JPH11200228A - 帽子枠装置 - Google Patents

帽子枠装置

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JPH11200228A
JPH11200228A JP2386098A JP2386098A JPH11200228A JP H11200228 A JPH11200228 A JP H11200228A JP 2386098 A JP2386098 A JP 2386098A JP 2386098 A JP2386098 A JP 2386098A JP H11200228 A JPH11200228 A JP H11200228A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の帽子枠装置では、回動フレームが傾い
ている場合、所定のガイドローラの前後方向位置を簡単
に精度よく調節し、回動フレームの傾きを簡単・確実に
修正することができないという問題がある。 【解決手段】 刺繍枠装置20には、3つのガイドロー
ラ71,71,72のうち、回動フレーム23の下端部
分において係合溝42に係合するガイドローラ72の前
後方向位置を調節する位置調節機構27が設けられ、そ
の位置調節機構27は、ガイドローラ72をベースフレ
ーム22に前後方向位置を調節可能に支持する支持機構
90と、ガイドローラ72をベースフレーム22に固定
解除可能に固定する固定機構95とで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は帽子枠装置に関
し、特に、回動フレームが前後方向向きの水平軸心回り
に回動するように、回動フレームの自重等による傾きを
修正できるようにした帽子枠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、多頭式刺繍縫製装置は、複数の
刺繍ミシンと、これら刺繍ミシンのシリンダベッドと直
交するX方向(左右方向)とY方向(前後方向)とに独
立に移動駆動される布搬送枠と、この布搬送枠に着脱自
在に取付けられ被刺繍布を刺繍縫製可能にセットできる
刺繍枠を有する。一方、この種の多頭式刺繍縫製装置を
使用し、その複数の刺繍ミシンの各々に着脱可能に装着
して、帽子の正面部分に刺繍を施す為の帽子枠装置が種
々実用に供されている。
【0003】一般的な帽子枠装置は、刺繍縫製装置の本
体フレームに基端部が固着されシリンダベッドに沿って
前方へ延びる支軸と、支軸に前後移動自在に支持された
ベースフレームと、帽子枠が着脱自在に装着されるリン
グ状の回動フレームと、ベースフレームに対して回動フ
レームを回動自在にガイド支持する回動支持機構等を備
え、連結機構により前記布搬送枠にベースフレームを連
結して、布搬送枠とともにベースフレームと回動フレー
ムを前後方向へ移動駆動し、回動機構により布搬送枠の
左右方向への移動を回動フレームの回動に変換するよう
にしてある。
【0004】前記回動支持機構は、ベースフレームに設
けられ且つ回動フレームの外周部の全周に亙って形成さ
れた係合部に係合する複数のガイド部材を有し、これら
複数のガイド部材により、回動フレームが支軸と平行な
軸心回りに回動するようにガイドされている。ところ
で、ベースフレームや回動フレームの自重等により、支
軸とともにベースフレームと回動フレームが下側へ傾く
場合があるが、この状態では、回動フレームの回動軸心
も水平方向から傾いているため、回動フレームに装着さ
れた帽子枠の帽子に刺繍を施しても、柄ずれ等が生じ縫
製精度が低下するという問題がある。回動フレームの傾
きが大きい場合には、回動フレーム又は回動フレームに
装着された刺繍枠がシリンダベッドと相互干渉する虞も
ある。
【0005】図9の帽子枠装置200 においては、回動フ
レーム206 の外周部の全周に亙って係合溝207 が形成さ
れ、回動フレーム206 の下端部分において係合溝207 に
係合するガイドローラ201 は、ボルト203 によりベース
フレーム205 の前面部に締結された段ピン202 の小径軸
部202aに外嵌状に装着され、段ピン202 の大径部202aの
前端面とボルト203 の頭部203aとの間において回転自在
に支持されている。
【0006】ベースフレーム205 や回動フレーム206 の
自重等により、支軸とともにベースフレーム205 と回動
フレーム206 が下側へ傾いた場合には、ガイドローラ20
1 を支持する段ピン202 とベースフレーム205 との間
に、1又は複数のスペーサ204を介装することにより、
回動フレーム206 が前後方向向きの水平軸心回り回動す
るように、前後方向位置が固定された複数のガイドロー
ラ(図示略)対して、ガイドローラ201 の前後方向位置
を調節し、回動フレーム206 の傾きを修正するようにし
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、図9の帽子
枠装置200 では、回動フレーム206 の傾きを修正する場
合、先ず、段ピン202 を締結しているボルト203 を弛
め、段ピン202 とベースフレーム205 の間にスペーサ20
4 の厚さ以上の隙間を形成してスペーサ204 を介装した
後、ボルト203 を締めてスペーサ204 を介して段ピン20
2 を固定しなければならない。つまり、ガイドローラ20
1 の前後方向位置を簡単に調節し、回動フレームの傾き
を簡単に修正することができない。しかも、1又は複数
の所定厚さのスペーサ204 をベースフレーム205 と段ピ
ン202 との間に介装する関係上、ガイドローラ201 の前
後位置を微調節するのが難しく、回動フレーム206 の傾
きを確実に修正することも難しい。
【0008】本発明の目的は、支軸とともにベースフレ
ームと回動フレームが傾いている場合、回動フレームが
前後方向向きの水平軸心回り回動するように、ガイド部
材の前後位置を簡単に精度よく調節し、回動フレームの
傾きを簡単・確実に修正できる帽子枠装置を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】 請求項1の帽子枠装置
は、刺繍縫製装置の本体フレームに基端部が固着されシ
リンダベッドに沿って前方へ延びる支軸と、この支軸に
前後移動自在に支持されたベースフレームと、帽子枠が
着脱自在に装着されるリング状の回動フレームと、ベー
スフレームに対して回動フレームを回動自在にガイド支
持する回動支持機構とを備えた帽子枠装置において、前
記回動支持機構は、ベースフレームに設けられ且つ回動
フレームの外周部の全周に亙って形成された係合部に係
合する複数のガイド部材を有し、前記複数のガイド部材
のうちの所定のガイド部材の前後方向位置を調節する位
置調節機構を備えたことを特徴とするものである。
【0010】例えば、前記回動支持機構が、回動フレー
ムの下端部分において係合部に係合するガイド部材と、
回動フレームの上半部において係合部に係合する左右1
対のガイド部材とを有する場合、前記所定のガイド部材
は、回動フレームの下端部分において係合部に係合する
ガイド部材でもよいし、回動フレームの上半部において
係合部に係合する左右1対のガイド部材でもよい。
【0011】ベースフレームや回動フレームの自重等に
より、支軸とともにベースフレームと回動フレームが下
側へ傾いている場合、回動フレームが前後方向向きの水
平軸心回り回動するように、前後方向位置が固定されて
いる複数のガイド部材に対して、位置調節機構により前
記所定のガイド部材の前後方向位置を簡単に調節し、回
動フレームの傾きを簡単に修正することができる。尚、
複数のガイド部材全ての前後方向位置を夫々位置調節機
構で調節可能にすることで、製作誤差や組付け誤差によ
り回動フレームが任意方向へ傾いている場合でも、回動
フレームが前後方向向きの水平軸心回り回動するよう
に、回動フレームの傾きを修正することが可能になる。
【0012】請求項2の帽子枠装置は、請求項1の発明
において、前記所定のガイド部材は、回動フレームの下
端部分において係合部に係合するガイド部材であること
を特徴とするものである。それ故、支軸とともにベース
フレームと回動フレームが下側へ傾いている場合、回動
フレームが前後方向向きの水平軸心回り回動するよう
に、位置調節機構により回動フレームの下端部分におい
て係合部に係合する1つのガイド部材の前後方向位置を
調節し、回動フレームの傾きを非常に簡単に修正するこ
とができる。その他請求項1と同様の作用を奏する。
【0013】請求項3の帽子枠装置は、請求項1又は2
の発明において、前記位置調節機構は、ガイド部材をベ
ースフレームに前後方向位置を調節可能に支持する支持
機構と、ガイド部材をベースフレームに固定解除可能に
固定する固定機構とを有することを特徴とするものであ
る。
【0014】固定機構によりガイド部材のベースフレー
ムへの固定を解除してから、支持機構を介してガイド部
材を前後方向へ移動させた後、固定機構によりガイド部
材をベースフレームに固定して、ガイド部材の前後方向
位置を調節することができる。それ故、回動フレームが
前後方向向きの水平軸心回り回動するように、ガイド部
材の前後方向位置を精度よく簡単に調節でき、回動フレ
ームの傾きを簡単・確実に修正できる。その他請求項1
又は2と同様の作用を奏する。
【0015】請求項4の帽子枠装置は、請求項1〜3の
何れか1項の発明において、前記ガイド部材はガイドロ
ーラからなることを特徴とするものである。それ故、回
動フレームをガイドローラで円滑にガイド支持すること
ができる。その他請求項1〜3の何れか1項と同様の作
用を奏する。
【0016】請求項5の帽子枠装置は、請求項4の発明
において、前記支持機構は、先端部分がガイドローラを
回転自在に支持し且つ基端部分がベースフレームに挿通
する段ピンを含むことを特徴とするものである。それ
故、段ピンに回動自在に支持されたガイドローラの前後
方向位置を、段ピンを介して精度よく簡単に調節するこ
とができる。その他請求項4と同様の作用を奏する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基いて説明する。本実施形態は多頭式刺繍縫製
装置に着脱可能に装着され、複数の帽子を一度に刺繍縫
製する複数の帽子枠装置の各々に本発明を適用した場合
の例である。
【0018】図1に示すように、多頭式刺繍装置SM
は、X方向(左右方向)へ延びる刺繍機ベースフレーム
1と、刺繍機ベースフレーム1の上面の後部側に配設さ
れたX方向へ延びる略矩形状のミシン支持板2を有し、
ミシン支持板2上に3台の同一構造の多針式刺繍ミシン
M1〜M3がX方向に並設されている。
【0019】これら刺繍ミシンM1〜M3の各々におい
て、そのアーム部3の前端部には、12本の針棒と12
個の天秤9とを上下動可能に支持する針棒ケース7が、
X方向へ移動可能に支持されている。一方、アーム部3
には脚柱部4が連なり、脚柱部4の下端部に連なるベッ
ド本体部5は、ミシン支持板2上に固定され、ベッド本
体部5の前端部からシリンダベッド6が前方に延び、シ
リンダベッド6の先端部(前端部)には糸輪捕捉器等が
設けられている。
【0020】各針棒ケース7の針棒の下端部には縫針8
が取付けられ、12本の縫針8には糸立台10の12個
の糸立て11から12色の刺繍糸が夫々供給され、針棒
ケース7をX方向に移動させて、所望の1つの縫針8を
シリンダベッド6の先端部の針穴12に対向する縫製位
置に切換えることで針棒の1つが選択されると、その針
棒とそれに連結された天秤9のみが上下に駆動され、そ
の針棒の縫針8と糸輪捕捉器との協働により選択された
色の刺繍糸で刺繍縫目が形成される。前記針棒や天秤9
を上下動させる上軸と糸輪捕捉器を回転させる下軸は、
ミシンモータに連結されたVベルト17により回転駆動
される駆動軸18により駆動される。
【0021】ミシン支持板2の前側にはシリンダベッド
6の上面と同一高さまで上昇可能な作業用テーブル13
が配設され、作業用テーブル13の左右両側には1対の
補助テーブル14,15が設けられ、これら両補助テー
ブル14,15上に亙って、X方向へ長い矩形枠状の布
搬送枠16の左右両端部分の駆動枠部16a,16bが
載置支持され、右側の駆動枠部16bがX方向駆動機構
(図示略)によりX方向へ移動駆動され、左側の駆動枠
部16aと右側の駆動枠部16bとがY方向駆動機構
(図示略)によりY方向へ移動駆動される。
【0022】各刺繍ミシンM1〜M3に取付けられる帽
子枠装置20について説明する。図2〜図6に示すよう
に、帽子枠装置20は、布搬送枠16の下側において本
体フレームのベッド本体部5に後端部が固着されシリン
ダベッド6に沿って前方へ延びる支軸21と、支軸21
に前後方向へ移動自在に支持されたベースフレーム22
と、帽子枠100 が着脱自在に装着されるリング状の回動
フレーム23と、ベースフレーム22に対して回動フレ
ーム23を支軸21と平行な軸回りに回動自在にガイド
支持する回動支持機構24と、ベースフレーム22を布
搬送枠16に作動的に連結する連結機構25と、布搬送
枠16の左右方向への移動を回動フレーム23の回動に
変換する回動機構26と、回動支持機構24のガイドロ
ーラ72の前後方向位置を調節する位置調節機構27等
を備えている。
【0023】前記支軸21の後端部分は、シリンダベッ
ド6の基端側のベット本体部5に形成された前後方向向
きの水平な挿入穴30に前方から挿入され、固定具31
で固定解除可能に固定されている(図6参照)。
【0024】前記ベースフレーム22は、正面視Y形を
なす3つの腕部35a,35a,35bと、これら腕部
35a,35a,35bの中心部分に位置するボス部3
6を有し、ボス部36が支軸21に摺動することで前後
方向へ移動可能に支持され、回動規制機構37によりそ
の回動が規制されている。左右1対の腕部35a,35
aには,回動支持機構24の左右1対の案内ローラ7
0,70が装着され、腕部35a,35a,35bの外
端部には、回動支持機構24の3つのガイドローラ7
1,71,72が装着されている。
【0025】前記回動規制機構37について説明する
と、図4に示すように、シリンダベッド6の下面部に固
定された前後方向に延びるキー部材38に、ベースフレ
ーム22にボス部36の上側において固着された溝形部
材39が前後方向に摺動自在に係合し、ベースフレーム
22は、支軸21と平行な軸回りに回動しないように規
制され、支軸21に沿って前後方向にのみ移動自在に構
成されている。
【0026】前記回動フレーム23は、断面円形の環状
部40と、環状部40の上半部から前方へ所定長さ延び
る断面半円弧状の帽子枠支持部41を有し、環状部40
の外周部には、ガイドローラ71,71,72が係合す
るガイド溝42と、回動機構26のワイヤ82を導くワ
イヤ案内溝43とが夫々全周に亙って形成されている。
環状部41の外周前端部には、例えば5つの弾性変形部
材44の基端部がビス止めされ、それら複数の弾性変形
部材44の先端部に、帽子枠支持部41に外嵌状に装着
される帽子枠100 の係合穴に係合し、帽子枠100 を回動
フレーム23に一体的に保持する複数の係合ローラ45
が回転自在に装着されている。
【0027】帽子枠支持部41の直ぐ前側には、ベース
フレーム22の腕部35a,35aに後端部を連結した
1対の支持棒50の前部にボルトで夫々固着された左右
1対の帽子支え板51が、針穴部6aと略同幅の間隔あ
けて配設されている。これら帽子支え板50は、帽子枠
支持部41と略同じ湾曲状に形成され、帽子枠支持部4
1よりも前方へ突出する帽子Cの内周面のうち、針穴部
6aの左右両側の所定範囲部分を摺動させながら支持す
る。但し、帽子支え板51の高さ位置は、帽子Cの回動
軌跡より数ミリ低くしてある。
【0028】前記回動支持機構24について説明する。
回動支持機構24は、ベースフレーム22の腕部35
a,35aに後端部が連結されて前方へ延び且つ回動フ
レーム23の環状部40の内面を転動する左右1対の案
内ローラ70,70と、ベースフレーム22の腕部35
a,35a,35bに設けられ且つ回動フレーム23の
環状部41の外周部の全周に亙って形成された係合溝4
2に係合する3つのガイドローラ71,71,72を有
し、これら案内ローラ70,70とガイドローラ71,
71,72により、ベースフレーム22に対して回動フ
レーム23が回動自在にガイド支持されている。
【0029】左右1対の案内ローラ70,70は合成樹
脂製で構成され、左右1対の帽子支え板51,51の近
傍において、回動フレーム23を挟んで左右1対のガイ
ドローラ71,71に対向状に夫々配設されている。
尚、各案内ローラ70の後端部分には環状のゴム部材7
0aが装着され、このゴム部材70aが環状部40の内
面にスリップしないように接触している。
【0030】各案内ローラ70の前端部分には分割ロー
ラ73が着脱自在に装着され、縫製に供される帽子Cを
セットした帽子枠100 の構造に応じて、分割ローラ73
は適宜着脱される。分割ローラ73が案内ローラ70の
前端部分に装着された状態で刺繍縫製が施されると、回
動フレーム23の回動により案内ローラ70とともに回
転する分割ローラ73が、帽子Cの張りを保持するよう
に帽子Cの内周面をスリップなしに転動し支持するよう
にしてある。
【0031】次に、連結機構25について、図6を参照
して簡単に説明すると、連結部材75に鍔付き軸76が
支持され、その鍔付き軸76に操作レバー77の上端部
が回動可能に枢支され、操作レバー77を操作して鍔付
き軸76を固定位置に切換えると、鍔付き軸76が下方
に移動して、鍔付き軸76の上端部の鍔部76aにより
連結部材75が布搬送枠16に固定的に設けられたY軸
送り部材78に固定される。つまり、ベースフレーム2
2は連結機構25とY軸送り部材78を介して布搬送枠
16とともに前後方向へ移動駆動される。
【0032】次に、回動機構26について説明する。回
動機構26は、X方向枠部16cに着脱自在に取付けら
れる左右に細長い取付板80と、取付板80に左右方向
位置を調節可能に連結される左右に細長い可動部材81
と、回動フレーム23に巻き付けられ且つその両端部が
可動部材81の両端部に連結されたワイヤ82を有す
る。
【0033】取付板80の両端部には連結孔80a〜8
0dが形成され、取付板80の下面をX方向枠部16c
に当接させた状態で、連結穴80a(又は80b)と連
結孔80d(又は80d)に挿通させた1対のツマミ付
きのネジ部材(図示略)がX方向枠部16cに螺着さ
れ、取付板80がX方向枠部16cに締結される。可動
部材81の後部には連結板部83が一体形成され、この
連結板部83を取付板80の上面に当接させた状態で、
連結板部83に形成された左右1対の長孔83aに、1
対のツマミ付きのネジ部材84を挿通させて連結板部8
3に螺着し、可動部材81は取付板80に左右方向位置
を調節可能に締結される。
【0034】可動部材81の両端部には、前側へ張出し
た左右1対の張出し部81a,81bが形成され、左側
の張出し部81aの上面には、取付片81cが左右方向
位置を調節可能に固定され、回動フレーム23から左側
へ延びるワイヤ82は、張出し部81aでUターン状に
上側へ屈曲され、その端部が取付片80cの上面部にビ
ス止めされている。
【0035】一方、回動フレーム23から右側へ延びる
ワイヤ82は、右側の張出し部81bでUターン状に上
側へ屈曲され、その端部が張出し部81bの上面部にビ
ス止めされている。つまり、布搬送枠16とともに可動
部材81が左右方向へ移動駆動されると、ワイヤ82の
一端部が引張られて、ワイヤ82が巻付けられた回動フ
レーム23が回動駆動される。尚、可動部材81の内部
には、左右に延び且つ後下端部が下方へ開放された係合
孔81dが形成され、この係合孔81dに、ベースフレ
ーム22に下端部が固着された正面視門型の連結板85
の上端屈曲部85aが、左右へ移動可能に係合してい
る。
【0036】ここで、帽子枠100 について図2を参照し
て簡単に説明する。帽子枠100 は、回動フレーム23に
着脱自在に装着される湾曲状の帽子枠本体101 と、この
帽子枠本体101 に帽子Cを挟んで外側から着脱自在に固
定される押え枠部材102 と、帽子枠本体101 に固定され
た帽子Cの庇を受けて紐部材103 等で固定する庇受け部
材104 等を有する。尚、帽子の大きさや形状に応じて、
図2の帽子枠100 以外の種々の帽子枠を適用可能である
が、その帽子枠の構造に応じて、帽子枠と分割ローラ7
3が相互干渉しないように、分割ローラ73が適宜着脱
れさる。
【0037】前記位置調整機構27について説明する。
図7、図8に示すように、位置調節機構27は、3つの
ガイドローラ71,71,72のうち、回動フレーム2
3の下端部分において係合溝42に係合するガイドロー
ラ72の前後方向位置を調節するものであって、そのガ
イドローラ72をベースフレーム22に前後方向位置を
調節可能に支持する支持機構90と、ガイドローラ72
をベースフレーム22に固定解除可能に固定する固定機
構95とで構成されている。
【0038】支持機構90は、前端部分の小径軸部91
aがガイドローラ72を回転自在に支持し、且つ後端部
分の挿通軸部91cがベースフレーム22の腕部35b
に形成された前後方向向きの挿通孔93に挿通する段ピ
ン91を有する。段ピン91の小径軸部91aと挿通軸
部91cの間には、小径軸部91aと挿通軸部91cよ
りも大径の大径軸部91bが形成され、ガイドローラ7
2は小径軸部91aに外嵌状に装着され、小径軸部91
aに前側から締結されたボルト94の頭部94aと大径
軸部91bの前端面との間において回転自在に支持され
ている。
【0039】固定機構95は、腕部35aの下方から螺
着される止めネジ96と、腕部35aの右方から螺着さ
れる止めネジ97とを有し、それらの先端部が段ピン9
1の挿通軸部91cに圧着すると、ベースフレーム22
に対して段ピン91とともにガイドローラ72が固定さ
れる。また、1対の止めネジ96,97を弛めると、挿
通軸部91cが挿通孔93を摺動可能になり、段ピン9
1とともにガイドローラ72のベースフレーム22への
固定が解除され、ガイドローラ72の前後方向位置を調
節可能になる。
【0040】尚、回動フレーム23の上半部において係
合溝42に係合する左右1対のガイドローラ71,71
の各々は、後端部が前記連結板85を挿通しベースフレ
ーム22の腕部35aに固定された段ピン71aの前端
部分に回動自在に支持され、本実施形態ではその前後方
向位置を調節できるようになっていない。
【0041】帽子枠装置20の作用について説明する。
図7に示すように、通常の状態では、位置調節機構27
において、支持機構90の段ピン91の大径軸部91c
の右端面がベースフレーム22の腕部35bの前面部に
当接した状態で、固定機構95により段ピン91ととも
にガイドローラ72がベースフレーム22に対して固定
されており、この回動フレーム23の下端部分において
係合溝42に係合するガイドローラ72と、回動フレー
ム23の上半部において係合溝42に係合する左右1対
のガイドローラ71,71により、回動フレーム23は
支軸21と平行な軸心回りに回動するようにガイドされ
ている。
【0042】ところで、ベースフレーム22や回動フレ
ーム23の自重等により、支軸21とともにベースフレ
ーム22と回動フレーム23が下側へ傾く場合がある
が、この場合、帽子Cに刺繍縫製を施す前に、回動フレ
ーム23が前後方向向きの水平軸心回りに回動するよう
に、1対のガイドローラ71に対して、前記位置調節機
構27により、回動フレーム23の下端部分において係
合溝42に係合するガイドローラ72の前後方向位置を
調節して、回動フレーム23の傾きを上側へ修正する。
【0043】この場合、先ず、固定機構95の1対の止
めビス96,97を弛めて、支持機構90の段ピン91
のベースフレーム22への固定を解除し、段ピン91と
ともにガイドローラ72の前後方向位置を調節可能な状
態にする。その後、回動フレーム23が前後方向向きの
水平軸心回りに回動するように、回動フレーム23をベ
ースフレーム22に対して上側へ傾けて修正する。
【0044】回動フレーム23を上側へ傾けると、図8
に示すように、係合溝42に係合しているガイドローラ
72は前方へ移動し、その前後方向位置が調節される。
その後、回動フレーム23が前後方向向きの水平軸心回
りに回動する姿勢を保持しつつ、1対の止めビス96,
97を締めることにより、止めビス96,97の先端部
が段ピン91の挿通軸部91cに圧着し、段ピン91と
ともにガイドローラ72の前後方向位置が調節された状
態で固定される。
【0045】このように、前記帽子枠装置20によれ
ば、回動フレーム23の下端部分において係合溝42に
係合するガイドローラ72の前後方向位置を調節する位
置調節機構27を設けたので、ベースフレーム22や回
動フレーム23の自重により、支軸21とともにベース
フレーム22と回動フレーム23が下側へ傾いている場
合、回動フレーム23が前後方向向きの水平軸心回りに
回動するように、前記ガイドローラ72の前後方向位置
を簡単に調節でき、回動フレーム23の傾きを簡単・確
実に修正することができ、その結果、柄ずれ等も生じな
く縫製精度の低下を確実に防止することができる。
【0046】しかも、位置調節機構27は、ガイドロー
ラ72をベースフレーム22に前後方向位置を調節可能
に支持する支持機構90と、ガイドローラ72をベース
フレーム22に固定解除可能に固定する固定機構95と
で構成したので、固定機構95によりガイドローラ72
のベースフレーム22への固定を解除してから、支持機
構90を介してガイドローラ72を前後へ移動させた
後、固定機構95によりガイドローラ72をベースフレ
ーム22に固定して、ガイドローラ72の前後方向位置
を精度よくしかも簡単に調節することができる。
【0047】更に、支持機構90は、前端部分がガイド
ローラ72を回転自在に支持し且つ後端部分がベースフ
レーム22に挿通する段ピン91を含むので、段ピン9
1に回転自在に支持されたガイドローラ72の前後方向
位置を、段ピン91を介して精度よく簡単に調節するこ
とができる。尚、前記通常状態から、段ピン91ととも
にガイドローラ72を後方へ移動可能にすることで、製
作誤差や組付け誤差等により、支軸21とともにベース
フレーム22と回動フレーム23が上側へ傾いた場合で
も、回動フレーム23が前後方向向きの水平軸心回りに
回動するように、回動フレーム23を下側へ傾けて修正
することができる。
【0048】次に、前記実施形態の変更形態について説
明する。 1〕前記実施形態では、位置調節機構27により回動フ
レーム23の下端部分において係合溝42に係合するガ
イドローラ72の前後方向位置を調節するように構成し
たが、ガイドローラ72を固定的に設け、回動フレーム
23の上半部において係合溝42に係合する左右1対の
ガイドローラ71,71の前後方向位置を夫々位置調節
機構で調節するように構成してもよい。
【0049】2〕3つのガイドローラ71,71,72
全ての前後方向位置を夫々位置調節機構で調節可能にす
ることで、製作誤差や組付け誤差により回動フレーム2
3が任意方向へ傾いている場合でも、回動フレーム23
が前後方向向きの水平軸心回り回動するように、回動フ
レーム23の傾きを修正することが可能になる。
【0050】3〕回動フレーム23に係合溝42の代わ
りに凸状係合部を全周に亙って形成し、前記ガイドロー
ラ71,71,72の代わりに、凸状係合部に係合する
溝部を有するガイドローラを適用してもよいし、ガイド
ローラ71,71,72の代わりに、回動フレーム23
の外周部の全周に亙って形成された係合部に摺動自在に
係合するガイド部材を適用してもよい。
【0051】4〕位置調節機構27の支持機構90に偏
心機構を組込み、その偏心機構により回動フレーム23
に対するガイドローラ72の径方向位置を調節可能に構
成してもよい。この場合、例えば、段ピン91の挿通軸
部91cと小径軸部91aとを偏心させることで、段ピ
ン91を回動させて実現することができる。尚、その他
のガイドローラ71,71においても偏心機構により、
回動フレーム23に対するガイドローラ71の径方向位
置を調節することができる。
【0052】5〕本発明に係る帽子枠装置は、前記実施
形態及び変更形態の帽子枠装置に限らず、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲において種々の変更を付加し、種々の
帽子枠装置に勿論適用することができる。
【0053】
【発明の効果】 請求項1の帽子枠装置によれば、ベー
スフレームに対して回動フレームを回動自在にガイド支
持する回動支持機構において、ベースフレームに設けら
れ且つ回動フレームの外周部の全周に亙って形成された
係合部に係合する複数のガイド部材のうちの所定のガイ
ド部材の前後方向位置を調節する位置調節機構を設けた
ので、ベースフレームや回動フレームの自重等により、
支軸とともにベースフレームと回動フレームが傾いてい
る場合、回動フレームが前後方向向きの水平軸心回りに
回動するように、前後方向位置が固定されている複数の
ガイド部材に対して、前記所定のガイド部材の前後方向
位置を位置調節機構により簡単に調節し、回動フレーム
の傾きを簡単・確実に修正することができ、その結果、
縫製精度の低下を確実に防止することができる。
【0054】請求項2の帽子枠装置によれば、請求項1
と同様の効果を奏するが、前記所定のガイド部材は、回
動フレームの下端部分において係合部に係合するガイド
部材であるので、回動フレームが前後方向向きの水平軸
心回りに回動するように、位置調節機構により回動フレ
ームの下端部分において係合部に係合する1つのガイド
部材の前後方向位置を調節して、回動フレームの上下の
傾きを非常に簡単に修正することができる。
【0055】請求項3の帽子枠装置によれば、請求項1
又は2の発明と同様の効果を奏するが、位置調節機構
は、ガイド部材をベースフレームに前後方向位置を調節
可能に支持する支持機構と、ガイド部材をベースフレー
ムに固定解除可能に固定する固定機構とを有するので、
固定機構によりガイド部材のベースフレームへの固定を
解除してから、支持機構を介してガイド部材を前後へ移
動させた後、固定機構によりガイド部材をベースフレー
ムに固定して、ガイド部材の前後方向位置を精度よく簡
単に調節することができる。
【0056】請求項4の帽子枠装置によれば、請求項1
〜3の何れか1項と同様の効果を奏するが、ガイド部材
はガイドローラからなるので、回動フレームをガイドロ
ーラで円滑にガイド支持することができる。
【0057】請求項5の帽子枠装置によれば、請求項4
と同様の効果を奏するが、支持機構は、先端部分がガイ
ドローラを回転自在に支持し且つ基端部分がベースフレ
ームに挿通する段ピンを含むので、段ピンに回動自在に
支持されたガイドローラの前後方向位置を、段ピンを介
して精度よく簡単に調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る多頭式刺繍装置の全体
斜視図である。
【図2】刺繍枠を装着した状態の帽子枠装置の右上側か
ら視た斜視図である。
【図3】刺繍枠を取外した状態の帽子枠装置の右下側か
ら視た斜視図である。
【図4】帽子枠装置の正面図である。
【図5】帽子枠装置の平面図である。
【図6】帽子枠装置の右側面図である。
【図7】刺繍枠装置の要部断面図である。
【図8】刺繍枠装置の要部断面図である。
【図9】従来技術に係る刺繍枠装置の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 刺繍縫製装置 5 ベッド本体部 6 シリンダベッド 20 帽子枠装置 21 支軸 22 ベースフレーム 23 回動フレーム 24 回動支持機構 27 位置調節機構 42 係合溝 71,72 ガイドローラ 90 支持機構 91 段ピン 95 固定機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刺繍縫製装置の本体フレームに基端部が
    固着されシリンダベッドに沿って前方へ延びる支軸と、
    この支軸に前後移動自在に支持されたベースフレーム
    と、帽子枠が着脱自在に装着されるリング状の回動フレ
    ームと、ベースフレームに対して回動フレームを回動自
    在にガイド支持する回動支持機構とを備えた帽子枠装置
    において、 前記回動支持機構は、ベースフレームに設けられ且つ回
    動フレームの外周部の全周に亙って形成された係合部に
    係合する複数のガイド部材を有し、 前記複数のガイド部材のうちの所定のガイド部材の前後
    方向位置を調節する位置調節機構を備えたことを特徴と
    する帽子枠装置。
  2. 【請求項2】 前記所定のガイド部材は、回動フレーム
    の下端部分において係合部に係合するガイド部材である
    ことを特徴とする請求項1に記載の帽子枠装置。
  3. 【請求項3】 前記位置調節機構は、ガイド部材をベー
    スフレームに前後方向位置を調節可能に支持する支持機
    構と、ガイド部材をベースフレームに固定解除可能に固
    定する固定機構とを有することを特徴とする請求項1又
    は2に記載の帽子枠装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部材はガイドローラからなる
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の帽
    子枠装置。
  5. 【請求項5】 前記支持機構は、先端部分がガイドロー
    ラを回転自在に支持し且つ基端部分がベースフレームに
    挿通する段ピンを含むことを特徴とする請求項4に記載
    の帽子枠装置。
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