JPH11194804A - インテリジェント機器および機器制御装置 - Google Patents

インテリジェント機器および機器制御装置

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JPH11194804A
JPH11194804A JP36094297A JP36094297A JPH11194804A JP H11194804 A JPH11194804 A JP H11194804A JP 36094297 A JP36094297 A JP 36094297A JP 36094297 A JP36094297 A JP 36094297A JP H11194804 A JPH11194804 A JP H11194804A
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JP
Japan
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operation command
control
command
intelligent
unit
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Application number
JP36094297A
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English (en)
Inventor
Toru Owada
徹 大和田
Isao Takita
功 滝田
Makiko Ikeda
牧子 池田
Yasushi Nagai
靖 永井
Satoshi Konuma
智 小沼
Tetsuo Takagi
徹夫 高木
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Hitachi Micro Software Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
Hitachi Micro Software Systems Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インテリジェント化した機器をネットワーク接
続することで、各機器を統一的に制御することを可能と
した、高機能な機器制御ネットワークシステムを実現す
る。 【解決手段】インテリジェント機器10において、内蔵
された機器制御装置のCPU301は、使用者が入力し
た操作命令が、自身に対する操作命令である場合には、
該操作命令に従って、機器コントローラ329を介して
機器本体327の動作を制御し、使用者が入力した操作
命令が、自身に対する操作命令でない場合には、該操作
命令を、通信装置330を介して通信路30上に送信す
る。また、CPU301は、通信装置330を介して通
信路30上から受信した操作命令が、自身に対する操作
命令である場合には、該操作命令に従って、機器コント
ローラ329を介して機器本体327の動作を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭内において用
いられる各種機器に関し、特に、各機器をインテリジェ
ント化してネットワーク接続した機器制御ネットワーク
システムで用いられるインテリジェント機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、制御装置を内蔵している電気機
器としては、例えば、特開平5−322173号公報に
記載されている加熱調理器がある。この加熱調理器にお
いて、内蔵されている制御装置は、使用者が操作部から
入力した命令に従って、加熱調理に必要な条件を設定
し、加熱調理器本体の動作を制御するようになってい
る。
【0003】このように、制御装置を内蔵している電気
機器によれば、使用者は、複雑な制御を制御装置に任せ
ることで、簡単に電気機器を扱うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、家庭で一般的に
使用される機器は、上述の加熱調理器のように、該機器
の動作を制御するための制御装置を内蔵するようになっ
てきており、自動化が進み、多彩な機能を提供するよう
になってきている。
【0005】しかしながら、自動化は、各機器について
別個に行われており、機器に命令を入力したり機器の状
況をモニタするための操作部は、機器ごとに異なった形
態をとっているのが実状である。
【0006】従って、使用者は、複数の機器を並行して
動作させたい場合でも、各機器が設置されている場所
で、各機器ごとに個別に命令を入力する操作を行う必要
があるので、操作が煩雑になり、統一的な使用感は得ら
れていない。
【0007】すなわち、従来は、複数の機器を統一的に
制御することはできなかった。
【0008】そこで、本発明の目的は、インテリジェン
ト化した機器をネットワーク接続することで、各機器を
統一的に制御することを可能とした、高機能な機器制御
ネットワークシステムを実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1の態様として、機器に固有の動作を
実行する機器本体と、機器本体の動作を制御する機器制
御装置とから構成されるインテリジェント機器であっ
て、上記機器制御装置は、処理部と、入力部と、機器本
体の動作を制御する機器制御部と、他インテリジェント
機器との間で通信路を介して通信を行う通信部とを少な
くとも備え、上記処理部は、上記入力部から使用者が入
力した操作命令が、自インテリジェント機器に対する操
作命令である場合に、該操作命令に従った処理を実行す
る実行手段と、上記入力部から使用者が入力した操作命
令が、自インテリジェント機器に対する操作命令でない
場合に、該操作命令を、上記通信部を介して上記通信路
上に送信する送信手段とを有することを特徴としたイン
テリジェント機器を提供している。
【0010】また、本発明は、第2の態様として、第1の
態様において、上記実行手段は、さらに、上記通信部を
介して上記通信路上から受信した操作命令が、自インテ
リジェント機器に対する操作命令である場合に、該操作
命令に従った処理を実行することを特徴としたインテリ
ジェント機器を提供している。
【0011】また、本発明は、第3の態様として、機器
に固有の動作を実行する機器本体と、機器本体の動作を
制御する機器制御装置とから構成されるインテリジェン
ト機器であって、上記機器制御装置は、処理部と、機器
本体の動作を制御する機器制御部と、他インテリジェン
ト機器との間で通信路を介して通信を行う通信部とを少
なくとも備え、上記処理部は、上記通信部を介して上記
通信路上から受信した操作命令が、自インテリジェント
機器に対する操作命令である場合に、該操作命令に従っ
た処理を実行する実行手段を有することを特徴としたイ
ンテリジェント機器を提供している。
【0012】また、本発明は、第4の態様として、第1
の態様〜第3の態様のいずれかにおいて、上記処理部
は、自インテリジェント機器に対する操作命令が、予め
定められている操作命令である場合に、該操作命令に応
じて予め定められている、他インテリジェント機器に対
する別の操作命令を作成する連動制御手段をさらに有
し、上記送信手段は、さらに、上記連動制御手段が作成
した操作命令を、上記通信部を介して上記通信路上に送
信することを特徴としたインテリジェント機器を提供し
ている。
【0013】また、本発明は、第5の態様として、第1
の態様〜第4の態様のいずれかにおいて、上記処理部
は、上記機器制御部が上記機器本体の状態の変化を検出
した場合に、予め定められているインテリジェント機器
に対する操作命令であって、該状態変化を通知する旨の
操作命令を作成する通知制御手段をさらに有し、上記実
行手段は、さらに、上記通知制御手段が作成した操作命
令が、自インテリジェント機器に対する操作命令である
場合に、該操作命令に従った処理を実行し、上記送信手
段は、さらに、上記通知制御手段が作成した操作命令
が、自インテリジェント機器に対する操作命令でない場
合に、該操作命令を、上記通信部を介して上記通信路上
に送信することを特徴としたインテリジェント機器を提
供している。
【0014】なお、第1の態様〜第5の態様のいずれに
おいても、上記実行手段は、自インテリジェント機器に
対する操作命令が、上記機器本体の動作を制御する旨の
操作命令である場合に、該操作命令に従った制御命令を
作成し、作成した制御命令を上記機器制御部に出力する
ことで、上記機器本体の動作を制御するようにすること
ができる。
【0015】また、第1の態様〜第5の態様のいずれに
おいても、上記実行手段は、自インテリジェント機器に
対する操作命令が、上記機器本体のデータ再生動作を制
御する旨、および、再生されたデータを1つ以上の他イ
ンテリジェント機器で出力する旨の操作命令である場合
に、該操作命令に従った制御命令を作成し、作成した制
御命令を上記機器制御部に出力することで、上記機器本
体のデータ再生動作を制御すると共に、再生されたデー
タを、上記通信部を介して、該データの出力先となる他
インテリジェント機器に送信するようにすることができ
る。
【0016】また、第1の態様〜第5の態様のいずれに
おいても、上記機器制御装置が、出力部をさらに備える
ようにし、上記実行手段は、自インテリジェント機器に
対する操作命令が、いずれかのインテリジェント機器の
機器本体の動作結果を通知する旨の操作命令である場合
に、該動作結果を示すデータを作成し、作成したデータ
を上記出力部から出力するようにすることができる。
【0017】このとき、上記実行手段が作成するデータ
は、動作を行った機器本体を備えたインテリジェント機
器を描いたアイコン、および、該動作の内容を示す文字
情報からなるようにすることができる。
【0018】また、第1の態様〜第5の態様のいずれに
おいても、上記機器制御装置が、出力部をさらに備える
ようにし、上記実行手段は、自インテリジェント機器に
対する操作命令が、いずれかのインテリジェント機器の
機器本体の状態変化を通知する旨の動作命令である場合
に、該状態変化を示すデータを作成し、作成したデータ
を上記出力部から出力するようにすることができる。
【0019】このとき、上記実行手段が作成するデータ
は、状態が変化した機器本体を備えたインテリジェント
機器を描いたアイコン、および、該状態の内容を示す文
字情報からなるようにすることができる。
【0020】本発明が提供するインテリジェント機器を
複数ネットワーク接続することで、高機能な機器制御ネ
ットワークシステムを構築することが可能となり、使用
者は、各インテリジェント機器を統一的に制御すること
ができるようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0022】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態について、図1〜図8を用いて説明する。
【0023】図1に、第1の実施形態のインテリジェン
ト機器が適用される機器制御ネットワークシステムのシ
ステム構成を示す。
【0024】第1の実施形態に係る機器制御ネットワー
クシステムは、図1に示すように、機器制御装置20a
〜20bを各々内蔵したインテリジェント機器(以下、
単に「機器」と称す。)10a〜10bが、機器制御装
置20a〜20b間を、通信路30を介してネットワー
ク接続したシステム構成となっている。
【0025】例えば、機器10a〜10bは、各々、電
子レンジやオーディオセット等の電気機器、または、ガ
ス器具や扉の施錠装置等の非電気機器である。
【0026】なお、通信路30は、有線であっても無線
であってもよいが、例えば、有線による通信路30を実
現した場合には、通信路30を建築物の壁内に敷設し、
壁面に、機器制御装置20a〜20bとの間の接続用コ
ネクタを設けることで、配線の取り回しが容易な機器制
御ネットワークシステムを構築することが可能である。
【0027】また、図1では、2つの機器10a〜10
bが、機器制御装置20a〜20b間を通信路30を介
してネットワーク接続した、1対1の機器制御ネットワ
ークシステムのシステム構成を示しているが、必ずしも
このシステム構成に限る訳ではない。すなわち、例え
ば、図2に示すように、3つの機器10a〜10cが、
機器制御装置20a〜20c間を通信路30を介してネ
ットワーク接続するなどした、3つ以上の多機器による
機器制御ネットワークシステムとしてもよい。
【0028】図3に、第1の実施形態の機器10aに内
蔵された機器制御装置20aのハードウェア構成を示
す。図中、機器本体327を除いた部分が、機器制御装
置20aに相当している。
【0029】図3において、301はCPUであり、3
02は制御命令およびデータを伝送するシステムバスで
ある。CPU301は、システムバス302を介して入
力した信号に応じた処理を行い、処理結果を、再びシス
テムバス302に出力する。
【0030】また、図3において、303はキーパッド
やキーボード等のキー入力装置であり、304はキー入
力装置303からのキーデータを伝送するデータバスで
あり、305はキーコントローラである。キー入力装置
303からのキーデータは、データバス304を介し
て、キーコントローラ305に出力される。キーコント
ローラ305は、予め定めたタイミングで、データバス
304を介して入力したキーデータを、システムバス3
02を介して、CPU301に出力する。
【0031】また、図3において、306はペン入力パ
ッドやタッチパネル等のタッチ入力装置であり、307
はタッチ入力装置306からのタッチ入力データを伝送
するデータバスであり、308はタッチ入力コントロー
ラである。タッチ入力装置306からのタッチ入力デー
タは、データバス307を介して、タッチ入力コントロ
ーラ308に出力される。タッチ入力コントローラ30
8は、予め定めたタイミングで、データバス307を介
して入力したタッチ入力データを、システムバス302
を介して、CPU301に出力する。
【0032】また、図3において、309はバーコード
リーダであり、310はバーコードリーダ309からの
バーコードデータを伝送するデータバスであり、311
はバーコードコントローラである。バーコードリーダ3
09からのバーコードデータは、データバス310を介
して、バーコードコントローラ311に出力される。バ
ーコードコントローラ311は、予め定めたタイミング
で、データバス310を介して入力したバーコードデー
タを、システムバス302を介して、CPU301に出
力する。
【0033】また、図3において、312はマイクロフ
ォン等の音声入力装置であり、313は音声入力装置3
12からの音声データを伝送するデータバスであり、3
14は音声入力コントローラである。音声入力装置31
2からの音声データは、データバス313を介して、音
声入力コントローラ314に出力される。音声入力コン
トローラ314は、予め定めたタイミングで、データバ
ス313を介して入力した音声データを、システムバス
302を介して、CPU301に出力する。
【0034】ここで、各入力用コントローラは、対応す
る入力用装置での入力を検知すると、システムバス30
2を介して、CPU301に対する割込信号を出力す
る。これに対して、CPU301は、各入力用コントロ
ーラから割込信号に続いて出力されてくる入力データに
ついての処理を行う。また、CPU301は、割込信号
に続いて出力されてくる入力データを入力している期間
は、他の入力用コントローラからの割込信号を受付けな
いようにし、これによって、入力用装置の間の競合を避
けるようにする。
【0035】また、図3において、315はCRTやL
CD等の表示装置であり、316は表示装置315に画
像データおよび制御命令を伝送するデータバスであり、
317は表示コントローラである。表示コントローラ3
17は、システムバス301を介して入力した制御命令
に基づいて、システムバス302を介して入力した画像
データを、該制御命令と共に、データバス316を介し
て表示装置315に出力することで、表示装置315に
おいて、画像データに応じた表示を行う。
【0036】また、図3において、318はスピーカ等
の音声出力装置であり、319は音声出力装置318に
音声データおよび制御命令を伝送するデータバスであ
り、320は複数の音声メモリを有する音声出力コント
ローラである。音声出力コントローラ320は、システ
ムバス302を介して入力した制御命令に基づいて、シ
ステムバス302を介して入力した音声データを、該制
御命令と共に、データバス319を介して音声出力装置
318に出力することで、音声出力装置318におい
て、音声データに応じた音声の出力を行う。
【0037】また、図3において、321はタイマであ
る。CPU301は、必要に応じて、時間を示す値を、
システムバス302を介して、タイマ321に伝達す
る。これに対して、タイマ321は、その値が示す時間
が経過すると、システムバス302を介して、CPU3
01に対するタイマ割込信号を出力する。
【0038】また、図3において、322は、画像,文
字,音声等のデータをディジタル記録した、CD−RO
Mやハードディスク等のランダムアクセス可能なメディ
ア、および、そのドライブ装置(以下、総じて「メディ
アドライブ」と称す。)であり、324はメディアドラ
イブコントローラであり、323は、メディアドライブ
装置322とメディアドライブコントローラ324との
間で、データおよび制御命令を双方向に伝送するデータ
バスである。
【0039】また、図3において、325は制御命令お
よびデータを一時記憶するRAMであり、326はRO
Mである。ROM326は、第1の実施形態に係る機器
制御ネットワークシステムの動作を実現するための各種
プログラムを内蔵している。ただし、全てのプログラム
がROM326に格納されている必要はなく、メディア
内に、データに加えて記録されていてもよい。その際に
は、メディア内のプログラムは、必要に応じて、CPU
301からの制御命令により、メディアドライブコント
ローラ324を介してRAM325に転送され、必要に
応じて、CPU301が読み込み処理を行う。
【0040】メディアドライブコントローラ324は、
データの読み出し時には、システムバス302を介して
CPU301から入力した制御命令に従って、メディア
ドライブ322から、メディア上のデータを、データバ
ス323を介して読み込む。さらに、メディアドライブ
コントローラ324は、読み込んだデータを、システム
バス302を介して、RAM325に書き込む。
【0041】また、メディアドライブコントローラ32
4は、データの書き込み時には、システムバス302を
介してCPU301から入力した制御命令に従って、R
AM325上のデータを、システムバス302を介して
読み込み、データバス323を介して、メディアドライ
ブ322に出力する。さらに、メディアドライブ322
は、転送されたデータをメディアに書き込む。
【0042】また、図3において、327は機器本体で
あり、329は機器本体327の動作を制御する機器コ
ントローラであり、328は、機器本体327と機器コ
ントローラ329との間で、CPU301からの制御命
令および機器本体327からの情報を双方向に伝送する
データバスである。機器本体327は、機器コントロー
ラ329からデータバス328を介して入力した制御信
号に従って、機器に固有の動作(例えば、電子レンジで
あれば加熱等)を行う。また、機器本体327は、機器
コントローラ329が機器本体327の動作を制御する
ために必要な情報(例えば、温度や湿度等)を、データ
バス328を介して機器コントローラ329に出力す
る。
【0043】また、図3において、30は通信路であ
り、330は、機器制御装置20aと機器制御装置20
bとの間で、通信路30を介して情報の伝達を行うため
の通信装置である。
【0044】なお、機器10bに内蔵された機器制御装
置20bのハードウェア構成も、機器制御装置20aの
ハードウェア構成と同様である。
【0045】ここで、機器制御装置20のハードウェア
構成は、必ずしも図3に示したハードウェア構成に限ら
れる訳ではなく、各構成要素のうち、備えない構成要素
があってもよいし、また、ある構成要素を複数備えるよ
うにしてもよい。
【0046】すなわち、例えば、機器制御装置20は、
制御対象となる機器10の機器本体327が備えている
構成要素については、これを共用するようにすることが
できる。また、例えば、機器制御装置20は、ネットワ
ーク接続された他の機器制御装置20またはその制御対
象となる機器10の機器本体327が備えている構成要
素については、これを共用するようにすることができ
る。
【0047】さらに、例えば、機器制御装置20は、入
力用装置および入力用コントローラの組を全て備えるよ
うにする必要はなく、少なくとも1つの組を備えるよう
にしたり、他の機器制御装置20や他の機器10の機器
本体327が備えている入力用装置および入力用コント
ローラの組を共用する場合には、1つの組も備えないよ
うにすることができる。また、例えば、機器制御装置2
0は、出力用装置および出力用コントローラの組を全て
備えるようにする必要はなく、少なくとも1つの組を備
えるようにしたり、他の機器制御装置20や他の機器1
0の機器本体327が備えている出力用装置および出力
用コントローラの組を共用する場合には、1つの組も備
えないようにすることができる。また、例えば、機器制
御装置20は、メディアドライブ322およびメディア
ドライブコントローラ324を備えないようにすること
ができる。
【0048】さて、第1の実施形態に係る機器制御ネッ
トワークシステムは、複数の機器10の動作を統一的に
制御することを可能とするものであり、以下、図4の模
式図を用いて、その動作について簡単に説明する。
【0049】図4において、401は各機器を使用する
使用者であり、402〜405は、各々、第1の実施形
態に係る機器制御ネットワークシステムを構成する機器
(以下、各々、「機器A」〜「機器D」と称す。)であ
り、406は第1の実施形態に係る機器制御システムを
構成する通信路である。
【0050】ここで、通信路406は、図1に示した通
信路30に相当している。また、機器A402〜機器D
405は、各々、図1に示した機器10に相当してお
り、各々を模式的に示したものである。すなわち、機器
A402は、例えば、テレビセットのようなモニタ機器
であるとし、機器B403は、例えば、電子レンジのよ
うな加熱調理機器であるとし、機器C404は、例え
ば、電話機のような通信機器であるとし、機器D405
は、例えば、玄関扉に設置された呼鈴装置および施錠装
置であるとしている。
【0051】図4に示すように、機器A402は、キー
入力装置410と、タッチパネル411と、音声入力装
置412と、モニタ413と、音声出力装置414とを
備えており、キー入力装置410,タッチパネル41
1,音声入力装置412は、各々、図3に示したキー入
力装置303,タッチ入力装置306,音声入力装置3
12に相当している。
【0052】図4において、使用者401は、キー入力
装置410,タッチパネル411,音声入力装置412
のいずれか1つまたは複数を利用して、機器A402に
対する操作命令を入力することができる。例えば、使用
者401は、機器A402に対してチャンネル切替命令
を入力することができる。
【0053】機器A402に対する操作命令を、タッチ
パネル411から入力するようにした場合の例を、図8
に示す。
【0054】図8(a)に示すように、タッチパネル4
11には、操作対象となる機器A402〜機器D405
の機器名が表示されており、使用者401が、機器A4
02を選択指示すると、図8(b)に示すように、機器
A402の動作内容が表示される。そこで、使用者40
1は、図8(b)に示した画面で、チャンネル切替とい
う動作内容を選択指示することで、機器A402に対す
るチャンネル切替命令を入力することができる。なお、
モニタ413は、機器A402の本来の動作(テレビの
放送画像の表示)に用いられることから、例えば、キー
入力装置410に設けられた特定のキーを使用者401
が押下した場合に、図8(a)の画面が表示されるよう
にすることが好ましい。
【0055】このとき、機器A402に内蔵されている
機器制御装置20において、RAM325,ROM32
6,メディアドライブ322等の記憶装置には、タッチ
パネル411に表示される機器名および動作内容の組
(例えば、機器A402およびチャンネル切替の組)ご
とに、CPU301に対する操作命令(例えば、チャン
ネル切替命令)が記憶されており、CPU301は、使
用者401の選択指示結果に従った操作命令を記憶装置
から取り出すことで、使用者401からの操作命令を受
け付けることが可能である。
【0056】また、図4に戻って、使用者401は、入
力した操作命令に従った機器A402の動作結果を、モ
ニタ413および音声出力装置414のいずれか1つま
たは両方を利用して知ることができる。例えば、使用者
401は、機器A402におけるチャンネル切替終了を
知ることができる。ここで、モニタ413および音声出
力装置414は、各々、図3に示した表示装置315お
よび音声出力装置318に相当している。
【0057】一方、図4において、使用者401は、キ
ー入力装置410,タッチパネル411,音声入力装置
412のいずれか1つまたは複数を利用して、機器B4
03〜機器D405に対する操作命令も入力することが
できる。また、使用者401は、入力した操作命令に従
った機器B403〜機器D405の動作結果を、モニタ
413および音声出力装置414のいずれか1つまたは
両方を利用して知ることができる。
【0058】例えば、使用者401は、機器B403に
対して加熱調理開始命令を入力し、加熱調理終了を知る
ことができ、また、例えば、使用者401は、機器D4
05に対して玄関の施錠命令を入力し、玄関の施錠終了
を知ることができる。
【0059】さらに、図4において、使用者401は、
機器C404〜機器D405の状態が変化した場合に、
その旨を、モニタ413および音声出力装置414のい
ずれか1つまたは両方を利用して知ることができる。
【0060】例えば、使用者401は、機器C404で
電話の着信を知ることができ、また、例えば、使用者4
01は、機器D405での呼鈴の押下を知ることができ
る。
【0061】ここで、第1の実施形態に係る機器制御シ
ステムにおいて、機器10に内蔵されている機器制御装
置20の基本的な動作について、図12を用いて説明す
る。
【0062】図12に示すように、機器10に内蔵され
ている機器制御装置20において、CPU301は、使
用者401が入力した操作命令、または、他の機器10
から通信路30を介して送信されてきた操作命令を受け
付けると(ステップ1201)、該操作命令を解釈し、
該操作命令が、自身の制御対象である機器10に対する
操作命令であるか否かを判断する(ステップ120
2)。
【0063】自身の制御対象である機器10に対する操
作命令である場合には、該操作命令に従って、機器10
(機器本体327)の動作を制御し(ステップ120
3)、そうでない場合には、該操作命令を、通信装置3
30から、通信路406に送信する(ステップ120
4)。
【0064】なお、自身の制御対象である機器10に対
する操作命令であるか否かを判断する方法としては、機
器10に内蔵されている機器制御装置20において、例
えば、RAM325,ROM326,メディアドライブ
322等の記憶装置に、自身の制御対象である機器10
に対する全ての操作命令を記憶するようにしておき、受
け付けた操作命令が、記憶装置に記憶されている操作命
令を一致した場合に、自身の制御対象である機器10に
対する操作命令であると判断する方法が考えられる。
【0065】また、操作命令を通信路406に送信する
方法としては、送信先の機器10をCPU301が指定
して、操作命令を送信する第1の方法や、図13(a)
に示すように、操作命令が、ブロードキャスト方式で全
ての機器10に送信され、該当する機器10のみが操作
命令を取り込む第2の方法や、図13(b)に示すよう
に、操作命令が、リレー方式で順次各機器10に送信さ
れ、該当する機器10のみが操作命令を取り込む第3の
方法が考えれられる。
【0066】特に、第1の方法を採用する場合には、機
器10に内蔵されている機器制御装置20において、例
えば、RAM325,ROM326,メディアドライブ
322等の記憶装置に、自身の制御対象である機器10
に対する操作命令でない操作命令ごとに、送信先となる
機器10を示す情報を対応付けたテーブルを記憶してお
くようにする必要がある。そこで、このようにする場合
は、CPU301は、受け付けた操作命令が、このテー
ブルに記憶されている操作命令と一致しないならば、自
身の制御対象である機器10に対する操作命令であると
判断することができる。
【0067】次に、第1の実施形態に係る機器制御シス
テムの動作について詳しく説明する。
【0068】まず、使用者401が、機器A402にお
いて、機器A402に対するチャンネル切替命令を入力
し、機器A402の動作結果(チャンネル切替終了)
を、機器A402のモニタ413を利用して知るように
した場合を例にして説明する。
【0069】機器A402に内蔵されている機器制御装
置20において、CPU301は、使用者401が入力
した操作命令を受け付けると、該操作命令を解釈し、該
操作命令が、自身の制御対象である機器A402に対す
る操作命令であるか否かを判断する。
【0070】すなわち、例えば、CPU301は、
「(命令1)機器A402のチャンネル切替制御,(命
令2)機器A402の動作結果の機器A402への表
示」というように、操作命令を解釈する。
【0071】そして、CPU301は、まず、解釈した
(命令1)が、自身の制御対象である機器A402に対
する操作命令であるので、(命令1)に従って、機器A
402(機器A402の機器本体327)の動作を制御
する。詳しくは、CPU301は、(命令1)に従っ
て、チャンネルを切替える旨の制御命令を作成し、機器
コントローラ329に出力する。これにより、機器コン
トローラ329は、CPU301から出力された制御命
令に従って、チャンネルを切替えるよう、機器A402
(機器A402の機器本体327)の動作を制御する。
【0072】その後、機器A402におけるチャンネル
の切替えが終了し、その旨を示す制御信号が、機器コン
トローラ329からCPU301に出力されてくると、
CPU301は、続いて、解釈した(命令2)が、自身
の制御対象である機器A402に対する操作命令である
ので、(命令2)に従って、機器A402の動作結果
(チャンネル切替終了)を表示するよう制御する。詳し
くは、CPU301は、機器A402のチャンネル切替
終了を示す画像データや文字データ、および、該データ
を出力する旨の制御命令を作成し、表示コントローラ3
17に出力する。なお、動作結果を音声出力で通知する
場合には、CPU301が作成するデータは音声データ
となり、該音声データの出力先は音声出力コントローラ
320となる。
【0073】以上の動作により、機器A402における
チャンネル切替えが行われ、機器A402のモニタ41
3には、チャンネル切替えが終了した旨の画像や文字が
表示されるので、使用者401は、機器A402におけ
るチャンネル切替終了を知ることができる。
【0074】次に、使用者401が、機器A402にお
いて、機器B403に対する加熱調理開始命令を入力
し、機器B403の動作結果(加熱調理終了)を、機器
A402のモニタ413を利用して知るようにした場合
を例にして説明する。
【0075】機器A402に内蔵されている機器制御装
置20において、CPU301は、使用者401が入力
した操作命令を受け付けると、該操作命令を解釈し、該
操作命令が、自身の制御対象である機器A402に対す
る操作命令であるか否かを判断する。
【0076】すなわち、例えば、CPU301は、
「(命令1)機器B403の加熱調理開始制御,(命令
2)機器B403の動作結果の機器A402への表示」
というように、操作命令を解釈する。
【0077】そして、CPU301は、解釈した(命令
1)が、自身の制御対象である機器A402に対する操
作命令ではないので、(命令1)および(命令2)を、
通信装置330から、通信路406に送信する。なお、
ここでは、操作命令を通信路406に送信する方法とし
て、上述した第2の方法を採用することとする。
【0078】機器B403に内蔵されている機器制御装
置20において、CPU301は、通信路406を介し
て(命令1)および(命令2)を受信すると、(命令
1)が、自身の制御対象である機器B403に対する操
作命令であるので、(命令1)に従って、機器B403
(機器B403の機器本体327)の動作を制御する。
詳しくは、CPU301は、(命令1)に従って、加熱
調理を開始する旨の制御命令を作成し、機器コントロー
ラ329に出力する。これにより、機器コントローラ3
29は、CPU301から出力された制御命令に従っ
て、加熱調理を開始するよう、機器B403(機器B4
03の機器本体327)の動作を制御する。
【0079】その後、機器B403における調理が終了
し、その旨を示す制御信号が、機器コントローラ329
からCPU301に出力されてくると、CPU301
は、続いて、(命令2)が、自身の制御対象である機器
B403に対する操作命令ではないので、(命令2)
を、通信装置330から、通信路406に送信する。
【0080】機器A402に内蔵されている機器制御装
置20において、CPU301は、通信路406を介し
て(命令2)を受信すると、(命令2)が、自身の制御
対象である機器A402に対する操作命令であるので、
(命令2)に従って、機器B403の動作結果(加熱調
理終了)を表示するよう制御する。詳しくは、CPU3
01は、機器B403の加熱調理終了を示す画像データ
や文字データ、および、該データを出力する旨の制御命
令を作成し、表示コントローラ317に出力する。な
お、動作結果を音声出力で通知する場合には、CPU3
01が作成するデータは音声データとなり、該音声デー
タの出力先は音声出力コントローラ320となる。
【0081】以上の動作により、機器B403における
加熱調理が行われ、機器A402のモニタ413には、
加熱調理が終了した旨の画像や文字が表示されるので、
使用者401は、機器B403における加熱調理終了を
知ることができる。なお、以上の動作のシーケンス図
は、図14に示す通りになる。
【0082】次に、使用者401が、機器D405での
呼鈴の押下を、機器A402のモニタ413を利用して
知るようにした場合を例にして説明する。
【0083】機器D405に内蔵されている機器制御装
置20において、CPU301は、機器D405の状態
が変化した旨(呼鈴が押下された旨)を、機器コントロ
ーラ329を介して検知すると、「(命令1)機器D4
05の呼鈴が押下された旨の機器A402への表示」と
いう操作命令を作成する。
【0084】なお、機器D405に内蔵されている機器
制御装置20において、例えば、RAM325,ROM
326,メディアドライブ322等の記憶装置には、自
身の制御対象である機器D405の状態ごとに、作成す
べき操作命令を対応付けたテーブルが記憶されており、
CPU301は、このテーブルを参照することで、操作
命令を作成することができる。
【0085】そして、CPU301は、作成した(命令
1)が、自身の制御対象である機器D405に対する操
作命令ではないので、(命令1)を、通信装置330か
ら、通信路406に送信する。
【0086】機器A402に内蔵されている機器制御装
置20において、CPU301は、通信路406を介し
て(命令1)を受信すると、(命令1)が、自身の制御
対象である機器A402に対する操作命令であるので、
(命令1)に従って、機器D405の状態変化(呼鈴押
下)を表示するよう制御する。詳しくは、CPU301
は、機器D405の呼鈴押下を示す画像データや文字デ
ータ、および、該データを出力する旨の制御命令を作成
し、表示コントローラ317に出力する。なお、動作結
果を音声出力で通知する場合には、CPU301が作成
するデータは音声データとなり、該音声データの出力先
は音声出力コントローラ320となる。
【0087】以上の動作により、機器A402のモニタ
413には、機器D405における呼鈴押下が行われた
旨の画像や文字が表示されるので、使用者401は、機
器D405における呼鈴押下を知ることができる。
【0088】ところで、図4に示した例では、使用者4
01が直接操作する機器として、テレビセットのような
ものを念頭に置いたが、必ずしもこのような機器に限る
訳ではない。すなわち、例えば、図5に示すように、使
用者401が直接操作する機器は、使用者401が携帯
して使用できるような小型の通信機でもよい。このよう
な通信機には、入力用装置410〜412のいずれかま
たは全てが搭載されるようにしたり、出力用装置413
〜414のいずれかまたは両方を搭載されるようにした
りすることができる。
【0089】次に、使用者401が用いるモニタ413
の表示例について、図6〜図7を用いて説明する。
【0090】図6においては、テレビセットである機器
A402が備えているモニタ413を、図1に示した表
示装置315として共用した場合を示しており、601
は、モニタ413に映し出されたテレビの放送画像であ
る。
【0091】また、図6において、602は、使用者4
01の操作によって動作が制御されている機器を示すア
イコンであり、603は文字情報である。使用者401
は、アイコン602によって、どの機器の動作が制御対
象となっているかを知ることができる。
【0092】このように、テレビセットである機器A4
02のモニタ413に本来表示される画像601に、他
の機器の動作結果等の情報を、ポップアップメッセージ
の形式で表示することで、本来の表示機能を大きく損な
うことがなく、使用者401の注意を効果的に引くこと
が可能である。なお、ポップアップメッセージの形式
は、アイコン602および文字情報603に限定される
訳ではなく、例えば、図形情報のみや、文字情報のみ
や、それらの組合せであってもよい。
【0093】なお、図6においては、ポップアップメッ
セージの形式で、他の機器の動作結果等の情報を表示す
るようにしているが、必ずしもこの形式に限定される訳
ではない。すなわち、例えば、図7に示すように、スー
パーインポーズによる文字情報701で表示するように
してもよく、本来の表示機能を可能な限り損なわないよ
うにするためには、このような表示方法を採ってもよ
い。
【0094】以上説明したように、第1の実施形態に係
る機器制御ネットワークシステムによれば、クライアン
ト・サーバ型の集中管理による機器制御ではなく、家電
製品等の機器に内蔵されている機器制御装置を、図3に
示したハードウェア構成として、機器を高度にインテリ
ジェント化することで、相互に情報交換を行うことを可
能としているので、複数の機器の動作を統一的に制御す
ることが可能となり、全体として、高機能な機器制御ネ
ットワークシステムを実現することができるようにな
る。
【0095】そして、第1の実施形態に係る機器制御ネ
ットワークシステムによれば、機器に内蔵されている機
器制御装置を通信路を介してネットワーク接続すること
で、上述したように、機器本体および機器制御装置の資
源を共用化することが可能となるので、使用者の使い勝
手の向上を図ることが可能となると共に、機器の低価格
化を図ることが可能となる。
【0096】具体的には、テレビセットは、本来、大型
のモニタを備えており、多くの情報を同時に提示するの
に適している。これに対し、他の機器は、例えば、電子
レンジのように、スペースの問題から、大型のモニタを
設置することが困難である。そこで、このような機器に
大型のモニタを設ける代わりに、テレビセットが備えて
いるモニタを共用化することで、使用者の使い勝手を向
上させることが可能となる。また、機器制御ネットワー
クシステム全体で見たときに、複数の機器に似たような
機能の構成要素を重複して搭載することを避けることが
できるので、機器の低価格化を図ることが可能となる。
【0097】なお、第1の実施形態に係る機器制御ネッ
トワークシステムにおいて、インテリジェント化する機
器は、上述した例のほかにも、様々な機器が考えられ
る。これは、上述したように、機器制御装置が備える機
器コントローラを、機器本体に応じて替えればよいだけ
であるからである。
【0098】具体的には、温度センサを有する機器コン
トローラを備えるようにすることで、浴槽に張った水が
沸いた旨やアイロンが加熱した旨を、通信路を介して、
テレビセットを見ている使用者に告知するようにするこ
とも可能である。実際に稼動している機器から離れた場
所に使用者がいる場合でも、このような何らかの警告を
伝えることができるので、安全上、非常に有効である。
【0099】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の実
施形態について、図9を用いて説明する。
【0100】第2の実施形態に係る機器制御ネットワー
クシステムのシステム構成、および、第2の実施形態の
機器10に内蔵された機器制御装置20のハードウェア
構成は、第1の実施形態と同様である。
【0101】第2の実施形態に係る機器制御ネットワー
クシステムも、第1の実施形態と同様に、複数の機器1
0の動作を統一的に制御することを可能とするものであ
るが、特に、複数の同種の機器をネットワーク接続する
ことで、別の機器から得られる1つの情報をこれらの機
器で利用することを可能とするものであり、以下、図9
の模式図を用いて、その動作について簡単に説明する。
【0102】図9において、401は各機器を使用する
使用者であり、901〜904は、各々、第2の実施形
態に係る機器制御ネットワークシステムを構成する機器
(以下、各々、「機器E」〜「機器H」と称す。)であ
り、406は第2の実施形態に係る機器制御システムを
構成する通信路である。
【0103】ここで、通信路406は、図1に示した通
信路30に相当している。また、機器E901〜機器H
904は、各々、図1に示した機器10に相当してお
り、各々を模式的に示したものである。すなわち、機器
E901〜機器F902は、例えば、テレビセットのよ
うなモニタ機器であるとし、図4に示した機器A402
と同様のモニタ機器であるとしている。また、機器G9
03〜機器H904は、例えば、ビデオやオーディオデ
ィスクプレイヤ等のメディアプレイヤ機器であるとして
いる。
【0104】例えば、使用者401は、機器E901が
備えたキー入力装置410,タッチパネル411,音声
入力装置412のいずれか1つまたは複数を利用して、
機器G903に対して、メディアデータの再生命令を入
力することで、機器G903が再生したメディアデータ
を、機器E901および機器F902の両方で利用する
ことができる。なお、このとき、使用者401は、再生
先の機器として、機器E901および機器F902の両
方を指定するようにする。
【0105】以下、このようにする場合を例にして、第
2の実施形態に係る機器制御システムの動作について詳
しく説明する。
【0106】機器E901に内蔵されている機器制御装
置20において、CPU301は、使用者401が入力
した操作命令を受け付けると、該操作命令を解釈し、該
操作命令が、自身の制御対象である機器A402に対す
る操作命令であるか否かを判断する。
【0107】すなわち、例えば、CPU301は、
「(命令1)機器G903のメディアデータ再生制御,
(命令2)機器G903が再生したメディアデータの機
器E901および機器F902への送信制御,(命令
3)機器G903が再生したメディアデータの機器E9
01および機器F902での表示」というように、操作
命令を解釈する。
【0108】そして、CPU301は、解釈した(命令
1)が、自身の制御対象である機器E901に対する操
作命令ではないので、(命令1)〜(命令3)を、通信
装置330から、通信路406に送信する。
【0109】機器G903に内蔵されている機器制御装
置20において、CPU301は、通信路406を介し
て(命令1)〜(命令3)を受信すると、(命令1)
が、自身の制御対象である機器G903に対する操作命
令であるので、(命令1)に従って、機器G903(機
器G903の機器本体327)の動作を制御する。詳し
くは、CPU301は、(命令1)に従って、メディア
データを再生する旨の制御命令を作成し、機器コントロ
ーラ329に出力する。これにより、機器コントローラ
329は、CPU301から出力された制御命令に従っ
て、メディアデータを再生するよう、機器G903(機
器G903の機器本体327)の動作を制御する。
【0110】例えば、機器G903において、メディア
ドライブコントローラ324およびメディアドライブ3
22を、メディアプレイヤ機器の機器本体327が備え
たメディアドライブコントローラおよびメディアドライ
ブとして共用している場合には、CPU301は、メデ
ィアデータを再生する旨の制御命令を作成し、メディア
ドライブコントローラ324に出力する。そして、メデ
ィアドライブコントローラ324は、CPU301から
出力された制御命令に従って、メディアドライブ322
に格納されているメディアデータを再生する。
【0111】続いて、CPU301は、(命令2)が、
自身の制御対象である機器G903に対する操作命令で
あるので、(命令2)に従って、再生したメディアデー
タを、通信路406を介して、機器E901および機器
F902に送信するよう制御する。
【0112】また、CPU301は、(命令3)が、自
身の制御対象である機器G903に対する操作命令では
ないので、(命令3)を、通信装置330から、通信路
406に送信する。
【0113】機器E901に内蔵されている機器制御装
置20において、CPU301は、通信路406を介し
て(命令3)を受信すると、(命令3)が、自身の制御
対象である機器E901に対する操作命令であるので、
(命令3)に従って、機器G903から送信されてくる
メディアデータを表示するよう制御する。
【0114】同様に、機器F902に内蔵されている機
器制御装置20において、CPU301は、通信路40
6を介して(命令3)を受信すると、(命令3)が、自
身の制御対象である機器F902に対する操作命令であ
るので、(命令3)に従って、機器G903から送信さ
れてくるメディアデータを表示するよう制御する。
【0115】以上の動作により、機器E901に内蔵さ
れている機器制御装置20、および、機器F902に内
蔵されている機器制御装置20において、機器G903
から送信されたメディアデータは、各々、モニタ413
および音声出力装置414から出力されるので、使用者
401は、機器G903が再生したメディアデータを、
機器E901および機器F902の両方で利用すること
ができる。
【0116】また、同様にして、例えば、使用者401
は、機器E901が備えたキー入力装置410,タッチ
パネル411,音声入力装置412のいずれか1つまた
は複数を利用して、機器G903および機器H904に
対して、メディアデータの再生命令を入力することで、
機器G903が再生したメディアデータを機器E901
で利用し、機器H904が再生したメディアデータを機
器F902で利用することもできる。
【0117】以上説明したように、第2の実施形態に係
る機器制御ネットワークシステムによれば、第1の実施
形態による効果に加えて、複数の同種の機器で、別の機
器から選られる1つの情報を利用することが可能とな
り、例えば、複数のモニタ機器に対して、各々の専用の
メディアプレイヤ機器を用意する必要がなくなる。ま
た、モニタ機器とメディアプレイヤ機器とを近くに配置
する必要がなくなるので、各機器の設置場所の制約が小
さくなる。例えば、大画面のモニタ機器を居間に設置
し、メディアプレイヤ機器を別室に配置することで、ゆ
とりある空間を実現することが可能となる。
【0118】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について、図9を用いて説明する。
【0119】第3の実施形態に係る機器制御ネットワー
クシステムのシステム構成、および、第3の実施形態の
機器10に内蔵された機器制御装置20のハードウェア
構成は、第1の実施形態と同様である。
【0120】第3の実施形態に係る機器制御ネットワー
クシステムも、第1の実施形態と同様に、複数の機器1
0の動作を統一的に制御することを可能とするものであ
るが、特に、ある機器が、使用者の操作命令に従って動
作した場合に、その動作に従って、他の機器が動作を行
うことを可能とするものであり、以下、図10の模式図
を用いて、その動作について簡単に説明する。
【0121】図10において、401は各機器を使用す
る使用者であり、1001〜1003は、各々、第3の
実施形態に係る機器制御ネットワークシステムを構成す
る機器(以下、各々、「機器I」〜「機器K」と称
す。)であり、406は第3の実施形態に係る機器制御
システムを構成する通信路である。
【0122】ここで、通信路406は、図1に示した通
信路30に相当している。また、機器I1001〜機器
K1003は、各々、図1に示した機器10に相当して
おり、各々を模式的に示したものである。すなわち、機
器I1001は、例えば、テレビセットのようなモニタ
機器であるとし、図4に示した機器A402と同様のモ
ニタ機器であるとしている。また、機器J1002は、
例えば、エアコンのような空調機器であるとし、機器K
1003は、例えば、電動による自動開閉が可能な窓扉
であるとしている。
【0123】例えば、使用者401が、機器I1001
が備えたキー入力装置410,タッチパネル411,音
声入力装置412のいずれか1つまたは複数を利用し
て、機器J1002に対して、動作開始命令を入力する
ことで、空調動作を開始させると、機器J1002から
機器K1003に対して、窓扉の閉鎖命令が送信され、
窓扉の閉鎖動作を行わせることができる。
【0124】以下、このようにする場合を例にして、第
3の実施形態に係る機器制御システムの動作について詳
しく説明する。
【0125】機器I1001に内蔵されている機器制御
装置20において、CPU301は、使用者401が入
力した操作命令を受け付けると、該操作命令を解釈し、
該操作命令が、自身の制御対象である機器I1001に
対する操作命令であるか否かを判断する。
【0126】すなわち、例えば、CPU301は、
「(命令1)機器J1002の空調動作開始制御」とい
うように、操作命令を解釈する。
【0127】そして、CPU301は、解釈した(命令
1)が、自身の制御対象である機器I1001に対する
操作命令ではないので、(命令1)を、通信装置330
から、通信路406に送信する。
【0128】機器J1002に内蔵されている機器制御
装置20において、CPU301は、通信路406を介
して(命令1)を受信すると、(命令1)が、自身の制
御対象である機器J1002に対する操作命令であるの
で、(命令1)に従って、機器J1002(機器J10
02の機器本体327)の動作を制御する。詳しくは、
CPU301は、(命令1)に従って、空調動作を開始
する旨の制御命令を作成し、機器コントローラ329に
出力する。これにより、機器コントローラ329は、C
PU301から出力された制御命令に従って、空調動作
を開始するよう、機器J1002(機器J1002の機
器本体327)の動作を制御する。
【0129】続いて、機器J1002に内蔵されている
機器制御装置20において、CPU301は、機器J1
002の機器本体327が空調動作を開始すると、
「(命令2)機器K1003の窓扉閉鎖制御」という操
作命令を作成する。
【0130】なお、機器J1002に内蔵されている機
器制御装置20において、例えば、RAM325,RO
M326,メディアドライブ322等の記憶装置には、
自身の制御対象である機器J1002動作ごとに、作成
すべき操作命令を対応付けたテーブルが記憶されてお
り、CPU301は、このテーブルを参照することで、
操作命令を作成することができる。
【0131】そして、CPU301は、作成した(命令
2)が、自身の制御対象である機器J1002に対する
操作命令ではないので、(命令2)を、通信装置330
から、通信路406に送信する。
【0132】機器K1003に内蔵されている機器制御
装置20において、CPU301は、通信路406を介
して(命令2)を受信すると、(命令2)が、自身の制
御対象である機器K1003に対する操作命令であるの
で、(命令2)に従って、機器K1003(機器K10
03の機器本体327)の動作を制御する。詳しくは、
CPU301は、(命令2)に従って、窓扉を閉鎖する
旨の制御命令を作成し、機器コントローラ329に出力
する。これにより、機器コントローラ329は、CPU
301から出力された制御命令に従って、窓扉を閉鎖す
るよう、機器K1003(機器K1003の機器本体3
27)の動作を制御する。
【0133】以上の動作により、使用者401は、機器
J1002における空調動作を行わせることで、同時
に、機器K1003における窓扉の閉鎖動作を行わせこ
とができる。
【0134】なお、機器K1003の動作結果を示すデ
ータ、および、機器J1002の動作結果を示すデータ
も、第1の実施形態と同様に、機器I1001で表示す
るようにすることができる。
【0135】以上説明したように、第3の実施形態に係
る機器制御ネットワークシステムによれば、第1の実施
形態による効果に加えて、使用者が1つの操作命令を入
力するだけで、複数の機器を連動させて制御することが
可能となる。
【0136】また、機器J1002に温度センサや湿度
センサが実装され、このセンサによって自動的に空調動
作を開始するようになっている場合には、使用者が空調
動作の開始命令を入力せず、自動的に空調動作を開始し
たときでも、窓扉の閉鎖動作を行わせることが可能とな
り、逆に、空調動作を停止したときに、窓扉の開放動作
を行わせることが可能となる。
【0137】なお、いずれの実施形態においても、機器
制御装置20において、CPU301が実行するプログ
ラムは、ROM326やメディアドライブ322に格納
されているが、例えば、あるプログラムをバージョンア
ップする場合でも、各機器制御装置20の電話機のよう
な通信機器をネットワーク接続することで、電話回線経
由で、バージョンアップに必要な部分をダウンロード
し、必要としている機器制御装置20のメディアドライ
ブ322に格納するようにすることができる。
【0138】また、いずれの実施形態においても、例え
ば、図11に示すように、機器10と機器制御装置20
とを接続するようなシステム構成とすることができる。
【0139】このようなシステム構成とする場合には、
機器制御装置20は、各々、接続対象(制御対象)とな
る機器10に応じた機器制御装置として、該機器10と
は別売りされるようにすることが可能である。そして、
この際に、機器10においては、従来から内蔵されてい
た機器制御装置が存在していても存在していなくてもよ
いが、機器制御装置20との間の接続用コネクタを設け
るようにする必要がある。
【0140】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インテリジェント化した機器をネットワーク接続するこ
とで、各機器を統一的に制御することを可能とした、高
機能な機器制御ネットワークシステムを実現することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のインテリジェント機器が適用
される機器制御ネットワークシステムのシステム構成
図。
【図2】第1の実施形態のインテリジェント機器が適用
される機器制御ネットワークシステムの別のシステム構
成図。
【図3】第1の実施形態のインテリジェント機器に内蔵
された機器制御装置のハードウェア構成図。
【図4】第1の実施形態に係る機器制御ネットワークシ
ステムの模式図。
【図5】第1の実施形態に係る機器制御ネットワークシ
ステムの別の模式図。
【図6】第1の実施形態に係る機器制御ネットワークシ
ステムにおける表示例を示す説明図。
【図7】第1の実施形態に係る機器制御ネットワークシ
ステムにおける別の表示例を示す説明図。
【図8】第1の実施形態に係る機器制御ネットワークシ
ステムにおける入力例を示す説明図。
【図9】第2の実施形態に係る機器制御ネットワークシ
ステムの模式図。
【図10】第3の実施形態に係る機器制御ネットワーク
システムの模式図。
【図11】機器制御装置を外付け型にした場合の機器制
御ネットワークシステムのシステム構成図。
【図12】第1の実施形態の機器に内蔵されている機器
制御装置の基本的な動作を示すフローチャート。
【図13】操作命令を通信路に送信する方法の例を示す
説明図。
【図14】第1の実施形態に係る機器制御システムの動
作の一例を示すシーケンス図。
【符号の説明】
10…インテリジェント機器、20…機器制御装置、3
0…通信路、301…CPU、302…システムバス、
303…キー入力装置、304…データバス、305…
キーコントローラ、306…タッチ入力装置、307…
データバス、308…タッチ入力コントローラ、309
…バーコードリーダ、310…データバス、311…バ
ーコードコントローラ、312…音声入力装置、313
…データバス、314…音声入力コントローラ、315
…表示装置、316…データバス、317…表示コント
ローラ、318…音声出力装置、319…データバス、
320は…音声出力コントローラ、321…タイマ、3
22…メディアドライブ、323…データバス、324
…メディアドライブコントローラ、325…RAM、3
26…ROM、327…機器本体、328…データバ
ス、329…機器コントローラ、330…通信装置、4
01…使用者、402〜405…インテリジェント機器
A〜機器D、406…通信路、410…キー入力装置、
411…タッチパネル、412…音声入力装置、413
…モニタ、414…音声出力装置、601…テレビの放
送画像、602…アイコン、603…文字情報、701
…文字情報、901〜904…インテリジェント機器E
〜機器H、1001〜1003…インテリジェント機器
I〜機器K。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大和田 徹 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 滝田 功 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 池田 牧子 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 永井 靖 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 小沼 智 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 高木 徹夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立マイクロソフトウェアシステム ズ内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器に固有の動作を実行する機器本体と、
    機器本体の動作を制御する機器制御装置とから構成され
    るインテリジェント機器であって、 上記機器制御装置は、 処理部と、入力部と、機器本体の動作を制御する機器制
    御部と、他インテリジェント機器との間で通信路を介し
    て通信を行う通信部とを少なくとも備え、 上記処理部は、 上記入力部から使用者が入力した操作命令が、自インテ
    リジェント機器に対する操作命令である場合に、該操作
    命令に従った処理を実行する実行手段と、 上記入力部から使用者が入力した操作命令が、自インテ
    リジェント機器に対する操作命令でない場合に、該操作
    命令を、上記通信部を介して上記通信路上に送信する送
    信手段とを有することを特徴とするインテリジェント機
    器。
  2. 【請求項2】請求項1記載のインテリジェント機器であ
    って、 上記実行手段は、さらに、 上記通信部を介して上記通信路上から受信した操作命令
    が、自インテリジェント機器に対する操作命令である場
    合に、該操作命令に従った処理を実行することを特徴と
    するインテリジェント機器。
  3. 【請求項3】機器に固有の動作を実行する機器本体と、
    機器本体の動作を制御する機器制御装置とから構成され
    るインテリジェント機器であって、 上記機器制御装置は、 処理部と、機器本体の動作を制御する機器制御部と、他
    インテリジェント機器との間で通信路を介して通信を行
    う通信部とを少なくとも備え、 上記処理部は、 上記通信部を介して上記通信路上から受信した操作命令
    が、自インテリジェント機器に対する操作命令である場
    合に、該操作命令に従った処理を実行する実行手段を有
    することを特徴とするインテリジェント機器。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3記載のインテリジェ
    ント機器であって、 上記処理部は、 自インテリジェント機器に対する操作命令が、予め定め
    られている操作命令である場合に、該操作命令に応じて
    予め定められている、他インテリジェント機器に対する
    別の操作命令を作成する連動制御手段をさらに有し、 上記送信手段は、さらに、 上記連動制御手段が作成した操作命令を、上記通信部を
    介して上記通信路上に送信することを特徴とするインテ
    リジェント機器。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3または4記載のインテリ
    ジェント機器であって、 上記処理部は、 上記機器制御部が上記機器本体の状態の変化を検出した
    場合に、予め定められているインテリジェント機器に対
    する操作命令であって、該状態変化を通知する旨の操作
    命令を作成する通知制御手段をさらに有し、 上記実行手段は、さらに、 上記通知制御手段が作成した操作命令が、自インテリジ
    ェント機器に対する操作命令である場合に、該操作命令
    に従った処理を実行し、 上記送信手段は、さらに、 上記通知制御手段が作成した操作命令が、自インテリジ
    ェント機器に対する操作命令でない場合に、該操作命令
    を、上記通信部を介して上記通信路上に送信することを
    特徴とするインテリジェント機器。
  6. 【請求項6】請求項1,2,3,4または5記載のイン
    テリジェント機器であって、 上記実行手段は、 自インテリジェント機器に対する操作命令が、上記機器
    本体の動作を制御する旨の操作命令である場合に、該操
    作命令に従った制御命令を作成し、作成した制御命令を
    上記機器制御部に出力することで、上記機器本体の動作
    を制御することを特徴とするインテリジェント機器。
  7. 【請求項7】請求項1,2,3,4または5記載のイン
    テリジェント機器であって、 上記実行手段は、 自インテリジェント機器に対する操作命令が、上記機器
    本体のデータ再生動作を制御する旨、および、再生され
    たデータを1つ以上の他インテリジェント機器で出力す
    る旨の操作命令である場合に、該操作命令に従った制御
    命令を作成し、作成した制御命令を上記機器制御部に出
    力することで、上記機器本体のデータ再生動作を制御す
    ると共に、再生されたデータを、上記通信部を介して、
    該データの出力先となる他インテリジェント機器に送信
    することを特徴とするインテリジェント機器。
  8. 【請求項8】請求項1,2,3,4または5記載のイン
    テリジェント機器であって、 上記機器制御装置は、出力部をさらに備え、 上記実行手段は、 自インテリジェント機器に対する操作命令が、いずれか
    のインテリジェント機器の機器本体の動作結果を通知す
    る旨の操作命令である場合に、該動作結果を示すデータ
    を作成し、作成したデータを上記出力部から出力するこ
    とを特徴とするインテリジェント機器。
  9. 【請求項9】請求項8記載のインテリジェント機器であ
    って、 上記実行手段が作成するデータは、 動作を行った機器本体を備えたインテリジェント機器を
    描いたアイコン、および、該動作の内容を示す文字情報
    からなることを特徴とするインテリジェント機器。
  10. 【請求項10】請求項1,2,3,4または5記載のイ
    ンテリジェント機器であって、 上記機器制御装置は、出力部をさらに備え、 上記実行手段は、 自インテリジェント機器に対する操作命令が、いずれか
    のインテリジェント機器の機器本体の状態変化を通知す
    る旨の動作命令である場合に、該状態変化を示すデータ
    を作成し、作成したデータを上記出力部から出力するこ
    とを特徴とするインテリジェント機器。
  11. 【請求項11】請求項10記載のインテリジェント機器
    であって、 上記実行手段が作成するデータは、 状態が変化した機器本体を備えたインテリジェント機器
    を描いたアイコン、および、該状態の内容を示す文字情
    報からなることを特徴とするインテリジェント機器。
  12. 【請求項12】機器に接続され、該機器の動作を制御す
    る機器制御装置であって、 処理部と、入力部と、接続されている機器の動作を制御
    する機器制御部と、他機器に接続されている機器制御装
    置との間で通信路を介して通信を行う通信部とを少なく
    とも備え、 上記処理部は、 上記入力部から使用者が入力した操作命令が、自機器制
    御装置が接続されている機器に対する操作命令である場
    合に、該操作命令に従った処理を実行する実行手段と、 上記入力部から使用者が入力した操作命令が、自機器制
    御装置が接続されている機器に対する操作命令でない場
    合に、該操作命令を、上記通信部を介して上記通信路上
    に送信する送信手段とを有することを特徴とする機器制
    御装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載の機器制御装置であっ
    て、 上記実行手段は、さらに、 上記通信部を介して上記通信路上から受信した操作命令
    が、自機器制御装置が接続されている機器に対する操作
    命令である場合に、該操作命令に従った処理を実行する
    ことを特徴とする機器制御装置。
  14. 【請求項14】請求項12または13記載の機器制御装
    置であって、 上記処理部は、 自機器制御装置が接続されている機器に対する操作命令
    が、予め定められている操作命令である場合に、該操作
    命令に応じて予め定められている、他機器に対する別の
    操作命令を作成する連動制御手段をさらに有し、 上記送信手段は、さらに、 上記連動制御手段が作成した操作命令を、上記通信部を
    介して上記通信路上に送信することを特徴とする機器制
    御装置。
  15. 【請求項15】請求項12,13または14記載の機器
    制御装置であって、 上記処理部は、 自機器制御装置が接続されている機器の状態の変化を上
    記機器制御部が検出した場合に、予め定められている機
    器に対する操作命令であって、該状態変化を通知する旨
    の操作命令を作成する通知制御手段をさらに有し、 上記実行手段は、さらに、 上記通知制御手段が作成した操作命令が、自機器制御装
    置が接続されている機器に対する操作命令である場合
    に、該操作命令に従った処理を実行し、 上記送信手段は、さらに、 上記通知制御手段が作成した操作命令が、自機器制御装
    置が接続されている機器に対する操作命令でない場合
    に、該操作命令を、上記通信部を介して上記通信路上に
    送信することを特徴とする機器制御装置。
  16. 【請求項16】請求項12,13,14または15記載
    の機器制御装置であって、 上記実行手段は、 自機器制御装置が接続されている機器に対する操作命令
    が、該機器の動作を制御する旨の操作命令である場合
    に、該操作命令に従った制御命令を作成し、作成した制
    御命令を上記機器制御部に出力することで、該機器の動
    作を制御することを特徴とする機器制御装置。
  17. 【請求項17】請求項12,13,14または15記載
    の機器制御装置であって、 上記実行手段は、 自機器制御装置が接続されている機器に対する操作命令
    が、該機器のデータ再生動作を制御する旨、および、再
    生されたデータを1つ以上の他機器で出力する旨の操作
    命令である場合に、該操作命令に従った制御命令を作成
    し、作成した制御命令を上記機器制御部に出力すること
    で、該機器のデータ再生動作を制御すると共に、再生さ
    れたデータを、上記通信部を介して、該データの出力先
    となる他機器に接続されている機器制御装置に送信する
    ことを特徴とする機器制御装置。
  18. 【請求項18】請求項12,13,14または15記載
    の機器制御装置であって、 出力部をさらに備え、 上記実行手段は、 自機器制御装置が接続されている機器に対する操作命令
    が、いずれかの機器の動作結果を通知する旨の操作命令
    である場合に、該動作結果を示すデータを作成し、作成
    したデータを上記出力部から出力することを特徴とする
    機器制御装置。
  19. 【請求項19】請求項12,13,14または15記載
    の機器制御装置であって、 出力部をさらに備え、 上記実行手段は、 自機器制御装置が接続されている機器に対する操作命令
    が、いずれかの機器の状態変化を通知する旨の動作命令
    である場合に、該状態変化を示すデータを作成し、作成
    したデータを上記出力部から出力することを特徴とする
    機器制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011102539A1 (ja) * 2010-02-22 2011-08-25 日本電気株式会社 制御対象機器、機器制御システム、機器制御プログラム、および機器制御方法
CN104267608A (zh) * 2014-10-20 2015-01-07 珠海格力电器股份有限公司 智能家居设备的控制方法、装置和系统
CN113689849A (zh) * 2020-05-18 2021-11-23 丰田自动车株式会社 智能体控制装置、智能体控制方法以及记录有程序的记录介质

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