JPH11194210A - カラーフィルタ及びその製造方法 - Google Patents
カラーフィルタ及びその製造方法Info
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- JPH11194210A JPH11194210A JP36753197A JP36753197A JPH11194210A JP H11194210 A JPH11194210 A JP H11194210A JP 36753197 A JP36753197 A JP 36753197A JP 36753197 A JP36753197 A JP 36753197A JP H11194210 A JPH11194210 A JP H11194210A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インク充填用凹部を容易に形成して、高精細
のカラーフィルタを安価に製造する方法を提供するこ
と。 【解決手段】 凹凸パターン26を有し、かつ、凹凸パ
ターン26側の面が湾曲した凸面となる原盤20を形成
する第1工程と、原盤20の凹凸パターン26と保持盤
34との間に、インク充填層前駆体31を介在させて、
凹凸パターン26の一部をインク充填層前駆体31に密
着させる第2工程と、凹凸パターン26のインク充填層
前駆体31に対して密着させる部位を移動させること
で、凹凸パターン26から転写されたインク充填用凹部
32を有するインク充填層30を、保持盤34上にイン
ク充填層前駆体31にて形成する第3工程と、インク充
填用凹部32に、インクを充填して着色パターン層を形
成する第4工程と、着色パターン層が形成されたインク
充填層上に光透過性層を形成する第5工程と、を含む。
のカラーフィルタを安価に製造する方法を提供するこ
と。 【解決手段】 凹凸パターン26を有し、かつ、凹凸パ
ターン26側の面が湾曲した凸面となる原盤20を形成
する第1工程と、原盤20の凹凸パターン26と保持盤
34との間に、インク充填層前駆体31を介在させて、
凹凸パターン26の一部をインク充填層前駆体31に密
着させる第2工程と、凹凸パターン26のインク充填層
前駆体31に対して密着させる部位を移動させること
で、凹凸パターン26から転写されたインク充填用凹部
32を有するインク充填層30を、保持盤34上にイン
ク充填層前駆体31にて形成する第3工程と、インク充
填用凹部32に、インクを充填して着色パターン層を形
成する第4工程と、着色パターン層が形成されたインク
充填層上に光透過性層を形成する第5工程と、を含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示パネル等
に用いられるカラーフィルタ及びその製造方法に関す
る。
に用いられるカラーフィルタ及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【発明の背景】液晶表示パネル等のカラーフィルタを製
造する方法として、印刷法は精度の点で欠点があり、電
着法はパターンが限定されるという欠点があったので、
従来、染色法及び顔料分散法が主として用いられてき
た。
造する方法として、印刷法は精度の点で欠点があり、電
着法はパターンが限定されるという欠点があったので、
従来、染色法及び顔料分散法が主として用いられてき
た。
【0003】しかし、染色法及び顔料分散法は、第1
色、第2色、第3色の各画素(着色パターン層)を形成
する際に毎回リソグラフィの工程が必要であり、カラー
フィルターの量産性向上の大きな妨げとなっていた。
色、第2色、第3色の各画素(着色パターン層)を形成
する際に毎回リソグラフィの工程が必要であり、カラー
フィルターの量産性向上の大きな妨げとなっていた。
【0004】また、1色毎にリソグラフィ工程を繰り返
すことなく画素を形成する方法として、特開昭59−7
5205号公報、特開昭61−245106号公報、特
開平7−146406号公報等に、インクジェット方式
によりカラーフィルタを製造する方法が開示されている
が、高精細のカラーフィルタを製造するためには、着色
インクを打ち込む際の隣接着色パターン層間の混色の防
止や、形成される着色パターン層の形状制御のため等に
画素間仕切り部位(ブラックマトリクスの機能を持つ場
合もある。)を必要とし、その画素間仕切り部位の形成
のためには、コストのかかるリソグラフィの工程が製品
毎に必要となるため、インクジェット方式の利点を減じ
ることとなる。
すことなく画素を形成する方法として、特開昭59−7
5205号公報、特開昭61−245106号公報、特
開平7−146406号公報等に、インクジェット方式
によりカラーフィルタを製造する方法が開示されている
が、高精細のカラーフィルタを製造するためには、着色
インクを打ち込む際の隣接着色パターン層間の混色の防
止や、形成される着色パターン層の形状制御のため等に
画素間仕切り部位(ブラックマトリクスの機能を持つ場
合もある。)を必要とし、その画素間仕切り部位の形成
のためには、コストのかかるリソグラフィの工程が製品
毎に必要となるため、インクジェット方式の利点を減じ
ることとなる。
【0005】そこで、上述した欠点を補うべく、複数の
インク充填用凹部を有するインク充填層を形成し、各イ
ンク充填用凹部にインクジェット方式によりインクを充
填して着色パターン層を形成し、この着色パターン層の
上に光透過性を有する樹脂層を形成してカラーフィルタ
を製造する方法が提案されている。
インク充填用凹部を有するインク充填層を形成し、各イ
ンク充填用凹部にインクジェット方式によりインクを充
填して着色パターン層を形成し、この着色パターン層の
上に光透過性を有する樹脂層を形成してカラーフィルタ
を製造する方法が提案されている。
【0006】ここで、インク充填用凹部を有するインク
充填層は、凹凸パターンを有する原盤を用いて、その凹
凸パターンをインク充填層前駆体に転写し、このインク
充填層前駆体を固化させてから原盤を剥離することで形
成されていた。
充填層は、凹凸パターンを有する原盤を用いて、その凹
凸パターンをインク充填層前駆体に転写し、このインク
充填層前駆体を固化させてから原盤を剥離することで形
成されていた。
【0007】この方法は、要するに、原盤を型として着
色インクを充填するためのインク充填用凹部を有するイ
ンク充填層を転写形成することで、製品毎のリソグラフ
ィ工程程を不要とする方法である。原盤は、一旦製造す
ればその後、耐久性の許す限り繰り返し使用できるた
め、原盤の耐久性が高いほど一製品あたりに占める原盤
コストが低減し、製品の低コスト化に繋がる。
色インクを充填するためのインク充填用凹部を有するイ
ンク充填層を転写形成することで、製品毎のリソグラフ
ィ工程程を不要とする方法である。原盤は、一旦製造す
ればその後、耐久性の許す限り繰り返し使用できるた
め、原盤の耐久性が高いほど一製品あたりに占める原盤
コストが低減し、製品の低コスト化に繋がる。
【0008】しかしながら、このカラーフィルタの製造
方法においては、原盤をインク充填層から剥離する工程
で、原盤とインク充填層の材質の組み合わせによって、
あるいは、サイズの大型化によって、剥離が困難になる
場合がある。その結果、インク充填用凹部の変形や欠
落、インク充填層のクラック等の発生率が増大したり、
剥離に要する時間が長くなって生産性が低下することが
考えられる。
方法においては、原盤をインク充填層から剥離する工程
で、原盤とインク充填層の材質の組み合わせによって、
あるいは、サイズの大型化によって、剥離が困難になる
場合がある。その結果、インク充填用凹部の変形や欠
落、インク充填層のクラック等の発生率が増大したり、
剥離に要する時間が長くなって生産性が低下することが
考えられる。
【0009】本発明は、このような問題点を解決するも
ので、その目的は、高精細のカラーフィルタを安価に製
造する方法であって、特に、インク充填用凹部を容易に
形成する方法及びその方法により製造されるカラーフィ
ルタを提供することにある。
ので、その目的は、高精細のカラーフィルタを安価に製
造する方法であって、特に、インク充填用凹部を容易に
形成する方法及びその方法により製造されるカラーフィ
ルタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1)凹凸パターンを有
し、かつ、前記凹凸パターン側の面が湾曲した凸面とな
る原盤を形成する第1工程と、前記原盤の前記凹凸パタ
ーンと保持盤との間に、インク充填層前駆体を介在させ
て、前記凹凸パターンの一部を前記インク充填層前駆体
に密着させる第2工程と、前記凹凸パターンの前記イン
ク充填層前駆体に対して密着させる部位を移動させるこ
とで、前記凹凸パターンから転写されたインク充填用凹
部を有するインク充填層を、前記保持盤上に前記インク
充填層前駆体にて形成する第3工程と、前記インク充填
用凹部に、予め設定された色のインクを充填して着色パ
ターン層を形成する第4工程と、前記着色パターン層が
形成されたインク充填層上に光透過性層を形成する第5
工程と、を含む。
し、かつ、前記凹凸パターン側の面が湾曲した凸面とな
る原盤を形成する第1工程と、前記原盤の前記凹凸パタ
ーンと保持盤との間に、インク充填層前駆体を介在させ
て、前記凹凸パターンの一部を前記インク充填層前駆体
に密着させる第2工程と、前記凹凸パターンの前記イン
ク充填層前駆体に対して密着させる部位を移動させるこ
とで、前記凹凸パターンから転写されたインク充填用凹
部を有するインク充填層を、前記保持盤上に前記インク
充填層前駆体にて形成する第3工程と、前記インク充填
用凹部に、予め設定された色のインクを充填して着色パ
ターン層を形成する第4工程と、前記着色パターン層が
形成されたインク充填層上に光透過性層を形成する第5
工程と、を含む。
【0011】本発明は、要するに、インク充填層のイン
ク充填用凹部に、インクを充填して着色パターン層を形
成し、この着色パターン層を光透過性層にてコーティン
グしてカラーフィルタを得る方法である。
ク充填用凹部に、インクを充填して着色パターン層を形
成し、この着色パターン層を光透過性層にてコーティン
グしてカラーフィルタを得る方法である。
【0012】ここで、インク充填用凹部を形成するため
の凹凸パターンは、原盤の湾曲した凸面に形成されてい
る。したがって、凹凸パターンのインク充填層前駆体に
対して密着させる部位を移動させてインク充填用凹部を
形成することができる。これによって、凹凸パターンの
インク充填層前駆体への転写を小面積ずつ行えるので、
インク充填層からの原盤の剥離性が向上する。
の凹凸パターンは、原盤の湾曲した凸面に形成されてい
る。したがって、凹凸パターンのインク充填層前駆体に
対して密着させる部位を移動させてインク充填用凹部を
形成することができる。これによって、凹凸パターンの
インク充填層前駆体への転写を小面積ずつ行えるので、
インク充填層からの原盤の剥離性が向上する。
【0013】なお、各凹凸パターンを転写する技術とし
て、精度の高いものを採用することで、平坦性に優れ、
シャープなエッジを有する着色パターン層を形成すれ
ば、色濃度にむらのない、高精細のカラーフィルタを得
ることができる。
て、精度の高いものを採用することで、平坦性に優れ、
シャープなエッジを有する着色パターン層を形成すれ
ば、色濃度にむらのない、高精細のカラーフィルタを得
ることができる。
【0014】さらに、この製造方法によれば、インク充
填層がカラーフィルタの一部となるので、着色パターン
層をインク充填用凹部から剥離する必要がない。したが
って、着色パターン層の欠落、クラックの発生や形状変
形といった不良を防ぐことができる。また、各着色パタ
ーン層を他の部材から剥離させないので、各色インク材
料の離型性に関しての制約がなくなり、各色インク材料
の設計、選定の自由度が増す。
填層がカラーフィルタの一部となるので、着色パターン
層をインク充填用凹部から剥離する必要がない。したが
って、着色パターン層の欠落、クラックの発生や形状変
形といった不良を防ぐことができる。また、各着色パタ
ーン層を他の部材から剥離させないので、各色インク材
料の離型性に関しての制約がなくなり、各色インク材料
の設計、選定の自由度が増す。
【0015】(2)前記原盤は反った板状をなし、第3
工程で前記保持盤上で揺動操作されてもよい。
工程で前記保持盤上で揺動操作されてもよい。
【0016】(3)前記原盤はローラ状をなし、第3工
程で回転操作されてもよい。
程で回転操作されてもよい。
【0017】(4)前記原盤は柔軟性のある金属で形成
されてもよい。こうすることで、原盤を、反った板状又
はローラ状に容易に形成することができる。
されてもよい。こうすることで、原盤を、反った板状又
はローラ状に容易に形成することができる。
【0018】(5)前記原盤は、前記凹凸パターンの反
転凹凸パターンを有する基台の前記反転凹凸パターン面
上に導体化層を形成し、該導体化層上に電気鋳造法(電
気メッキ法)により金属層を形成し、前記金属層を前記
基台から剥離して得られるようにしてもよい。
転凹凸パターンを有する基台の前記反転凹凸パターン面
上に導体化層を形成し、該導体化層上に電気鋳造法(電
気メッキ法)により金属層を形成し、前記金属層を前記
基台から剥離して得られるようにしてもよい。
【0019】このように、メッキによる金属層を形成す
る方法は、安価にかつ高い精度で凹凸パターンを転写で
きる点で優れている。
る方法は、安価にかつ高い精度で凹凸パターンを転写で
きる点で優れている。
【0020】(6)前記原盤の前記凹凸パターンは、リ
ソグラフィ法を介するエッチングにて形成されてもよ
い。
ソグラフィ法を介するエッチングにて形成されてもよ
い。
【0021】リソグラフィ法を介するエッチングは、精
度の高い加工方法として周知である。凹凸パターンは、
インク充填用凹部の元となるため、このようなエッチン
グによる加工は効果的である。
度の高い加工方法として周知である。凹凸パターンは、
インク充填用凹部の元となるため、このようなエッチン
グによる加工は効果的である。
【0022】(7)前記第2工程では、前記保持盤上に
前記インク充填層前駆体をほぼ均一の厚みで塗布してか
ら、前記原盤が前記インク充填層前駆体に押しつけられ
てもよい。
前記インク充填層前駆体をほぼ均一の厚みで塗布してか
ら、前記原盤が前記インク充填層前駆体に押しつけられ
てもよい。
【0023】(8)前記第2工程では、前記原盤に前記
インク充填層前駆体をほぼ均一の厚みで塗布してから、
前記原盤と前記保持盤との間でインク充填層前駆体が押
しつけられてもよい。
インク充填層前駆体をほぼ均一の厚みで塗布してから、
前記原盤と前記保持盤との間でインク充填層前駆体が押
しつけられてもよい。
【0024】(9)前記第2工程では、前記保持盤上の
所定の領域に前記インク充填層前駆体が滴下され、前記
第3工程では、前記原盤と前記保持盤との間で前記イン
ク充填層前駆体が押し拡げられてもよい。
所定の領域に前記インク充填層前駆体が滴下され、前記
第3工程では、前記原盤と前記保持盤との間で前記イン
ク充填層前駆体が押し拡げられてもよい。
【0025】(10)前記インク充填層前駆体は、エネ
ルギーの付与により硬化可能な物質を含んでもよい。
ルギーの付与により硬化可能な物質を含んでもよい。
【0026】(11)前記エネルギーは、光及び熱の少
なくともいずれか一方でもよい。
なくともいずれか一方でもよい。
【0027】(12)前記インク充填層前駆体は、熱可
塑性を有する物質であってもよい。
塑性を有する物質であってもよい。
【0028】(13)前記インク充填層前駆体は、樹脂
から形成されてもよい。
から形成されてもよい。
【0029】(14)前記第4工程で、前記インクがイ
ンクジェット方式によって充填されてもよい。
ンクジェット方式によって充填されてもよい。
【0030】インクジェット方式によれば、インクジェ
ットプリンタ用に実用化された技術を応用することで、
インクの充填を高速化できるとともに、インクの利用効
率をほぼ100%にすることができ、インクを無駄にす
ることがない。
ットプリンタ用に実用化された技術を応用することで、
インクの充填を高速化できるとともに、インクの利用効
率をほぼ100%にすることができ、インクを無駄にす
ることがない。
【0031】(15)本発明に係るカラーフィルタは、
上記方法により製造される。
上記方法により製造される。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して説明する。
について図面を参照して説明する。
【0033】(第1実施形態)図1(A)〜図4(C)
は、本発明の第1実施形態を説明する図である。そし
て、図1(A)〜図2(C)は、第1実施形態における
原盤を製造する工程を示す図である。
は、本発明の第1実施形態を説明する図である。そし
て、図1(A)〜図2(C)は、第1実施形態における
原盤を製造する工程を示す図である。
【0034】まず、図1(A)に示すように、基材12
上にレジスト層14を形成する。なお、基材12及びレ
ジスト層14は、いずれも断面の一部のみが示されてい
る。基板12は、表面をエッチングして基台10(図1
(E)参照)とするためのもので、エッチング可能な材
料であれば特に限定されるものではないが、シリコン又
は石英は、エッチングにより高精度の凹凸パターンの形
成が容易であるため、好適である。
上にレジスト層14を形成する。なお、基材12及びレ
ジスト層14は、いずれも断面の一部のみが示されてい
る。基板12は、表面をエッチングして基台10(図1
(E)参照)とするためのもので、エッチング可能な材
料であれば特に限定されるものではないが、シリコン又
は石英は、エッチングにより高精度の凹凸パターンの形
成が容易であるため、好適である。
【0035】レジスト層14を形成する物質としては、
例えば、半導体デバイス製造において一般的に用いられ
ている、クレゾールノボラック系樹脂に感光剤としてジ
アゾナフトキノン誘導体を配合した市販のポジ型のレジ
ストをそのまま利用できる。ここで、ポジ型のレジスト
とは、所定のパターンに応じて放射線に暴露することに
より、放射線によって暴露された領域が現像液により選
択的に除去可能となる物質のことである。
例えば、半導体デバイス製造において一般的に用いられ
ている、クレゾールノボラック系樹脂に感光剤としてジ
アゾナフトキノン誘導体を配合した市販のポジ型のレジ
ストをそのまま利用できる。ここで、ポジ型のレジスト
とは、所定のパターンに応じて放射線に暴露することに
より、放射線によって暴露された領域が現像液により選
択的に除去可能となる物質のことである。
【0036】レジスト層14を形成する方法としては、
スピンコート法、ディッピング法、スプレーコート法、
ロールコート法、バーコート法等の方法を用いることが
可能である。
スピンコート法、ディッピング法、スプレーコート法、
ロールコート法、バーコート法等の方法を用いることが
可能である。
【0037】次に、図1(B)に示すように、マスク1
6をレジスト層14の上に配置し、マスク16を介して
レジスト層14の所定領域のみを放射線18によって暴
露する。
6をレジスト層14の上に配置し、マスク16を介して
レジスト層14の所定領域のみを放射線18によって暴
露する。
【0038】マスク16は、図1(E)に示す凹凸パタ
ーン19の形成領域に対応した領域においてのみ、放射
線18が透過するようにパターン形成されたものであ
る。
ーン19の形成領域に対応した領域においてのみ、放射
線18が透過するようにパターン形成されたものであ
る。
【0039】また、放射線としては波長200nm〜5
00nmの領域の光を用いることが好ましい。この波長
領域の光の利用は、液晶パネルの製造プロセス等で確立
されているフォリソグラフィの技術及びそれに利用され
ている設備の利用が可能となり、低コスト化を図ること
ができる。
00nmの領域の光を用いることが好ましい。この波長
領域の光の利用は、液晶パネルの製造プロセス等で確立
されているフォリソグラフィの技術及びそれに利用され
ている設備の利用が可能となり、低コスト化を図ること
ができる。
【0040】そして、レジスト層14を放射線18によ
って暴露した後に所定の条件により現像処理を行うと、
図1(C)に示すように、放射線18の暴露領域17の
レジスト層14のみが選択的に除去されて基材12の表
面が露出し、それ以外の領域はレジスト層14により覆
われたままの状態となる。
って暴露した後に所定の条件により現像処理を行うと、
図1(C)に示すように、放射線18の暴露領域17の
レジスト層14のみが選択的に除去されて基材12の表
面が露出し、それ以外の領域はレジスト層14により覆
われたままの状態となる。
【0041】こうしてレジスト層14がパターン化され
ると、図1(D)に示すように、このレジスト層14を
マスクとして基材12を所定の深さエッチングする。
ると、図1(D)に示すように、このレジスト層14を
マスクとして基材12を所定の深さエッチングする。
【0042】エッチングの方法としてはウエット方式ま
たはドライ方式があるが、基材12の材質に合わせて、
エッチング断面形状、エッチングレート等の観点から最
適な方式および条件を選べばよい。制御性の点からいう
とドライ方式の方が優れており、例えば、平行平板型リ
アクティブイオンエッチング(RIE)方式、誘導結合
型(ICP)方式、エレクトロンサイクロトロン共鳴
(ECR)方式、ヘリコン波励起方式、マグネトロン方
式、プラズマエッチング方式、イオンビームエッチング
方式等の装置が利用でき、エッチングガス種、ガス流
量、ガス圧、バイアス電圧等の条件を変更することによ
り、凹凸パターン19を矩形に加工したり、テーパーを
付けたり、面を粗らしたりと、所望の形状にエッチング
することができる。
たはドライ方式があるが、基材12の材質に合わせて、
エッチング断面形状、エッチングレート等の観点から最
適な方式および条件を選べばよい。制御性の点からいう
とドライ方式の方が優れており、例えば、平行平板型リ
アクティブイオンエッチング(RIE)方式、誘導結合
型(ICP)方式、エレクトロンサイクロトロン共鳴
(ECR)方式、ヘリコン波励起方式、マグネトロン方
式、プラズマエッチング方式、イオンビームエッチング
方式等の装置が利用でき、エッチングガス種、ガス流
量、ガス圧、バイアス電圧等の条件を変更することによ
り、凹凸パターン19を矩形に加工したり、テーパーを
付けたり、面を粗らしたりと、所望の形状にエッチング
することができる。
【0043】次に、エッチングの完了後に、図1(E)
に示すように、レジスト層14を除去すると、基材12
に凹凸パターン19が形成されるので、これが基台10
となる。凹凸パターン19は、凹部19a及び凸部19
bからなる。ここで、凹部19aは、図4(A)に示す
インク充填用凹部32に対応するように形成される。
に示すように、レジスト層14を除去すると、基材12
に凹凸パターン19が形成されるので、これが基台10
となる。凹凸パターン19は、凹部19a及び凸部19
bからなる。ここで、凹部19aは、図4(A)に示す
インク充填用凹部32に対応するように形成される。
【0044】この基台10は、本実施形態では、一旦製
造すればその後、耐久性の許す限り何度でも使用できる
ため経済的である。また、基台10の製造工程は、2枚
目以降のカラーフィルタの製造工程において省略でき、
工程数の減少および低コスト化を図ることができる。
造すればその後、耐久性の許す限り何度でも使用できる
ため経済的である。また、基台10の製造工程は、2枚
目以降のカラーフィルタの製造工程において省略でき、
工程数の減少および低コスト化を図ることができる。
【0045】上記実施の形態では、基材12上に凹凸パ
ターン19を形成するに際し、ポジ型のレジストを用い
たが、放射線に暴露された領域が現像液に対して不溶化
し、放射線に暴露されていない領域が現像液により選択
的に除去可能となるネガ型のレジストを用いても良く、
この場合には、上記マスク16とはパターンが反転した
マスクが用いられる。あるいは、マスクを使用せずに、
レーザ光あるいは電子線によって直接レジストをパター
ン状に暴露しても良い。
ターン19を形成するに際し、ポジ型のレジストを用い
たが、放射線に暴露された領域が現像液に対して不溶化
し、放射線に暴露されていない領域が現像液により選択
的に除去可能となるネガ型のレジストを用いても良く、
この場合には、上記マスク16とはパターンが反転した
マスクが用いられる。あるいは、マスクを使用せずに、
レーザ光あるいは電子線によって直接レジストをパター
ン状に暴露しても良い。
【0046】あるいは、基材12をエッチングすること
なく、パターニングされたレジスト層そのものを基台1
0の凹凸パターン19として利用しても良い。この場合
のレジスト層のパターニングは、図1(B)に示す工程
と同様に行われる。
なく、パターニングされたレジスト層そのものを基台1
0の凹凸パターン19として利用しても良い。この場合
のレジスト層のパターニングは、図1(B)に示す工程
と同様に行われる。
【0047】次に、基台10の凹凸パターン19上に、
電気鋳造法により金属層を形成する。電気鋳造法により
金属層を形成するためには、基台10の凹凸パターン1
9側の表面が導電性を有することが必要であり、表面の
導電性が低くあるいは絶縁性の場合には、図2(A)に
示すように、表面を導体化するために凹凸パターン19
上に導体化層22を形成する。導体化層22としては、
例えば、ニッケル(Ni)等の金属膜を500オングス
トローム〜100Oオングストローム程度の厚みで形成
すればよい。金属膜の形成方法としては、スパッタリン
グ、CVD、蒸着、無電解メッキ法等の方法を用いるこ
とが可能である。なお、導体化なしで電気鋳造法により
金属層を形成することが可能である場合には、この工程
は省略できる。
電気鋳造法により金属層を形成する。電気鋳造法により
金属層を形成するためには、基台10の凹凸パターン1
9側の表面が導電性を有することが必要であり、表面の
導電性が低くあるいは絶縁性の場合には、図2(A)に
示すように、表面を導体化するために凹凸パターン19
上に導体化層22を形成する。導体化層22としては、
例えば、ニッケル(Ni)等の金属膜を500オングス
トローム〜100Oオングストローム程度の厚みで形成
すればよい。金属膜の形成方法としては、スパッタリン
グ、CVD、蒸着、無電解メッキ法等の方法を用いるこ
とが可能である。なお、導体化なしで電気鋳造法により
金属層を形成することが可能である場合には、この工程
は省略できる。
【0048】そして、この導体化層22を陰極とし、チ
ップ状あるいはボール状のNiを陽極として電気鋳造法
によりさらにNiを電着させて、図2(B)に示すよう
に、厚い金属層24を形成する。電気メッキ液の一例を
以下に示す。
ップ状あるいはボール状のNiを陽極として電気鋳造法
によりさらにNiを電着させて、図2(B)に示すよう
に、厚い金属層24を形成する。電気メッキ液の一例を
以下に示す。
【0049】 スルファミン酸ニッケル:550g/l ホウ酸 :35g/l 塩化ニッケル : 5g/l レベリング剤 :20mg/l 次いで、図2(C)に示すように、金属層24及び導体
化層22を基台10から剥離し、必要があれば洗浄する
等して、これを原盤20とする。この原盤20には、基
台10の凹凸パターン19に対応して、凹凸パターン2
6が形成される。詳しくは、凹凸パターン26は、パタ
ーン19の凸部19bに対応する凹部26aと、凹部1
9aに対応する凸部26bと、からなる。そして、凹凸
パターン26は、図4(A)に示すインク充填用凹部3
2を転写により形成するための反転パターンとなってい
る。
化層22を基台10から剥離し、必要があれば洗浄する
等して、これを原盤20とする。この原盤20には、基
台10の凹凸パターン19に対応して、凹凸パターン2
6が形成される。詳しくは、凹凸パターン26は、パタ
ーン19の凸部19bに対応する凹部26aと、凹部1
9aに対応する凸部26bと、からなる。そして、凹凸
パターン26は、図4(A)に示すインク充填用凹部3
2を転写により形成するための反転パターンとなってい
る。
【0050】なお、基台10が金属から形成される場合
には、導体化層22(導体化層22が形成されていない
場合には金属層24)が基台10と強く密着してしま
い、基台10からの剥離が困難になることがある。この
ような場合には、導体化層22(導体化層22が形成さ
れていない場合には金属層24)を基台10の凹凸パタ
ーン19上に形成する前に、基台10の凹凸パターン1
9側の面を剥離処理することが好ましい。剥離処理とし
ては、例えば、基台10がニッケルから形成されている
場合には、酸素プラズマ処理や陽極酸化処理等が効果的
である。
には、導体化層22(導体化層22が形成されていない
場合には金属層24)が基台10と強く密着してしま
い、基台10からの剥離が困難になることがある。この
ような場合には、導体化層22(導体化層22が形成さ
れていない場合には金属層24)を基台10の凹凸パタ
ーン19上に形成する前に、基台10の凹凸パターン1
9側の面を剥離処理することが好ましい。剥離処理とし
ては、例えば、基台10がニッケルから形成されている
場合には、酸素プラズマ処理や陽極酸化処理等が効果的
である。
【0051】また、原盤20から導体化層22を除去す
ることは必ずしも必要ではないが、基台10からの剥離
の際や、この後の工程のインク充填層30を形成する際
に、導体化層22の一部に剥離が生じる場合などは、こ
れを除去することが好ましい。
ることは必ずしも必要ではないが、基台10からの剥離
の際や、この後の工程のインク充填層30を形成する際
に、導体化層22の一部に剥離が生じる場合などは、こ
れを除去することが好ましい。
【0052】以上のようにして、板状(シート状)の原
盤20が得られるので、この原盤20を図3(A)に示
すように反らせる。詳しくは、凹凸パターン26を有す
る面が湾曲した凸面となるように、原盤20を反らせ
る。原盤20は、柔軟性のある金属で形成されれば、簡
単に反ることができる。また、原盤20の反った形状に
対応して、凹凸パターン26の反対側面に支持部材(図
示せず)を取り付けても良い。
盤20が得られるので、この原盤20を図3(A)に示
すように反らせる。詳しくは、凹凸パターン26を有す
る面が湾曲した凸面となるように、原盤20を反らせ
る。原盤20は、柔軟性のある金属で形成されれば、簡
単に反ることができる。また、原盤20の反った形状に
対応して、凹凸パターン26の反対側面に支持部材(図
示せず)を取り付けても良い。
【0053】次に、図3(A)〜図3(C)は、インク
用凹部を有するインク充填層を形成する工程を示す図で
ある。
用凹部を有するインク充填層を形成する工程を示す図で
ある。
【0054】まず、図3(A)に示すように、インク充
填層30を形成するためのインク充填層前駆体31を、
保持盤34上に塗布する。なお、保持盤34は、その
後、カラーフィルタの製造工程における台となる。本実
施形態では、インク充填層前駆体31は、ほぼ均一の厚
さで保持盤34の全面に塗布されているが、部分的に多
少の厚みの差があってもよく、保持盤34の一部にイン
ク充填層前駆体31を滴下させておくだけでも良い。
填層30を形成するためのインク充填層前駆体31を、
保持盤34上に塗布する。なお、保持盤34は、その
後、カラーフィルタの製造工程における台となる。本実
施形態では、インク充填層前駆体31は、ほぼ均一の厚
さで保持盤34の全面に塗布されているが、部分的に多
少の厚みの差があってもよく、保持盤34の一部にイン
ク充填層前駆体31を滴下させておくだけでも良い。
【0055】そして、原盤20を、その凹凸パターン2
6を下に向けて、インク充填層前駆体31に密着させ
る。詳しくは、原盤20が反った形状になっているの
で、原盤20の一方の側端部20aのみをインク充填層
前駆体31に密着させる。そうすると、原盤20の側端
部20aが密着した部分において、インク充填層前駆体
31は変形して、凹凸パターン26に対応する形状にな
る。詳しくは、凸部26bに対応して、インク充填用凹
部32が形成される。
6を下に向けて、インク充填層前駆体31に密着させ
る。詳しくは、原盤20が反った形状になっているの
で、原盤20の一方の側端部20aのみをインク充填層
前駆体31に密着させる。そうすると、原盤20の側端
部20aが密着した部分において、インク充填層前駆体
31は変形して、凹凸パターン26に対応する形状にな
る。詳しくは、凸部26bに対応して、インク充填用凹
部32が形成される。
【0056】続いて、図3(B)に示すように、インク
充填層前駆体31に対して押しつける部位を、一方の側
端部20aから他方の側端部20bに移動させるよう
に、反った形状の原盤20を揺動させる。そして、図3
(C)に示すように、他方の側端部20bに至るまで、
原盤20の凹凸パターン26をインク充填層前駆体31
に転写する。こうして、インク充填用凹部32を有する
インク充填層30が形成される。
充填層前駆体31に対して押しつける部位を、一方の側
端部20aから他方の側端部20bに移動させるよう
に、反った形状の原盤20を揺動させる。そして、図3
(C)に示すように、他方の側端部20bに至るまで、
原盤20の凹凸パターン26をインク充填層前駆体31
に転写する。こうして、インク充填用凹部32を有する
インク充填層30が形成される。
【0057】なお、必要に応じて、原盤20をインク充
填層前駆体31に密着させる際に、原盤20及び保持盤
34の少なくともいずれかー方を介して加圧しても良
い。
填層前駆体31に密着させる際に、原盤20及び保持盤
34の少なくともいずれかー方を介して加圧しても良
い。
【0058】ここで、インク充填層前駆体31は、液状
あるいは液状化可能な物質であることが好ましい。イン
ク充填層前駆体31を液状とすることで、原盤20上の
凹凸パターン26に対応する形状に容易に変形する。液
状の物質としては、エネルギーの付与により硬化可能な
物質が利用でき、液状化可能な物質としては、可塑性を
有する物質が利用できる。
あるいは液状化可能な物質であることが好ましい。イン
ク充填層前駆体31を液状とすることで、原盤20上の
凹凸パターン26に対応する形状に容易に変形する。液
状の物質としては、エネルギーの付与により硬化可能な
物質が利用でき、液状化可能な物質としては、可塑性を
有する物質が利用できる。
【0059】また、インク充填層前駆体31は、インク
充填層30を形成した際に、着色パターン層40(図4
(A)参照)の色特性に影響を与えないものであれば特
に限定されるものでなはないが、樹脂であることが好ま
しい。樹脂であれば、エネルギー硬化性を有するもの、
あるいは可塑性を有するものが容易に得られるので好適
である。
充填層30を形成した際に、着色パターン層40(図4
(A)参照)の色特性に影響を与えないものであれば特
に限定されるものでなはないが、樹脂であることが好ま
しい。樹脂であれば、エネルギー硬化性を有するもの、
あるいは可塑性を有するものが容易に得られるので好適
である。
【0060】エネルギー硬化性を有する樹脂としては、
光及び熱の少なくともいずれかー方の付与により硬化可
能であることが望ましい。光や熱の利用は、汎用の露光
装置、ベイク炉やホットプレート等の加熱装置を利用す
ることができ、省設備コスト化を図ることが可能であ
る。
光及び熱の少なくともいずれかー方の付与により硬化可
能であることが望ましい。光や熱の利用は、汎用の露光
装置、ベイク炉やホットプレート等の加熱装置を利用す
ることができ、省設備コスト化を図ることが可能であ
る。
【0061】このようなエネルギー硬化性を有する樹脂
としては、例えば、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、
メラミン系樹脂、ポリイミド系樹脂等が利用できる。特
に、アクリル系樹脂は、市販品の様々な前駆体や感光剤
(光重合開始剤)を利用することで、光の照射で短時間
に硬化し、優れた光学特性を有するインク充填層30を
形成することが可能であるため好適である。
としては、例えば、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、
メラミン系樹脂、ポリイミド系樹脂等が利用できる。特
に、アクリル系樹脂は、市販品の様々な前駆体や感光剤
(光重合開始剤)を利用することで、光の照射で短時間
に硬化し、優れた光学特性を有するインク充填層30を
形成することが可能であるため好適である。
【0062】光硬化性のアクリル系樹脂の基本組成の具
体例としては、プレポリマーまたはオリゴマー、モノマ
ー、光重合開始剤があげられる。
体例としては、プレポリマーまたはオリゴマー、モノマ
ー、光重合開始剤があげられる。
【0063】プレポリマーまたはオリゴマーとしては、
例えば、エポキシアクリレート類、ウレタンアクリレー
ト類、ポリエステルアクリレート類、ポリエーテルアク
リレート類、スピロアセタール系アクリレート類等のア
クリレート類、エポキシメタクリレート類、ウレタンメ
タクリレート類、ポリエステルメタクリレート類、ポリ
エーテルメタクリレート類等のメタクリレート類等が利
用できる。
例えば、エポキシアクリレート類、ウレタンアクリレー
ト類、ポリエステルアクリレート類、ポリエーテルアク
リレート類、スピロアセタール系アクリレート類等のア
クリレート類、エポキシメタクリレート類、ウレタンメ
タクリレート類、ポリエステルメタクリレート類、ポリ
エーテルメタクリレート類等のメタクリレート類等が利
用できる。
【0064】モノマーとしては、例えば、2−エチルヘ
キシルアクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート、N−ビニル−2−ピロリド
ン、カルビトールアクリレート、テトラヒドロフルフリ
ルアクリレート、イソボルニルアクリレート、ジシクロ
ペンテニルアクリレート、1,3−ブタンジオールアク
リレート等の単官能性モノマー、1,6−ヘキサンジオ
ールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタ
クリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、
ネオペンチルグリコールジメタクリレート、エチレング
リコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジア
クリレート、ペンタエリスリトールジアクリレート等の
二官能性モノマー、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、
ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペンタエリ
スリトールヘキサアクリレート等の多官能性モノマーが
利用できる。
キシルアクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート、N−ビニル−2−ピロリド
ン、カルビトールアクリレート、テトラヒドロフルフリ
ルアクリレート、イソボルニルアクリレート、ジシクロ
ペンテニルアクリレート、1,3−ブタンジオールアク
リレート等の単官能性モノマー、1,6−ヘキサンジオ
ールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタ
クリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、
ネオペンチルグリコールジメタクリレート、エチレング
リコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジア
クリレート、ペンタエリスリトールジアクリレート等の
二官能性モノマー、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、
ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペンタエリ
スリトールヘキサアクリレート等の多官能性モノマーが
利用できる。
【0065】光重合開始剤としては、例えば、2,2−
ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン等のアセトフ
ェノン類、α−ヒドロキシイソブチルフェノン、p−イ
ソプロピル−α−ヒドロキシイソブチルフェノン等のブ
チルフェノン類、p−tert−ブチルジクロロアセト
フェノン、p−tert−ブチルトリクロロアセトフェ
ノン、α,α−ジクロル−4−フェノキシアセトフェノ
ン等のハロゲン化アセトフェノン類、ベンゾフェノン、
N,N−テトラエチル−4,4−ジアミノベンゾフェノ
ン等のベンゾフェノン類、ベンジル、ベンジルジメチル
ケタール等のベンジル類、ベンゾイン、ベンゾインアル
キルエーテル等のベンゾイン類、1−フェニル−1,2
−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニル)オ
キシム等のオキシム類、2−メチルチオキサントン、2
−クロロチオキサントン等のキサントン類、ベンゾイン
エーテル、イソブチルベンゾインエーテル等のベンゾイ
ンエーテル類、ミヒラーケトン、ベンジルメチルケター
ル等のラジカル発生化合物が利用できる。
ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン等のアセトフ
ェノン類、α−ヒドロキシイソブチルフェノン、p−イ
ソプロピル−α−ヒドロキシイソブチルフェノン等のブ
チルフェノン類、p−tert−ブチルジクロロアセト
フェノン、p−tert−ブチルトリクロロアセトフェ
ノン、α,α−ジクロル−4−フェノキシアセトフェノ
ン等のハロゲン化アセトフェノン類、ベンゾフェノン、
N,N−テトラエチル−4,4−ジアミノベンゾフェノ
ン等のベンゾフェノン類、ベンジル、ベンジルジメチル
ケタール等のベンジル類、ベンゾイン、ベンゾインアル
キルエーテル等のベンゾイン類、1−フェニル−1,2
−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニル)オ
キシム等のオキシム類、2−メチルチオキサントン、2
−クロロチオキサントン等のキサントン類、ベンゾイン
エーテル、イソブチルベンゾインエーテル等のベンゾイ
ンエーテル類、ミヒラーケトン、ベンジルメチルケター
ル等のラジカル発生化合物が利用できる。
【0066】なお、必要に応じて、酸素による硬化阻害
を防止する目的でアミン類等の化合物を添加したり、塗
布を容易にする目的で溶剤成分を添加してもよい。溶剤
成分としては、特に限定されるものではなく、種々の有
機溶剤、例えば、プロピレングリコールモノメチルエー
テルアセテート、メトキシメチルプロピオネート、エト
キシエチルプロピオネート、エチルラクテート、エチル
ピルビネート、メチルアミルケトン等が利用可能であ
る。
を防止する目的でアミン類等の化合物を添加したり、塗
布を容易にする目的で溶剤成分を添加してもよい。溶剤
成分としては、特に限定されるものではなく、種々の有
機溶剤、例えば、プロピレングリコールモノメチルエー
テルアセテート、メトキシメチルプロピオネート、エト
キシエチルプロピオネート、エチルラクテート、エチル
ピルビネート、メチルアミルケトン等が利用可能であ
る。
【0067】本実施形態では、インク充填層前駆体31
が光硬化性の樹脂からなり、保持盤34が光透過性を有
しているので、保持盤34側から光28を照射するよう
になっている。しかも、図3(A)〜図3(C)に示す
ように、原盤20が密着している領域について、インク
充填層前駆体31に対して光が照射されている。原盤2
0におけるインク充填層前駆体31と密着している部位
が移動すれば、これに伴って、光28の照射位置も移動
する。こうすることで、原盤20の一方の側端部20a
から他方の側端部20bに至るまで、インク充填層前駆
体31への凹凸パターン26の転写が終わると、光28
の照射も終わるようになっている。
が光硬化性の樹脂からなり、保持盤34が光透過性を有
しているので、保持盤34側から光28を照射するよう
になっている。しかも、図3(A)〜図3(C)に示す
ように、原盤20が密着している領域について、インク
充填層前駆体31に対して光が照射されている。原盤2
0におけるインク充填層前駆体31と密着している部位
が移動すれば、これに伴って、光28の照射位置も移動
する。こうすることで、原盤20の一方の側端部20a
から他方の側端部20bに至るまで、インク充填層前駆
体31への凹凸パターン26の転写が終わると、光28
の照射も終わるようになっている。
【0068】また、可塑性を有する樹脂としては、具体
的には、ポリカーボネート系樹脂、ポリメチルメタクリ
レート系樹脂、ポリオレフィン系樹脂等の熱可塑性を有
する樹脂等が好適に用いられる。このような樹脂を軟化
点温度以上に加温することにより可塑化させて液状に
し、上記の方法により凹凸パターン26に応じた形状に
変形させた後、順次冷却して固化させてインク充填用凹
部32を有するインク充填層30を、保持盤34上に形
成していく。
的には、ポリカーボネート系樹脂、ポリメチルメタクリ
レート系樹脂、ポリオレフィン系樹脂等の熱可塑性を有
する樹脂等が好適に用いられる。このような樹脂を軟化
点温度以上に加温することにより可塑化させて液状に
し、上記の方法により凹凸パターン26に応じた形状に
変形させた後、順次冷却して固化させてインク充填用凹
部32を有するインク充填層30を、保持盤34上に形
成していく。
【0069】こうして、保持盤34上にインク充填用凹
部32を有するインク充填層30を形成した後の工程を
図4(A)〜図4(C)に示す。図4(A)において、
保持盤34上のインク充填層30に形成されたインク充
填用凹部32に対向させて、インクジェット方式により
インクを吐出するヘッド42が配置されている。
部32を有するインク充填層30を形成した後の工程を
図4(A)〜図4(C)に示す。図4(A)において、
保持盤34上のインク充填層30に形成されたインク充
填用凹部32に対向させて、インクジェット方式により
インクを吐出するヘッド42が配置されている。
【0070】ヘッド42は、例えばインクジェットプリ
ンタ用に実用化されたもので、圧電素子を用いたピエゾ
ジェットタイプ、あるいはエネルギー発生素子として電
気熱変換体を用いたバブルジェットタイプ等が使用可能
であり、着色面積および着色パターンは任意に設定する
ことが可能である。
ンタ用に実用化されたもので、圧電素子を用いたピエゾ
ジェットタイプ、あるいはエネルギー発生素子として電
気熱変換体を用いたバブルジェットタイプ等が使用可能
であり、着色面積および着色パターンは任意に設定する
ことが可能である。
【0071】例えば、このヘッド42を、駆動周波数1
4.4kHz(1秒間に14400回の吐出)で、イン
ク44を吐出する吐出口を赤インクR、緑インクG、青
インクB用に各色20個ずつ配列し、一つのインク充填
用凹部32にインク44を3滴ずつ吐出するとすれば、
約90万画素の10型VGA仕様のカラーフィルター用
のインク充填用凹部32にインク444を充填するのに
要する時間は、 90万×3滴/(14400回×20個×3色)=約3
秒 となる。ここで、ヘッド42がインク充填用凹部32間
を移動する時間を考慮しても、2〜3分程度でインク4
4を充填することができる。
4.4kHz(1秒間に14400回の吐出)で、イン
ク44を吐出する吐出口を赤インクR、緑インクG、青
インクB用に各色20個ずつ配列し、一つのインク充填
用凹部32にインク44を3滴ずつ吐出するとすれば、
約90万画素の10型VGA仕様のカラーフィルター用
のインク充填用凹部32にインク444を充填するのに
要する時間は、 90万×3滴/(14400回×20個×3色)=約3
秒 となる。ここで、ヘッド42がインク充填用凹部32間
を移動する時間を考慮しても、2〜3分程度でインク4
4を充填することができる。
【0072】なお、顔料分散法によれば、リソグラフィ
法による一色毎の形成時間が最低でも30分はかかるた
め、一枚のカラーフィルター基板においてR、G、B、
3色で約90分以上の時間が最低でも必要となる。これ
と比較すると、本実施の形態では、インク44の充填に
2〜3分、その後の樹脂塗布から剥離までの工程で3〜
5分程度の時間で形成可能であり、従来と比べて短時間
でカラーフィルタが形成できる。
法による一色毎の形成時間が最低でも30分はかかるた
め、一枚のカラーフィルター基板においてR、G、B、
3色で約90分以上の時間が最低でも必要となる。これ
と比較すると、本実施の形態では、インク44の充填に
2〜3分、その後の樹脂塗布から剥離までの工程で3〜
5分程度の時間で形成可能であり、従来と比べて短時間
でカラーフィルタが形成できる。
【0073】図4(A)では、ヘッド42によって、例
えば、R、G、B各色インク44をインク充填用凹部3
2に吐出して、着色パターン層40を形成する様子を示
してある。これらに用いるインク44は、色材を含有す
るエネルギー付与による硬化可能な物質を含むものでも
よい。
えば、R、G、B各色インク44をインク充填用凹部3
2に吐出して、着色パターン層40を形成する様子を示
してある。これらに用いるインク44は、色材を含有す
るエネルギー付与による硬化可能な物質を含むものでも
よい。
【0074】このような成分としては、各色の色材の色
特性に影響を与えず、インク中で凝固等の問題を起こす
ものでなければ特に限定されるものではなく、例えば、
光硬化あるいは熱硬化あるいは光及び熱の双方のいずれ
かにより硬化可能な成分を含有する樹脂があげられる。
具体的には、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂等が、市
販品で様々な感光剤、硬化剤等を利用できるため、好適
に用いられる。
特性に影響を与えず、インク中で凝固等の問題を起こす
ものでなければ特に限定されるものではなく、例えば、
光硬化あるいは熱硬化あるいは光及び熱の双方のいずれ
かにより硬化可能な成分を含有する樹脂があげられる。
具体的には、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂等が、市
販品で様々な感光剤、硬化剤等を利用できるため、好適
に用いられる。
【0075】そして、全てのインク充填用凹部32にイ
ンク44を充填する。インク44に溶剤成分を含むもの
は、熱処理を行ってインク44の溶剤を揮発させる。こ
の熱処理の条件は、インク44に含まれる溶剤成分の沸
点等を考慮して決定される。インク44に用いる溶剤成
分としては、特に限定されるものではなく、水あるいは
種々の有機溶剤が使用可能である。ただし、インク44
使用中に溶剤が揮発することにより、ヘッド42のイン
ク吐出口やインク流路でインク44が固化して詰まらな
いようにするため、比較的高沸点の溶剤を使用すること
が好ましい。具体的には、溶剤除去の作業性にも鑑み
て、溶剤の沸点の範囲は、80〜200℃であることが
好ましい。この場合の熱処理条件は、50〜200℃
で、ホットプレートを用いた場合は2〜10分、ベイク
炉を用いた場合は20〜30分程度行うことが好まし
い。
ンク44を充填する。インク44に溶剤成分を含むもの
は、熱処理を行ってインク44の溶剤を揮発させる。こ
の熱処理の条件は、インク44に含まれる溶剤成分の沸
点等を考慮して決定される。インク44に用いる溶剤成
分としては、特に限定されるものではなく、水あるいは
種々の有機溶剤が使用可能である。ただし、インク44
使用中に溶剤が揮発することにより、ヘッド42のイン
ク吐出口やインク流路でインク44が固化して詰まらな
いようにするため、比較的高沸点の溶剤を使用すること
が好ましい。具体的には、溶剤除去の作業性にも鑑み
て、溶剤の沸点の範囲は、80〜200℃であることが
好ましい。この場合の熱処理条件は、50〜200℃
で、ホットプレートを用いた場合は2〜10分、ベイク
炉を用いた場合は20〜30分程度行うことが好まし
い。
【0076】また、着色パターン層40は、溶剤を除去
すると収縮するが、収縮後の厚みで必要なカラー濃度が
確保できるだけのインク量を充填しておくことが必要で
ある。
すると収縮するが、収縮後の厚みで必要なカラー濃度が
確保できるだけのインク量を充填しておくことが必要で
ある。
【0077】次に、図4(B)に示すように、着色パタ
ーン層40が形成されたインク充填層30の上に光透過
性層46を形成し、さらにその上に補強板48を載せ
る。補強板48を載せることでカラーフィルタの強度が
増す。
ーン層40が形成されたインク充填層30の上に光透過
性層46を形成し、さらにその上に補強板48を載せ
る。補強板48を載せることでカラーフィルタの強度が
増す。
【0078】補強板48は、製造しようとするカラーフ
ィルタに応じて選ばれるもので、例えば、ガラス基板
や、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリエーテル
サルフォン、アモルファスポリオレフィン、ポリエチレ
ンテレフタレート又はポリメチルメタクリレート等のプ
ラスチック製の基板あるいはフィルムで構成される。
ィルタに応じて選ばれるもので、例えば、ガラス基板
や、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリエーテル
サルフォン、アモルファスポリオレフィン、ポリエチレ
ンテレフタレート又はポリメチルメタクリレート等のプ
ラスチック製の基板あるいはフィルムで構成される。
【0079】光透過性層46を構成する物質としては、
着色パターン層40の色特性に影響を与えないものであ
れば特に限定されるものではなく、種々の樹脂が利用で
きる。特に、光硬化性のアクリル樹脂は、市販品の様々
な前駆体や感光剤(光重合開始剤)を利用することで、
光の照射により短時間で硬化し、優れた光学特性を有す
る樹脂層を形成することが可能であるため好適である。
光硬化性のアクリル樹脂の基本組成の具体例としては、
上記インク充填層30の形成において説明したものと同
様のものを利用することができるため、説明は省略す
る。
着色パターン層40の色特性に影響を与えないものであ
れば特に限定されるものではなく、種々の樹脂が利用で
きる。特に、光硬化性のアクリル樹脂は、市販品の様々
な前駆体や感光剤(光重合開始剤)を利用することで、
光の照射により短時間で硬化し、優れた光学特性を有す
る樹脂層を形成することが可能であるため好適である。
光硬化性のアクリル樹脂の基本組成の具体例としては、
上記インク充填層30の形成において説明したものと同
様のものを利用することができるため、説明は省略す
る。
【0080】このようなエネルギー硬化性を有する樹脂
を、着色パターン層40の上に塗布して光透過性層46
を形成する。そして、補強板48を載せてエネルギーを
付与し、補強板48に接着するように光透過性層46を
硬化させる。
を、着色パターン層40の上に塗布して光透過性層46
を形成する。そして、補強板48を載せてエネルギーを
付与し、補強板48に接着するように光透過性層46を
硬化させる。
【0081】特に、着色パターン層40及び光透過性層
46の双方が同一のエネルギーにより硬化可能なように
設定した場合には、着色パターン層40を硬化させる前
に、光透過性層46を構成する樹脂を塗布し、双方同時
にエネルギーを付与して同時に硬化させることで、強固
に一体化させることが可能である。
46の双方が同一のエネルギーにより硬化可能なように
設定した場合には、着色パターン層40を硬化させる前
に、光透過性層46を構成する樹脂を塗布し、双方同時
にエネルギーを付与して同時に硬化させることで、強固
に一体化させることが可能である。
【0082】こうして、インク充填層30、着色パター
ン層40、光透過性層46及び補強板48が一体化する
と、これらを保持盤34から剥離して、図4(C)に示
すカラーフィルタの完成品を得ることができる。
ン層40、光透過性層46及び補強板48が一体化する
と、これらを保持盤34から剥離して、図4(C)に示
すカラーフィルタの完成品を得ることができる。
【0083】なお、材質によっては、保持盤34とイン
ク充填層30間の密着力が高くなって、両者が剥離しに
くくなる場合がある。その場合には、図5に示すよう
に、保持盤34上に、インク充填層30との密着性の低
い材質からなる離型層36を形成しておいてもよい。離
型層36としては、例えばNi、Cr、Ti、Al、C
u、Ag、Au、Ptのいずれか一種からなる金属、あ
るいは、これら二種以上からなる合金、あるいは、これ
らのうちの少なくとも一種を含む化合物が好適である。
これらの物質は、インク充填層30を形成する物質とし
て光透過性に優れている点で好適に用いられるアクリル
系樹脂に対する密着性が一般的に低く、スパッタリン
グ、蒸着、CVDといった真空成膜法を用いることによ
り制御性良く成膜できる。なお、このような離型層36
の厚みは、数十〜数千オングストローム程で良い。
ク充填層30間の密着力が高くなって、両者が剥離しに
くくなる場合がある。その場合には、図5に示すよう
に、保持盤34上に、インク充填層30との密着性の低
い材質からなる離型層36を形成しておいてもよい。離
型層36としては、例えばNi、Cr、Ti、Al、C
u、Ag、Au、Ptのいずれか一種からなる金属、あ
るいは、これら二種以上からなる合金、あるいは、これ
らのうちの少なくとも一種を含む化合物が好適である。
これらの物質は、インク充填層30を形成する物質とし
て光透過性に優れている点で好適に用いられるアクリル
系樹脂に対する密着性が一般的に低く、スパッタリン
グ、蒸着、CVDといった真空成膜法を用いることによ
り制御性良く成膜できる。なお、このような離型層36
の厚みは、数十〜数千オングストローム程で良い。
【0084】(第2実施形態)図6(A)〜図6(E)
は、本発明の第2実施形態を説明する図であり、詳しく
は、原盤を形成するために図1(A)〜図2(C)に示
す工程の代わりに適用できる工程を説明する図である。
は、本発明の第2実施形態を説明する図であり、詳しく
は、原盤を形成するために図1(A)〜図2(C)に示
す工程の代わりに適用できる工程を説明する図である。
【0085】まず、図6(A)に示すように、基材11
2にレジスト層114を形成する。基材112は、表面
をエッチングして原盤110(図6(E)参照)とする
ためのもので、図3に示す原盤20と同様に反らすため
に、柔軟性のある金属又は樹脂が用いられる。なお、予
め反った形状の基材を使用する場合には、エッチング可
能な材料であれば、石英基板、ガラス、シリコン(シリ
コンウェーハ)、セラミックなどの材料が利用できる。
2にレジスト層114を形成する。基材112は、表面
をエッチングして原盤110(図6(E)参照)とする
ためのもので、図3に示す原盤20と同様に反らすため
に、柔軟性のある金属又は樹脂が用いられる。なお、予
め反った形状の基材を使用する場合には、エッチング可
能な材料であれば、石英基板、ガラス、シリコン(シリ
コンウェーハ)、セラミックなどの材料が利用できる。
【0086】レジスト層114を形成する物質及び方法
としては、第1実施形態(図1(A)参照)に示すもの
と同様のものが利用できるため説明は省略する。
としては、第1実施形態(図1(A)参照)に示すもの
と同様のものが利用できるため説明は省略する。
【0087】次に、図6(B)に示すように、マスク1
16をレジスト層114の上に配置し、マスク116を
介してレジスト層114の所定領域のみを放射線118
によって暴露する。
16をレジスト層114の上に配置し、マスク116を
介してレジスト層114の所定領域のみを放射線118
によって暴露する。
【0088】マスク116は、形成しようとする凸部に
対応した領域以外の領域においてのみ、放射線118が
透過するようにパターン形成されたもので、図1(B)
に示すマスク16とパターンが反転している点でのみ相
違する。
対応した領域以外の領域においてのみ、放射線118が
透過するようにパターン形成されたもので、図1(B)
に示すマスク16とパターンが反転している点でのみ相
違する。
【0089】そして、レジスト層114を放射線118
により暴露した後、所定の条件により現像処理を施す
と、図6(C)に示すように、放射線118による暴露
領域117のみが選択的に除去されて基材112が露出
し、その他の領域はレジスト層114により覆われたま
まの状態となる。
により暴露した後、所定の条件により現像処理を施す
と、図6(C)に示すように、放射線118による暴露
領域117のみが選択的に除去されて基材112が露出
し、その他の領域はレジスト層114により覆われたま
まの状態となる。
【0090】こうして、レジスト層114がパターン化
されると、図6(D)に示すように、このレジスト層1
14をマスクとして基材112を所定の深さエッチング
する。エッチングの方法としては、第1実施形態(図1
(D)参照)と同様の方式が利用できるため説明は省略
する。
されると、図6(D)に示すように、このレジスト層1
14をマスクとして基材112を所定の深さエッチング
する。エッチングの方法としては、第1実施形態(図1
(D)参照)と同様の方式が利用できるため説明は省略
する。
【0091】次に、エッチングが完了すると、図6
(E)に示すように、レジスト層114を除去して、原
盤110が得られる。この原盤110を使用して、図3
(A)〜図4(C)に示す工程を経て、カラーフィルタ
を製造することができる。
(E)に示すように、レジスト層114を除去して、原
盤110が得られる。この原盤110を使用して、図3
(A)〜図4(C)に示す工程を経て、カラーフィルタ
を製造することができる。
【0092】(第3実施形態)図7(A)〜図7(B)
は、本発明の第3実施形態を説明する図であり、詳しく
は、インク充填用凹部を形成するために図3(A)〜図
3(C)に示す工程の代わりに適用できる工程を説明す
る図である。
は、本発明の第3実施形態を説明する図であり、詳しく
は、インク充填用凹部を形成するために図3(A)〜図
3(C)に示す工程の代わりに適用できる工程を説明す
る図である。
【0093】本実施形態では、図7(A)に示すよう
に、原盤120が、ローラ122の周面に取り付けられ
ている。原盤120は、第1又は第2実施形態と同様に
して形成されたもので、柔軟性を有し、ローラ122の
周面に沿って円筒状に反っている。本実施形態では、1
つの原盤120がローラ122の周面に取り付けられい
るが、複数に分割された原盤をローラ122の周面に取
り付けても良い。なお、ローラ122は、円柱状をな
し、図示しない支持手段が中心軸に取り付けられて回転
するようになっている。
に、原盤120が、ローラ122の周面に取り付けられ
ている。原盤120は、第1又は第2実施形態と同様に
して形成されたもので、柔軟性を有し、ローラ122の
周面に沿って円筒状に反っている。本実施形態では、1
つの原盤120がローラ122の周面に取り付けられい
るが、複数に分割された原盤をローラ122の周面に取
り付けても良い。なお、ローラ122は、円柱状をな
し、図示しない支持手段が中心軸に取り付けられて回転
するようになっている。
【0094】また、保持盤34上にインク充填層前駆体
31を載せておく点は、第1実施形態と同様であるの
で、同一符号を使用して説明を省略する。
31を載せておく点は、第1実施形態と同様であるの
で、同一符号を使用して説明を省略する。
【0095】そして、ローラ122を、図7(A)に示
すように、インク充填層前駆体31に密着させる。こう
することで、ローラ122に取り付けられて円筒状をな
す原盤120の一部が、インク充填層前駆体31の一部
を押しつける。こうすることで、この押しつけられた部
分において、インク充填層前駆体31に原盤120の凹
凸パターン126が形成される。そして、ローラ122
を回転させながら、インク充填層前駆体31への押圧位
置を移動させて、図7(B)に示すように、インク充填
層前駆体31の全面に凹凸パターン126が転写され
る。こうして、インク充填層前駆体31から、インク充
填用凹部32を有するインク充填層30が形成される。
すように、インク充填層前駆体31に密着させる。こう
することで、ローラ122に取り付けられて円筒状をな
す原盤120の一部が、インク充填層前駆体31の一部
を押しつける。こうすることで、この押しつけられた部
分において、インク充填層前駆体31に原盤120の凹
凸パターン126が形成される。そして、ローラ122
を回転させながら、インク充填層前駆体31への押圧位
置を移動させて、図7(B)に示すように、インク充填
層前駆体31の全面に凹凸パターン126が転写され
る。こうして、インク充填層前駆体31から、インク充
填用凹部32を有するインク充填層30が形成される。
【0096】なお、ローラ122に原盤120を取り付
ける代わりに、原盤自体をローラ状にして表面に凹凸パ
ターンを形成してもよい。インク充填層前駆体31の材
質については、第1実施形態と同様であり、インク充填
層前駆体31が光硬化性を有する場合の光28の照射に
ついても、第1実施形態と同様である。
ける代わりに、原盤自体をローラ状にして表面に凹凸パ
ターンを形成してもよい。インク充填層前駆体31の材
質については、第1実施形態と同様であり、インク充填
層前駆体31が光硬化性を有する場合の光28の照射に
ついても、第1実施形態と同様である。
【0097】本実施形態によれば、ローラ122を使用
するので、インク充填用凹部32を容易に形成すること
ができる。
するので、インク充填用凹部32を容易に形成すること
ができる。
【0098】(その他の実施形態)図8〜図11は、そ
の他の実施形態を示す図であり、詳しくは、インク充填
用凹部を形成するために図3(A)〜図3(C)に示す
工程又は図7(A)及び図7(B)に示す工程の代わり
に適用できる工程を説明する図である。
の他の実施形態を示す図であり、詳しくは、インク充填
用凹部を形成するために図3(A)〜図3(C)に示す
工程又は図7(A)及び図7(B)に示す工程の代わり
に適用できる工程を説明する図である。
【0099】図8に示す工程は、原盤20の凹凸パター
ン26を有する面に、予めインク充填層前駆体31を設
けてから、保持盤34上にインク充填層前駆体31を押
しつけるものである。図3(A)〜図3(C)に示す工
程の代わりに適用することができる。
ン26を有する面に、予めインク充填層前駆体31を設
けてから、保持盤34上にインク充填層前駆体31を押
しつけるものである。図3(A)〜図3(C)に示す工
程の代わりに適用することができる。
【0100】図9に示す工程は、ローラ122に取り付
けられた原盤120の凹凸パターン126を有する面
に、ディスペンサ128からインク充填層前駆体31を
供給して、原盤120にインク充填層前駆体31を設け
ながら、保持盤34上にインク充填層前駆体31を密着
させるものである。図7(A)及び図7(B)に示す工
程の代わりに適用することができる。
けられた原盤120の凹凸パターン126を有する面
に、ディスペンサ128からインク充填層前駆体31を
供給して、原盤120にインク充填層前駆体31を設け
ながら、保持盤34上にインク充填層前駆体31を密着
させるものである。図7(A)及び図7(B)に示す工
程の代わりに適用することができる。
【0101】図10に示す工程は、保持盤34上の所定
の領域に所定量のインク充填層前駆体31を滴下して、
原盤20の凹凸パターン26を有する面をインク充填層
前駆体31に密着させて、インク充填層前駆体31を押
し拡げながらインク充填用凹部32を形成するものであ
る。予めインク充填層前駆体31の厚みを保持盤34上
で均一にしなくても良い点で、図3(A)〜図3(C)
に示す工程より優れている。
の領域に所定量のインク充填層前駆体31を滴下して、
原盤20の凹凸パターン26を有する面をインク充填層
前駆体31に密着させて、インク充填層前駆体31を押
し拡げながらインク充填用凹部32を形成するものであ
る。予めインク充填層前駆体31の厚みを保持盤34上
で均一にしなくても良い点で、図3(A)〜図3(C)
に示す工程より優れている。
【0102】図11に示す工程は、保持盤34上の所定
の領域に所定量のインク充填層前駆体31を滴下して、
ローラ122に取り付けられた原盤120の凹凸パター
ン126を有する面をインク充填層前駆体31密着させ
て、インク充填層前駆体31を押し拡げながらインク充
填用凹部32を形成するものである。予めインク充填層
前駆体31の厚みを保持盤34上で均一にしなくても良
い点で、図7(A)及び図7(B)に示す工程より優れ
ている。
の領域に所定量のインク充填層前駆体31を滴下して、
ローラ122に取り付けられた原盤120の凹凸パター
ン126を有する面をインク充填層前駆体31密着させ
て、インク充填層前駆体31を押し拡げながらインク充
填用凹部32を形成するものである。予めインク充填層
前駆体31の厚みを保持盤34上で均一にしなくても良
い点で、図7(A)及び図7(B)に示す工程より優れ
ている。
【0103】インク充填層前駆体31の材質について
は、第1実施形態と同様であり、インク充填層前駆体3
1が光硬化性を有する場合の光28の照射についても、
第1実施形態と同様である。
は、第1実施形態と同様であり、インク充填層前駆体3
1が光硬化性を有する場合の光28の照射についても、
第1実施形態と同様である。
【0104】
【図1】図1(A)〜図1(E)は、第1実施形態にお
ける原盤を製造する前半の工程を示す図である。
ける原盤を製造する前半の工程を示す図である。
【図2】図2(A)〜図2(C)は、第1実施形態にお
いて原盤を製造する後半の工程を示す図である。
いて原盤を製造する後半の工程を示す図である。
【図3】図3(A)〜図3(C)は、第1実施形態にお
いてインク用凹部を有するインク充填層を形成する工程
を示す図である。
いてインク用凹部を有するインク充填層を形成する工程
を示す図である。
【図4】図4(A)〜図4(C)は、第1実施形態にお
いてインク用凹部に着色パターン層を形成してカラーフ
ィルタを得る工程を示す図である。
いてインク用凹部に着色パターン層を形成してカラーフ
ィルタを得る工程を示す図である。
【図5】図5は、第1実施形態の変形例を示す図であ
る。
る。
【図6】図6(A)〜図6(E)は、第2実施形態にお
ける原盤を製造する工程を示す図である。
ける原盤を製造する工程を示す図である。
【図7】図7(A)及び図7(B)は、第3実施形態に
おいてインク用凹部を有するインク充填層を形成する工
程を示す図である。
おいてインク用凹部を有するインク充填層を形成する工
程を示す図である。
【図8】図8は、その他の実施形態においてインク用凹
部を有するインク充填層を形成する工程を示す図であ
る。
部を有するインク充填層を形成する工程を示す図であ
る。
【図9】図9は、その他の実施形態においてインク用凹
部を有するインク充填層を形成する工程を示す図であ
る。
部を有するインク充填層を形成する工程を示す図であ
る。
【図10】図10は、その他の実施形態においてインク
用凹部を有するインク充填層を形成する工程を示す図で
ある。
用凹部を有するインク充填層を形成する工程を示す図で
ある。
【図11】図11は、その他の実施形態においてインク
用凹部を有するインク充填層を形成する工程を示す図で
ある。
用凹部を有するインク充填層を形成する工程を示す図で
ある。
10 基台 12 基材 19 凹凸パターン 20 原盤 22 導体化層 24 金属層 26 凹凸パターン 30 インク充填層 31 インク充填層前駆体 32 インク充填用凹部 34 保持盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉澤 睦美 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 高桑 敦司 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内
Claims (15)
- 【請求項1】 凹凸パターンを有し、かつ、前記凹凸パ
ターン側の面が湾曲した凸面となる原盤を形成する第1
工程と、 前記原盤の前記凹凸パターンと保持盤との間に、インク
充填層前駆体を介在させて、前記凹凸パターンの一部を
前記インク充填層前駆体に密着させる第2工程と、 前記凹凸パターンの前記インク充填層前駆体に対して密
着させる部位を移動させることで、前記凹凸パターンか
ら転写されたインク充填用凹部を有するインク充填層
を、前記保持盤上に前記インク充填層前駆体にて形成す
る第3工程と、 前記インク充填用凹部に、予め設定された色のインクを
充填して着色パターン層を形成する第4工程と、 前記着色パターン層が形成されたインク充填層上に光透
過性層を形成する第5工程と、 を含むカラーフィルタの製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のカラーフィルタの製造方
法において、 前記原盤は反った板状をなし、第3工程で前記保持盤上
で揺動操作されるカラーフィルタの製造方法。 - 【請求項3】 請求項1記載のカラーフィルタの製造方
法において、 前記原盤はローラ状をなし、第3工程で回転操作される
カラーフィルタの製造方法。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
のカラーフィルタの製造方法において、 前記原盤は柔軟性のある金属で形成されるカラーフィル
タの製造方法。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
のカラーフィルタの製造方法において、 前記原盤は、前記凹凸パターンの反転凹凸パターンを有
する基台の前記反転凹凸パターン面上に導体化層を形成
し、該導体化層上に電気鋳造法により金属層を形成し、
前記金属層を前記基台から剥離して得られるカラーフィ
ルタの製造方法。 - 【請求項6】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
のカラーフィルタの製造方法において、 前記原盤の前記凹凸パターンは、リソグラフィ法を介す
るエッチングにて形成されるカラーフィルタの製造方
法。 - 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
のカラーフィルタの製造方法において、 前記第2工程では、前記保持盤上に前記インク充填層前
駆体をほぼ均一の厚みで塗布してから、前記原盤が前記
インク充填層前駆体に押しつけられるカラーフィルタの
製造方法。 - 【請求項8】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
のカラーフィルタの製造方法において、 前記第2工程では、前記原盤に前記インク充填層前駆体
をほぼ均一の厚みで塗布してから、前記原盤と前記保持
盤との間でインク充填層前駆体が押しつけられるカラー
フィルタの製造方法。 - 【請求項9】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
のカラーフィルタの製造方法において、 前記第2工程では、前記保持盤上の所定の領域に前記イ
ンク充填層前駆体が滴下され、 前記第3工程では、前記原盤と前記保持盤との間で前記
インク充填層前駆体が押し拡げられるカラーフィルタの
製造方法。 - 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれかに記
載のカラーフィルタの製造方法において、 前記インク充填層前駆体は、エネルギーの付与により硬
化可能な物質を含むカラーフィルタの製造方法。 - 【請求項11】 請求項10記載のカラーフィルタの製
造方法において、 前記エネルギーは、光及び熱の少なくともいずれか一方
であるカラーフィルタの製造方法。 - 【請求項12】 請求項1から請求項9のいずれかに記
載のカラーフィルタの製造方法において、 前記インク充填層前駆体は、熱可塑性を有する物質であ
るカラーフィルタの製造方法。 - 【請求項13】 請求項1から請求項12のいずれかに
記載のカラーフィルタの製造方法において、 前記インク充填層前駆体は、樹脂からなるカラーフィル
タの製造方法。 - 【請求項14】 請求項1から請求項13のいずれかに
記載のカラーフィルタの製造方法において、 前記第4工程で、前記インクがインクジェット方式によ
って充填されるカラーフィルタの製造方法。 - 【請求項15】 請求項1から請求項14のいずれかに
記載の方法により製造されるカラーフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36753197A JPH11194210A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | カラーフィルタ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36753197A JPH11194210A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | カラーフィルタ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11194210A true JPH11194210A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=18489548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36753197A Withdrawn JPH11194210A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | カラーフィルタ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11194210A (ja) |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP36753197A patent/JPH11194210A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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