JPH1120063A - 二液型エポキシ樹脂接着剤、およびそれを用いたコンクリート構造体の補修・補強方法 - Google Patents

二液型エポキシ樹脂接着剤、およびそれを用いたコンクリート構造体の補修・補強方法

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JPH1120063A
JPH1120063A JP17361897A JP17361897A JPH1120063A JP H1120063 A JPH1120063 A JP H1120063A JP 17361897 A JP17361897 A JP 17361897A JP 17361897 A JP17361897 A JP 17361897A JP H1120063 A JPH1120063 A JP H1120063A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】主剤および硬化剤の粘度が低粘度なため取り扱
い性が極めて良好であり、該主剤と硬化剤を混合するこ
とにより増粘して適度な粘度と揺変性を持ち、塗布時の
樹脂の垂れ落ちが極めて少ない二液型エポキシ樹脂接着
剤を提供する。 【解決手段】エポキシ樹脂からなる、室温で液状の主剤
と、エポキシ樹脂を硬化させうる成分からなる、室温で
液状の硬化剤から構成され、主剤および硬化剤のいずれ
にも粒子状揺変性付与剤を配合して二液型エポキシ樹脂
接着剤、およびそれを用いたコンクリート構造体の補修
・補強方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部材の接着、塗
料、注型材料、複合材料マトリックスなどに用いられる
二液型エポキシ樹脂接着剤および、これを用いたコンク
リート構造物の補修・補強方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液状のエポキシ樹脂からなる主剤と液状
のアミン化合物や酸無水物などからなる硬化剤からな
り、主剤と硬化剤を直前に混合して使用する二液型エポ
キシ樹脂接着剤は、常温硬化が可能、無溶剤で使用可
能、硬化時の気体発生がない、硬化後の諸物性が優れる
などの利点から、部材の接着、塗料、プライマー、シー
リング剤、注型材料、繊維強化複合材料のマトリックス
樹脂などの用途に広く用いられている。
【0003】特に土木建築分野では、橋梁、トンネル、
建物等のコンクリート構造物の経時劣化、地震による損
傷に対する補修や、より大きな地震を想定した耐震基準
の見直しなどのための補強のために液状のエポキシ樹脂
を用いた工法が用いられる。このような補修・補強に
は、例えば鋼板を補強箇所の表面に樹脂を用いて貼り付
ける鋼板補強方法や、例えば特開昭63−35967に
示されるようにFRPを補強箇所の表面に樹脂を用いて
貼り付けたりする方法、また、例えば特開平3−224
901に示されるように補強箇所の表面に樹脂を含浸し
た強化繊維を貼り付けて補修・補強を行う方法が開示さ
れている。
【0004】二液型エポキシ樹脂接着剤を、部材の接着
や塗料として、さらにコンクリート構造物の補修・補強
目的で用いる場合、水直面や天井面に厚く塗る必要が生
じる場合があるが、この場合は樹脂のたれ落ちを防ぐ手
段が必要となる。
【0005】たれ落ちを防ぐために、従来用いられてき
た手段としては、二液型エポキシ樹脂の主剤に粒子状揺
変性付与剤を配合する手法が挙げられる。この方法は、
二液を混合した液体の揺変性により、厚く塗ってもたれ
落ちが生じにくくする効果をもつが、大きなたれ落ち防
止の効果を得ようとして粒子状揺変性付与剤の配合量を
多くしようとすると、主剤の粘度および揺変性が大きく
なりすぎ、容器からの取り出し、計量、硬化剤との混合
などが行いにくくなるなど、作業性を低下させる問題点
があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の欠点を改良し、混合前の主剤、硬化剤の作業性に優
れ、かつ混合後の揺変性が大きくたれ落ち性の起こりに
くい二液型エポキシ樹脂接着剤を提供することを課題と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の二液型エポキシ
樹脂接着剤は上記課題を解決するため、次の構成を有す
る。すなわち、エポキシ樹脂からなる、室温で液状の主
剤と、エポキシ樹脂を硬化させうる成分からなる、室温
で液状の硬化剤から構成され、主剤および硬化剤のいず
れにも粒子状揺変性付与剤が配合されてなることを特徴
とする二液型エポキシ樹脂接着剤である。
【0008】また、本発明のコンクリート構造体の補修
・補強方法は、上記課題を解決するため、次のいずれか
の構成を有する。すなわち、前記二液型エポキシ樹脂接
着剤を用い、その主剤と硬化剤を混合して得られるエポ
キシ樹脂組成物を含浸させた補強用繊維基材を、コンク
リート構造体の表面に貼り付けて後、前記エポキシ樹脂
組成物を硬化せしめることを特徴とするコンクリート構
造体の補修・補強方法、前記二液型エポキシ樹脂接着剤
を用い、その主剤と硬化剤を混合して得られるエポキシ
樹脂組成物を介して、FRP板または鋼板をコンクリー
ト構造物の表面に貼り付けて後、前記エポキシ樹脂組成
物を硬化せしめることを特徴とするコンクリート構造体
の補修・補強方法、または、前記二液型エポキシ樹脂接
着剤を用い、その主剤と硬化剤を混合して得られるエポ
キシ樹脂組成物を、コンクリート構造物のヒビ割れ部分
に注入して後、前記エポキシ樹脂組成物を硬化せしめる
ことを特徴とするコンクリート構造体の補修・補強方法
である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明における主剤は、エポキシ
樹脂と粒子状揺変性付与剤からなり、室温で液状であ
る。エポキシ樹脂とは、分子内に複数のエポキシ基を有
する化合物(以下、エポキシ樹脂化合物と称す)または
その複数種を混合したものを指す。エポキシ樹脂として
室温で液状のものを用いることにより主剤を液状のもの
とすることができる。
【0010】エポキシ樹脂には、室温で液状のエポキシ
樹脂化合物を単独で用いても良いし、その複数種を混合
したものでも良い。さらには、それらに、室温で固形の
エポキシ樹脂化合物を混合したものでも良い。このよう
なエポキシ樹脂は主剤中に通常50〜99.5重量%、
好ましくは70〜99.5重量%、より好ましくは80
〜99.5重量%配合される。
【0011】好ましく用いられるエポキシ樹脂化合物と
しては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂化合
物、ビスフェノールF型エポキシ樹脂化合物、ビスフェ
ノールS型エポキシ樹脂化合物、ビフェニル型エポキシ
樹脂化合物、ナフタレン型エポキシ樹脂化合物、ノボラ
ック型エポキシ樹脂化合物、フルオレン骨格を有するエ
ポキシ樹脂化合物、フェノール化合物とジシクロペンタ
ジエンの共重合体を原料とするエポキシ樹脂化合物、ジ
グリシジルレゾルシノール、テトラキス(グリシジルオ
キシフェニル)エタン、トリス(グリシジルオキシフェ
ニル)メタンのようなグリシジルエーテル型エポキシ樹
脂化合物、テトラグリシジルジアミノジフェニルメタ
ン、トリグリシジルアミノフェノール、トリグリシジル
アミノクレゾール、テトラグリシジルキシレンジアミン
のようなグリシジルアミン型エポキシ樹脂化合物、ビニ
ルシクロヘキセンジエポキシドなどの脂環式エポキシ樹
脂化合物が挙げられる。
【0012】本発明において、主剤には、分子内に1個
のエポキシ基を有する化合物を反応性希釈剤として主剤
当たり45重量%以下、好ましくは25重量%以下であ
れば配合することもできる。分子内に1個のエポキシ基
を有する化合物としては、フェニルグリシジルエーテ
ル、ブチルグリシジルエーテル、アリルグリシジルエー
テル、スチレンオキシド、オクチレンオキシドなどが挙
げられる。
【0013】また、主剤には、エポキシ基を有しないが
アミンと反応し得る化合物を添加材として主剤当たり3
0重量%以下、好ましくは20重量%以下であれば配合
することができる。そのような化合物としては、ヘキサ
メチレンジイソシアネートやトリレンジイソシアネート
などのイソシアネート類を例として挙げることができ
る。さらにもう一つの例として、アミンとマイケル付加
反応を行うα,β−不飽和カルボニル化合物、たとえば
アクリル酸エステルやメタクリル酸エステルを挙げるこ
とができる。
【0014】主剤には、その他の成分として、可塑剤、
染料、有機顔料や無機充填材、高分子化合物、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、カップリング剤、界面活性剤などを
適宜配合することもできる。
【0015】本発明における硬化剤は、エポキシ樹脂を
硬化させうる成分(以下、硬化性成分と称す)と粒子状
揺変性付与剤からなり、室温で液状である。硬化性成分
とは、エポキシ樹脂を硬化させうる化合物またはこれら
の混合物を指す。硬化性成分として室温で液状のものを
用いることにより硬化剤を液状のものとすることができ
る。このような硬化性成分は、硬化剤中に通常50〜9
9重量%、好ましくは70〜99重量%、より好ましく
は80〜99重量%配合される。
【0016】硬化性化合物の種類としては、アミン化合
物、メルカプタン化合物、酸無水物等が挙げられる。特
に室温硬化性や硬化物物性の点でアミン化合物が好まし
く用いられる。硬化性化合物は、単独の化合物であって
も、複数の化合物の混合物でも良いが、それらは、室温
で液状であるものを用いる。
【0017】本発明において、好適に用いられるアミン
化合物とは、脂肪族アミン、芳香族アミン、イミン、塩
基性窒素を含む複素環化合物などの有機化合物を挙げる
ことができるが、特に脂肪族ポリアミンが適している。
具体的には、下記のようなアミン化合物が挙げられる。
例えば、エチレンジアミン、1,2−プロパンジアミ
ン、1,3−プロパンジアミン、1,4−ジアミノブタ
ン、ヘキサメチレンジアミン、2,5−ジメチル−2,
5−ヘキサンジアミン、2,2,4−トリメチルヘキサ
メチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレ
ンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチ
レンヘキサミン、4−アミノメチルオクタメチレンジア
ミン、3,3’−イミノビス(プロピルアミン)、3,
3’−メチルイミノビス(プロピルアミン)、ビス(3
−アミノプロピル)エーテル、1,2−ビス(3−アミ
ノプロピルオキシ)エタン、メンセンジアミン、イソホ
ロンジアミン、ビスアミノメチルノルボルナン、ビス
(4−アミノシクロヘキシル)メタン、ビス(4−アミ
ノ−3−メチルシクロヘキシル)メタン、1,3−ジア
ミノシクロヘキサン、3,9−ビス(3−アミノプロピ
ル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,
5]ウンデカンである。芳香環を持つアミンでも、m−
キシリレンジアミン、テトラクロロ−p−キシリレンジ
アミンなどは好ましく用いることができる。
【0018】また、硬化性化合物としては、重合脂肪酸
(リノール酸などの不飽和脂肪酸の二量体を主成分とす
る多価脂肪酸混合物)とエチレンジアミン、ジエチレン
トリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレン
ペンタミン、ペンタエチレンヘキサミンなどのポリアミ
ンの反応から得られるいわゆるポリアミドアミンやポリ
エチレングリコール、ポリプロピレングリコールなどの
ポリエーテルの両末端にアミノアルキル基を導入した化
合物、ポリジメチルシロキサンやポリメチルフェニルシ
ロキサンなどのシリコーン化合物の両末端にアミノアル
キル基を導入した化合物も好適に用いることができる。
さらに、今まで挙げたアミン化合物をエポキシ樹脂やア
クリロニトリルなどと付加反応やマンニッヒ反応により
変性した変性アミンも硬化性化合物として用いることが
できる。
【0019】本発明における硬化剤には、イミダゾール
化合物や芳香族アミンのような固形状のアミン化合物、
また、アミン以外の硬化性化合物、例えばポリメルカプ
タンなどが溶解あるいは分散されていても良い。
【0020】硬化性化合物としてアミン化合物を用いる
場合、硬化促進剤として、フェノール化合物を硬化剤に
配合しても良い。フェノール化合物としては、ジイソプ
ロピルフェノール、ノニルフェノールなどが好ましく用
いられる。
【0021】本発明において、硬化剤には、その他の成
分として、可塑剤、染料、有機顔料や無機充填材、高分
子化合物、酸化防止剤、紫外線吸収剤、カップリング
剤、界面活性剤などを適宜配合することもできる。
【0022】本発明において、主剤と硬化剤に配合され
る粒子状揺変性付与剤としては、各種の無機粒子が用い
られる。具体的にはシリカ、アルミナ、アルミニウムと
ケイ素の混合酸化物、酸化チタン、軽質炭酸カルシウ
ム、スメクタイト系粘土鉱物(モンモリロナイト、バイ
デライト、ベントナイト、ヘクトライト、サポナイトな
ど)、セピオライト、カーボンブラックなどが挙げられ
る。
【0023】これらの内では、少量の配合で大きな揺変
性付与効果を与えるため、シリカ粒子が好ましく用いら
れる。シリカ粒子としては、溶融法により得られるシリ
カ粒子(フューズドシリカ)、ケイ素の気相反応により
得られるシリカ粒子、ゾルゲル法により得られるシリカ
粒子、燃焼加水分解法により得られるシリカ粒子(フュ
ームドシリカ)などを用いることができる。また、液相
反応により得られるシリカが液体分散媒に分散したコロ
イドであるシリカゾルを用いることもできる。シリカゾ
ルを用いる場合は、他成分とシリカゾルを混合した後、
分散媒を熱や真空で除去する方法で主剤や硬化剤を調製
する。
【0024】これらの内では、フュームドシリカが、揺
変性付与効果が特に大きいため、特に好ましく用いられ
る。
【0025】シリカ粒子の平均一次粒子径は5〜200
nmであることが好ましく、一次粒子径が5〜40nm
であることがさらに好ましい。
【0026】また、表面をシリコーンオイルやシランカ
ップリング剤で処理したシリカ粒子も好ましく用いられ
る。
【0027】シリカ粒子の市販品としては、フュームド
シリカの“アエロジル”(日本アエロジル社)、ケイ素
の気相反応により得られるシリカ粒子である“アドマフ
ァイン”(アドマテックス社)、フューズドシリカの
“デンカ溶融シリカ”(電気化学工業)などを挙げるこ
とができる。シリカゾルとしては、“スノーテックス”
(日産化学)などを挙げることができる。
【0028】本発明において、主剤における粒子状揺変
性付与剤の配合量は主剤中に0.5〜5重量%が好まし
い。0.5重量%より少ない場合は硬化剤と混合したと
きの増粘効果が得られにくく、5重量%より多い場合は
主剤の粘度が高くなり取り扱い性が悪くなりがちであ
る。
【0029】本発明において、硬化剤における粒子状揺
変性付与剤の配合量は、硬化剤中に1〜20重量%が好
ましい。1重量%より少ない場合は硬化剤を主剤と混合
したときの増粘効果が得られにくく、20重量%より多
い場合は硬化剤の粘度が高くなり取り扱い性が悪くなり
がちである。
【0030】粒子状揺変性付与剤は、単独でも複数の品
種を組み合わせてもよい。例えば、シリカ粒子とアルミ
ナ粒子の組み合わせなどが用いられうる。
【0031】また、主剤に配合する粒子状揺変性付与剤
と硬化剤に配合する粒子状揺変性付与剤は、同じであっ
ても良く、異なっていても良い。主剤と硬化剤は主成分
が異なるため、分散性や粘度の点から異なる粒子状揺変
性付与剤を配合することが好ましい場合がある。
【0032】粒子状揺変性付与剤を配合する場合、主剤
および硬化剤に予め、三本ロールやホモミキサーなどを
用いて配合しておくことが好ましい。作業前にエポキシ
樹脂と硬化性化合物、および粒子状揺変性付与剤を同時
に配合することもできるが、この場合、粒子状揺変性付
与剤が分散しきらず、硬化後の硬化物の物性を低下させ
るので好ましくない。
【0033】本発明における主剤は室温で液状である
が、具体的には、粘度が通常120ポアズ以下、好まし
くは10〜100ポアズである。粘度が120ポアズよ
り高くなると、容器からの取り出しや計量など、作業性
を低下させてしまう。
【0034】また、本発明における硬化剤は室温で液状
であるが、具体的には、粘度が通常50ポアズ以下、好
ましくは1〜30ポアズである。
【0035】さらに、本発明において、主剤と硬化剤を
混合して得られるエポキシ樹脂組成物の粘度は、通常1
30ポアズ以上、好ましくは150〜200ポアズであ
る。これが130ポアズ未満であると、エポキシ樹脂組
成物を水直面や天井面に塗布した場合に、樹脂のたれ落
ちが起こることがある。
【0036】主剤、硬化剤およびエポキシ樹脂組成物の
粘度は、JIS−Z−8803における、円すい−平板
形回転粘度計による粘度測定方法に準拠し、E型粘度計
を用いて、20℃の雰囲気下で回転速度1回転/分で測
定する。後述する実施例では、E型粘度計として、東機
産業(株)製のものを用いた。
【0037】さらに、本発明において、主剤と硬化剤を
混合して得られるエポキシ樹脂組成物は、次式で表され
るチキソトロピー指数が3以上であることが好ましい。
【0038】チキソトロピー指数=(0.5回転/分で
測定した粘度)/(5回転/分で測定した粘度) チキソトロピー指数が3未満の場合、塗布作業時に粘度
が下がらないため、塗布むらを生じたり、補強用繊維基
材へ含浸させる場合に含浸不良を起こしやすい。
【0039】なお、ここで、0.5回転/分で測定した
粘度、5回転/分で測定した粘度とは、それぞれ、前述
した粘度測定条件において、回転速度を1回転/分から
0.5回転/分、5回転/分にそれぞれ変更したときの
粘度である。
【0040】本発明における主剤と硬化剤は、低粘度で
あるので取り扱い性が良好である上、それらを混合する
と増粘して適度な粘度と揺変性を持つエポキシ樹脂組成
物となるので、それを後述するような用途に用いた場
合、塗布時の樹脂の垂れ落ちが極めて少なくなる。
【0041】本発明の二液型エポキシ樹脂接着剤は、次
のようなコンクリート構造体を補修・補強する用途に好
適に用いられる。
【0042】例えば、コンクリート構造体の表面に、前
記主剤と硬化剤を混合して得られるエポキシ樹脂組成物
を塗布し、その上に、強化繊維の一方向シート、クロス
などのシート状補強用繊維基材を貼り付け、更にその上
に前記エポキシ樹脂組成物を塗布した後、含浸ローラー
がけして補強繊維基材に樹脂含浸し、必要に応じてこれ
を繰り返した後に、エポキシ樹脂組成物を硬化させる、
いわゆるハンドレイアップ法によりコンクリート構造体
を補修・補強する方法である。
【0043】また、補強用繊維基材として、強化繊維の
ストランドを用い、それに前記エポキシ樹脂組成物を含
浸しながら柱等のコンクリート構造体の表面にスパイラ
ル状に巻き付けて後に、エポキシ樹脂組成物を硬化させ
る、いわゆるフィラメントワインディング法によりコン
クリート構造体を補修・補強することもできる。
【0044】ここで用いる強化繊維としては、例えば炭
素繊維、芳香族ポリアミド繊維、ガラス繊維、ボロン繊
維、アルミナ繊維、ステンレス繊維およびシリコーンカ
ーバイド繊維があげられるが、これらの繊維を2種以上
混合して用いても構わない。本発明においては、特に軽
量で強度および弾性率に優れるため、炭素繊維が好まし
く用いられる。
【0045】また、FRP板や鋼板をコンクリート構造
物の表面に貼り付ける際の接着剤として、前記エポキシ
樹脂組成物を介して貼り付け、その後硬化させることに
より、コンクリート構造体を補修・補強することもでき
る。
【0046】または、前記エポキシ樹脂組成物を、コン
クリート構造体のヒビ割れ部分に注入して後、前記エポ
キシ樹脂組成物を硬化せしめてコンクリート構造体を補
修・補強することもできる。
【0047】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明をより具体的に
説明する。なお、本実施例中、主剤と硬化剤の混合物の
塗膜の垂れ落ちの評価は次のようにして行った。すなわ
ち、主剤と硬化剤の混合物を垂直に立てかけたスレート
板に樹脂目付け600g/m2で塗布し、23℃で1日
間放置した後、垂れ落ちの有無を目視で評価した。
【0048】(実施例1)ビスフェノールA型エポキシ
樹脂化合物“エピコート”828(油化シェルエポキシ
(株)製)784gとブチルグリシジルエーテル196
gを混合し、得られた混合物にアエロジル#380(日
本アエロジル(株)製、平均一次粒子径:7nm)20
gを添加後、ホモミキサーで30分間攪拌して主剤10
00gを得た。
【0049】この主剤の粘度は38ポアズであり取り扱
い性が極めて良好であった。
【0050】ビスアミノメチルノルボルナン(三井東圧
(株)製)216gにアエロジル#380(日本アエロ
ジル(株)製)22gを添加し、ホモミキサーで30分
間攪拌して硬化剤238gを得た。
【0051】この硬化剤の粘度は3ポアズであり取り扱
い性が極めて良好であった。
【0052】得られた主剤1000gと硬化剤238g
を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。この組成物の粘度
は150ポアズであり、チキソトロピー指数は3.6で
あった。また、スレート板に塗布した塗膜の垂れ落ちは
なかった。
【0053】(実施例2)ビスフェノールA型エポキシ
樹脂化合物“エピコート”828(油化シェルエポキシ
(株)製)780gと1,6−ヘキサンジオールジグリ
シジルエーテル(油化シェルエポキシ(株)製)195
gを混合し、得られた混合物にアエロジル#380(日
本アエロジル(株)製)25gを添加後、ホモミキサー
で30分間攪拌して主剤1000gを得た。
【0054】この主剤の粘度は43ポアズであり取り扱
い性が極めて良好であった。
【0055】イソホロンジアミン(ヒュルスジャパン
(株)製)228gにアエロジル#380(日本アエロ
ジル(株)製)23gを添加し、ホモミキサーで30分
間攪拌して硬化剤251gを得た。
【0056】この硬化剤の粘度は5ポアズであり取り扱
い性が極めて良好であった。
【0057】得られた主剤1000gと硬化剤251g
を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。この組成物の粘度
は160ポアズであり、チキソトロピー指数は3.5で
あった。また、スレート板に塗布した塗膜の垂れ落ちは
なかった。
【0058】(実施例3)ビスフェノールA型エポキシ
樹脂化合物“エピコート”828(油化シェルエポキシ
(株)製)784gとダイマー酸ジグリシジルエステル
型のエポキシ樹脂化合物“エピコート”871(油化シ
ェルエポキシ(株)製)196gを混合し、得られた混
合物にアエロジル#380(日本アエロジル(株)製)
20gを添加後、ホモミキサーで30分間攪拌して主剤
1000gを得た。
【0059】この主剤の粘度は47ポアズであり取り扱
い性が極めて良好であった。
【0060】3,3−ジメチル−メチレンビスシクロヘ
キシルアミン(エアプロダクトアンドケミカル(株)
製)274gにアエロジル#380(日本アエロジル
(株)製)23gを添加し、ホモミキサーで30分間攪
拌して硬化剤297gを得た。
【0061】この硬化剤の粘度は6ポアズであり取り扱
い性が極めて良好であった。
【0062】得られた主剤1000gと硬化剤297g
を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。この組成物の粘度
は152ポアズであり、チキソトロピー指数は3.3で
あった。また、スレート板に塗布した塗膜の垂れ落ちは
なかった。
【0063】(実施例4)ビスフェノールA型エポキシ
樹脂化合物“エピコート”828(油化シェルエポキシ
(株)製)683g、1,6−ヘキサンジオールジグリ
シジルエーテル(油化シェルエポキシ(株)製)195
gおよびO−sec−ブチルフェノールグリシジルエー
テル(油化シェルエポキシ(株)製)98gを混合し、
得られた混合物にアエロジル#380(日本アエロジル
(株)製)24gを添加後、ホモミキサーで30分間攪
拌して主剤1000gを得た。
【0064】この主剤の粘度は40ポアズであり取り扱
い性が極めて良好であった。
【0065】イソホロンジアミン(ヒュルスジャパン
(株)製)58gと3,3−ジメチル−メチレンビスシ
クロヘキシルアミン(エアプロダクトアンドケミカル
(株)製)232gを混合し、アエロジル#380(日
本アエロジル(株)製)24gを添加してホモミキサー
で30分間攪拌して硬化剤314gを得た。
【0066】この硬化剤の粘度は7ポアズであり取り扱
い性が極めて良好であった。
【0067】得られた主剤1000gと硬化剤314g
を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。この組成物の粘度
は163ポアズであり、チキソトロピー指数は3.4で
あった。また、スレート板に塗布した塗膜の垂れ落ちは
なかった。
【0068】(比較例1)ビスフェノールA型エポキシ
樹脂化合物“エピコート”828(油化シェルエポキシ
(株)製)748gとブチルグリシジルエーテル187
gを混合し、得られた混合物にアエロジル#380(日
本アエロジル(株)製)65gを添加後、ホモミキサー
で30分間攪拌して主剤1000gを得た。
【0069】この主剤の粘度は180ポアズであり、高
粘度のため流動性が非常に少なかった。
【0070】ビスアミノメチルノルボルナン(三井東圧
(株)製)212gを硬化剤とした。
【0071】得られた主剤1000gと硬化剤212g
を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。この組成物の粘度
は133ポアズでありチキソトロピー指数は3.5であ
った。また、スレート板に塗布した塗膜の垂れ落ちはな
かった。
【0072】(比較例2)ビスフェノールA型エポキシ
樹脂化合物“エピコート”828(油化シェルエポキシ
(株)製)800gと1,6−ヘキサンジオールジグリ
シジルエーテル(油化シェルエポキシ(株)製)200
gを混合し、主剤1000gとした。
【0073】この主剤の粘度は12ポアズであり、取扱
い性は良好であった。
【0074】イソホロンジアミン(ヒュルスジャパン
(株)製)234gにアエロジル#380(日本アエロ
ジル(株)製)70gを添加し、ホモミキサーで30分
間攪拌して硬化剤304gを得た。
【0075】この硬化剤は20℃の雰囲気下では流動性
を示さなかった。
【0076】得られた主剤1000gと硬化剤304g
を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。この組成物の粘度
は155ポアズであり、チキソトロピー指数は3.2で
あった。また、スレート板に塗布した塗膜の垂れ落ちは
なかった。
【0077】(比較例3)ビスフェノールA型エポキシ
樹脂化合物“エピコート”828(油化シェルエポキシ
(株)製)683g、1,6−ヘキサンジオールジグリ
シジルエーテル(油化シェルエポキシ(株)製)195
gおよびO−sec−ブチルフェノールグリシジルエー
テル(油化シェルエポキシ(株)製)98gを混合し、
得られた混合物にアエロジル#380(日本アエロジル
(株)製)24gを添加後、ホモミキサーで30分間攪
拌して主剤1000gを得た。
【0078】この主剤の粘度は40ポアズであり取り扱
い性が極めて良好であった。
【0079】ビスアミノメチルノルボルナン(三井東圧
(株)製)202gを硬化剤とした。
【0080】得られた主剤1000gと硬化剤202g
を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。この組成物の粘度
は32ポアズであり、チキソトロピー指数は、1.3で
あった。また、スレート板に塗布した塗膜には垂れ落ち
がみられた。
【0081】
【発明の効果】主剤および硬化剤の作業性が非常に良好
であり、該主剤と硬化剤を混合した組成物は塗布時の垂
れ落ちが極めて少ないので、コンクリート構造体を補修
・補強する用途において、好適に用いられる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エポキシ樹脂からなる、室温で液状の主剤
    と、エポキシ樹脂を硬化させうる成分からなる、室温で
    液状の硬化剤から構成され、主剤および硬化剤のいずれ
    にも粒子状揺変性付与剤が配合されてなることを特徴と
    する二液型エポキシ樹脂接着剤。
  2. 【請求項2】前記主剤における粒子状揺変性付与剤の配
    合量は主剤中に0.5〜5重量%であることを特徴とす
    る請求項1記載の二液型エポキシ樹脂接着剤。
  3. 【請求項3】前記硬化剤における粒子状揺変性付与剤の
    配合量が硬化剤中に1〜20重量%であることを特徴と
    する請求項1または2記載の二液型エポキシ樹脂接着
    剤。
  4. 【請求項4】前記粒子状揺変性付与剤は、平均一次粒子
    径が5〜200nmのシリカ粒子であることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の二液型エポキシ樹脂
    接着剤。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の二液型エ
    ポキシ樹脂接着剤を用い、その主剤と硬化剤を混合して
    得られるエポキシ樹脂組成物を含浸せしめた補強用繊維
    基材を、コンクリート構造体の表面に貼り付けて後、前
    記エポキシ樹脂組成物を硬化せしめることを特徴とする
    コンクリート構造体の補修・補強方法。
  6. 【請求項6】請求項1〜4のいずれかに記載の二液型エ
    ポキシ樹脂接着剤を用い、その主剤と硬化剤を混合して
    得られるエポキシ樹脂組成物を介して、FRP板または
    鋼板をコンクリート構造物の表面に貼り付けて後、前記
    エポキシ樹脂組成物を硬化せしめることを特徴とするコ
    ンクリート構造体の補修・補強方法。
  7. 【請求項7】請求項1〜4のいずれかに記載の二液型エ
    ポキシ樹脂接着剤を用い、その主剤と硬化剤を混合して
    得られるエポキシ樹脂組成物を、コンクリート構造物の
    ヒビ割れ部分に注入して後、前記エポキシ樹脂組成物を
    硬化せしめることを特徴とするコンクリート構造体の補
    修・補強方法。
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