JPH11194838A - 内部降圧電源発生回路および当該内部降圧電源発生回路を備える半導体集積装置 - Google Patents

内部降圧電源発生回路および当該内部降圧電源発生回路を備える半導体集積装置

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JPH11194838A
JPH11194838A JP10000088A JP8898A JPH11194838A JP H11194838 A JPH11194838 A JP H11194838A JP 10000088 A JP10000088 A JP 10000088A JP 8898 A JP8898 A JP 8898A JP H11194838 A JPH11194838 A JP H11194838A
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power supply
variable resistance
reference voltage
internal step
down power
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JP10000088A
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Makoto Ishitani
真 石谷
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒューズを用いることなく、電圧レベルを補
正することにより所望の内部降圧電源電圧を発生するこ
とができる内部降圧電源発生回路および当該内部降圧電
源発生回路を備える半導体集積回路を提供する。 【解決手段】 電源投入後一定期間、基準電圧が発生す
る。発振器8は、初期化信号に応答して、クロック信号
T1を出力する。カウンタ回路103は、クロック信号
T1に応答して、内部降圧電源参照電圧と基準電圧との
比較結果に基づきカウント値を更新する。抵抗回路10
4は、カウント値に応答して抵抗値を変える。参照電圧
発生回路105は、抵抗回路104の抵抗値に応答し
て、内部降圧電源参照電圧を発生する。比較器50は、
内部降圧電源参照電圧に基づき、内部降圧電源電圧VC
Cのレベルを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部降圧電源発生
回路および半導体集積装置に関し、発生した内部降圧電
圧のレベルを内部で補正する回路を備える内部降圧電源
発生回路および当該内部降圧電源発生回路を備える半導
体集積装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積装置に設けられる従来の内部
降圧電源発生回路の具体的構成の一例を図7に示す。
【0003】図7に示す従来の内部降圧電源発生回路9
00は、可変抵抗回路55および56、参照電圧発生回
路105ならびに比較器50を含む。
【0004】可変抵抗回路55は、複数のヒューズFと
複数の抵抗60とを含む。複数のヒューズFはそれぞ
れ、複数の抵抗60に対応して設けられる。ヒューズF
を切ることにより、可変抵抗回路55の抵抗値は変化す
る。
【0005】可変抵抗回路56は、複数のヒューズFと
複数の抵抗61とを含む。複数のヒューズFはそれぞ
れ、複数の抵抗61に対応して設けられる。ヒューズF
を切断することにより、可変抵抗回路56の抵抗値は変
化する。
【0006】参照電圧発生回路105は、トランジスタ
7a、7b、7c、7d、7eおよび7fを含む。トラ
ンジスタ7a、7bおよび7cは、それぞれPチャネル
型MOSトランジスタであり、トランジスタ7d、7e
および7fは、それぞれNチャネル型MOSトランジス
タである。
【0007】トランジスタ7dおよび7eはカレントミ
ラー回路を構成する。トランジスタ7dの一方の導通端
子とトランジスタ7aのゲート電極とはノードN10に
おいて可変抵抗回路55と接続される。また、トランジ
スタ7cの一方の導通端子は、ノードN11において可
変抵抗回路56と比較器50とに接続される。
【0008】比較器50は、ノードN11における内部
降圧電源参照電圧VREFと比較器50が出力する内部
降圧電源電圧VCCとを比較し、内部降圧電源電圧VC
Cのレベルを補正して出力する。
【0009】次に、図7に示す従来の内部降圧電源発生
回路900の動作について説明する。
【0010】半導体集積装置に電源電圧が与えられる
と、トランジスタ7aのしきい値と可変抵抗回路55の
抵抗値とにより決まる電流iが電源電圧からトランジス
タ7aおよび7dを介して接地電位へと流れる。
【0011】このときトランジスタ7dおよび7eで構
成されるカレントミラー回路により、トランジスタ7a
および7eのそれぞれにも電流iと同じ大きさの電流が
流れる。トランジスタ7eのサイズとトランジスタ7f
のサイズとを一定の比により構成しておけば、トランジ
スタ7eおよび7fには、i×Qf/Qeの電流が流れ
る(ここで、Qfは、トランジスタ7fのコンダクタン
スを、Qeはトランジスタ7eのコンダクタンスをそれ
ぞれ示す)とともに、同量の電流がトランジスタ7cに
も流れる。この電流が可変抵抗回路56を流れること
で、ノードN11には式(1)で示される内部降圧電源
参照電圧VREFが発生する。
【0012】 VREF=R56×(Vth(7a)/R55×Qf/Qe)…(1) ここで、R56とは、可変抵抗回路56における抵抗値
を示し、R55は、可変抵抗回路55における抵抗値を
それぞれ示す。また、Vth(7a)は、トランジスタ
7aのしきい値電圧を示す。すなわち、式(1)より、
内部降圧電源参照電圧VREFのレベルは、可変抵抗回
路56の抵抗値R56とトランジスタ7cを流れる電流
量(可変抵抗回路55の抵抗値R55に依存)との積で
決定される。
【0013】比較器50は、式(1)で表わされる内部
降圧電源参照電圧VREFと内部降圧電源電圧VCCと
を比較し、内部降圧電源電圧VCCの電圧レベルを補正
して出力する。
【0014】内部降圧電源電圧VCCが必要とされるレ
ベル(目標値)より低い場合には、可変抵抗回路56に
おけるヒューズFを切り、可変抵抗回路56の抵抗値を
上げる。これにより、内部降圧電源電圧VCCの電圧レ
ベルを高くすることができる。
【0015】また、内部降圧電源電圧VCCのレベルが
目標値よりも高い場合は、可変抵抗回路55のヒューズ
Fを切り、可変抵抗回路55の抵抗値を上げる。これに
より、内部降圧電源参照電圧VREFのレベルを低くす
ることができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
内部降圧電源発生回路900においては、所望の内部降
圧電源電圧VCCを発生するため、ヒューズFを切るこ
とで電圧の調整を行なっている。
【0017】このため、ヒューズが十分に切れていなか
った場合、所望の電圧レベルが得られず、半導体集積装
置が正常に動作しなくなるという問題があった。
【0018】そこで、本発明は係る問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、ヒューズを切るこ
となく、発生した内部降圧電源電圧のレベルを補正し所
望の内部降圧電源電圧を発生することができる内部降圧
電源発生回路を提供することにある。
【0019】さらに、本発明の他の目的は、発生した内
部降圧電源電圧のレベルを補正することができる内部降
圧電源発生回路を備えることにより、高精度に動作する
ことができる半導体集積装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る内部降圧
電源発生回路は、電源電圧を降圧して内部降圧電源電圧
を発生する内部降圧電源発生回路であって、基準電圧を
発生する基準電圧発生手段と、基準電圧と内部降圧電源
電圧とを比較する比較手段と、比較手段における比較結
果に応答して抵抗値が決定される可変抵抗手段と、可変
抵抗手段における抵抗値に応答して、電源電圧を降圧し
て内部降圧電源電圧を発生する降圧手段とを備える。
【0021】請求項2に係る内部降圧電源発生回路は、
請求項1に係る内部降圧電源発生回路であって、電源電
圧が入力されてから一定期間、パルス信号を発生するパ
ルス信号発生手段をさらに備え、基準電圧発生手段は、
電源電圧が入力されてから一定期間、基準電圧を発生
し、比較手段は、パルス信号に応答して、基準電圧と内
部降圧電源電圧とを比較し、可変抵抗手段は、複数の抵
抗素子と、複数の抵抗素子のそれぞれに対応して設けら
れ、ON/OFFすることにより対応する抵抗素子を選
択/非選択して抵抗値を決定する複数のスイッチ手段
と、パルス信号に応答して、比較手段における比較結果
に基づき複数のスイッチ手段のON/OFFを制御する
制御手段とを含む。
【0022】請求項3に係る内部降圧電源発生回路は、
請求項1に係る内部降圧電源発生回路であって、可変抵
抗手段は、複数の抵抗素子と、複数の抵抗素子のそれぞ
れに対応して設けられ、ON/OFFすることにより対
応する抵抗素子を選択/非選択して抵抗値を決定する複
数のスイッチ手段と、比較手段における比較結果に基づ
き複数のスイッチ手段のON/OFFを制御する制御手
段とを含む。
【0023】請求項4に係る内部降圧電源発生回路は、
請求項2に係る内部降圧電源発生回路であって、制御手
段は、パルス信号に応答して、比較手段の比較結果に基
づき値がカウントされるカウンタ手段を含む。
【0024】請求項5に係る内部降圧電源発生回路は、
請求項3に係る内部降圧電源発生回路であって、制御手
段は、比較手段の比較結果に基づき値がカウントされる
カウンタ手段を含む。
【0025】請求項6に係る内部降圧電源発生回路は、
請求項2に係る内部降圧電源発生回路であって、基準電
圧は、第1の基準電圧と、第1の基準電圧と異なる第2
の基準電圧とを含み、比較手段は、パルス信号に応答し
て、第1の基準電圧と内部降圧電源電圧とを比較する第
1の比較手段と、パルス信号に応答して、第2の基準電
圧と内部降圧電源電圧とを比較する第2の比較手段とを
含み、可変抵抗手段は、第1の可変抵抗手段と、第2の
可変抵抗手段とを含み、第1の可変抵抗手段における制
御手段は、パルス信号に応答して、第1の比較手段の比
較結果に基づき値がカウントされる第1のカウンタ手段
を含み、第2の可変抵抗手段における制御手段は、パル
ス信号に応答して、第2の比較手段の比較結果に基づき
値がカウントされる第2のカウンタ手段を含み、降圧手
段は、第1の可変抵抗手段における抵抗値と第2の可変
抵抗手段における抵抗値とに基づき内部降圧電源電圧を
発生する。
【0026】請求項7に係る内部降圧電源発生回路は、
請求項2に係る内部降圧電源発生回路であって、可変抵
抗手段は、第1の可変抵抗手段と、第2の可変抵抗手段
とを含み、第1の可変抵抗手段における制御手段は、パ
ルス信号に応答して、比較手段の比較結果に基づき値が
カウントされる第1のカウンタ手段を含み、第2の可変
抵抗手段における制御手段は、パルス信号に応答して、
比較手段の比較結果に基づき値がカウントされる第2の
カウンタ手段を含み、降圧手段は、第1の可変抵抗手段
における抵抗値と第2の可変抵抗手段における抵抗値と
に基づき内部降圧電源電圧を発生する。
【0027】請求項8に係る内部降圧電源発生回路は、
請求項3に係る内部降圧電源発生回路であって、基準電
圧は、第1の基準電圧と、第1の基準電圧と異なる第2
の基準電圧とを含み、比較手段は、第1の基準電圧と内
部降圧電源電圧とを比較する第1の比較手段と、第2の
基準電圧と内部降圧電源電圧とを比較する第2の比較手
段とを含み、可変抵抗手段は、第1の可変抵抗手段と、
第2の可変抵抗手段とを含み、第1の可変抵抗手段にお
ける制御手段は、第1の比較手段の比較結果に基づき値
がカウントされる第1のカウンタ手段を含み、第2の可
変抵抗手段における制御手段は、第2の比較手段の比較
結果に基づき値がカウントされる第2のカウンタ手段を
含み、降圧手段は、第1の可変抵抗手段における抵抗値
と第2の可変抵抗手段における抵抗値とに基づき内部降
圧電源電圧を発生する。
【0028】請求項9に係る内部降圧電源発生回路は、
請求項2に係る内部降圧電源発生回路であって、可変抵
抗手段は、第1の可変抵抗手段と、第2の可変抵抗手段
とを含み、第1の可変抵抗手段における制御手段は、比
較手段の比較結果に応答して値がカウントされる第1の
カウンタ手段を含み、第2の可変抵抗手段における制御
手段は、比較手段の比較結果に応答して値がカウントさ
れる第2のカウンタ手段を含み、降圧手段は、第1の可
変抵抗手段における抵抗値と第2の可変抵抗手段におけ
る抵抗値とに基づき内部降圧電源電圧を発生する。
【0029】請求項10に係る半導体集積装置は、電源
電圧を降圧して内部降圧電源電圧を発生する内部降圧電
源発生手段と、内部降圧電源電圧に基づき動作する内部
回路とを備え、内部降圧電源発生手段は、基準電圧を発
生する基準電圧発生手段と、基準電圧と内部降圧電源電
圧とを比較する比較手段と、比較手段における比較結果
に応答して抵抗値が決定される可変抵抗手段と、可変抵
抗手段における抵抗値に応答して、電源電圧を降圧して
内部降圧電源電圧を発生する降圧手段とを含む。
【0030】請求項11に係る半導体集積装置は、請求
項10に係る半導体集積装置であって、電源電圧が入力
されてから一定期間、初期化信号を出力する信号発生手
段をさらに備え、内部降圧電源発生手段は、初期化信号
に応答して、パルス信号を発生するパルス信号発生手段
をさらに含み、基準電圧発生手段は、初期化信号に応答
して基準電圧を発生し、比較手段は、パルス信号に応答
して、基準電圧と内部降圧電源電圧とを比較し、可変抵
抗手段は、複数の抵抗素子と、複数の抵抗素子のそれぞ
れに対応して設けられ、ON/OFFすることにより対
応する抵抗素子を選択/非選択して抵抗値を決定する複
数のスイッチ手段と、パルス信号に応答して、比較手段
における比較結果に基づき、複数のスイッチ手段のON
/OFFを制御する制御手段とを含む。
【0031】請求項12に係る半導体集積装置は、請求
項10に係る半導体集積装置であって、可変抵抗手段
は、複数の抵抗素子と、複数の抵抗素子のそれぞれに対
応して設けられ、ON/OFFすることにより対応する
抵抗素子を選択/非選択して抵抗値を決定する複数のス
イッチ手段と、比較手段における比較結果に応答して、
複数のスイッチ手段のON/OFFを制御する制御手段
とを含む。
【0032】請求項13に係る半導体集積装置は、請求
項11に係る半導体集積装置であって、制御手段は、パ
ルス信号に応答して、比較手段の比較結果に基づき値が
カウントされるカウンタ手段を含む。
【0033】請求項14に係る半導体集積装置は、請求
項12に係る半導体集積装置であって、制御手段は、比
較手段の比較結果に基づき値がカウントされるカウンタ
手段を含む。
【0034】請求項15に係る半導体集積装置は、請求
項11に係る半導体集積装置であって、基準電圧は、第
1の基準電圧と、第1の基準電圧と異なる第2の基準電
圧とを含み、比較手段は、パルス信号に応答して、第1
の基準電圧と内部降圧電源電圧とを比較する第1の比較
手段と、パルス信号に応答して、第2の基準電圧と内部
降圧電源電圧とを比較する第2の比較手段とを含み、可
変抵抗手段は、第1の可変抵抗手段と、第2の可変抵抗
手段とを含み、第1の可変抵抗手段における制御手段
は、パルス信号に応答して、第1の比較手段の比較結果
に基づき値がカウントされる第1のカウンタ手段を含
み、第2の可変抵抗手段における制御手段は、パルス信
号に応答して、第2の比較手段の比較結果に基づき値が
カウントされる第2のカウンタ手段を含み、降圧手段
は、第1の可変抵抗手段における抵抗値と第2の可変抵
抗手段における抵抗値とに基づき内部降圧電源電圧を発
生する。
【0035】請求項16に係る半導体集積装置は、請求
項11に係る半導体集積装置であって、可変抵抗手段
は、第1の可変抵抗手段と、第2の可変抵抗手段とを含
み、第1の可変抵抗手段における制御手段は、パルス信
号に応答して、比較手段の比較結果に基づき値がカウン
トされる第1のカウンタ手段を含み、第2の可変抵抗手
段における制御手段は、パルス信号に応答して、比較手
段の比較結果に基づき値がカウントされる第2のカウン
タ手段を含み、降圧手段は、第1の可変抵抗手段におけ
る抵抗値と第2の可変抵抗手段における抵抗値とに基づ
き内部降圧電源電圧を発生する。
【0036】請求項17に係る半導体集積装置は、請求
項12に係る半導体集積装置であって、基準電圧は、第
1の基準電圧と、第1の基準電圧と異なる第2の基準電
圧とを含み、比較手段は、第1の基準電圧と内部降圧電
源電圧とを比較する第1の比較手段と、第2の基準電圧
と内部降圧電源電圧とを比較する第2の比較手段とを含
み、可変抵抗手段は、第1の可変抵抗手段と、第2の可
変抵抗手段とを含み、第1の可変抵抗手段における制御
手段は、第1の比較手段の比較結果に応答して値がカウ
ントされる第1のカウンタ手段を含み、第2の可変抵抗
手段における制御手段は、第2の比較手段の比較結果に
応答して値がカウントされる第2のカウンタ手段を含
み、降圧手段は、第1の可変抵抗手段における抵抗値と
第2の可変抵抗手段における抵抗値とに基づき内部降圧
電源電圧を発生する。
【0037】請求項18に係る半導体集積装置は、請求
項12に係る半導体集積装置であって、可変抵抗手段
は、第1の可変抵抗手段と、第2の可変抵抗手段とを含
み、第1の可変抵抗手段における制御手段は、第1の比
較手段の比較結果に応答して値がカウントされる第1の
カウンタ手段を含み、第2の可変抵抗手段における制御
手段は、第2の比較手段の比較結果に応答して値がカウ
ントされる第2のカウンタ手段を含み、降圧手段は、第
1の可変抵抗手段における抵抗値と第2の可変抵抗手段
における抵抗値とに基づき内部降圧電源電圧を発生す
る。
【0038】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]本発明の実施の
形態1における内部降圧電源発生回路および当該内部降
圧電源発生回路を備える半導体集積装置について説明す
る。
【0039】本発明の実施の形態1における内部降圧電
源発生回路は、ヒューズを用いることなく、電源投入時
に発生した内部降圧電源電圧を補正することを可能とす
るものである。
【0040】まず、半導体集積装置に本発明の実施の形
態1の内部降圧電源発生回路を搭載した場合の一例につ
いて図1を用いて説明する。
【0041】図1は、本発明の実施の形態1の内部降圧
電源発生回路100を半導体集積装置1000に適用し
た場合の一例を示す概略図である。
【0042】図1に示すように、内部降圧電源発生回路
100は、基準電圧発生回路101、コンパレータ回路
102、カウンタ回路103、抵抗回路104、参照電
圧発生回路105、発振器8および比較器50を含む。
【0043】基準電圧発生回路101および発振器8
は、初期化信号発生回路500から出力される初期化信
号ZPORに応答して動作する。
【0044】初期化信号発生回路500は、電源(Vd
d)投入時に、Lレベルになり、一定期間経過した後に
電源電圧Vddと同レベルになる初期化信号ZPORを
出力する。
【0045】基準電圧発生回路101は、初期化信号発
生回路500の出力する初期化信号ZPORに応答し
て、基準電圧を出力する。コンパレータ回路102は、
後述する参照電圧発生回路105で生成される内部降圧
電源参照電圧VREFと基準電圧とを比較する。
【0046】発振器8は、初期化信号発生回路500の
出力する初期化信号ZPORに応答して、電源投入時か
ら一定期間、パルス信号を出力する。
【0047】カウンタ回路103は、発振器8から出力
されるパルス信号に応答して、コンパレータ回路102
の比較結果に基づきカウンタの値を変更する。
【0048】抵抗回路104は、カウンタ回路103の
出力するカウンタ値に基づき抵抗値を変化させる。参照
電圧発生回路105は、抵抗回路104から出力される
電圧に応答して、内部降圧電源参照電圧VREFを発生
する。
【0049】比較器50は、この内部降圧電源参照電圧
VREFと比較器50から出力される内部降圧電源電圧
VCCとを比較して、内部降圧電源電圧VCCの電圧レ
ベルを補正する。
【0050】このように、本発明の実施の形態1におい
ては、電源投入時に内部降圧電源参照電圧VREFのレ
ベルを補正することにより、所望の内部降圧電源電圧V
CCが生成される。生成された内部降圧電源電圧VCC
は、内部回路600に供給される。
【0051】次に、内部降圧電源発生回路100の具体
的構成について図2を用いて説明する。
【0052】図2は、本発明の実施の形態1における内
部降圧電源発生回路100の具体的構成の一例を示す回
路図である。図7に示す従来の内部降圧電源発生回路9
00と同じ構成要素には、同じ符号および記号を付しそ
の説明を省略する。
【0053】まず、基準電圧発生回路101について説
明する。基準電圧発生回路101は、トランジスタ2な
らびに抵抗3、4および5を含む。トランジスタ1と抵
抗3、4および5とは、電源電圧と接地電位との間に直
列に接続される。トランジスタ1は、Pチャネル型MO
Sトランジスタであって、そのゲート電極には、上述し
た初期化信号ZPORが入力される。
【0054】抵抗3と抵抗4との接続ノードであるノー
ドN1の電位が基準電圧V1となる。また、抵抗4と抵
抗5との接続ノードであるノードN2の電位が基準電圧
V2となる。
【0055】なお、抵抗3、4および5のそれぞれの抵
抗値は、基準電圧V1が所望の内部降圧電源参照電圧V
REFより高く、かつ基準電圧V2が所望の内部降圧電
源参照電圧VREFより低くなるように設定する。
【0056】次に、発振器8について説明する。発振器
8は、電源投入時に初期化信号ZPORがLレベルの状
態にあるときに活性化する発振器である。発振器8は、
クロック信号T1を出力する。
【0057】次に、コンパレータ回路102について説
明する。コンパレータ回路102は、比較器9および1
0を含む。比較器9および10は、発振器8から出力さ
れるクロック信号T1がHレベルの活性状態にあるとき
に活性化される。
【0058】比較器9は、内部降圧電源参照電圧VRE
Fと基準電圧V1とを比較し、比較結果として信号S1
を出力する。
【0059】具体的には、内部降圧電源参照電圧VRE
Fが基準電圧V1よりも高い場合は、Hレベルの信号S
1が出力され、それ以外の場合はLレベルの信号S1が
出力される。
【0060】比較器10は、内部降圧電源参照電圧VR
EFと基準電圧V2とを比較し、比較結果として信号S
2を出力する。
【0061】具体的には、基準電圧V2が内部降圧電源
参照電圧VERFよりも高い場合は、Hレベルの信号S
2が出力され、それ以外の場合はLレベルの信号S2が
出力される。
【0062】次に、カウンタ回路103について説明す
る。カウンタ回路103は、NAND回路11および1
2、ならびにカウンタ13および14を含む。
【0063】NAND回路11は、比較器9の出力する
信号S1と発振器8の出力するクロック信号T1とを入
力に受ける。NAND回路12は、比較器10の出力す
る信号S2と発振器8の出力するクロック信号T1とを
入力に受ける。
【0064】NAND回路11は、信号S1とクロック
信号T1とがともにLレベルの場合に、Hレベルの信号
を出力する。NAND回路12は、信号S2とクロック
信号T1とがともにLレベルの場合に、Hレベルの信号
を出力する。
【0065】カウンタ13は、NAND回路11の出力
する信号に応答して、カウント値C1(1)、C1
(2)、…、C1(n)の内容を更新して出力する。
【0066】カウント値C1(1)、C1(2)、…、
C1(n)は、電源投入直後はLレベルの状態にある。
カウント値C1(1)、…、C1(k)(ただし、1≦
k≦n−1)がHレベルの状態でさらにNAND回路1
1からLレベルの信号が出力された場合、カウント値C
1(k+1)がLレベルからHレベルに変化する。
【0067】カウンタ14は、NAND回路12の出力
する信号に応答して、カウント値C2(1)、C2
(2)、…、C2(m)の内容を更新して出力する。
【0068】カウント値C2(1)、C2(2)、…、
C2(m)は、電源投入直後にはHレベルの状態にあ
る。カウント値C2(1)、…、C2(k)(ただし、
1≦k≦m−1)がLレベルの状態でさらにNAND回
路12からLレベルの信号が出力されると、カウント値
C2(k+1)がHレベルからLレベルに変化する。
【0069】次に、抵抗回路104について説明する。
抵抗回路104は、可変抵抗回路15および16を含
む。可変抵抗回路15は、トランジスタ17.1、1
7.2、…、17.nと抵抗18.1、18.2、…、
18.n、18.n+1とを含む。
【0070】抵抗18.1、…、18.n+1は、電源
電圧とノードN10(参照電圧発生回路105のトラン
ジスタ7aのゲート電極とトランジスタ7dとの接続ノ
ード)との間に直列に接続される。
【0071】トランジスタ17.1、17.2、…、1
7.nは、Pチャネル型MOSトランジスタであって、
トランジスタ17.i(ただし、1≦i≦n)は、抵抗
18.iと抵抗18.i+1との接続ノードと電源電圧
との間に接続される。トランジスタ17.iのゲート電
極には、カウンタ13から出力されるカウント値C1
(i)が入力される。カウント値C1(i)に応答して
トランジスタ17.i(ただし、1≦i≦n)がON
(導通)/OFF(非導通)することにより、可変抵抗
回路15の抵抗値が変化する。
【0072】可変抵抗回路16は、トランジスタ19.
1、19.2、…、19.mと抵抗20.1、20.
2、…20.m+1とを含む。抵抗20.1、…、2
0.m+1は、接地電位とノードN11(参照電圧発生
回路105のトランジスタ7cと比較器50との接続ノ
ード)との間に直列に接続される。
【0073】トランジスタ19.1、19.2、…、1
9.mは、Nチャネル型MOSトランジスタであって、
トランジスタ19.i(ただし、1≦i≦m)は、抵抗
20.iと抵抗20.i+1との接続ノードと接地電位
との間に接続される。トランジスタ19.iのゲート電
極には、カウンタ14から出力されるカウント値C2
(i)が入力される。カウント値C2(i)に応答して
トランジスタ19.i(ただし、1≦i≦m)がON/
OFFすることにより、可変抵抗回路16の抵抗値が変
化する。
【0074】参照電圧発生回路105は、従来例で説明
したように、可変抵抗回路15および16の抵抗値に基
づき、内部降圧電源参照電圧VREFを発生する。
【0075】続いて、図1〜図2に示す本発明の実施の
形態1における内部降圧電源発生回路100の動作につ
いて説明する。
【0076】電源投入直後、初期化信号ZPORはLレ
ベル状態になる。基準電圧発生回路101におけるトラ
ンジスタ2が導通状態となり、ノードN1およびN2の
それぞれにおいて基準電圧V1およびV2が発生する。
【0077】発振器8からは、初期化信号ZPORがH
レベルになるまで(電源投入時から一定期間後まで)、
一定周期でHレベルとLレベルとを繰返すクロック信号
T1が出力される。
【0078】カウンタ13から出力されるカウント値C
1(1)、C1(2)、…、C1(m)はすべてLレベ
ルの状態にあり、可変抵抗回路15におけるトランジス
タ17.1、17.2、…、17.nはすべて導通状態
にある。したがって、可変抵抗回路15の抵抗値は、初
期状態においては最小値となっている。
【0079】同様に、カウンタ14の出力するカウント
値C2(1)、C2(2)、…、C2(n)は電源投入
直後においてはすべてHレベルであり、可変抵抗回路1
6に含まれるトランジスタ19.1、19.2、…、1
9.mはすべて導通状態ある。したがって、可変抵抗回
路16の抵抗値は、初期状態においては最小値となって
いる。
【0080】続いて、発振器8から出力されるクロック
信号T1がHレベルになると、比較器9および10が活
性化され、参照電圧発生回路105の出力する内部降圧
電源参照電圧VREFと基準電圧V1、V2とがそれぞ
れ比較される。
【0081】内部降圧電源参照電圧VREFが基準電圧
V1よりも高い場合は、比較器9からHレベルの信号S
1が出力され、比較器10からLレベルの信号S2が出
力される。NAND回路11は、Hレベルの信号S1と
Hレベルのクロック信号T1とを受けて、Lレベルの信
号を出力する。一方、NAND回路12は、Lレベルの
信号S2とHレベルのクロック信号T1とを入力に受け
て、Hレベルの信号を出力する。
【0082】これにより、カウンタ13の出力するカウ
ント値C1(1)、C1(2)、…、C1(n)が順に
HレベルからLレベルの状態へと変化する。たとえば、
いずれか1つのカウント値C1(i)がLレベルからH
レベルに変化した場合、トランジスタ17.iが非導通
状態となり、抵抗値が抵抗18.i+1の分だけ大きく
なる。この結果、内部降圧電源参照電圧VREFが下が
る。
【0083】次に、カウント値C1(i)がHレベルに
なった後に、クロック信号T1がHレベルになった時点
で内部降圧電源参照電圧VREFが基準電圧V1よりも
高い状態であれば、さらにカウント値C1(i+1)
(ただし、1≦i≦n−1)がLレベルからHレベルの
状態に変化する。これにより、抵抗値がさらに抵抗1
8.i+2の分だけ大きくなる。この結果、内部降圧電
源参照電圧VREFがさらに下がる。
【0084】この動作を内部降圧電源参照電圧VREF
が基準電圧V1よりも低くなるまで繰返すことで、内部
降圧電源参照電圧VREFは所望の目標値に設定され
る。
【0085】また、内部降圧電源参照電圧VREFが基
準電圧V2によりも低い場合は、クロック信号T1がH
レベルになった時に、NAND回路12からLレベルの
信号が出力される。これにより、カウンタ14の出力す
るカウント値C2(1)、C2(2)、…、C2(m)
が順にHレベルからLレベルの状態へと変化する。この
結果、可変抵抗回路16の抵抗値が上がり、内部降圧電
源参照電圧VREFの電圧レベルが上がることになる。
【0086】上述した動作を電源投入時から一定期間繰
返すことにより、内部降圧電源参照電圧VREFは、基
準電圧V2よりも高く、基準電圧V1よりも低くなり、
所望の内部降圧電源レベル(VCC)を得ることができ
る。
【0087】このように、内部降圧電源発生回路100
は、電源投入後に抵抗値を調整することが可能であり、
ヒューズが切れなかったときの動作不良等を防ぐことが
できる。また、ヒューズを切る作業も不要となる。ま
た、半導体集積装置1000において内部降圧電源発生
回路100を備えることにより、精度の高い動作が保証
される。
【0088】[実施の形態2]本発明の実施の形態2に
おける内部降圧電源発生回路200について説明する。
【0089】図3は、本発明の実施の形態2の内部降圧
電源発生回路200の具体的構成の一例を示す回路図で
ある。図2に示す内部降圧電源発生回路100と同じ構
成要素には、同じ記号および同じ符号を付しその説明を
省略する。
【0090】本発明の実施の形態2における内部降圧電
源発生回路200が、内部降圧電源発生回路100と異
なる点は、基準電圧発生回路101に代わって1つの基
準電圧を発生する基準電圧発生回路111を備えるこ
と、およびコンパレータ回路102に代わってコンパレ
ータ回路112を備えることにある。
【0091】基準電圧発生回路111は、トランジスタ
22と抵抗23および24とを含む。トランジスタ22
と抵抗23および24とは、電源電圧と接地電位との間
に直列に接続される。
【0092】トランジスタ22は、Pチャネル型MOS
トランジスタであって、そのゲート電極には上述した初
期化信号ZPORが入力される。
【0093】抵抗23と抵抗24との接続ノードである
ノードN3の電位が基準電圧V3となる。抵抗23およ
び24の抵抗値は、基準電圧V3が所望の内部降圧電源
参照電圧VREFと等しくなるように設定する。
【0094】次に、コンパレータ回路112について説
明する。コンパレータ回路112は、比較器29および
インバータ回路27を含む。
【0095】比較器29は、発振器8の出力するクロッ
ク信号T1がHレベルのときに活性化される。比較器2
9は、内部降圧電源参照電圧VREFと基準電圧V3と
を比較し、比較結果として信号S3を出力する。インバ
ータ回路27は、信号S3を反転して出力する。
【0096】具体的には、内部降圧電源参照電圧VRE
Fが基準電圧V3よりも高ければ、Hレベルの信号S3
が出力される。これ以外の場合は、Lレベルの信号S3
が出力される。インバータ回路27は、信号S3を反転
して出力する。
【0097】カウンタ103に含まれるNAND回路1
1は、インバータ回路27の出力信号とクロック信号T
1とを入力に受ける。また、カウンタ103に含まれる
NAND回路12は、比較器29の出力する信号S3と
クロック信号T1とを入力に受ける。
【0098】次に、図3に示す本発明の実施の形態2に
おける内部降圧電源発生回路200の動作について説明
する。
【0099】電源投入時に初期化信号ZPORはLレベ
ルの状態にある。これにより、基準電圧発生回路111
のトランジスタ22が導通状態となり、基準電圧V3が
発生する。発振器8からは、初期化信号ZPORがHレ
ベルになるまで一定周期でHレベルとLレベルとを繰返
すクロック信号T1が出力される。
【0100】カウンタ13の出力するカウント値C1
(1)、C1(2)、…、C1(n)はすべてLレベル
の状態であり、可変抵抗回路15に含まれるトランジス
タ17.1、17.2、…、17.nはすべて導通状態
にある。したがって、可変抵抗回路15の抵抗値は、初
期状態においては最小値となっている。
【0101】同様に、カウンタ14の出力するカウント
値C2(1)、C2(2)、…、C2(m)はすべてH
レベルであり、可変抵抗回路16に含まれるトランジス
タ19.1、19.2、…、19.mはすべて導通状態
である。したがって、可変抵抗回路16の抵抗値は、初
期状態においては最小値となっている。
【0102】クロック信号T1 がHレベルの状態になる
とコンパレータ回路112における比較器29が活性化
され、内部降圧電源参照電圧VREFと基準電圧V3と
が比較される。
【0103】たとえば、内部降圧電源参照電圧VREF
が基準電圧V3よりも高い場合は、比較器29からLレ
ベルの信号S3が出力される。Lレベルの信号S3が発
生した場合、カウンタ回路103におけるNAND回路
11には、インバータ回路27で反転したHレベルの信
号とHレベルのクロック信号T1が入力される。したが
って、NAND回路11からはLレベルの信号が出力さ
れる。一方、NAND回路12には、Lレベルの信号S
3とHレベルのクロック信号T1とが入力される。この
結果、NAND回路12からはHレベルの信号が出力さ
れる。
【0104】これにより、カウンタ13の出力するカウ
ント値C1(1)、C1(2)、…、C1(n)が順に
HレベルからLレベルの状態へと変化する。たとえば、
いずれか1つのカウント値C1(i)がLレベルからH
レベルの状態に変化すると、対応するトランジスタ1
7.iが非導通状態となり、可変抵抗回路15の抵抗値
が抵抗18.i+1の分だけ上がる。この結果、内部降
圧電源参照電圧VREFが下がる。
【0105】カウント値C1(i)がHレベルの状態に
なった後に、クロック信号T1がHレベルになった時点
で内部降圧電源参照電圧VREFが基準電圧V3の電圧
レベルよりも高い状態であれば、さらにカウント値C1
(i+1)(ただし、1≦i≦n−1)がLレベルから
Hレベルの状態に変化する。これにより、可変抵抗回路
15の抵抗値がさらに抵抗1つ分大きくなり、内部降圧
電源参照電圧VREFが下がることになる。
【0106】この動作を内部降圧電源参照電圧VREF
が基準電圧V3の電圧レベルよりも低くなるまで繰返す
ことで、内部降圧電源参照電圧VREFを所望の値に設
定することができる。
【0107】また、内部降圧電源参照電圧VREFが基
準電圧V3よりも低い場合には、NAND回路12の出
力がLレベルとなり、カウンタ14の出力するカウント
値C2(1)、C2(2)、…、C2(m)が順番にH
レベルからLレベルへと変化する。これにより、可変抵
抗回路16における抵抗値が上がり、これを受けて内部
降圧電源参照電圧VREFが上がる。
【0108】上記動作を電源投入時に繰返すことによ
り、内部降圧電源参照電圧VREFは、基準電圧V3に
ほぼ等しいレベルとなり、所望の内部降圧電源レベルを
得ることができる。
【0109】このように、実施の形態2においては実施
の形態1と異なり基準電圧を1つにして比較回路を1つ
設けるように構成することで、実施の形態1と同様の効
果をより少ない回路構成で得ることができる。
【0110】したがって、半導体集積装置1000にお
いて図1〜図2に示す内部降圧電源発生回路100に代
わって内部降圧電源発生回路200を備えることによ
り、精度の高い動作が保証されるとともに、チップ面積
を縮小することができる。
【0111】[実施の形態3]本発明の実施の形態3に
おける内部降圧電源発生回路および当該内部降圧電源発
生回路を備える半導体集積装置について説明する。
【0112】まず、半導体集積装置に本発明の実施の形
態3の内部降圧電源発生回路を搭載した場合の一例につ
いて図4を用いて説明する。
【0113】図4は、本発明の実施の形態3の内部降圧
電源発生回路300を半導体集積装置2000に適用し
た場合の一例を示す概略図である。
【0114】図4に示す本発明の実施の形態3の内部降
圧電源発生回路300が、図2に示す内部降圧電源発生
回路100と異なる点は、基準電圧発生回路101に代
わって基準電圧発生回路121を備えること、および発
振器8に代わって発振器38を備える点にある。
【0115】次に、内部降圧電源発生回路300の具体
的構成について図5を用いて説明する。
【0116】図5は、本発明の実施の形態3の内部降圧
電源発生回路300の具体的構成の一例を示す回路図で
ある。図2に示す内部降圧電源発生回路100と同じ構
成要素には、同じ符号および記号を付しその説明を省略
する。
【0117】基準電圧発生回路121について説明す
る。基準電圧発生回路121は、抵抗33、34および
35を含む。抵抗33、34および35は、電源電圧と
接地電位との間に直列に接続される。
【0118】抵抗33と抵抗34との接続ノードである
ノードN5の電位は、基準電圧V5となる。抵抗34と
抵抗35との接続ノードであるノードN6の電圧が基準
電圧V6となる。
【0119】抵抗値33、34および35の抵抗値は、
基準電圧V5が所望の内部降圧電源参照電圧VREFの
電圧レベルよりも高く、かつ基準電圧V6が所望の内部
降圧電源参照電圧VREFの電圧レベルよりも低くなる
ように設定する。
【0120】実施の形態1および実施の形態2と異な
り、基準電圧V5およびV6は、常時出力されている。
【0121】発振器38は、一定周期でHレベルとLレ
ベルとを繰返すクロック信号T2を出力する。実施の形
態1および実施の形態2と異なり、クロック信号T2
は、常時出力される。
【0122】コンパレータ回路102における比較器9
および10は、クロック信号T2に応答して活性化され
る。また、カウンタ回路103に含まれるNAND回路
11およびNAND回路12の一方の入力ノードは、ク
ロック信号T2を受ける。
【0123】次に、図4〜図5に示す本発明の実施の形
態3における内部降圧電源発生回路300の動作につい
て説明する。
【0124】初期状態において、カウンタ13から出力
されるカウンタ値C1(1)、C1(2)、…、C1
(n)は、すべてLレベルの状態であり、可変抵抗回路
15に含まれるトランジスタ17.1、17.2、…、
17.nはすべて導通状態となっている。またカウンタ
14から出力されるカウント値C2(1)、C2
(2)、…、C2(m)はすべてHレベルであり、可変
抵抗回路16に含まれるトランジスタ19.1、19.
2、…、19.mはすべて導通状態にある。
【0125】発振器38は、一定周期でHレベルとLレ
ベルとを繰返すクロック信号T2を出力する。クロック
信号T2がHレベルになった時点で、比較器9および1
0は活性化され、内部降圧電源参照電圧VREFと基準
電圧V5、V6とをそれぞれ比較し、信号S1、S2を
出力する。
【0126】内部降圧電源参照電圧VREFが基準電圧
V5よりも高い場合には、比較器9からHレベルの信号
S1が出力される。これを受けて、NAND回路11か
らLレベルの信号が出力され、カウント値C1(1)、
C1(2)、…、C1(n)が順にLレベルからHレベ
ルの状態に変化する。これにより、可変抵抗回路15の
抵抗値が上がり、この結果、内部降圧電源参照電圧VR
EFが下がる。
【0127】内部降圧電源参照電圧VREFが基準電圧
V6よりも低い場合は、比較器10からHレベルの信号
S2が出力され、NAND回路12からLレベルの信号
が出力される。これにより、カウント値C2(1)、C
2(2)、…、C2(m)が順にHレベルからLレベル
の状態に変化する。これにより、可変抵抗回路16の抵
抗値が下がり、この結果、内部降圧電源参照電圧VRE
Fの電圧レベルが上がる。
【0128】上記動作を繰返すことにより内部降圧電源
参照電圧VREFは、基準電圧V6より高く、基準電圧
V5よりも低くなり、所望の内部降圧電源レベルVCC
を得ることができる。
【0129】この場合、基準電圧V5およびV6ならび
にクロック信号T2を常時出力することで、抵抗値の調
整を常時行なうことになり、内部電源電圧の補正が常時
行なうことが可能となる。この結果、半導体集積装置の
動作が常時保証される。
【0130】[実施の形態4]本発明の実施の形態4に
おける内部降圧電源発生回路について説明する。
【0131】図6は、本発明の実施の形態4における内
部降圧電源発生回路400の具体的構成の一例を示す回
路図である。図3に示す内部降圧電源発生回路200と
同じ構成要素には同じ符号および記号を付し、その説明
を省略する。
【0132】図6に示す発明の実施の形態4における内
部降圧電源発生回路400が、本発明の実施の形態2に
おける内部降圧電源発生回路200と異なる点は、基準
電圧発生回路111に代わって、基準電圧発生回路13
1を備えること、および発振器8に代わって発振器38
を備えることにある。
【0133】基準電圧発生回路131について説明す
る。基準電圧発生回路131は、抵抗44および45を
含む。抵抗44および45は、電源電圧と接地電位との
間に直列に接続される。抵抗44と抵抗45との接続ノ
ードであるノードN7の電位が基準電圧V7となる。
【0134】抵抗44および45の抵抗は、基準電圧V
7が所望の内部降圧電源参照電圧VREFの電圧レベル
と等しくなるように値が設定する。
【0135】実施の形態1および実施の形態2と異な
り、基準電圧V7は、常時出力されている。
【0136】発振器38は、実施の形態3で説明したよ
うに常時一定周期でHレベルとLレベルとを繰返すクロ
ック信号T2を出力する。
【0137】コンパレータ回路112における比較器2
9は、クロック信号T2に応答して活性化される。比較
器29は、内部降圧電源参照電圧VREFと基準電圧V
7とを比較し、比較結果として信号S3を出力する。イ
ンバータ回路27は、信号S3を反転してNAND回路
11に出力する。
【0138】次に、図6に示す本発明の実施の形態4に
おける内部降圧電源発生回路400の動作について説明
する。
【0139】初期状態において、カウンタ13の出力す
るカウント値C1(1)、C1(2)、…、C1(n)
はすべてLレベルの状態であり、可変抵抗回路15に含
まれるトランジスタはすべて導通状態にある。同様にカ
ウンタ14から出力されるカウント値C2(1)、C2
(2)、…、C2(m)の出力はすべてHレベルの状態
であり、可変抵抗回路16に含まれるトランジスタはす
べて導通状態である。
【0140】発振器38により、一定周期でHレベルと
Lレベルとを繰返すクロック信号T2が出力される。
【0141】クロック信号T2がHレベルになると、比
較器29が活性化され内部降圧電源参照電圧VREFと
基準電位V7とを比較し、比較結果として信号S3を出
力する。
【0142】内部降圧電源参照電圧VREFが基準電圧
V7よりも高い場合には、比較器29からLレベルの信
号S3が出力される。この結果、NAND回路11から
はLレベルの信号が出力され、カウンタ13の出力する
カウント値C1(1)、C1(2)、…、C1(n)が
順にLレベルの状態からHレベルの状態に変化する。こ
れにより、可変抵抗回路15の抵抗値が抵抗1つ分高く
なり、内部降圧電源参照電圧VREFが下がる。
【0143】一方、内部降圧電源参照電圧VREFが基
準電圧V7よりも低い場合には、Hレベルの信号S3が
出力され、NAND回路12からLレベルの信号が出力
され、カウンタ14の出力するカウント値C2(1)、
C2(2)、…、C2(m)が順にHレベルの状態から
Lレベルの状態に変化する。これを受けて、可変抵抗回
路16の抵抗値が高くなり、内部降圧電源参照電圧VR
EFが上がる。
【0144】上記動作を繰返すことにより内部降圧電源
参照電圧VREFは基準電圧V7にほぼ等しいレベルと
なり、必要な内部降圧電源レベルを得ることができる。
しかも、基準電圧V7およびクロック信号T2を常時出
力することで、可変抵抗回路15および16の抵抗値の
調整を常時行なうことができる。
【0145】また、実施の形態4においては実施の形態
3と異なり基準電圧を1つにして比較回路を1つ設ける
ように構成することで、実施の形態3と同様の効果をよ
り少ない回路構成で得ることができる。
【0146】したがって、半導体集積装置2000にお
いて図4〜図5に示す内部降圧電源発生回路300に代
わって内部降圧電源発生回路400を備えることによ
り、精度の高い動作が常時保証されるとともに、チップ
面積を縮小することができる。
【0147】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る内部降圧
電源発生回路によれば、発生した内部降圧電源電圧と基
準電位との比較結果に基づき、抵抗値が変化する可変抵
抗回路を備えることにより、ヒューズによらず抵抗値を
調整することが可能となる。
【0148】この結果、ヒューズを用いる場合に比べて
動作不良を防止することができ、さらにヒューズを切る
作業が不要となる。また、電源投入後に内部降圧電源電
圧を補正することが可能となる。
【0149】請求項2または4に係る内部降圧電源発生
回路は、請求項1に係る内部降圧電源発生回路であっ
て、初期設定時(電源投入時から一定期間)に抵抗値を
デジタル的に調整することが可能となる。
【0150】請求項3または5に係る内部降圧電源発生
回路は、請求項1に係る内部降圧電源発生回路であっ
て、常時、抵抗値をデジタル的に調整することが可能と
なる。
【0151】請求項6に係る内部降圧電源発生回路は、
請求項2に係る内部降圧電源発生回路であって、可変抵
抗回路を2つ設け、2つの基準電圧のぞれぞれと内部降
圧電源電圧とを比較して、それぞれの抵抗値を調整す
る。これにより、発生する内部降圧電源電圧は、一方の
基準電圧より高く、他方の基準電圧より低く設定するこ
とが可能となる。
【0152】請求項7に係る内部降圧電源発生回路は、
請求項2に係る内部降圧電源発生回路であって、可変抵
抗回路を2つ設け、1つの基準電圧と内部降圧電源電圧
とを比較して、それぞれの抵抗値を調整する。これによ
り、回路構成が簡単となり、回路面積を縮小させること
が可能となる。
【0153】請求項8に係る内部降圧電源発生回路は、
請求項3に係る内部降圧電源発生回路であって、可変抵
抗回路を2つ設け、2つの基準電圧のぞれぞれと内部降
圧電源電圧とを比較して、それぞれの抵抗値を調整す
る。これにより、発生する内部降圧電源電圧は、一方の
基準電圧より高く、他方の基準電圧より低く設定するこ
とが可能となる。
【0154】請求項9に係る内部降圧電源発生回路は、
請求項3に係る内部降圧電源発生回路であって、可変抵
抗回路を2つ設け、1つの基準電圧と内部降圧電源電圧
とを比較して、それぞれの抵抗値を調整する。これによ
り、回路構成が簡単となり、回路面積を縮小させること
が可能となる。
【0155】さらに、請求項10に係る半導体集積装置
によれば、発生した内部降圧電源電圧と基準電位との比
較結果に基づき、抵抗値が変化する可変抵抗回路を含む
内部降圧電源発生回路を備えることにより、ヒューズに
よらず抵抗値を調整して、所望の内部降圧電源電圧を得
ることが可能となる。
【0156】この結果、ヒューズを用いる場合に比べて
動作不良を防止することができ、さらにヒューズを切る
作業が不要となる。また、電源投入後に内部降圧電源電
圧を補正することが可能となる。これにより、内部回路
の精度の高い動作が保証される。
【0157】請求項11または13に係る半導体集積装
置は、請求項10に係る半導体集積装置であって、内部
降圧電源発生回路は、初期設定時(電源投入時から一定
期間)に抵抗値をデジタル的に調整することが可能とな
る。
【0158】請求項12または14に係る半導体集積装
置は、請求項10に係る半導体集積装置であって、内部
降圧電源発生回路は、常時、抵抗値をデジタル的に調整
することが可能となる。
【0159】請求項15に係る半導体集積装置は、請求
項11に係る半導体集積装置であって、内部降圧電源発
生回路は、可変抵抗回路を2つ含み、2つの基準電圧の
ぞれぞれと内部降圧電源電圧とを比較して、それぞれの
抵抗値を調整する。これにより、発生する内部降圧電源
電圧は、一方の基準電圧より高く、他方の基準電圧より
低く設定することが可能となる。
【0160】請求項16に係る半導体集積装置は、請求
項11に係る半導体集積装置であって、内部降圧電源発
生回路は、可変抵抗回路を2つ含み、1つの基準電圧と
内部降圧電源電圧とを比較して、それぞれの抵抗値を調
整する。これにより、回路構成が簡単となり、チップ面
積を縮小させることが可能となる。
【0161】請求項17に係る半導体集積装置は、請求
項12に係る半導体集積装置であって、内部降圧電源発
生回路は、可変抵抗回路を2つ含み、2つの基準電圧の
ぞれぞれと内部降圧電源電圧とを比較して、それぞれの
抵抗値を調整する。これにより、発生する内部降圧電源
電圧は、一方の基準電圧より高く、他方の基準電圧より
低く設定することが可能となる。
【0162】請求項18に係る半導体集積装置は、請求
項12に係る半導体集積装置であって、内部降圧電源発
生回路は、可変抵抗回路を2つ含み、1つの基準電圧と
内部降圧電源電圧とを比較して、それぞれの抵抗値を調
整する。これにより、回路構成が簡単となり、チップ面
積を縮小させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の内部降圧電源発生回
路100を半導体集積装置1000に適用した場合の一
例を示す概略図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の内部降圧電源発生回
路100の具体的構成の一例を示す回路図である。
【図3】 本発明の実施の形態2における内部降圧電源
発生回路200の具体的構成の一例を示す回路図であ
る。
【図4】 本発明の実施の形態3の内部降圧電源発生回
路300を半導体集積装置2000に適用した場合の一
例を示す概略図である。
【図5】 本発明の実施の形態3における内部降圧電源
発生回路300の具体的構成の一例を示す回路図であ
る。
【図6】 本発明の実施の形態4における内部降圧電源
発生回路400の具体的構成の一例を示す回路図であ
る。
【図7】 従来の内部降圧電源発生回路900の具体的
構成の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
101,111,121,131 基準電圧発生回路、
102,112 コンパレータ回路、103 カウンタ
回路、104 抵抗回路、105 参照電圧発生回路、
8,38 発振器、500 初期化信号発生回路、9,
10,29,50 比較器、11,12 NAND回路
13,14 カウンタ、15,16可変抵抗回路、1
00〜400 内部降圧電源発生回路、600 内部回
路、1000, 2000 半導体集積装置。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧を降圧して内部降圧電源電圧を
    発生する内部降圧電源発生回路であって、 基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、 前記基準電圧と前記内部降圧電源電圧とを比較する比較
    手段と、 前記比較手段における比較結果に応答して抵抗値が決定
    される可変抵抗手段と、 前記可変抵抗手段における前記抵抗値に応答して、前記
    電源電圧を降圧して前記内部降圧電源電圧を発生する降
    圧手段とを備える、内部降圧電源発生回路。
  2. 【請求項2】 前記電源電圧が入力されてから一定期
    間、パルス信号を発生するパルス信号発生手段をさらに
    備え、 前記基準電圧発生手段は、前記電源電圧が入力されてか
    ら前記一定期間、前記基準電圧を発生し、 前記比較手段は、前記パルス信号に応答して、前記基準
    電圧と前記内部降圧電源電圧とを比較し、 前記可変抵抗手段は、 複数の抵抗素子と、 前記複数の抵抗素子のそれぞれに対応して設けられ、O
    N/OFFすることにより対応する前記抵抗素子を選択
    /非選択して前記抵抗値を決定する複数のスイッチ手段
    と、 前記パルス信号に応答して、前記比較手段における比較
    結果に基づき前記複数のスイッチ手段のON/OFFを
    制御する制御手段とを含む、請求項1記載の内部降圧電
    源発生回路。
  3. 【請求項3】 前記可変抵抗手段は、 複数の抵抗素子と、 前記複数の抵抗素子のそれぞれに対応して設けられ、O
    N/OFFすることにより対応する前記抵抗素子を選択
    /非選択して前記抵抗値を決定する複数のスイッチ手段
    と、 前記比較手段における比較結果に基づき前記複数のスイ
    ッチ手段のON/OFFを制御する制御手段とを含む、
    請求項1記載の内部降圧電源発生回路。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、 前記パルス信号に応答して、前記比較手段の比較結果に
    基づき値がカウントされるカウンタ手段を含む、請求項
    2記載の内部降圧電源発生回路。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、 前記比較手段の比較結果に基づき値がカウントされるカ
    ウンタ手段を含む、請求項3記載の内部降圧電源発生回
    路。
  6. 【請求項6】 前記基準電圧は、 第1の基準電圧と、 前記第1の基準電圧と異なる第2の基準電圧とを含み、 前記比較手段は、 前記パルス信号に応答して、前記第1の基準電圧と前記
    内部降圧電源電圧とを比較する第1の比較手段と、 前記パルス信号に応答して、前記第2の基準電圧と前記
    内部降圧電源電圧とを比較する第2の比較手段とを含
    み、 前記可変抵抗手段は、 第1の可変抵抗手段と、 第2の可変抵抗手段とを含み、 前記第1の可変抵抗手段における前記制御手段は、 前記パルス信号に応答して、前記第1の比較手段の比較
    結果に基づき値がカウントされる第1のカウンタ手段を
    含み、 前記第2の可変抵抗手段における前記制御手段は、 前記パルス信号に応答して、前記第2の比較手段の比較
    結果に基づき値がカウントされる第2のカウンタ手段を
    含み、 前記降圧手段は、 前記第1の可変抵抗手段における前記抵抗値と前記第2
    の可変抵抗手段における前記抵抗値とに基づき前記内部
    降圧電源電圧を発生する、請求項2記載の内部降圧電源
    発生回路。
  7. 【請求項7】 前記可変抵抗手段は、 第1の可変抵抗手段と、 第2の可変抵抗手段とを含み、 前記第1の可変抵抗手段における前記制御手段は、 前記パルス信号に応答して、前記比較手段の比較結果に
    基づき値がカウントされる第1のカウンタ手段を含み、 前記第2の可変抵抗手段における前記制御手段は、 前記パルス信号に応答して、前記比較手段の比較結果に
    基づき値がカウントされる第2のカウンタ手段を含み、 前記降圧手段は、 前記第1の可変抵抗手段における前記抵抗値と前記第2
    の可変抵抗手段における前記抵抗値とに基づき前記内部
    降圧電源電圧を発生する、請求項2記載の内部降圧電源
    発生回路。
  8. 【請求項8】 前記基準電圧は、 第1の基準電圧と、 前記第1の基準電圧と異なる第2の基準電圧とを含み、 前記比較手段は、 前記第1の基準電圧と前記内部降圧電源電圧とを比較す
    る第1の比較手段と、 前記第2の基準電圧と前記内部降圧電源電圧とを比較す
    る第2の比較手段とを含み、 前記可変抵抗手段は、 第1の可変抵抗手段と、 第2の可変抵抗手段とを含み、 前記第1の可変抵抗手段における前記制御手段は、 前記第1の比較手段の比較結果に基づき値がカウントさ
    れる第1のカウンタ手段を含み、 前記第2の可変抵抗手段における前記制御手段は、 前記第2の比較手段の比較結果に基づき値がカウントさ
    れる第2のカウンタ手段を含み、 前記降圧手段は、 前記第1の可変抵抗手段における前記抵抗値と前記第2
    の可変抵抗手段における前記抵抗値とに基づき前記内部
    降圧電源電圧を発生する、請求項3記載の内部降圧電源
    発生回路。
  9. 【請求項9】 前記可変抵抗手段は、 第1の可変抵抗手段と、 第2の可変抵抗手段とを含み、 前記第1の可変抵抗手段における前記制御手段は、 前記比較手段の比較結果に応答して値がカウントされる
    第1のカウンタ手段を含み、 前記第2の可変抵抗手段における前記制御手段は、 前記比較手段の比較結果に応答して値がカウントされる
    第2のカウンタ手段を含み、 前記降圧手段は、 前記第1の可変抵抗手段における前記抵抗値と前記第2
    の可変抵抗手段における前記抵抗値とに基づき前記内部
    降圧電源電圧を発生する、請求項3記載の内部降圧電源
    発生回路。
  10. 【請求項10】 電源電圧を降圧して内部降圧電源電圧
    を発生する内部降圧電源発生手段と、 前記内部降圧電源電圧に基づき動作する内部回路とを備
    え、 前記内部降圧電源発生手段は、 基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、 前記基準電圧と前記内部降圧電源電圧とを比較する比較
    手段と、 前記比較手段における比較結果に応答して抵抗値が決定
    される可変抵抗手段と、 前記可変抵抗手段における前記抵抗値に応答して、前記
    電源電圧を降圧して前記内部降圧電源電圧を発生する降
    圧手段とを含む、半導体集積装置。
  11. 【請求項11】 前記電源電圧が入力されてから一定期
    間、初期化信号を出力する信号発生手段をさらに備え、 前記内部降圧電源発生手段は、 前記初期化信号に応答して、パルス信号を発生するパル
    ス信号発生手段をさらに含み、 前記基準電圧発生手段は、前記初期化信号に応答して前
    記基準電圧を発生し、 前記比較手段は、前記パルス信号に応答して、前記基準
    電圧と前記内部降圧電源電圧とを比較し、 前記可変抵抗手段は、 複数の抵抗素子と、 前記複数の抵抗素子のそれぞれに対応して設けられ、O
    N/OFFすることにより対応する前記抵抗素子を選択
    /非選択して前記抵抗値を決定する複数のスイッチ手段
    と、 前記パルス信号に応答して、前記比較手段における比較
    結果に基づき、前記複数のスイッチ手段のON/OFF
    を制御する制御手段とを含む、請求項10記載の半導体
    集積装置。
  12. 【請求項12】 前記可変抵抗手段は、 複数の抵抗素子と、 前記複数の抵抗素子のそれぞれに対応して設けられ、O
    N/OFFすることにより対応する前記抵抗素子を選択
    /非選択して前記抵抗値を決定する複数のスイッチ手段
    と、 前記比較手段における比較結果に応答して、前記複数の
    スイッチ手段のON/OFFを制御する制御手段とを含
    む、請求項10記載の半導体集積装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、 前記パルス信号に応答して、前記比較手段の比較結果に
    基づき値がカウントされるカウンタ手段を含む、請求項
    11記載の半導体集積装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、 前記比較手段の比較結果に基づき値がカウントされるカ
    ウンタ手段を含む、請求項12記載の半導体集積装置。
  15. 【請求項15】 前記基準電圧は、 第1の基準電圧と、 前記第1の基準電圧と異なる第2の基準電圧とを含み、 前記比較手段は、 前記パルス信号に応答して、前記第1の基準電圧と前記
    内部降圧電源電圧とを比較する第1の比較手段と、 前記パルス信号に応答して、前記第2の基準電圧と前記
    内部降圧電源電圧とを比較する第2の比較手段とを含
    み、 前記可変抵抗手段は、 第1の可変抵抗手段と、 第2の可変抵抗手段とを含み、 前記第1の可変抵抗手段における前記制御手段は、 前記パルス信号に応答して、前記第1の比較手段の比較
    結果に基づき値がカウントされる第1のカウンタ手段を
    含み、 前記第2の可変抵抗手段における前記制御手段は、 前記パルス信号に応答して、前記第2の比較手段の比較
    結果に基づき値がカウントされる第2のカウンタ手段を
    含み、 前記降圧手段は、 前記第1の可変抵抗手段における前記抵抗値と前記第2
    の可変抵抗手段における前記抵抗値とに基づき前記内部
    降圧電源電圧を発生する、請求項11記載の半導体集積
    装置。
  16. 【請求項16】 前記可変抵抗手段は、 第1の可変抵抗手段と、 第2の可変抵抗手段とを含み、 前記第1の可変抵抗手段における前記制御手段は、 前記パルス信号に応答して、前記比較手段の比較結果に
    基づき値がカウントされる第1のカウンタ手段を含み、 前記第2の可変抵抗手段における前記制御手段は、 前記パルス信号に応答して、前記比較手段の比較結果に
    基づき値がカウントされる第2のカウンタ手段を含み、 前記降圧手段は、 前記第1の可変抵抗手段における前記抵抗値と前記第2
    の可変抵抗手段における前記抵抗値とに基づき前記内部
    降圧電源電圧を発生する、請求項11記載の半導体集積
    装置。
  17. 【請求項17】 前記基準電圧は、 第1の基準電圧と、 前記第1の基準電圧と異なる第2の基準電圧とを含み、 前記比較手段は、 前記第1の基準電圧と前記内部降圧電源電圧とを比較す
    る第1の比較手段と、 前記第2の基準電圧と前記内部降圧電源電圧とを比較す
    る第2の比較手段とを含み、 前記可変抵抗手段は、 第1の可変抵抗手段と、 第2の可変抵抗手段とを含み、 前記第1の可変抵抗手段における前記制御手段は、 前記第1の比較手段の比較結果に応答して値がカウント
    される第1のカウンタ手段を含み、 前記第2の可変抵抗手段における前記制御手段は、 前記第2の比較手段の比較結果に応答して値がカウント
    される第2のカウンタ手段を含み、 前記降圧手段は、 前記第1の可変抵抗手段における前記抵抗値と前記第2
    の可変抵抗手段における前記抵抗値とに基づき前記内部
    降圧電源電圧を発生する、請求項12記載の半導体集積
    装置。
  18. 【請求項18】 前記可変抵抗手段は、 第1の可変抵抗手段と、 第2の可変抵抗手段とを含み、 前記第1の可変抵抗手段における前記制御手段は、 前記第1の比較手段の比較結果に応答して値がカウント
    される第1のカウンタ手段を含み、 前記第2の可変抵抗手段における前記制御手段は、 前記第2の比較手段の比較結果に応答して値がカウント
    される第2のカウンタ手段を含み、 前記降圧手段は、 前記第1の可変抵抗手段における前記抵抗値と前記第2
    の可変抵抗手段における前記抵抗値とに基づき前記内部
    降圧電源電圧を発生する、請求項12記載の半導体集積
    装置。
JP10000088A 1998-01-05 1998-01-05 内部降圧電源発生回路および当該内部降圧電源発生回路を備える半導体集積装置 Withdrawn JPH11194838A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6429729B2 (en) 2000-06-12 2002-08-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor integrated circuit device having circuit generating reference voltage
JP2015084201A (ja) * 2013-09-19 2015-04-30 株式会社東芝 基準電圧発生装置およびスイッチング電源装置
JP2016181579A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 三菱電機株式会社 抵抗調整装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6429729B2 (en) 2000-06-12 2002-08-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor integrated circuit device having circuit generating reference voltage
JP2015084201A (ja) * 2013-09-19 2015-04-30 株式会社東芝 基準電圧発生装置およびスイッチング電源装置
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