを保持することになる。しかも、一般にヒストリ機能は、過去の処理状態を再現する際にログを時系列に従い順に読み出す機能を有している。したがって、ヒストリとして多くの不要なログが記録されていると、過去の再現対象の処理状態が読み出されるまでにユーザは多くの操作を繰り返さなければならず、ユーザにとっては操作上の負担が大きかった。
例えば、電子地図機能を実現するソフトウエアにおいては、ユーザは従前に表示された地図のページ又は部分図を再度表示させる操作や、表示された部分図間を結ぶ経路を表示させる操作、特定の地点を基点として施設や店舗、公園等の様々な付属情報や項目を閲覧する操作を行うことが多いため、ヒストリ機能を備えることはきわめて有用である。
しかし、その一方で地図等の閲覧操作はスクロール等の単純な操作の繰り返しが多く、各々の操作には意味的重要性が少ない。このため、ヒストリとしての価値は、その操作の時間的関係や表示された地図データから類推できることに止まる。また、電子地図ソフトウエアの実行環境によっては、リソースの関係から、ヒストリの管理処理に必要な中央処理ユニット(CPU)の処理負荷が多大な負担になる場合がある。
特に、電子地図ソフトウエアを例えば災害用の電子ハザードマップとして携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末に備えた場合には、さらに次のような問題が生じる。すなわち、携帯端末の表示部はパーソナル・コンピュータやテレビジョン受信機等に比べ表示サイズが格段に小さい。このため、表示部に地図を表示させる場合にはその一部しか表示されないため、地図の隠れた部位を表示させようとするとユーザは地図の表示位置の移動操作を頻繁に行うことになる。
また、表示画面サイズや入力キーの数の制約を補うために、携帯端末用の電子地図ソフトウエアにはメニュー表示機能等の各種付加機能が設けられることがある。しかしながら、このような付加機能を使用するためにはその都度操作が必要となる。すなわち、携帯端末において電子地図ソフトウエアを使用する場合には操作数がさらに多くなり、それに伴い処理状態が頻繁に変化してヒストリとして記録されるログの数が増大する。このヒストリとして記録されるログの増大は、パーソナル・コンピュータ等に比べCPUの処理能力が限られる携帯端末にあっては非常に好ましくない。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、優先度の高いログを確実に記録した上でヒストリとして記録されるログの数を削減し、これによりユーザが過去の処理状態を復元しようとする場合の利便性の向上を図った電子地図機能を備えた端末装置、電子地図のヒストリを作成する方法、プログラム及びプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明は、ユーザ操作に応じて地図情報を読み出して提示する電子地図機能を備えた端末装置にあって、ユーザ操作に応じて上記電子地図機能の内部状態が変化するごとにその変化後の内部状態を表すログ情報を生成すると共に、上記内部状態の変化状態に応じた評価値を生成する。そして、この評価値に基づいて上記生成されたログ情報を保存対象とするか否かを判定し、保存対象と判定されたログ情報をヒストリとして保存するようにしたものである。
したがってこの発明によれば、ログ情報ごとに変化状態に応じた評価値が生成され、この評価値をもとに当該ログ情報が保存対象か否かが判定されて、保存対象と判定されたログ情報のみヒストリに記録される。このため、ヒストリには、電子地図機能の内部情報の変化のうち特徴的な変化を表すログ情報のみが保存されることになり、すべてのログ情報を記録する場合に比べてヒストリの情報量を縮小することができる。その結果、ヒストリを参照して過去の内部状態を再現する場合に、少ない操作で所望の内部状態を再現することが可能となり、これによりユーザの操作性を大幅に改善することができる。
また、この発明は以下のような種々の具体的構成を備えることを特徴とする。
第1の構成は、評価値を生成する際に、電子地図機能の内部状態の変化量に応じた第1の重み情報を生成し、この第1の重み情報を評価値とするものである。
このようにすると、例えば地図のスクロール操作等のように内部状態の変化が小さい操作に伴うログ情報はヒストリとして保存されない。これに対し、地図のページめくり操作や地図上の任意の地点に関連する付属情報の閲覧操作等のように内部状態の変化量の大きな操作に伴うログ情報が、ヒストリとして保存されることになる。
第2の構成は、評価値を生成する際に、電子地図機能の内部状態の変化前と変化後の時間間隔を求めて、この時間間隔の長さに応じた第2の重み情報を生成し、この第2の重み情報を上記変化前の内部状態の評価値とするものである。
このようにすると、例えば前回の操作から今回の操作までの時間間隔が短い場合には、ユーザは前回の操作により表示された情報を短時間しか見ておらず、注目度は低いと見なされてこのときのログ情報は保存されない。これに対し前回の操作から今回の操作までの時間間隔が長い場合には、ユーザは前回の操作により表示された情報を長時間注視しており、注目度は高いと見なされてこのときのログ情報は保存される。
第3の構成は、評価値を生成する際に、ヒストリの参照操作に応じて、電子地図機能の内部状態の変化時点から上記ヒストリ参照操作が行われた時点までの経過時間を求めて、この経過時間の長さに応じた第3の重み情報を生成し、この第3の重み情報を上記内部状態変化の評価値とするものである。
このようにすると、ログ情報はヒストリ参照操作が行われた時点に対し古ければ古いほど情報の価値が低いと見なされてヒストリには保存されず、一方ヒストリ参照操作が行われた時点に対し比較的新しい時点で生成されたログ情報については情報価値が高いと見なされてヒストリに保存される。
第4の構成は、ログ情報を保存対象とするか否かを判定する際に、評価値を予め設定したしきい値と比較し、評価値がしきい値を超えるログ情報を保存対象とするものである。
このようにすると、しきい値をもとに比較的簡単に保存の要否を判定することができる。
第5の構成は、判定対象のログ情報が複数ある場合に、これらのログ情報に対し評価値が大きい順に優先順位を設定し、優先順位が高いものから一定個数分のログ情報を保存対象とするものである。
このようにすると、ログ情報を重要度又は注目度の高い順に一定個数だけ保存することができるので、評価値の高いログ情報が多数あっても、ヒストリのサイズを常に上記一定個数分以下に制限することができる。
第6の構成は、ログ情報をヒストリに保存する際に、当該ログ情報により表される内部状態の変化の内容を表すネーミング情報を生成し、この生成されたネーミング情報を上記ログ情報に含めて保存するものである。
このようにすると、ユーザがヒストリを参照して過去の内部状態を再現しようとする際に、各ログ情報に付されたネーミング情報により所望のログ情報を簡単かつ迅速にしかも正確に探すことが可能となる。
要するにこの発明では、ユーザ操作に応じて上記電子地図機能の内部状態が変化するごとにその変化後の内部状態を表すログ情報を生成すると共に、上記内部状態の変化状態に応じた評価値を生成し、この評価値に基づいて上記生成されたログ情報を保存対象とするか否かを判定して、保存対象と判定されたログ情報をヒストリとして保存するようにしている。
したがって、この発明によれば、優先度の高いログを確実に記録した上でヒストリとして記録されるログの数を削減し、これによりユーザが過去の処理状態を復元しようとする場合の利便性の向上を図った電子地図機能を備えた端末装置、電子地図のヒストリを作成する方法、プログラム及びプログラムを記録した記録媒体を提供することができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
図1は、この発明に係わる電子地図機能を備えた端末装置の一実施形態である携帯端末の機能構成を示すブロック図である。
この携帯端末は、中央処理ユニット(CPU;Central Processing Unit)1を備える。このCPU1には、バス2を介してデータ記憶部3及びプログラム記憶部4が接続され、さらに入力インタフェース5、出力インタフェース6及び通信インタフェース7がそれぞれ接続される。
入力インタフェース5には、ダイヤルキーパッドやカーソルキー、その他の各種機能キーを備えたキー入力部51が接続される。入力インタフェース5は、上記キー入力部51においてユーザが押下したキーに対応する操作コードデータを生成してCPU1へ出力する。出力インタフェース6には、例えば液晶ディスプレイ(LCD;Liquid Crystal Devise)からなる表示部61が接続される。出力インタフェース6は、CPU1の制御の下、表示データを表示部61に供給して表示させる。
通信インタフェース7は、符号化/復号化処理を行う信号処理ユニットと、アンテナ71を備える無線ユニットとを備える。そして、CPU1の制御の下、図示しない基地局との間で音声通信又はデータ通信のための無線通信動作を行う。この無線通信動作により、図示しない防災情報サーバから後述する携帯型電子ハザードマップコンテンツデータ等をダウンロードすることが可能となる。
データ記憶部3には、携帯型電子ハザードマップコンテンツデータ31と、ヒストリ管理用データ32が格納される。携帯型電子ハザードマップコンテンツデータ31は、電子地図データと、避難場所に指定された施設や公園、食料等の物資を取り扱う店舗等を表す付属情報を含む。
ヒストリ管理用データ32は、状態ログテーブル321と、ヒストリテーブル322と、状態変化量テーブル323と、時間間隔−重み対応テーブル324と、経過時間−重み対応テーブル325と、内部時計326とから構成される。
状態ログテーブル321には、例えば図4に示すようにログ番号に対応付けて、携帯型電子ハザードマップ実行プログラムの実行環境の内部状態を表す管理情報と、評価値を計算するための情報が記憶される。内部状態を表す管理情報は、ログの生成時刻と、次のログの生成時刻との時間間隔と、地図上のカーソル座標と、メニュー表示(機能1)の実行の有無と、メニュー上で選択されている機能名と、施設一覧表示(機能2)の実行の有無と、施設周辺地図表示(機能3)の実行の有無とから構成される。一方、評価値を計算するための情報は、内部状態の変化量に応じた重みと、時間間隔に応じた重みと、経過時間に応じた重みと、評価値を表す得点とから構成される。
ヒストリテーブル322には、後述するヒストリ抽出処理プログラム4213により上記状態ログテーブル321から抽出されたログ情報が記憶される。記憶されるログ情報は、内部状態を表す管理情報と、評価値を計算するための情報と、後述する内部状態のネーミング情報とからなり、これらがログ番号に対応付けられて記憶される。
状態変化量テーブル323は、例えば図3に示すように状態変化を生じさせる機能を書き込む項目と、状態変化量の重みを書き込む項目とから構成される。状態変化を生じさせる機能を書き込む項目には状態変化を生じさせるすべての機能が列記され、状態変化量の重みを書き込む項目には上記各機能に対応した状態変化量の重みが記憶される。
図3では、状態変化を生じさせる機能が一つ実行されたときの状態変化量の重みを例示しているが、一般的には状態変量重みを算出する関数をG、すべての状態変化の部分集合をPで表すと、状態変化量重みは
G(P⊆all(以前の状態変化))
として設定される。なお、図3は上式においてPが最後の状態変化のみの場合を例示したものであり、メニュー表示等の新たな画面を表示させる機能の実行に対しては大きな値が、一方カーソルの移動やメニューの選択操作等に対しては小さい値がそれぞれ設定されている。
時間間隔−重み対応テーブル324は、例えば図4に示すように時間間隔の項目と時間間隔重みの項目とを有する。時間間隔の項目には、予め設定された複数の時間間隔が列記され、時間間隔重みの項目には上記各時間間隔に対応する重みが記憶される。図4では状態変化を生じさせる機能が一つ実行されたときの時間間隔重みを例示しているが、一般的には時間間隔重みを算出する関数をH、すべての状態変化の時間間隔の部分集合をPで表すと、時間間隔重みは
G(P⊆all(以前の状態変化の時間間隔))
として設定される。図4は、上式においてPが最後の状態変化の時間間隔のみの場合を例示したものであり、時間間隔の重みは0から1の範囲で時間間隔が長くなればなるほど大きな値となるように設定される。
経過時間−重み対応テーブル325は、例えば図5に示すように経過時間の項目と経過時間重みの項目を備える。経過時間の項目には、ログの生成時刻からユーザのヒストリ参照操作が行われる時刻までの経過時間のすべての種類が列記される。一方、経過時間重みの項目には、上記各経過時間に対応する重みが記憶される。図5では、経過時間の重みを1から0の範囲で経過時間が長くなればなるほど小さい値となるように設定した場合を例示している。
内部時計326はリアルタイムクロックからなり、その計時時刻データは上記ログに対し生成時刻を付与するために使用される。
一方、プログラム記憶部4には、携帯型電子ハザードマップ実行プログラム41と、ヒストリ管理用プログラム42が格納されている。携帯型電子ハザードマップ実行プログラム41は、ユーザ操作に応じて上記携帯型電子ハザードマップコンテンツデータ31から地図データ、付属データ及びメニューデータ等を選択的に読み出して表示部61に表示させる制御を、CPU1に実行させる。
ヒストリ管理用プログラム42は、ヒストリ作成プログラム421と、ヒストリ表示プログラム422と、ヒストリ選択・実行プログラム423とから構成される。このうちヒストリ作成プログラム421は、キー操作検知処理プログラム4211と、得点算出処理プログラム4212と、ヒストリ抽出処理プログラム4213と、ネーミング処理プログラム4214とから構成される。
キー操作検知処理プログラム4211は、ユーザ操作に応じて入力インタフェース5から出力される操作コードデータをもとに、当該ユーザ操作によって携帯型電子ハザードマップ実行プログラムの実行環境の内部状態に変化が生じたか否かを判定する処理を、CPU1に実行させる。
得点算出処理プログラム4212は、上記キー操作検知処理プログラム4211により携帯型電子ハザードマップ実行プログラムの実行環境の内部状態に変化が生じたと判定された場合に、内部状態の変化を表すログ情報を生成して状態ログテーブル321に書き込む処理を、次のようにCPU1に実行させる。
すなわち、先ず上記変化後の内部状態の時刻や内容を表す情報を生成してこれらを状態ログテーブル321に書き込む。続いて、内部状態の変化を生じさせた機能に対応する変化量重みを状態変化量テーブル323から読み出して上記状態ログテーブル321に書き込む。また、前回の内部状態の変化時刻と今回の内部状態の変化時刻との間の時間差つまり時間間隔を求め、この時間間隔に対応する重みを時間間隔−重み対応テーブル324から読み出してこれを前回の内部状態の変化に対応するログ情報の一要素として状態ログテーブル321に書き込む。
さらに、ヒストリの呼出操作が行われた場合に、それ以前に生じた内部状態の変化時刻から上記ヒストリ呼出操作が行われた時刻までの経過時間を求め、この経過時間に対応する重みを経過時間−重み対応テーブル325から読み出してこれを上記内部変化を表すログ情報の一部として状態ログテーブル321に書き込む。
また得点算出処理プログラム4212は、上記状態ログテーブル321に記憶されたログ情報ごとに、内部状態の変化量重みと、時間間隔重みと、経過時間重みとから評価値を表す得点を計算して、この計算された得点を上記状態ログテーブル321に書き込む処理を、CPU1に実行させる。このとき、得点の計算式としては、例えば
得点=状態変化量重み×時間間隔重み×経過時間重み
得点=状態変化量重み+時間間隔重み+経過時間重み
得点=log(状態変化量重み)+log(時間間隔重み)+log(経過時間重み)
のいずれかが用いられる。
ヒストリ抽出処理プログラム4213は、上記得点算出処理プログラム4212により計算された得点をもとに、該当するログ情報をヒストリとして保存すべきか否かを判定し、保存すべきと判定したログ情報を抽出してこれをヒストリテーブル322に記憶させる処理を、CPU1に実行させる。保存の要否を判定する手段としては、上記得点を予め設定したしきい値と比較して得点がしきい値を超えるログ情報を保存対象として抽出するものと、各ログ情報に対し得点の多い順に優先順位を付け、優先順位が高い上位一定数のログ情報を保存対象として抽出するものが考えられる。
ネーミング処理プログラム4214は、上記ヒストリ抽出処理プログラム4213により保存対象として抽出されたログ情報について、その内部状態の内容を表すネーミング情報を生成し、生成されたネーミング情報を上記ログ情報に付加または含めて記憶させる処理を、CPU1に実行させる。
ヒストリ表示プログラム422は、ヒストリの呼出操作に応じてヒストリテーブル322からログ情報に付加または含まれるネーミング情報を読み出し、このネーミング情報を出力インタフェース6を介して表示部61に表示させる処理を、上記CPU1に実行させる。
ヒストリ選択・実行プログラム423は、上記ヒストリ表示プログラム422により表示部に表示されたネーミング情報をユーザが選択操作した場合に、この選択されたネーミング情報に対応するログ情報をもとに電子ハザードマップの表示データを復元し、この復元された表示データを出力インタフェース6を介して表示部61に表示させる処理を、上記CPU1に実行させる。
次に、以上のように構成された装置による動作をCPU1の制御手順に従い説明する。
(1)携帯型電子ハザードマップコンテンツデータの表示
携帯型電子ハザードマップコンテンツデータ31には電子地図が含まれており、ユーザがキー入力部51を操作して所望の地域を指定すると当該地域を含む電子地図がデータ記憶部3から読み出されて表示部61に表示される。このとき、携帯端末の表示部61はパーソナル・コンピュータやテレビジョン受信機等に比べ表示サイズが小さいため、電子地図の全体を表示部61に一括表示しようとすると、小道等の詳細な地図情報を表示することができなくなる。
そこで、詳細な地図情報を表示する場合には、例えば図8に示すように電子地図全体のうち一部分(図中四角で囲った部分)のみを表示する。この場合、携帯型電子ハザードマップ実行プログラム41は、電子地図全体のうち表示されている部分地図の中心に図8に示すようにカーソルを表示する。カーソルの位置は、表示画面の横方向をx軸、縦方向をy軸とすると座標(x,y)で表され、携帯型電子ハザードマップ実行プログラム41の内部状態を表す情報として使用される。
この状態で、ユーザがキー入力部51を操作して表示画面上のカーソルを移動させると、このカーソルの移動に伴い表示部61には電子地図中の他の部分地図が表示される。したがって、ユーザはカーソルを移動させることにより電子地図中の所望の部分地図を表示させることができる。
また、上記部分地図が表示されている状態で、ユーザが表示画面上に設けられているメニュー表示ボタン(図9中のM1)を選択したとする。そうすると表示部61の表示画面には、例えば図9に示すように「メニュー」が表示される。メニューには、「施設一覧表示」、「避難方向の表示」、「施設の周辺地図表示」、…等の各種機能の選択項目が一覧表示される。
そして、この状態でユーザがキー入力部51を操作して、上記メニューのうち所望の項目、例えば図9に示すように「施設の周辺地図表示」を選択すると、携帯型電子ハザードマップコンテンツデータ31からカーソルに選択されている施設の周辺地図が読み出されて表示部61に表示される。また、「避難方向の表示」を選択すれば、カーソル位置を基準にした避難方向を表す情報が読み出されて表示される。
同様に、他の項目を任意に選択すれば、該当する機能が実行されてその表示データを表示部61に表示される。例えば、携帯型電子ハザードマップコンテンツデータ31には、災害発生地点を中心とした特定距離を半径とする円範囲や、特定距離を一辺とする矩形範囲、特定方向と特定角度を加えて定義される扇形範囲を、進入不可もしくは危険領域として設定する機能も備えている。ユーザは、該当する機能項目を選択することにより、この機能を実行させて被災地情報を取得することができる。
(2)ヒストリの作成
さて、CPU1では上記携帯型電子ハザードマップ実行プログラム41によるハザードマップデータの表示制御と並行して、ヒストリ作成プログラム42によりヒストリ作成制御が実行される。図6その制御手順と制御内容を示すフローチャートである。
CPU1は、ステップS11及びステップS12において、キー入力部51におけるキー操作の検知と、それに伴う携帯型電子ハザードマップ実行プログラム41の内部状態の変化を監視している。この状態で、先に述べたカーソルの移動、メニューの表示又はメニュー中の項目選択による各種機能の実行によって携帯型電子ハザードマップ実行プログラム41の内部状態が変化したとする。
そうするとCPU1は、先ずステップS13において、ログ番号を生成し、かつ上記状態変化後の内部状態を表す情報、例えば内部状態が変化した時刻やカーソルの位置座標、実行された機能名等を、上記ログ番号に対応付けて状態ログテーブル321に書き込む。続いてステップS14において、内部状態の変化を生じさせた機能に対応する変化量重みを状態変化量テーブル323から読み出し、この変化量重みを上記状態ログテーブル321に書き込む。また、ステップS15において、前回の内部状態の変化時刻と今回の内部状態の変化時刻との間の時間差(時間間隔)を求め、この時間間隔に対応する重みを時間間隔−重み対応テーブル324から読み出して、これを前回の内部状態変化に係わるログ情報の一要素として状態ログテーブル321に書き込む。
例えば、ユーザが表示されたメニューにおいて「施設一覧表示」(機能2)を選択し実行したとする。この場合には、図2に示すように先ず選択操作に応じてその時刻“10:13:10’15”、地図上のカーソル座標“(120,340)”及びメニュー上で選択された機能名「機能2」が状態ログテーブル321に書き込まれ、さらに状態変化量テーブル323から読み出した変化量重み“10”が状態ログテーブル321に書き込まれる。
続いて、実行操作に応じてその時刻“10:13:10’70”、地図上のカーソル座標“(120,340)”が状態ログテーブル321に書き込まれると共に、施設一覧表示(機能2)制御が実行されている旨“○”が書き込まれ、さらに状態変化量テーブル323から読み出した変化量重み“40”が状態ログテーブル321に書き込まれる。また、今回の実行操作時刻“10:13:10’70”と前回の選択操作時刻“10:13:10’15”との時間間隔“00:00’55”が計算されてこれが前回の選択操作のログ情報として状態ログテーブル321に書き込まれると共に、時間間隔−重み対応テーブル324から上記時間間隔“00:00’55”に対応した重み“0.1”が読み出されて状態ログテーブル321に書き込まれる。
以後同様にCPU1は、携帯型電子ハザードマップ実行プログラム41の内部状態の変化が検出されるごとに、上記ステップS13〜ステップS15によりそれぞれ、状態変化後の内部状態を表す情報、内部状態の変化量重み及び時間間隔重みを状態ログテーブル321に書き込む。
一方、上記状態ログテーブル321への各種情報の書き込み制御を行いながらCPU1は、ステップS16によりヒストリ呼出プログラム422の呼出操作を監視する。そして、この状態でユーザがヒストリ呼出プログラム422の呼出操作を行ったとすると、CPU1はこの操作をトリガとしてステップS17に移行し、経過時間重みの書き込み処理を以下のように実行する。
すなわち、前回のヒストリ呼出プログラム422の呼出操作が行われてから、今回のヒストリ呼出プログラム422の呼出操作が行われるまでの間に生じた内部状態の変化の各々について、当該内部状態の変化時刻から上記今回のヒストリ呼出操作が行われた時刻までの経過時間をそれぞれ計算する。そして、この経過時間に対応する重みを経過時間−重み対応テーブル325から読み出し、この読み出した経過時間重みを上記内部状態の変化の各々に対応付けて状態ログテーブル321に書き込む。
例えば、先に述べた「機能2」の選択操作時刻及び実行操作時刻から1分以上2分未満(00:01−00:02)にヒストリ呼出プログラム422の呼出操作が行われたとすると、状態ログテーブル321には、上記「機能2」の選択及び実行により生じた内部状態の変化に対応付けて図2に示すようにいずれも“0.9”が書き込まれる。
上記経過時間重みの書き込みが終了するとCPU1は、続いてステップS18に移行してここで得点計算処理を実行する。この得点計算処理は、先に述べたように
得点=状態変化量重み×時間間隔重み×経過時間重み
得点=状態変化量重み+時間間隔重み+経過時間重み
得点=log(状態変化量重み)+log(時間間隔重み)+log(経過時間重み)
のいずれかを用いて行われ、この計算により求められた得点は状態ログテーブル321に書き込まれる。
続いてCPU1は、ステップS19において、上記計算された得点をもとに該当するログ情報をヒストリとして保存すべきか否かを判定する。この判定は、例えば上記得点を予め設定したしきい値と比較して、得点がしきい値を超えるログ情報を保存対象として抽出することにより行われる。
またCPU1は、ステップS110において、上記保存すべきと判定したログ情報のそれぞれに対しその内部状態の内容を表すネーミング情報を生成する。例えば、内部状態が先に述べた「機能2の実行」であれば、「施設一覧表示」なるメッセージをネーミング情報として生成する。
CPU1は、最後にステップS111において、上記保存対象として抽出されたログ情報を上記ネーミング情報と共にヒストリテーブル322に記憶させる。例えば、しきい値として“1”が設定されていれば、図2に示した各ログ情報のうちログ番号“102”、“105”、“108”のログ情報のみを、その内部状態を表すネーミング情報と共にヒストリテーブル322に記憶させる。
かくして、得点(評価値)の高い、重要又は特徴的なログ情報のみを記憶したヒストリテーブルが作成される。
なお、上記ヒストリテーブルは、ヒストリ呼出プログラム422の呼出操作が行われるごとに新たに作成されるが、ヒストリ呼出プログラム422の呼出操作が行われるごとに既存のヒストリテーブルを更新するようにしてもよい。
(3)ヒストリに基づく過去の内部状態の復元
上記ヒストリの作成が終了するとCPU1は、次に上記作成されたヒストリに基づく過去の内部状態の復元処理を以下のように実行する。図7はその制御手順と制御内容を示すフローチャートである。すなわち、CPU1は先ずステップS21においてヒストリ表示プログラム422を呼び出し、このヒストリ表示プログラム422をステップS22において実行させる。この結果、ヒストリテーブル322から記憶されたログ情報のネーミング情報が読み出され、これが時系列に従い順に表示部61に表示される。したがってユーザは、表示されたネーミング情報により、再現対象のログ情報を簡単かつ正確に認識することが可能となる。
この状態でユーザが、再現対象のログ情報のネーミング情報を選択指定すると、CPU1はステップS23に移行し、ここでヒストリ選択・実行プログラム423を実行する。この結果、ヒストリテーブル322から上記ネーミングにより選択されたログ情報が読み出され、このログ情報をもとに内部状態を表す表示データが再生される。そして、この再生された表示データが出力インタフェース6を介して表示部61に供給されて再現表示される。したがって、ユーザは過去の内部状態を表す表示データを簡単かつ迅速に再確認することが可能となる。
以上述べたようにこの実施形態では、ユーザ操作に応じて電子地図を読み出して表示する携帯型電子ハザードマップ実行プログラム41を備えた携帯端末において、ユーザ操作に応じて上記携帯型電子ハザードマップ実行プログラム41の内部状態に変化が生じるごとに、状態変化後の内部状態を表す情報、内部状態の変化量重み及び時間間隔重みをそれぞれ状態ログテーブル321に書き込むと共に、ヒストリ呼出プログラム422の呼出操作に応じて経過時間重みを状態ログテーブル321に書き込む。そして、上記各重みをもとに得点を計算してしきい値と比較し、得点がしきい値を超えるログ情報を保存対象として抽出してこれをそのネーミング情報と共にヒストリテーブル322に保存するようにしている。
したがって、ヒストリテーブル422には、携帯型電子ハザードマップ実行プログラム41の内部状態の変化のうち、得点の高い特徴的な変化を表すログ情報のみが保存されることになり、すべてのログ情報をもれなくヒストリとして記録する場合に比べてヒストリの情報量を縮小することができる。その結果、ヒストリを記憶するためのメモリ容量を削減することができる。また、ユーザがヒストリを参照して過去の内部状態を再現表示しようとする場合にも、少ない操作で簡単かつ迅速に所望の内部状態を再現表示することが可能となり、これによりユーザの操作性を大幅に改善することができる。
また、ログ情報ごとに内部状態の変化の内容を表すネーミング情報を生成し、この生成されたネーミング情報を上記ログ情報に含めて保存するようにしたので、ユーザがヒストリを参照して過去の内部状態を再現しようとする際に、各ログ情報に付されたネーミング情報により所望のログ情報を簡単かつ正確にかつ迅速に探すことが可能となる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態では、ヒストリ抽出処理においてログ情報の得点をしきい値と比較して得点がしきい値を超えるものを保存対象として抽出するようにした。しかし、それに限定されるものではなく、各ログ情報に対しその得点が大きい順に優先順位を与え、優先順位が高いものから一定個数分のログ情報を保存対象とするようにしてもよい。このようにすると、ログ情報を得点の高い順つまり重要度又は注目度の高い順に一定個数だけ保存することができるので、評価値の高いログ情報が多数あっても、ヒストリのサイズを常に上記一定個数分以下に抑えることができる。
また、上記実施形態では、内部状態の変化量重みと時間間隔重みと経過時間重みとをもとに得点を計算し、この得点を評価値としてログ情報の保存の要否を判定するようにした。しかしそれに限ることなく、上記内部状態の変化量重み、時間間隔重み、経過時間重みのうちの一つ又は2つを任意に選択して得点を計算するようにしてもよい。
その他、電子地図データの種類や表示制御の内容、ヒストリ作成制御の手順及び内容、状態復元制御の処理内容、端末装置の種類とその構成等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明に係わる電子地図管理機能を備えた端末装置の一実施形態である携帯端末の機能構成を示すブロック図。 図1に示した携帯端末に設けられる状態ログテーブルの一例を示す図。 図1に示した携帯端末に設けられる状態変化量テーブルの一例を示す図。 図1に示した携帯端末に設けられる時間間隔−重み対応テーブルの一例を示す図。 図1に示した携帯端末に設けられる経過時間−重み対応テーブルの一例を示す図。 図1に示した携帯端末によるヒストリ作成制御の手順と内容を示すフローチャート。 図1に示した携帯端末によるヒストリに基づく状態復元制御の手順と内容を示すフローチャート。 図1に示した携帯端末における地図データの表示例を示す図。 図1に示した携帯端末におけるメニュー画面の表示例を示す図。
符号の説明
1…CPU、2…バス、3…データ記憶部、31…電子ハザードマップコンテンツデータ、32…ヒストリ管理用データ、321…状態ログテーブル、322…ヒストリテーブル、323…状態変化量テーブル、324…時間間隔−重み対応テーブル、325…経過時間−重み対応テーブル、4…プログラム記憶部、41…電子ハザードマップ実行プログラム、42…ヒストリ管理用プログラム、421…ヒストリ作成プログラム、422…ヒストリ表示プログラム、423…ヒストリ選択・実行プログラム、4211…キー操作検知処理プログラム、4212…得点算出処理プログラム、4213…ヒストリ抽出処理プログラム、4214…状態ネーミング処理プログラム、5…入力インタフェース、51…キー入力部、6…出力インタフェース、61…表示部、7…通信インタフェース。

Claims (10)

  1. ユーザ操作に応じて地図情報を読み出して提示する電子地図機能を備えた端末装置であって、
    前記ユーザ操作に応じて前記電子地図機能の内部状態が変化するごとに、その変化後の内部状態を表すログ情報を生成するログ情報生成手段と、
    前記内部状態の変化の状態に応じた評価値を生成する評価値生成手段と、
    前記評価値に基づいて、前記生成されたログ情報を保存対象とするか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により保存対象と判定されたログ情報をヒストリとして保存するヒストリ保存手段と、
    前記ユーザによるヒストリの参照操作に応じて、前記保存されたヒストリを読み出して提示するヒストリ提示手段と
    を具備することを特徴とする電子地図機能を備えた端末装置。
  2. 前記評価値生成手段は、前記内部状態の変化量に応じた第1の重み情報を生成し、この第1の重み情報を評価値とすることを特徴とする請求項1記載の電子地図機能を備えた端末装置。
  3. 前記評価値生成手段は、前記内部状態の変化前と変化後の時間間隔を求めて、この時間間隔の長さに応じた第2の重み情報を生成し、この第2の重み情報を前記変化前の内部状態を表す評価値とすることを特徴とする請求項1記載の電子地図機能を備えた端末装置。
  4. 前記評価値生成手段は、前記ヒストリの参照操作に応じて、前記内部状態の変化時点から前記ヒストリ参照操作が行われた時点までの経過時間を求めて、この経過時間の長さに応じた第3の重み情報を生成し、この第3の重み情報を評価値とすることを特徴とする請求項1記載の電子地図機能を備えた端末装置。
  5. 前記判定手段は、前記評価値を予め設定したしきい値と比較し、評価値がしきい値を超えるログ情報を保存対象として抽出することを特徴とする請求項1記載の電子地図機能を備えた端末装置。
  6. 前記判定手段は、判定対象のログ情報が複数ある場合にこれらのログ情報に対し評価値が大きい順に優先順位を設定し、優先順位が高いものから一定個数分のログ情報を保存対象として抽出することを特徴とする請求項1記載の電子地図機能を備えた端末装置。
  7. 前記保存手段は、前記生成されたログ情報が保存対象であると判定された場合に、当該ログ情報に対応する内部状態の変化の内容を表すネーミング情報を生成し、この生成されたネーミング情報を前記ログ情報に含めて保存することを特徴とする請求項1記載の電子地図機能を備えた端末装置。
  8. ユーザ操作に応じて地図情報を読み出して提示する電子地図機能の内部状態の変化履歴を記録するヒストリ作成方法であって、
    前記ユーザ操作に応じて前記電子地図機能の内部状態が変化するごとに、その変化後の内部状態を表すログ情報を生成する過程と、
    前記内部状態の変化の状態に応じた評価値を生成する過程と、
    前記評価値に基づいて、前記生成されたログ情報を保存対象とするか否かを判定する過程と、
    前記判定過程により保存対象と判定されたログ情報をヒストリとして保存する過程と
    を具備することを特徴とする電子地図のヒストリ作成方法。
  9. ユーザ操作に応じて地図情報を読み出して提示する電子地図機能を備えたコンピュータにおいて、前記電子地図機能の内部状態の変化履歴を記録するために使用されるヒストリ作成プログラムであって、
    前記ユーザ操作に応じて前記電子地図管理機能の内部状態が変化するごとに、その変化後の内部状態を表すログ情報を生成する処理と、
    前記内部状態の変化の状態に応じた評価値を生成する処理と、
    前記評価値に基づいて、前記生成されたログ情報を保存対象とするか否かを判定する処理と、
    前記判定処理により保存対象と判定されたログ情報をヒストリとして保存する処理と
    を、前記コンピュータに実行させることを特徴とする電子地図のヒストリ作成プログラム。
  10. ユーザ操作に応じて地図情報を読み出して提示する電子地図機能を備えたコンピュータにおいて、前記電子地図機能の内部状態の変化履歴を記録するために使用されるヒストリ作成プログラムを記録した記録媒体であって、
    前記ユーザ操作に応じて前記電子地図管理機能の内部状態が変化するごとに、その変化後の内部状態を表すログ情報を生成する処理と、
    前記内部状態の変化の状態に応じた評価値を生成する処理と、
    前記評価値に基づいて、前記生成されたログ情報を保存対象とするか否かを判定する処理と、
    前記判定処理により保存対象と判定されたログ情報をヒストリとして保存する処理と
    を、前記コンピュータに実行させることを特徴とする電子地図のヒストリ作成プログラムを記録した記録媒体。
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