JPH11193002A - 物品の振動式搬送装置 - Google Patents

物品の振動式搬送装置

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JPH11193002A
JPH11193002A JP36932097A JP36932097A JPH11193002A JP H11193002 A JPH11193002 A JP H11193002A JP 36932097 A JP36932097 A JP 36932097A JP 36932097 A JP36932097 A JP 36932097A JP H11193002 A JPH11193002 A JP H11193002A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラフ上の物品の重量をリアルタイムで精度
よく検出できる振動式搬送装置を得る。 【解決手段】 トラフを振動させてトラフに載荷された
物品Mを振動方向に搬送する搬送装置であって、前記ト
ラフ4上の物品の重量を検出する重量検出器23と、ト
ラフ4の振動系の振幅−重量特性を記憶する記憶手段2
4とを備え、この記憶手段24から前記検出された物品
の重量Wに対応する振幅Aを求め、この求めた振幅Aと
前記物品Mの重量Wとから単位時間あたりの搬送量を算
出し、この搬送量に基づいて搬送装置を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラフ上に供給さ
れる物品を、トラフを振動させて一定時間ごとに一定重
量ずつ供給する振動式搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、スナック菓子のような物品を袋
詰めする場合、組合せ計量装置により定量ずつ切り出す
ようにしている。図9に、組合せ計量装置の機構部の概
略側面図を示す。物品Mは、供給シュート40を介して
背の低い円錐形分散フイーダ41の中央に供給される。
そして、分散フイーダ41の振動により放射状に配置さ
れた複数の振動フイーダ1に分散供給される。次に、物
品Mは各振動フイーダ1に搬送されて円周上に複数配置
されたプールホッパ42に送られ、計量動作に合わせて
一時的にプールされた後、プールホッパ42の排出ゲー
ト43が開放されて計量ホッパ44に投入される。ロー
ドセルのような計量手段45は、各計量ホッパ44にプ
ールされている物品Mの重量Wを計量して計量信号を出
力する。重量Wが計量された物品Mは、計量ホッパ44
の排出ゲート46が開放されて集合シュート47で集合
され、排出シュート48に排出される。この排出された
物品Mは、図示しない包装機により包装されて目標重量
の袋詰め商品となる。各計量ホッパ44には投入目標値
が設定されており、計量値の目標値に対する大小に応じ
て、振動フイーダ1の振幅または振動時間を調節して、
計量値が投入目標値に合致するように制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この制
御は計量ホッパの計量値、すなわち搬送装置よりも下流
側での計量値を読み取って行われるものであり、振動フ
イーダの搬送量をリアルタイムで精度よく読み取って行
うものではないので、時間遅れが大きくなり、応答性が
悪い。そのため、投入量(搬送量)の制御を精度よく行
うのが難しい。
【0004】本発明は、上記のような課題を解決して、
搬送量をリアルタイムで精度よく制御できる振動式搬送
装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の一構成に係る物品の振動式搬送装置は、ト
ラフを振動させてトラフに載荷された物品を振動方向に
搬送する搬送装置であって、前記トラフ上の物品の重量
を検出する重量検出器と、前記トラフの振動系の振幅−
重量特性を記憶する記憶手段とを備え、この記憶手段か
ら前記検出された物品の重量に対応する振幅を求め、こ
の求めた振幅と前記物品の重量とから単位時間あたりの
搬送量を算出し、この搬送量に基づいて搬送装置を制御
する。上記構成によれば、搬送装置よりも下流側ではな
く、搬送装置のトラフ上で物品の重量を重量検出器によ
って検出し、この重量と、この重量に対応する前記記憶
手段から得たトラフの振幅とから、物品の搬送量をリア
ルタイムで算出でき、この搬送量に基づいて搬送装置の
振動周波数、振幅、動作時間を制御することで、搬送装
置の正確な制御を行うことができる。
【0006】本発明の他の好ましい実施形態において
は、前記重量検出器が、前記トラフに物品を載荷すると
弾性歪みを生ずる部位に設けられた歪ゲージを有してい
る。上記構成によれば、重量検出器を小形で簡単な構成
とすることができる。
【0007】また、本発明の他の構成に係る物品の振動
式搬送装置は、トラフを振動させてトラフに載荷された
物品を振動方向に搬送する搬送装置であって、前記トラ
フ上の物品の重量を検出する重量検出器と、前記トラフ
の振幅を検出する振幅検出器とを備え、検出された物品
の重量と振幅とから単位時間あたりの搬送量を算出し、
この搬送量に基づいて搬送装置を制御する。上記構成に
よれば、重量検出器によって検出されたトラフ上の物品
の重量と、振幅検出器によって検出されたトラフの振幅
とから、物品の搬送量をリアルタイムで算出でき、この
搬送量に基づいて搬送装置の振動周波数、振幅、動作時
間を制御することで、搬送装置の正確な制御を行うこと
ができる。
【0008】また、本発明の他の構成に係る物品の振動
式搬送装置は、トラフを振動させてトラフに載荷された
物品を振動方向に搬送する搬送装置であって、前記トラ
フとベースとを連結するばね部材に歪ゲージを設け、こ
の歪ゲージの電気的出力に基づいて前記トラフに載荷さ
れた物品の重量と前記トラフの振幅とを検出するととも
に、この検出した重量と振幅とから単位時間あたりの搬
送量を算出し、この搬送量に基づいて搬送装置を制御す
る。上記構成によれば、ばね部材に設けた歪ゲージの歪
量からトラフに載荷された物品の重量とトラフの振幅と
を検出し、この重量と振幅とから、物品の搬送量をリア
ルタイムで算出でき、この搬送量に基づいて搬送装置の
振動周波数、振幅、動作時間を制御することで、搬送装
置の正確な制御を行うことができる。
【0009】また、本発明の他の構成に係る物品の振動
式搬送装置は、トラフを振動させてトラフに載荷された
物品を振動方向に搬送する搬送装置であって、前記トラ
フの振幅を検出する振幅検出器と、前記トラフの振動系
の振幅−重量特性を記憶する記憶手段とを備え、前記振
幅検出器で検出したトラフの振幅と前記記憶手段で記憶
された振幅−重量特性とからトラフに載荷された物品の
重量を求め、この求めた物品の重量と前記検出した振幅
とから単位時間あたりの搬送量を算出し、この搬送量に
基づいて搬送装置を制御する。上記構成によれば、振幅
検出器によって検出されたトラフの振幅と、記憶手段か
ら得た物品の重量とから物品の搬送量をリアルタイムで
算出でき、この搬送量に基づいて搬送装置の振動周波
数、振幅、動作時間を制御することで、搬送装置の正確
な制御を行うことができる。
【0010】また、本発明の他の構成に係る物品の振動
式搬送装置は、トラフを振動させてトラフに載荷された
物品を振動方向に搬送する搬送装置であって、前記トラ
フの振幅を検出する振幅検出器と、前記トラフに載荷さ
れた物品の重量に対応した前記トラフの振動系の共振周
波数特性を記憶する記憶手段とを備え、前記振幅検出器
で検出した振幅と前記記憶手段で記憶された共振周波数
特性とから前記物品の重量を求め、この求めた物品の重
量と前記検出した振幅とから単位時間あたりの搬送量を
算出し、この搬送量に基づいて搬送装置を制御する。上
記構成によれば、振幅検出器によって検出されたトラフ
の振幅と、記憶手段から得た物品の重量とから、物品の
搬送量をリアルタイムで算出できる。しかも、物品の重
量に対応して記憶された共振周波数特性を利用して物品
の重量を求めているから、正確な重量が得られるので、
前記算出した搬送量も正確になる。したがって、この搬
送量に基づいて搬送装置の振動周波数、振幅、動作時間
を制御することで、搬送装置のより正確な制御が可能に
なる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態を図
面に基づいて説明する。図1に、振動フイーダの概略側
面図を示す。この振動フイーダ1は、加振器2と、この
加振器2にブラケット3を介して取り付けられているト
ラフ4とを有している。また、前記加振器2は、当該振
動フイーダ1が取り付けられる架台5に複数のゴムまた
はコイルばねのような防振用ないし免振用の弾性体6を
介して取り付けられたベース7と、このベース7に取り
付けられた電磁石8と、ベース7の前部と後部にボルト
B1 によりそれぞれ一端部9aが取り付けられ、他端部
9bがボルトB2 によりそれぞれ前記ブラケット3に取
り付けられて平行に配置されている一対の板ばね9と、
前記ブラケット3に固着されて前記電磁石8に対向する
可動鉄心10とを備えている。前記可動鉄心10は一方
の板ばね9の他端部9bに対応した位置でブラケット3
に固定されている。前記電磁石8には、商用の交流電源
11からスイッチング素子12を介して給電されてい
る。
【0012】前記スイッチング素子12は、コントロー
ラ13から出力される駆動制御信号Cd に基づく周波数
fd と電流量Id の交流駆動電流を電磁石8に給電し、
電磁石8の可動鉄心10の吸引力と板ばね9のばね定数
kによって定まる振幅Aでもって、トラフ4を水平姿勢
のままで矢印V方向に振動させ、トラフ4上の物品Mを
矢印P方向(水平方向)に搬送する。このように構成さ
れた振動系の共振周波数fn は、次式で求められる。 fn =(1/2π)(k/m)1/2 ただし、m=(m1 ×m2 )/(m1 +m2 )、kはば
ね定数、m1 はばね上重量、m2 はばね下重量である。
本実施形態では、共振周波数fn が商用電源周波数に近
い周波数となるように設定し、これによって、少電力で
トラフ4の振幅が大きくなるように構成している。
【0013】搬送方向前側の板ばね9の両端部のブラケ
ット3およびベース7への固定部の近傍には、4つの歪
ゲージ14a〜14dが装着されている。この装着部U
は、振動時に板ばね9の弾性歪が大きい部分である。つ
まり、一対の板ばね9,9とブラケット3とベース7と
により、平行四辺形の形状を保って変形する一種のロバ
ーバル機構が構成されているので、板ばね9は、一端部
9aを支点として他端部9bが移動する際に、ボルトB
1 ,B2 の近傍、つまり固定部の近傍が屈曲し、この部
分に大きな弾性歪が発生する。歪ゲージ14a〜14d
で検出された歪量は、図1の重量検出回路15に入力さ
れ、ブラケット3、トラフ4、可動鉄心10などの既知
の装置重量が風袋として差し引かれて、トラフ4上の物
品Mの重量が検出される。このように、歪ゲージ14a
〜14dと重量検出回路15で、重量検出器23を構成
している。
【0014】図2は、板ばね9の歪ゲージ14a〜14
dの配設位置を示す正面図である。板ばね9は矩形であ
り、長手方向の一端部9aにベース7に取り付けるため
の取付孔H1 が、他端部9bにブラケット3に取り付け
るための取付孔H2 がそれぞれ形成されている。各取付
孔H1 ,H2 に前記ボルトB1 ,B2 が挿通される。歪
ゲージ14a,14cは取付孔H2 の近傍で、歪ゲージ
14b,14dは取付孔H1 の近傍で、それぞれの固定
部よりも板ばね9の中央よりの位置に、接着剤で貼り付
けられており、その出力リードがフレキシブル配線シー
ト16の4本の配線16a〜16dに接続されて、図3
に示すブリッジ回路17を構成している。
【0015】図3は、ブリッジ回路17と、重量検出回
路15の構成を示す図である。重量検出回路15は、第
1〜第4の積分器19a〜19dと、第1,第2の分圧
器20,21と、信号処理回路22とを有している。ブ
リッジ回路17の歪ゲージ14aと14cの接続点cは
直流定電圧電源18に接続され、歪ゲージ14bと14
dの接続点dは接地されている。また、歪ゲージ14a
と14bの接続点aは第1の積分器19aに接続され、
歪ゲージ14cと14dの接続点bは第2の積分器19
bに接続されている。他方、接続点cと接地との間に
は、抵抗器R1 ,R2 の直列体で構成された第1の分圧
器20と、抵抗器R3 ,R4 の直列体で構成された第2
の分圧器21とが接続されており、第1の分圧器20の
出力電圧は第3の積分器19cに、第2の分圧器21の
出力電圧は第4の積分器19dにそれぞれ入力される。
信号処理回路22には、接続点cの電圧VC 、接続点d
の接地電位、積分器19a,19bの出力電圧Va ,V
b 、積分器19cから共通電圧Vcom ,積分器19dか
ら参照電圧Vref がそれぞれ入力され、トラフ4上の重
量Wが算出される。つまり、重量Wはブリッジ回路17
で得られた振動する重量信号の平均値として求められ
る。
【0016】図4は、本実施形態におけるトラフ4の振
動系の振動特性を示す図である。この振動系は加振器
2、ブラケット3、架台5および弾性体6からなる。共
振周波数fn は、前述したように板ばね9のばね定数k
と、ばね上重量m1 とばね下重量m2 で定まるので、ト
ラフ4上の物品Mの重量Wに応じて変化し、図4に示す
ように、重量WがW1 から大きな値W2 に変化するとf
n1からfn2のように低くなる。他方、板ばね9の振幅A
は、駆動電流Id の大きさと、その周波数fd によって
変化し、駆動電流Id が大きいほど、また、駆動周波数
fd が共振周波数fn に近づくほど大きくなる。したが
って、たとえば、駆動電流Id とその周波数fd1が同一
であっても、重量WがW1 からW2 に変化すると、振幅
はA1 からA2 に変化する。
【0017】振動フイーダ1の搬送量は、発明者による
検討の結果、(トラフ上の物品の重量W)×(板ばねの
振幅A)×(振動時間T)×(係数)で定まることがわ
かった。したがって、そのいずれかの値を調整すること
で、搬送量を調節することができ、単位時間ごとの搬送
量は、トラフ上の物品の重量Wまたは板ばねの振幅Aを
調節することで調整できる。前記係数は、板ばね9の振
動方向Vとトラフ4の搬送方向Pとの角度ずれ、物品の
種類による滑りの差等を修正するためのもので、経験的
に求められる。なお、トラフ4の搬送方向Pの振幅を板
ばね9の振幅とみなしてもよく、その場合、前記係数の
値が異なってくる。
【0018】図1の振幅検知手段25は、歪ゲージ9の
歪量からトラフ4の搬送方向の振幅Aを検出する。ま
た、データ記憶手段24は、トラフ4上の物品の重量W
をパラメータとした、加振器2の駆動周波数fd と、板
ばね9の振幅Aのデータを記憶している。このデータ
は、例えば、実際に振動フイーダ1を駆動して搬送し、
そのときの物品の重量Wを上述の方法で求めるととも
に、振幅Aを前記歪ゲージ14a〜14dの歪量から求
めることにより得られる。また、振幅検知手段25は、
重量検出器23で検出された物品の重量Wと駆動周波数
fd とに対応する振幅Aをデータ記憶手段24から読み
出して出力する。
【0019】次に、搬送量演算手段26は、振幅検知手
段25から入力された振幅Aと、重量検出器23から入
力された物品の重量Wと、振幅検知手段25において検
出されるか、またはコントローラ13から出力される制
御信号Cd の継続時間から求められる搬送時間(加振器
2の動作時間)Tとに基づき、搬送量Sw を算出する。
搬送量制御手段27は、入力された搬送量Sw と目標搬
送量との差を振幅Aまたは搬送時間Tの調節により補正
する搬送量制御信号Cswを、コントローラ13に出力す
る。コントローラ13は、スイッチング素子12の点弧
角を調節して駆動電流Id を調整することにより振幅A
が指令された振幅になるように制御するか、または加振
器2の動作時間Tを指示された時間となるように制御す
る。例えば、図4において、駆動周波数がfd1で、重量
がW1 であったとき、駆動電流Id を大きくすると、振
動特性曲線が上方にずれた破線で示す形となり、振幅A
がA3 のように大きくなる。また、重量がW1 から大き
な値W2 に変化すると、共振周波数はfn1からfn2のよ
うに低くなり、振幅AはA1 からA2 のように小さくな
る。
【0020】本実施形態によれば、トラフ4上の物品の
重量Wが直接検出されて搬送量Swがリアルタイムで精
度よく得られる。また、リアルタイムで得られた搬送量
Swに基づいて振動フイーダ1の搬送量が制御されるの
で、応答性に優れ、したがって、精度の高い制御がなさ
れる。また、物品の重量Wが板ばね9に装着された歪ゲ
ージ14a〜14dを用いて検出され、別途ロードセル
を必要としないので、小形で簡単な構成となる。さら
に、データ記憶手段24に、トラフ4上の物品の重量W
をパラメータとして駆動周波数fd と振幅Aとの関係を
示すデータを記憶しているので、振動式搬送装置の作動
開始時の最初の計量データから搬送量の調整を実行でき
る。このため、試験運転の必要がなく、稼働率を高める
ことができる。
【0021】図5は、本発明の第2実施形態を示す図
で、図1と同一符号はそれぞれ同一部分または相当部分
を示している。本実施形態は、重量検出器23を、ロー
ドセル30と重量検出回路15とで構成したものであ
る。本実施形態のロードセル30は、固定側が架台5に
支持部材31を介して支持され、可動側に支持部材32
を介して保持架台50が取り付けられて、架台5に支持
されている振動フイーダ1の全重量を計量するように構
成されている。他の構成とその作用は第1実施形態と同
様であるので、説明は省略する。
【0022】本実施形態によってもやはり、搬送量Sw
がリアルタイムで精度よく得られ、また、応答性に優れ
た高精度の搬送量制御が可能になり、さらに、試運転の
必要をなくして稼働率を高めることができる。
【0023】本発明の第3実施形態は、図1に示した第
1実施形態と同一の装置構成を有し、図6に示す振幅−
重量特性に基づいてトラフ4上の物品の重量を求める。
すなわち、加振器2の駆動周波数fd が一定で、かつ、
物品Mの重量Wのばらつきがさほど大きくない場合、振
幅Aを重量Wから一義的に決めても、大きな誤差はな
い。そこで図6のような振幅−重量特性を得て、これを
図1のデータ記憶手段24に記憶しておき、重量検出器
23で検出した重量Wに基づいて、記憶された特性デー
タから振幅Aを求める。こうして得られた重量Wと振幅
Aを用いて、搬送量演算手段26が搬送量Sw を算出
し、搬送量制御手段27から搬送量制御信号Cswが出力
される。
【0024】図7は、歪ゲージによって、物品の重量に
加えて板ばねの振幅も求める第4実施形態に係る振動式
搬送装置を示すもので、図1と同一符号はそれぞれ同一
または相当部分を示している。図7において、14は歪
ゲージで、板ばね9の振動時の撓み量の大きい部分に装
着されている。前記第1実施形態では、板ばねに4つの
歪ゲージを配置してブリッジ回路を構成し、温度補償、
ねじれなどによる計量誤差を補償したが、高い計量精度
を必要としない場合は、1つの歪ゲージを板ばねの歪量
の大きい部分に配設し、この歪ゲージ14が検出した板
ばね9の歪量から、トラフ上の物品の重量Wと、板ばね
9の振幅Aの両方を検出することができる。
【0025】図7において、33は振幅検出器で、歪ゲ
ージ14と振幅検出回路33で構成され、振幅検出回路
33は歪ゲージ14の振動する歪量から板ばね9の振幅
Aを検出する。この歪ゲージ14の振動の歪量は板ばね
9の変形量に対応している。なお、重量検出器23、搬
送量演算手段26、および搬送量制御手段27の動作
は、前記第1実施形態と同じであるので、説明は省略す
る。
【0026】本第4実施形態によれば、第1実施形態と
同一の効果が得られるのに加えて、第1実施形態で備え
たデータ記憶手段を要しないので、構成が更に簡単にな
る。本実施形態においても、重量検出器23を第2実施
形態と同様なロードセル型とすることができる。
【0027】また、トラフの振幅(板ばねの振幅)を検
出する手段は、歪ゲージによって検出するものに限られ
るものではなく、光学的検知手段、電気的検知手段であ
ってもよい。
【0028】図8は、本発明の第5実施形態に係る振動
式搬送装置の構成を示す。本実施形態は、図7に示した
振幅検出器33で検出した振幅値から、図6に示す振幅
−重量特性に基づいてトラフ4上の物品の重量を求め
る。すなわち、データ記憶手段24は、図6に示した板
ばね9の振幅値Aとトラフ4上の物品の重量Wとの関係
を記憶しており、搬送量演算手段26は、振幅検出器3
3で検出された振幅Aに対応する重量Wをデータ記憶手
段24から読み出して、搬送量Sw を算出する。搬送量
制御手段27は、入力された搬送量と目標搬送量を比較
し、その差が許容範囲を越えているときは、データ記憶
手段24から目標搬送量となる振幅値Aを読み出し、加
振器2の電流Id を板ばね9の振幅がA1 となる駆動電
流Id に変更する搬送量制御信号Cswを、コントローラ
13に送出する。本実施形態によれば、重量検出器を省
略することができる。
【0029】本発明の第6実施形態は、図8に示す構成
において、図4に示すトラフ4上の物品の複数の重量W
にそれぞれ対応する複数の振幅−駆動周波数特性を記憶
するデータ記憶手段24を設け、搬送量演算手段26に
より、振幅検出器33で検出された振幅値Aと駆動周波
数fd とからトラフ4上の物品の重量Wを算出する。搬
送量制御手段27による駆動電流Id の制御動作は前記
第5実施形態と同様である。本第6実施形態によれば、
重量検出器を省略できるとともに、搬送装置をより高精
度に制御することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明の一構成によれば、重量検出器に
よって検出されたトラフ上の物品の重量と、この重量に
対応する前記記憶手段から得たトラフの振幅から物品の
搬送量をリアルタイムで算出でき、この搬送量に基づい
て搬送装置の振動周波数、振幅、動作時間を制御するこ
とで、搬送量の正確な制御、および迅速な停止動作を行
わせることができる。
【0031】また、本発明の他の構成によれば、重量検
出器によって検出されたトラフ上の物品の重量と、振幅
検出器によって検出されたトラフの振幅とから、物品の
搬送量をリアルタイムで算出でき、この搬送量に基づい
て搬送装置の振動周波数、振幅、動作時間を制御するこ
とで、搬送装置の正確な制御を行うことができる。
【0032】また、本発明のさらに他の構成によれば、
ばね部材に設けた歪ゲージの歪量からトラフ上の物品の
重量とトラフの振幅とを検出し、この重量と振幅とか
ら、物品の搬送量をリアルタイムで算出でき、この搬送
量に基づいて搬送装置の振動周波数、振幅、動作時間を
制御することで、搬送装置の正確な制御を行うことがで
きる。
【0033】また、本発明のさらに他の構成によれば、
振幅検出器によって検出されたトラフの振幅と、記憶手
段に記憶された振幅−重量特性とからトラフ上の物品の
重量を求め、求めた物品の重量と前記検出した振幅とか
ら物品の搬送量を算出しているから、この搬送量をリア
ルタイムで算出でき、この搬送量に基づいて搬送装置の
振動周波数、振幅、動作時間を制御することで、搬送装
置の正確な制御、停止動作を行うことができる。
【0034】また、本発明のさらに他の構成によれば、
やはり、振幅検出器によって検出されたトラフの振幅
と、記憶手段から得た物品の重量とから物品の搬送量を
リアルタイムで算出できる。しかも、物品の重量に対応
して記憶された共振周波数特性を利用して物品の重量を
求めているから、正確な重量が得られるので、前記算出
した搬送量も正確になる。したがって、この搬送量に基
づいて搬送装置の振動周波数、振幅、動作時間を制御す
ることで、搬送装置のより正確な制御が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る振動式搬送装置の
構成を示す図である。
【図2】第1実施形態の板ばねの歪ゲージの配設位置を
示す正面図である。
【図3】第1実施形態のブリッジ回路と重量検出回路の
構成を示す図である。
【図4】第1実施形態の振動系の振動周波数とトラフの
搬送方向の振幅の関係を示す特性図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る振動式搬送装置の
構成を示す図である。
【図6】本発明の第3実施形態のデータ記憶手段に記憶
されている重量−振幅特性を示す図である。
【図7】本発明の第4実施形態に係る振動式搬送装置の
構成を示す図である。
【図8】本発明の第5実施形態に係る振動式搬送装置の
構成を示す図である。
【図9】組合せ計量装置の機構部の概略側面図である。
【符号の説明】
1…振動フイーダ、2…加振器、3…ブラケット、4…
トラフ、5…架台、6…防振用の弾性体、7…ベース、
8…電磁石、9…板ばね、10…可動鉄心、11…商用
電源、12…スイッチング素子、13…コントローラ、
14a〜14d…歪ゲージ、15…重量検出回路、16
…フレキシブル配線シート、16a〜16d…配線、1
7…ブリッジ回路、18…直流定電圧電源、19a〜1
9d…積分器、20,21…分圧器、22…信号処理回
路、23…重量検出器、24…データ記憶手段、25…
振幅検知手段、26…搬送量演算手段、27…搬送量制
御手段、30…ロードセル、31,32…支持部材、3
3…振幅検出器、34…振幅検出回路、40…供給シュ
ート、41分散フイーダ、42…プールホッパ、43,
46…排出ゲート、44…計量ホッパ、45…計量手
段、47…集合シュート、48…排出シュート、A…板
ばねの振幅、AA…板ばねの検出振幅値、Cd …駆動制
御信号、Csw…搬送量制御信号、fd …駆動周波数、I
d …駆動電流、M…物品、Sw …搬送量、T…搬送時
間、W…物品の重量。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラフを振動させてトラフに載荷された
    物品を振動方向に搬送する搬送装置であって、 前記トラフ上の物品の重量を検出する重量検出器と、前
    記トラフの振動系の振幅−重量特性を記憶する記憶手段
    とを備え、 この記憶手段から前記検出された物品の重量に対応する
    振幅を求め、この求めた振幅と前記物品の重量とから単
    位時間あたりの搬送量を算出し、この搬送量に基づいて
    搬送装置を制御する物品の振動式搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記重量検出器が、
    前記トラフに物品を載荷すると弾性歪みを生ずる部位に
    設けられた歪ゲージを有する搬送装置。
  3. 【請求項3】 トラフを振動させてトラフに載荷された
    物品を振動方向に搬送する搬送装置であって、 前記トラフ上の物品の重量を検出する重量検出器と、前
    記トラフの振幅を検出する振幅検出器とを備え、 検出された物品の重量と振幅とから単位時間あたりの搬
    送量を算出し、この搬送量に基づいて搬送装置を制御す
    る物品の振動式搬送装置。
  4. 【請求項4】 トラフを振動させてトラフに載荷された
    物品を振動方向に搬送する搬送装置であって、 前記トラフとベースとを連結するばね部材に歪ゲージを
    設け、この歪ゲージの電気的出力に基づいて前記トラフ
    に載荷された物品の重量と前記トラフの振幅とを検出す
    るとともに、この検出した重量と振幅とから単位時間あ
    たりの搬送量を算出し、この搬送量に基づいて搬送装置
    を制御する物品の振動式搬送装置。
  5. 【請求項5】 トラフを振動させてトラフに載荷された
    物品を振動方向に搬送する搬送装置であって、 前記トラフの振幅を検出する振幅検出器と、前記トラフ
    の振動系の振幅−重量特性を記憶する記憶手段とを備
    え、 前記振幅検出器で検出したトラフの振幅と前記記憶手段
    で記憶された振幅−重量特性とからトラフに載荷された
    物品の重量を求め、この求めた物品の重量と前記検出し
    た振幅とから単位時間あたりの搬送量を算出し、この搬
    送量に基づいて搬送装置を制御する物品の振動式搬送装
    置。
  6. 【請求項6】 トラフを振動させてトラフに載荷された
    物品を振動方向に搬送する搬送装置であって、 前記トラフの振幅を検出する振幅検出器と、前記トラフ
    に載荷された物品の重量に対応した前記トラフの振動系
    の共振周波数特性を記憶する記憶手段とを備え、 前記振幅検出器で検出した振幅と前記記憶手段で記憶さ
    れた共振周波数特性とから前記物品の重量を求め、この
    求めた物品の重量と前記検出した振幅とから単位時間あ
    たりの搬送量を算出し、この搬送量に基づいて搬送装置
    を制御する物品の振動式搬送装置。
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