JPH11201639A - ごみ乾燥装置及びその制御方法 - Google Patents

ごみ乾燥装置及びその制御方法

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JPH11201639A
JPH11201639A JP10002458A JP245898A JPH11201639A JP H11201639 A JPH11201639 A JP H11201639A JP 10002458 A JP10002458 A JP 10002458A JP 245898 A JP245898 A JP 245898A JP H11201639 A JPH11201639 A JP H11201639A
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JP
Japan
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refuse
drying
pipe
control valve
flow control
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Application number
JP10002458A
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English (en)
Inventor
Masanobu Suga
雅庸 須賀
Arata Ueno
新 上野
Susumu Yamamoto
進 山本
Toru Hojo
徹 北條
Takashi Watabe
尚 渡部
Hisanori Kojima
久典 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/10Biofuels, e.g. bio-diesel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】燃焼器による乾燥排ガスの脱臭効果を維持しつ
つ、ごみの性状に応じた最適な乾燥を行うとともに、乾
燥室への過剰加熱による発火を防止するごみ乾燥装置及
びその制御方法を提供する。 【解決手段】乾燥室1と、乾燥室1に連通管20を介し
て連通された燃焼器13とを備え、乾燥室1から発生す
る乾燥排ガスを燃焼器13に導入して乾燥排ガスを脱臭
するように構成されたごみ乾燥装置において、連通管2
0に介装された熱交換器21と、連通管20に設けられ
た第1流量調整弁22と、連通管20から分岐され、第
2流量調整弁24を介して外気に開放された外気開放管
23と、連通管20に熱交換器21及び第1流量調整弁
22とをバイパスして接続されたバイパス管25と、連
通管20に第3流量調整弁27を介して連通された外気
導入管26とを備えている。乾燥させようとするごみの
もつ水分率に応じて第1〜第3流量調整弁22、24、
27を開閉制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ごみを乾燥するご
み乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のごみ乾燥装置として、図3に示す
ごみ乾燥装置を例に採って説明する。
【0003】図3において、1はごみの乾燥を行う乾燥
室で、乾燥室1は、内筒である回転キルン2と該回転キ
ルン2の両端部を除く途中部位を覆うよう設けられた外
筒3との2重構造に構成されている。
【0004】上記回転キルン2は、図示しない駆動装置
によりその軸心を中心として回転自在に支持された円筒
状のもので、該回転キルン2の一方側にはごみ受入口2
aが形成されるとともに、他方側にはごみ排出口2bが
形成されており、当該ごみ受入口2a側からごみ排出口
2b側にかけて若干下方に傾斜した状態で支持されてい
る。
【0005】上記ごみ受入口2aには、入口フード4及
びごみ供給装置5が連設されている。
【0006】前記ごみ供給装置5は、回転キルン2内に
ごみを定量供給するもので、例えば図示しないごみ貯留
室から搬出されたごみをスクリューフィーダ5aによっ
て回転キルン2内に供給する。このごみ供給装置5に搬
入されたごみは、図示しない破砕機により予め破砕され
ている。
【0007】さらに、前記回転キルン2内には、当該回
転キルン2内のごみの撹拌を行う撹拌装置6が設けられ
ている。
【0008】前記ごみ排出口2bには、出口フード7が
連設され、この出口フード7の下端にごみ排出装置8が
連設されている。
【0009】ごみ排出装置8は、ごみ排出口2bから排
出される乾燥された乾燥ごみをスクリューフィーダ8a
によって外部に排出するように構成されている。
【0010】また、出口フード7の上端部は、輸送管9
を介してサイクロン10の上端部側面に連通されるとと
もに、サイクロン10の上端が輸送管11、ファン12
を介して燃焼器13に連通されている。
【0011】前記サイクロン10は、ファン12によっ
て回転キルン2内から吸引される空気(乾燥排ガス)に
含む塵等を除塵するもので、除塵したごみを排出する下
端排出口が前記ごみ排出装置8の途中部に連結されてい
る。
【0012】前記燃焼器13は、バーナ13aを備えて
おり、サイクロン10で除塵された空気をファン12に
よって輸送管11を経て導入し、高温加熱することで当
該空気を脱臭する。
【0013】燃焼器13の排出側は、前記乾燥室1の外
筒3に連通管20を介して連通されており、脱臭した高
温の空気を外筒3内に導入し、回転キルン2内のごみを
間接的に乾燥させる。
【0014】さらに、外筒3には、排出口3aが形成さ
れており、該排出口3aから外筒3内の高温の空気が排
出管14、熱交換器15、排気ファン16を経て外気に
放出される。
【0015】熱交換器15は、前記外筒3内から排出さ
れる高温の空気と外気とを熱交換して昇温させた後、こ
の外気を入口フード4を介して回転キルン2内に導入し
ている。回転キルン2内へ導入される外気は、上述した
ように熱交換器15で昇温されているため、回転キルン
2内のごみを直接乾燥する効果を奏する。
【0016】従って、乾燥室1では、回転キルン2内の
ごみを外筒3を通じて外部側から間接的に乾燥させると
ともに、内部から直接乾燥させる。
【0017】次に、このように構成されたごみ乾燥装置
の動作について説明する。まず、ごみ供給装置5には、
ごみ燃料を製造するための原料となる可燃ごみが投入さ
れる。
【0018】そして、上記ごみ供給装置5によって回転
キルン2に供給された可燃ごみは、撹拌装置6によって
撹拌されながら、熱交換器15から入口フード4を通じ
て導入される昇温された外気により回転キルン2の内部
でその可燃ごみと接触し、当該可燃ごみ中の水分を奪っ
て乾燥させる。
【0019】可燃ごみから水分を奪った外気は、乾燥排
ガスとして出口フード7を経てサイクロン10で除塵さ
れた後、ファン12によって燃焼器13に送られる。燃
焼器13内はバーナ13aによって約750℃以上に維
持され、この燃焼器13で乾燥排ガス中の臭気を脱臭
し、脱臭した乾燥排ガスはバーナ13aの燃焼による液
体燃料の燃焼ガスとともに、外筒3内に導入され回転キ
ルン2を外側から加熱し、回転キルン2内の可燃ごみを
間接的に乾燥させ、熱交換器15で外気を昇温させた
後、排気ファン16で排気される。
【0020】このようにしてごみ供給装置5から順次供
給される可燃ごみが回転キルン2内で直接的及び間接的
に乾燥され、ごみ排出装置8から排出される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように構成されたごみ乾燥装置には、以下のような
問題がある。
【0022】燃焼器13は、乾燥排ガスの脱臭処理をも
兼ねているため、乾燥排ガスの脱臭処理を行うには、当
該燃焼器13を約750°以上の温度に維持する必要が
ある。しかし、ごみ供給装置5を通じて、回転キルン2
内に投入されるごみは、その水分率が大きく変動するた
め、上述のように燃焼器13を一定温度に維持している
ものでは、当該ごみを適切に乾燥できないという問題が
あった。
【0023】具体的には、ごみの水分率が高い場合には
乾燥不足になり、逆にごみの水分率が低い場合には当該
ごみを過剰に加熱することになり、発火を生じる危険が
あった。
【0024】また、燃焼器13は、バーナ13aにより
液体燃料を燃焼させることで加熱していることから、こ
の燃料費を低く抑えるために、上記液体燃料よりも安価
なごみ燃料を使用することが考えられる。しかし、ごみ
燃料を使用するして燃焼させた場合、塩化水素や硫化水
素等の腐食成分を含んだ燃焼排ガスが発生することか
ら、当該燃焼排ガスを乾燥室等の主要機器に導入する
と、これら主要機器の腐食促進を招くという問題があっ
た。また、この腐食促進を抑制するためには、大がかり
なメンテサンス作業が頻繁に必要になり、逆に運転コス
トが嵩むことになり兼ねないという問題があった。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ごみ乾燥装置は、ごみを乾燥する乾燥室と、該乾燥室に
連通されごみ乾燥の熱源となる燃焼器とを備え、前記乾
燥室でのごみ乾燥によって発生する乾燥排ガスを前記燃
焼器に導入して当該乾燥排ガスを脱臭するように構成さ
れたごみ乾燥装置において、前記乾燥排ガスを前記燃焼
器からの燃焼ガスと熱交換してから当該燃焼器に導入す
るように構成されたものである。
【0026】本発明の請求項2記載のごみ乾燥装置は、
ごみを乾燥する乾燥室と、該乾燥室に連通管を介して連
通されごみ乾燥の熱源となる燃焼器とを備え、前記乾燥
室でのごみ乾燥により発生する乾燥排ガスを前記燃焼器
に導入して当該乾燥排ガスを脱臭するように構成された
ごみ乾燥装置において、前記連通管に介装され、前記乾
燥排ガスを前記燃焼器からの燃焼ガスと熱交換して当該
燃焼器に導く熱交換器と、前記連通管の前記熱交換器の
下流側に介装された第1流量調整弁と、前記連通管の前
記熱交換器と前記第1流量調整弁との間から分岐され、
第2流量調整弁を介して外気に開放された外気開放管
と、前記連通管に前記熱交換器及び第1流量調整弁とを
バイパスして接続されたバイパス管と、前記連通管の前
記第1流量調整弁の下流側に第3流量調整弁を介して連
通された外気導入管とを備えたものである。
【0027】本発明の請求項3記載のごみ乾燥装置にお
ける制御方法は、請求項2記載のごみ乾燥装置における
制御方法であって、前記乾燥室で乾燥しようとするごみ
の水分率が予め設定された設定範囲内にある場合には、
第1流量調整弁を全開にし、第2流量調整弁及び第3流
量調整弁を全閉にするものである。
【0028】本発明の請求項4記載のごみ乾燥装置にお
ける制御方法は、請求項2記載のごみ乾燥装置における
制御方法であって、前記乾燥室で乾燥しようとするごみ
の水分率が予め設定された設定範囲よりも高い場合に
は、第2流量調整弁及び第3流量調整弁を全閉にし、第
1流量調整弁の開度を調整制御するものである。
【0029】本発明の請求項5記載のごみ乾燥装置にお
ける制御方法は、請求項2記載のごみ乾燥装置における
制御方法であって、前記乾燥室で乾燥しようとするごみ
の水分率が予め設定された設定範囲よりも低い場合に
は、第2流量調整弁を全開にするとともに、第3流量調
整弁を全閉にし、第1流量調整弁の開度を調整制御する
ものである。
【0030】本発明の請求項6記載のごみ乾燥装置にお
ける制御方法は、請求項2記載のごみ乾燥装置における
制御方法であって、前記乾燥室によるごみ乾燥の立上げ
時には、第1流量調整弁、第2流量調整弁及び第3流量
調整弁を全閉にするものである。
【0031】本発明の請求項7記載のごみ乾燥装置にお
ける制御方法は、請求項2記載のごみ乾燥装置における
制御方法であって、前記乾燥室によるごみ乾燥の立下げ
時には、第1流量調整弁を全閉にし、第2流量調整弁及
び第3流量調整弁を全開にするものである。
【0032】本発明の請求項8記載のごみ乾燥装置は、
ごみを乾燥する乾燥室と、ごみ燃料により燃焼する燃焼
器と、上記乾燥室でのごみ乾燥により発生する乾燥排ガ
スを上記燃焼器内もしくは燃焼器の燃焼排ガス排出部近
傍に導く乾燥排ガス導入管と、外気を上記乾燥室に導く
外気導入管と、上記燃焼器の燃焼排ガス排出部から排ガ
ス管を通じて放出される燃焼排ガスと外気導入管の外気
を熱交換する熱交換器とから構成されたものである。
【0033】本発明の請求項9記載のごみ乾燥装置は、
前記乾燥器は、ごみが投入される内筒と、その内筒の外
方に設けられた外筒との2重構造に構成されており、前
記外気導入管が、上記内筒に外気を導入する内筒用外気
導入管と、上記外筒に外気を導入する外筒用外気導入管
とで構成されるとともに、前記熱交換器が、内筒用外気
導入管に介装された内筒用熱交換器と、外筒用外気導入
管に介装された外筒用熱交換器とで構成されたものであ
る。
【0034】本発明の請求項10記載のごみ乾燥装置
は、前記外筒用外気導入管の前記外筒用熱交換器により
も上流側に第4流量調整弁が介装されるとともに、前記
外筒用熱交換器及び第4流量調整弁をバイパスする外筒
用バイパス管が外筒用外気導入管に設けられたものであ
る。
【0035】本発明の請求項11記載のごみ乾燥装置
は、前記内筒用外気導入管の前記内筒用熱交換器により
も上流側に第5流量調整弁が介装されるとともに、前記
内筒用熱交換器及び第5流量調整弁をバイパスする内筒
用バイパス管が内筒用外気導入管に設けられたものであ
る。
【0036】本発明の請求項12記載のごみ乾燥装置
は、前記外筒用外気導入管の外筒用熱交換器の下流側に
補助燃焼器が介装されたものである。
【0037】本発明の請求項13記載のごみ乾燥装置
は、前記外筒用外気導入管の外筒用熱交換器の下流側で
あって、前記外筒用バイパス管と外筒用外気導入管との
接続部よりも下流側に補助燃焼器が介装されたものであ
る。
【0038】本発明の請求項14記載のごみ乾燥装置
は、前記排ガス管が分岐され、一方の分岐管に前記外筒
用熱交換器が設けられるとともに、他方の分岐管に前記
内筒用熱交換器が設けられて再び合流され、一方もしく
は他方の分岐管に第6流量調整弁が介装されたものであ
る。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0040】図1は、本発明の請求項1乃至2に記載の
ごみ乾燥装置の全体構成を示している。
【0041】このごみ乾燥装置は、連通管20に介装さ
れ、サイクロン10からの乾燥排ガスを燃焼器13から
の燃焼ガスと熱交換して当該燃焼器13に導く熱交換器
21と、前記連通管20の上記熱交換器21の下流側に
介装された第1流量調整弁22と、前記連通管20の上
記熱交換器21と上記第1流量調整弁22との間から分
岐され、第2流量調整弁24を介して排気ファン16を
通じて外気に開放された外気開放管23と、前記連通管
20に上記熱交換器21及び第1流量調整弁22とをバ
イパスして接続されたバイパス管25と、前記連通管2
0の上記第1流量調整弁22の下流側であって、前記バ
イパス管25と連通管20との接続部よりも下流側に第
3流量調整弁27を介して連通された外気導入管26と
を備えている。
【0042】また、ごみ供給装置5には、このごみ供給
装置5に投入した可燃ごみの水分率を検出する水分計2
8が設けられている。
【0043】なお、他の構成については、従来技術で説
明したごみ乾燥装置の構成と同様であり、同部材に同符
号を付して説明は省略する。
【0044】このように構成された本発明のごみ乾燥装
置は、ごみ供給装置5から可燃ごみを回転キルン2内に
供給し、水分計28で検出した可燃ごみの水分率に基づ
いて後述する第1〜第3流量調整弁22、24、27を
制御しながら、回転キルン2内で可燃ごみを乾燥した
後、ごみ排出装置8によって排出される。そして、この
ように乾燥された乾燥ごみは、後の工程でごみ燃料とし
て製造される。
【0045】この際、本発明のごみ乾燥装置において
は、サイクロン10からの乾燥排ガスが一旦熱交換器2
1に導入された後に燃焼器13に導入されており、この
ように乾燥排ガスを一旦熱交換器21で燃焼器13から
の燃焼ガスと熱交換することで、燃焼器13内において
は乾燥排ガスの脱臭に必要な温度を確保するとともに、
当該燃焼器13から排出する燃焼ガスの温度を後の乾燥
室1で過剰加熱が生じない温度に降温させることができ
る。
【0046】また、第1〜第3流量調整弁22、24、
27は、水分計28で検出された可燃ごみの水分率に基
づいて、その開閉制御が行われており、この開閉制御に
よって脱臭に必要な温度を維持しつつも可燃ごみの水分
率の変動に応じて乾燥に最適な熱量が得られるようにな
されている。
【0047】詳しくは、まず、可燃ごみの水分率につい
て、通常の乾燥で適用可能な平均的な範囲を予め設定す
る。
【0048】そして、当該水分率が上記設定した設定範
囲内にある場合には、第1流量調整弁22を全開にし、
第2流量調整弁24及び第3流量調整弁27を全閉にす
る。
【0049】これにより、燃焼器13から排出される燃
焼ガスは、熱交換器21で乾燥排ガスと熱交換されて降
温された後、この連通管20を経て外筒3内に導入され
るとともに、その一部がバイパス管25を通じて直接外
筒3内に導入される。このように所定の比率で混合され
適温になされた燃焼ガスが回転キルン2を外側から加熱
し、熱交換器15で昇温させて直接回転キルン2内に導
入される外気とともに、回転キルン2内の可燃ごみを乾
燥させ、この後に熱交換器15を経て排気される。
【0050】また、前記乾燥室1で乾燥しようとするご
みの水分率が設定範囲よりも高い場合には、第2流量調
整弁24及び第3流量調整弁27を全閉にし、第1流量
調整弁22の開度を調整制御する。
【0051】これにより、燃焼器13から排出される燃
焼ガスは、第1流量調整弁22の開度に応じてその一部
もしくは全部がバイパス管25を通じて外筒3内に導か
れることになる。この結果、外筒3内に導いた燃焼ガス
の温度を、前述した第1流量調整弁22を全開にし、第
2流量調整弁24及び第3流量調整弁27を全閉に制御
したものに比べて高くすることができ、回転キルン2の
外側からの加熱を高めて水分率の高いごみの乾燥を促進
する。しかも第1流量調整弁22の開度の制御により発
火が生じない温度に制御することができる。
【0052】さらに、前記乾燥室1で乾燥しようとする
ごみの水分率が設定範囲よりも低い場合には、第2流量
調整弁24を全開にするとともに、第3流量調整弁27
を全閉にし、第1流量調整弁22の開度を調整制御す
る。
【0053】これにより、燃焼器13から排出される燃
焼ガスは、第1流量調整弁22の開度に応じてその一部
もしくは全部が外気開放管23を通じて外気に排気さ
れ、この結果、外筒3内に導かれる燃焼ガスの温度が低
下し、回転キルン3を外側から加熱する温度を低下させ
て水分率の低いごみを乾燥させる。
【0054】このように、水分計28で検出される可燃
ごみの水分率に基づいて、可燃ごみの水分率の変動に応
じた最適な乾燥熱量を得るように第1〜第3流量調整弁
22、24、27を開閉制御することで、水分率の異な
る可燃ごみを良好に乾燥させることができるとともに、
過剰加熱による発火も防止することができる。
【0055】一方、このごみ乾燥装置では、上述した制
御の他に、ごみ乾燥の立上げ時と立下げ時において、以
下のような制御がなされている。
【0056】まず、ごみ乾燥の立上げ時には、第1流量
調整弁22、第2流量調整弁24及び第3流量調整弁2
7を全閉にする。
【0057】これにより、燃焼器13から排出される燃
焼ガスの全てが、熱交換器21で熱交換されることなく
バイパス管25を通じて外筒3に導入されることにな
り、短時間で乾燥室1を所望温度に上昇させることがで
きる。
【0058】また、ごみ乾燥の立下げ時には、第1流量
調整弁22を全閉にし、第2流量調整弁24及び第3流
量調整弁27を全開にする。
【0059】これにより、燃焼器13から排出される燃
焼ガスの大部分は、外気開放管23を通じて排気される
とともに、外筒3内には外気導入管26を通じて外気が
導入され、外筒3内を短時間で冷却させることができ
る。しかも、燃焼器13の燃焼状態を維持しながら外筒
3内を冷却させることができるので、燃焼器13による
乾燥排ガスの脱臭を最後まで維持でき、脱臭を確実に行
うことができる。
【0060】図2は、本発明の請求項8乃至14記載の
ごみ乾燥装置の構成を示している。このごみ乾燥装置
は、ごみ燃料により燃焼する燃焼器30と、乾燥室1で
のごみ乾燥により発生する乾燥排ガスを上記燃焼器30
の燃焼排ガス排出部30a近傍に導く乾燥排ガス導入管
31と、外気を上記乾燥室1に導く外気導入管32と、
上記燃焼器30の燃焼排ガス排出部30aから排ガス管
33を通じて放出される燃焼排ガスと外気導入管32の
外気を熱交換する熱交換器34とを備えている。なお、
前述した本発明の請求項1乃至2に記載のごみ乾燥装置
の構成と同部材には同符号を付すことで、説明は省略す
る。
【0061】前記燃焼器30は、可燃ごみを原料として
製造したごみ燃料により燃焼させるもので、補助バーナ
30bが設けられている。
【0062】前記乾燥排ガス導入管31は、燃焼排ガス
排出部30a近傍の排ガス管33にファン31aを介し
て連通されており、このファン31aによって、サイク
ロン10の乾燥排ガスが当該乾燥排ガス導入管31を通
じて燃焼排ガス排出部30a近傍の排ガス管33に導入
される。
【0063】前記外筒3の排出口3aと前記燃焼器30
とは、ファン41aを介装した導入管41で連通されて
おり、ファン41aにより外筒3から排出される空気を
この導入管41を通じて燃焼器30内に導入する。ま
た、導入管41のファン41aの上流側が分岐されてお
り、この分岐された分岐管41bが前記乾燥排ガス導入
管31のファン31aの上流側に連通されている。
【0064】前記外気導入管32は、内筒としての回転
キルン2に外気を導入する内筒用外気導入管32aと、
外筒3に外気を導入する外筒用外気導入管32bとから
構成されている。
【0065】また、前記熱交換器34は、内筒用外気導
入管32aに介装された内筒用熱交換器34aと、外筒
用外気導入管32bに介装された外筒用熱交換器34b
とで構成されている。
【0066】前記外筒用外気導入管32bの前記外筒用
熱交換器34bよりも上流側には、第4流量調整弁35
が介装されるとともに、外筒用熱交換器34b及び第4
流量調整弁35をバイパスする外筒用バイパス管36が
外筒用外気導入管32bに設けられている。
【0067】前記内筒用外気導入管32aの前記内筒用
熱交換器34aよりも上流側には、第5流量調整弁37
が介装されるとともに、内筒用熱交換器34a及び第5
流量調整弁37をバイパスする内筒用バイパス管38が
内筒用外気導入管32aに設けられている。
【0068】前記内筒用外気導入管32a及び外筒用外
気導入管32bの内筒用バイパス管38及び外筒用バイ
パス管36の上流側にはファン32cがそれぞれ設けら
れている。
【0069】また、前記外筒用外気導入管32bの外筒
用熱交換器34bの下流側であって、前記外筒用バイパ
ス管36と外筒用外気導入管32bとの接続部よりも下
流側には、補助燃焼器39が介装されている。この補助
燃焼器39は、バーナ39aにより液体燃料を燃料とし
て燃焼させるものである。
【0070】前記排ガス管33は、前記乾燥排ガス導入
管31との連通部よりも下流側で分岐され、一方の分岐
管33bに前記外筒用熱交換器34bが設けられるとと
もに、他方の分岐管33aに前記内筒用熱交換器34a
が設けられ、その後再び合流されている。
【0071】分岐管33aの内筒用熱交換器34aの下
流側には、第6流量調整弁40が介装されている。
【0072】上述のように、分岐された後再び合流され
た排ガス管33の下流には集じん機42と脱硫装置43
とが接続された後、排気ファン44を介して外気に排気
される。
【0073】集じん機42の上述側となる排ガス管33
には、活性炭供給機45が接続されており、活性炭供給
機45から所定量の活性炭を排ガス管33に供給するこ
とで、燃焼ガス中のダイオキシンを吸着し、後続の集じ
ん機42で除塵する。
【0074】次に、このようにして構成されたごみ乾燥
装置により可燃ごみを乾燥する動作について説明する。
【0075】まず、可燃ごみは、前述したごみ乾燥装置
と同様にごみ供給装置5から回転キルン2内に供給さ
れ、当該回転キルン2内で乾燥され、ごみ排出装置8に
よって排出される。そして、このように乾燥された乾燥
ごみは、後の工程でごみ燃料として製造される。
【0076】この際、回転キルン2内へは、ファン32
cを通じて内筒用外気導入管32aから外気を内筒用熱
交換器34aに導入し、この内筒用熱交換器34aで後
述する燃焼器30から排出される燃焼排ガスと熱交換し
た後、当該内筒用外気導入管32aを通じて入口フード
4を経て導入する。
【0077】また、外筒3内へは、ファン32cを通じ
て外筒用外気導入管32bから外気を外筒用熱交換器3
4bに導入し、この外筒用熱交換器34bで後述する燃
焼器30から排出される燃焼排ガスと熱交換した後、必
要に応じて補助燃焼器39でさらに昇温させた後、当該
外筒用外気導入管32bを通じて導入する。
【0078】燃焼器30では、予め図示しない粉砕機に
よって粉状に粉砕されたごみ燃料を、外筒3内からファ
ン41aによって導入管41を通じて導入される空気
と、外気とを燃焼用空気として助燃バーナ30bの火炎
と自己燃焼により約1000°以上の高温で安全燃焼さ
せており、この燃焼によって生じた燃焼排ガスが内筒用
及び外筒用の熱交換器34a、34bで外気と熱交換さ
れる。
【0079】また、サイクロン10からの乾燥排ガス
は、ファン31aにより乾燥排ガス導入管31を通じて
前記外筒3から排出される空気の一部とともに燃焼器3
0の燃焼排ガス排出部30aの近傍に導入され、燃焼器
30から排出される高温の燃焼排ガスにより脱臭され
る。
【0080】さらに、第4〜第6流量調整弁35、3
7、40は、以下のように制御されている。
【0081】第4流量調整弁35の開度調整により、外
筒用外気導入管32bを通じて導入する外気を外筒用熱
交換器34bと外筒用バイパス管36に分岐する流量を
調整し、外筒3内の温度を可燃ごみの水分率に応じて制
御する。なお、第4流量調整弁35の調整によっても温
度が低い場合には、バーナ39aにより補助燃焼器39
で必要温度に昇温させる。
【0082】第5流量調整弁37の開度調整により、内
筒用外気導入管32aを通じて導入する外気を内筒用熱
交換器34aと内筒用バイパス管38に分岐する流量を
調整し、入口フード4への外気導入温度を可燃ごみの水
分率に合わせて制御する。
【0083】第6流量調整弁40の開度調整により、分
岐された両者の分岐管33a、33bへの燃焼排ガスの
導入量を調整し、内筒用熱交換器34a及び外筒用熱交
換器34bでの外気との熱交換を調整して回転キルン2
及び外筒3に導入する外気の温度を制御する。
【0084】上述した可燃ごみの水分率の検出はごみ供
給装置5に設けた水分計28によって行う。
【0085】このようにして、燃焼器30でのごみ燃料
の燃焼により第4〜第6流量調整弁を制御しながら可燃
ごみの乾燥を行うことで、可燃ごみをその含有する水分
率に応じて乾燥させることができるとともに、過剰加熱
による可燃ごみの発火を防止できる。
【0086】また、燃焼器30からの燃焼排ガスはごみ
乾燥装置の主要部をなす乾燥室1に一切導入されること
がなく、この燃焼排ガスと熱交換して昇温させた外気を
乾燥室1に導入しているため、燃焼排ガス中に含有する
腐食成分による乾燥室1等の主要部の腐食を防止するこ
とができる。
【0087】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1乃
至2記載のごみ乾燥装置によれば、乾燥排ガスが一旦熱
交換器に導入された後に燃焼器に導入されているため、
燃焼器内においては乾燥排ガスの脱臭に必要な温度が確
保できるとともに、当該燃焼器から排出する燃焼ガスの
温度を後の乾燥室で過剰加熱が生じない温度に降温させ
ることができる。
【0088】請求項3乃至5記載のごみ乾燥装置におけ
る制御方法によれば、ごみの持つ水分率に基づいて第1
〜第3流量調整弁を制御することで、燃焼器においては
上述した脱臭に必要な温度を維持しつつもごみの水分率
の変動に応じて乾燥に最適な熱量を得ることができ、乾
燥室の過剰加熱による発火を防止することもできる。
【0089】請求項6乃至7記載のごみ乾燥装置におけ
る制御方法によれば、ごみ乾燥の立上げ時及び立下げ時
において、第1〜第3流量調整弁を制御することで、ご
み乾燥装置の立上げ及び立下げを短時間で行うことがで
きる。また、ごみ乾燥の立下げ時においては、燃焼器の
燃焼状態を維持しながら外筒内を冷却させることができ
るので、燃焼器による乾燥排ガスの脱臭を最後まで維持
でき、脱臭を確実に行うことができる。
【0090】請求項8乃至14記載のごみ乾燥装置によ
れば、ごみ燃料を使用して燃焼器を燃焼させることで、
液体燃料を用いるものに比べてこの燃料費を低く抑える
ことでき、運転コストの低減を図ることができる。しか
も、燃焼器からの燃焼排ガスはごみ乾燥装置の主要部を
なす乾燥室に一切導入されることがなく、この燃焼排ガ
スと熱交換して昇温させた外気を乾燥室に導入している
ため、燃焼排ガス中に含有する腐食成分による乾燥室等
の主要部の腐食を防止することができる。さらに、第4
〜第6流量調整弁を適宜に制御しながらごみの乾燥を行
うことで、ごみの性状に応じた最適な乾燥を行うことが
できるとともに、過剰加熱によるごみの発火を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1乃至2記載のごみ乾燥装置の
概略の全体構成を示す構成図である。
【図2】本発明の請求項8乃至14記載のごみ乾燥装置
の概略の全体構成を示す構成図である。
【図3】従来のごみ乾燥装置の概略の全体構成を示す構
成図である。
【符号の説明】
1 乾燥室 2 回転キルン(内筒) 3 外筒 13 燃焼器 20 連通管 21 熱交換器 22 第1流量調整弁 23 外気開放管 24 第2流量調整弁 25 バイパス管 26 外気導入管 27 第3流量調整弁 30 燃焼器 30a 燃焼排ガス排出部 31 乾燥排ガス導入管 32 外気導入管 32a 内筒用外気導入管 32b 外筒用外気導入管 33 排ガス管 33a、33b 分岐管 34 熱交換器 34a 内筒用熱交換器 34b 外筒用熱交換器 35 第4流量調整弁 36 外筒用バイパス管 37 第5流量調整弁 38 内筒用バイパス管 39 補助燃焼器 40 第6流量調整弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北條 徹 兵庫県西宮市田近野町6番107号 新明和 工業株式会社開発技術本部内 (72)発明者 渡部 尚 兵庫県西宮市田近野町6番107号 新明和 工業株式会社開発技術本部内 (72)発明者 小島 久典 兵庫県西宮市田近野町6番107号 新明和 工業株式会社開発技術本部内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ごみを乾燥する乾燥室と、該乾燥室に連
    通されごみ乾燥の熱源となる燃焼器とを備え、前記乾燥
    室でのごみ乾燥によって発生する乾燥排ガスを前記燃焼
    器に導入して当該乾燥排ガスを脱臭するように構成され
    たごみ乾燥装置において、 前記乾燥排ガスを前記燃焼器からの燃焼ガスと熱交換し
    てから当該燃焼器に導入するように構成されたことを特
    徴とするごみ乾燥装置。
  2. 【請求項2】 ごみを乾燥する乾燥室と、該乾燥室に連
    通管を介して連通されごみ乾燥の熱源となる燃焼器とを
    備え、前記乾燥室でのごみ乾燥により発生する乾燥排ガ
    スを前記燃焼器に導入して当該乾燥排ガスを脱臭するよ
    うに構成されたごみ乾燥装置において、 前記連通管に介装され、前記乾燥排ガスを前記燃焼器か
    らの燃焼ガスと熱交換して当該燃焼器に導く熱交換器
    と、 前記連通管の前記熱交換器の下流側に介装された第1流
    量調整弁と、 前記連通管の前記熱交換器と前記第1流量調整弁との間
    から分岐され、第2流量調整弁を介して外気に開放され
    た外気開放管と、 前記連通管に前記熱交換器及び第1流量調整弁とをバイ
    パスして接続されたバイパス管と、 前記連通管の前記第1流量調整弁の下流側に第3流量調
    整弁を介して連通された外気導入管とを備えたことを特
    徴とするごみ乾燥装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のごみ乾燥装置における制
    御方法であって、 前記乾燥室で乾燥しようとするごみの水分率が予め設定
    された設定範囲内にある場合には、第1流量調整弁を全
    開にし、第2流量調整弁及び第3流量調整弁を全閉にす
    ることを特徴とするごみ乾燥装置における制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のごみ乾燥装置における制
    御方法であって、 前記乾燥室で乾燥しようとするごみの水分率が予め設定
    された設定範囲よりも高い場合には、第2流量調整弁及
    び第3流量調整弁を全閉にし、第1流量調整弁の開度を
    調整制御することを特徴とするごみ乾燥装置における制
    御方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のごみ乾燥装置における制
    御方法であって、 前記乾燥室で乾燥しようとするごみの水分率が予め設定
    された設定範囲よりも低い場合には、第2流量調整弁を
    全開にするとともに、第3流量調整弁を全閉にし、第1
    流量調整弁の開度を調整制御することを特徴とするごみ
    乾燥装置における制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のごみ乾燥装置における制
    御方法であって、 前記乾燥室によるごみ乾燥の立上げ時には、第1流量調
    整弁、第2流量調整弁及び第3流量調整弁を全閉にする
    ことを特徴とするごみ乾燥装置における制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項2記載のごみ乾燥装置における制
    御方法であって、 前記乾燥室によるごみ乾燥の立下げ時には、第1流量調
    整弁を全閉にし、第2流量調整弁及び第3流量調整弁を
    全開にすることを特徴とするごみ乾燥装置における制御
    方法。
  8. 【請求項8】 ごみを乾燥する乾燥室と、ごみ燃料によ
    り燃焼する燃焼器と、上記乾燥室でのごみ乾燥により発
    生する乾燥排ガスを上記燃焼器内もしくは燃焼器の燃焼
    排ガス排出部近傍に導く乾燥排ガス導入管と、外気を上
    記乾燥室に導く外気導入管と、上記燃焼器の燃焼排ガス
    排出部から排ガス管を通じて放出される燃焼排ガスと外
    気導入管の外気を熱交換する熱交換器とから構成された
    ことを特徴とするごみ乾燥装置。
  9. 【請求項9】 前記乾燥器は、ごみが投入される内筒
    と、その内筒の外方に設けられた外筒との2重構造に構
    成されており、前記外気導入管が、上記内筒に外気を導
    入する内筒用外気導入管と、上記外筒に外気を導入する
    外筒用外気導入管とで構成されるとともに、前記熱交換
    器が、内筒用外気導入管に介装された内筒用熱交換器
    と、外筒用外気導入管に介装された外筒用熱交換器とで
    構成された請求項8記載のごみ乾燥装置。
  10. 【請求項10】 前記外筒用外気導入管の前記外筒用熱
    交換器によりも上流側に第4流量調整弁が介装されると
    ともに、前記外筒用熱交換器及び第4流量調整弁をバイ
    パスする外筒用バイパス管が外筒用外気導入管に設けら
    れた請求項9記載のごみ乾燥装置。
  11. 【請求項11】 前記内筒用外気導入管の前記内筒用熱
    交換器によりも上流側に第5流量調整弁が介装されると
    ともに、前記内筒用熱交換器及び第5流量調整弁をバイ
    パスする内筒用バイパス管が内筒用外気導入管に設けら
    れた請求項9又は10記載のごみ乾燥装置。
  12. 【請求項12】 前記外筒用外気導入管の外筒用熱交換
    器の下流側に補助燃焼器が介装された請求項8又は9記
    載のごみ乾燥装置。
  13. 【請求項13】 前記外筒用外気導入管の外筒用熱交換
    器の下流側であって、前記外筒用バイパス管と外筒用外
    気導入管との接続部よりも下流側に補助燃焼器が介装さ
    れた請求項10又は11記載のごみ乾燥装置。
  14. 【請求項14】 前記排ガス管が分岐され、一方の分岐
    管に前記外筒用熱交換器が設けられるとともに、他方の
    分岐管に前記内筒用熱交換器が設けられて再び合流さ
    れ、一方もしくは他方の分岐管に第6流量調整弁が介装
    された請求項9、10、11、12又は13又記載のご
    み乾燥装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002018233A (ja) * 2000-07-05 2002-01-22 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 貯蔵設備の脱臭方法および脱臭装置
US6725566B1 (en) 1999-10-27 2004-04-27 Viktor Georgievich Skrotsky Drying plant and method for drying wood
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WO2023080345A1 (ko) * 2021-11-08 2023-05-11 삼성전자주식회사 슬러지 처리 장치 및 이를 포함하는 분뇨 처리 장치

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