JPH11197234A - 眼科用コラーゲンゲル成形物 - Google Patents

眼科用コラーゲンゲル成形物

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JPH11197234A
JPH11197234A JP10002770A JP277098A JPH11197234A JP H11197234 A JPH11197234 A JP H11197234A JP 10002770 A JP10002770 A JP 10002770A JP 277098 A JP277098 A JP 277098A JP H11197234 A JPH11197234 A JP H11197234A
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JP
Japan
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collagen
ophthalmology
gel
solution
ophthalmic
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JP10002770A
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English (en)
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Kazuki Nemoto
一樹 根本
Hiroshi Ito
伊藤  博
Yutaka Nagai
裕 永井
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Koken Co Ltd
Original Assignee
Koken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は眼科用に所望の形状をした透明性の高
く、かつ高い変性温度を有するコラーゲンゲル成形物、
特にコンタクトレンズ、バンデージ用途のシールド、眼
科用医薬品の徐放用担体等の眼科用コラーゲンゲル成形
物を提供することを目的とする。 【解決手段】可溶性コラーゲン溶液に化学架橋剤を混
ぜ、所望の形状をした型に流し込みそのまま保持するこ
とにより得た眼科用コラーゲンゲル成形物であって、該
眼科用コラーゲンゲル成形物は良好な透明性を有し、そ
の変性温度は、原料としたコラーゲンの変性温度より少
なくとも5℃高いことを特徴とする該眼科用コラーゲン
ゲル成形物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は眼科用に所望の形状
をした透明性の高く、かつ高い変性温度を有するコラー
ゲンゲル成形物に関するもので、特にコンタクトレン
ズ、バンデージ用途のシールド、眼科用医薬品の徐放用
担体等の眼科用コラーゲンゲル成形物に関する。
【0002】
【従来技術】コンタクトレンズ、バンデージ用途のシー
ルド、眼科用医薬品の徐放用担体等に眼科領域で用いる
コラーゲンゲル組成物は、中性pHで透明性を維持して
いる必要がある。しかし、アテロコラーゲンのように天
然と同じ物性を持つコラーゲンは、中性pH付近に等電
点を持つために中性領域で線維再生を起こし透明な中性
溶液にはならず、そのままでは透明なゲルを得ることが
出来ない。このコラーゲンを原料とした中性pHにおい
て透明なコラーゲンゲルを得るためには、原料とするコ
ラーゲンを適当なpHで透明な溶液とし、これに分子間
架橋を導入する方法がある。これによって、中性pHで
も線維再生することがなくコラーゲンゲルの透明性を維
持することが出来るようになる。
【0003】従来、コンタクトレンズ状等の所望の形状
を有するコラーゲンゲル成形物を作製するための架橋の
方法としてはコラーゲン溶液を型に充填後、γ線を照射
する方法が知られているが、この方法には設備の面で困
難さが伴う。またγ線と同様に紫外線を照射することも
考えられるが、この場合には型に紫外線の吸収がないこ
とが必要となり、材料に制限が出てくるという問題があ
る。またγ線、紫外線いずれの方法によっても、得られ
るゲルの変性温度はコラーゲン溶液の変性温度とあまり
変わらず、ゲルの取扱いに注意が必要となる。また、コ
ラーゲンを型に充填後、その型ごと化学架橋剤溶液に入
れることによって架橋を入れ、架橋後に型からはずす方
法も考えられるが、この場合ゲル全体に均一に架橋を入
れることが困難なため、得られたゲルが不均一なものと
なる。また型に入っているために十分に化学架橋を導入
することは困難で、均一に架橋が入らないため望む通り
の形状にならない等の問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者らは、
このようなコラーゲンゲルの架橋における問題を解決す
る手段について検討した結果、所望の形状に成形し、か
つ均一に架橋を入れることにより中性にて透明なコラー
ゲンゲルを得ることに成功し、本発明に至った。すなわ
ち、本発明の目的は眼科用に所望の形状をした透明性の
高いコラーゲンゲル成形物を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、可溶性
コラーゲン溶液に化学架橋剤を混ぜ、所望の形状をした
型に流し込みそのまま保持することにより得た眼科用コ
ラーゲンゲル成形物であって、該眼科用コラーゲンゲル
成形物は良好な透明性を有し、その変性温度は、原料と
したコラーゲンの変性温度より少なくとも5℃高いこと
を特徴とする該眼科用コラーゲンゲル成形物であり、所
望の形状としてはコンタクトレンズ状、シールド状、或
いは、シート状であることが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に述べ
る。本発明にかかるコラーゲンゲル成形物を構成する可
溶性コラーゲンとしては、従来より医療用コラーゲンと
して使用されているものであれば何れでも良く、例えば
酸可溶性コラーゲン、ペプシン可溶化コラーゲン(アテ
ロコラーゲン)、アルカリ可溶化コラーゲン、及びその
化学修飾コラーゲン、例えばサクシニル化、アセチル化
等ノアシル化コラーゲン、あるいはメチル化等のエステ
ル化コラーゲン等が挙げられるが、特に限定されるもの
ではない。使用するコラーゲン溶液のコラーゲン濃度と
しては、0.1%(1mg/mL)〜15%(150m
g〜mL)を用いることができるが、特に3%〜10%
の範囲が望ましい。コラーゲン溶液のpHは用いるコラ
ーゲンが透明な溶液となる条件であればいかなるpHで
もよい。用いる化学架橋剤としてはコラーゲンの化学架
橋剤として使用されるものは何れでも良く、例えばホル
マリン、グルタルアルデヒド、ジアルデヒドでんぷん等
アルデヒド化合物、あるいは水容性ホポリエポキシ化合
物を挙げることが出来る。使用に際して化学架橋剤の濃
度としては0.1%〜5%が望ましい。
【0007】本発明においては、化学架橋剤と可溶性コ
ラーゲンを均一に混合し型に充填後、所定の温度で所定
の時間が経過することで型からゲルをはずすことが出来
る様になるが、はずしたゲルを更にpHを調製した水溶
液に入れることでより十分に化学架橋剤を導入すること
が出来る。通常は型に充填したコラーゲンと化学架橋剤
との混合物のpHより高いpHにすることで更に十分に
化学架橋を導入することができ、得られたゲルの変性温
度を高くすることが出来る。通常天然型コラーゲンと同
じ物性を持つコラーゲンでは中性以上のpHでは線維を
形成し透明性を維持できない。そこで、線維形成を押さ
える物質、例えばしょ糖、アルギニン等を加えることで
高いpHの透明溶液とすることができる。また化学架橋
の際の温度としては、当初はコラーゲン溶液の変性温度
より低くする必要があるが、所定時間経過後はその温度
を高くして反応速度を速めることが可能となる。架橋時
間としては条件により大きく異なるが、型からはずすこ
とが出来るまでの時間が必要となる。得られた眼科用コ
ラーゲンゲルは透明性が良好で、コンタクトレンズ、シ
ールド、あるいはシートとして用いることが可能であ
る。そして、本発明のコラーゲンゲルは、その変性温度
が原料のコラーゲンの変性温度より少なくとも5℃高い
ので、それぞれ所望の形状の型を用いて得られたコラー
ゲンケルは形状保持性が充分で、それぞれの所望の形状
をしたコラーゲンゲルとして利用することが出来る。ま
た各ゲルの中に眼科用医薬品を混合しておくことによ
り、そのゲルを眼に適応することで徐放性の眼科用医薬
品として使用が可能である。
【0008】
【実施例及び比較例】次に実施例をもって本発明を具体
的に説明する。 実施例1 8%に濃度調製したアテロコラーゲン(pH3)に水溶
性ポリエポキシ化合物(デナコール、ナガセ産業EX−
810)を4%になるように混合した。これをレンズ型
に0.1gずつ入れ、クリップで固定し、一晩4℃で保
持した。その後、15℃で7日間保持後、型を開けたと
ころ、架橋が入りレンズ形にゲル成形品が成形されてい
た。ゲル成形品を型から外してpH10.85の緩衝溶
液に浸漬し、架橋度を上げた。続いて0.25Mグリシ
ンバッファー中に浸漬し、架橋剤を失活させて架橋を終
了させ、蒸留水にて洗浄した。これをリン酸緩衝溶液
(pH7.2)に浸漬して中和し、次に生理食塩水中に
浸漬して溶媒置換した。これにより変性温度47℃(D
SCにて測定)の透明なコラーゲンレンズを得た。
【0009】実施例2 実施例1と同様にレンズ型に充填後、30℃にて一晩放
置後型からはずし、その後に同様の処理を行うことで変
性温度48℃(DSCにて測定)の透明なコラーゲンレ
ンズを得た。
【0010】実施例3 8%に濃度調製したアルカリ可溶化コラーゲン(pH1
0)に水溶性ポリエボキシ化合物(テナコール、ナガセ
産業EX−810)を0.5%になるように混合した。
これをレンズ型に0.1gずつ入れ、クリツプで固定
し、一晩4℃で保持した。その後、15℃に移し、2日
後に型を開けレンズ形ゲルを得た。ゲルを型から外して
pH10.85の緩衝溶液に浸潰し、架橋度を上げ、続
いて0.25Mグリシンバッファー中に浸漬し、架橋剤
を失活させて架橋を終了させ、蒸留水にて洗浄した。こ
れをリン酸緩衝溶液(pH7.2)に浸漬して中和し、
次に生理食塩水中に浸漬して溶媒置換した。これにより
変性温度47℃(DSCにて判定)の透明なコラーゲン
レンズを得た。
【0011】実施例4 8%に濃度調製したアテロコラーゲン(pH3)に水溶
性ポリ工ポキシ化合物(デナコール、ナガセ産業EX−
810)を4%になるように混合した。これを1mmの
スペーサーを挟んだガラス板2枚の間に充填しクリップ
で固定し、一晩4℃で保持した。その後、15℃に移
し、7日後にガラス板をはずし透明なゲルを取り出し
た。このゲルを0.25Mグリシンバッファー中に浸漬
し、架橋剤を失活させて架橋を終了させ、蒸留水にて洗
浄した。これをリン酸緩衝溶液(pH7.2)に浸漬し
て中和し、次に生理食塩水中に浸漬して溶媒置換した。
これにより変性温度47℃(DSCにて測定)の透明な
コラーゲンゲルを得た。
【0012】実施例5 8%に濃度調製したアテロコラーゲン(pH3)にジア
ルデヒドデンプンを0.1%になるように混合した。こ
れをレンズ型に0.1gずつ入れ、クリップで固定し、
一晩4℃で保持した.その後15℃にて1日放置し型を
開けレンズ形ゲルを得た。このゲルを型から外して0.
25グリシンバッフアー中に浸漬し、架橋剤を失活させ
て架橋を終了させ、蒸留水にて洗浄した。これをリン酸
緩衝溶液(pH7.2)に浸漬して中和し、次に生理食
塩水中に浸漬して溶媒置換した。これにより変性温度5
2℃(DSCにて測定)の透明なコラーゲンゲルを得
た。
【0013】実施例6 8%に濃度調製したアルカリ可溶化コラーゲン(pH
7)にロメフロキサシンを0.5%の濃度で混合し、こ
れに水溶性ポリエポキシ化合物(デナコール、ナガセ産
業EX−810)を0.5%になるように混合した。こ
れをレンズ型に0.1gずつ入れ、クリップで固定し、
一晩4℃で保持した。その後、15℃に移し、2日後に
型を開けレンズ型ゲルを得た。このゲルを型から外し
て、これを生理食塩水中に浸漬して溶媒置換した。これ
により変性温度47℃(DSCにて測定)のロメフロキ
サシン含有コラーゲンレンズを得た。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、可溶性
コラーゲン溶液に化学架橋剤を混ぜ、これを所望の形状
をした型に流し込み成形して得た眼科用コラーゲンゲル
成形物であって、可溶性コラーゲン溶液に化学架橋剤を
混合した均一な溶液を原料として使用することによって
均一に架橋が導入されると共に、原料としたコラーゲン
の変性温度より少なくとも5℃高い変性温度を有するの
で、適度の形状保持性を有し、良好な透明性を有する眼
科用コラーゲンゲル成形物を提供することができた。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可溶性コラーゲン溶液に化学架橋剤を混
    ぜ、所望の形状をした型に流し込みそのまま保持するこ
    とにより得た眼科用コラーゲンゲル成形物であって、該
    眼科用コラーゲンゲル成形物は良好な透明性を有し、そ
    の変性温度は、原料としたコラーゲンの変性温度より少
    なくとも5℃高いことを特徴とする該眼科用コラーゲン
    ゲル成形物。
  2. 【請求項2】 可溶性コラーゲンとして酸可溶性コラー
    ゲン、アテロコラーゲン、化学修飾アテロコラーゲン、
    アルカリ可溶化コラーゲン、化学修飾アルカリ可溶化コ
    ラーゲンであることを特徴とする請求項1記載の眼科用
    コラーゲンゲル成形物。
  3. 【請求項3】 化学架橋剤としてアルデヒド、あるいは
    エポキシ化合物であることを特徴とする請求項1記載の
    眼科用コラーゲンゲル成形物。
  4. 【請求項4】 所望の形状としてコンタクトレンズ、シ
    ールド、シート状であることを特徴とする請求項1記載
    の眼科用コラーゲンゲル成形物。
  5. 【請求項5】 可溶性コラーゲン溶液に眼科用医薬品を
    混ぜることを特徴とする請求項1記載の眼科用コラーゲ
    ンゲル成形物。
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