JPH111979A - カーテンウォールの固定装置 - Google Patents

カーテンウォールの固定装置

Info

Publication number
JPH111979A
JPH111979A JP15504397A JP15504397A JPH111979A JP H111979 A JPH111979 A JP H111979A JP 15504397 A JP15504397 A JP 15504397A JP 15504397 A JP15504397 A JP 15504397A JP H111979 A JPH111979 A JP H111979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
wall panel
support bolt
bolt
right direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15504397A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3514412B2 (ja
Inventor
Saburo Noda
三郎 野田
Yahiro Nakaya
八博 中屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP15504397A priority Critical patent/JP3514412B2/ja
Publication of JPH111979A publication Critical patent/JPH111979A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3514412B2 publication Critical patent/JP3514412B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 主として、端面に予め乾式目地材を取付けた
壁パネルを構造躯体へ取付けるものにおいて、その壁パ
ネルを上下若しくは左右方向に移動させながら正規の位
置に固定することができるようにしたカーテンウォール
の固定装置を提供する。 【解決手段】 梁(1)へ固定される固定台(2)に立設し
た支持ボルト(14)で、外壁パネル(18)のブラケット(19)
を高さ調整自在に支持させ、同じく支持ボルト(14)で左
右方向に支持された左右調整具(37)を設け、この左右調
整具(37)とブラケット(19)との左右位置を変更して、壁
パネル(18)の左右位置を調整するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カーテンウォー
ルの固定装置であって、特に、壁パネルの上下左右の取
り付け位置を調整しながら固定できるようにしたものに
関する。
【0002】
【従来の技術】柱、梁等からなる構造躯体の外側に、コ
ンクリート板等の外壁パネルを取付けて外壁を構成する
カーテンウォール構造において、外壁パネルの上下及び
左右の端面に予めガスケット等の乾式目地材を取付けて
おいて、それら乾式目地材同士を互いに密着させること
で、この目地部分の気密或いは水蜜を施すようにしたも
のが考えられている。このように予め乾式目地材を取付
けておくことにより、外壁パネル取付け後の目地部分へ
の目地材の充填といった施工作業が不要となり、作業工
数を削減して、施工期間を大幅に短縮することが可能と
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、パネル
の端面に予め乾式目地材を取付けることによって、その
後の目地部分の施工作業を大幅に省力化できるが、この
場合、目地材は互いに密着したときの収縮を考慮して大
きめに形成されているから、予め先に取付けられたパネ
ル端面の目地材の外側から、それに隣接するパネルを外
側から押し込むようにして設置すると、後から取付けよ
うとするパネルの目地材が、先に取付けられたパネルの
外側に重なり合って変形し、正常な状態で相互に密着せ
ず、後からの修正作業が非常に面倒となる欠点がある。
【0004】したがって、後から取付けるパネルを、そ
の目地幅より予め上方又は下方或いは左右方向に離した
位置で取付け、その後、そのパネルを正規の位置までス
ライド或いは移動させるようにして固定できることが必
要となる。
【0005】この発明は、このような点に鑑みてなされ
たもので、主として端面に予め乾式目地材を取付けた壁
パネルを構造躯体へ取付けるものにおいて、その壁パネ
ルを上下若しくは左右方向に移動させながら正規の位置
に固定することができるようにしたカーテンウォールの
固定装置を提供することを目的としてなされたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、梁へ固定される固定台と壁パネルへ
固定されるブラケットとからなり、ブラケットは、固定
台へ立設した上下方向の支持ボルトにより、高さ調整自
在に支持されそのブラケットの高さ調整によって壁パネ
ルの高さを調整することとされ、且つ、支持ボルトは、
左右方向の位置を調整自在としてブラケットへ設けられ
た左右調整具のボルト穴へ挿入されて、その左右調整具
とブラケットとの左右方向の相対位置を変更して壁パネ
ルの左右方向の位置を調節することとされているカーテ
ンウォールの固定装置が提供される。
【0007】上記において、ブラケットの水平部に左右
方向に長い長穴が形成され、支持ボルトの上端がこの長
穴へ挿入されて、その支持ボルトの鍔によって、このブ
ラケットの水平部を直接に支持するものが考えられる。
【0008】また、支持ボルトは固定台へねじ込んで立
設され、その支持ボルトに設けた鍔によってブラケット
が下側から支持されて、支持ボルトの固定台へのねじ込
み深さの調整によって、ブラケットの高さ調整を行うこ
ととされ、且つ、支持ボルトの上端面には、その支持ボ
ルトを回転させるための工具係止穴が形成されているも
のが考えられる。
【0009】更に、前記左右調整具は、より具体的に
は、ボルト穴を形成したプレート材と、そのプレート材
の左右両側に突出する雄ねじ杆とからなり、その雄ねじ
杆先端が、ブラケットの左右側面部へ貫通されて左右方
向の位置を拘束されるとともに、その雄ねじ杆の雄ねじ
部での回動操作によって、左右方向の位置を調整可能と
され、且つ、プレート材の前記のボルト穴へ支持ボルト
が挿入されているものである。
【0010】その際、ブラケット水平部の左右方向の両
端から立ち上げた一対の側面部に、上端からスリットが
形成されて、このスリットに、左右調整具の雄ねじ杆が
上方から挿入されているものが考えられる。
【0011】加えて、左右方向の位置決めを行うより具
体的な手段として、前記ブラケットの側面部を貫通した
雄ねじ杆の先端の雄ねじ部にナットが螺合されて、この
ナットの回動操作で左右調整具の左右方向の位置を調整
することが考えられる。
【0012】他方、固定台のより具体的な構成として、
梁の上に固定される底板と、その底板の上面に固着され
た下向きコの字型の台本体とからなり、その台本体の上
面部に支持ボルトが螺合されるとともに、底板は台本体
よりも左右方向に突出した部分で梁へボルトで固定され
るようにしたものが提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び2において、(1)は、H
形鋼からなる梁、(2)は、その梁(1)の上部フランジの
上面に設置されるこの発明の固定台を示している。固定
台(2)は、水平な底板(3)と、その底板(3)の上面の中
央に溶接などで固着された台本体(4)とから構成されて
いる。台本体(4)よりも左右方向に突出した底板(3)
に、建物内外方向即ち梁(1)を横断する方向に長くなっ
たボルト穴(5)が形成されている。
【0014】図3で示すように、梁(1)の上部フランジ
(6)に形成したボルト穴(7)には、台固定ボルト(8)が
下側から挿入されるとともに、その台固定ボルト(8)の
先端を、底板(3)の前記のボルト穴(5)を貫通させると
ともに、その先端にナット(9)を螺合し、且つ、ボルト
穴(5)の範囲で内外の出入りを調節して、底板(3)を固
定している。その際、台固定ボルト(8)の上端面には、
六角穴(10)が形成されており、この六角穴(10)へレンチ
などの工具を係止して、一方でナット(9)を保持しなが
ら台固定ボルト(8)を回転させることで、固定作業を上
方のみから行えるようにしている。
【0015】他方、台本体(4)の水平な上面部(11)に
は、その外端寄りの部分にネジ穴(12)が形成され、この
ネジ穴(12)には、中間部分に鍔(13)を一体に備えた支持
ボルト(14)の下端がねじ込まれている。また、この支持
ボルト(14)の上端面にも、工具係止用の六角形の穴(15)
が形成されている。
【0016】なお、上記のようにして固定される固定台
(2)の内側には、ALC板からなる床板(16)の端部が、
梁(1)の上面に設置されている。
【0017】(18)は、上記固定台(2)よって頭部(上端)
部分を吊り下げ状に支持されるALC板製の外壁パネル
であり、その頭部部分の裏面には、この発明のブラケッ
ト(19)が取り付けられている。このブラケット(19)は、
垂直部(20)とその垂直部(20)の上端に連設する水平部(2
1)とからなる倒L字形をなしており、垂直部(20)を、外
壁パネル(18)の裏面へ重ねてボルト(22)で固定してあ
る。なお、外壁パネル(18)の周囲には乾式目地材が取り
付けられるが、この実施形態では図示を省略している。
【0018】外壁パネル(18)より内方へ向けて突出する
水平部(21)の先端部近傍には、左右方向に長い長穴状の
ボルト穴(23)が形成されている。また、このボルト穴(2
3)両側の水平部(21)両端縁が上方へ切り起こしされて側
片(24)(24)が形成されており、この側片(24)(24)には、
ボルト穴(23)に対応して、上端に開放されたスリット(3
1)(31)が形成されている。
【0019】(25)は、平面から見てコの字型に形成され
た脚部支持部材であって、その下端が、水平部(21)の基
端部分において、その上面に溶接などで固着されてい
る。この脚部支持部材(25)の左右の側片(26)(26)が水平
部(21)先端側に突出しているが、それら側片(26)(26)の
中間部分には、先端に開放されたスリット(27)が形成さ
れている。更に、中央片(28)の上端には、長方形状の切
込み(29)が上端から形成されている。
【0020】(32)は、脚部左右調整具であって、縦方向
に長いボルト穴(34)を備えた方形プレート材(35)の左右
の両端に、先端に雄ねじ部(33)を備えた雄ねじ杆(30)を
固着しており、雄ねじ部(33)(33)には、予めナット(36)
(36)を螺合してある。
【0021】他方、(37)は、外壁パネル(18)の頭部左右
調整具であって、ボルト穴(38)を備えたプレート材(39)
の対向する左右両端部に、それぞれ雄ねじ杆(40)(40)の
一端を固着して左右方向に突出させたもので、それら雄
ねじ杆(40)(40)先端の雄ねじ部(41)(41)に予めナット(4
2)(42)を螺合してある。
【0022】次ぎに、上記固定台(2)とブラケット(19)
を用いた外壁パネル(18)の取付け方法を説明すると、ま
ず、固定台(2)は、予め前記の長穴状ボルト穴(7)部分
で出入り調整をして、台固定ボルト(8)で固定する。ま
た、ブラケット(19)は、予め外壁パネル(18)へボルト(2
2)で固定されている。
【0023】この状態で、外壁パネル(18)の裏面方向に
突出した水平部(21)先端のボルト穴(23)へ、固定台(2)
の上方に突出する支持ボルト(14)上端を挿入するように
して、クレーン等で吊り上げた外壁パネル(18)を下降さ
せて、水平部(21)を鍔(13)上へ載置して設置する。次い
で、頭部左右調整具(37)を、そのプレート材(39)のボル
ト穴(38)へ支持ボルト(14)を挿入するようにして、左右
両端の雄ねじ杆(40)(40)を、側片(24)(24)のスリット(3
1)(31)へ差し込んで設置する。そして、この状態で、側
片(24)(24)の外側からナット(42)(42)を締め付けて、仮
固定する。
【0024】更に、支持ボルト(14)の上端に固定ナット
(43)を螺合して、プレート材(39)及びブラケット(19)が
上方に移動しないよう保持させる。これにより、外壁パ
ネル(18)は、頭部部分の中央で、ブラケット(19)と固定
台(2)により、吊り下げ状に支持されることになる。
【0025】上記のように、外壁パネル(18)を支持した
状態において、外壁パネル(18)の上下のレベル調整を行
うには、支持ボルト(14)の上端の六角穴(15)へ上方から
工具を係止して、この支持ボルト(14)を回転させると、
ブラケット(19)を支えている鍔(13)の高さが変わるの
で、これによって、レベルが調整されることになる。こ
のレベルの調整は、ブラケット(19)の上方から簡単に作
業することが出来、また、固定台(2)内側の床板(16)に
よって妨げられることもない。
【0026】外壁パネル(18)の左右方向の位置を調整す
るには、頭部左右調整具(37)の左右のナット(42)(42)の
一方を緩めて、他方を締め付け方向に回転させると、左
右調整具(37)自体は、プレート材(39)のボルト穴(38)が
支持ボルト(14)に嵌合しているため移動できず、結果と
して、ブラケット(19)の水平部がボルト穴(23)の長さの
範囲で同方向に移動することとなって、外壁パネル(18)
の左右位置が変わることになる。この左右調整も、ブラ
ケット(19)の外側からナット(42)を回転させるだけでよ
いので、容易に行うことが出来る。
【0027】他方、脚部左右調整具(32)は、その雄ねじ
杆(30)を脚部支持部材(25)の左右のスリット(27)(27)へ
差し込んで設置されるが、そのプレート材(35)のボルト
穴(34)へ、脚部支持ボルト(44)を差し込んで、その先端
を、切り込み(29)部分から、頭部側を前記のようにして
支持された外壁パネル(18)下端のネジ穴(45)へ螺合して
固定する。このネジ穴(45)は、図3のように、外壁パネ
ル(18)に埋設したインサートナット(46)によって形成さ
れるもので、更にそのインサートナット(46)の外側にお
いて、方形の当板(47)が、外壁パネル(18)の裏面に露出
するようにして設置されている。
【0028】(48)は、U字型の切欠き(49)を備えた出入
り調整ライナーであって、脚部支持部材(25)の中央片(2
8)と前記当板(4)との間に、切欠き(49)を脚部支持ボル
ト(44)へ外嵌するようにして介装されるものである。こ
の調整ライナー(48)は、厚みの異なるものを用いるか、
或いは、挿入する枚数を変更することで、当板(47)と中
央片(28)間の間隔を変更し、これによって、外壁パネル
(18)の脚部の出入りを調整するようにしている。
【0029】そして、外壁パネル(18)の脚部の左右位置
を調整するには、脚部左右調整具(32)の雄ねじ杆(30)両
端のナット(36)(36)の一方を緩めるとともに、他方を締
め付け方向にねじ込むと、脚部支持部材(25)に対してこ
の左右調整具(32)が左右方向に移動するので、脚部支持
ボルト(44)が切込み(29)の範囲内で移動して、脚部の位
置が調整されることになる。地震の際の水平力に対して
は、この脚部支持ボルト(44)が、プレート材(35)の長穴
(34)の範囲内に上下に摺動しながら、パネル(18)が左右
方向に揺動するロッキング動作を許容する。
【0030】上記において、頭部左右調整具(37)及び脚
部左右調整具(32)は、何れも、雄ねじ杆(30)(40)の端部
にナット(36)(42)を螺合して、このナット(36)(42)の回
動操作で左右の調整と位置決めを行うようにしている
が、例えばプレート材(35)(39)側へボルトを螺入させ
て、そのボルトの回動によって行うようにすることも考
えられる。要するに、これらの調整具(37)(25)は、ブラ
ケット(19)に対してネジ機構により左右方向に移動し
て、任意の位置で固定できるものであればよい。
【0031】或いは、頭部左右調整具(37)は、図のよう
にスリット(31)部分で上方へ抜ける構造となっている
が、ブラケット(19)に対して上方へ移動しないよう何ら
かの手段で拘束されていれば、プレート材(39)を直接頭
部支持ボルト(14)の鍔(13)上へ載せることも考えられ
る。また、鍔(13)は、図のような円形のものに拘わら
ず、例えばナットを固着させたものでも良い。更に、ナ
ットで支えることとして、そのナットで高さ調整するこ
とも考えられるが、その場合には、水平部(21)の裏面側
で作業しなければならないので、やや作業が面倒にな
る。
【0032】
【発明の効果】上記のように、この発明では、壁パネル
を吊り下げ支持する支持ボルト部分で、その壁パネルの
上下の高さを調整可能であるとともに、頭部左右調整具
によって、同じく壁パネルの左右方向の位置を調整する
ことができ、従って、乾式目地材を予め取付けた壁パネ
ルのように、その乾式目地材同士の干渉を避けながら、
壁パネルを上下若しくは左右方向に離して位置をずらし
て取り付けておいて、その後に、乾式目地材同士が密着
するように上下及び左右方向に位置を調整しながら固定
することができるので、特にこのような乾式目地材を取
付けた外壁パネルの施工作業を極めて容易に行うことが
できるという効果がある。
【0033】また、壁パネルの左右の位置の調整は、ブ
ラケットに設けた左右調整具のネジの部分で行うので、
細かい微調整が可能であるとともに、ネジ部分を回動さ
せながらパネルを移動させることが出来るから、パネル
を手で動かす必要がなく調整作業が容易である。
【0034】他方、高さ調整を行う支持ボルト部分のネ
ジ調整は、その支持ボルト上端の工具係止穴へ係合させ
て支持ボルトを回転させて行うようにすることで、上方
から容易に作業できるとともに、外壁パネルの脚部を支
持する支持部材を、外壁パネルのブラケット側に設ける
ことで、支持ボルト廻りにの固定台へ支持部材を設ける
場合に比較して、工具の回転操作の妨げとなるものがな
くなり、それだけ作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の固定装置の全体を示す要部の斜視図
である。
【図2】この発明の固定台とブラケット等との相互の取
付け構造を示す要部分解斜視図である。
【図3】壁パネルの固定部分の縦断面図である。
【図4】壁パネル固定部分の要部横断平面図である。
【図5】室内側から見た壁パネル固定部分の縦断面図で
ある。
【符号の説明】 (1) 梁 (2) 固定台 (3) 底板 (4) 台本体 (8) 台固定ボルト (11) 上面部 (12) ネジ穴 (13) 鍔 (14) 頭部支持ボルト (15) 工具係止用六角穴 (18) 外壁パネル (19) ブラケット (20) 垂直部 (21) 水平部 (24) 側片 (25) 脚部支持部材 (31) スリット (37) 頭部左右調整具 (38) ボルト穴 (39) プレート材 (40) 雄ねじ杆 (41) 雄ねじ部 (42) ナット
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】柱、梁等からなる構造躯体の外側に、コ
ンクリート板等の外壁パネルを取付けて外壁を構成する
カーテンウォール構造において、外壁パネルの上下及び
左右の端面に予めガスケット等の乾式目地材を取付けて
おいて、それら乾式目地材同士を互いに密着させること
で、この目地部分の気密或いは水を施すようにしたも
のが考えられている。このように予め乾式目地材を取付
けておくことにより、外壁パネル取付け後の目地部分へ
の目地材の充填といった施工作業が不要となり、作業工
数を削減して、施工期間を大幅に短縮することが可能と
なる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梁へ固定される固定台と壁パネルへ固定
    されるブラケットとからなり、ブラケットは、固定台へ
    立設した上下方向の支持ボルトにより高さ調整自在に支
    持され、そのブラケットの高さ調整によって壁パネルの
    高さを調整することとされ、且つ、支持ボルトは、左右
    方向の位置を調整自在としてブラケットへ設けられた左
    右調整具のボルト穴へ挿入されて、その左右調整具とブ
    ラケットとの左右方向の相対位置を変更して壁パネルの
    左右方向の位置を調節することとされているカーテンウ
    ォールの固定装置。
  2. 【請求項2】 ブラケットの水平部に左右方向に長い長
    穴が形成され、支持ボルトの上端がこの長穴へ挿入され
    て、その支持ボルトの鍔によって、このブラケットの水
    平部を直接に支持することとされている請求項1記載の
    カーテンウォールの固定装置。
  3. 【請求項3】 支持ボルトは固定台へねじ込んで立設さ
    れ、その支持ボルトに設けた鍔によってブラケットが下
    側から支持されて、支持ボルトの固定台へのねじ込み深
    さの調整によって、ブラケットの高さ調整を行うことと
    され、且つ、支持ボルトの上端面には、その支持ボルト
    を回転させるための工具係止穴が形成されている請求項
    1又は2記載のカーテンウォールの固定装置。
  4. 【請求項4】 前記左右調整具は、ボルト穴を形成した
    プレート材と、そのプレート材の左右両側に突出する雄
    ねじ杆とからなり、その雄ねじ杆先端が、ブラケットの
    左右側面部へ貫通されて左右方向の位置を拘束されると
    ともに、その雄ねじ杆の雄ねじ部での回動操作によっ
    て、左右方向の位置を調整可能とされ、且つ、プレート
    材の前記のボルト穴へ支持ボルトが挿入されている請求
    項1記載のカーテンウォールの固定装置。
  5. 【請求項5】 ブラケット水平部の左右方向の両端から
    立ち上げた一対の側面部に、上端からスリットが形成さ
    れて、このスリットに、左右調整具の雄ねじ杆が上方か
    ら挿入されている請求項4記載のカーテンウォールの固
    定装置。
  6. 【請求項6】 前記ブラケットの側面部を貫通した雄ね
    じ杆の先端の雄ねじ部にナットが螺合されて、このナッ
    トの回動操作で左右調整具の左右方向の位置を調整する
    ようにしてなる請求項4又は5記載のカーテンウォール
    の固定装置。
  7. 【請求項7】 固定台は、梁の上に固定される底板と、
    その底板の上面に固着された下向きコの字型の台本体と
    からなり、その台本体の上面部に支持ボルトが螺合され
    るとともに、底板は台本体よりも左右方向に突出した部
    分で梁へボルトで固定されるようにした請求項1記載の
    カーテンウォールの固定装置。
JP15504397A 1997-06-12 1997-06-12 カーテンウォールの固定装置 Expired - Fee Related JP3514412B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15504397A JP3514412B2 (ja) 1997-06-12 1997-06-12 カーテンウォールの固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15504397A JP3514412B2 (ja) 1997-06-12 1997-06-12 カーテンウォールの固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH111979A true JPH111979A (ja) 1999-01-06
JP3514412B2 JP3514412B2 (ja) 2004-03-31

Family

ID=15597431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15504397A Expired - Fee Related JP3514412B2 (ja) 1997-06-12 1997-06-12 カーテンウォールの固定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3514412B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106088416A (zh) * 2014-10-21 2016-11-09 成都九十度工业产品设计有限公司 背栓式自锁干挂连接件
KR20160133151A (ko) * 2015-05-12 2016-11-22 주식회사서울창호 가변 앵커
CN107574961A (zh) * 2017-05-16 2018-01-12 浙江亚厦幕墙有限公司 一种石材幕墙的限位型连接件
CN109487935A (zh) * 2018-12-25 2019-03-19 上海安皑迪实业有限公司 一种幕墙连接件

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106088416A (zh) * 2014-10-21 2016-11-09 成都九十度工业产品设计有限公司 背栓式自锁干挂连接件
CN106121170A (zh) * 2014-10-21 2016-11-16 成都九十度工业产品设计有限公司 背栓式自锁干挂连接件
CN106088416B (zh) * 2014-10-21 2018-10-26 成都九十度工业产品设计有限公司 背栓式自锁干挂连接件
CN106121170B (zh) * 2014-10-21 2018-11-06 成都九十度工业产品设计有限公司 背栓式自锁干挂连接件
KR20160133151A (ko) * 2015-05-12 2016-11-22 주식회사서울창호 가변 앵커
CN107574961A (zh) * 2017-05-16 2018-01-12 浙江亚厦幕墙有限公司 一种石材幕墙的限位型连接件
CN109487935A (zh) * 2018-12-25 2019-03-19 上海安皑迪实业有限公司 一种幕墙连接件

Also Published As

Publication number Publication date
JP3514412B2 (ja) 2004-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019027132A (ja) 横架材設置方法
JPH111979A (ja) カーテンウォールの固定装置
JPH111980A (ja) カーテンウォールの固定装置
JP3483699B2 (ja) 外壁パネルの支持構造
JP2008095463A (ja) 建築用鉛直調整器
JPH0746701Y2 (ja) 枠材用建込み治具
JP2002371657A (ja) カーテンウォールの固定装置
JPH111981A (ja) カーテンウォールの左右位置調整装置
JP2004156233A (ja) 自重受け金具
JP3249894B2 (ja) カーテンウォールの固定装置
JP3146290B2 (ja) 外壁コーナー材の支持装置
JPH0450732Y2 (ja)
JPH09317071A (ja) 建築用外壁パネルのパラペットへの取付構造
JP2561852Y2 (ja) アンカーボルトのセット用治具
JP3339944B2 (ja) バルコニの取付け方法
KR101803784B1 (ko) 위치 및 길이 조절이 가능한 마감재 구조물 고정구
JP2568635Y2 (ja) 天井パネル支持構造
JP2023042260A (ja) 外壁取付金具、外壁取付構造、及び外壁取付構造の施工方法。
JPH0627744Y2 (ja) 建材取付装置
JPH053498U (ja) 外壁パネルの取付治具
JPH0427991Y2 (ja)
JPH0356570Y2 (ja)
JP2589982Y2 (ja) カーテンウォールにおける方立の取付け装置
JPH0656293U (ja) 手摺等の柱脚固定具
JPH09158372A (ja) 間仕切り構造

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20040106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040109

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees