JPH11193567A - 局部洗浄装置 - Google Patents

局部洗浄装置

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JPH11193567A
JPH11193567A JP36880097A JP36880097A JPH11193567A JP H11193567 A JPH11193567 A JP H11193567A JP 36880097 A JP36880097 A JP 36880097A JP 36880097 A JP36880097 A JP 36880097A JP H11193567 A JPH11193567 A JP H11193567A
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JP
Japan
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nozzle
cleaning
water
local
unit
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JP36880097A
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English (en)
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Hironori Yamazaki
洋式 山崎
Yoichi Murase
陽一 村瀬
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルヘッドのみならず、ノズル本体を含む
ノズルの表面の広い範囲にわたって汚れを除去及び防止
するノズル洗浄機構を備える局部洗浄装置を提供する。 【解決手段】 局部洗浄が行われている間は電磁弁34
を開き、ノズル洗浄水入口36からノズル洗浄室52内
へ水を流入させる。この水がノズル本体47の表面に広
がって皮膜を形成するため、局部から飛散した水がノズ
ル本体47に付着しても、その水に含まれた汚物はノズ
ル本体47の表面に固着することなく洗い流される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便器を使用する人
の局部を水で洗浄するための局部洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に局部洗浄装置は、ノズルから局部
へ向けて洗浄水を噴出させることにより該局部に付着し
た汚物を洗い流すように構成されているが、このように
局部を洗浄する際、汚物を含んだ水が局部からボウル内
に飛散し、その一部がノズル(特にノズルヘッド)の表
面に付着することがある。これをそのまま放置すると、
やがてノズルが乾燥し、水に含まれていた汚物が該ノズ
ルの表面に固着し、容易にこれを除去できなくなってし
まう。このようになると、外見的にも好ましくないのみ
ならず、衛生的にも問題がある。
【0003】従来より用いられている局部洗浄装置の中
には、シリンダ内に摺動可能に保持されたノズルをバネ
により後方へ、すなわち局部洗浄時にノズルが伸出する
方向とは逆方向へ付勢し、前記シリンダへ通水すると前
記ノズルが水圧により前進するように構成したものがあ
る(以下、このように水圧で駆動されるノズルを「水圧
駆動式ノズル」とする)。このような水圧駆動式ノズル
を有する局部洗浄装置では、シリンダへ供給される水の
一部を外部へ逃がすための圧抜き路を設けることによ
り、ノズルの前進中や後退中における前記シリンダ内の
水圧を適宜調節し、以てノズルがスムーズに移動するよ
うにすることが一般的である。このような局部洗浄装置
において、前記圧抜き路から排出される水がノズルヘッ
ドへ向けて吐出されるような構成を有するものが知られ
ている(例えば、特許第2545843号公報参照)。
このような局部洗浄装置では、ノズルの伸出又は後退に
伴って圧抜き路から吐出される水によりノズルヘッドが
自動的に洗浄される。
【0004】一方、モータ等を利用した駆動機構により
ノズルを前後に駆動するように構成された局部洗浄装置
もある(以下、このようにモータ等の動力源により駆動
されるノズルを「モータ駆動式ノズル」とする)。そし
て、このようなモータ駆動式ノズルを有する局部洗浄装
置の中には、ノズルが所定位置まで後退したときに該ノ
ズルのノズルヘッドを内部に収納するための洗浄室を設
けたものがある。このような局部洗浄装置において、洗
浄室にノズルヘッドが収納されているときにノズルに通
水すると、ノズルヘッドから噴出される水が洗浄室の内
壁面にぶつかって洗浄室内に飛散する。このように飛散
する水によりノズルヘッドが洗浄される。なお、上記洗
浄室には、飛散した水を外部へ逃がすための開口を適宜
位置に設けるようにする。
【0005】また、ノズルヘッドをテフロン(商標名)で
被覆すること、あるいはノズルヘッドに金属メッキを施
すことにより、ノズルヘッドの表面に汚物が固着しにく
くした局部洗浄装置も知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の局部洗
浄装置のノズル洗浄機構は、いずれもノズルヘッドの洗
浄を主目的として構成されたものである。ところが、局
部洗浄のためにノズルが伸出すると、ノズルヘッドのみ
ならず、ノズル本体すなわちノズルのうちノズルヘッド
より後方の部分もボウル内に露出されるため、この部分
にも汚物が付着することが多い。このようにノズル本体
に付着した汚物は、上記のようなノズルヘッド用の洗浄
機構では洗い流すことができない。
【0007】また、テフロンによる被覆や金属メッキに
よりノズルの表面への汚物の固着を防止するという方法
では、多少なりとも汚物の付着量を減少させることはで
きるものの、十分な洗浄効果、防汚効果は得られない。
【0008】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、ノズル
ヘッドのみならず、ノズル本体を含むノズルの表面の広
い範囲にわたって汚れを除去及び防止するノズル洗浄機
構を備える局部洗浄装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明に係る局部洗浄装置は、ノズルから人
体局部へ洗浄水を到達させることにより該局部の洗浄を
行う局部洗浄装置において、前記ノズルの表面を清掃す
るための清掃手段と、前記ノズルから人体局部へ洗浄水
を到達させているときに、前記清掃手段に前記ノズルの
表面を清掃させる清掃制御手段と、を備えることを特徴
とする。
【0010】
【発明の実施の形態及び発明の効果】一般に、物の表面
に付着した汚れを除去するには、該汚れが付着した後速
やかにこれを除去することが最も効果的である。局部洗
浄装置の場合、ノズルに汚物が付着するのは、ノズルか
ら局部へ向けて吐出された水が該局部へ到達し、該局部
の汚れを洗い流している最中である。従って、ノズル表
面から汚物を効果的に除去するには、局部洗浄中にノズ
ルの洗浄動作を同時に行うようにすることが好ましい。
このことに鑑みて成された本発明に係る局部洗浄装置
は、ノズルから吐出された洗浄水が人体局部へ到達して
いるときに、清掃制御手段が清掃手段にノズルの表面を
清掃させるようにしたものである。このようにすれば、
ノズルの表面に汚物が付着しても該汚物は清掃手段によ
り速やかに除去される。
【0011】上記において、「洗浄水を人体局部へ到達
させる」とは、ノズルから吐出される水が便器使用者の
局部に到達する程度に十分な水圧で該ノズルへ水を供給
することを意味する。例えば、従来の水圧駆動式ノズル
の中には、水圧によりノズルが前進する際に該ノズルか
ら小流量で水が流出するものがあるが、この水は人体局
部に到達しない。従って、水圧によりノズルを前進させ
る動作は、「洗浄水を人体局部へ到達させる」動作では
ないということになる。
【0012】また、上記においてノズルの表面とは、ノ
ズルヘッドの表面のみならず、ノズル本体の表面をも含
むものである。
【0013】前記清掃手段は、例えば、前記ノズルの表
面へ水を吐出することにより該表面の清掃を行うような
構成とする。このような構成によれば、局部洗浄中にノ
ズルの表面へ吐出される水が汚物を速やかに洗い流すた
め、清掃の即効性が高まるだけでなく、前記水がノズル
表面に広がって皮膜を形成し、この皮膜がノズルの表面
に汚物が付着することを防止するという防汚効果も得ら
れる。
【0014】上記のように水を利用する場合、前記清掃
手段は、局部を洗浄するための洗浄水を前記ノズルへ供
給する既存の給水流路から該洗浄水の一部を分取して該
ノズルの表面へ吐出するような構成とすることができ
る。このようにすると、ノズル清掃のための水回路の構
成を簡略化することができる。
【0015】なお、水を加熱して温水を生成するための
加熱手段が前記給水流路の途上に配設されている場合、
前記清掃手段は、前記加熱手段が配設された位置よりも
上流から洗浄水を分取するようにすることが好ましい。
これは次のような理由による。局部洗浄装置において温
水を生成するには電気エネルギを用いるのが一般的であ
るが、そのために消費される電気エネルギの量をできる
だけ抑えることが最近は強く要望されている。一方、ノ
ズルの表面へ吐出する水は人体に直接接触することはな
いのであるから、そのために温水を使用する必要はな
い。そこで、上記のように、加熱手段が配設された位置
よりも上流から取水するようにすれば、ノズルの表面へ
吐出する水を不必要に加熱することがなく、電気エネル
ギを無駄に消費することがないのである。
【0016】本発明は、特に、前記ノズルがモータによ
り吐水位置と待機位置との間で前後に駆動されるモータ
駆動式ノズルであるような局部洗浄装置にこれを応用す
ると、優れた効果を奏する。これは次のような理由によ
る。
【0017】水圧駆動式ノズルを用いた局部洗浄装置で
は、ノズルを駆動する際にシリンダに満たされる水によ
りノズルの表面が適度に濡れてそこに水の被膜が形成さ
れるが、これが、該表面へ汚物が固着することをある程
度防止する効果を奏している。これに対し、モータ駆動
式ノズルでは、元よりノズルをシリンダに収納する必要
がないため、上記のようにノズルの表面に水の被膜が形
成されることもない。このため、モータ駆動式ノズル
は、水圧駆動式ノズルに比べて、ノズルの表面の汚れが
ひどくなりやすいという問題がある。しかし、本発明に
よれば、モータ駆動式ノズルを備える局部洗浄装置に係
る上記のような問題は容易に解決されるのである。
【0018】なお、本発明では、少なくともノズルから
局部へ水を到達させている間に清掃手段がノズルの表面
を清掃することにより、汚れの除去及び防止に十分な効
果を得ることができるのであるが、ノズルから水が吐出
されていないときにも適宜ノズルの表面を清掃するよう
にすれば更に好ましい効果が得られることは言うまでも
ない。一方、局部洗浄装置自体の動作に全く無関係に常
時ノズルの清掃を行うことは、資源やエネルギの有効利
用の点から好ましくない。このような事情を考慮する
と、清掃手段によるノズルの表面の清掃は、資源やエネ
ルギの消費をできるだけ抑制しつつ、十分な清掃及び防
汚効果が得られるようなタイミングで行うことが望まし
い。このようなタイミングとしては、ノズルから局部へ
水が吐出されている間の他に、(1)局部洗浄の開始直
後に待機位置から吐水位置までノズルを前進させている
間、(2)局部洗浄の終了後にノズルを吐水位置から待
機位置まで後退させている間、等が考えられる。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例である局部洗浄装置10に
ついて図1〜図3を参照しながら説明する。ここで、図
1は局部洗浄装置10を示す概略構成図、図2は図1に
示したノズルユニット30の拡大図、図3は図2のA−
A線における断面図である。
【0020】まず、図1において、バルブユニット12
は、入水口、出水口、前記入水口と出水口を内部で接続
する流路(図示せず)、該流路を通断する電磁弁(図示
せず)及び前記流路内を流れる水の圧力を調節する調圧
機構(図示せず)を備えている。バルブユニット12の
入水口には、図示せぬ給水源に一端が接続された取水管
14の他端が接続されている。また、バルブユニット1
2の出水口は第一中継管16により熱交換ユニット18
の入水口に接続されている。熱交換ユニット18は入水
口から流入した水を加熱するためのヒータ(図示せず)
を内部に有している。熱交換ユニット18の出水口は、
第二中継管20により流調ユニット22の入水口と接続
されている。流調ユニット22は、入水口、出水口、前
記入水口と出水口を内部で接続する流路(図示せず)及
び該流路を流れる水の流量を調節する流調機構(図示せ
ず)を備えている。流調ユニット22の出水口は第三中
継管24により切換弁26の入水口に接続されている。
切換弁26は2つの出水口を有しており、それら出水口
には、おしり洗浄水供給管28及びビデ洗浄水供給管2
9がそれぞれ接続されている。おしり洗浄水供給管28
及びビデ洗浄水供給管29の先端はノズルユニット30
のおしり洗浄水入口31及びビデ洗浄水入口32にそれ
ぞれ接続されている。
【0021】第一中継管16の途上には、電磁弁34を
その途上に有する分岐管35の一端が接続されている。
この分岐管35の他端は、ノズルユニット30の有する
ノズル洗浄室52に設けられたノズル洗浄水入口36に
接続されている。
【0022】バルブユニット12、熱交換ユニット1
8、流調ユニット22、切換弁26、電磁弁34及びノ
ズルユニット30の駆動部40(これについては後述す
る)は、マイクロコンピュータ等を用いて構成された制
御ユニット38に接続されている。制御ユニット38
は、使用者が局部洗浄装置10を操作するための各種キ
ー等を備える操作ユニット39からの操作信号を受け、
これに応じてバルブユニット12、熱交換ユニット1
8、流調ユニット22、切換弁26、電磁弁34及び駆
動部40を適宜制御する。
【0023】次に、ノズルユニット30の構成を、図2
を参照しながら説明する。このノズルユニット30は、
駆動部40の内部に備えられた図示せぬモータにより回
転駆動される駆動プーリ41と、2つの従動プーリ42
及び43とを備えており、これら3つのプーリ上には、
内側面が鋸歯状に成形されたタイミングベルト(以下、
単にベルトとする)44が装着されている。ベルト44
はテンショナ45により適度な緊張状態に維持されてい
る。ノズルヘッド46を先端に有するノズル本体47
は、ノズルガイド48上に摺動可能に設置されたノズル
ホルダ49の前部に固定されている。ノズル本体47の
内部にはおしり洗浄水流路47a及びビデ洗浄水流路4
7b(図3参照)が別個に設けられており、これらの流
路はノズルホルダ49の内部で前記おしり洗浄水入口3
1及びビデ洗浄水入口32にそれぞれ連通している。ノ
ズルホルダ49の側部に備えられたラッチ部50は、ベ
ルト44を上下から挟持している。
【0024】次に、ノズル洗浄室52の構造を、図3を
参照しながら説明する。ノズル洗浄室52は、ノズル本
体47を緩挿させるための挿通穴53を前後の壁面(た
だし、図3では後部の壁面のみが見えている)に有する
ケース状部材で、その底面は、図示せぬ便器のボウル面
に面する開口54となっている。また、ノズル洗浄室5
2の側壁には前記ノズル洗浄水入口36が設けられてい
る。
【0025】上記構成を有する局部洗浄装置10の動作
は次の通りである。
【0026】局部洗浄装置10が使用されていないと
き、ノズルヘッド46はノズル洗浄室52内に収納され
た状態にある。このときのノズルヘッド46の位置を
「待機位置」と呼ぶことにする。ノズルヘッド46が待
機位置にあるとき、使用者がノズルヘッド46の洗浄を
開始するためのキーを押すと、操作ユニット39から制
御ユニット38へ局部洗浄の開始を指示する信号が送出
される。この信号を受けると、制御ユニット38はバル
ブユニット12内の電磁弁を所定時間だけ開く。する
と、ノズルヘッド46から水が吐出され、その水がノズ
ル洗浄室52の内壁面にぶつかってノズル洗浄室52内
に飛散する。このように飛散する水により、ノズルヘッ
ド46が洗浄される(以下、この動作を、ノズルヘッド
46のセルフクリーニングと呼ぶ)。なお、飛散した水
は、ノズル洗浄室52底部の開口54から、図示せぬ便
器のボウル内へ排出される。
【0027】使用者がおしり洗浄又はビデ洗浄のいずれ
かを開始するためのキーを押すと、操作ユニット39は
制御ユニット38へ、選択された機能に対応する信号を
送出する。この信号を受けると、制御ユニット38は、
第三中継管24から来る水が先に選択された機能に対応
する管(すなわち、おしり洗浄水供給管28又はビデ洗
浄水供給管29)へ流入するように、切換弁26の流路
を設定するとともに、駆動部40のモータに所定の極性
で適宜通電し、駆動プーリ41を図面上で時計回りに所
定角度だけ回転させる。すると、ベルト44は駆動プー
リ41の回転に連動して時計回りに運動し、該ベルト4
4にラッチ部50を介して固定されたノズルホルダ49
は前方に移動する。駆動プーリ41の回転した角度が所
定角度に達すると、ノズルヘッド46は局部洗浄のため
の位置(すなわち、吐水位置。図2の破線55で示す)
に達する。
【0028】ノズルヘッド46が吐水位置に達したら、
制御ユニット38は、バルブユニット12内の電磁弁を
開き、熱交換ユニット18のヒータに通電する。する
と、給水源から供給される水が加熱されて温水が生成さ
れる。この温水は、選択された機能に応じた流路を通っ
てノズルヘッド46に至り、そこから局部へ吐出され
る。
【0029】上記のような局部洗浄の開始とほぼ同時
に、制御ユニット38は電磁弁34を開く。すると、第
一中継管16を流れる水の一部が分岐管35に流入し、
ノズル洗浄水入口36からノズル本体47の表面へ吐出
される(図3参照)。この水がノズル本体47の表面に
広がって皮膜を形成し、ノズル本体47の表面に汚物が
固着することを防止するだけでなく、微量の汚物であれ
ばこれを洗い流す。このようなノズル本体47の洗浄/
防汚動作は、局部洗浄が継続されている間、継続され
る。なお、水がノズル本体47の全体に広がりやすくす
るため、挿通穴53の内径は、ノズル本体47の直径よ
りもやや大きめにしておくとよい。
【0030】その後、使用者が局部洗浄を停止するため
のキーを押すと、操作ユニット39は制御ユニット38
へ局部洗浄の停止を指示する信号を送出する。この信号
を受けると、制御ユニット38は、バルブユニット12
内の電磁弁を閉じるとともに、熱交換ユニット18内の
ヒータへの通電を停止する。これにより、ノズルヘッド
46からの温水の吐出が停止する。また、これとほぼ同
時に、制御ユニット38は、電磁弁34を閉じる。これ
により、ノズル洗浄室52への通水も停止される。その
後、制御ユニット38は、ノズルユニット30の駆動部
40内のモータへ、上記所定の極性とは逆の極性で適宜
通電し、駆動プーリ41を反時計回りに上記所定角度だ
け回転させる。これにより、ノズルヘッド46は吐水位
置から待機位置へ戻る。
【0031】なお、上記においては、水によるノズル本
体47の洗浄を、局部洗浄中にのみ行うようにしたが、
ノズルヘッド46が待機位置から吐水位置へ移動してい
る間及び/又は吐水位置から待機位置へ移動している間
にも、ノズル洗浄室52に通水することによりノズル本
体47を洗浄することができることは言うまでもない。
また、局部洗浄が終了した後にノズルヘッド46を待機
位置まで後退させた直後に、制御ユニット38が自動的
にノズルヘッド46のセルフクリーニングを実行するよ
うにすれば、ノズルヘッド46に付着した汚物を迅速且
つ確実に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である局部洗浄装置の概略
構成図。
【図2】 図1に示したノズルユニットの拡大図。
【図3】 図2のA−A線における断面図。
【符号の説明】
10…局部洗浄装置 12…バルブユニット 18…熱交換ユニット 26…切換弁 30…ノズルユニット 34…電磁弁 35…分岐管 36…ノズル洗浄水入口 38…制御ユニット 41…駆動プーリ 44…タイミングベルト 46…ノズルヘッド 47…ノズル本体 52…ノズル洗浄室

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルから人体局部へ洗浄水を到達させ
    ることにより該局部の洗浄を行う局部洗浄装置におい
    て、 前記ノズルの表面を清掃するための清掃手段と、 前記ノズルから人体局部へ洗浄水を到達させているとき
    に、前記清掃手段に前記ノズルの表面を清掃させる清掃
    制御手段と、を備えることを特徴とする局部洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の局部洗浄装置におい
    て、前記清掃手段は、前記ノズルの表面へ水を吐出する
    ことにより該表面の清掃を行うことを特徴とする局部洗
    浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の局部洗浄装置におい
    て、前記清掃手段は、局部を洗浄するための洗浄水を前
    記ノズルへ供給する既存の給水流路から該洗浄水の一部
    を分取して該ノズルの表面へ吐出することを特徴とする
    局部洗浄装置。
  4. 【請求項4】 水を加熱して温水を生成するための加熱
    手段を前記給水流路の途上に備える請求項3に記載の局
    部洗浄装置において、前記清掃手段は、前記加熱手段が
    配設された位置よりも上流から洗浄水を分取することを
    特徴とする局部洗浄装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の局部洗
    浄装置において、前記ノズルがモータにより吐水位置と
    待機位置との間で前後に駆動されるモータ駆動式ノズル
    であることを特徴とする局部洗浄装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の局部洗浄装置におい
    て、局部洗浄の開始直後に前記待機位置から前記吐水位
    置まで前記ノズルを前進させている間にも、前記清掃制
    御手段が前記清掃手段に前記ノズルを清掃させることを
    特徴とする局部洗浄装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の局部洗浄装置におい
    て、局部洗浄の終了後に前記吐水位置から前記待機位置
    まで前記ノズルを後退させている間にも、前記清掃制御
    手段が前記清掃手段に前記ノズルを清掃させることを特
    徴とする局部洗浄装置。
  8. 【請求項8】 ノズルから人体局部へ洗浄水を到達させ
    ることにより該局部の洗浄を行う局部洗浄装置におい
    て、 前記ノズルを吐水位置と待機位置との間で前後に駆動す
    るためのモータと、 前記ノズルの表面を清掃するための清掃手段と、 少なくとも局部洗浄の開始直後に前記モータが前記待機
    位置から前記吐水位置まで前記ノズルを前進させている
    間は前記清掃手段に前記ノズルの表面を清掃させる清掃
    制御手段と、を備えることを特徴とする局部洗浄装置。
  9. 【請求項9】 ノズルから人体局部へ洗浄水を到達させ
    ることにより該局部の洗浄を行う局部洗浄装置におい
    て、 前記ノズルを吐水位置と待機位置との間で駆動するため
    のモータと、 前記ノズルの表面を清掃するための清掃手段と、 少なくとも前記モータが前記待機位置から前記吐水位置
    まで前記ノズルを駆動させている間は前記清掃手段に前
    記ノズルの表面を清掃させる清掃制御手段と、を備える
    ことを特徴とする局部洗浄装置。
JP36880097A 1997-12-26 1997-12-26 局部洗浄装置 Pending JPH11193567A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007239410A (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Toto Ltd 衛生洗浄便座装置及びトイレ装置
US8495770B2 (en) 2003-04-28 2013-07-30 Panasonic Corporation Nozzle device and hygienic washing device
JP2019167798A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 株式会社Lixil 局部洗浄装置

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