JPH11196253A - ビデオプリンタ - Google Patents

ビデオプリンタ

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JPH11196253A
JPH11196253A JP9359968A JP35996897A JPH11196253A JP H11196253 A JPH11196253 A JP H11196253A JP 9359968 A JP9359968 A JP 9359968A JP 35996897 A JP35996897 A JP 35996897A JP H11196253 A JPH11196253 A JP H11196253A
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JP
Japan
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image
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reduced
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Application number
JP9359968A
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English (en)
Inventor
Junichi Shoji
順一 庄司
Satoshi Narita
成田  敏
Koichi Tomatsuri
孝一 戸祭
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1つの画像データを縮小して複数個並べたプリ
ント画像が得られるビデオプリンタを提供する。 【解決手段】画像メモリに記憶された元画像データを縮
小且つ90度回転させて複数個並べるように複写して画
像メモリに記憶させた後にプリントすることにより、1
つの元画像を縮小して1枚の用紙に多数個並べたプリン
ト画像を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像メモリに記憶
した画像データの一部または全部を縮小して得た縮小画
像データに基づく縮小画像を1枚の用紙の複数の領域に
並べてプリントするビデオプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】1つの画像を縮小した縮小画像(縮小画
像データ)を1枚の用紙に区画された複数の領域に並べ
てプリントするシール作成装置がある。このシール作成
装置は、ビデオカメラで撮影して得た1画面分またはそ
の一部分の画像データを縮小し、この縮小画像データに
基づく縮小画像を1枚の用紙の複数の領域に並べるよう
にプリントする装置である。
【0003】特開平8−251541号公報には、画像
の縮小及び90度回転させた2つ(2画面分)の縮小画
像データを1枚の用紙に並べてプリントするビデオプリ
ンタが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ビ
デオプリンタは、1つの画像データを縮小して得た縮小
画像データを1枚の用紙の複数の領域に並べてプリント
することは考慮していない。そして、プリント画素密度
が縦横で異なる画像データを90度回転させたときの縦
横の比率の補正は、プリント画素の長さを変えて行うよ
うにしている。
【0005】本発明の1つの目的は、横長(または縦
長)矩形領域の画像に相当する画像データを縮小して複
数の横長矩形領域(または縦長矩形領域)にプリントす
ることができるビデオプリンタを提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、縮小及び90度回転
させた画像データを垂直方向と水平方向の画素密度が異
なるプリント手段を使用してプリントするのに好適なビ
デオプリンタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像メモリに
記憶した画像データの少なくとも一部を縮小及び90度
回転させ、その縮小画像を1枚の用紙の複数の領域に並
べてプリントするようにしたものである。
【0008】垂直方向と水平方向では画素密度が異なる
プリント手段を用いたビデオプリンタでは、縮小画像デ
ータを90度回転されるときには、水平方向と垂直方向
で異なる比率で画像データを縮小して縮小画像データを
作成する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施形態を示すビデオ
プリンタのブロック図である。このビデオプリンタは、
1つの大きな画像(画像データ)を縮小し、これを90
度回転させた状態で1枚の用紙の複数の領域に並べてプ
リントして出力する機能を備える。
【0011】図1において、1は入力端であり、ビデオ
信号入力端子またはビデオカメラである。2は入力画像
信号回路であり、入力端1から入力したビデオ信号をR
GB信号に変換する。3はA/D変換回路で、入力した
RGB信号をディジタル画像データに変換して出力す
る。4は画像メモリであり、少なくとも1フレーム分の
ディジタル画像データを記憶するエリアを設け、1フレ
ームメモリまたは2フィールドメモリとして使用できる
ようにする。
【0012】5はD/A変換回路であり、前記A/D変
換回路3から出力されるディジタル画像データまたは画
像メモリ4から読み出したディジタル画像データをアナ
ログ画像信号に変換する。6は加算回路であり、前記ア
ナログ画像信号と枠信号発生手段7から出力されるプリ
ント枠信号を加算する。8は出力画像信号回路であり、
入力したアナログ画像信号をビデオ信号に変換して出力
端9に出力する。この出力端9は、出力端子またはビデ
オモニタである。
【0013】10はメモリ制御回路であり、前記画像メ
モリ4の書き込み及び読み出し制御と前記枠信号発生手
段7のプリント枠信号の出力制御を行う。
【0014】11は画像処理手段であり、前記画像メモ
リ4に書き込まれている画像データを読み出して90度
回転処理及び/または縮小処理及び処理後の画像データ
を再び画像メモリ4に書き込む処理を行い、また、枠信
号発生手段7に対して画像処理領域のメモリアドレスを
供給する。
【0015】12はプリント手段であり、画像メモリ4
から読み出された画像データをプリントする。このプリ
ント手段12は、サーマルヘッド,サーマルヘッド制御
回路,メカニズム,電源などを備えたサーマルプリンタ
を使用し、プリント用紙にインクを転写して画像をプリ
ントするものである。
【0016】13は全体制御装置であり、入力装置14
からの入力(指示)に従って前記A/D変換回路3,メ
モリ制御回路10,画像処理手段11及びプリント手段
12を制御し、更に、ビデオモニタの一部に指示入力メ
ニューを表示する制御機能を備える。この全体制御装置
13はマイクロコンピュータを使用して構成し、制御プ
ログラムに従った制御処理を実行するようにする。
【0017】入力手段14は、キーボード,マウス,モ
ニタ画面に併設した透過型タッチスイッチ、その他の専
用スイッチなどを任意に使用して構成するもので、メモ
リボタン、プリント要否ボタン、16分割プリント要否
ボタン、プリント枠設定ボタン、プリントボタンを備え
る。
【0018】図2は、全体制御装置13が実行する制御
処理のフローチャートである。入力端1はビデオカメ
ラ、出力端9はビデオモニタとした例で説明する。
【0019】全体制御装置13は、先ず、ビデオカメラ
1で撮影して得たビデオ信号を入力画像信号回路2及び
A/D変換回路3で処理させ、このA/D変換回路3か
ら出力されるディジタル画像データをD/A変換回路5
でアナログ画像信号に変換させ、更にプリント枠信号を
加算した後に出力画像信号回路8によってビデオ信号に
変換してビデオモニタ9に表示させる。(ステップ10
1)。
【0020】入力装置14から「メモリボタン」の入力
があると(ステップ102)、1画面分のディジタル画
像データを画像メモリ4に記憶させる制御処理を行う
(ステップ103)。この制御処理により、メモリ制御
回路10は、画像メモリ4を書き込み状態にし、A/D
変換回路3から出力されるディジタルデータの1フレー
ムまたは2フィールド分を記憶させる。
【0021】その後、全体制御装置13は、A/D変換
回路3を出力禁止状態にすると共に画像メモリ4を読み
出し状態にする(ステップ104)。この制御処理によ
り、D/A変換回路5の入力するディジタル画像データ
は、画像メモリ4に記憶された画像データとなり、従っ
て、ビデオモニタ9には、画像メモリ4に記憶されたデ
ィジタル画像データの画像が表示されるようになる。全
体制御装置13は、この画像と共に指示入力メニューを
表示する。
【0022】そして、プリント要否ボタンの指示入力を
監視して表示画像データをプリントするかどうかを判断
し(ステップ105)、プリントしない場合にはステッ
プ101に戻る。
【0023】プリントする場合には、更に16分割プリ
ント要否ボタンの指示入力を監視して16分割(縮小)
プリントするかどうかを判断し(ステップ106)、1
6分割プリントしないことを指示された場合には、プリ
ントボタンが入力されるとプリント手段12を機能させ
てプリント処理を実行する(ステップ107)。この1
6分割しない場合のプリントは、画像メモリ4に記憶し
ているディジタル画像データをそのまま読み出してプリ
ント手段12に供給してプリントさせるように行う。
【0024】16分割プリントが指示されたときには、
更にプリント枠設定ボタンの指示入力を監視してプリン
ト枠の設定が縦長か横長かを判断し(ステップ10
8)、横長設定のときには、画像メモリ4に記憶されて
ビデオモニタ9に表示しているディジタル画像データに
加える横長のプリント枠信号を発生するようにメモリ制
御回路7,枠信号発生手段10及び画像処理手段11を
制御することにより、ビデオモニタ9にディジタル画像
データと横長の矩形枠(この横長矩形枠内の画像データ
をプリントすることなる)を表示し、この枠内に表示さ
れるディジタル画像データを1/16に縮小し(ステッ
プ109)、これをプリント用紙に並べるように区画し
た16(4×4)の横長矩形領域のそれぞれに繰り返し
プリントする(ステップ107)。
【0025】プリント枠が縦長に設定された場合には、
画像メモリ4に記憶されてビデオモニタ9に表示してい
るディジタル画像データに加える縦長のプリント枠信号
を発生するようにメモリ制御回路7,枠信号発生手段1
0及び画像処理手段11を制御することにより、ビデオ
モニタ9にディジタル画像データと縦長の矩形枠(この
縦長矩形枠内の画像データをプリントすることなる)を
表示する。そして、この枠内に表示される領域のディジ
タル画像データを1/16に縮小及び90度回転処理
し、縦横比補正処理を行い(ステップ110)、これを
プリント用紙に並べるように区画した16(4×4)の
横長矩形領域のそれぞれに繰り返しプリントする(ステ
ップ107)。
【0026】図3は、プリント手段12のサーマルヘッ
ド12aとプリント用紙12bの相対位置関係を示す図
である。サーマルヘッド12aは、プリント用紙12b
の横長紙面上の一方向(この実施形態では用紙移動方向
に対して紙面に沿った垂直方向)にn個の発熱抵抗体を
1列に配列した構成である。プリント時には、画像メモ
リ4からプリント領域12cの縦1列分の画像データを
読み出してサーマルヘッド12aの発熱抵抗体を通電制
御することによってプリント用紙12bに該縦1列分の
画像データのプリントを行い、プリント用紙12をプリ
ント用紙移動方向(矢印12dの方向)へ1ライン分移
動する。
【0027】このようにして、縦1列分の画像データの
プリントを終了すると、次の隣りのラインの縦1列分の
画像データを読み出して同様にプリントする。これをm
ラインまで繰り返すことにより、1画面分(プリント領
域12c)の画像データのプリントを終了する。
【0028】このときの画像メモリ4の画像データは、
図4の(A)のようになっている。画像メモリ4の画像
領域4a内の画像データは、水平方向にmドット、垂直
方向にnドットの画素で構成されている。プリント画像
は、画像領域4aと同様に、水平方向にmドット、垂直
方向にnドットの画素で構成され、図3に示すように、
1枚分の画像データが1枚のプリント用紙12bにプリ
ントされる。
【0029】このときの垂直方向の印画長はLv(m
m)、水平方向の印画長はLh(mm)になる。そし
て、垂直方向の画素密度をa、水平方向の画素密度をb
とすると、 a=n/Lv b=m/Lh となる。ここで、a=bになるとは限らない。垂直方向
の画素密度aは、ビデオ信号の走査線数と印画寸法で決
定されるが、水平方向は、一般には、ビデオ信号のサン
プリング周波数を上げて高密度にする方法が用いられて
いる。
【0030】次に、画像メモリ4に記憶した画像データ
を縮小及び90度回転させ、この縮小画像データを複写
して画像メモリ4に複数の縮小画像データを並べる画像
処理方法について説明する。図4の(A)は処理前の画
像データ、(B)は処理後の画像データの一例を示して
いる。
【0031】この画像処理の概要は、画像メモリ4の画
像領域4aを水平方向にM分割し、垂直方向をN分割
し、画像処理領域4b内の画像データを縮小すると共に
90度回転して各分割領域に並べて書き直す処理であ
る。尚、図4(B)の分割領域は、4×4の16分割領
域数の例である。
【0032】図5は、90度回転縦横比補正処理の説明
図である。図5の(A)は、画像メモリ4の画像領域4
aに記憶された元画像データである。この元画像データ
の内、画像処理領域4b内の水平m1ドット、垂直n1
ドットの範囲の画像データを回転する場合を考えると、
元画像データをそのままプリントしたときのm1×n1
ドットの印画長は、プリント手段12の水平方向の画素
密度をb、垂直方向の画素密度をaとすると、 水平方向印画長Lm1=m1/b ……(数1) 垂直方向印画長Ln1=n1/a ……(数2) となる。
【0033】従って、この元画像データの内の水平m1
ドット、垂直n1ドットの範囲の画像データを画像領域
4a内で単純に90度回転させてプリントすると、a<
bの条件では、図5の(B)のようになる。すなわち、
印画長として、画像データの水平方向(プリント用紙の
紙面に沿った垂直方向)の印画長Lm2は、 Lm2=m1/a ……(数3) 画像データの垂直方向(プリント用紙の紙面に沿った水
平方向)の印画長Ln2は、 Ln2=n1/b ……(数4) であり、プリント画像の縦横比は、 Lm1:Ln1≠Lm2:Ln2 ……(数5) となる。a<bのときには、図4の(B)のように、画
像は画像データの水平方向(プリント用紙の紙面に沿っ
た垂直方向)に長くなってしまう。そこで、画像データ
の水平方向(プリント用紙の紙面に沿った垂直方向)の
みをy倍して、縦横比の補正を行う。図5の(C)は、
補正後の画像範囲を示している。画像データの水平方向
(プリント用紙の紙面に沿った垂直方向)の印画長をL
m3、画像データの垂直方向(プリント用紙の紙面に沿
った水平方向)の印画長をLn3としたとき、 Lm1:Ln1=Lm3:Ln3 ……(数6) となれば、縦横比は正しくプリントできることになる。
【0034】この縦横比は、水平及び垂直の両方または
一方を拡大または縮小することで補正することができ
る。ここでは、画像データの水平方向(プリント用紙の
紙面に沿った垂直方向)のみをy倍して縦横比の補正を
行うものとすると、図5の(C)の印画長は、 Lm3=Lm2×y=(m1/a)×y ……(数7) Ln3=Ln2=n1/b ……(数8) であり、(数6)の式に、(数1)、(数2)、(数
7)、(数8)を代入すると、 m1/b:n1/a=(m1/a)×y:n1/b ……(数9) となり、 n1/a×(m1/a)×y=(m1/b)×(n1/b) ……(数10) となる。従って、 y=a2/b2 ……(数11) となる。
【0035】つまり、図5の(C)の画像データの水平
方向(プリント用紙の紙面に沿った垂直方向)の画素数
m3は、 m3=m1×(a2/b2) ……(数12) となる。
【0036】次に、図4(B)に示すように、プリント
用紙12bの水平方向にM個、垂直方向にN個の画像が
入るように、図5の(C)の画像データを(1/z)に
縮小する。このときの縮小率は、 n1×(1/z)≦m/M ……(数13) m1×(1/z)≦n/N ……(数14) の2つの条件を満たし、縮小後の画像が最大になる値に
する。水平及び垂直方向に(1/z)倍の処理後の画像
データを図5の(D)に示す。
【0037】図6〜図8は、画像データの縮小及び90
度回転処理手順の一例を説明するための図である。
【0038】画像メモリ4に記憶した画像データに対し
て縦長のプリント枠(画像処理領域4b)が設定される
と、画像処理手段11は、画像メモリ4の画像処理領域
4b内の画像データを読み出して画像処理した後に再び
該画像メモリ4に書き込む。
【0039】図6の(A)の破線で示した画像処理領域
4b内の画像データを処理するために、画像処理手段9
は、先ず、画像メモリ4の垂直アドレス4cのA1に配
置されている第1列目の画像データ領域4dを読み出
し、m1ドットの画像データをm4ドットの画像データ
に縮小処理する。このときの画素数m4は、 m4=m1×(a2/b2)×(1/z)ドット ……(数15) である。
【0040】縮小処理後の画像データは、図6の(B)
に示すように、A1−1番地の第1行目の画像データ領
域4gに配置するように書き込む。このようにすること
によって、第1列目の画像データ領域4dの画像データ
処理が終わるまでは元の画像データを保持することがで
きるので、画像処理手段11は、数ドット単位で縮小処
理を行うことができる。第1列目の画像データ領域4d
の画像データ処理が終了すると、次に第2列目の画像デ
ータ領域4e、第3列目の画像データ領域と順に処理
し、第n1列目の画像データ領域4fの画像データまで
処理する。このような水平方向縮小処理により、画像メ
モリ4の画像データは、図6の(B)に示すように、水
平方向の画素数がm4ドットになる。
【0041】次に、垂直向の縮小処理を行う。図6の
(B)の第1列目の画像データ領域4hのn1ドットの
画像データを縦方向に読み出し、n4ドットの画像デー
タに縮小処理する。このときの画素数n4は、 n4=n1×(1/z)ドット ……(数16) である。この縮小した縦方向のn1ドットの画像データ
は、水平アドレスAm1−1の列の縮小画像データ書き
込み領域4kに書き込む。
【0042】続いて、第2列目の画像データ領域4iの
画像データ、第3列目の画像データ領域の画像データと
順に縮小処理していき、第m4列目の画像データ領域4
jの画像データまで縮小処理する。図7の(A)は、こ
の垂直方向の縮小処理が終了したときの画像メモリ4の
画像データである。
【0043】次に、図7の(B)に示すように、縮小画
像データを読み出し、画像領域4aの内の領域(あ)に
90度回転させて複写する(書き込む)。この90度回
転と書き込みは、縮小画像データを垂直方向に読み出
し、領域(あ)に水平方向に書き込むことで実現する。
領域(あ)への縮小画像データの複写が終了すると、こ
の領域(あ)の画像データを読み出して領域(い)、
(う)、(え)にそのまま1:1の大きさで順に複写す
る。図示の例は、垂直方向に4個の画像を並べる例であ
るが、個数は任意に設定することができる。
【0044】次に、図8に示すように、図7の(B)ま
での処理で作成した画像データ[領域(あ)〜(え)の
画像データ]の列(ア)を読み出し、(イ)、(ウ)、
(エ)列に順次に複写する。図示の例は横方向に4列の
画像を並べる例であるが、列数は任意に設定できる。
【0045】これらの処理により、画像メモリ4の画像
データは、図4の(A)からB)のように変換されたこ
とになる。
【0046】以上のような画像処理を終了した後に、既
に説明したプリント処理のように、画像メモリ4から画
像データを読み出してプリントを行うことにより、90
度回転した多数の縮小画像データのプリント画像を得る
ことができる。
【0047】前述した実施形態は、縮小及び回転させた
縮小画像データを画像メモリの複数の領域に並べるよう
に書き込むことにより、そのままプリントすれば複数の
プリント画像が得られるようにしたが、1つの縮小画像
データを作成してそのまま画像メモリ4に保持し、プリ
ント時にその読み出し方向を変えて読み出してプリント
手段12に繰り返し転送するようにしても、90度回転
させた複数の縮小画像を1枚のプリント用紙にプリント
することができる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、1つの画像データを縮
小及び90度回転させた画像を1枚のプリント用紙の複
数の領域に並べてプリントしたプリント画像を得ること
ができる。
【0049】また、縮小及び90度回転してプリントす
る画像データの対象領域をプリント枠によって確認する
ことができるので、目的とする画像データを確実にプリ
ントさせることができる。
【0050】また、水平方向と垂直方向を異なる比率で
縮小することができる画像処理手段を設けたことによ
り、水平方向と垂直方向の画素密度が異なる画像を90
度回転させるときの縦横比を補正することができるの
で、画素密度を変えずに所定の縦横比の画像をプリント
することができる。一般に、プリントの画素密度を変え
るとインクの発色特性が変化してしまうために、発色特
性の補正も必要になってしまうが、このように、プリン
トの画素密度を変えずにプリントするようにすれば発色
特性補正は不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すビデオプリンタのブ
ロック図である。
【図2】図1に示したビデオプリンタの全体制御装置が
実行する制御処理のフローチャートである。
【図3】サーマルヘッドとプリント用紙の相対位置関係
図である。
【図4】画像メモリに記憶した画像データの例であり、
(A)は処理前、(B)は処理後である。
【図5】画像データを90度回転させるときの縦横比補
正処理の説明図である。
【図6】画像データ縮小処理手順の一例の説明図であ
る。
【図7】縮小画像データの回転及び複写処理手順の一例
の説明図である。
【図8】縮小画像データの複写処理手順の一例の説明図
である。
【符号の説明】
1…入力端、2…入力画像信号回路、3…A/D変換回
路、4…画像メモリ、5…D/A変換回路、6…加算手
段、7…枠信号発生手段、8…出力画像信号回路、9…
出力端、10…メモリ制御回路、11…画像処理手段、
12…プリント手段、13…全体制御装置、14…入力
装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1枚の用紙にプリントする画像の大きさに
    相当する画像データを記憶することができる画像メモリ
    と、ビデオ信号から1フレームまたは1フィールド分の
    画像データを抽出して前記画像メモリに記憶させる手段
    と、画像メモリに記憶された画像データを縮小する縮小
    処理手段と、縮小した画像データを1枚の用紙の複数の
    領域にプリントするプリント手段とを備えたビデオプリ
    ンタにおいて、 前記縮小処理手段は、画像メモリに記憶された画像デー
    タのうちで縮小処理する画像領域を設定する手段と、設
    定された画像領域の画像データを縮小及び90度回転さ
    せて前記プリント手段に供給する縮小回転手段を備えた
    ことを特徴とするビデオプリンタ。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記縮小処理手段は、
    縮小及び90度回転させた縮小画像データを画像メモリ
    の複数の領域に並べるように複写する手段を備えたこと
    を特徴とするビデオプリンタ。
  3. 【請求項3】ビデオ信号の任意の画像データを記憶する
    画像メモリと、この画像メモリに記憶された画像データ
    の少なくとも一部を縮小した状態で画像メモリの複数の
    領域に並べて書き込む画像処理手段と、縮小して前記画
    像メモリに記憶された画像データをプリントするプリン
    ト手段とを備えたビデオプリンタにおいて、 縮小して構成した1つの画像データを元の画像データに
    対して90度回転させた状態で前記画像メモリの複数の
    領域に並べるように書き込む画像処理手段と、前記画像
    処理手段において縮小処理する画像データの範囲を示す
    枠をモニタ画面に表示するための枠信号発生手段を備え
    たことを特徴とするビデオプリンタ。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の1項において、前記画像処
    理手段は、画像データの水平方向と垂直方向で縮小比率
    を変えて該画像データの縮小処理を行うことを特徴とす
    るビデオプリンタ。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記プリント手段は、
    垂直方向と水平方向では画素密度が異なるものであるこ
    とを特徴とするビデオプリンタ。
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