JPH11200042A - 成膜装置及び成膜方法 - Google Patents

成膜装置及び成膜方法

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JPH11200042A
JPH11200042A JP10005560A JP556098A JPH11200042A JP H11200042 A JPH11200042 A JP H11200042A JP 10005560 A JP10005560 A JP 10005560A JP 556098 A JP556098 A JP 556098A JP H11200042 A JPH11200042 A JP H11200042A
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JP
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substrate
targets
target
layer
shutter
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JP10005560A
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English (en)
Inventor
Teruyuki Ota
輝之 太田
Masahiro Furuta
正寛 古田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コスパッタリングによって基板上
にマルチレイヤーの膜を形成する成膜装置及び成膜方法
に関し、その膜の積層の順序を確実に規定することを目
的とする。 【解決手段】 複数または単数の基板を装着した基板キ
ャリアを、複数のターゲットに対して回転させる基板キ
ャリアの回転機構と、複数のターゲット各々を同時放電
させるスパッタリング手段と、複数のターゲットそれぞ
れに対応して設置され、基板とそれら複数のターゲット
との間を個別に開放または閉鎖可能な複数のシャッター
と、基板キャリアの回転機構およびスパッタリング手段
の動作中に、複数のシャッターの一部または全部を、個
別に開放または閉鎖させるシャッターの開閉駆動部とを
備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コスパッタリング
によって基板上にマルチレイヤーの膜を形成する成膜装
置及び成膜方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクは、情報を高密度に記録で
き、かつ高速に再生できることから、主としてオーディ
オやコンピュータ用の記録媒体として普及している。こ
の光ディスクには様々な記録方式のものがあるが、中で
も特に注目を集めているのは、情報の書き換えやオーバ
ーライト記録を行うことができる光磁気ディスクであ
る。
【0003】図5は、従来の技術を説明する図である。
図5(ア)に示すように、光磁気ディスク61は、基板
62上に、透明誘電体膜63、メモリー膜64、保護膜
65が順次成膜された構造となっている。このうち、メ
モリー膜64は、その膜面に対して磁化が垂直に配向す
る磁性体、例えば、希土類金属と遷移金属とからなる合
金薄膜で構成されている。情報はこのメモリー膜64の
磁化の向きで表され、その情報の記録、消去、および再
生は、基板62側からレーザ光を照射して行われる。
【0004】光磁気ディスクの成膜には、一般的に、ス
パッタリング装置が用いられる。スッパタリング装置で
は、形成しようとする膜の構成元素からなるターゲット
が用意され、そのターゲットの近傍に発生させたプラズ
マによりターゲットから原子をはじき出して基板に付着
形成させ、膜を形成させる。最も一般的なスパッタリン
グ装置では、ターゲットに対向する位置に複数の基板を
装着した基板キャリアを配置し、その基板キャリアを介
して基板それぞれを自公転させながらスパッタリングを
行うことによって、複数の基板に対し同時に成膜を行っ
ている。このようなスパッタリングを、ターゲットの種
類やスパッタリングの効率、成膜時間等の条件を変えな
がら複数回行えば、異なる機能の複数の膜が順次形成さ
れた光磁気ディスクを量産することができる。
【0005】ここに、光磁気ディスク61のうち情報が
記録されるメモリー膜64(図5(ア)参照)の成膜で
は、ターゲットとして希土類金属と遷移金属との合金を
用い、そのメモリー膜64を均一な合金膜とすることが
一般的であった。ところが、近年になって、情報の記録
媒体としての安定性を高めるために、このメモリー膜6
4を、希土類金属主体の層と遷移金属主体の層とが交互
に繰り返して積層される層構造(マルチレイヤー)とし
てメモリー膜64の保磁力を高めることが提案された。
【0006】このようなマルチレイヤーのメモリー膜を
形成する場合には、上記スパッタリング装置においてタ
ーゲットを複数配置してそれらターゲットを同時に放電
させる、いわゆるコスパッタリングが行われる。図6
は、コスパッタリングを説明する図である。コスパッタ
リングの際には、複数の基板aの公転経路の直下に、希
土類金属のターゲット71と遷移金属のターゲット72
とが配置される。そして、基板キャリア12を所定の速
さで回転させることにより、それぞれの基板aに、各タ
ーゲット71、72を通過する時点ではじき出された金
属を順次付着させる。このようにして基板キャリア12
が数回回転した後には、これら基板のそれぞれに、所定
の厚さの希土類金属REと遷移金属TMとが交互に繰り
返し付着されてなるメモリー膜66、67(図5(イ)
参照)が形成される。
【0007】このとき、基板キャリア12の回転数が速
すぎると、合金ターゲットを用いた通常のスパッタリン
グと同様に両方の金属がほぼ均等に混ざり合ってしまう
ため、このコスパッタリング時における基板キャリア1
2の回転数は、比較的遅い値(例えば、60rpm以下
の値)に設定される。このようにして得られるマルチレ
イヤーのメモリー膜66、67は、合金膜に比べて磁気
光学効果や垂直磁気異方性に優れていることが知られて
いる。
【0008】なお、従来のスパッタリング装置では、複
数のターゲットおのおのの直上に開閉可能なシャッター
が設置されており、成膜開始終了の制御の他、ターゲッ
トとシャッター間の放電によるターゲット表面の汚れや
酸化膜などの除去に用いられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6に示し
たコスパッタリングによるメモリー膜の形成では、基板
aが回転していることが原因となって、成膜の開始直後
や終了直前にターゲット71、72のうちどちらに対向
していたかによって積層の順が異なる。
【0010】例えば、4つの基板aに対して同時に成膜
した場合、希土類金属REと遷移金属TMとの積層順が
異なる2種類のメモリー膜66、67(図5(イ)参
照)が2つずつ形成されることになる。このことは、光
磁気ディスクの量産を妨げる要因となっている。光磁気
ディスクの記録や再生の技術では、光変調ダイレクトオ
ーバーライトや磁気超解像再生が実用化されつつある。
このような技術が適用された光磁気ディスクでは、図5
(ア)に示すメモリー膜64に隣接させて少なくともも
う1つ光磁気膜が設けられ、このメモリー膜64とその
光磁気膜との間に働く磁気的結合力を利用することにな
る。よって、このような光磁気ディスクのメモリー膜6
4をマルチレイヤーとして構成した場合、磁気的な結合
力を他の膜へ伝達するそのメモリー膜64の界面の状態
は、光磁気ディスクの特性を決定する重要な因子とな
る。
【0011】そして、図6に示すコスパッタリングで
は、上記したとおり積層の順を統一させることができな
いため、製造する光磁気ディスクの特性にばらつきが生
じるのである。特に、光変調ダイレクトオーバーライト
用の光磁気ディスクの製造においては、オーバーライト
の可否が分かれるほどの特性の相異が表れるので、これ
は非常に深刻な問題である。
【0012】従来のシャッターを利用して、基板上に付
着させる材料の順を制御することが考えられるが、従来
のスパッタリング装置では、成膜の最中にこのシャッタ
ーを個別に開閉することはできなかった。本発明は、こ
のような問題に鑑みてなされたもので、コスパッタリン
グによって基板上にマルチレイヤーの膜を形成する場合
に、その膜の積層の順序を確実に規定することができる
成膜装置及び成膜方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数または単数の基板を装着した基板キャリアを、
複数のターゲットに対して回転させる基板キャリアの回
転機構と、複数のターゲットおのおのを同時放電させる
スパッタリング手段と、複数のターゲットそれぞれに対
応して設置され、基板とそれら複数のターゲットとの間
を個別に開放または閉鎖可能な複数のシャッターと、基
板キャリアの回転機構およびスパッタリング手段の動作
中に、複数のシャッターの一部または全部を、個別に開
放または閉鎖させるシャッターの開閉駆動部とを備えた
ことを特徴とする。
【0014】請求項2に記載の発明は、複数または単数
の基板を装着した基板キャリアを、複数のターゲットに
対して回転させる基板キャリアの回転機構と、複数のタ
ーゲットおのおのを同時放電させるスパッタリング手段
と、複数のターゲットそれぞれに対応して設置され、基
板とそれら複数のターゲットとの間を個別に開放または
閉鎖可能な複数のシャッターと、基板キャリアの回転機
構およびスパッタリング手段の動作中に、複数のシャッ
ターの一部または全部を、個別に開放または閉鎖させる
シャッターの開閉駆動部と、シャッターの開閉駆動部が
行う開閉のタイミングを制御する制御手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の成膜装置において、制御手段は、成膜の開始に当た
り、基板に最初に形成されるべき第1の層用のターゲッ
トのシャッターが開き、かつ第1の層に不使用のターゲ
ットのシャッターが閉じた状態を保った後、第1の層が
形成された基板に対し第1の層上に形成する層用のター
ゲットのシャッターを開く制御を行うことを特徴とす
る。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項2または
請求項3に記載の成膜装置において、制御手段は、成膜
の終了に当たり、複数のシャッター全てが開いた状態か
ら、基板に最後に形成されるべき第2の層に不使用のタ
ーゲットのシャッターを閉じる制御を行うことを特徴と
する。請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4
の何れか1項に記載の成膜装置において、複数のターゲ
ットとして、希土類金属を材料とするターゲットと、遷
移金属を材料とするターゲットとが少なくとも1つずつ
用いられることを特徴とする。
【0017】請求項6に記載の発明は、複数または単数
の基板と複数のターゲットとを順次繰り返し対向させる
搬送工程と、複数のターゲットおのおのを同時放電させ
る放電工程と、成膜の開始に当たり、基板に最初に形成
されるべき第1の層用のターゲットと基板との間が開放
され、かつ第1の層に不使用のターゲットと基板との間
が閉鎖された状態を保った後、第1の層が形成された基
板に対し第1の層上に形成する層用のターゲットを開放
する開閉工程とを有することを特徴とする。
【0018】請求項7に記載の発明は、複数または単数
の基板と複数のターゲットとを順次繰り返し対向させる
搬送工程と、複数のターゲットおのおのを同時放電させ
る放電工程と、成膜の終了に当たり、複数のターゲット
全てと基板との間が開放された状態から、基板に最後に
形成されるべき第2の層に不使用のターゲットと基板と
の間を閉鎖する開閉工程とを有することを特徴とする。
【0019】(作用)請求項1に記載の成膜装置では、
基板キャリアの回転機構およびスパッタリング手段の動
作中にシャッターの開閉が自在となるため、一回の放電
で複数のターゲットそれぞれの材料からなる層が積層さ
れた膜を基板に形成する場合に、その積層を所望の順に
構成することが可能である。
【0020】請求項2に記載の成膜装置では、請求項1
に記載の成膜装置にさらにシャッター開閉の制御を行う
制御手段が付加されるので、膜の形成を自動化すること
ができる。請求項3に記載の成膜装置では、制御手段の
動作によって第1の層が最初に形成されることになるの
で、基板に形成される膜は、最も基板側に第1の層を有
することになる。この第1の層用のターゲット材料を規
定することによって、基板側に所望の層を配置した膜を
確実に形成することができる。
【0021】請求項4に記載の成膜装置では、第2の層
が最後に形成されるので、基板に形成される膜は、最も
反基板側に第2の層を有することになる。この第2の層
用のターゲット材料を規定することによって、反基板側
に所望の層を配置した膜を確実に形成することができ
る。請求項5に記載の成膜装置によれば、希土類金属と
遷移金属とが交互に積層されたマルチレイヤーの膜が形
成される。このような構成の膜は、上記従来例で述べた
とおり、光磁気記録媒体の特定の機能を有する膜として
用いられるが、この膜はこれら希土類金属と遷移金属と
の積層順によってその特性が異なってしまう。
【0022】ところが、この請求項5に記載の成膜装置
では、請求項1から請求項4と同様にしてその積層順を
規定することにより、光磁気記録媒体に対して所望の特
性を付加することができる。請求項6に記載の成膜方法
によれば、請求項3に記載の成膜装置と同様に、所望の
層を基板側に配置した膜を形成することができる。
【0023】請求項7に記載の成膜方法によれば、請求
項4に記載の成膜装置と同様に、所望の層を反基板側に
配置した膜を形成することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、請求項1から請求項7に記
載の発明に係る実施形態を図1〜図6に基づいて説明す
る。
【0025】本実施形態では、スパッタリング装置を用
いて光変調ダイレクトオーバーライト可能な光磁気ディ
スクのメモリー膜を形成する。本実施形態の動作を説明
する前に、スパッタリング装置の構成および基本動作
と、光変調オーバーライト可能な光磁気ディスクの構造
とについて簡単に説明しておく。図1は、本実施形態に
おけるスパッタリング装置の主な構成を示す図であり、
図2は、このスパッタリング装置における真空チャンバ
ー内を示す斜視図である。なお、図1上部は、主として
図2中L2で示す切断面を示している。
【0026】このスパッタリング装置は、真空チャンバ
ー11内に、円盤状の基板キャリア12と、その盤面に
対向配置されたカソード13a、13b、13c、13
dとを備える。基板キャリア12の盤面には、基板キャ
リア12と共に回転する主ギアを設けた回転軸15が基
板キャリア12の盤面に対して垂直に形成され、基板キ
ャリア12のカソード側の盤面には、基板aを装着する
4つの基板ホルダ21〜24が、回転軸15の回りに等
間隔で配置されている。これら基板ホルダ21〜24
は、基板キャリア12の盤面に水平な状態のままそれぞ
れ回転可能に形成されており、前記主ギアに噛合された
副ギアと共に回転する。これにより、基板ホルダ21〜
24は、基板キャリア12の回転に伴って自公転する。
【0027】一方、カソード13a〜13dは、前記基
板ホルダ21〜24と同様に前記回転軸15の軸線の回
りに等間隔で配置され、基板ホルダー21〜24側に
は、円盤状のターゲットbを装着することが可能になっ
ている。これらカソード13a〜13dは、基板aに形
成される膜をより均一化するために、中心をそれら基板
ホルダ21〜24の自転中心よりもやや外側にずらして
配置される。
【0028】さらに、カソード13a〜13dと基板キ
ャリア12との間には、カソード13a〜13dに対応
してシャッター18a〜18dが設けられ、基板aとタ
ーゲットbとの間を開放または閉鎖することが可能にな
っている。これらのシャッター18a〜18dのおのお
のは、その端部において前記回転軸15と平行な回転軸
30a〜30dを有し、それら回転軸30a〜30dの
回りに回動可能となっている。
【0029】また、真空チャンバー11の側壁にはガス
供給系32、ガス排気系33が備えられる。ガス供給系
32は、図示されないマスフローにより流量の調節をし
つつAr等の希ガスを真空チャンバー11内に導入す
る。また、ガス排気系33は、図示されないオリフィス
により流量を調節しつつ真空チャンバー11内のガスを
排出する。
【0030】このスパッタリング装置では、制御部51
の指示の下で、電力制御系52、ガス圧制御系53、回
転制御系54、および開閉駆動系55a〜55dの諸動
作によってコスパッタリングが行われる。ガス圧制御系
53は、真空チャンバー11内の真空度を監視しなが
ら、排気系33が排出するガスの流量とガス供給系32
が導入するガスの流量との双方を調節することによっ
て、真空チャンバー11内を所定の雰囲気に保つ。
【0031】回転制御系54は、モータ54aを駆動す
ることにより基板キャリア12を介して基板aを自公転
させる。電力制御系52は、カソード13b〜13dに
それぞれ所定の電力を供給することによって、基板ホル
ダ21〜24とターゲットbとの間にプラズマを生成
し、基板a上にターゲットbから叩き出されるスパッタ
粒子を堆積させる。
【0032】そして、開閉駆動系55a〜55dのそれ
ぞれは、回転軸30a〜30dに接続され、制御部51
により与えられたタイミングで対応付するシャッター1
8a〜18dを開閉する。その開閉は、図示されないモ
ータによって、前記回転軸30a〜30dの回りにシャ
ッター18a〜18dを180゜回転させることによっ
て実現する。なお、この開閉の速度、即ちこのシャッタ
ー回転の速度は、少なくともスパッタリング時における
基板キャリア12の公転速度よりも速いとされる。ま
た、開かれるときの各シャッター18a〜18dの回転
方向は基板キャリア12の公転方向と反対であることが
好ましい。
【0033】なお、請求の範囲との対応関係について
は、基板キャリアの回転機構には主として回転制御系5
4回転軸15が対応し、スパッタリング手段には主とし
て真空チャンバー11、ガス供給系32、ガス排気系3
3、ガス圧制御系53、カソード13a〜13d、電力
制御系52が対応し、シャッターにはシャッター18a
〜18dが対応し、シャッター開閉駆動部には開閉駆動
系55a〜55dが対応し、制御手段には制御部51が
対応する。
【0034】図3は、光変調ダイレクトオーバーライト
方式が適用される光磁気ディスクの縦断面図である。光
磁気ディスク61は、光磁気ディスクのメモリー膜64
と保護膜65との間に、切断膜56、書き込み膜57、
スイッチ膜58、初期化膜59がこの順で形成されてな
る。一般に、基板62としては、直径86mm、内径1
5mm、厚さ1.2mmの円盤状のポリカーボネート基
板(またはガラス2P基板)が用いられる。この基板6
2の片側の表面には、情報の記録または再生時にレーザ
光を導くための溝がスパイラル状に形成されている。
【0035】また、各膜の材料については、透明誘電体
膜63および保護膜65にはSi34、メモリー膜6
4、スイッチ膜58、初期化膜59にはTb、Fe、C
o、切断膜56にはGd、Fe、Co、書き込み膜57
にはDy、Fe、Coが使用される。このうち、メモリ
ー膜64以外の各膜の成膜は、公知の方法で行われるこ
ととし、その説明は割愛する。
【0036】本実施形態の動作を説明する。メモリー膜
64の成膜に当たり、図1、図2の基板ホルダ21〜2
4のそれぞれには、透明誘電体膜63(Si34)が既
に成膜された基板Aa、Ab、Ac、Adが装着され
る。また、カソード13a、13b、13dのぞれぞれ
には、単体の金属TbからなるターゲットBt、単体の
金属CoからなるターゲットBc、単体の金属Feから
なるターゲットBfが装着され、カソード13cについ
ては使用しない。
【0037】因みに、本実施形態では、基板公転の回転
数を約23rpmに設定する。この設定によって、4つ
の基板Aa〜Adに形成されるメモリー膜64は、各タ
ーゲットBt、Bf、Bc上を所定の速さで対向しなが
らマルチレイヤーとして成膜されることになる。スパッ
タリング開始に先行して、シャッター18a〜18dは
閉じられる。そして、真空チャンバー11内が所定の雰
囲気に保たれ、かつ基板キャリア12の回転数が定常的
になり、各ターゲットBt、Bf、Bcと基板A間の電
圧が安定した後に、次のようにしてシャッター18a、
18b、18dが開かれる。
【0038】図4(イ)に示すように、先ず、ターゲッ
トBtに対応するシャッター18aのみを開き、スパッ
タリングを開始する。その後、基板Aa〜Adの公転周
期Tの約3/4倍である2秒が経過した時点で、ターゲ
ットBfに対応するシャッター18dと、ターゲットB
cに対応するシャッター18bとを同時に開く。これを
実現するために、図1の制御部52は、開閉駆動系55
b、55dに対してシャッター「開」の指示を与えるタ
イミングを開閉駆動系55aよりも2秒だけ遅延させ
る。
【0039】あるいは、開閉駆動系55b、55dに、
開閉駆動系55aと比べて2秒だけ動作時刻を遅らせる
遅延回路を設けておき、開閉駆動系55a、55b、5
5dの3者に対して同じタイミングでシャッター「開」
を指示する。このときの各基板Aa〜Adの状態につい
て考える。ここでは、簡単のため、基板Aaがターゲッ
トBfの直上にあるときにスパッタリングが開始された
場合について説明する。この場合、スパッタリング開始
から2秒経後(図4(イ))には、図4(ア)に示す
ようにターゲットBt、Bc、Bfの直上にそれぞれ基
板Aa、Ab、Adが位置する。
【0040】なお、スパッタリングの開始時に基板がタ
ーゲットの直上にない場合、例えば、基板の一部だけが
ターゲットと対向している場合についても同じことがい
える。基板Aaは、スパッタリングの開始から2秒経過
する間にターゲットBf、ターゲットBcの直上をこの
順で通過するが、この間に両者のシャッター18d、1
8bは閉じられているため、基板Aaに初めて付着する
材料は、この時点(図4(イ))で初めて対向するタ
ーゲットBtの材料、つまりTbである。
【0041】基板Abは、スパッタリングの開始から2
秒経過する間にターゲットBt、ターゲットBfの直上
をこの順に通過するので、この基板Abに初めて付着す
る材料はTbである。基板Acは、スパッタリングの開
始から2秒経過する間にターゲットBc、ターゲットB
t、ターゲットBfの直上をこの順に通過するが、この
間にターゲットBcのシャッター18b及びターゲット
Bfのシャッター18dは閉じられているため、基板A
cに初めて付着する材料はTbである。
【0042】基板Adは、それまでの2秒間にターゲッ
トBc、ターゲットBtの直上をこの順に通過するが、
ターゲットBcのシャッター18bは閉じられているた
め、基板Adに初めて付着する材料はTbである。すな
わち、全ての基板Aa、Ab、Ac、Adに形成される
メモリー膜64(図3参照)は、透明誘電体膜63との
界面に希土類金属であるTbの層を有した構造となる。
【0043】そして、所定時間が経過した後に、シャッ
ター18a、18b、18dが次のようにして閉じら
れ、スパッタリングが終了する。図4(イ)に示すよう
に、先ずターゲットBtに対応するシャッター18aを
閉じる。その後、2秒経過した時点で、ターゲットBf
に対応するシャッター18dと、ターゲットBcに対応
するシャッター18bとを同時に閉じる。
【0044】これを実現するために、図1の制御部52
は、開閉駆動系55b、55dに対してシャッター
「閉」の指示を与えるタイミングを開閉駆動系55aよ
りも2秒だけ遅延させる。あるいは、開閉駆動系55
b、55dに、開閉駆動系55aと比べて2秒だけ動作
時刻を遅らせる遅延回路を設けておき、開閉駆動系55
a、55b、55dの3者に対して同じタイミングでシ
ャッター「閉」を指示する。
【0045】これにより、全ての基板Aa、Ab、A
c、Adに形成されるメモリー膜64(図3参照)は、
切断膜56との界面に遷移金属であるFeまたはCoの
層を有した構造となる。表1は、このようにしてメモリ
ー膜を形成した4つの光磁気ディスクNo.1〜No.
4と、従来例のように全てのシャッターを同時に開閉し
てメモリー膜を形成した4つの光磁気ディスクNo.1
〜No.4との比較する表である。
【0046】なお、いずれの光磁気ディスクも、光変調
ダイレクトオーバーライトを可能とすべく、図3に示し
た多層膜構造となっており、メモリー膜64以外の各膜
の成膜条件は、全ての光磁気ディスクについて同じにし
てある。このような8つの光磁気ディスクに対して、光
変調ダイレクトオーバーライトの可、不可、及び感度む
らの指標として記録信号の最大振幅と最小振幅との比を
測定した。
【0047】因みに、この評価測定に使用した半導体レ
ーザーの波長は680nm、対物レンズの開口数は0.
55である。表1に示すとおり、従来例では、4枚中2
枚の光磁気ディスクで光変調ダイレクトオーバーライト
の動作が得られなかったのに対し、本実施形態では、全
ての光磁気ディスクで光変調ダイレクトオーバーライト
の動作が得られた。つまり、本実施形態によれば、同時
に製造される光磁気ディスク全てについて、所望の特性
を得ることができた。
【0048】また、従来例では、光変調ダイレクトオー
バーライト可能だった2枚の光磁気ディスク間で、最大
振幅と最小振幅との比に0.52〜0.9という開きが
あるのに対し、本実施形態の光磁気ディスクでは、この
比は0.90〜0.94という狭い範囲内に納まってい
る。つまり、本実施形態によれば、同時に製造される光
磁気ディスク間の感度むらを改善することができた。
【表1】 以上の結果をまとめると、本実施形態では、同時に形成
されるマルチレイヤーのメモリー膜全てを所望の層構造
とすることによって、光磁気ディスクの特性のばらつき
を極めて低く抑えることができる。したがって、所望の
特性を有した光磁気ディスクを量産することが可能とな
る。なお、上記実施形態では、装置の各部の動作が安定
した後に、全てのターゲットのシャッターを開くことに
よってスパッタリングを開始しているが、各部(または
一部の機構)の動作開始前に、最初に形成すべき層に必
要なターゲットのシャッターのみを開いておき、装置の
各部(または一部の機構)を起動することによってスパ
ッタリングを開始してもよい。同様に、スパッタリング
の終了についても、最後に形成すべき層に必要のターゲ
ットのシャッターが開いた状態のまま、装置の各部(ま
たは一部の機構)を停止させることにしてもよい。
【0049】このような場合には、最初または最後に形
成される層の厚さを所望の値とすることが困難となる
が、積層の順序については上記実施形態と同様にして制
御する」ことができる。上記実施形態では、シャッター
の開閉を自動で行っているが、形成すべき層の厚さや特
性に要求される精度が十分に低い場合には、一部または
全ての開閉動作を手動で行ってもよい。この場合には、
開閉駆動系55a〜55dのそれぞれは、外部からの指
示を受けて動作するよう構成される。
【0050】上記実施形態では、シャッターを開閉の時
間差を2秒(3/4×T)としているが、n×T(n:
整数)だけ増やしてもよい。これにより、積層の回数、
つまり層の厚さは変わるが、積層の順序については同様
にして制御することができる。上記実施形態では、単体
金属のターゲットを3つ用いたが、希土類金属優勢の合
金と、遷移金属優勢の合金との2つの合金ターゲットを
用意することにより、メモリー膜をそれら両者を積層さ
せたマルチレイヤーとして構成してもよい。
【0051】上記実施形態では、光変調ダイレクトオー
バーライト用の光磁気ディスクの製造を例に挙げている
が、磁気超解像の技術が適用された光磁気ディスクの製
造にこの実施形態を適用してもよい。この場合にも、メ
モリー膜に隣接して磁気超解像再生の諸機能を果たす機
能膜が形成されるため、そのメモリー膜の界面の状態を
確実に規定することは有用性が高い。
【0052】上記実施形態では、光磁気ディスクのメモ
リー膜をマルチレイヤーとして構成する場合について説
明したが、別の機能を有するその他の膜をマルチレイヤ
ーとして構成する場合にも、同様にしてその特性を規定
することができる。上記実施形態では、ターゲット数が
3、基板数が4の場合について説明したが、所望の精度
でその成膜を行うことができるのであれば、これらター
ゲット数や基板数は問わない。
【0053】上記実施形態では、光磁気膜の形成を例に
挙げているが、複数のターゲット材料を順次繰り返し積
層させるのであれば、ターゲットとして光磁気膜以外の
如何なる膜の形成にこの実施形態を適用してもよい。
【0054】
【発明の効果】上記したように、請求項1から請求項7
に記載の発明によれば、同時に形成されるマルチレイヤ
ーの膜全てに対し、積層の順序を確実に規定することが
できる。これにより、マルチレイヤーの膜を、その特性
のばらつきを抑えつつ量産することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態におけるスパッタリング装置の主な構
成を示す図である。
【図2】スパッタリング装置における真空チャンバー内
を示す斜視図である。
【図3】光変調ダイレクトオーバーライト方式が適用さ
れる光磁気ディスクの縦断面図である。
【図4】実施形態の動作を説明する図である。
【図5】従来の技術を説明する図である。
【図6】コスパッタリングを説明する図である。
【符号の説明】
a,A,Aa,Ab,Ac,Ad,62 基板 b,Bc,Bt,Bf,71,72 ターゲット 11 真空チャンバー 12 基板キャリア 13 カソード 15,30 回転軸 18 シャッター 21〜24 基板ホルダ 32 ガス供給系 33 ガス排気系 51 制御部 52 電力制御系 53 ガス圧制御系 54 回転制御系 54a モータ 55 開閉駆動系 56 切断膜 57 書き込み膜 58 スイッチ膜 59 初期化膜 61 光磁気ディスク 63 透明誘電体膜 64,66,67 メモリー膜 65 保護膜
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 11/10 541 G11B 11/10 541H

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数または単数の基板を装着した基板キ
    ャリアを、複数のターゲットに対して回転させる基板キ
    ャリアの回転機構と、 前記複数のターゲットおのおのを同時放電させるスパッ
    タリング手段と、 前記複数のターゲットそれぞれに対応して設置され、前
    記基板とそれら複数のターゲットとの間を個別に開放ま
    たは閉鎖可能な複数のシャッターと、 前記基板キャリアの回転機構および前記スパッタリング
    手段の動作中に、前記複数のシャッターの一部または全
    部を、個別に開放または閉鎖させるシャッターの開閉駆
    動部とを備えたことを特徴とする成膜装置。
  2. 【請求項2】 複数または単数の基板を装着した基板キ
    ャリアを、複数のターゲットに対して回転させる基板キ
    ャリアの回転機構と、 前記複数のターゲットおのおのを同時放電させるスパッ
    タリング手段と、 前記複数のターゲットそれぞれに対応して設置され、前
    記基板とそれら複数のターゲットとの間を個別に開放ま
    たは閉鎖可能な複数のシャッターと、 前記基板キャリアの回転機構および前記スパッタリング
    手段の動作中に、前記複数のシャッターの一部または全
    部を、個別に開放または閉鎖させるシャッターの開閉駆
    動部と、 前記シャッターの開閉駆動部が行う開閉のタイミングを
    制御する制御手段とを備えたことを特徴とする成膜装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の成膜装置において、 前記制御手段は、 成膜の開始に当たり、前記基板に最初に形成されるべき
    第1の層用のターゲットのシャッターが開き、かつ前記
    第1の層に不使用のターゲットのシャッターが閉じた状
    態を保った後、前記第1の層が形成された前記基板に対
    し前記第1の層上に形成する層用のターゲットのシャッ
    ターを開く制御を行うことを特徴とする成膜装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の成膜装
    置において、 前記制御手段は、 成膜の終了に当たり、前記複数のシャッター全てが開い
    た状態から、前記基板に最後に形成されるべき第2の層
    に不使用のターゲットのシャッターを閉じる制御を行う
    ことを特徴とする成膜装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4の何れか1項に記
    載の成膜装置において、 前記複数のターゲットとして、 希土類金属を材料とするターゲットと、遷移金属を材料
    とするターゲットとが少なくとも1つずつ用いられるこ
    とを特徴とする成膜装置。
  6. 【請求項6】 複数または単数の基板と複数のターゲッ
    トとを順次繰り返し対向させる搬送工程と、 前記複数のターゲットおのおのを同時放電させる放電工
    程と、 成膜の開始に当たり、前記基板に最初に形成されるべき
    第1の層用のターゲットと前記基板との間が開放され、
    かつ前記第1の層に不使用のターゲットと前記基板との
    間が閉鎖された状態を保った後、前記第1の層が形成さ
    れた前記基板に対し前記第1の層上に形成する層用のタ
    ーゲットを開放する開閉工程とを有することを特徴とす
    る成膜方法。
  7. 【請求項7】 複数または単数の基板と複数のターゲッ
    トとを順次繰り返し対向させる搬送工程と、 前記複数のターゲットおのおのを同時放電させる放電工
    程と、 成膜の終了に当たり、前記複数のターゲット全てと前記
    基板との間が開放された状態から、前記基板に最後に形
    成されるべき第2の層に不使用のターゲットと前記基板
    との間を閉鎖する開閉工程とを有することを特徴とする
    成膜方法。
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