JPH11200811A - タービン制御装置 - Google Patents

タービン制御装置

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Publication number
JPH11200811A
JPH11200811A JP1766898A JP1766898A JPH11200811A JP H11200811 A JPH11200811 A JP H11200811A JP 1766898 A JP1766898 A JP 1766898A JP 1766898 A JP1766898 A JP 1766898A JP H11200811 A JPH11200811 A JP H11200811A
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JP
Japan
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signal
valve
opening
valve opening
steam
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JP1766898A
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English (en)
Inventor
Masayuki Nakajima
誠之 中島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁開度信号3系列のうち、2系列の故障ある
いは弁開度信号2系列の双方が故障したときに蒸気弁の
動作を望ましいフェールセーフ側におき、または正常な
弁開度信号を選択すること。 【解決手段】 弁開度検出器11は系列毎に独立した弁
開度信号を中間値選択回路12を通して調節器10に送
るために3重化されている。タービン制御装置はそれぞ
れ弁開度検出器11の3系列の弁開度信号の故障を検出
する弁開度信号異常検出器21、弁開度信号3系列のう
ち、2系列の故障を判定する弁開度信号異常判定器2
2、弁開度信号異常判定器22から条件成立時に与えら
れる信号によりサーボアンプ13からサーボ弁14に送
られる開度制御信号を切るスイッチ23を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蒸気タービンに付設
されるタービン制御装置に係り、特に制御装置の誤動作
によりタービン速度が上昇するのを抑えて蒸気タービン
の安全を確保するようにしたタービン制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】発電プラントの蒸気タービンは蒸気発生
器から送られる作動蒸気によって負荷である発電機を駆
動する。このとき、蒸気発生器から蒸気タービンへの供
給蒸気は蒸気タービンの入口に設けられる蒸気加減弁の
開度を制御するタービン制御装置によって負荷に見合っ
た量に調節されている。典型的なプラント発電プラント
の蒸気タービンとそれに付設されるタービン制御装置と
を図面を参照して説明する。
【0003】図9において、蒸気発生器1で発生した蒸
気は主蒸気止め弁2および蒸気加減弁3を経て蒸気ター
ビン4に流入し、内部において膨張を遂げる。この膨張
による仕事によって負荷である発電機5が駆動されて電
気出力が発生する。この後、蒸気は復水器(図示せず)
で凝縮して復水となり、給水として図示しない給水ポン
プによって蒸気発生器1に供給されるように構成されて
いる。蒸気タービン4の入口に備えられる主蒸気止め弁
2は何らかの原因により蒸気タービン4が過速状態に陥
ったとき、流入する蒸気を遮断してタービン速度が決め
られた速度以上になるのを防ぐ重要な保安手段であり、
また蒸気加減弁3は負荷に見合った適正な量の蒸気を供
給する重要な制御手段である。
【0004】この蒸気タービン4には速度を制御するタ
ービン制御装置6が付設されている。すなわち、蒸気タ
ービン4のタービン軸の回転数を検出する速度検出器7
からの速度信号が蒸気圧力を検出する圧力検出器8から
の圧力信号と共に速度・圧力・負荷制御器9に入力され
る。速度・圧力・負荷制御器9ではタービン速度を定格
回転数に保持しつつ、圧力検出器8により検出される蒸
気発生器1からの蒸気圧力が圧力設定値になるように演
算し、蒸気加減弁3に対する開度指令信号を出力する。
調節器10は信頼性を高めるために3重化された弁開度
検出器11からの弁開度信号のうち、中間値選択回路1
2において選択された1つの弁開度信号と、入力された
開度指令信号とを比較し、双方の信号の偏差を開度制御
信号としてサーボアンプ13に出力する。
【0005】サーボアンプ13では開度制御信号に基づ
いてこれをサーボ電流に変換し、かつ増幅し、サーボ弁
14に出力する。サーボ弁14は増幅された開度制御信
号を油圧信号に変換し、蒸気加減弁3と結ばれた油筒1
5に伝える。油筒15は与えられた油圧信号に応じて蒸
気加減弁3の開度を変化させる。
【0006】一般に、サーボ弁14はサーボ電流が喪失
したときに弁装置をフェールセーフ側に動作させるため
のヌルバイアスがスプリングによって与えられる。蒸気
加減弁3のヌルバイアスは弁体を閉じる方向に作用する
ためにサーボ電流の喪失時、蒸気加減弁3は油筒15内
の制御油が逃がされ、閉動作して蒸気の流れを制限す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにタービン
制御装置6は3重化中間値制御によって蒸気加減弁3の
開度を制御している。この制御では弁開度信号が正常で
あるときは蒸気加減弁3の実開度信号と開度指令信号と
により適正な制御が可能で、万一弁開度信号が1系列だ
け故障したときも、正常な実開度信号を用いて引き続き
制御は適切に行うことができる。
【0008】しかしながら、3系列のうち、2系列が、
たとえば断線・短絡等により故障したときには、一方の
故障した信号が実際の開度よりも低く、他方の故障した
信号が実際の開度より高い値を示した場合を除き、故障
した信号が中間値選択回路12において選択され、この
結果蒸気加減弁3の動作が安定しなくなり、ハンチング
等により弁体、弁シート部が損傷する可能性がある。
【0009】特に、中間値選択回路12で高い値が選択
された場合、蒸気加減弁3の開度がより大きく開き、蒸
気タービン4に流入する蒸気量が増大して過速トリップ
域までタービン速度を上昇させてしまう危険性がある。
【0010】また、2重化高値(もしくは低値)制御に
よって開度を制御するタービン制御装置においては弁開
度信号が2系列故障したとき、故障した信号が調節器1
0に入力され、蒸気加減弁3の動作が不調に陥る可能性
がある。
【0011】そこで、本発明の目的は弁開度信号3系列
のうち、2系列の故障あるいは弁開度信号2系列の双方
が故障したときに蒸気弁の動作を望ましいフェールセー
フ側におき、または正常な弁開度信号を選択するように
タービン制御装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は蒸気タービンに導く蒸気量を開度を変化させ
て調節する蒸気弁と、この蒸気弁の開度を検出する弁開
度検出器と、この弁開度検出器で検出される実弁開度信
号と開度指令信号との偏差に基づいて蒸気弁の開度を変
化させる開度制御信号を発生する調節器と、開度制御信
号を増幅するサーボアンプと、増幅された開度制御信号
を油圧信号に変換するサーボ弁とを備え、弁開度検出器
は系列毎に独立した弁開度信号を中間値選択回路を通し
て調節器に送るように3重化されており、中間値選択回
路において選択される中間値弁開度信号が実弁開度信号
として調節器に入力されるタービン制御装置において、
それぞれ弁開度検出器の3系列の弁開度信号の故障を検
出する弁開度信号異常検出器と、弁開度信号3系列のう
ち、2系列の故障を判定する弁開度信号異常判定器と、
弁開度信号異常判定器から判定条件成立時に与えられる
信号によりサーボアンプからサーボ弁に送られる開度制
御信号を切るスイッチ手段とを備えることを特徴とする
ものである。
【0013】上記構成からなるタービン制御装置におい
ては弁開度信号3系列のうち、2系列が故障であると判
断されたとき、伝送されているサーボ弁への開度制御信
号を切ることができ、ヌルバイアスによって蒸気弁が閉
じてフェールセーフ側におくことが可能になる。
【0014】また、本発明は、望ましくは弁開度信号異
常判定器から判定条件成立時に与えられる信号に基づい
て開度制御信号を切る信号およびタービントリップ信号
を出力する信号出力手段を備える。
【0015】このように構成することにより弁開度信号
3系列のうち、2系列が故障であると判断されたとき、
伝送されているサーボ弁への開度制御信号を切ることが
でき、ヌルバイアスによって蒸気弁が閉じてフェールセ
ーフ側におくことが可能になる。同時に、タービントリ
ップ信号により蒸気タービンを安全に停止操作に移行さ
せることができる。
【0016】さらに、本発明は、望ましくは信号出力手
段が弁開度信号異常判定器から判定条件成立時に与えら
れる信号を所定時間留保した後に出力するタイマを備え
る。
【0017】このように構成することにより誤作動によ
る不必要な蒸気タービン等の出力低下を確実に回避しな
がら、蒸気弁の動作を望ましいフェールセーフ側におく
ことができる。
【0018】また、本発明は弁開度信号異常判定器に代
えて開度指令信号と、中間値選択回路からの実開度信号
とを比較し、偏差が所定の値を超えたとき、サーボアン
プからサーボ弁への開度制御信号を切る信号を出力する
偏差異常判定器を設ける。
【0019】このように構成することにより中間値選択
回路で選択された実開度信号の異常に基づいて故障であ
ると判断されたとき、伝送されているサーボ弁への開度
信号を切ることができ、ヌルバイアスによって蒸気弁が
閉じてフェールセーフ側におくことが可能になる。
【0020】さらに、本発明は、望ましくは弁開度信号
異常判定器から判定条件成立時に与えられる故障判定信
号およびそれぞれ弁開度異常検出器から与えられる弁開
度信号異常信号の双方に基づいて異常を生じた系列を特
定する異常系列判定器と、異常系列判定器から判定条件
成立時に与えられる信号に基づいて異常系列を切り離す
系列隔離信号を出力する信号出力手段とを備える。
【0021】このように構成することにより弁開度信号
3系列のうち、2系列が故障であると判断されたとき、
その異常系列を制御から除外し、正常な弁開度信号を送
り続けている1系列により蒸気弁の開度を制御すること
ができる。
【0022】また、本発明は蒸気タービンに導く蒸気量
を非常時を除き、全開開度に保って供給する蒸気弁と、
この蒸気弁の開度を検出する弁開度検出器と、この弁開
度検出器で検出される実弁開度信号と開度指令信号との
偏差に基づいて蒸気弁の開度を変化させる開度制御信号
を発生する調節器と、開度制御信号を増幅するサーボア
ンプと、増幅された開度制御信号を油圧信号に変換する
サーボ弁とを備え、弁開度検出器は系列毎に独立した弁
開度信号を中間値選択回路を通して調節器に送るように
3重化されており、中間値選択回路において選択される
中間値弁開度信号が実弁開度信号として調節器に入力さ
れるタービン制御装置において、それぞれ弁開度検出器
の3系列の弁開度信号の故障を検出する弁開度信号異常
検出器と、弁開度信号3系列のうち、2系列の故障を判
定する弁開度信号異常判定器と、蒸気弁が全開であるこ
とを判定する弁全開判定器と、弁開度信号異常判定器か
ら判定条件成立時に与えられる弁開度異常信号および弁
全開判定器から判定条件成立時に与えられる全開開度信
号の双方に基づいて切り換え信号を出力する論理回路
と、切り換え信号が与えられたとき、サーボ電流保持電
源から蒸気弁の全開を維持するサーボ電流を供給するよ
うに切り換えるスイッチ手段とを備えることを特徴とす
るものである。
【0023】上記構成からなるタービン制御装置におい
ては全開状態にある蒸気弁の開度制御中に弁開度信号が
2系列故障しても、引き続き蒸気弁を全開に保つことが
でき、蒸気タービンを停止させず、安定して運転を続け
ることが可能になる。
【0024】さらに、本発明は蒸気タービンに導く蒸気
量を開度を変化させて調節する蒸気弁と、この蒸気弁の
開度を検出する弁開度検出器と、この弁開度検出器で検
出される実弁開度信号と開度指令信号との偏差に基づい
て蒸気弁の開度を変化させる開度制御信号を発生する調
節器と、開度制御信号を増幅するサーボアンプと、増幅
された開度制御信号を油圧信号に変換するサーボ弁とを
備え、弁開度検出器は独立した弁開度信号を高値選択回
路または低値選択回路を通して調節器に送るように2重
化されており、高値選択回路または低値選択回路におい
て選択される高値または低値弁開度信号が実開度信号と
して調節器に入力されるタービン制御装置において、そ
れぞれ弁開度検出器の2系列の弁開度信号の故障を検出
する弁開度信号異常検出器と、弁開度信号2系列の双方
の異常を判定する弁開度信号異常判定器と、弁開度信号
異常判定器から判定条件成立時に与えられる信号により
サーボアンプからサーボ弁に送られる開度制御信号を切
るスイッチ手段とを備えるものである。
【0025】上記構成からなるタービン制御装置におい
ては弁開度信号2系列の双方が故障であると判断された
とき、伝送されているサーボ弁への開度制御信号を切る
ことができ、ヌルバイアスによって蒸気弁が閉じてフェ
ールセーフ側におくことが可能になる。
【0026】また、本発明は、望ましくは弁開度信号異
常判定器から判定条件成立時に与えられる信号に基づい
て開度制御信号を切る信号およびタービントリップ信号
を出力する信号出力手段を備える。
【0027】このように構成することにより弁開度信号
2系列の双方が故障であると判断されたとき、伝送され
ているサーボ弁への開度制御信号を切ることができ、ヌ
ルバイアスによって蒸気弁が閉じてフェールセーフ側に
おくことが可能になる。同時に、タービントリップ信号
により蒸気タービンを安全に停止操作に移行させること
ができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1において、速度・圧力
・負荷制御器9はタービン速度を定格回転数に保持しつ
つ、圧力検出器8により検出される蒸気圧力が圧力設定
値と等しくなるように演算し、蒸気弁20に対する開度
指令信号を出力する。調節器10はそれぞれ独立してい
る弁開度検出器11からの弁開度信号のうち、中間値選
択回路12において選択された1つの弁開度信号と、入
力された開度指令信号とを比較し、双方の信号の偏差を
開度制御信号としてサーボアンプ13に出力する。
【0029】また、サーボアンプ13は開度制御信号に
基づいてこれをサーボ電流に変換し、かつ増幅してサー
ボ弁14に出力する。サーボ弁14は増幅された開度制
御信号を油圧信号に変換して油筒15に伝える。油筒1
5は油圧信号に従って蒸気弁20の開度を変化させる。
【0030】以上の手段に加えてタービン制御装置はそ
れぞれ弁開度検出器11から出力される弁開度信号の故
障を検出する弁開度信号異常検出器21と、弁開度信号
3系列のうち、2系列の故障を判定する弁開度信号異常
判定器22と、弁開度信号異常判定器22から判定条件
の成立時に与えられるオフ信号でサーボアンプ13から
サーボ弁14への開度制御信号を切るスイッチ23とを
備えている。
【0031】本実施の形態は上記構成からなり、弁開度
検出器11からの弁開度信号が、たとえば断線等により
中間値選択回路12に伝送されなくなると、弁開度信号
異常検出器21が信号の異常を検出し、弁開度信号異常
信号を出力する。弁開度信号異常判定器22に弁開度信
号3系列のうち、2系列から弁開度信号異常信号が入力
されると、2/3論理回路において条件成立により弁開
度信号の異常と判断し、オフ信号がスイッチ23に出力
される。このオフ信号でスイッチ23の接点が開き、サ
ーボアンプ13からサーボ弁14に伝送されていた開度
制御信号が断たれる。このため、蒸気弁20はヌルバイ
アスによって直ちに閉じる方向に動作し、蒸気タービン
4に流入する蒸気が減少する。すなわち、蒸気弁20の
動作を望ましいフェールセーフ側におくことができる。
【0032】このように本実施の形態によれば、弁開度
信号3系列のうち、2系列が故障であると判断されたと
き、伝送されているサーボ弁14への開度制御信号を切
ることができ、蒸気弁20の動作を望ましいフェールセ
ーフ側におくことが可能になる。
【0033】さらに、本発明の他の実施の形態を説明す
る。図2において、タービン制御装置は弁開度信号異常
判定器22および信号出力回路24を備えている。弁開
度信号異常判定器22は弁開度信号3系列のうち、2系
列の故障を判定する2/3論理回路25を備えている。
また、信号出力回路24は弁開度信号異常判定器22の
異常判定結果に基づいて開度制御信号オフ信号およびタ
ービントリップ信号を出力する。
【0034】なお、上記の弁開度信号異常判定器22お
よび信号出力回路24を除いてタービン制御装置は上記
実施の形態(図1参照)のものと同様に構成されてい
る。
【0035】本実施の形態は上記構成からなり、弁開度
信号異常判定器22に弁開度信号3系列のうち、2系列
から弁開度信号異常信号が入力されると2/3論理回路
25において条件成立により弁開度信号の異常と判定さ
れる。この異常判定結果に従い信号出力回路24からオ
フ信号およびタービントリップ信号が出力される。オフ
信号はスイッチ23に伝送されてスイッチ23の接点が
開き、サーボ弁14への開度制御信号が断たれる。これ
により蒸気弁20はヌルバイアスによって直ちに閉じて
蒸気タービン4に流入する蒸気が減少する。すなわち、
蒸気弁20の動作を望ましいフェールセーフ側におくこ
とが可能になる。
【0036】一方、タービントリップ信号は図示しない
トリップ回路に出力され、蒸気タービン4は停止操作に
移行する。
【0037】このように本実施の形態によれば、弁開度
信号3系列のうち、2系列が故障であると判断されたと
き、伝送されているサーボ弁14への開度制御信号を切
ることができ、蒸気弁20の動作を望ましいフェールセ
ーフ側におくことが可能になる。同時に、トリップ信号
により蒸気タービン4を停止操作に移行させることがで
きる。
【0038】さらに、本発明の他の実施の形態を説明す
る。図3において、タービン制御装置は弁開度信号異常
判定器22および信号出力回路24を備えている。弁開
度信号異常判定器22は弁開度信号3系列のうち、2系
列の故障を判定する2/3論理回路25を備えている。
また、信号出力回路24は弁開度信号異常判定器22の
判定結果に基づいて短い留保時間をおいて開度制御信号
オフ信号およびタービントリップ信号を出力するタイマ
26を有する。
【0039】なお、上記弁開度信号異常判定器22およ
び信号出力回路24を除いてタービン制御装置は上記実
施の形態(図1参照)のものと同様に構成されている。
【0040】本実施の形態は上記構成からなり、弁開度
信号異常判定器22に弁開度信号3系列のうち、2系列
から弁開度信号異常信号が入力されると、2/3論理回
路25において条件成立により異常と判定され、オフ信
号およびタービントリップ信号が信号出力回路24に出
力される。オフ信号はタイマ26で一時留保された後、
ステッチ23に伝送される。このオフ信号でスイッチ2
3の接点が開き、サーボ弁14への開度制御信号が断た
れる。このため、蒸気弁20はヌルバイアスによって直
ちに閉じて蒸気タービン4に流入する蒸気が減少する。
すなわち、蒸気弁20の動作を望ましいフェールセーフ
側におくことができる。
【0041】2系列の弁開度信号のうち、1系列の弁開
度信号が、たとえば1パルスだけの持続しない信号で、
タイマ26の留保時間中に消滅すると、2/3論理回路
25からのオフ信号およびタービントリップ信号は取り
消される。すなわち、2/3論理回路25においてノイ
ズ等から誤作動が生じても、本来のオフ信号およびター
ビントリップ信号のようにパルスが持続しないときは誤
作動によるものとしてそのオフ信号およびタービントリ
ップ信号は取り消され、信号出力回路24からスイッチ
23およびトリップ回路にいずれの信号も出力されな
い。
【0042】なお、本実施の形態はタイマ26によって
タービントリップ信号のみ一時留保することも可能であ
る。
【0043】このように本実施の形態によれば、誤作動
による不必要な蒸気タービン4等の出力低下を確実に回
避しながら、蒸気弁20の動作を望ましいフェールセー
フ側におくることが可能になる。
【0044】さらに、本発明の他の実施の形態を説明す
る。図4において、タービン制御装置は速度・圧力・負
荷制御器9からの弁開度指令信号と、中間値選択回路1
2からの実弁開度信号(中間値)とを比較し、偏差が所
定の値を超えたとき、サーボアンプ13からサーボ弁1
4への弁開度制御信号を切るオフ信号を出力する偏差異
常判定器27を備えている。
【0045】本実施の形態は上記構成からなり、速度・
圧力・負荷制御器9から出力される弁開度指令信号が双
方の信号の偏差を求めるために選択された実弁開度信号
と共に偏差異常判定器27に入力される。たとえば、何
らかの原因により選択された弁開度信号が大きな値を示
すと、正常な弁開度指令信号の値との間に大きな偏差が
生じ、正常偏差の範囲を大きく超えるために論理回路に
おいて弁開度信号の異常と判断し、オフ信号がスイッチ
23に出力される。このオフ信号でスイッチ23の接点
が開き、サーボアンプ13からサーボ弁14に伝送され
ていた開度制御信号が断たれる。このため、蒸気弁20
はヌルバイアスによって直ちに閉じる方向に動作し、蒸
気タービン4に流れる蒸気が減少する。
【0046】このように本実施の形態によれば、中間値
選択回路12で選択された実開度信号の異常に基づいて
故障であると判断されると、伝送されているサーボ弁1
4への開度制御信号を切ることができ、蒸気弁20の動
作を望ましいフェールセーフ側におくことが可能にな
る。
【0047】さらに、本発明の他の実施の形態を説明す
る。図5において、タービン制御装置は弁開度信号異常
判定器22、異常系列判定器28および信号出力回路2
4を備えている。弁開度信号異常判定器22は弁開度信
号3系列のうち、2系列の故障を判定する2/3論理回
路25を備えている。また、異常系列判定器28は弁開
度信号異常判定器22からの故障判定信号およびそれぞ
れ弁開度異常検出器21から与えられる弁開度信号異常
信号の双方に基づいて異常を生じた系列を特定するアン
ド回路29を備えている。信号出力回路24は異常系列
判定器28から判定条件成立時に与えられる信号に基づ
いて異常系列を切り離す系列隔離信号を出力する。
【0048】本実施の形態は上記構成からなり、弁開度
信号異常判定器22に弁開度信号3系列のうち、2系列
から弁開度信号異常信号が入力されると、2/3論理回
路25において条件成立により弁開度信号の異常と判定
される。この出力信号は故障判定信号として異常系列判
定器28のそれぞれのアンド回路29の入力端に与えら
れる。アンド回路29のもう1つの入力端には故障の生
じた2系列から弁開度信号異常信号が入力されており、
故障および弁開度信号異常の双方の条件が成立し、故障
した系列が特定される。この特定された異常系列に対し
て信号出力回路24から系列隔離信号が出力される。こ
れにより異常を生じた2系列を除外することができ、残
された正常な1系列の弁開度信号を用いて蒸気弁20の
開度を制御することが可能になる。
【0049】このように本実施の形態によれば、弁開度
信号3系列のうち、2系列が故障であると判断されたと
き、その異常系列を制御から除外し、正常な弁開度信号
を送り続けている1系列により蒸気弁20の開度を制御
することができる。
【0050】さらに、本発明の他の実施の形態を説明す
る。図6において、速度・圧力・負荷制御器9は蒸気弁
30に対する開度指令信号を出力する。調節器10はそ
れぞれ独立している弁開度検出器11からの弁開度信号
のうち、中間値選択回路12において選択された1つの
弁開度信号と、入力された開度指令信号とを比較し、双
方の信号の偏差を開度制御信号としてサーボアンプ13
に出力する。
【0051】また、サーボアンプ13は開度制御信号を
サーボ電流に変換し、かつ増幅してサーボ弁14に出力
する。サーボ弁14は開度制御信号を油圧信号に変換し
て油筒15に伝える。油筒15は油圧信号に従い蒸気弁
30の開度を変化させる。
【0052】さらに、タービン制御装置はそれぞれ弁開
度検出器11から与えられる弁開度信号の故障を検出す
る弁開度信号異常検出器21と、弁開度信号3系列のう
ち、2系列の故障を判定する弁開度信号異常判定器22
と、蒸気弁30が全開であることを判定する弁全開判定
器31と、弁開度信号異常判定器22から判定条件成立
時に与えられる弁開度信号異常信号および弁全開判定器
31から判定条件成立時に与えられる全開開度信号の双
方に基づいて切り換え信号を出力する論理回路32と、
切り換え信号が与えられたとき、蒸気弁30の全開を保
持するサーボ電流を供給するように切り換えるスイッチ
33と、サーボ電流を供給するサーボ電流保持電源34
とを備えている。
【0053】本実施の形態は上記構成からなり、蒸気タ
ービン4の運転中、蒸気弁30(主蒸気止め弁に相当す
る)は全開に保たれ、弁開度検出器11で検出された全
開開度信号が中間値選択回路12に伝送されている。こ
の状態から、たとえば断線等により弁開度検出器11か
らの弁開度信号が伝送されなくなると、弁開度信号異常
検出器21が信号の異常を検出し、弁開度信号異常信号
を出力する。弁開度信号異常判定器22に弁開度3系列
のうち、2系列から弁開度信号異常信号が入力される
と、2/3論理回路において弁開度信号の異常と判断
し、オン信号が論理回路32の入力端に出力される。
【0054】論理回路32のもう1つの入力端には弁全
開判定器31から蒸気弁30の開度を全開に保つ全開開
度信号が入力されており、弁開度信号異常および弁全開
の双方の条件が成立し、スイッチ33に対して切り換え
信号が出力される。これによりスイッチ33の接点がサ
ーボアンプ13からサーボ電流保持電源34に切り換わ
り、引き続きサーボ電流保持電源34からサーボ弁14
に対して蒸気弁30を全開に保持するサーボ電流が供給
される。
【0055】このように本実施の形態によれば、全開状
態にある蒸気弁の開度制御中に弁開度信号が2系列故障
しても、引き続き蒸気弁30を全開に保つことができ、
蒸気タービン4を停止させず、安定して運転を続けるこ
とが可能になる。
【0056】さらに、本発明の他の実施の形態を説明す
る。図7において、タービン制御装置はそれぞれ弁開度
検出器11から出力される弁開度信号の故障を検出する
弁開度信号異常検出器21と、高値選択回路35に入力
される弁開度信号2系列の双方の故障を判定する弁開度
信号異常判定器36と、弁開度信号異常判定器36から
判定条件成立時に与えられるオフ信号でサーボアンプ1
3からサーボ弁14に送られる開度制御信号を切るスイ
ッチ23とを備える。
【0057】本実施の形態は上記構成からなり、弁開度
検出器11からの弁開度信号が、たとえば断線等により
高値選択回路35に伝送されなくなると、弁開度信号異
常検出器21が信号の異常を検出し、弁開度信号異常信
号を出力する。弁開度信号異常判定器36に弁開度信号
2系列の双方から弁開度信号異常信号が入力されるとア
ンド回路において条件成立により弁開度信号の異常と判
断し、オフ信号がスイッチ23に出力される。このオフ
信号でスイッチ23の接点が開き、サーボアンプ13か
らサーボ弁14に伝送されていた開度制御信号が断たれ
る。このため、蒸気弁20はヌルバイアスによって直ち
に閉じる方向に動作し、蒸気タービン4に流入する蒸気
が減少する。すなわち、蒸気弁20の動作を望ましいフ
ェールセーフ側におくことができる。なお、本実施の形
態は高値選択回路35に代えて低値選択回路を使用して
もよい。
【0058】このように本実施の形態によれば、弁開度
信号2系列の双方が故障であると判断されたとき、伝送
されているサーボ弁14への開度制御信号を切ることが
でき、蒸気弁20の動作を望ましいフェールセーフ側に
おくことが可能になる。
【0059】さらに、本発明の他の実施の形態を説明す
る。図8において、タービン制御装置は弁開度信号異常
判定器36および信号出力回路37を備えている。弁開
度信号異常判定器36は弁開度信号2系列双方の故障を
判定するアンド回路38を備えている。また、信号出力
回路37は弁開度信号異常判定器36の異常判定結果に
基づて開度制御信号オフ信号およびタービントリップ信
号を出力する。
【0060】なお、上記の弁開度信号異常判定器36お
よび信号出力回路37を除いてタービン制御装置は上記
実施の形態(図7参照)のものと同様に構成されてい
る。
【0061】本実施の形態は上記構成からなり、弁開度
信号異常判定器36に弁開度信号2系列の双方の弁開度
信号異常信号が入力されると、アンド回路38において
条件成立により弁開度信号の異常と判定される。この異
常判定結果に従い信号出力回路37からオフ信号および
タービントリップ信号が出力される。オフ信号はスイッ
チ23に伝送されてスイッチ23の接点が開き、サーボ
弁14への開度制御信号が断たれる。これにより蒸気弁
20はヌルバイアスによって直ちに閉じて蒸気タービン
4に流入する蒸気が減少する。一方、タービントリップ
信号はトリップ回路(図示せず)に出力される。
【0062】このように本実施の形態によれば、弁開度
信号2系列の双方が故障であると判断されたとき、伝送
されているサーボ弁14への弁開度制御信号を切ること
ができ、蒸気弁20の動作を望ましいフェールセーフ側
におくことが可能になる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、弁
開度信号3系列のうち、2系列あるいは弁開度信号2系
列の双方が故障したとき蒸気弁の動作を望ましいフェー
ルセーフ側におくことができ、蒸気タービンに流入する
蒸気量が増大し、過速トリップ域までタービン速度が上
昇するのを防ぐことができる。また、異常を生じた2系
列を除外し、正常な弁開度信号を送り続けている1系列
により蒸気弁の開度を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタービン制御装置の実施の形態を
示すブロック図。
【図2】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図3】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図4】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図5】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図6】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図7】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図8】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図9】従来のタービン制御装置の一例を示すブロック
図。
【符号の説明】 9 速度・圧力・負荷制御器 11 弁開度検出器 12 中間値選択回路 13 サーボアンプ 20、30 蒸気弁 21 弁開度信号異常検出器 22、27、36 弁開度信号異常判定器 23、33 スイッチ 34 サーボ電流保持電源

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気タービンに導く蒸気量を開度を変化
    させて調節する蒸気弁と、この蒸気弁の開度を検出する
    弁開度検出器と、この弁開度検出器で検出される実弁開
    度信号と開度指令信号との偏差に基づいて該蒸気弁の開
    度を変化させる開度制御信号を発生する調節器と、開度
    制御信号を増幅するサーボアンプと、増幅された開度制
    御信号を油圧信号に変換するサーボ弁とを備え、前記弁
    開度検出器は系列毎に独立した弁開度信号を中間値選択
    回路を通して前記調節器に送るように3重化されてお
    り、前記中間値選択回路において選択される中間値弁開
    度信号が実弁開度信号として前記調節器に入力されるタ
    ービン制御装置において、それぞれ前記弁開度検出器の
    3系列の弁開度信号の故障を検出する弁開度信号異常検
    出器と、弁開度信号3系列のうち、2系列の故障を判定
    する弁開度信号異常判定器と、前記弁開度信号異常判定
    器から判定条件成立時に与えられる信号により前記サー
    ボアンプから前記サーボ弁に送られる開度制御信号を切
    るスイッチ手段とを備えることを特徴とするタービン制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記弁開度信号異常判定器から判定条件
    成立時に与えられる信号に基づいて開度制御信号を切る
    信号およびタービントリップ信号を出力する信号出力手
    段を備えることを特徴とする請求項1記載のタービン制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記信号出力手段が前記弁開度信号異常
    判定器から判定条件成立時に与えられる信号を所定時間
    留保した後に出力するタイマを備えることを特徴とする
    請求項2記載のタービン制御装置。
  4. 【請求項4】 前記弁開度信号異常判定器に代えて開度
    指令信号と、前記中間値選択回路からの実開度信号とを
    比較し、偏差が所定の値を超えたとき、前記サーボアン
    プから前記サーボ弁への開度制御信号を切る信号を出力
    する偏差異常判定器を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のタービン制御装置。
  5. 【請求項5】 前記弁開度信号異常判定器から判定条件
    成立時に与えられる故障判定信号およびそれぞれ前記弁
    開度異常検出器から与えられる弁開度信号異常信号の双
    方に基づいて異常を生じた系列を特定する異常系列判定
    器と、前記異常系列判定器から判定条件成立時に与えら
    れる信号に基づいて異常系列を切り離す系列隔離信号を
    出力する信号出力手段とを備えることを特徴とする請求
    項1記載のタービン制御装置。
  6. 【請求項6】 蒸気タービンに導く蒸気量を非常時を除
    き、全開開度に保って供給する蒸気弁と、この蒸気弁の
    開度を検出する弁開度検出器と、この弁開度検出器で検
    出される実弁開度信号と開度指令信号との偏差に基づい
    て該蒸気弁の開度を変化させる開度制御信号を発生する
    調節器と、開度制御信号を増幅するサーボアンプと、増
    幅された開度制御信号を油圧信号に変換するサーボ弁と
    を備え、前記弁開度検出器は系列毎に独立した弁開度信
    号を中間値選択回路を通して前記調節器に送るように3
    重化されており、前記中間値選択回路において選択され
    る中間値弁開度信号が実弁開度信号として前記調節器に
    入力されるタービン制御装置において、それぞれ前記弁
    開度検出器の3系列の弁開度信号の故障を検出する弁開
    度信号異常検出器と、弁開度信号3系列のうち、2系列
    の故障を判定する弁開度信号異常判定器と、前記蒸気弁
    が全開であることを判定する弁全開判定器と、前記弁開
    度信号異常判定器から判定条件成立時に与えられる弁開
    度異常信号および前記弁全開判定器から判定条件成立時
    に与えられる全開開度信号の双方に基づいて切り換え信
    号を出力する論理回路と、切り換え信号が与えられたと
    き、サーボ電流保持電源から前記蒸気弁の全開を維持す
    るサーボ電流を供給するように切り換えるスイッチ手段
    とを備えることを特徴とするタービン制御装置。
  7. 【請求項7】 蒸気タービンに導く蒸気量を開度を変化
    させて調節する蒸気弁と、この蒸気弁の開度を検出する
    弁開度検出器と、この弁開度検出器で検出される実弁開
    度信号と開度指令信号との偏差に基づいて該蒸気弁の開
    度を変化させる開度制御信号を発生する調節器と、開度
    制御信号を増幅するサーボアンプと、増幅された開度制
    御信号を油圧信号に変換するサーボ弁とを備え、前記弁
    開度検出器は独立した弁開度信号を高値選択回路または
    低値選択回路を通して前記調節器に送るように2重化さ
    れており、前記高値選択回路または低値選択回路におい
    て選択される高値または低値弁開度信号が実開度信号と
    して前記調節器に入力されるタービン制御装置におい
    て、それぞれ前記弁開度検出器の2系列の弁開度信号の
    故障を検出する弁開度信号異常検出器と、弁開度信号2
    系列の双方の異常を判定する弁開度信号異常判定器と、
    前記弁開度信号異常判定器から判定条件成立時に与えら
    れる信号により前記サーボアンプから前記サーボ弁に送
    られる開度制御信号を切るスイッチ手段とを備えること
    を特徴とするタービン制御装置。
  8. 【請求項8】 前記弁開度信号異常判定器から判定条件
    成立時に与えられる信号に基づいて開度制御信号を切る
    信号およびタービントリップ信号を出力する信号出力手
    段を備えることを特徴とする請求項7記載のタービン制
    御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1311170C (zh) * 2003-01-09 2007-04-18 株式会社东芝 具有异常检测功能的伺服阀控制装置与伺服阀控制系统
JP2009180188A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Toshiba Corp 多重化蒸気タービン制御装置
JP2020045794A (ja) * 2018-09-18 2020-03-26 株式会社東芝 タービン制御装置およびタービン制御方法
CN112648023A (zh) * 2020-12-14 2021-04-13 国家能源(山东)工程技术有限公司 一种防止汽轮机主蒸汽阀门误关的阀门控制卡及控制方法

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