JPH11195929A - ミキサ回路 - Google Patents

ミキサ回路

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Publication number
JPH11195929A
JPH11195929A JP36031897A JP36031897A JPH11195929A JP H11195929 A JPH11195929 A JP H11195929A JP 36031897 A JP36031897 A JP 36031897A JP 36031897 A JP36031897 A JP 36031897A JP H11195929 A JPH11195929 A JP H11195929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
signal
mixer circuit
transistors
nmos
Prior art date
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Pending
Application number
JP36031897A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Hayashi
豊 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH11195929A publication Critical patent/JPH11195929A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミキサ回路に的確なパワーセーブ機能を持た
せる。 【解決手段】 ベースバンド信号を制御入力として受け
るPNPトランジスタQ1,Q2と、ローカル信号を制
御入力として受けPNPトランジスタQ1,Q2のスイ
ッチ動作を行わせるトランジスタQ3,Q4およびQ
5,Q6とを備えたミキサ回路において、パワーセーブ
信号を制御入力として受けるNMOSトランジスタM
1,M2を設け、パワーセーブ信号オフ時には、NMO
SトランジスタM1,M2によりPNPトランジスタQ
1,Q2のバイアス電流を決定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話に用い
られる直交変調器等のミキサ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の直交変調器に使用される
ダブルバランス型ミキサ回路を示すものである。図にお
いて、Q1,Q2はベースバンド信号がベースから入力
されるNPNトランジスタ、Q3〜Q6は、ローカル信
号がベースより入力され、NPNトランジスタQ1,Q
2のコレクタ電流をスイッチングさせるNPNトランジ
スタである。R1,R2は前記NPNトランジスタQ
1,Q2のバイアス電流を決定する抵抗、RE1は、こ
の抵抗R1,R2と出力負荷抵抗RL1,RL2ととも
に、ゲインを決定する抵抗である。 ゲイン≒RL1/(R1+1/2・RE1+re) ここで、R1=R2、RL1=RL2、reはQ1,Q
2のエミッタ抵抗である。
【0003】直交変調器用ミキサ回路のように、ベース
バンド信号のバイアスオフセットの精度が要求される場
合、ベースバンド信号を大きくし、ミキサ回路の入力ダ
イナミックレンジを大きくする必要がある。
【0004】そのため、NPNトランジスタQ1,Q2
のバイアス電流を決定する抵抗R1,R2によっては定
電流発生回路電流回路を構成することはできず、パワー
セーブ動作を行わせることができない。なお、携帯電話
は、消費電流を下げるため、バースト動作を行ってお
り、パワーセーブ機能が必要である。
【0005】刊行物による先行技術としては、特開平5
−258588号公報および特開昭58−204613
号公報があるが、これらは何れも上記の課題を適切に解
決できるものではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、的確なパ
ワーセーブ機能を有するミキサ回路を得ようとするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明のミキサ回路
においては、ベースバンド信号を制御入力として受ける
第1のトランジスタと、ローカル信号を制御入力として
受け前記第1のトランジスタのスイッチ動作を行わせる
第2のトランジスタとを備えたミキサ回路において、パ
ワーセーブ信号を制御入力として受けるNMOSトラン
ジスタを設け、パワーセーブ信号オン時には、前記NM
OSトランジスタによりパワーセーブ機能を行うととも
に、パワーセーブ信号オフ時には、前記NMOSトラン
ジスタにより前記第1のトランジスタのバイアス電流を
決定するようにしたものである。
【0008】第2の発明のミキサ回路においては、ベー
スバンド信号を制御入力として受ける第1のトランジス
タと、ローカル信号を制御入力として受け前記第1のト
ランジスタのスイッチ動作を行わせる第2のトランジス
タとを備えたミキサ回路において、前記第1のトランジ
スタをNMOSトランジスタからなる差動トランジスタ
構成としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1を、図1について説明する。図1において、Q
1,Q2はベースバンド信号がベースから入力されるN
PNトランジスタ、Q3〜Q6は、ローカル信号がベー
スより入力され、NPNトランジスタQ1,Q2のコレ
クタ電流をスイッチングさせるNPNトランジスタであ
る。
【0010】M1,M2は、NPNトランジスタQ1,
Q2のエミッタ抵抗として作用し、NPNトランジスタ
Q1,Q2のバイアス電流を決定するNMOSトランジ
スタである。RE1は、NMOSトランジスタM1,M
2により設定されるNPNトランジスタQ1,Q2のエ
ミッタ抵抗と出力負荷抵抗RL1,RL2とともに、ゲ
インを決定する抵抗である。
【0011】次に、動作について説明する。パワーセー
ブオフ時には、NMOSトランジスタM1,M2をON
状態になるようゲート電位を“H”に設定する。このと
きのNMOSトランジスタM1,M2は抵抗として作用
する。
【0012】パワーセーブオン時には、NMOSトラン
ジスタM1,M2がOFF状態になるようゲート電位を
“L”に設定する。このとき、ベースバンド入力があっ
ても、NPNトランジスタQ1,Q2はOFFの状態で
ある。
【0013】実施の形態1によれば、ベースバンド信号
を制御入力として受けるNPNトランジスタQ1,Q2
のエミッタ抵抗として作用し、NPNトランジスタQ
1,Q2のバイアス電流を決定するパワーセーブ信号を
制御入力として受けるNMOSトランジスタM1,M2
を設けたので、パワーセーブ機能を的確に遂行すること
ができる。
【0014】実施の形態2.この発明の実施の形態2
を、図2について説明する。図2において、M3,M4
はベースバンド信号がゲートから入力されるNMOSト
ランジスタ、Q3〜Q6は、ローカル信号がベースから
入力されるNPNトランジスタである。
【0015】M1,M2は、パワーセーブ信号を制御入
力として受け差動トランジスタを構成するNMOSトラ
ンジスタである。RE1は、NMOSトランジスタM
1,M2により設定される抵抗と出力負荷抵抗RL1,
RL2とともに、ゲインを決定する抵抗である。NMO
SトランジスタM3,M4は、図1におけるNPNトラ
ンジスタQ1,Q2と同一の動作をする。
【0016】その効果を説明する。図1のようにベース
バンド入力をNPNトランジスタで構成すると、抵抗R
E1にかかる電位は、ベースエミッタ間電圧VBE(例え
ば0.7V)だけ下がるのに対し、この実施の形態2の
ように差動トランジスタを構成するNMOSトランジス
タM3,M4を設けると、NMOSトランジスタのゲー
トソース間電圧は、サイズにより小さくすることができ
(例えば0.4V)、その分、入力ダイナミックレンジ
を広げることができる。そのため、入力バイアスオフセ
ットの精度が要求される回路では、特に有効となるので
ある。
【0017】この実施の形態2によれば、ベースバンド
信号を制御入力として受けるトランジスタとしてNMO
SトランジスタM3,M4からなる差動トランジスタ構
成を採用したので、パワーセーブ機能を的確に遂行する
ことができるとともに、入力ダイナミックレンジを確実
に広げることができる。
【0018】実施の形態3.この発明の実施の形態3
を、図3について説明する。図3において、M3,M4
はベースバンド信号がゲートから入力されるNMOSト
ランジスタ、Q3〜Q6は、ローカル信号がベースから
入力されるNPNトランジスタである。
【0019】M1,M2は、パワーセーブ信号を制御入
力として受けるNMOSトランジスタである。RE1
は、NMOSトランジスタM1,M2により設定される
抵抗と出力負荷抵抗RL1,RL2とともに、ゲインを
決定する抵抗である。
【0020】NMOSトランジスタM3,M4は、図1
におけるNPNトランジスタQ1,Q2と同一の動作を
する。M5は、NMOSトランジスタM1とM2とでカ
レントミラー回路を構成するNMOSトランジスタ、M
6は、前記カレントミラー回路をON/OFFさせるス
イッチとして構成するNMOSトランジスタである。
【0021】その効果を説明する。図2のようにNMO
SトランジスタM1,M2を抵抗として使用するのに対
し、図3のように定電流として使用することで、NMO
SトランジスタM3,M4のバイアス電流を安定化さ
せ、リニアリティを良くすることができる。
【0022】この実施の形態3によれば、ベースバンド
信号を制御入力として受けるトランジスタとしてNMO
SトランジスタM3,M4からなる差動トランジスタ構
成を採用したので、パワーセーブ機能を的確に遂行する
ことができるとともに、入力ダイナミックレンジを確実
に広げることができ、しかも、NMOSトランジスタM
3,M4のバイアス電流を安定化させ、リニアリティを
良くすることができる。
【0023】
【発明の効果】第1の発明によれば、ベースバンド信号
を制御入力として受けるNPNトランジスタのエミッタ
抵抗として作用し、NPNトランジスタのバイアス電流
を決定するパワーセーブ信号を制御入力として受けるN
MOSトランジスタを設けたので、パワーセーブ機能を
的確に遂行することができる。
【0024】第2の発明によれば、ベースバンド信号を
制御入力として受けるトランジスタとしてNMOSトラ
ンジスタを採用したので、パワーセーブ機能を的確に遂
行することができるとともに、入力ダイナミックレンジ
を確実に広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明における実施の形態1によるミキサ
回路を示す接続図である。
【図2】 この発明における実施の形態2によるミキサ
回路を示す接続図である。
【図3】 この発明における実施の形態3によるミキサ
回路を示す接続図である。
【図4】 従来例を示す接続図である。
【符号の説明】
M1〜M6 NMOSトランジスタ、Q1〜Q4 NP
Nトランジスタ、RE1 差動アンプエミッタ抵抗、R
L1,RL2 差動アンプ出力負荷抵抗、VCC 電
源、GND 接地。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースバンド信号を制御入力として受け
    る第1のトランジスタと、ローカル信号を制御入力とし
    て受け前記第1のトランジスタのスイッチ動作を行わせ
    る第2のトランジスタとを備えたミキサ回路において、
    パワーセーブ信号を制御入力として受けるNMOSトラ
    ンジスタを設け、パワーセーブ信号オン時には、前記N
    MOSトランジスタによりパワーセーブ機能を行うとと
    もに、パワーセーブ信号オフ時には、前記NMOSトラ
    ンジスタにより前記第1のトランジスタのバイアス電流
    を決定するようにしたことを特徴とするミキサ回路。
  2. 【請求項2】 ベースバンド信号を制御入力として受け
    る第1のトランジスタと、ローカル信号を制御入力とし
    て受け前記第1のトランジスタのスイッチ動作を行わせ
    る第2のトランジスタとを備えたミキサ回路において、
    前記第1のトランジスタをNMOSトランジスタにより
    構成したことを特徴とするミキサ回路。
JP36031897A 1997-12-26 1997-12-26 ミキサ回路 Pending JPH11195929A (ja)

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JP36031897A JPH11195929A (ja) 1997-12-26 1997-12-26 ミキサ回路

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006001173A1 (ja) * 2004-06-25 2006-01-05 Niigata Seimitsu Co., Ltd. ステレオセパレーション調整回路及びそのmos集積回路
KR20060123926A (ko) * 2005-05-30 2006-12-05 포스데이타 주식회사 단거리 무선통신시스템의 진폭변조장치
JP2014075845A (ja) * 2008-08-01 2014-04-24 Qualcomm Incorporated 切り替えられたトランスコンダクタンス及びloマスキングを有するアップコンバータ及びダウンコンバータ

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WO2006001173A1 (ja) * 2004-06-25 2006-01-05 Niigata Seimitsu Co., Ltd. ステレオセパレーション調整回路及びそのmos集積回路
KR20060123926A (ko) * 2005-05-30 2006-12-05 포스데이타 주식회사 단거리 무선통신시스템의 진폭변조장치
JP2014075845A (ja) * 2008-08-01 2014-04-24 Qualcomm Incorporated 切り替えられたトランスコンダクタンス及びloマスキングを有するアップコンバータ及びダウンコンバータ

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