JPH11198766A - ガラスハッチの開閉ノブ - Google Patents

ガラスハッチの開閉ノブ

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Publication number
JPH11198766A
JPH11198766A JP10022664A JP2266498A JPH11198766A JP H11198766 A JPH11198766 A JP H11198766A JP 10022664 A JP10022664 A JP 10022664A JP 2266498 A JP2266498 A JP 2266498A JP H11198766 A JPH11198766 A JP H11198766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
glass hatch
wiper
knob
closing
Prior art date
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Pending
Application number
JP10022664A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Hidai
英樹 日台
Hiromasa Ito
宏征 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のガラスハッチの開閉ノブを改良して、
ガラスハッチの開閉操作性を向上すること。 【解決手段】 車両のバックドア1のウィンド開口11
を開閉するガラスハッチ2であって、ワイパ3が付設さ
れたガラスハッチ2の開閉ノブにおいて、ガラスハッチ
2の下端中央部の内面に設置するワイパ駆動装置4に
は、ワイパシャフト41を囲む円筒部46を突設すると
ともに該円筒部46の先端にねじ部461を形成し、ガ
ラスハッチ2に貫通させた上記円筒部46のねじ部46
1に開閉ノブ5Aを一体に備えたワッシャ50をナット
締め固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のガラスハッ
チの開閉時に用いる開閉ノブに関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示すように、バン型またはワゴン
型等の車両には、そのバックドア1のウィンド開口11
をはね上げ式のガラスハッチ2で開閉する構造としたも
のがある。この種のガラスハッチ2は、その上縁の左右
両端がヒンジ部材を介して車体またはバックドア1に上
下回動可能に支持されている。ガラスハッチ2の下端中
央にはワイパ3が、ガラスハッチ2の内面側に設置した
ワイパ駆動装置4からガラスハッチ2を貫通して外側に
突出するワイパシャフト41に取付けられている。そし
て、ガラスハッチ2の開閉ノブ5Bは一般に、ワイパシ
ャフト41の側方位置でワイパ駆動装置4をガラスハッ
チ2に締結するボルト部材を利用して設けられている。
【0003】図3は従来の開閉ノブの代表例を示すもの
で、開閉ノブ5Bは先端にねじ部541を備えた段付の
ボルト54の頭部に型成形により成形した合成樹脂のノ
ブである。開閉ノブ5Bは、ボルト54をガラスハッチ
2に形成した取付穴22に、ガラスハッチ2の外側にゴ
ムブッシュ6Bおよびガラスハッチ2の内側に筒体のス
ペサー6Cを介在させて嵌入し、上記ねじ部541をワ
イパ駆動装置4のモーター42を固定したベースプレー
ト44の取付穴442に挿通して、ナット部材9を締め
付けることにより取付られている。図中、45はワイパ
駆動装置4のカバー部材である。ガラスハッチ2は、ワ
イパ駆動装置4に取付けたストライカ47とウィンド開
口11の開口下縁に設置したロック機構12との係合を
解除し、開閉ノブ5Bを掴んで引き上げることで開放す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来構造で
は、開閉ノブ5Bがワイパ3の回転中心からずれて、ワ
イパアーム31と重複するような位置に設置されている
ので、開閉ノブ5Bを掴もうとするとワイパアーム31
が邪魔である。特に、ワイパー3が稼働しているときに
開閉ノブ5Bを掴むと操作者の手にワイパアーム31が
当たるおそれがあり、ガラスハッチ2の開閉操作性がよ
くない。そこで、本発明は、ワイパと操作者の手が干渉
するおそれなく、ガラスハッチの開閉操作性が良好な開
閉ノブを提供することを課題としてなされたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両のバック
ドアのウィンド開口を開閉するガラスハッチであって、
ワイパが付設されたガラスハッチの開閉ノブにおいて、
ガラスハッチの下端中央部の内面に設置するワイパ駆動
装置には、ワイパシャフトを囲む円筒部を突設するとと
もに該円筒部の先端にねじ部を形成し、ガラスハッチに
貫通させガラスハッチの外面から突出する上記円筒部の
ねじ部に開閉ノブを締結する(請求項1)。開閉ノブを
ワイパの回転中心に設置したので、ワイパアームに操作
者の手が干渉することなく操作することができ、ガラス
ハッチの開閉操作性が良好となる。
【0006】上記開閉ノブは、ガラスハッチの外面から
突出する上記円筒部のねじ部まわりに取付けるリング状
のワッシャに下方へ向かって突出するノブを一体形成し
て構成し、上記ねじ部にナット部材を締込んで上記ワッ
シャと一体に上記ノブを固定する(請求項2)。上記ね
じ部まわりに取付けるワッシャを利用して開閉ノブを形
成したので構造の簡素化がはかれる。
【0007】
【発明の実施の形態】図2に示すワイパ3を付設したガ
ラスハッチ2に本発明の開閉ノブを適用した実施の形態
を説明する。図に示すように、ガラスハッチ2は、バッ
クドア1の上半部の幅とほぼ同じ幅のガラス板であり、
上縁の左右両端がヒンジ部材を介して車体またはバック
ドア1に上下回動可能に支持され、バックドア1のウィ
ンド開口11を開閉する。ガラスハッチ2の上縁はカバ
ー部材10で被覆してある。
【0008】ガラスハッチ2には、その下端中央部にワ
イパ3が設けてあり、これを駆動するワイパ駆動装置4
がガラスハッチ2の内側に設置してある。ワイパ駆動装
置4はガラスハッチ2を貫通するワイパシャフト41を
備えており、その先端にワイパ3を支持している。ワイ
パ駆動装置4は、両側にねじ部を備えたボルト部材を用
いて、上記ボルト部材の一方のねじ部をガラスハッチ2
に締結してボルト部材をガラスハッチ2に固定するとと
もに、ボルト部材の他方のねじ部にワイパ駆動装置4を
締結している(図略)。また、ワイパ駆動装置4にはス
トライカ47が設けてあり、ガラスハッチ2の閉鎖時、
ストライカ47がウィンド開口11の開口下縁に設置し
たロック機構12に係合してガラスハッチ2を閉鎖状態
にロックする。
【0009】図1に示すように、ワイパ駆動装置4は、
ワイパモーター42(図3)、ギヤボックス43等をベ
ースプレート44に固定し、カバー部材45で外周を被
覆した構造である。ギヤボックス43には、該ギヤボッ
クス43内から延出するワイパシャフト41を囲む円筒
部46が突設してある。円筒部46は先端を小径とした
段付で、小径の先端は外周にねじを形成したねじ部46
1としてある。ねじ部461の上面には平面状のガイド
部462が設けてある。円筒部46の先端内からはワイ
パシャフト41の先端部が突出している。突出部には端
末に向けて小径となるテーパー部411が形成してあ
り、先端末にはねじ部412が形成してある。
【0010】円筒部46は、ガラスハッチ2の穴21を
貫通し、そのねじ部461がガラスハッチ2の外側に突
出せしめてある。この場合、円筒部46とガラスハッチ
2の穴21まわりの間にグロメット6Aが介在させてあ
る。グロメット6Aはゴムの筒体で、外周に形成した周
方向の溝内にガラスハッチ2の穴21の開口縁を嵌合
し、筒内に円筒部46が貫通している。グロメット6A
のガラスハッチ2内側の端末はワイパ駆動装置4のベー
スプレート44の穴441まわりに当接している。
【0011】ガラスハッチ2の外側では、上記円筒部4
6のねじ部461にワッシャ50が嵌め込んである。ワ
ッシャ50は、上記ねじ部461を挿通可能な貫通穴5
1を備えたリング状で下方へ向かって突出する開閉ノブ
5Aが一体に形成してある。開閉ノブ5Aには耐候性エ
ポキシ粉体が塗装してある。上記貫通穴51の開口上縁
には上記ねじ部461のガイド部462に対応して直線
状の回り止め511が設けてある。
【0012】ワッシャ50はその貫通穴51にねじ部4
61を、ガイド部462と回り止め511とを合致させ
て嵌入する。ワッシャ50は円筒部46の段部と対向す
る中央部が凹状としてあって、該段部とは当接せず、外
周部のみがグロメット6Aの端面と当接するようになっ
ている。ねじ部461にナット部材7を締め込むとグロ
メット6Aはワッシャ50とワイパ駆動装置4のベース
プレート44に挟まれて長手方向に圧縮され、グロメッ
ト6Aの溝がガラスハッチ2の穴21まわりを挟み付
け、グロメット6Aの内径面が膨出して円筒部46と密
嵌し、これによりガラスハッチ2、グロメット6Aおよ
び円筒部46は強固に固定される。
【0013】ワイパシャフト41には上記ナット部材7
を覆う皿状のキャップ48が嵌められ、更にワイパシャ
フト41のテーパー部411にはワイパアーム31の基
端を、該基端部に形成したテーパー状の穴により嵌合
し、ワイパシャフト41の先端末のねじ部412にナッ
ト部材8を締め込むことでワイパアーム31をワイパシ
ャフト41に固着する。そして更に、ワイパアーム31
の基端にはナット部材8を覆うキャップを取付ける。こ
のようにして、ガラスハッチ4の外面の下端中央から下
方へ延出する開閉ノブが形成される。
【0014】
【発明の効果】本発明の開閉ノブは、ワイパの回転中心
位置に合致した位置に設置したので、ガラスハッチを開
閉する操作者が開閉ノブを掴むときワイパアームが邪魔
にならない。更に、ワイパーが稼働しているときに開閉
ノブを掴んでも操作者の手にワイパアームが当たるおそ
れがなくなる。また、開閉ノブは、ワイパシャフトへの
ワイパアームの組付けに用いるワッシャを利用してこれ
と一体に形成したので、開閉ノブ専用の部材は不要であ
り、構造が簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開閉ノブを示すもので、図1(A)は
図2のIA−IA線に沿う位置での断面図、図1(B)は主
要部材の斜視図である。
【図2】本発明を適用する車両のガラスハッチの正面図
である。
【図3】従来の開閉ノブを示す、図2のIII −III 線に
沿う位置での断面図である。
【符号の説明】
1 バックドア 11 ウィンド開口 2 ガラスハッチ 3 ワイパ 31 ワイパアーム 4 ワイパ駆動装置 41 ワイパシャフト 46 円筒部 461 ねじ部 5A 本発明の開閉ノブ 50 ワッシャ 7,8 ナット部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のバックドアのウィンド開口を開閉
    するガラスハッチであってワイパが付設されたガラスハ
    ッチの開閉ノブにおいて、ガラスハッチの下端中央部の
    内面に設置するワイパ駆動装置には、ワイパシャフトを
    囲む円筒部を突設するとともに、該円筒部の先端にねじ
    部を形成し、ガラスハッチに貫通させガラスハッチの外
    面から突出する上記円筒部のねじ部に開閉ノブを締結し
    たことを特徴とするガラスハッチの開閉ノブ。
  2. 【請求項2】 上記開閉ノブは、ガラスハッチの外面か
    ら突出する上記円筒部のねじ部まわりに取付けるリング
    状のワッシャに下方へ向かって突出するノブを一体形成
    して構成し、上記ねじ部にナット部材を締込んで上記ワ
    ッシャと一体に上記ノブを固定した請求項1記載のガラ
    スハッチの開閉ノブ。
JP10022664A 1998-01-19 1998-01-19 ガラスハッチの開閉ノブ Pending JPH11198766A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10022664A JPH11198766A (ja) 1998-01-19 1998-01-19 ガラスハッチの開閉ノブ

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JP10022664A JPH11198766A (ja) 1998-01-19 1998-01-19 ガラスハッチの開閉ノブ

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JPH11198766A true JPH11198766A (ja) 1999-07-27

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ID=12089130

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JP10022664A Pending JPH11198766A (ja) 1998-01-19 1998-01-19 ガラスハッチの開閉ノブ

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JP (1) JPH11198766A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1772332A1 (de) * 2004-09-20 2007-04-11 NEOPLAN Bus GmbH Vorrichtung zur Lagerung eines Scheibenwischers
WO2019228706A1 (fr) * 2018-05-30 2019-12-05 Renault S.A.S Dispositif essuie-vitre intégrant une commande de manœuvre d'un ouvrant

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1772332A1 (de) * 2004-09-20 2007-04-11 NEOPLAN Bus GmbH Vorrichtung zur Lagerung eines Scheibenwischers
WO2019228706A1 (fr) * 2018-05-30 2019-12-05 Renault S.A.S Dispositif essuie-vitre intégrant une commande de manœuvre d'un ouvrant
FR3081801A1 (fr) * 2018-05-30 2019-12-06 Renault S.A.S Dispositif essuie-vitre integrant une commande de manœuvre d'un ouvrant

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