JPH11200053A - 気相成長装置及びクリーニング方法 - Google Patents

気相成長装置及びクリーニング方法

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JPH11200053A
JPH11200053A JP10012012A JP1201298A JPH11200053A JP H11200053 A JPH11200053 A JP H11200053A JP 10012012 A JP10012012 A JP 10012012A JP 1201298 A JP1201298 A JP 1201298A JP H11200053 A JPH11200053 A JP H11200053A
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vapor phase
growth apparatus
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Nobuyuki Yamanishi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CVD成膜を除去するin−situクリー
ニングにおけるクリーニング終点を検出し、石英冶具に
ダメージなくエッチングする機能を装備して保守性向上
を図った気相成長装置及びそのクリーニング方法の技術
を提供する。 【解決手段】 石英内管2b、石英内管2bと石英外管
2aとの間に、先端の封止された石英管13a、13
b、石英管の先端部における光強度の変化を測定するた
めの赤外線放射温度計11、赤外線放射温度計にて測定
された値を表示するためのモニター装置12及びクリー
ニングガス導入口6bを有しており、クリーニング時、
容易に反応炉2内の除去状況を検出することができる。
また、終点検出後、クリーニングガスの供給口を切り替
えることにより石英冶具にダメージを与えることなく、
均一に反応炉をクリーニングすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
等に多用される減圧気相成長装置およびそのクリーニン
グ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の減庄気相成長装置は、図4に示す
ように、ヒーター1と反応炉2である石英外管2a、石
英内管2b、ウェハを反応炉に導入するための石英ポー
ト3、炉内の未反応ガス等を排出するための排気配管1
0、水素化珪素(以下SiH4と略す)等のガスを供給
するための材料ガス供給口4及び材料ガスを流量制御す
るための流量コントローラー5aを有している。
【0003】常に排気圧力を圧力コントローラー8で制
御されている反応炉2において、成膜温度下でSiH4
等の材料ガスを前記ガス導入口4から供給することによ
り気相成長反応による膜(以下CVD膜と略す)16が
成膜され、反応に関与していない末反応ガス9は石英内
管の内側2bから石英外管2aへと排気配管10側に排
出され、図5に示す様に反応炉2の内壁にもCVD膜1
6が成膜される。
【0004】反応炉2に付着したCVD膜16は定期的
に除去する必要があり、除去するためには石英外管2
a、石英内管2b等を常温下で脱着し、洗浄するため、
これらの作業に時間を要する。
【0005】現在は新技術の開発と共に装置の稼働率向
上を目的として、SiH4ガスを用いてPOLY−Si
膜等を成膜するCVD装置においては、三沸化塩素(以
下CIF3と略す)等のクリーニングガスを用いたin
−situクリーニングが必須となっている。
【0006】これは、定期的な頻度でClF3等のガス
をクリーニングガス導入口6aから供給し、流量コント
ローラ5bで制御しながら成膜温度付近で反応炉2内に
供給することにより、石英外管2a、石英内管2b及び
石英ボート3に付着したCVD膜16を除去することが
でき、洗浄が不要であるため、従来よりも除去作業は短
時間で行うことができる。
【0007】しかし、クリーニングの終点検出が困難な
ため、オーバーエッチングによる石英部品のダメージ、
またアンダーエッチングによるCVD膜残りが生ずる。
【0008】この対策として図6に示す様に反応管17
内に反応熟モニター用熱伝対18を設け、反応管内にク
リーニングガスを流し、エッチングによる反応熱の変化
で終点検出する構造のものが特開平8−306628号
公報に提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】第一の問題点は、従来
の技術においては石英のダメージを防止することができ
ないことである。
【0010】その理由として、図6に示すように、クリ
ーニングガスであるCIF3ガスはガス導入ロ19から
導入されガス排気口20へと排出される。CVD膜が除
去されると反応熱が一定となり、反応熱モニタ用熱伝対
18で終点検出を行う構造であるが、温度制御されてい
る反応管17内では熱伝対による反応熱の温度変化は小
さくなるため、検出するのは困難である。
【0011】さらに、クリーニングガスの導入量は変わ
らないため、ガス導入口近傍の反応管17下部は上部と
比較してCIF3ガスにさらされる時間が長いため、オ
ーバーエッチチングとなり、石英治具にダメージを与え
る。
【0012】第二の問題点は、従来の技術においてin
−situクリーニング後に反応炉2内のCVD膜16
の付着状況を直接確認できないため、過剰なクリーニン
グによる石英部品へのダメージの確認作業に多大な時間
を費やすことである。
【0013】その理由として、図4に示すように反応炉
2の外周部は成膜温度に昇温させるヒーター1及び断熱
材7で覆われており、in−situクリーニング時
に、外部から反応炉2に付着したCVD膜16の付着状
況を容易に確認することが困難なためである。
【0014】通常、図4に示す様に、CiF3等のクリ
ーニングガスはクリーニングガス供給口6aから流量コ
ントローラー5bを介して反応炉2内に導入すると、石
英内管2bから石英外管2aへと未反応ガス9は排出さ
れるため、反応炉2内に付着したCVD膜16は前記石
英内管2bの内側から外側へとCVD膜16は除去され
る。
【0015】しかし、現状では反応炉2内の状態を確認
することができないため、in−situクリーニング
後の反応炉2内の状況を確認するためには成膜温度を常
温にし、作業者が反応炉2を取り外して確認する必要が
あり、処理時間が短いと図5の様にCVD膜16が除去
されず、逆に長いと石英治具が白濁し、石英に対するダ
メージが大きくなる。
【0016】仮に、反応炉2を脱着せずに炉内状況を確
認する手段として反応炉2の上部または側面に反応炉2
内の状況を直接モニターするための検知センサー等の部
品を設置した場合、ヒーター1により500℃以上に加
熱された雰囲気にこれらの部品は常時さらされることに
なり、耐熱性を考慮するとヒーター1近傍に設置するこ
とは難しい。
【0017】また、これらの部品を保護するために冷却
して設置したとしても、反応炉2内の成膜温度が変化
し、膜厚均一性に悪影響を及ぼすため、反応炉2の上部
また側面から反応炉2内を直接モニターすることは困難
である。
【0018】本発明の目的はin−situクリーニン
グにおけるクリーニング終点を検出し、石英冶具にダメ
ージなくエッチングする機能を装備して保守性向上を図
った気相成長装置及びそのクリーニング方法の技術を提
供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記問題を解決するた
め、本発明の気相成長装置では、反応炉内にクリーニン
グガスを導入する機構と、反応炉内に設置された検出部
の光強度を検出する機構とを有する構成とした。その場
合、反応炉内にクリーニングガスを導入する機構を複数
有する構成とすることもできる。また、検出部の高さ
を、反応炉内のクリーニング対象の高さとほぼ同じに設
定してある構成とすることもできる。また、反応炉内の
検出部の材質として、石英を用いることもできる。ま
た、検出部については、反応炉内においてクリーニング
ガスの流れに沿う箇所に複数設置することもできる。ま
た、光の強度を検出する機構として、赤外線放射温度計
を用いることもできる。気相成長装置としては、減圧C
VD装置に適用することもできる。一方、本発明におけ
る気相成長装置のクリーニング方法は、反応炉内に設置
された検出部の光強度を検出する機構を用いて、光強度
の変化をモニターすることによりクリーニングの終点を
検出する方法を採用した。その場合、複数の検出部の光
強度の変化をモニターし、反応炉内にクリーニングガス
を導入する複数の機構を制御してクリーニングを行うこ
ともできる。また、光強度の変化については、検出部に
付着する、クリーニングによって除去すべき対象物の膜
厚の変化に起因するのが大変好適である。また、クリー
ニングの終点検出を、石英内管の内側に設置された石英
管先端部から放出される光強度を赤外線放射温度計にて
クリーニング前後で比較して検出し、クリーニングガス
の供給口を切替える方法とするのが好適である。クリー
ニングガスとして、CIF3を使用することもできる。
【0020】本発明では、反応炉内に設置された検出部
の光強度を検出する機構を用いて、光強度の変化をモニ
ターすることによりクリーニングの終点を検出するの
で、検出精度が向上する。
【0021】また、クリーニングの終点検出を石英内管
の内側に設置された石英管先端部から放出される光強度
を赤外線放射温度計にてクリーニング前後で比較して検
出し、クリーニングガスの供給口を切替える。このた
め、クリーニングによりCVD膜が除去されると光強度
が変化するため、容易に終点が検出でき、かつ、石英冶
具にダメージが少なくクリーニングできる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して説明する。図1は本発明の第一
の実施の形態に係るin−situクリーニングシステ
ムを有する気相成長装置の断面図であり、図2はそのク
リーニング終点検出方法の説明図、図3は第二の実施の
形態に係る気相成長装置の断面図である。なお、これら
の図において、従来技術と基本的に同一の構成要素につ
いては同一の符合を付してある。
【0023】本発明の気相成長装置は、石英治具にダメ
ージを与えず、in−situクリーニングを行う際に
クリーニング終点を検出する。より具体的には、石英内
管の内側に先端が封止された石英管と、クリーニング時
に石英管先端部における光の強度の変化を検出するため
の手段とを有する。
【0024】すなわち、図1の様にヒーター1で加熱さ
れた反応炉2内において、材料ガス導入口4から材料ガ
スが供給され、CVD成膜を行うが、反応に関与しない
未反応ガス9は石英内管2bから石英外管2aへと排出
され、時間の経過とともに反応炉内壁にCVD膜16が
堆積する。
【0025】内径が8〜10mm程度の先端が封止され
た石英管13a、装置外に石英管先端部の光強度の変化
を測定するための赤外線放射温度計11、及びその赤外
線放射温度計11の測定値を表示、また出力させるため
モニター装置12等から構成される。まず、クリーニン
グの対象を石英ボート3とすると、石英管13aを石英
ボート3の上部と同じ高さに設置する。
【0026】この状態でCVD成膜を行うことにより、
石英ボ−ト3と同等量のCVD膜が石英管13aに付着
する。CVD成膜5〜10μm毎に、定期的なメンテナ
ンスとして、圧力コントローラー8によって制御された
反応炉2内にCIF3をクリーニングガス供給口6aか
ら流量コントローラー5bを介して炉内に導入し、成膜
温度下においてin−situクリーニングを行う。
【0027】図2はin−situクリーニングによ
り、石英ボート3に付着したCVD膜16の除去状態を
示したものである。図中(a)はクリーニング前の状態
であり、石英管13aと石英ボートに同程度のCVD膜
16が付着している状態において、石英管13a先端部
の測定ポイント14の光強度を赤外線放射温度計11に
より測定する。
【0028】クリーニングを開始すると図中(b)の様
にクリーニングガスの供給側近傍からエッチングされる
ため、石英ボート3の下方からCVD膜は除去されてゆ
く。測定ポイント14の前記CVD膜16が除去される
と、CVD膜16の有無により放出される光強度が変化
するため、これをクリーニング終点とし、クリーニング
ガスの供給を停止することにより、図中(C)の様に、
石英ボート3全体をダメージ及げ膜残りのないクリーニ
ングができる。
【0029】また、石英管13aの長さ、取り付け位置
をクリーニング対象物により変化させることにより各対
象物のクリーニング終点を検出することが可能である。
【0030】図3は本発明の第二の実施の形態を示す気
相成長装置の断面図である。この実施の形態では、上述
の第一の実施の形態におけるin−situクリーニン
グシステムを有する気相成長装置において、更にクリー
ニングがス供給口6b、流量コントローラー5c、石英
外管2aと石英内管2bの間にクリーニングガスを吹き
出すためのインジェクター15及び石英管13bを有す
る。
【0031】石英管13aの測定ポイント14において
クリーニング終点を検出後、モニター装置12から流量
コントローラー5bへ停止信号を出力し、クリーニング
ガス供給口6aからの供給を停止する。
【0032】同時に流量コントローラー5cへ供給信号
を出力させ、クリーニングガス供給口6bからインジェ
クター15を介して反応炉2に供給し、クリーニングの
終点検出を石英管13bで行い、クリーニングガスの供
給を停止させることで、石英ボート3及げ石英内管2b
内側にダメージを受けることなく図5に示すようなCV
D膜16を除去することができ、石英管、反応炉2内、
石英ポート3を均一にクリーニングすることが可能であ
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明では、先端が
封止された石英管および石英管先端部のクリーニング前
後における光態度の変化を測定する赤外線放射温度計を
有し、石英内管、石英外管及び石英ボートのin−si
tuクリーニングにおける終点を高精度に検出できるシ
ステムであり、従来よりも石英冶具のダメージを減少で
き、かつクリーニングを均一に行うことができる効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施の形態に係るin−si
tuクリーニングシステムを有する気相成長装置の断面
図である。
【図2】 図1に示したクリーニング終点検出方法の実
施例(a:クリーニング前、b:クリーニング中、c:
クリーニング後)を示す説明図である。
【図3】 本発明の第二の実施の形態に係るin−si
tuクリーニングシステムを有する気相成長装置の断面
図である。
【図4】 従来技術のin−situクリーニングシス
テムを有する気相成長装置の断面図である。
【図5】 従来技術におけるin−situクリーニン
グ後の反応炉断面図である。
【図6】 他の従来技術の断面図である。
【符合の説明】
1 ヒーター 2 反応管 2a 石英外管 2b 石英内管 3 石英ボート 4 材料ガス導入口 5a、5b、5c 流量コントローラー 6a、6b クリーニングガス導入口 7 断熱材 8 圧力コントローラ 9 未反応ガス 10 排気配管 11 赤外線放射温度計 12モニター装置 13a、13b 石英管 14 測定ポイント 15 インジェクター 16 CVD膜 17 反応管 18 反応熱モニター用熱伝対 19 ガス導入口 20 ガス排気口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべく以下に掲げる構成とした。請求項1記載の発明の
要旨は、内管と外管とを有する反応炉内にクリーニング
ガスを導入する機構を有する気相成長装置であって、先
端部が封止され、該先端部が、前記反応路の内管の内側
に導入されたクリーニングガスの下流側に位置するよう
に前記反応炉内に設けられた検出部と、該検出部の前記
先端部の光強度を検出する、前記反応炉の外に設けられ
た光強度検出機構とを備えたことを特徴とした気相成長
装置に存する。請求項2記載の発明の要旨は、さらに、
前記クリーニングガスを前記反応路の前記内管と前記外
管との間に供給する機構と、先端が封止され、該先端
が、前記機構から供給されたクリーニングガスの下流側
に位置するように設けられた、前記内管と前記外管との
間に設けられた他の検出部と、該検出部の前記先端部の
光強度を検出する、前記反応炉の外に設けられた他の光
強度検出機構とを備えたことを特徴とした請求項1に記
載の気相成長装置に存する。請求項3記載の発明の要旨
は、前記気相成長装置が減圧CVD装置であることを特
徴とする請求項1又は2に記載の気相成長装に存する。
請求項4記載の発明の要旨は、反応炉内にクリーニング
ガスを導入して反応炉内のクリーニングを行う気相成長
装置のクリーニング方法であって、前記反応炉内に設け
た検出部の封止された先端部での光強度の変化を光強度
検出機構で検出することによってクリーニングの終点を
検出することを特徴とする気相成長装置のクリーニング
方法に存する。請求項5記載の発明の要旨は、前記反応
路の内管の内外にそれぞれに設けられた検出部と、前記
クリーニングガスを前記内管の内外にそれぞれ供給する
機構を有し、前記内管内で終点検出された時に、前記内
管の内側からのクリーニングガス供給を停止し、前記内
管の外側からのガス供給に切り替えることを特徴とする
請求項4に記載の気相成長装置のクリーニング方法に存
する。請求項6記載の発明の要旨は、前記気相成長装置
が減圧CVD装置であることを特徴とする請求項4又は
5に記載の気相成長装置のクリーニング方法に存する。
請求項7記載の発明の要旨は、前記気相成長装置が減圧
CVD装置であることを特徴とする請求項4乃至6に記
載の気相成長装置のクリーニング方法に存する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】同時に流量コントローラー5cへ供給信号
を出力させ、クリーニングガス供給口6bからインジェ
クター15を介して反応炉2に供給し、クリーニングの
終点検出を石英管13bで行い、クリーニングガスの供
給を停止させることで、石英ボート3及げ石英内管2b
内側にダメージを受けることなく図5に示すようなCV
D膜16を除去することができ、石英管、反応炉2内、
石英ボート3を均一にクリーニングすることが可能であ
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明では、先端が
封止された石英管および石英管先端部のクリーニング前
後における光強度の変化を測定する赤外線放射温度計を
有し、石英内管、石英外管及び石英ボートのin−si
tuクリーニングにおける終点を高精度に検出できるシ
ステムであり、従来よりも石英冶具のダメージを減少で
き、かつクリーニングを均一に行うことができる効果を
有する。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべく以下に掲げる構成とした。請求項1記載の発明の
要旨は、内管と外管とを有する反応炉内にクリーニング
ガスを導入する機構を有する気相成長装置であって、先
端部が封止され、該先端部が、前記反応路の内管の内側
に導入されたクリーニングガスの下流側に位置するよう
に前記反応炉内に設けられた検出部と、該検出部の前記
先端部の光強度を検出する、前記反応炉の外に設けられ
た光強度検出機構とを備えたことを特徴とした気相成長
装置に存する。請求項2記載の発明の要旨は、さらに、
前記クリーニングガスを前記反応路の前記内管と前記外
管との間に供給する機構と、先端が封止され、該先端
が、前記機構から供給されたクリーニングガスの下流側
に位置するように設けられた、前記内管と前記外管との
間に設けられた他の検出部と、該検出部の前記先端部の
光強度を検出する、前記反応炉の外に設けられた他の光
強度検出機構とを備えたことを特徴とした請求項1に記
載の気相成長装置に存する。請求項3記載の発明の要旨
は、前記気相成長装置が減圧CVD装置であることを特
徴とする請求項1又は2に記載の気相成長装に存する。
請求項4記載の発明の要旨は、反応炉内にクリーニング
ガスを導入して反応炉内のクリーニングを行う気相成長
装置のクリーニング方法であって、前記反応炉内に設け
た検出部の封止された先端部での光強度の変化を光強度
検出機構で検出することによってクリーニングの終点を
検出することを特徴とする気相成長装置のクリーニング
方法に存する。請求項5記載の発明の要旨は、前記反応
路の内管の内外にそれぞれに設けられた検出部と、前記
クリーニングガスを前記内管の内外にそれぞれ供給する
機構を有し、前記内管内で終点検出された時に、前記内
管の内側からのクリーニングガス供給を停止し、前記内
管の外側からのガス供給に切り替えることを特徴とする
請求項4に記載の気相成長装置のクリーニング方法に存
する。請求項6記載の発明の要旨は、前記気相成長装置
が減圧CVD装置であることを特徴とする請求項4又は
5に記載の気相成長装置のクリーニング方法に存する。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応炉内にクリーニングガスを導入する
    機構と、反応炉内に設置された検出部の光強度を検出す
    る機構とを有する気相成長装置。
  2. 【請求項2】 前記反応炉内にクリーニングガスを導入
    する機構を複数有する請求項1に記載の気相成長装置。
  3. 【請求項3】 前記検出部の高さを、反応炉内のクリー
    ニング対象の高さとほぼ同じに設定してあることを特徴
    とする、請求項1に記載の気相成長装置。
  4. 【請求項4】 前記反応炉内の検出部の材質が、石英で
    あることを特徴とする請求項1に記載の気相成長装置。
  5. 【請求項5】 前記検出部は前記反応炉内においてクリ
    ーニングガスの流れに沿う箇所に複数設置してあること
    を特徴とする請求項1記載の気相成長装置。
  6. 【請求項6】 前記光の強度を検出する機構が赤外線放
    射温度計からなることを特徴とする請求項1に記載の気
    相成長装置。
  7. 【請求項7】 前記気相成長装置は減圧CVD装置であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の気相成長装置。
  8. 【請求項8】 反応炉内に設置された検出部の光強度を
    検出する機構を用いて、光強度の変化をモニターするこ
    とによりクリーニングの終点を検出することを特徴とす
    る気相成長装置のクリーニング方法。
  9. 【請求項9】 複数の検出部の光強度の変化をモニター
    し、反応炉内にクリーニングガスを導入する複数の機構
    を制御してクリーニングを行うことを特徴とする請求項
    8に記範の気相成長装置のクリーニング方法。
  10. 【請求項10】 前記光強度の変化が、検出部に付着す
    る、クリーニングによって除去すべき対象物の膜厚の変
    化に起因することを特徴とする請求項8に記載の気相成
    長装置のクリーニング方法。
  11. 【請求項11】 クリーニングの終点検出を、石英内管
    の内側に設置された石英管先端部から放出される光強度
    を赤外線放射温度計にてクリーニング前後で比較して検
    出し、クリーニングガスの供給口を切替えることを特徴
    とする請求項8〜10に記載の気相成長装置のクリーニ
    ング方法。
  12. 【請求項12】 前記クリーニングガスとして、CIF
    3を使用することを特徴とする請求項8〜11に記載の
    気相成長装置のクリーニング方法。
JP10012012A 1998-01-06 1998-01-06 気相成長装置及びクリーニング方法 Expired - Lifetime JP2933074B2 (ja)

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