JPH11200683A - 車両用ドアロックシステム - Google Patents

車両用ドアロックシステム

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JPH11200683A
JPH11200683A JP303398A JP303398A JPH11200683A JP H11200683 A JPH11200683 A JP H11200683A JP 303398 A JP303398 A JP 303398A JP 303398 A JP303398 A JP 303398A JP H11200683 A JPH11200683 A JP H11200683A
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克昌 西井
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Sadasuke Kimura
禎祐 木村
Hiroshi Ando
浩 安藤
浩幸 ▲樽▼見
Hiroyuki Tarumi
Kiyokazu Yoshida
清和 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子キーとの通信に応じてドアロック制御動
作を実行する構成において、消費電力を低減する。 【解決手段】 赤外線エリアセンサ5はレンズ6により
結像した車両周辺の所定領域の温度分布を検出する。信
号検出・処理回路10は、赤外線エリアセンサ5が検出
した温度分布に基づいて熱画像データを作成する。そし
て、ドアロックシステム制御回路14は、信号検出・処
理回路10が作成した熱画像データに基づいて人を検出
したときは電子キー15との通信を開始する。これによ
り、電子キー15との通信動作を間欠的に実行する構成
に比較して、消費電力の低減を図りバッテリの消耗を抑
制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に接近する人
を赤外線エリアセンサにより検出して動作する車両用ド
アロックシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ドアロックを解除するため
に、例えばキーシリンダにキーを差込んだり、キーレス
エントリシステムのリモートキーを操作するなどのドア
ロック解除の動作を行うことなく、ドアロック解除の判
断を車両側が行う自動ロック解除システムが提案されて
いる。これは、車両側から携帯用電子キーに対して質問
信号を発信し、これを受けて電子キー側が応答信号を返
すことにより、車両側が受信した応答信号の照合を行
い、予め登録された電子キーであると認証したときは、
ドアロックの解除を自動的に行うシステムである。従っ
て、電子キーを携帯した人は、ドアロックの解除操作を
行うことなく乗車することができるので、素早く乗車で
き使い勝手に優れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子キーに
よるドアロックの解除のタイミングは主に駐車時(エン
ジン停止時)であり、車両側からの信号発信時の消費電
力が問題となる。
【0004】しかしながら、電子キーが車両の近傍に位
置しているかを判断する手段がないことから、車両から
の質問信号は所定間隔を設けて常に発信させている必要
があり、消費電力の低減には限界がある。これを回避す
るためには、低電力の超音波センサなどを利用して接近
する人を検出することも考えられるが、超音波センサで
は検出物が人なのかを判断することができないため、超
音波センサの検出対象領域に物体が位置するような状況
では質問信号の発信状態を継続しなければならず、消費
電力の大幅な低減とはならないという欠点がある。この
ことは、従来のリモコンキーにおいても、車両側はリモ
コンキーからの信号の受信待機状態を維持しなければな
らず、電力消費の低減が望まれている。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、電子キーとの通信に応じてドアロック
制御動作を実行する構成において、消費電力を低減する
ことができる車両用ドアロックシステムを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、赤外線エリアセンサは車外周辺に設定されて検出対
象領域の温度分布を検出するので、熱画像データ作成手
段は、赤外線エリアセンサが検出した温度分布に基づい
て熱画像データを作成する。そして、物体判断手段は、
熱画像データ作成手段が作成した熱画像データに基づい
て検出対象領域に位置した物体を判断する。
【0007】ここで、ドアロック制御手段は、物体判断
手段が物体は人体であると判断したときは電子キーの真
偽を判定する判定動作を実行し、当該電子キーは真であ
ると判定したときはドアロックを解除する。これによ
り、ドアロック解除手段の判定動作が必要なタイミング
でのみ行われるようになるので、消費電力の低減を図る
ことができる。
【0008】請求項2の発明によれば、電子キーを携帯
した人が降車して赤外線エリアセンサの検出対象領域に
位置した状態で車両から離れると、赤外線エリアセンサ
により人を検出していることに応じてドアロック制御手
段が電子キーとの通信動作を行うにもかかわらず、電子
キーとの通信が不可能となるので、このような場合は、
ドアロック制御手段はドアロックを実行する。これによ
り、自動的なドアロックが可能となる。
【0009】請求項3の発明によれば、物体検出手段
は、赤外線エリアセンサの熱検知素子のうち所定の熱検
知素子による温度分布に基づいて熱画像データ作成手段
が作成した熱画像データにより検出対象領域に物体が位
置したかを判断する。これにより、赤外線エリアセンサ
の消費電力を抑制することができる。
【0010】そして、物体判断手段は、物体検出手段が
物体を検出したときは、赤外線エリアセンサの全ての熱
検知素子による温度分布に基づいて熱画像データ作成手
段が作成した熱画像データにより物体を判断するので、
検出対象領域に位置した物体を確実に判断することがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1乃
至図7を参照して説明する。図2は車両の外観を示して
いる。この図2において、車両の運転席及び助手席ドア
に対応した車両フレーム部、後席の右席、左席ドアに対
応した車両フレーム部には赤外線エリアセンサユニット
1〜4がそれぞれ取付けられている。この場合、赤外線
エリアセンサユニット1〜4の検出対象領域はそれぞれ
のドアの外方領域に設定されている。
【0012】図1は全体の構成を概略的に示している。
この図1において、赤外線エリアセンサ5の前面にはレ
ンズ6が配置されており、このレンズ6により赤外線エ
リアセンサ5上に検出対象領域の熱画像が結像するよう
になっている。このレンズ6は高密度ポリエチレン、カ
ルコゲンガラス、BaF2 、ZnSなどから成る赤外線
集光レンズであり、球面、非球面、或いはフレネル形状
をなしている。
【0013】赤外線エリアセンサ5は、熱検知素子7が
例えば15×10個のように2次元のマトリクス状に集
合した形状をしており、車両周辺から発せられた赤外線
をレンズ6で集光して熱検知素子7上に熱画像として結
像する。この場合、レンズ6は、例えば500mmはな
れた位置で750×500mmの範囲を熱検知素子7全
体に集光できるように設計されている。従って、赤外線
エリアセンサ5の熱検知素子7の個数が15×10個と
すると、1つの熱検知素子7で検出できる範囲(検出分
解能)は50mm四方となる。また、赤外線エリアセン
サ5において熱検知素子7の周辺には、信号発生回路8
及び選択回路9が設置されている。
【0014】熱検知素子7単体は、図3に示すようにS
i基板5a上にSiO2 薄膜7a、金属薄膜抵抗部7
b、吸収膜7cを形成してから、金属薄膜抵抗部7bの
裏面側をエッチングにより除去することにより金属薄膜
抵抗部7bがSi基板5aからエアギャップを存して位
置する断熱構造に形成されている。
【0015】図4は赤外線エリアセンサ5の電気的構成
を概略的に示している。この図4において、赤外線エリ
アセンサ5の熱検知素子7は選択回路18を構成するX
リングカウンタ18a及びYリングカウンタ18bによ
りFETを通じて択一的に順番に選択されるようになっ
ており、選択された熱検知素子7からの信号を図1に示
す信号検出・処理回路10(熱画像データ作成手段に相
当)に順に取込むことにより、赤外線エリアセンサ5に
設定された検出領域の温度分布を検出することができ
る。
【0016】即ち、図1において、信号検出・処理回路
10は、信号増幅器11、信号処理回路12、データ送
信回路13から構成されており、信号処理回路12にお
いて赤外線エリアセンサ5が検出した温度分布に基づい
て熱画像データを作成するようになっている。
【0017】そして、ドアロックシステム制御回路14
(物体判断手段、物体検出手段、ドアロック制御手段に
相当)は、信号検出・処理回路10からの熱画像データ
に基づいて後述するように電子キー15との通信に応じ
てドアロック制御動作を実行する。
【0018】ここで、電子キー15は、ドアロックシス
テム制御回路14から質問信号を受信したときは予め記
憶されている自己固有の識別信号を示す応答信号を返信
するようになっている。
【0019】次に上記構成の作用について説明する。例
えば運転者が車両に乗車するために電子キー15を携帯
した状態で赤外線エリアセンサ5の検出対象領域に位置
すると、運転者から発せられた赤外線がレンズ6を通じ
て赤外線エリアセンサ5に到達する。
【0020】赤外線エリアセンサ5の熱検知素子7にあ
っては、入射した赤外線を吸収膜7cで吸収することに
より熱に変換し、その熱により金属薄膜抵抗部7bの温
度が上昇して抵抗値が変化するので、熱検知素子7から
のセンサ信号を信号検出・処理回路10に順に出力する
ことにより検出対象領域の温度分布を検出することがで
きる。
【0021】そして、信号検出・処理回路10は、全て
の熱検知素子7からの信号を取込むことにより検出対象
領域の熱画像データを作成することができる。つまり、
赤外線エリアセンサ5が検出した温度分布データを信号
処理回路12で処理することにより熱画像データを作成
する。この熱画像データは、データ送信回路13により
ドアロックシステム制御回路14に送信され、検出対象
領域に位置する人の位置検出に用いる。
【0022】ここで、図5はドアロックシステム制御回
路14の動作を示している。この図5において、ドアロ
ックシステム制御回路14は、信号検出・処理回路10
からの熱画像データに基づいて連続的に車外温度をモニ
タしており(S101)、温度の急変を検出することに
より検出対象領域に物体が位置したかを判断し、そのと
きの温度分布の変化から物体が位置したかを判断する
(S102)。この場合、15×10個のドットマトリ
クス状の熱検知素子7を全て作動させたときは、消費電
力が大きくなってしまう。
【0023】即ち、赤外線エリアセンサ5の1つの熱検
知素子7を作動させるために必要な消費電流が20m
A、作動に必要となる時間が0.1msec とすると、1
50個の熱検知素子7を作動するには1つの赤外線エリ
アセンサ5において15msecの間常に20mAを消費
していることになる。
【0024】ここで、赤外線エリアセンサ5の検出サイ
クルを80msec の周期で作動させたとすると、全ての
赤外線エリアセンサ5の熱検知素子7が連続して作動し
ている時間は15msec ×4=60msec となり、この
ときの平均消費電力は、20mA×(60/80)=1
5mAとなる。
【0025】そこで、150個の熱検知素子7のうち、
例えば図6に塗潰して示す位置の50個の熱検知素子7
だけ作動させて検出を行うことにした。この場合、作動
時間は60msec の1/3である20msec となり、こ
のときの平均消費電力は、20mA×(20/80)=
5mAとなる(図7参照)。
【0026】従って、本実施例では、赤外線エリアセン
サ5において作動させる熱検知素子7の数を1/3に削
減することにより、消費電力を1/3に低減することが
できる。この場合、作動させる熱検知素子7の数をさら
に減らすことにより、消費電力を一層低減することがで
きる。
【0027】さて、電子キー15を携帯した人が車両に
接近して4個の赤外線エリアセンサ5のうち例えば運転
席に対応した赤外線エリアセンサ5の検出対象領域に位
置すると、上述のようにして赤外線エリアセンサ5が検
出対象領域に位置した物体を検出するようになる。この
とき、赤外線エリアセンサ5においては熱検知素子7を
間引いて作動させているので、作動している熱検知素子
7に対応する検知領域に人の顔、或いは手が位置したと
きは、それらに対応する熱検知素子7の温度が上昇する
ようになり、赤外線エリアセンサ5により検出される温
度分布が変化するようになる。これにより、赤外線エリ
アセンサ5の熱検知素子を間引いて作動させながら、車
両に接近する物体の有無を判断することができる。
【0028】そして、作動している熱検知素子7が検出
した温度変化の度合いを把握することにより、物体が侵
入したと判断したときは(図7参照)、物体の侵入を検
出した赤外線エリアセンサ5の全ての熱検知素子7を作
動させることによりその移動物体がどのような大きさ、
温度分布を有するかを判断する(S103)。
【0029】この場合、赤外線エリアセンサ5の取得エ
リアによっては、水平よりも上向きになる熱検知素子7
もあり、太陽光が入射した場合などに誤検出することが
ある。このような場合、熱検知素子7により検出された
温度分布変化が一様であることから、太陽光の入射或い
はノイズであると判断し(S104)、検出不可能を判
断して通常のタイミングでの信号発信することにより、
ドアロック解除の未作動を回避することができる。
【0030】そして、全ての熱検知素子7により周辺温
度データ取得し(S105)、人体であると判断したと
きは(S106:YES)(図7参照)、質問信号を発
信する(S107)。
【0031】すると、人が携帯している電子キー15が
質問信号を受信して、予め記憶している識別番号を示す
応答信号を返信するので、ドアロックシステム制御回路
14は、応答信号を受信したときは(S108)、応答
信号が示す識別番号に基づいて電子キー15の真偽を判
断し(S109)、真であると判断したときはドアロッ
クを解除する(S110)。そして、上述のようにして
ドアロックを解除したときは、赤外線エリアセンサ5に
よる人検知動作を再開する。
【0032】以上の動作により、電子キー15を携帯し
た人が車両に接近したときは、ドアロックの解除動作を
行うことなく車両に乗車することができるので、使い勝
手に優れている。
【0033】尚、人が車室内に乗車して電子キー15が
車室内に存在する(車両が走行している)場合において
も、赤外線エリアセンサ5は車外の周辺温度情報を取得
しているものの、赤外線エリアセンサ5が物体を検知す
ることはないので、電子キー15に対する車両側からの
質問信号の発信及び電子キー15からの応答信号の返信
は行っていない。
【0034】一方、図5のフローチャートには記載され
ていないものの、次のようにドアロックを自動的に行う
ことができる。つまり、車両を停止して運転者が電子キ
ー15を携帯して降車すると、赤外線エリアセンサ5の
検出対象領域に人が位置するようになるので、上述した
のと同様にして電子キー15に対する通信によりドアロ
ック解除動作が行われる。このとき、ドアロックは既に
解除された状態にあるので、ドアロック解除動作は有効
に作用することない。
【0035】そして、運転者が赤外線エリアセンサ5の
検出対象領域に位置しながら車両から離れると、電子キ
ー15の通信範囲から外れるようになるので、電子キー
15からの応答信号が途絶えるようになる。従って、ド
アロックシステム制御回路14は、このような条件が成
立したこと基づいてドアロックを実行することにより赤
外線エリアセンサ5を利用した自動ロックが可能とな
る。
【0036】上記構成のものによれば、赤外線エリアセ
ンサ5が検出した温度分布に基づいて車両に人が接近し
たことを検出したときに電子キー15との通信を行うよ
うにしたので、電子キー15との通信動作を間欠的に行
う構成に比較して、消費電力の大きな通信動作が必要な
タイミングでのみ電子キー15と通信を行うことがで
き、車両に搭載されたバッテリの消耗を極力低減するこ
とができる。
【0037】この場合、通常時においては赤外線エリア
センサ5の熱検知素子7のうち1/3の熱検知素子を間
引いて作動させると共に、それらの熱検知素子7による
温度分布に基づいて物体が侵入したと判断したときは全
ての熱検知素子7を作動させることにより物体が人かを
判断するようにしたので、通常時におけるバッテリの消
費電力を低減しながら、検出対象領域に位置する人を確
実に判断することができる。また、自動ロック解除に加
えて自動ロックも行うことができるので、使い勝手に極
めて優れている。
【0038】本発明は、上記実施例のみに限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。図8に
示すように赤外線エリアセンサユニット1をドアノブ1
6の内側に取付けることにより、赤外線エリアセンサ5
に日光が直接入射してしまうことをドアノブ16により
遮蔽することができるので、日光の影響を回避すること
ができる。さらに、ドアノブ16の内部に手が侵入した
場合のみ電子キー15との通信を実行することにより、
さらに電子キー15との通信タイミングを減少して消費
電力を一層低減することができる。
【0039】赤外線エリアセンサ5が検出した温度分布
に基づいて車両への物体の接近を検出したときは、物体
の侵入を検出した赤外線エリアセンサ5の全ての熱検知
素子7を連続的に作動させるようにしてもよい。この場
合、赤外線エリアセンサ5のデータ取得間隔が短くなる
ので、物体を判断するまでの時間を短縮することができ
る。
【0040】また、本発明を一般的なキーレスエントリ
ーシステムに適用することができる。つまり、現在のド
アロックシステム制御回路は、リモートキーからロック
信号或いはアンロック信号の受信待機状態となってお
り、消費電力が比較的大きい。従って、消費電力が小さ
な赤外線エリアセンサ5により人を検知したときのみ受
信動作を実行することにより消費電力の低減を図ること
ができる。
【0041】赤外線エリアセンサ5の検出対象領域とし
て図9に示すように車両の後部にも設定するようにして
もよい。この場合、車両の後方の死角に位置する子供、
動物、暴漢などの存在を判断できるので、例えばクラク
ション、ライトなどの警報形態と組合わせることによ
り、事故などを未然に防止することができる。赤外線エ
リアセンサ5を車両の停止状態で作動させるようにして
もよい。この場合、全体の消費電力を一層低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における全体構成を示す概略
【図2】赤外線エリアセンサユニットの配置位置を示す
車両の斜視図
【図3】赤外線エリアセンサの構造を示す模式図
【図4】赤外線エリアセンサの電気的構成を示す概略図
【図5】ドアロックシステム制御回路の動作を示すフロ
ーチャート
【図6】赤外線エリアセンサにおいて作動している熱検
知素子の位置を示す図
【図7】赤外線エリアセンサの動作タイミングと消費電
力との対応関係を示す図
【図8】本発明の変形例を示すドアノブの斜視図
【図9】本発明のその他の変形例を示す車両の斜視図
【符号の説明】
1〜4は赤外線エリアセンサユニット、5は赤外線エリ
アセンサ、7は熱検知素子、10は信号検出・処理回路
(熱画像データ作成手段)、14はドアロックシステム
制御回路(物体判断手段、物体検出手段、ドアロック制
御手段)、15は電子キーである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 浩 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 ▲樽▼見 浩幸 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 吉田 清和 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 上坂 廣人 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元的に配列された複数の熱検知素子
    を有し、車両の周辺に設定された所定の検出対象領域の
    温度分布を検出する赤外線エリアセンサと、 この赤外線エリアセンサが検出した温度分布に基づいて
    熱画像データを作成する熱画像データ作成手段と、 この熱画像データ作成手段が作成した熱画像データに基
    づいて前記検出対象領域に位置した物体を判断する物体
    判断手段と、 この物体判断手段が物体は人体であると判断したときは
    電子キーの真偽を判定する通信動作を実行し、当該電子
    キーは真であると判定したときはドアロックを解除する
    ドアロック制御手段とを備えたことを特徴とする車両用
    ドアロックシステム。
  2. 【請求項2】 前記ドアロック制御手段は、前記物体判
    断手段が物体は人であると判断している状態で通信動作
    にかからず前記電子キーとの通信が不可能となったとき
    はドアロックを実行することを特徴とする請求項1記載
    の車両用ドアロックシステム。
  3. 【請求項3】 前記赤外線エリアセンサの熱検知素子の
    うち所定の熱検知素子による温度分布に基づいて前記熱
    画像データ作成手段が作成した熱画像データにより前記
    検出対象領域に物体が位置したことを検出する物体検出
    手段を備え、前記物体判断手段は、前記物体検出手段が
    物体を検出したときは、前記赤外線エリアセンサの全て
    の熱検知素子による温度分布に基づいて前記熱画像デー
    タ作成手段が作成した熱画像データにより物体を判断す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の車両用ドア
    ロックシステム。
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