JPH1119665A - 活性水製造装置 - Google Patents
活性水製造装置Info
- Publication number
- JPH1119665A JPH1119665A JP19520297A JP19520297A JPH1119665A JP H1119665 A JPH1119665 A JP H1119665A JP 19520297 A JP19520297 A JP 19520297A JP 19520297 A JP19520297 A JP 19520297A JP H1119665 A JPH1119665 A JP H1119665A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- ozone
- raw
- raw water
- activated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課 題】 水道水や井戸水,海水などに酸素含有量
を普通水の2倍以上(17PPM)取込むことにより、殺菌
作用、動植物細胞の活性化を図り生育を早める等の効果
が長期間に亘って持続する活性水の製造装置を提供する
こと。 【解決手段】 原料水を貯留し、水温を調節するための
水槽1と、該水槽1から供給される原料水をオゾン発生
器8で発生させたオゾンと混合するオゾン混合器6と、
該混合器6において生成したオゾン混合水をセラミック
ス充填層を通過させてオゾンを水中に取込むためのセラ
ミックス充填器9と、該充填器9に前記オゾン混合水を
高圧力で供給するためのポンプ10と、前記充填器9を通
過した水のクラスターを小さくするために熱交換器12を
介して水温を4℃にする冷凍機13とから成り、前記水槽
1から熱交換器12に至るまでの間を原料水を循環させ乍
ら活性水にすること。
を普通水の2倍以上(17PPM)取込むことにより、殺菌
作用、動植物細胞の活性化を図り生育を早める等の効果
が長期間に亘って持続する活性水の製造装置を提供する
こと。 【解決手段】 原料水を貯留し、水温を調節するための
水槽1と、該水槽1から供給される原料水をオゾン発生
器8で発生させたオゾンと混合するオゾン混合器6と、
該混合器6において生成したオゾン混合水をセラミック
ス充填層を通過させてオゾンを水中に取込むためのセラ
ミックス充填器9と、該充填器9に前記オゾン混合水を
高圧力で供給するためのポンプ10と、前記充填器9を通
過した水のクラスターを小さくするために熱交換器12を
介して水温を4℃にする冷凍機13とから成り、前記水槽
1から熱交換器12に至るまでの間を原料水を循環させ乍
ら活性水にすること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水や海水などに酸素
含有量を普通水の2倍以上(17ppm)取込むことによ
り、殺菌作用、動植物細胞の活性化を図り生育を早める
等の効果が得られる活性水を製造する装置に関するもの
である。
含有量を普通水の2倍以上(17ppm)取込むことによ
り、殺菌作用、動植物細胞の活性化を図り生育を早める
等の効果が得られる活性水を製造する装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、水道水や井戸水、海水などに
オゾンを吹込み、一時的に酸素含有量を高めることは行
われていたが、数10分後には酸素が空気中に逃散して
しまい、元の酸素含有量に戻ってしまった。このような
オゾン吹込み水でも、オゾン吹込み直後にビニール袋等
に封入すれば、それなりの用途に応じた使用はできる
が、開封後は元の通常の水の状態になってしまい、限ら
れた用途にしか使用することができなかった。
オゾンを吹込み、一時的に酸素含有量を高めることは行
われていたが、数10分後には酸素が空気中に逃散して
しまい、元の酸素含有量に戻ってしまった。このような
オゾン吹込み水でも、オゾン吹込み直後にビニール袋等
に封入すれば、それなりの用途に応じた使用はできる
が、開封後は元の通常の水の状態になってしまい、限ら
れた用途にしか使用することができなかった。
【0003】上記水などにオゾンを吹込むのは、酸素含
有量を高めること以外に、水道水中には残留塩素やトリ
ハロメタン等が残留していることがあり、井戸水には大
腸菌やその他の細菌が混入し、また、海水中には大腸菌
やその他の細菌が多く貝毒等が発生することがあるた
め、これらをオゾン(O3)が分解して発生する酸素原子
(O)により除去し、殺菌するためでもある。
有量を高めること以外に、水道水中には残留塩素やトリ
ハロメタン等が残留していることがあり、井戸水には大
腸菌やその他の細菌が混入し、また、海水中には大腸菌
やその他の細菌が多く貝毒等が発生することがあるた
め、これらをオゾン(O3)が分解して発生する酸素原子
(O)により除去し、殺菌するためでもある。
【0004】しかし乍ら、水道水や井戸水,海水などに
単にオゾンを吹込んだだけでは、吹込みに使用したオゾ
ンの割りには得られる高酸素含有による効果は上記のよ
うに一時的なものにすぎなかった。
単にオゾンを吹込んだだけでは、吹込みに使用したオゾ
ンの割りには得られる高酸素含有による効果は上記のよ
うに一時的なものにすぎなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする課題は、水道水や井戸水,海水などに酸素
含有量を普通水の2倍以上(17ppm)取込むことによ
り、殺菌作用、動植物細胞の活性化を図り生育を早める
等の効果が長期間に亘って持続する活性水の製造装置を
提供することにある。
しようとする課題は、水道水や井戸水,海水などに酸素
含有量を普通水の2倍以上(17ppm)取込むことによ
り、殺菌作用、動植物細胞の活性化を図り生育を早める
等の効果が長期間に亘って持続する活性水の製造装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明の構成は、原料水を貯留
し、水温を調節するための水槽と、該水槽から供給され
る原料水をオゾン発生器で発生させたオゾンと混合する
オゾン混合器と、該混合器において生成したオゾン混合
水をセラミックス充填層を通過させてオゾンを水中に取
込むためのセラミックス充填器と、該充填器に前記オゾ
ン混合水を高圧力で供給するためのポンプと、前記充填
器を通過した水のクラスターを小さくするために熱交換
器を介して水温を4℃にする冷凍機とから成り、前記水
槽から熱交換器に至るまでの間を原料水を循環させ乍ら
活性水にすることを特徴とするものである。
を目的としてなされた本発明の構成は、原料水を貯留
し、水温を調節するための水槽と、該水槽から供給され
る原料水をオゾン発生器で発生させたオゾンと混合する
オゾン混合器と、該混合器において生成したオゾン混合
水をセラミックス充填層を通過させてオゾンを水中に取
込むためのセラミックス充填器と、該充填器に前記オゾ
ン混合水を高圧力で供給するためのポンプと、前記充填
器を通過した水のクラスターを小さくするために熱交換
器を介して水温を4℃にする冷凍機とから成り、前記水
槽から熱交換器に至るまでの間を原料水を循環させ乍ら
活性水にすることを特徴とするものである。
【0007】なお、ここで、水のクラスターを小さくす
るとは、水分子の集合体を小さくするという意味であ
る。
るとは、水分子の集合体を小さくするという意味であ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を、図によ
り説明する。図1は本発明活性水製造装置の構成を示す
ブロック図、図2は本発明活性水製造装置の一例の正面
図、図3は図2に示した活性水製造装置の側面図、図4
は同じく図2に示した活性水製造装置の平面図である。
り説明する。図1は本発明活性水製造装置の構成を示す
ブロック図、図2は本発明活性水製造装置の一例の正面
図、図3は図2に示した活性水製造装置の側面図、図4
は同じく図2に示した活性水製造装置の平面図である。
【0009】図1において、1は水槽、2はこの水槽1
に原料水を給水するための給水口1aに取付けられた給水
用電磁弁、3は生成した活性水を貯水槽に排水口1bに取
付けられた排水用電磁弁、4は水槽1内における原料水
の水位を測定するための電極、5は水槽1内の原料水の
温度を測定するための温度センサである。水槽1はステ
ンレス,チタン,プラスチックス等により形成され、保
温材が組込まれている。なお、給水口1aは水槽1の上部
側の側壁に、排水口1bは同じく底部側の側壁にそれぞれ
設けられている。B1,B2は給水口1a,排水口1bにそれぞ
れ取付けられている開放バルブである。
に原料水を給水するための給水口1aに取付けられた給水
用電磁弁、3は生成した活性水を貯水槽に排水口1bに取
付けられた排水用電磁弁、4は水槽1内における原料水
の水位を測定するための電極、5は水槽1内の原料水の
温度を測定するための温度センサである。水槽1はステ
ンレス,チタン,プラスチックス等により形成され、保
温材が組込まれている。なお、給水口1aは水槽1の上部
側の側壁に、排水口1bは同じく底部側の側壁にそれぞれ
設けられている。B1,B2は給水口1a,排水口1bにそれぞ
れ取付けられている開放バルブである。
【0010】6はオゾン混合器で、水槽1の循環用排出
口1cからストレーナ7を介して供給される原料水をオゾ
ン発生器8で発生させたオゾンと混合するためのもので
あり、チタンやプラスチックス等により形成されてい
る。循環用排出口1cは水槽1の高さ方向の略中間部の側
壁に設けられている。このオゾン混合器6に供給する原
料水は、水道水,井戸水,海水などであるが、井戸水や
海水などの場合は、上記ストレーナ7によりプランクト
ンや大腸菌等の不純物を除去することができる。なお、
このストレーナ7に相当するフィルタや濾過器を水槽1
の給水側の手前にも設けることができる。このストレー
ナ7は、切り換え操作により原料水が海水であるときは
プランクトンが残存する(除去されない)ようにするこ
ともできる。8aはオゾン発生器8とオゾン混合器6を接
続する管に設けた開放バルブ、8bは逆止弁である。
口1cからストレーナ7を介して供給される原料水をオゾ
ン発生器8で発生させたオゾンと混合するためのもので
あり、チタンやプラスチックス等により形成されてい
る。循環用排出口1cは水槽1の高さ方向の略中間部の側
壁に設けられている。このオゾン混合器6に供給する原
料水は、水道水,井戸水,海水などであるが、井戸水や
海水などの場合は、上記ストレーナ7によりプランクト
ンや大腸菌等の不純物を除去することができる。なお、
このストレーナ7に相当するフィルタや濾過器を水槽1
の給水側の手前にも設けることができる。このストレー
ナ7は、切り換え操作により原料水が海水であるときは
プランクトンが残存する(除去されない)ようにするこ
ともできる。8aはオゾン発生器8とオゾン混合器6を接
続する管に設けた開放バルブ、8bは逆止弁である。
【0011】オゾン混合器6内では、原料水とオゾンが
十分攪拌されて混合するが、単に混合しただけでは原料
水中にオゾンが十分取込まれない。なお、オゾンが原料
水中に十分に取込まれるとは、オゾンが分解してできる
酸素分子(O2)や酸素原子(O)同士が結合してできる
酸素分子(O2)が原料水中に十分溶け込むことをいう。
本発明は、オゾンが原料水中に十分に取込まれるように
以下のような処理を施している。
十分攪拌されて混合するが、単に混合しただけでは原料
水中にオゾンが十分取込まれない。なお、オゾンが原料
水中に十分に取込まれるとは、オゾンが分解してできる
酸素分子(O2)や酸素原子(O)同士が結合してできる
酸素分子(O2)が原料水中に十分溶け込むことをいう。
本発明は、オゾンが原料水中に十分に取込まれるように
以下のような処理を施している。
【0012】即ち、9はセラミックス充填器で、この充
填器9内にはセラミックス充填層(図示せず)が設けら
れており、高圧下この充填層をオゾン混合器6からのオ
ゾン混合水が通過するとき、原料水中にオゾンが十分取
込まれる。
填器9内にはセラミックス充填層(図示せず)が設けら
れており、高圧下この充填層をオゾン混合器6からのオ
ゾン混合水が通過するとき、原料水中にオゾンが十分取
込まれる。
【0013】10はオゾン混合器6からのオゾン混合水を
セラミックス充填器9に高圧力で供給するためのポン
プ、11はセラミックス充填器9に供給するオゾン混合水
の圧力を測定する圧力計である。なお、ポンプ10は原料
水を循環させるための駆動源ともなる。
セラミックス充填器9に高圧力で供給するためのポン
プ、11はセラミックス充填器9に供給するオゾン混合水
の圧力を測定する圧力計である。なお、ポンプ10は原料
水を循環させるための駆動源ともなる。
【0014】セラミックス充填層を通過するとき原料水
中にオゾンが十分取込まれる理由は、この充填層におい
てオゾンの分解が十分進み、また、分解してできた酸素
原子同士の結合が進み、高圧下、原料水中への溶解度が
高くなるためである。
中にオゾンが十分取込まれる理由は、この充填層におい
てオゾンの分解が十分進み、また、分解してできた酸素
原子同士の結合が進み、高圧下、原料水中への溶解度が
高くなるためである。
【0015】この点を詳述すると、水槽1から供給され
た原料水をオゾン混合器6においてオゾンと混合する
と、オゾン(O3)はその性質が非常に不安定なため、直
ぐに酸素分子(O2)と酸素原子(O)に分解し、この酸
素原子(O)は酸素原子同士結合して酸素分子(O2)に
なったり、他の原子と結合し又は他の物質に積極的に作
用する性質があるため、例えば、水道水の残留塩素を減
少させたり、井戸水などの脱臭または大腸菌やその他の
細菌を死滅させる等の働きをする。一方、酸素分子
(O2)は安定していて、セラミックス充填器9のセラミ
ックス充填層を通ることにより、水の分子の集合体であ
るクラスタ−の小さい原料水に溶存していく。
た原料水をオゾン混合器6においてオゾンと混合する
と、オゾン(O3)はその性質が非常に不安定なため、直
ぐに酸素分子(O2)と酸素原子(O)に分解し、この酸
素原子(O)は酸素原子同士結合して酸素分子(O2)に
なったり、他の原子と結合し又は他の物質に積極的に作
用する性質があるため、例えば、水道水の残留塩素を減
少させたり、井戸水などの脱臭または大腸菌やその他の
細菌を死滅させる等の働きをする。一方、酸素分子
(O2)は安定していて、セラミックス充填器9のセラミ
ックス充填層を通ることにより、水の分子の集合体であ
るクラスタ−の小さい原料水に溶存していく。
【0016】酸素(乃至オゾン)の水に対する溶解度
は、一定圧力だけに依存する値ではなく、水の温度にも
左右される。因に、水温が4℃のとき溶解度は最も高く
なる。上記セラミックス充填器9を通過した水は十分に
高酸素含有量の活性のある水であるが、本発明は温度と
溶解度との関係を考慮し、高圧下において酸素(乃至オ
ゾン)を取込んでなる原料水の温度を、この原料水を循
環させる過程で4℃にまで下げることにより更に高酸素
含有量の活性のある水(活性水)を製造するようにして
いる。
は、一定圧力だけに依存する値ではなく、水の温度にも
左右される。因に、水温が4℃のとき溶解度は最も高く
なる。上記セラミックス充填器9を通過した水は十分に
高酸素含有量の活性のある水であるが、本発明は温度と
溶解度との関係を考慮し、高圧下において酸素(乃至オ
ゾン)を取込んでなる原料水の温度を、この原料水を循
環させる過程で4℃にまで下げることにより更に高酸素
含有量の活性のある水(活性水)を製造するようにして
いる。
【0017】12は原料水の温度を下げるためのチタン製
の熱交換器で、セラミックス充填器9を通過した水がこ
の熱交換器12を通過するとき、冷凍機13との間で水温が
4℃になるように熱交換される。熱交換器12はここでは
チタン製のものであるが、同様の機能を有するものであ
ればチタン以外の材質の金属,合金材を使用できる。13
aは冷凍機13から熱交換器12への冷媒の供給管、13bは熱
交換器12からの冷媒を冷凍機13に戻す管である。水温が
4℃のとき水のクラスターが最も小さくなり、通常の2
倍以上の17ppm位入った高酸素含有量の水(活性水)と
なる。なお、水温が4℃位に近づき酸素(O2)が17ppm
以上に溶存した頃には塩素分子(Cl2)は一酸化塩素(C
l2O)となって揮発しほとんど消えてしまうため、臭い
がなくしかも殺菌等の処理が施された活性水ができる。
の熱交換器で、セラミックス充填器9を通過した水がこ
の熱交換器12を通過するとき、冷凍機13との間で水温が
4℃になるように熱交換される。熱交換器12はここでは
チタン製のものであるが、同様の機能を有するものであ
ればチタン以外の材質の金属,合金材を使用できる。13
aは冷凍機13から熱交換器12への冷媒の供給管、13bは熱
交換器12からの冷媒を冷凍機13に戻す管である。水温が
4℃のとき水のクラスターが最も小さくなり、通常の2
倍以上の17ppm位入った高酸素含有量の水(活性水)と
なる。なお、水温が4℃位に近づき酸素(O2)が17ppm
以上に溶存した頃には塩素分子(Cl2)は一酸化塩素(C
l2O)となって揮発しほとんど消えてしまうため、臭い
がなくしかも殺菌等の処理が施された活性水ができる。
【0018】因に、原料水をセラミック充填器における
セラミック充填層を一定圧をかけて何度も繰り返し通過
させることで、更に水のクラスタ−を小さくすることが
でき、セラミックスの特性を水に移して遠赤外線の効果
をも取込むこともできる。従って、この水を飲むと体内
で暖められて微弱な遠赤外線を発し、これが2倍の溶存
酸素と同様に人体細胞や動植物の細胞に直接活力を与え
る。なお、セラミックスの発する電磁波と酸素濃度が増
すことでPH6.5位の水道水がPH7.3位の弱アルカリイ
オン水になる。
セラミック充填層を一定圧をかけて何度も繰り返し通過
させることで、更に水のクラスタ−を小さくすることが
でき、セラミックスの特性を水に移して遠赤外線の効果
をも取込むこともできる。従って、この水を飲むと体内
で暖められて微弱な遠赤外線を発し、これが2倍の溶存
酸素と同様に人体細胞や動植物の細胞に直接活力を与え
る。なお、セラミックスの発する電磁波と酸素濃度が増
すことでPH6.5位の水道水がPH7.3位の弱アルカリイ
オン水になる。
【0019】熱交換器12から出た水は、水槽1の底部に
配設された吹出し管Kの流入口Kaに送られ水槽1内の原
料水と混合された後、再度、排出口1cからストレーナ7
を経てオゾン混合器に供給され、装置内を循環するよう
になっている。なお、吹出し管Kには、多数の小孔K1,
K2,K3…が開けられており、これら小孔K1,K2,K3…に
より熱交換器12から戻って来た水が一定の圧力で水槽1
内に吹出すようになっている。この吹出し圧力は小孔K
1,K2,K3…の大きさを調節することにより調整するこ
とができる。このようにして循環されて出来上がった活
性水は、排水口1bの電磁弁3を開いて貯水槽T内に貯蔵
される。
配設された吹出し管Kの流入口Kaに送られ水槽1内の原
料水と混合された後、再度、排出口1cからストレーナ7
を経てオゾン混合器に供給され、装置内を循環するよう
になっている。なお、吹出し管Kには、多数の小孔K1,
K2,K3…が開けられており、これら小孔K1,K2,K3…に
より熱交換器12から戻って来た水が一定の圧力で水槽1
内に吹出すようになっている。この吹出し圧力は小孔K
1,K2,K3…の大きさを調節することにより調整するこ
とができる。このようにして循環されて出来上がった活
性水は、排水口1bの電磁弁3を開いて貯水槽T内に貯蔵
される。
【0020】次に、図2,図3,図4により、図1によ
り説明した本発明活性水製造装置の具体的な一例につい
て説明する。なお、図1と同一の符号のものは同一の機
器,部材を示す。
り説明した本発明活性水製造装置の具体的な一例につい
て説明する。なお、図1と同一の符号のものは同一の機
器,部材を示す。
【0021】図2に示した活性水の製造装置Aは、前面
に開閉扉14を取付け、底面の前後,左右にキャスタ15を
取付けた直方立方体の容器内に、図1において1から13
までの符号により説明した水槽乃至は熱交換器及び吹出
し管Kのすべてを組込んで成り、更に、タイマー等によ
り夜間でも自動運転できる装置が組込まれている。この
うち、水槽1は装置Aの上部に設けられており、他のオ
ゾン混合器6やポンプ10、セラミックス充填器9,熱交
換器12,冷凍機13等は符号16で示す装置Aの下部に配置
されている。なお、14aは扉14の開閉ノブである。
に開閉扉14を取付け、底面の前後,左右にキャスタ15を
取付けた直方立方体の容器内に、図1において1から13
までの符号により説明した水槽乃至は熱交換器及び吹出
し管Kのすべてを組込んで成り、更に、タイマー等によ
り夜間でも自動運転できる装置が組込まれている。この
うち、水槽1は装置Aの上部に設けられており、他のオ
ゾン混合器6やポンプ10、セラミックス充填器9,熱交
換器12,冷凍機13等は符号16で示す装置Aの下部に配置
されている。なお、14aは扉14の開閉ノブである。
【0022】活性水製造装置Aの前面開閉扉14には、図
2に示すように各種操作スイッチや表示ランプ,表示計
が取付けられている。そのうち17は電源ランプ、18は完
了ランプ、19は異常表示ランプ、20は自動運転表示ラン
プ、21は排水表示ランプ、22は給水表示ランプ、23は週
間タイマ、24は温度調節計、25はタイマスイッチ、26は
自動運転スイッチ、27は停止スイッチである。
2に示すように各種操作スイッチや表示ランプ,表示計
が取付けられている。そのうち17は電源ランプ、18は完
了ランプ、19は異常表示ランプ、20は自動運転表示ラン
プ、21は排水表示ランプ、22は給水表示ランプ、23は週
間タイマ、24は温度調節計、25はタイマスイッチ、26は
自動運転スイッチ、27は停止スイッチである。
【0023】なお、活性水製造装置Aの裏面側には、図
3に示すように水槽1の側壁上部に電磁弁2及びバルブ
B1付の給水口1aが設けられており、水槽1の側壁下部に
電磁弁3及びバルブB2付の排水口1bが設けられている。
また、W1,W2は活性水製造装置Aの側壁の上,下に設け
たこの装置A内の換気用窓である。
3に示すように水槽1の側壁上部に電磁弁2及びバルブ
B1付の給水口1aが設けられており、水槽1の側壁下部に
電磁弁3及びバルブB2付の排水口1bが設けられている。
また、W1,W2は活性水製造装置Aの側壁の上,下に設け
たこの装置A内の換気用窓である。
【0024】而して、上記装置Aにおいて、まず、電磁
弁2を開いて給水し、原料水が水槽1内において満水を
示す所定の水位まで達したのを電極4により検出したと
き、自動的に電磁弁2を閉じ、温度センサ5によりその
ときの水温を測定する。然る後、循環用の排出口1Cを自
動的に開いて原料水をオゾン混合器6に供給すると同時
に、オゾン発生器8においてオゾンを発生させ、このオ
ゾン混合器6内において原料水とオゾンを混合する。
弁2を開いて給水し、原料水が水槽1内において満水を
示す所定の水位まで達したのを電極4により検出したと
き、自動的に電磁弁2を閉じ、温度センサ5によりその
ときの水温を測定する。然る後、循環用の排出口1Cを自
動的に開いて原料水をオゾン混合器6に供給すると同時
に、オゾン発生器8においてオゾンを発生させ、このオ
ゾン混合器6内において原料水とオゾンを混合する。
【0025】次に、ポンプ10によりオゾン混合器6にお
いて生成したオゾン混合水に圧力をかけてセラミックス
充填器9に供給し、この充填器9を通過した原料水は冷
凍機13により冷却されている熱交換器12に送られ、4℃
にまで冷却された後、水槽1の底部に設けた吹出し管K
の流入口Kaに送られ、水槽1内の原料水と混合させ、再
度、上記過程を繰り返すことにより、最終的に水槽1内
の水の温度が4℃になるまで運転を継続する。この装置
Aの運転において、原料水が水槽1内において所定の温
度(4℃)になるまでに要する時間は、給水時の水温や
室温等によっても左右されるが、約90分から150分位か
かる。そのため、この活性水製造装置Aでは、タイマに
より夜間を通じて自動運転されるようになっており、給
水用の電磁弁2の開閉から活性水ができたときに電磁弁
3が開いて貯水槽Tへ貯蔵するまでの一連の動作がすべ
て自動化されている。
いて生成したオゾン混合水に圧力をかけてセラミックス
充填器9に供給し、この充填器9を通過した原料水は冷
凍機13により冷却されている熱交換器12に送られ、4℃
にまで冷却された後、水槽1の底部に設けた吹出し管K
の流入口Kaに送られ、水槽1内の原料水と混合させ、再
度、上記過程を繰り返すことにより、最終的に水槽1内
の水の温度が4℃になるまで運転を継続する。この装置
Aの運転において、原料水が水槽1内において所定の温
度(4℃)になるまでに要する時間は、給水時の水温や
室温等によっても左右されるが、約90分から150分位か
かる。そのため、この活性水製造装置Aでは、タイマに
より夜間を通じて自動運転されるようになっており、給
水用の電磁弁2の開閉から活性水ができたときに電磁弁
3が開いて貯水槽Tへ貯蔵するまでの一連の動作がすべ
て自動化されている。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上の通りであって、本発明活
性水製造装置は、水道水や井戸水,海水などの原料水に
酸素含有量を普通水の2倍以上(17ppm)取込むことに
より、殺菌作用、動植物細胞の活性化を図り生育を早め
る等の効果が長期間に亘って持続する活性水を製造する
ことができる。
性水製造装置は、水道水や井戸水,海水などの原料水に
酸素含有量を普通水の2倍以上(17ppm)取込むことに
より、殺菌作用、動植物細胞の活性化を図り生育を早め
る等の効果が長期間に亘って持続する活性水を製造する
ことができる。
【0027】従って、本発明活性水製造装置の原料水が
水道水や井戸水の場合は、飲料水として水がおいしくな
り、体内の細胞を活性化できる。原料水が海水のとき
は、その活性水により貝毒が発生することなく、また、
プランクトンを残存させたときは、魚や貝の養殖用の水
としても好適である。
水道水や井戸水の場合は、飲料水として水がおいしくな
り、体内の細胞を活性化できる。原料水が海水のとき
は、その活性水により貝毒が発生することなく、また、
プランクトンを残存させたときは、魚や貝の養殖用の水
としても好適である。
【図1】本発明活性水製造装置の構成を示すブロック
図。
図。
【図2】本発明活性水製造装置の一例の正面図。
【図3】図2に示した活性水製造装置の側面図。
【図4】図2に示した活性水製造装置の平面図。
1 水槽 2,3 電磁弁 4 電極 5 温度センサ 6 オゾン混合器 7 ストレーナ 8 オゾン発生器 9 セラミックス充填器 10 ポンプ 11 圧力計 12 熱交換器 13 冷凍機 14 開閉扉 A 活性水製造装置 T 貯水槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/50 560 C02F 1/50 560A F25D 3/10 F25D 3/10 17/04 17/04 17/06 17/06
Claims (3)
- 【請求項1】 原料水を貯留し、水温を調節するための
水槽と、該水槽から供給される原料水をオゾン発生器で
発生させたオゾンと混合するオゾン混合器と、該混合器
において生成したオゾン混合水をセラミックス充填層を
通過させてオゾンを水中に取込むためのセラミックス充
填器と、該充填器に前記オゾン混合水を高圧力で供給す
るためのポンプと、前記充填器を通過した水のクラスタ
ーを小さくするために熱交換器を介して水温を4℃にす
る冷凍機とから成り、前記水槽から熱交換器に至るまで
の間を原料水を循環させ乍ら活性水にすることを特徴と
する活性水製造装置。 - 【請求項2】 水槽への原料水の給水を自動的に行うと
共に、該水槽内における原料水の水位,温度を測定し、
前記水槽が満水になったとき原料水をオゾン混合器に供
給する一方、該混合器への原料水の供給に伴いオゾン発
生器,ポンプ,冷凍機を作動させ、原料水が所定温度に
なるまで循環して活性水になったとき、前記水槽から活
性水を自動的に排水するようにした請求項1の活性水製
造装置。 - 【請求項3】 原料水は、水道水,井戸水、又は、海水
のいずれかである請求項1又は2の活性水製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19520297A JPH1119665A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 活性水製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19520297A JPH1119665A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 活性水製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1119665A true JPH1119665A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16337163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19520297A Pending JPH1119665A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 活性水製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1119665A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101278149B1 (ko) * | 2011-12-02 | 2013-06-27 | 방병훈 | 대용량 오존수 공급장치 |
JP2016029087A (ja) * | 2010-05-07 | 2016-03-03 | リバルシオ コーポレイション | 生理的パフォーマンスおよび回復時間を強化するための組成物および方法 |
US9745567B2 (en) | 2008-04-28 | 2017-08-29 | Revalesio Corporation | Compositions and methods for treating multiple sclerosis |
US10125359B2 (en) | 2007-10-25 | 2018-11-13 | Revalesio Corporation | Compositions and methods for treating inflammation |
-
1997
- 1997-07-07 JP JP19520297A patent/JPH1119665A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10125359B2 (en) | 2007-10-25 | 2018-11-13 | Revalesio Corporation | Compositions and methods for treating inflammation |
US9745567B2 (en) | 2008-04-28 | 2017-08-29 | Revalesio Corporation | Compositions and methods for treating multiple sclerosis |
JP2016029087A (ja) * | 2010-05-07 | 2016-03-03 | リバルシオ コーポレイション | 生理的パフォーマンスおよび回復時間を強化するための組成物および方法 |
KR101278149B1 (ko) * | 2011-12-02 | 2013-06-27 | 방병훈 | 대용량 오존수 공급장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100899519B1 (ko) | 스케일 제거 시스템 | |
JP2007151750A (ja) | 空気除菌装置 | |
JPS61283391A (ja) | 飲料供給器の飲料水殺菌方法 | |
JP2003164880A (ja) | 水処理方法、水処理装置及びそれを用いた水耕栽培システム | |
JP4305582B2 (ja) | 冷却塔のオゾン殺菌装置 | |
JPH1119665A (ja) | 活性水製造装置 | |
KR102144159B1 (ko) | 기능성 재제염 제조시스템 | |
JPH0651190B2 (ja) | 水の浄化法 | |
JPH10215800A (ja) | 発芽玄米の製造方法及び発芽玄米製造装置 | |
CN112443915A (zh) | 一种加湿器及其控制方法 | |
KR200373329Y1 (ko) | 냉온풍이 발생되는 공기 소독 정화 장치 | |
JPH01184093A (ja) | ヒートポンプ式熱殺菌装置および熱殺菌方法 | |
JPH02290289A (ja) | 水の活性化、殺菌装置 | |
AU3315497A (en) | Apparatus for producing activated water | |
JP3353498B2 (ja) | 殺菌用濃縮遊離塩素水生成システムとその洗浄方法及び冷却塔システム | |
JP4273214B2 (ja) | 水の殺菌・清浄・処理方法及び装置 | |
JP2000197421A (ja) | 植物栽培用給液装置及び給液方法 | |
JPS62282687A (ja) | 水処理装置 | |
TWM535711U (zh) | 生產二氧化氯凝膠組合物的系統 | |
JP2736578B2 (ja) | 食物の塩水処理装置 | |
TWI607962B (zh) | 一種二氧化氯凝膠組合物與生產二氧化氯凝膠組合物的系統以及以該二氧化氯凝膠組合物處理氰化污染物的方法 | |
JPS6324433B2 (ja) | ||
KR101341837B1 (ko) | 종자 소독장치 | |
JP2566041Y2 (ja) | 食物の塩水処理装置 | |
JP4771396B2 (ja) | 浴湯の殺菌浄化方法および殺菌浄化装置 |