JPH11198459A - テープ印字装置及びこれに用いる印字用テープカセット - Google Patents

テープ印字装置及びこれに用いる印字用テープカセット

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JPH11198459A
JPH11198459A JP824598A JP824598A JPH11198459A JP H11198459 A JPH11198459 A JP H11198459A JP 824598 A JP824598 A JP 824598A JP 824598 A JP824598 A JP 824598A JP H11198459 A JPH11198459 A JP H11198459A
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JP824598A
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Takashi Koshiro
孝 湖城
Hiroto Shimizu
博人 志水
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オリジナルなジグソーパズルを容易且つ安価に
作成することができるテープ印字装置及びこれに用いる
印字用テープカセットを提供する。 【解決手段】印字用テープカセット20のテープ部材1
0は僅かな繋ぎ部分を持った切り込み12を介してテー
プ本体と一体に形成された複数個のパズルピース1(1
−1、1−2、・・・)からなる。テープ印字装置4に
印字用テープカセット20を装着し、ジグソーパズルの
縦横のピース数「m×n」を入力し、読み込んだ画像を
印字する。画像データは左右にΔx、上下にΔyのデー
タを付与された後、全体を縦m区画、横n区画に分割さ
れ、これらの分割画像がパズルピース1−1、1−2、
・・・、1−s(s=m×n)に印字される。印字後、
パズルピース1をテープ本体から千切り取って、ばらば
らにかき混ぜてから、元画像を組み立てて遊ぶ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡易なオリジナル
ジグソーパズルを自在且つ安価に作成する事ができるテ
ープ印字装置及びこれに用いる印字用テープカセットに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より用いられ、特に近年になって、
子供の知育玩具あるいは広い年齢層における娯楽や室内
装飾品として、紙製のジグソーパズルが親しまれてい
る。このジグソーパズルは、一般に片面に画像が形成さ
れた厚いボール紙状の紙を複数の断片であるパズルピー
スに切り分けてばらばらにしたものとして提供される。
このパズルピースを、元の画像サンプルと比較または想
像しながら、組み合わせて適宜の台上に並べて画像を復
元してゆく。そして、最近では、好みに応じた種々の画
像内容あるいはパズルピースの形状のものが提供されて
いる。また、オリジナルなジグソーパズルの作成を受託
する業者もある。
【0003】なお、上記パズルピースの形状、個数の多
少、および画像内容により、そのパズルピースを組み上
げて元画像を復元する作業の難易度が様々に異なるもの
となり、老若男女いずれも快適に楽しめるようになって
いる。
【0004】また、パソコンを用いてCRT等の表示画
面上で既製のジグソーパズルゲームを楽しんだり、オリ
ジナル画像を分割してジグソーパズルとして同様に楽し
むことも知られている。
【0005】一方、事務用機器又は家庭用文具として、
テープ状の被印字媒体に手軽に印字出力できるテーププ
リンタ又はラベルプリンタと通称される小型のテープ印
字装置が市販されている。このテープ印字装置は、テー
プ状の被印字媒体に所望の文字、絵柄、記号等の印字を
行うことができ、このテープ状の被印字媒体の印字済み
部分をカッターにより未印字部分から切り離し、これを
音楽テープカセット、ビデオテープカセット、CDケー
ス等に見出しラベルとして貼付して用いたり、あるいは
自分の名前を印字したラベルを作成し、これを所有品に
貼付して用いていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のジグ
ソーパズルにおいて、例えば、自身の写真等に基づくオ
リジナルなジグソーパズルを得たい、或いは作成したい
場合は、上記のように専門業者に委託する以外に方法は
無く、したがって、費用が嵩むばかりでなく日数を要す
るため、容易には好みのものを得る事ができず実用性に
欠ける点で不満があった。また、上記のパソコンによっ
てジグソーパズルゲームを楽しむ方法は、あくまで画面
上で楽しむものであり、実際にパズルピースを手に取り
上げて組み合わせていく従来の方法とは趣が異なり、実
感に乏しく、やや面白味に欠ける憾みがあった。また、
画面上だけの遊びであるので、完成品を室内の装飾用と
して楽しむことができないという不満もあった。
【0007】この場合、上記パソコンで作成した完成パ
ズル画像を用紙に印字出力することはできる。しかしな
がら、そのようにして印字出力したものは、単なる一枚
の画像であつて、組み合わせの努力を裏付ける連結部が
実在しないから、従来のジグソーパズルのようにばらば
らのものを組み合わせて作り上げた趣向を感じ取ること
ができない。したがって、やはり面白味に欠けるという
点において変わるところがない。
【0008】一方、従来のテープ印字装置の用途は上述
したような使用範囲に限られており、テープ印字装置の
利用性を十分に生かしきれていないという不満があっ
た。このため、結果として高価な買い物となっている感
じが否めないものであった。
【0009】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
テープ印字装置の機能を十分に引き出して、オリジナル
なジグソーパズルを容易且つ安価に作成することができ
るテープ印字装置及びこれに用いる印字用テープカセッ
トを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明のテープ
印字装置及びこれに用いる印字用テープカセットの構成
を述べる。
【0011】先ず、請求項1記載の発明の印字用テープ
カセットは、印字装置に設けられた印字手段により印字
されるべく保持リールに巻回された長尺状の被印字媒体
を収容し上記印字装置本体に着脱自在な印字用テープカ
セットであって、上記被印字媒体は、テープ形状を成す
支持用本体部材と、該支持用本体部材に支持されて印字
面を構成し、該支持用本体部材から切り込みを介して分
離可能であり、分離された後に互いに連結すべき凹凸の
連結部を面方向に有する所定形状の複数の断片部材とを
有して構成される。
【0012】上記断片部析は、例えば請求項2記載のよ
うに、夫々ジグソーパズルのパズルピースを構成すべく
形成され、また、例えば請求項3記載のように、上記印
字面と反対側の面に磁性体と吸着可能な磁力を有し、ま
た、例えば請求項4記載のように、上記印字面と反対側
の面に被貼着面と接着可能な接着層を有し、また、例え
ば請求項5記載のように、上記支持用本体部材の長手方
向に所定の間隔の切り離し代を有して配置され、また、
例えば請求項6記載のように、上記支持用本体部材の長
手方向に一部の上記連結部を介して連結し、長手方向に
は切り離し代無く一面で構成され、また、例えば請求項
7記載のように、それぞれ同一の形状からなる。
【0013】また、上記支持用本体部材は、例えば請求
項8記載のように、上記断片部材と別体の剥離支持部材
を含んで構成される。また、上記被印字媒体は、例えば
請求項9記載のように、上記印字装置において上記被印
字媒体を搬送する際のテープ位置検出のためのマーキン
グを施されて構成される。
【0014】次に、請求項10記載の発明のテープ印字
装置は、テープ形状を成す支持用本体部材と該支持用本
体部材に支持されて印字面を構成し該支持用本体部材か
ら切り込みを介して分離可能であり分離された後に互い
に連結すべき凹凸の連結部を面方向に有する所定形状の
複数の断片部材とから成り、印字されるべく保持リール
に巻回された、長尺状の被印字媒体を収容した印字用テ
ープカセットを着脱自在に備え、上記被印字媒体を繰り
出しつつ該被印字媒体に文字・記号等の印字を行うテー
プ印字装置であって、印字すべき画像データを直接又は
外部機器から入力する入力手段と、該入力手段により入
力された上記画像データを記憶する記憶手段と、該記憶
手段に記憶された上記画像データを上記被印字媒体の上
記複数の断片部材に順次配分して印字すべく印字データ
として編集するデータ編集手段と、該データ編集手段に
より編集された上記印字データを上記記憶手段から読み
出して上記印字手段を作動させる印字制御手段とを備え
て構成される。
【0015】上記印字制御手段は、例えば請求項11記
載のように、上記データ編集手段により編集された上記
印字データを所定のデータ領域毎に分割して印字するよ
う上記印字手段を作動させ、また、例えば請求項12記
載のように、上記所定のデータ領域毎に分割した印字デ
ータを上記断片部材の印字面領域よりも広い範囲に印字
するよう上記印字手段を作動させる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(a) は、一実施の形態に
おけるテープ印字装置及び印字用テープカセットにより
作成され、組み上げの完成したジグソーパズルの例を示
す図であり、同図(b) は、このジグソーパズルを作成す
るに当って用いられた元画像の例を示す図である。
【0017】同図(a) に示すジグソーパズルは、表面に
印字を施され、ばらばらに作成された夫々同一形状の2
4個のパズルピース1(1−1、1−2、・・・、1−
24)を、適宜の平らな台上に、正しく並べた結果とし
て得られたパズル画像を示している。この例では、画像
完成のためにパズルピース1を4(行)×6(列)個で
構成する例で示している。
【0018】同図(b) は、上記のジグソーパズルを作成
するために、テープ印字装置に取り込まれた元の画像デ
ータ2を示しており、頂上に雪を頂き、その右方に2塊
の雲を従えた富士を背景に両手を広げて立つ少女の画像
(又は写真)を示している。同図(b) に破線1′−1、
1′−2等で示すパズルピースの形状は、元の画像デー
タ2の範囲と、各パズルピース1との対応を示すための
ものであり、上記の元の画像データ2が、縦4画、横6
画に分割されて、同図(a) のパズルピース1−1、1−
2、・・・、1−24に配分される様子を示している。
【0019】図2(a) は、例えば上記のパズルピース1
−1、1−2、・・・、1−24のように、任意の画像
を印字した任意の数のパズルピースを作成するテープ印
字装置の平面図であり、同図(b) は、その側面図であ
る。同図(a),(b) に示すテープ印字装置4は、装置本体
5の上面下方にキー入力部6を備え、上方には左方に表
示部7、右方に開閉蓋8を備えている。キー入力部6
は、印字(印刷)データを入力するための文字入力キ
ー、印字開始などの指示を入力するための印刷キー、テ
レビ又はスキャナ等からの画像取込を指示する取込キ
ー、画面上の位置を上下左右に指示するカーソルキー、
設定又は選択した入力を確定するための実行キー等の種
々の入力キーを備えている。表示部7は液晶表示装置で
あり、入力されたデータや処理内容を表示報知する。そ
して、開閉蓋8の下には後述するテープカセット収納部
が形成されている。
【0020】図3(a) は、上記のテープ印字装置4に用
いられるテープ部材の構成を示す部分斜視図であり、同
図(b) はテープ部材を収容する印字用テープカセットの
斜視図、同図(c) は印字用テープカセットを装着する印
字装置のカセット収納部を示す斜視図である。
【0021】図3(a) に示すように、テープ部材10
(長尺状の被印字媒体)は、テープ形状の支持用本体部
材11と、この支持用本体部材11と僅かに繋ぎ部分を
残した切り込み12を介して一体に形成された複数個の
パズルピース1(断片部材)とからなる。
【0022】これらのパズルピース1は、同一の形状か
らなっており、詳しくは後述する印字後に、支持用本体
部材11から切り込み12の繋ぎ部分を引き千切られて
切り離され、ばらばらに分離され混合された後、画像を
復元すべく相互に組み合わせていく際の互いに連結すべ
き凹凸の連結部13a及び13bを面方向に有して形成
され、縦横の向きを交互に変えて、支持用本体部材11
の長手方向に、所定の間隔の切り離し代14を形成し
て、順次配置されている。また、支持用本体部材11の
両側にも、連続する切り離し代15が形成されている。
【0023】尚、上記パズルピース1が同一形状である
ことは、カットの容易さ、テープ印字制御の簡単さ、と
同時にパズルの難易度が高くなる点で、都合の良い構成
である。但しパズルピースの形状は、各パズルピースが
最終的に連結されてジグソーパズル画像が完成できる形
状であれば、同一形状に限る必要はない。
【0024】図3(b) に示す印字用テープカセット20
は、カセット本体21の内部に、上記のテープ部材10
を巻着したテープスプール22(保持リール)、未使用
のインクリボン23を巻着したリボン供給スプール2
4、使用されたインクリボン23(後述する使用済み部
分23′)を巻き取るリボン巻取スプール25等が配設
されている。
【0025】この印字用テープカセット20の右上に
は、カセット本体21が一部切り欠かれて断面が上向き
コの字形の凹部26が形成されている。この凹部26の
コの字形の開口部に、テープ部材10の印字部分及びイ
ンクリボン23の使用部分がカセット本体21内部から
引き出されて差し渡され、外部に露出している。
【0026】図3(c) に示すカセット収納部30(図で
はカセット収納部30の内部が見えるように図1(a),
(b) に示した開閉蓋8を取り除いて示している)には、
サーマルヘッド31(印字手段)、プラテンローラ3
2、テープ供給軸33、及びインクリボン巻取軸34が
配設されている。
【0027】サーマルヘッド31は、プラテンローラ3
2に対向する個所に複数の発熱部を備えている。プラテ
ンローラ32は、支持軸35に回動自在に支持されたブ
ラケット36に回転可能に取り付けられている。ブラケ
ット36は支持軸35との間に介装されたコイルばね3
7のばね力によって時計回り方向に付勢され、これによ
り、プラテンローラ32がサーマルヘッド31の発熱部
に圧接する。このカセット収納部30の右方の外部との
隔壁にはテープ排出口38が形成され、このテープ排出
口38を上下に挟んで固定刃と可動刃からなる二枚のカ
ッター刃39が配設されている。
【0028】図4は、テープ印字装置4の上記カセット
収容部30に、印字用テープカセット20が装着された
状態を示す平断面図である。尚、この図4には、図2及
び図3と同一の構成部分には図2及び図3と同一の番号
を付与して示している。図4に示すように、印字用テー
プカセット20がテープ印字装置4のカセット収容部3
0に装着されると、サーマルヘッド31が印字用テープ
カセット20の凹部26に挿入されて配置されると共
に、テープ供給軸33がテープスプール22のリール孔
に嵌入し、インクリボン巻取軸34がリボン巻取スプー
ル25のリール孔に嵌入する。
【0029】テープ部材10に印字するときは、プラテ
ンローラ32がサーマルヘッド31側へ回動し、印字用
テープカセット20の凹部26に差し渡されているテー
プ部材10及びインクリボン23を、サーマルヘッド3
1の発熱部に押圧し挟持して、ここに印字部を形成す
る。
【0030】そして、一方では、サーマルヘッド31
が、キー入力部6から入力された印字情報、又はキー入
力部6からの入力指示により外部から取り込んだ画像情
報に基づいて発熱して、テープ部材10にインクリボン
23のインクを熱転写(印字)する。
【0031】他方では、プラテンローラ32が、反時計
回り方向に回転してテープ部材10の印字済み部分1
0′及びインクリボン23の使用済み部分23′を下流
側(図の右方)へ搬送する。
【0032】この搬送により、テープ部材10の未使用
部分がテープスプール22から引き出されて印字部に供
給される。他方、この搬送に同期してインクリボン巻取
軸34が時計回り方向に回転し、これにより、リボン巻
取スプール25が同方向に回転駆動されてインクリボン
使用済み部分23′を巻き取る。この巻き取りにより、
リボン供給スプール24から未使用のインクリボン23
が引き出されて印字部に供給される。
【0033】印字されて、リボン巻取スプール25に巻
き取られるインクリボン使用済み部分23′と分離した
テープ印字済み部分10′は、フルカラー印字のときは
3色を塗り重ねるために一旦テープスプール22に巻き
返され、印字が完了したときはテープ排出口38から装
置外部に繰り出されて所定の位置をカッター刃39(3
9a、39b)により裁断される。
【0034】図5(a),(b) は、上記のように印字され裁
断されたテープ部材10(図3(b)及び図4に示す印字
済み部分10′)を示す図であり、同図(a) は、表面
(印字面)を示しており、同図(b) は、その裏面を示し
ている。尚、同図(a) に示す印字例は、左側が印字先頭
側である(図3(a),(b),(c) 及び図4に示すように、テ
ープ印字装置4においては、テープ部材10は、印字面
が下向きで、装置の右側へ出て行くので、実際には図5
の上下が逆になって装置から出て行くこととなる)。
【0035】図5(a) に示すように、テープ部材10上
には、図1(b) の画像2を分割印字された図1(a) の各
パズルピース1−1、1−2、・・・、1−6が順次並
んでいる。図1(a) に示した例では、パズルピース1−
6と次の(二段目の最初の)パズルピース1−7は、い
ずれも向きが縦方向で同じであるので、図5(a),(b)に
示すテープ部材10上では横向きとなる7番目の断片部
材16はダミーピースとして使用されず(印字対象にな
らない)、次の8個目からパズルピース1−7、1−
8、・・・として使用される。
【0036】また、各パズルピース1に画像を印字する
に当たっては、パズルピース1の面積よりも大きめに印
字するのが好ましく、従って、テープ印字装置4の印字
制御としては、各パズルピース1の印字面領域よりも広
い範囲の印字データを印字部に送るようにしている。
【0037】また、図5(b) に示すように、テープ部材
10の裏面には、印字搬送する際のテープ位置検出のた
めのバーコード状の2種類のマーキング18及び19が
施されている。これらの一方のマーキング18は横向き
のパズルピースの裏面中央に付与され、他方のマーキン
グ19は縦向きのパズルピースの裏面中央に付与されて
いる。これらのマーキング18又は19を不図示の位置
検知センサが読み取って、テープ部材10の位置を認識
し、この認識に基づいて制御部がテープ部材10の搬送
を制御する。但し、マーキング18又は19は、バーコ
ード状の形態に限るものではなく、また、パズルピース
の裏面中央に限るものでもない。要はテープ部材10の
搬送の位置を知ることが出来る形態のものであれば良
い。
【0038】図6(a),(b) は、上記パズルピースの印字
面領域よりも広い範囲の印字データを印字する例を示す
図である。尚、同図(a) は、説明を簡単にするため、パ
ズルピースが3×3個の場合を例にとって説明してあ
る。
【0039】すなわち、まず、図6(a) において、元画
像データの範囲を範囲2aとし、この印字データとして
は、その元画像データに、図のΔx及びΔyで示す空白
データを追加する(同図(a) のパズルピースP1の凸状
連結部13bの突出分を追加する)。そして、これを印
字画像データ2bとする。そして、各パズルピースの印
字の順番をここでは行方向→縦方向としている。つま
り、各パズルピースの番号(P1、P2、・・・、P
9)の付与順に印字するものとする。
【0040】そこで、印字画像データ2bの分割は、印
字画像データ2b上の4点で囲まれる範囲としてXY座
標のX軸方向及びY軸方向に分割し、順番に印字してい
く。上記印字画像データ2bの4点の位置は、分割画像
の列番号をm(m=1、2、3)、行番号をn(n=
1、2、3)、パズルピースの凹凸状の連結部13a及
び13bを無視した大きさ(本例では正四角形になる)
の一辺をs、印字画像データ2bの左上角を座標の原点
(0,0)としたとき、各分割画像の印字範囲は、同図
(b) に示すように、印字開始位置(印字範囲の左上角)
は座標((m−1)s,(n−1)s)、X軸方向の終
端(印字範囲の右上角)は座標(ms+2Δx,(n−
1)s)、Y軸方向の終端(印字範囲の左下角)は座標
((m−1)s,ns+2Δy)、印字終了位置(印字
範囲の右下角)は座標(ms+2Δx,ns+2Δy)
で夫々求めることができる。
【0041】例えば、パズルピースP1に印字すべき印
字画像データ2bの範囲2b−1は、上記においてm=
1及びn=1であるから、座標(0,0)、(s+2Δ
x,0)、(0,s+2Δy)、(s+2Δx,s+2
Δy)の4点で囲まれた領域である。また、例えばパズ
ルピースP6に印字すべき印字画像データ2bの範囲2
b−6は、m=3及びn=2であるから、(2s,
s)、(3s+2Δx,s)、(2s,2s+2Δ
y)、(3s+2Δx,2s+2Δy)の4点で囲まれ
た領域である。すなわち、印字開始位置の座標が分かれ
ば、その印字開始位置から印字すべき分割画像を切り出
すための残り3点の座標を直ちに求めることができる。
【0042】図7は、その印字開始位置を図6(a) に示
す各パズルピースP1〜P6毎に表わす印字位置テーブ
ルを示す図表である。同図は上段にパズルピースのピー
ス番号P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P
8及びP9が示され、その下に上記各パズルピースのピ
ース番号に対応する列番号1、2、3、1、2、3、
1、2及び3、更に行番号1、1、1、2、2、2、
3、3及び3、そして字開始座標(0,0)、(s、
0)、(2s,0)、(0,s)、(s,s)、(2
s,s)、(0,2s)、(s,2s)及び(2s,2
s)が示されている。
【0043】このような印字位置テーブルは、キー入力
部6から入力される完成すべきパズル画像の縦横のパズ
ルピース数に対応して、複数種類の印字位置テーブルが
予め用意されている。勿論、キー入力部6から入力され
る縦横のパズルピース数に基づいて、制御部が演算して
作成するようにしてもよい。
【0044】図8は、上記のような印字位置テーブルに
基づいて印字画像データを分割して印字を行うテープ印
字装置4の制御回路(制御部)の構成を示すブロック図
である。同図に示すように、制御回路は、CPU40
(印字制御手段)を備え、このCPU40には、印字部
41と、メモリ42(記憶手段)及び図2(a),(b) に示
したキー入力部6(入力手段)と表示部7が接続され、
また、外部から画像を取り込む画像取込部43が接続さ
れている。
【0045】キー入力部6には、図2(a) では特に説明
しなかったが、多数の文字入力キーと共に、図8に示す
ように、印刷キー6−1、画像取込キー6−2、4個の
カーソルキー6−3、実行キー6−4等が配設されてい
る。
【0046】また、印字部41は、駆動エンジンであ
り、CPU40からの指令に基づいて、特には図示しな
いテープ部材10の位置検知センサやインクリボン25
の位置検知センサからの検知信号を参照しながら、プラ
テンローラ32、テープ供給軸33及びインクリボン巻
取軸34を駆動すべく不図示のモータ及び駆動系切り替
えクラッチを駆動制御し、サーマルヘッド31の発熱駆
動を制御する。
【0047】メモリ42は、ROM42−1とRAM4
2−2からなり、ROM42−1には複数種類の印刷
(印字)位置テーブルが格納された領域42−1a(デ
ータ編集手段)、取込画像の画像データサイズを規定す
る係数を格納した領域42−1bが設けられている。ま
た、ROM42−1には、上記の他に、特には図示しな
いが、CPU40が実行する制御処理のプログラムが格
納されている。
【0048】そして、RAM42−2は、取込画像デー
タ(元画像データ2a)を格納する領域42−2a、印
刷(印字)画像データ2bのこれから印字する分割画像
を格納する領域42−2b、印刷(印字)中のパズルピ
ース番号を格納する領域42−2c等を備えている。
【0049】図9は、上記の構成の制御回路による印字
制御の処理動作を示すフローチャートであり、図10
(a) 〜(g) は、その処理動作に伴って表示部7に表示さ
れる表示状態図である。図9に示すように、先ず電源を
入れるとキー入力部6からのキー入力の待機状態となる
(ステップS1)。ここで、画像取込キー6−2を押す
と、画像データ取込部43を介して画像データを取り込
める状態になり、表示部7にデータセットを指示するメ
ッセージが例えば「データをセットしてください」と表
示されて(ステップS2、図10(a) 参照)、次のキー
入力の待機状態になる(ステップS3)。
【0050】そして画像データをテープ印字装置4にセ
ットするために、使用者が例えばテレビ、デジタルカメ
ラ、又はスキャナ等とのインタフェースの接続を確認
し、実行キー6−4を押すと、そのときの画像データが
画像データ取込部43を介して取り込まれ、この取り込
まれた画像データ(範囲2aの元画像データ)がRAM
42−2の取込画像データ領域42−2aに格納される
(ステップS4)。このとき、この処理では「画像取込
完了!」のメッセージが表示部7に表示される(図10
(b) 参照)。
【0051】上記に続いて、ステップS1に戻ってキー
入力が待機される。ここで印刷キー6−1を押すと、パ
ズルピースの組み合わせ完成時の縦横の所望の区画割り
構成を指定する「ピース構成」の入力指示が表示される
(ステップS5、図10(c)参照)。この表示では、図
10(c) に示すように、「ピース構成」の表示に続いて
上下に「列」と「□」、次に「×」、次に上下に「行」
と「□」が表示され、「列」の下の「□」が点滅表示さ
れて、ピース列の数値の入力が指示される。
【0052】ここで、ピース列の構成数として例えば図
1(a) を想定して「6」と入力すれば(ステップS
7)、図10(d) に示すように、「列」の下の「□」内
に「6」が表示され、枠の点滅が「行」の下の「□」へ
移動してピース行の数値の入力が指示される。再びステ
ップS6に戻った次のキー入力待機状態で、上記数値入
力に誤りがあったときには、左向きのカーソルキー6−
3を押すと、図10(c) の表示に戻すことができる。
【0053】上記「列」の下の「□」への「6」のキー
入力が正しいときには、図10(d)の表示に従って
「行」の下の「□」に「4」をキー入力する(再びステ
ップS7)。これにより、図10(e) に示す表示がなさ
れ、入力を確認することができる。そして、再びステッ
プS6に戻ったキー入力待機状態で、実行キー6−4を
押すと上記の「6(列)×4(行)」の区画割り構成が
確定する。この後、ステップS8以下の処理に移行す
る。
【0054】先ず、ピース番号として「1」をRAM4
2−2の印刷(印字)中パズルピース番号格納領域42
−2cに格納する(ステップS8)。これにより、パズ
ルピースとして「P1」が初期設定され、例えば図1
(a) の構成例の場合であれば、パズルピース1−1に対
する印字が設定される。
【0055】続いて、ROM42−1の印刷(印字)位
置テーブル格納領域42−1aに格納されている印字位
置テーブル(図7参照)から、上記指定されている「P
1」の印字画像データの印字開始位置の座標データを取
得する(ステップS9)。
【0056】そして、他の3点(印字範囲の右上角、左
下角、及び右下角)の座標を算出し、RAM42−2の
取込画像データ格納領域42−2aに格納されている元
画像データにΔx及びΔyを周囲に加えた印字画像デー
タ2b(図6(a) 参照)を作成し、この印字画像データ
2bから上記4点の座標に囲まれる画像領域(分割画
像)を切り出して、この切り出した分割画像を、印刷画
像データ格納領域42−2bに格納し、この格納した分
割画像を読み出しながら印字部41により、テープの所
定の位置(この場合はパズルピースP1の位置、図5
(a) のパズルピース1−1参照)に印字する(ステップ
S10)。
【0057】次に、印刷(印字)中パズルピース番号格
納領域42−2cの値を「1」インクリメントして、印
字対象となるパズルピースの番号を1つ増加させる(ス
テップS11)。そして、この番号が、上記キー入力に
より設定された番号(6×4=24)を参照して、未だ
印字処理が終了していないことを確認して(ステップS
12、判別がN)、上記ステップS9に戻り、ステップ
S9〜S12を繰り返す。
【0058】これにより、ピース番号P1からピース番
号P24まで、分割された印字画像データが順次テープ
部材10のパズルピース1(1−1、1−2、・・・)
上に印字されていく。そして、1個のパズルピース1の
印字毎に「P1印刷中」、「P2印刷中」、・・・のメ
ッセージが表示部7に表示され、1個のパズルピース1
の印字が終了する毎に「P1印刷完了」、「P2印刷完
了」、・・・のメッセージが表示部7に表示される(図
10(f),(g) 参照)。
【0059】そして、指定された構成枚数のパズルピー
スの印字が終了したことを確認して(S12がY)、上
記印字処理を終了する。このようにして、印字されたテ
ープ部材10から、パズルピース1の外周部(切り離し
代14、15)を千切って切り離し、各パズルピース1
をよく混ぜ合わせた後、隣り合う絵柄を探しながら組み
合わせて、例えば図1(a) に示したようなパスルを完成
させる。
【0060】尚、本例の場合は、パズルピースの形状が
何れも同一形状であるので、他のパズルに見られるよう
な連結部分の形状の一致・不一致で正しい組み合わせを
探し出すことは出来ないから、絵柄の連続性のみを組み
合わせ適否の判断材料としていく点で、極めて高い難易
度のパズルを構成したものといえる。
【0061】このようにして、テープ印字装置の特徴を
生かして容易に簡易ジグソーパズルを作成して楽しむこ
とができる。尚、テープ部材としては、テープ印字装置
の構造上、従来のジグソーパズルのパズルピースのよう
に極めて厚いものには出来難いが、簡易なものとしては
遊びの対象として充分耐え得るものである。また、テー
プ印字装置として印字搬送が可能な範囲で、テープ部材
を出来るだけ厚めに形成するようにすると良い。また、
上述したようにパズルピースは何れも同一形状であるの
で、指定枚数と同一枚数のパズルピースを印字したもの
とは別に切り出して、印字したパズルピースの裏面に貼
り合わせるようにすれば、厚さが倍になって取り扱い
が、より容易になる。
【0062】図11は、テープ部材の他の構成例を示す
図である。先ず同図に示すテープ部材44は、印字面4
5の裏面(全体でもよい)に磁石層46を設けたもので
ある。このように印字面と反対側の面に磁性体と吸着可
能な磁力を有する磁石層を配設して印字すると、スリッ
ト部47から引き千切って本体テープから切り離された
パズルピース48は、磁石層46によってホワイトボー
ド等に貼り付けながら遊べるので、厚みがなくても取り
扱いに不便ということはなく、実用的で好ましい形態で
あるといえる。
【0063】また、図11に示すテープ部材50は、従
来のテープ印字装置で用いるラベルと同様に、ラベル5
1の裏面が接着剤52の塗布付きで剥離紙53を伴って
いる形態のものであり、ラベル51が予めパズルピース
の形状に切り込まれているものである。このように印字
面と反対側の面に被貼着面と接着可能な接着層を備える
ようにすれば、パズルを組み立てながら、または、完成
時に、剥離紙53を剥がして全てのパズルピース51を
対象物に貼り付ける事が出来る。
【0064】従来のジグソーパズルでは完成後に別途に
用意した糊等で完成パズルを固定していたが、テープ部
材50を用いると、そのような手数が省けて便利であ
る。尚、この場合、接着剤を貼りっきりの強力なものと
せず、例えば感圧接着剤で構成して、何回でも貼り付け
たり剥がしたり出来るようにしても良い。また、接着剤
とはせずに、ビニルコーティングなどにより粘着性を持
たせて貼り付けたり剥がしたり出来るようにしてもよ
い。
【0065】尚、上記の説明では、各パズルピース
(1、48、51)をテープ本体から引き千切って分離
する例で説明したが、接着剤と剥離紙とを用いる場合
は、スリットを完全な型抜き形状にしたほうが取り扱い
が容易である。
【0066】図11に示すテープ部材55は、そのよう
な例を示している。このようにスリット56は切れ目無
しで完全な型抜き形状であり、パズルピース57は、引
き千切る手荒な方法でなく容易にテープ本体から分離す
ることができる。
【0067】このテープ部材55の形態は二通りある。
一つは同図の右方に示す形態55′の場合であり、通常
のラベル方式としてある。ラベル(パズルピース)57
は裏糊(接着剤58)付きとなるので、テープ本体から
分離して、対象物に貼ることができる。
【0068】他は同じく同図の右方に示す形態55″の
場合である。この例は、台紙(剥離紙)側を印字すべき
側としたものであり、テープ本体から分離したパズルピ
ース57には接着剤58がないので従来と同様なパズル
遊びができるものである。
【0069】なお、上記の説明では、各パズルピース
(1、48、51、57)をテープ本体の長手方向に対
して間隔(切り離し代)をおいて配置するとともに、各
ピースよりも広い印字面積で印字するように印字制御し
ているが、各パズルピースの配置及び印字制御は、これ
に限るものではない。
【0070】図12(a),(b) は、パズルピースを連結し
た状態で配置(連続配置)した例を示す図である。同図
(b) は同図(a) の右側に直接連続する部分を示してい
る。尚、同図(a),(b) には、分かり易さの一助として、
図5(a) のテープ部材10で示したパズルピースの番号
1−1、1−2、・・・をそのまま用いて示している。
各パズルピースの配置をこのように、支持用本体部材の
長手方向に一部の連結部を介して連結し、長手方向には
切り離し代無く一面で構成するようにすれば、テープ部
材の無駄が省けてよい。また、印字制御も、例えば図1
2(a) 及び(b) に示すように行毎にまとめて分割画像を
切り出して、行毎に印字するようにすれば、容易に印字
可能である。
【0071】尚、上記図12(a),(b) には、各パズルピ
ースを繋ぎ目付きの型抜きで示しているが、勿論、図1
1のテープ部材55の場合のように完全型抜きの場合に
も、この連続配置を適用できる。また、図12(a),(b)
の例では、テープ本体の長手方向に沿ってパズルピース
を一列に配置する例で示したが、連続配置はこれに限る
ものではない。
【0072】図13は、テープ本体の長手方向に沿って
パズルピースを二列に配置する例を示す図である。この
ように、テープ幅や、パズルピースの大きさによって
は、パズルピースの配置を二列以上に構成するなど種々
の変形が可能である。尚、この場合、印字制御は、連結
(連続)するパズルピース部分の画像を切り出して印字
すればよい。
【0073】また、前述の図5、図9、図12では、各
ピースに対応する画像を順番に印字する例で説明した
が、このように順番に印字すると、図5(a) からも解る
ように長いテープの状態ではパズルとして組み合わせる
ものが順に並んでいるので、そのままではパスル遊びの
楽しさが半減する。したがって、パズルとして遊ぶ際に
は、事前に各ピースをばらばらに混ぜ合わせる必要があ
る。
【0074】ただし、ばらばらにかき混ぜる手数が、遊
びのうちとして楽しみな点でもある半面、大変で面倒で
もある。したがって、図5又は図11に示したテープ部
材の構成のように、各パズルピースをテープ本体の長手
方向に間隔を空けて配置した場合においては各パズルピ
ース毎に、それと隣接したパズルピースとは切り離され
た独立の分割画像を印字可能であるから、上記のような
かき混ぜる手数を解消するために、印字画像の入れ替を
行うと良い。
【0075】すなわち、図6(a) において各分割画像デ
ータを一旦画像メモリ(印刷画像データ格納領域42−
2b)に記憶した後、それらの読み出し順をランダムに
行う方法である。この方法によれば、印字されたテープ
部材をそのまま長いままに用いて、テープ本体からから
一つずつ各パズルピースを引き千切るあるいは剥がしな
がら(剥離しながら)直接パズルゲームの組み立てを行
う事が出来る。また、上記パズルピースの形状は、各実
施の形態における例に示した形状に限るものではなく、
凹凸部によるはめ合わせが出来ればよいのであるから、
例えば円形、多角形等、種々の変形が可能である。
【0076】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、テープ印字装置に用いるテープに予め複数のジグ
ソーパズルピースを形成しておき、このテープを順次搬
送しつつ各ジグソーパズルピースに分割画像を印字して
ゆくので、簡易なオリジナルジグソーパズルを自在に且
つ安価に作成する事ができ、したがって、新たなテープ
印字装置の活用方法とジグソーパズルの新しい楽しみか
たを提供することが可能となる。
【0077】また、テープの裏面に粘着剤層等を設ける
構成とするので、パズルピースをそのまま対象物に貼付
しつつパズルを組み立てることができ、したがって、固
定するための手数が掛からないオリジナルジグソーパズ
ルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は一実施の形態におけるテープ印字装置及
び印字用テープカセットにより作成され、組み上げの完
成したジグソーパズルの例を示す図、(b) はジグソーパ
ズルを作成するに当って用いられた元画像の例を示す図
である。
【図2】(a) は任意の画像を印字した任意の数のパズル
ピースを作成するテープ印字装置の平面図、(b) はその
側面図である。
【図3】(a) は一実施の形態におけるテープ部材の構成
を示す部分斜視図、(b) はテープ部材を収容する印字用
テープカセットの斜視図、(c) は印字用テープカセット
を装着するテープ印字装置のカセット収納部を示す斜視
図である。
【図4】テープ印字装置のカセット収容部に印字用テー
プカセットが装着された状態を示す平断面図である。
【図5】(a) はテープ部材の印字状態を示す図、(b) は
その裏面を示す図である。
【図6】(a),(b) はパズルピースの印字面領域よりも広
い範囲の印字データを印字する例を示す図である。
【図7】分割画像の印字開始位置を各パズルピース毎に
表わす印字位置テーブルを示す図表である。
【図8】印字位置テーブルに基づいて印字画像データを
分割して印字を行うテープ印字装置の制御回路(制御
部)の構成を示すブロック図である。
【図9】制御回路による印字制御の処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【図10】制御回路による処理動作に伴って表示部に表
示される表示状態図である。
【図11】テープ部材の他の構成例を示す図である。
【図12】(a),(b) はパズルピースを連結した状態で配
置(連続配置)した例を示す図である。
【図13】テープ本体の長手方向に沿ってパズルピース
をニ列に配置する例を示す図である。
【符号の説明】
1(1−1、1−2、・・・、1−24) パズルピー
スの例 2 元の画像データの例 2a 元画像データの範囲 2b 印字画像データ(の範囲) 4 テープ印字装置 5 装置本体 6 キー入力部 6−1 印刷キー 6−2 画像取込キー 6−3 カーソルキー 6−4 実行キー 7 表示部 8 開閉蓋 10 テープ部材(長尺状の被印字媒体) 10′ 印字済み部分 11 テープ形状の支持用本体部材 12 切り込み 13a 凹状連結部 13b 凸状連結部 14、15 切り離し代 16 ダミーピース 18、19 マーキング 20 印字用テープカセット 21 カセット本体 22 テープスプール(保持リール) 23 インクリボン 23′ 使用済み部分 24 リボン供給スプール 25 リボン巻取スプール 26 コの字形の凹部 30 カセット収納部 31 サーマルヘッド 32 プラテンローラ 33 テープ供給軸 34 インクリボン巻取軸 35 支持軸 36 ブラケット 37 コイルばね 38 テープ排出口 39(39a、39b) カッター刃 P1、P2、・・・、P9 パズルピース番号 m 分割画像の列番号 n 分割画像の行番号 s パズルピースの大きさ 40 CPU 41 印字部 42 メモリ 42−1 ROM 42−1a 印刷(印字)位置テーブル格納領域 42−1b 画像データサイズ領域 42−2 RAM 42−2a 取込画像データ格納領域 42−2b 印刷(印字)画像データ格納領域 42−2c 印刷(印字)中パズルピース番号格納領域 43 画像データ取込部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字装置に設けられた印字手段により印
    字されるべく保持リールに巻回された長尺状の被印字媒
    体を収容し前記印字装置本体に着脱自在な印字用テープ
    カセットであって、 前記被印字媒体は、 テープ形状を成す支持用本体部材と、 該支持用本体部材に支持されて印字面を構成し、該支持
    用本体部材から切り込みを介して分離可能であり、分離
    された後に互いに連結すべき凹凸の連結部を面方向に有
    する所定形状の複数の断片部材と、 を有することを特徴とする印字用テープカセット。
  2. 【請求項2】 前記断片部析は、夫々ジグソーパズルの
    パズルピースを構成すべく形成されていることを特徴と
    する請求項1記載の印字用テープカセット。
  3. 【請求項3】 前記断片部材は、前記印字面と反対側の
    面に磁性体と吸着可能な磁力を有することを特徴とする
    請求項1記載の印字用テープカセット。
  4. 【請求項4】 前記断片部材は、前記印字面と反対側の
    面に被貼着面と接着可能な接着層を有することを特徴と
    する請求項1記載の印字用テープカセット。
  5. 【請求項5】 前記断片部材は、前記支持用本体部材の
    長手方向に所定の間隔の切り離し代を有して配置されて
    いることを特徴とする請求項1記載の印字用テープカセ
    ット。
  6. 【請求項6】 前記断片部材は、前記支持用本体部材の
    長手方向に一部の前記連結部を介して連結し、長手方向
    には切り離し代無く一面で構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の印字用テープカセット。
  7. 【請求項7】 前記断片部材は、それぞれ同一の形状か
    らなることを特徴とする請求項1記載の印字用テープカ
    セット。
  8. 【請求項8】 前記支持用本体部材は、前記断片部材と
    別体の剥離支持部材を含むことを特徴とする請求項1記
    載の印字用テープカセット。
  9. 【請求項9】 前記被印字媒体は、前記印字装置におい
    て前記被印字媒体を搬送する際のテープ位置検出のため
    のマーキングを施されていることを特徴とする請求項1
    記載の印字用テープカセット。
  10. 【請求項10】 テープ形状を成す支持用本体部材と該
    支持用本体部材に支持されて印字面を構成し該支持用本
    体部材から切り込みを介して分離可能であり分離された
    後に互いに連結すべき凹凸の連結部を面方向に有する所
    定形状の複数の断片部材とから成り印字されるべく保持
    リールに巻回された長尺状の被印字媒体を収容した印字
    用テープカセットを着脱自在に備え、前記被印字媒体を
    繰り出しつつ該被印字媒体に文字・記号等の印字を行う
    テープ印字装置であって、 印字すべき画像データを直接又は外部機器から入力する
    入力手段と、 該入力手段により入力された前記画像データを記憶する
    記憶手段と、 該記憶手段に記憶された前記画像データを前記被印字媒
    体の前記複数の断片部材に順次配分して印字すべく印字
    データとして編集するデータ編集手段と、 該データ編集手段により編集された前記印字データを前
    記記憶手段から読み出して前記印字手段を作動させる印
    字制御手段と、 を備えることを特徴とするテープ印字装置。
  11. 【請求項11】 前記印字制御手段は、前記データ編集
    手段により編集された前記印字データを所定のデータ領
    域毎に分割して印字するよう前記印字手段を作動させる
    ことを特徴とする請求項10記載のテープ印字装置。
  12. 【請求項12】 前記印字制御手段は、前記所定のデー
    タ領域毎に分割した印字データを前記断片部材の印字面
    領域よりも広い範囲に印字するよう前記印字手段を作動
    させることを特徴とする請求項11記載のテープ印字装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005288858A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Casio Comput Co Ltd テープカセット

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005288858A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Casio Comput Co Ltd テープカセット

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