JPH1119975A - 射出成形用金型 - Google Patents
射出成形用金型Info
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- JPH1119975A JPH1119975A JP18109097A JP18109097A JPH1119975A JP H1119975 A JPH1119975 A JP H1119975A JP 18109097 A JP18109097 A JP 18109097A JP 18109097 A JP18109097 A JP 18109097A JP H1119975 A JPH1119975 A JP H1119975A
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- secondary sprue
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/27—Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
- B29C45/2701—Details not specific to hot or cold runner channels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C2045/2683—Plurality of independent mould cavities in a single mould
- B29C2045/2687—Plurality of independent mould cavities in a single mould controlling the filling thereof
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゲートバランスの無段階調整を、金型を射出
成形機上に取付けたままで、比較的簡単な金型構造で、
実現可能にした射出成形用金型を提供する。 【解決手段】 複数のキャビティに対して、それぞれ、
ピンポイントゲートを用いた3プレート構造の射出成形
用金型において、スプル部から各キャビティのゲートに
向けて樹脂流路が分岐されているランナに向けて、上記
ランナのストリッパプレート側には、2次スプルロック
ピンが、その先端を各ゲートに対応する2次スプル部に
臨ませて、金型を成形機に取り付けた状態で外部から位
置調整できるように配置されていることを特徴とする。
成形機上に取付けたままで、比較的簡単な金型構造で、
実現可能にした射出成形用金型を提供する。 【解決手段】 複数のキャビティに対して、それぞれ、
ピンポイントゲートを用いた3プレート構造の射出成形
用金型において、スプル部から各キャビティのゲートに
向けて樹脂流路が分岐されているランナに向けて、上記
ランナのストリッパプレート側には、2次スプルロック
ピンが、その先端を各ゲートに対応する2次スプル部に
臨ませて、金型を成形機に取り付けた状態で外部から位
置調整できるように配置されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、樹脂成
形に用いる射出成形用金型に関し、特に、複数のキャビ
ティに対して、それぞれ、ピンポイントゲートを用いた
3プレート構造の射出成形用金型に関するものである。
形に用いる射出成形用金型に関し、特に、複数のキャビ
ティに対して、それぞれ、ピンポイントゲートを用いた
3プレート構造の射出成形用金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形は、複雑形状部品を安価に大量
生産する部品加工技術として、あらゆる分野の製品にお
いて、その構成部品の加工に用いられている有用な加工
法である。そして、この射出成形を実施する場合、その
トラブルの一つに、ゲートバランスの問題がある。ゲー
トバランスに起因するトラブルとしては、下記のような
例があげられる。
生産する部品加工技術として、あらゆる分野の製品にお
いて、その構成部品の加工に用いられている有用な加工
法である。そして、この射出成形を実施する場合、その
トラブルの一つに、ゲートバランスの問題がある。ゲー
トバランスに起因するトラブルとしては、下記のような
例があげられる。
【0003】(例1)1つの金型で、成形品を多数個取
りする場合、各キャビティ間で充填や保圧のバランスが
崩れ、何れかに、成形品の寸法精度が十分でなく、ま
た、外観不良が生じるキャビティがある。そこで、ある
キャビティが良品になるように、射出速度、射出圧力、
金型温度、樹脂温度などの成形条件を最適に調整する
と、別のキャビティでの成形品が不良となるなど、全キ
ャビティから同時に良品を得ることが困難である。
りする場合、各キャビティ間で充填や保圧のバランスが
崩れ、何れかに、成形品の寸法精度が十分でなく、ま
た、外観不良が生じるキャビティがある。そこで、ある
キャビティが良品になるように、射出速度、射出圧力、
金型温度、樹脂温度などの成形条件を最適に調整する
と、別のキャビティでの成形品が不良となるなど、全キ
ャビティから同時に良品を得ることが困難である。
【0004】(例2)一つのキャビティに対して、2点
以上のゲートから樹脂を充填する多点ゲートの構造を採
用した場合、複数ゲートのバランスが不適当であると、
射出速度、射出圧力、金型温度、樹脂温度などの成形条
件を調整しても、ショート・ヒケ・バリなどの外観不良
や寸法精度不良が改善されない。
以上のゲートから樹脂を充填する多点ゲートの構造を採
用した場合、複数ゲートのバランスが不適当であると、
射出速度、射出圧力、金型温度、樹脂温度などの成形条
件を調整しても、ショート・ヒケ・バリなどの外観不良
や寸法精度不良が改善されない。
【0005】これらの問題点を改善するためには、金型
を修正して、ゲートバランス(各ゲートの樹脂の流動抵
抗や固化速度・圧力損失のバランスを調整すること)を
最適な状態に調整する必要があり、このゲートバランス
の調整には、ゲートの断面形状やランド長さを変更した
り、スプル部から各ゲートに向けて樹脂流路が分岐され
てからゲートに至るまでのランナの形状を変更したりし
ている。
を修正して、ゲートバランス(各ゲートの樹脂の流動抵
抗や固化速度・圧力損失のバランスを調整すること)を
最適な状態に調整する必要があり、このゲートバランス
の調整には、ゲートの断面形状やランド長さを変更した
り、スプル部から各ゲートに向けて樹脂流路が分岐され
てからゲートに至るまでのランナの形状を変更したりし
ている。
【0006】金型設計の当初から、ゲートバランス調整
が必要と予想される場合には、金型のゲート部分やラン
ナの一部を入子構造にしておき、入子を交換するだけ
で、ゲートバランス調整可能にしておくことが有利であ
る。あるいは、特開平5−433号公報に所載のよう
に、ランナの流路断面積を変化させることで、充填圧の
損失量を調整し、これによって、キャビティ間のバラン
スを調整する場合もある。
が必要と予想される場合には、金型のゲート部分やラン
ナの一部を入子構造にしておき、入子を交換するだけ
で、ゲートバランス調整可能にしておくことが有利であ
る。あるいは、特開平5−433号公報に所載のよう
に、ランナの流路断面積を変化させることで、充填圧の
損失量を調整し、これによって、キャビティ間のバラン
スを調整する場合もある。
【0007】例えば、本発明が対象としている、ピンポ
イントゲートを用いる3プレート構造の射出成形用金型
では、2次スプルブッシュ(ゲートブッシュ)を交換ま
たは追加工して、ゲート径を変えることで、ゲートバラ
ンスを調整することが、一般的に行われている。
イントゲートを用いる3プレート構造の射出成形用金型
では、2次スプルブッシュ(ゲートブッシュ)を交換ま
たは追加工して、ゲート径を変えることで、ゲートバラ
ンスを調整することが、一般的に行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような、従来からのゲートバランス調整方法では、以下
のような欠点があった。
ような、従来からのゲートバランス調整方法では、以下
のような欠点があった。
【0009】(1)最適なゲートバランスに調整するに
は、金型ゲート形状の修正、成形、評価のトライ・アン
ド・エラーを繰り返す必要がある。微妙なゲートバラン
スが要求される場合には、トライしたゲートあるいはラ
ンナ形状について、更に微調整した形状を狙う必要が生
ずる場合もあり、その度に、ゲートあるいはランナ部の
入子駒を、追加加工したり、新規製作する必要が生ずる
ため、入子駒の修正工事などに要する費用や時間が厖大
となり、不経済である。
は、金型ゲート形状の修正、成形、評価のトライ・アン
ド・エラーを繰り返す必要がある。微妙なゲートバラン
スが要求される場合には、トライしたゲートあるいはラ
ンナ形状について、更に微調整した形状を狙う必要が生
ずる場合もあり、その度に、ゲートあるいはランナ部の
入子駒を、追加加工したり、新規製作する必要が生ずる
ため、入子駒の修正工事などに要する費用や時間が厖大
となり、不経済である。
【0010】(2)ゲートバランス調整のための、ゲー
トあるいはランナ部についての入子駒交換は、通常、成
形用金型を射出成形機に取付けたままで実施できないの
で、金型を成形機から降ろして、金型を分解する必要が
ある。これに要する、金型段取り、型ばらし、型組み立
て、再び成形をスタートするまでの金型の温度調整など
の手間を考えると、トライ・アンド・エラーの都度、多
くの時間と費用がかかってしまう。
トあるいはランナ部についての入子駒交換は、通常、成
形用金型を射出成形機に取付けたままで実施できないの
で、金型を成形機から降ろして、金型を分解する必要が
ある。これに要する、金型段取り、型ばらし、型組み立
て、再び成形をスタートするまでの金型の温度調整など
の手間を考えると、トライ・アンド・エラーの都度、多
くの時間と費用がかかってしまう。
【0011】(3)特開平5−433号公報所載のよう
に、スライドコアを進退させて、ランナの流路断面積を
変化させる方法は、金型の構成が複雑であり、金型およ
び周辺設備に多額の費用が必要となる。
に、スライドコアを進退させて、ランナの流路断面積を
変化させる方法は、金型の構成が複雑であり、金型およ
び周辺設備に多額の費用が必要となる。
【0012】本発明は、上記従来の欠点を解決するため
になされたもので、ゲートバランスの無段階調整を、金
型を射出成形機上に取付けたままで、また、比較的簡単
な金型構造で、実現可能にした射出成形用金型を提供す
ることを目的としている。
になされたもので、ゲートバランスの無段階調整を、金
型を射出成形機上に取付けたままで、また、比較的簡単
な金型構造で、実現可能にした射出成形用金型を提供す
ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、複数のキャビティに対して、それぞ
れ、ピンポイントゲートを用いた3プレート構造の射出
成形用金型において、スプル部から各キャビティのゲー
トに向けて樹脂流路が分岐されているランナに向けて、
上記ランナのストリッパプレート側には、2次スプルロ
ックピンが、その先端を各ゲートに対応する2次スプル
部に臨ませて、金型を成形機に取り付けた状態で外部か
ら位置調整できるように配置されていることを特徴とす
る。
め、本発明では、複数のキャビティに対して、それぞ
れ、ピンポイントゲートを用いた3プレート構造の射出
成形用金型において、スプル部から各キャビティのゲー
トに向けて樹脂流路が分岐されているランナに向けて、
上記ランナのストリッパプレート側には、2次スプルロ
ックピンが、その先端を各ゲートに対応する2次スプル
部に臨ませて、金型を成形機に取り付けた状態で外部か
ら位置調整できるように配置されていることを特徴とす
る。
【0014】即ち、上記金型構造において、本発明者
は、2次スプルロックピンが、各キャビティに通じるピ
ンポイントゲートと同数の、1対1で存在することに着
目した。通常、2次スプルロックピンは、3プレート金
型の構造上、必ず設置されるものであるが、型閉時、即
ち、樹脂充填時のランナストリッパプレートに対する2
次スプルロックピンの固定位置を任意に調整できれば、
各ゲートに至る途中のランナと2次スプル結合部におけ
る樹脂の流動抵抗や圧力損失の調整が可能となる。
は、2次スプルロックピンが、各キャビティに通じるピ
ンポイントゲートと同数の、1対1で存在することに着
目した。通常、2次スプルロックピンは、3プレート金
型の構造上、必ず設置されるものであるが、型閉時、即
ち、樹脂充填時のランナストリッパプレートに対する2
次スプルロックピンの固定位置を任意に調整できれば、
各ゲートに至る途中のランナと2次スプル結合部におけ
る樹脂の流動抵抗や圧力損失の調整が可能となる。
【0015】通常の3プレート金型では、型閉時に2次
スプルロックピンがランナストリッパプレートに対し
て、図6に示すような位置関係となるように調整される
が、この位置関係を調整可能とすることで、2次スプル
ロックピンのランナストリッパプレートからの飛び出し
寸法が最小(流動抵抗最小)から、図7のように、飛び
出し寸法が最大(流動抵抗最大)となる間で、連続的に
無段階で、流動抵抗を調節することが可能であり、これ
によって、従来方法の問題点(1)を解決できる。
スプルロックピンがランナストリッパプレートに対し
て、図6に示すような位置関係となるように調整される
が、この位置関係を調整可能とすることで、2次スプル
ロックピンのランナストリッパプレートからの飛び出し
寸法が最小(流動抵抗最小)から、図7のように、飛び
出し寸法が最大(流動抵抗最大)となる間で、連続的に
無段階で、流動抵抗を調節することが可能であり、これ
によって、従来方法の問題点(1)を解決できる。
【0016】勿論、2次スプルロックピンのランナスト
リッパプレートからの飛び出し寸法調整だけで、ゲート
バランスが満たされない場合は、ゲート径を変更する従
来の方法と、上述の本発明の方法を併用することで、従
来方法の問題点(1)を可能な限り解決することができ
る。
リッパプレートからの飛び出し寸法調整だけで、ゲート
バランスが満たされない場合は、ゲート径を変更する従
来の方法と、上述の本発明の方法を併用することで、従
来方法の問題点(1)を可能な限り解決することができ
る。
【0017】また、本発明は、金型を分解せずに、射出
成形機上に金型を取付けたままで、2次スプルロックピ
ンの調整を可能にしているため、従来方法の問題点
(2)も解決できることになる。さらに、本発明は、後
述する実施の形態で示すように、比較的簡単な金型構造
で達成できると共に、特殊なコントローラーなどの周辺
設備も不必要なため、従来方法の問題点(3)も解決で
きる。
成形機上に金型を取付けたままで、2次スプルロックピ
ンの調整を可能にしているため、従来方法の問題点
(2)も解決できることになる。さらに、本発明は、後
述する実施の形態で示すように、比較的簡単な金型構造
で達成できると共に、特殊なコントローラーなどの周辺
設備も不必要なため、従来方法の問題点(3)も解決で
きる。
【0018】また、本発明では、2次スプルロックピン
(ランナロックピン)の先端を非軸対称形状とすること
で、成形用金型を分解せずに射出成形機上に取付けたま
まで、前記2次スプルロックピンを任意の方向に回転
し、流動抵抗の調整が可能である。
(ランナロックピン)の先端を非軸対称形状とすること
で、成形用金型を分解せずに射出成形機上に取付けたま
まで、前記2次スプルロックピンを任意の方向に回転
し、流動抵抗の調整が可能である。
【0019】即ち、ここでは、非軸対称形状の先端を持
った2次スプルロックピンを、樹脂流動方向に対して、
任意の角度に調整することにより、各ゲートに至る途中
のランナと2次スプル結合部における圧力損失の調整が
可能となる。2次スプルロックピンの樹脂流動方向(ラ
ンナ方向)に対する角度が、図11に示すように、0度
(流動抵抗最小)から、図10に示すように、180度
(流動抵抗最大)に到る間であれば、連続的に無段階
で、流動抵抗を調節することが可能であり、従来方法の
問題点(1)を解決できる。
った2次スプルロックピンを、樹脂流動方向に対して、
任意の角度に調整することにより、各ゲートに至る途中
のランナと2次スプル結合部における圧力損失の調整が
可能となる。2次スプルロックピンの樹脂流動方向(ラ
ンナ方向)に対する角度が、図11に示すように、0度
(流動抵抗最小)から、図10に示すように、180度
(流動抵抗最大)に到る間であれば、連続的に無段階
で、流動抵抗を調節することが可能であり、従来方法の
問題点(1)を解決できる。
【0020】勿論、2次スプルロックピンの回転による
調整だけで、ゲートバランスが満たされない場合は、ゲ
ート径を変更する従来の方法と、上述の本発明の方法を
併用することで、従来方法の問題点(1)を可能な限り
解決することができる。
調整だけで、ゲートバランスが満たされない場合は、ゲ
ート径を変更する従来の方法と、上述の本発明の方法を
併用することで、従来方法の問題点(1)を可能な限り
解決することができる。
【0021】また、本発明は、成形用金型を分解せず
に、射出成形機上に金型を取付けたままで、2次スプル
ロックピンの角度調整を可能にしているため、従来方法
の問題点(2)も解決できる。さらに、本発明は、後述
する実施の形態に示されるように、比較的簡単な金型構
造で達成できると共に、特殊なコントローラーなどの周
辺設備も不必要なため、従来方法の問題点(3)も解決
できる。
に、射出成形機上に金型を取付けたままで、2次スプル
ロックピンの角度調整を可能にしているため、従来方法
の問題点(2)も解決できる。さらに、本発明は、後述
する実施の形態に示されるように、比較的簡単な金型構
造で達成できると共に、特殊なコントローラーなどの周
辺設備も不必要なため、従来方法の問題点(3)も解決
できる。
【0022】
(実施の形態1)以下、本発明の実施の形態を、図面を
参照して、具体的に説明する。図1には本発明に係わる
成形用金型が、断面で示されている。ここでは、基本的
に、上型1および下型2を金型台3および4で支持する
構造で、特に、上型1と金型台3との間にランナストリ
ッパプレート10を配置した3プレート構造の成形用金
型が採用されている。この成形用金型は、縦横に2列
で、4個取りのキャビティ5を設け、各キャビティ5に
各1個のピンポイントゲート11を配置したもので、各
ゲート11に対応して、2次スプル12があり(図には
2個のみが示されている)、また、ランナストリッパプ
レート10に対しては、2次スプル12とランナ6とを
離型するための2次スプルロックピン(ランナロックピ
ン)13が、その先端を各2次スプル12の根元に臨ま
せて、それぞれ、軸方向に移動可能な状態で配置されて
いる(同じく、図には、4個の内の2個のみが示されて
いる)。
参照して、具体的に説明する。図1には本発明に係わる
成形用金型が、断面で示されている。ここでは、基本的
に、上型1および下型2を金型台3および4で支持する
構造で、特に、上型1と金型台3との間にランナストリ
ッパプレート10を配置した3プレート構造の成形用金
型が採用されている。この成形用金型は、縦横に2列
で、4個取りのキャビティ5を設け、各キャビティ5に
各1個のピンポイントゲート11を配置したもので、各
ゲート11に対応して、2次スプル12があり(図には
2個のみが示されている)、また、ランナストリッパプ
レート10に対しては、2次スプル12とランナ6とを
離型するための2次スプルロックピン(ランナロックピ
ン)13が、その先端を各2次スプル12の根元に臨ま
せて、それぞれ、軸方向に移動可能な状態で配置されて
いる(同じく、図には、4個の内の2個のみが示されて
いる)。
【0023】図2および図3は、本発明の要部を説明す
るために、図1に示した金型の2次スプルロックピン1
3付近の構造を拡大した図である。図2および3におい
て、2次スプルロックピン13には、Z方向に関して、
固定される位置を調整するために、2次スプルロックピ
ン13を挿通するスリット14A(図4を参照)を持っ
たテーパー部材14と、中央に位置して2次スプルロッ
クピン13を挿通する穴15A(図5を参照)を持った
結合部材15とが組み込まれている。そして、テーパー
部材14は、金型の側面から調整ネジ16を回転させる
ことにより、X方向に移動できるように構成されてい
る。このため、結合部材15は、X方向には移動される
ことがないが、Z方向には移動できることになる。
るために、図1に示した金型の2次スプルロックピン1
3付近の構造を拡大した図である。図2および3におい
て、2次スプルロックピン13には、Z方向に関して、
固定される位置を調整するために、2次スプルロックピ
ン13を挿通するスリット14A(図4を参照)を持っ
たテーパー部材14と、中央に位置して2次スプルロッ
クピン13を挿通する穴15A(図5を参照)を持った
結合部材15とが組み込まれている。そして、テーパー
部材14は、金型の側面から調整ネジ16を回転させる
ことにより、X方向に移動できるように構成されてい
る。このため、結合部材15は、X方向には移動される
ことがないが、Z方向には移動できることになる。
【0024】2次スプルロックピン13は、そのヘッド
部分18を、圧縮コイルばね17によって下向きに付勢
しており、テーパー部材14と結合部材15とを、ヘッ
ド部分18と上型1の上面との間に挟み込んでおり、テ
ーパー部材14をX方向に移動させると、結合部材15
がテーパー部材14に対して、そのテーパー面で摺動し
て、Z方向に移動し、同じ量だけ、2次スプルロックピ
ン13を上下(Z方向)に移動する。
部分18を、圧縮コイルばね17によって下向きに付勢
しており、テーパー部材14と結合部材15とを、ヘッ
ド部分18と上型1の上面との間に挟み込んでおり、テ
ーパー部材14をX方向に移動させると、結合部材15
がテーパー部材14に対して、そのテーパー面で摺動し
て、Z方向に移動し、同じ量だけ、2次スプルロックピ
ン13を上下(Z方向)に移動する。
【0025】図2は、2次スプルロックピン13がラン
ナストリッパプレート10から下方に突出していない状
態、即ち、樹脂の流動抵抗が最小の状態を示している。
これに対して、図3は、テーパー部材14をX方向に動
かして、2次スプルロックピン13をランナストリッパ
プレート10から下方に突出させ、樹脂の流動抵抗を大
きくした状態を示している。
ナストリッパプレート10から下方に突出していない状
態、即ち、樹脂の流動抵抗が最小の状態を示している。
これに対して、図3は、テーパー部材14をX方向に動
かして、2次スプルロックピン13をランナストリッパ
プレート10から下方に突出させ、樹脂の流動抵抗を大
きくした状態を示している。
【0026】図6には、図2の成形用金型の状態におけ
る型閉時のランナ6と2次スプル12との結合部を示
す。この状態は、通常の、成形用金型における2次スプ
ルロックピン13とランナストリッパプレート10との
位置関係であり、この部分の樹脂の流動抵抗は小さい。
そして、本発明のように、調整ネジ16を外部から回動
調整すると、2次スプルロックピン13がランナストリ
ッパプレート10の中へ後退し、樹脂の流動抵抗は更に
小さくなるが、スプルロック部分の成形品が薄肉とな
り、強度不足から2次スプルの離型不良が生ずるので、
このような調整の仕方は、あまり推奨できない。
る型閉時のランナ6と2次スプル12との結合部を示
す。この状態は、通常の、成形用金型における2次スプ
ルロックピン13とランナストリッパプレート10との
位置関係であり、この部分の樹脂の流動抵抗は小さい。
そして、本発明のように、調整ネジ16を外部から回動
調整すると、2次スプルロックピン13がランナストリ
ッパプレート10の中へ後退し、樹脂の流動抵抗は更に
小さくなるが、スプルロック部分の成形品が薄肉とな
り、強度不足から2次スプルの離型不良が生ずるので、
このような調整の仕方は、あまり推奨できない。
【0027】しかし、本発明において、図7に示すよう
に、図3の成形用金型の状態における型閉時のランナ6
と2次スプル12との結合部では、樹脂の流動部の断面
積の変化から、この状態での樹脂の流動抵抗は、図6の
状態に比べて大きくなっていることが容易に考察でき
る。なお、2次スプルロックピン13の先端が突出する
と、樹脂の流動抵抗が大きくなるが、あまり極端に2次
スプルロックピン13を飛び出させると、ランナ6の断
面積が小さくなりすぎて、ランナ6をロックするのに必
要な強度が得られず、2次スプル12の離型不良が発生
する場合があるので、2次スプルロックピン13の進退
の量は、注意して調整する必要がある。
に、図3の成形用金型の状態における型閉時のランナ6
と2次スプル12との結合部では、樹脂の流動部の断面
積の変化から、この状態での樹脂の流動抵抗は、図6の
状態に比べて大きくなっていることが容易に考察でき
る。なお、2次スプルロックピン13の先端が突出する
と、樹脂の流動抵抗が大きくなるが、あまり極端に2次
スプルロックピン13を飛び出させると、ランナ6の断
面積が小さくなりすぎて、ランナ6をロックするのに必
要な強度が得られず、2次スプル12の離型不良が発生
する場合があるので、2次スプルロックピン13の進退
の量は、注意して調整する必要がある。
【0028】このような構成になので、本発明では、成
形用金型を成形機に載せたままで、以上に説明した調整
操作を、各2次スプルロックピン13に対して実施しな
がら、成形作業と、その成果としての成形品の評価を繰
り返すことで、ゲートバランス調整が、従来に比べて、
非常に短時間で実施することができる。
形用金型を成形機に載せたままで、以上に説明した調整
操作を、各2次スプルロックピン13に対して実施しな
がら、成形作業と、その成果としての成形品の評価を繰
り返すことで、ゲートバランス調整が、従来に比べて、
非常に短時間で実施することができる。
【0029】(実施の形態2)また、図8は、本発明の
別の実施の形態を示しており、ここでの、4個取りの成
形用金型は、実施の形態1と同様な3プレート構造であ
り、各キャビティ5のゲート11は、ピンポイントゲー
トの1点ゲートであり、ゲート11に対応して4本の2
次スプル12(図には2個のみが示されている)があ
り、ゲート11をカットし、2次スプル12を離型する
ための2次スプルロックピン(ランナロックピン)13
が、それぞれに対応して装備されている。
別の実施の形態を示しており、ここでの、4個取りの成
形用金型は、実施の形態1と同様な3プレート構造であ
り、各キャビティ5のゲート11は、ピンポイントゲー
トの1点ゲートであり、ゲート11に対応して4本の2
次スプル12(図には2個のみが示されている)があ
り、ゲート11をカットし、2次スプル12を離型する
ための2次スプルロックピン(ランナロックピン)13
が、それぞれに対応して装備されている。
【0030】図9は、図8に示した成形用金型の2次ス
プルロックピン13付近の構造を説明するための図であ
る。この2次スプルロックピン13は、図10に示すよ
うに、その先端に形成したアンダーカット部分13Aの
形状が、非軸対称形状となっているため、A方向から樹
脂が流れると流動抵抗が最小となり、B方向から樹脂が
流れると流動抵抗が最大となる。
プルロックピン13付近の構造を説明するための図であ
る。この2次スプルロックピン13は、図10に示すよ
うに、その先端に形成したアンダーカット部分13Aの
形状が、非軸対称形状となっているため、A方向から樹
脂が流れると流動抵抗が最小となり、B方向から樹脂が
流れると流動抵抗が最大となる。
【0031】なお、図11に示すように、通常、アンダ
ーカット部分13’Aが軸対称形状の2次スプルロック
ピン13’は、図10に示すアンダーカット部分13A
の形状とは異なり、標準部品として販売されている。そ
こで、本発明の実施において、図11のような先端形状
のピンを購入し、追加加工を施すことで、容易に図10
のような先端形状のピンを得ることが可能である。ただ
し、通常の軸対称形状からあまり極端に形状を変更する
と、ランナ6をロックするバランスがくずれ、2次スプ
ル12の離型不良が発生する場合があるので、注意が必
要である。
ーカット部分13’Aが軸対称形状の2次スプルロック
ピン13’は、図10に示すアンダーカット部分13A
の形状とは異なり、標準部品として販売されている。そ
こで、本発明の実施において、図11のような先端形状
のピンを購入し、追加加工を施すことで、容易に図10
のような先端形状のピンを得ることが可能である。ただ
し、通常の軸対称形状からあまり極端に形状を変更する
と、ランナ6をロックするバランスがくずれ、2次スプ
ル12の離型不良が発生する場合があるので、注意が必
要である。
【0032】図9において、2次スプルロックピン13
の回転をフリーにしたり、ロックしたりするために、本
実施の形態では、ロック部材14’が組み込まれてい
る。ロック部材14’は、その先端に耐熱ゴム15’を
接着しており、金型の側面外側からロック部材14’の
進退のための調整ネジ16’を回転させることにより、
図9中のX方向に移動できる構成になっている。なお、
ロック部材14’は、2次スプルロックピン13のヘッ
ド部分17’の周壁に、上述の耐熱ゴム15’を圧接さ
せるように、ロック部材14’を進出して、これによ
り、2次スプルロックピン13の回転動作をロックでき
る。
の回転をフリーにしたり、ロックしたりするために、本
実施の形態では、ロック部材14’が組み込まれてい
る。ロック部材14’は、その先端に耐熱ゴム15’を
接着しており、金型の側面外側からロック部材14’の
進退のための調整ネジ16’を回転させることにより、
図9中のX方向に移動できる構成になっている。なお、
ロック部材14’は、2次スプルロックピン13のヘッ
ド部分17’の周壁に、上述の耐熱ゴム15’を圧接さ
せるように、ロック部材14’を進出して、これによ
り、2次スプルロックピン13の回転動作をロックでき
る。
【0033】而して、2次スプルロックピン13を回転
させて、先端のアンダーカット部分13Aの方向を変え
る場合は、調整ネジ16’を回転させ、ロック部材1
4’を後退させて、2次スプルロックピン13のヘッド
部分17’から離し、2次スプルロックピン13が回転
可能な状態とした上で、金型を開いた状態において2次
スプルロックピン13のアンダーカット部13Aを、例
えば、図12に示す回転治具18’で掴んで、任意の方
向に回転させ、再び、ロック部材14’を前進させて、
2次スプルロックピン13をロックする。
させて、先端のアンダーカット部分13Aの方向を変え
る場合は、調整ネジ16’を回転させ、ロック部材1
4’を後退させて、2次スプルロックピン13のヘッド
部分17’から離し、2次スプルロックピン13が回転
可能な状態とした上で、金型を開いた状態において2次
スプルロックピン13のアンダーカット部13Aを、例
えば、図12に示す回転治具18’で掴んで、任意の方
向に回転させ、再び、ロック部材14’を前進させて、
2次スプルロックピン13をロックする。
【0034】従って、金型を成形機に載せたままで、以
上に説明した調整操作を、各2次スプルロックピン13
に対して実施しながら、成形作業を実施し、また、その
成果としての成形品の評価を繰り返すことで、ゲートバ
ランス調整が、従来に比べて、非常に短時間で実施でき
ることになる。
上に説明した調整操作を、各2次スプルロックピン13
に対して実施しながら、成形作業を実施し、また、その
成果としての成形品の評価を繰り返すことで、ゲートバ
ランス調整が、従来に比べて、非常に短時間で実施でき
ることになる。
【0035】以上に述べたように、本発明の実施の形態
では、成形用金型が比較的簡単な構造でありながら、ゲ
ートブッシュの交換や追加工なしで、ゲートバランスの
無段階的な調整を可能にしている。
では、成形用金型が比較的簡単な構造でありながら、ゲ
ートブッシュの交換や追加工なしで、ゲートバランスの
無段階的な調整を可能にしている。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、ピンポ
イントゲートを用いた3プレート構造の成形用金型にお
いて、ゲートバランス調整を、金型を成形機に載せたま
まで、容易に、且つ、連続的で無段階的に実施すること
ができ、ゲートバランス不良に起因する成形不良を、短
時間、且つ、安い費用で、改善することが可能になる。
イントゲートを用いた3プレート構造の成形用金型にお
いて、ゲートバランス調整を、金型を成形機に載せたま
まで、容易に、且つ、連続的で無段階的に実施すること
ができ、ゲートバランス不良に起因する成形不良を、短
時間、且つ、安い費用で、改善することが可能になる。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す成形用金型の
概略断面図である。
概略断面図である。
【図2】同じく、金型の2次スプルロックピン付近の構
造を説明する拡大図である。
造を説明する拡大図である。
【図3】同じく、2次スプルロックピンの調整を説明す
る拡大図である。
る拡大図である。
【図4】同じく、テーパー部材の形状を説明する図であ
る。
る。
【図5】同じく、結合部材の形状を説明する図である。
【図6】同じく、型閉時のランナと2次スプルとの結合
部を説明する図である。
部を説明する図である。
【図7】図3の金型状態における型閉時のランナと2次
スプルとの結合部の図である。
スプルとの結合部の図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態を示す成形用金型の
概略断面図である。
概略断面図である。
【図9】同じく、金型の2次スプルロックピン付近の構
造を説明する拡大図である。
造を説明する拡大図である。
【図10】同じく、2次スプルロックピンのアンダーカ
ット部分の形状の図である。
ット部分の形状の図である。
【図11】同じく、通常の2次スプルロックピンのアン
ダーカット部分の形状の図である。
ダーカット部分の形状の図である。
【図12】回転治具を説明する図である。
1 上型 2 下型 3、4 金型台 5 キャビティ 6 ランナ 10 ランナストリッパプレート 11 ゲート 12 2次スプル 13 2次スプルロックピン 13A アンダーカット部分 14 テーパー部材(ロック部材) 14A スリット 15 結合部材 15A 穴 16 調整ネジ(ロック部材調整ネジ) 17 圧縮コイルばね 18 ヘッド部分 14’ ロック部材 15’ 耐熱ゴム 16’ 調整ネジ 17’ ヘッド部分 18’ 回転治具
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のキャビティに対して、それぞれ、
ピンポイントゲートを用いた3プレート構造の射出成形
用金型において、スプル部から各キャビティのゲートに
向けて樹脂流路が分岐されているランナに向けて、上記
ランナのストリッパプレート側には、2次スプルロック
ピンが、その先端を各ゲートに対応する2次スプル部に
臨ませて、金型を成形機に取り付けた状態で外部から位
置調整できるように配置されていることを特徴とする射
出成形用金型。 - 【請求項2】 上記2次スプルロックピンは、テーパー
部材の操作で、上記2次スプル部に向け、進退するよう
に位置調節されることを特徴とする請求項1に記載の射
出成形用金型。 - 【請求項3】 上記2次スプルロックピンは、その先端
が非軸対称形状になっていて、回転調整で、2次スプル
部の流通抵抗を可変することを特徴とする請求項1に記
載の射出成形用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18109097A JPH1119975A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18109097A JPH1119975A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 射出成形用金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1119975A true JPH1119975A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16094658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18109097A Pending JPH1119975A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 射出成形用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1119975A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002079548A (ja) * | 2000-09-05 | 2002-03-19 | Canon Electronics Inc | 射出成形用金型 |
KR20030015501A (ko) * | 2001-08-16 | 2003-02-25 | 현대자동차주식회사 | 사출성형용 런너 록 장치 |
EP1597051A4 (en) * | 2003-01-03 | 2008-06-18 | R & D Tool & Engineering Co | METHOD AND APPARATUS FOR PRODUCING A BALANCED FLOW OF MELT MATERIAL IN A DISTRIBUTION COLLECTOR |
CN114746242A (zh) * | 2019-12-03 | 2022-07-12 | 乐高公司 | 用于注射成型的模具 |
-
1997
- 1997-07-07 JP JP18109097A patent/JPH1119975A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002079548A (ja) * | 2000-09-05 | 2002-03-19 | Canon Electronics Inc | 射出成形用金型 |
KR20030015501A (ko) * | 2001-08-16 | 2003-02-25 | 현대자동차주식회사 | 사출성형용 런너 록 장치 |
EP1597051A4 (en) * | 2003-01-03 | 2008-06-18 | R & D Tool & Engineering Co | METHOD AND APPARATUS FOR PRODUCING A BALANCED FLOW OF MELT MATERIAL IN A DISTRIBUTION COLLECTOR |
CN114746242A (zh) * | 2019-12-03 | 2022-07-12 | 乐高公司 | 用于注射成型的模具 |
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