JPH11192805A - 重量物支持脚 - Google Patents

重量物支持脚

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JPH11192805A
JPH11192805A JP36928497A JP36928497A JPH11192805A JP H11192805 A JPH11192805 A JP H11192805A JP 36928497 A JP36928497 A JP 36928497A JP 36928497 A JP36928497 A JP 36928497A JP H11192805 A JPH11192805 A JP H11192805A
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lever
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leg
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Teruo Kumashiro
照夫 熊代
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YAMATO RASHI KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 車輪と固定用支持脚の接床切り換えを簡単な
操作で行うことができ、車輪を接床させたとき、固定用
支持脚を床の凸部や凹部エッジに衝突させることなく移
動させることができる重量物支持脚を提供する。 【解決手段】 重量物1に取付けられる車輪支持部材
7’と、足部53’を有し車輪支持部材7’に昇降可能
に設けられた固定用支持脚5’であって足部53’が車
輪73’下端より上昇する上昇位置P2’と車輪73’
より下方へ突出する下降位置P1’との間を昇降できる
ものと、支持脚を位置P2’へ移動させる力を付与する
バネ6’と、支持部材及び支持脚とに連結され、バネ
6’に抗して支持脚を下降位置P1’へ移動させ得る固
定用レバー8’と、レバー8’に設けられ、支持脚が位
置P1’にある状態で支持部材上の被係合部15’に係
合し、解除操作されることで該係合が解除される係合部
材13’とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工作機械、コンベア
等の各種機械、本、書類等を収納するロッカー等の各種
家具、各種ディスプレィ装置、テレビ、オーディオ装置
等の各種電気電子機器等の重量物を支持する重量物支持
脚に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、重量物の支持脚として種々のタイ
プのものがあるが、重量物を床の定位置に設置するため
の固定用支持脚と、重量物を床上で移動可能にする移動
用支持脚とを組み合わせた重量物支持脚が知られてい
る。図9はかかる重量物支持脚の1例を、図10は他の
例を示している。
【0003】図9の重量物支持脚は、重量物101の下
部にボルト102a等で固定される台座102と、これ
に支持された固定用支持脚105及び移動用支持脚10
7とを備えている。固定用支持脚105は、重量物10
1の下部に台座102を介して固定された雌ねじ部10
3及び該雌ねじ部103に螺合して回されることで該雌
ねじ部下方への突出量が調節される雄ねじ棒104を有
している。
【0004】移動用支持脚107は、台座102に縦軸
線回りに回転可能取り付けられた車輪支持部材108
と、これに横軸線回りに回転可能に支持された車輪10
6を有している。この重量物支持脚によると、固定用支
持脚105の雄ねじ棒104の突出量を調整して該雄ね
じ棒104の下端足部Fの下面を車輪106の下端より
も上側に位置させたときには、移動用支持脚107の車
輪106が接床して重量物101を移動できるようにな
り、前記雄ねじ棒104の突出量を大きく調整して該雄
ねじ棒104の下端足部Fの下面を車輪106の下端よ
りも下側に位置させたときには、固定用支持脚105が
接床して重量物101をその場所に設置できるようにな
る。
【0005】図10に示す重量物支持脚は、固定用支持
脚105を台座102にではなく移動用支持脚107の
車輪支持部材108aに固定して、該支持部材108a
により車輪106及び固定用支持脚105の両方を台座
102に支持させたものである。使い方は図9に示す場
合と実質上同じである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
固定用支持脚105を接床させるか、移動用支持脚10
7の車輪106を接床させるかは、固定用支持脚105
の雄ねじ棒104の突出量を調整することにより切り換
えるが、その際、雄ねじ棒104に設けた回し具係合部
材109を利用して、いちいちスパナ等の回し具により
ねじ棒を回す必要があるから、その手間が煩わしく、し
かも調整に時間がかかるという問題がある。
【0007】そこで本発明は、固定用支持脚及び車輪の
接床切り換えをスパナ等のねじ棒回し具を用いることな
く簡単な操作で、且つ、早く行えるようにした重量物支
持脚を提供することを課題とする。また本発明は車輪を
接床させたとき、該床に凸部や凹部があるような場合で
も、固定用支持脚を該凸部や凹部エッジに衝突させるこ
となく移動させることができるコンパクトな構造の重量
物支持脚を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の重量物支持脚は、重量物に直接又は他の部材等を介
して取付けられる車輪支持部材と、前記車輪支持部材に
回転自在に支持された車輪と、前記車輪支持部材に該支
持部材及び前記車輪に対し相対的に昇降可能に設けられ
た固定用支持脚であって床面に当接するための足部を有
し、該足部が前記車輪下端より上昇する上昇位置と該足
部が前記車輪下端より下方へ突出する下降位置との間を
昇降できる固定用支持脚と、前記固定用支持脚を前記上
昇位置へ移動させる力を該固定用支持脚に付与する弾性
体と、前記車輪支持部材と固定用支持脚とに連結され、
前記車輪支持部材との連結部を中心として押し下げ回動
操作されることで前記弾性体に抗して前記固定用支持脚
を前記下降位置へ移動させることができる固定用レバー
と、前記固定用レバーに設けられ、該固定用レバーの前
記押し下げ回動操作により前記固定用支持脚が前記下降
位置まで移動したときに前記車輪支持部材上に設けられ
た被係合部に係合し、解除操作されることで該係合が解
除される係合部材とを備えており、前記車輪及び前記足
部は、前記固定用支持脚が前記上昇位置をとったとき、
該車輪及び足部を側面側から見た状態において該足部が
該車輪の輪郭内に入るように設けられていることを特徴
としている。
【0009】この重量物支持脚は重量物に取り付けて該
重量物を固定用支持脚で床面に設置したり、車輪で移動
させたりすることに利用できる。重量物に取り付けられ
た状態において、固定用支持脚が前記下降位置をとると
き、該固定用支持脚が接床し、この重量物支持脚を設け
た重量物を該床面上の定位置に設置することができる。
このように固定用支持脚が接床した状態では、固定用レ
バー上の係合部材が車輪支持部材における被係合部に係
合し、それにより固定用支持脚は前記弾性体に抗して該
下降位置を維持できる。
【0010】この状態から、該係合部材を解除操作すれ
ば、該係合部材の被係合部への係合が解除され、固定用
支持脚が弾性体の付勢力を受けて車輪支持部材に対し上
昇して前記上昇位置をとるとともに、重量物による荷重
下に重量物支持脚全体が下降し、車輪が接床する。この
状態では前記のとおり固定用支持脚が弾性体の付勢によ
り上昇位置にあり固定用支持脚の足部は床面から浮き上
がっている。従って重量物を該車輪を利用して移動させ
ることができる。
【0011】また、このように車輪で支持された状態か
ら、固定用レバーを押し下げ回動操作すると、固定用支
持脚が弾性体に抗して車輪支持部材に対し下降して接床
し始め、さらに固定用レバーを押し下げれば、さらに突
出しようとする固定用支持脚に対し相対的に車輪及び重
量物が持ち上げられ、このようにして固定用支持脚の足
部が車輪下端よりも下方へ突出すると、前記係合部材が
被係合部に係合して固定用支持脚の接床状態が維持され
る。かくして固定用支持脚により重量物が床上の定位置
に設置される。
【0012】既述のように固定用支持脚が上昇位置をと
ってその足部が床面から浮き上がり状態におかれるとと
もに車輪が接床した状態においては、該車輪及び足部を
それらの側面から見たとき、換言すればそれらを車輪の
周面に対する側面乃至横面の側から見たとき、既述のよ
うに、足部は該車輪の輪郭内に位置しているから、換言
すれば、該車輪の外径輪郭内に位置しているから、床面
に凸部がある場合でも、重量物移動のために該車輪を転
動移動させるとき、該足部ではなく該車輪が該凸部に接
触し始め、その上に乗り上がるので、足部と凸部との衝
突を回避して該凸部を乗り越えさせることができる。ま
た床面に凹部がある場合でも、重量物移動のために該車
輪を転動移動させるとき、該足部ではなく該車輪が凹部
エッジに接触するので、該凹部を通過させることができ
る。
【0013】なお本発明において固定用支持脚における
足部とは、床面に当接させる部分であるとともに、もし
それが前記のように車輪側面から見たとき車輪の輪郭内
に納まっていないとすれば、凸部の高さや凹部の深さ等
によっては、たとえ固定用支持脚が上昇位置におかれて
いても該凸部や凹部エッジに衝突する部分である。固定
用支持脚に上昇力を付与する弾性体としては、各種バ
ネ、各種弾性ゴム、これらの適当な組み合わせ等を例示
できる。
【0014】前記固定用レバーは、前記車輪支持部材及
び固定用支持脚に連結されたレバー本体と、該レバー本
体に回動可能に連設された延長レバーとからなってお
り、該延長レバーに、それが下方へ回動操作されたとき
に前記レバー本体から延長する姿勢をとるように前記レ
バー本体に係合する爪が設けられているものを例示でき
る。
【0015】固定用レバーをこのように構成すると、固
定用レバーの不使用時には、レバー本体に対して延長レ
バーを上方へ回動操作すれば該延長レバーが邪魔になら
ないように内方へ格納乃至収納できる。固定用レバーの
使用時には、レバー本体に対して延長レバーを下方へ回
動操作すれば、前記爪により延長レバーがレバー本体に
係合するから、延長レバーに付与された押し下げ回動操
作力がレバー本体に伝達される。
【0016】前記係合部材は、例えば、前記固定用レバ
ーに回動可能に支持されることができ、その一端部を前
記車輪支持部材の被係合部に係脱できる係合部とし、他
端部を押し下げ回動操作部とし、該係合部を前記車輪支
持部材側へ弾性体により付勢しておくことができる。こ
の重量物支持脚によると、係合部材の係合部は、該弾性
体により車輪支持部材上の被係合部に係合できる方向に
常時付勢力を受け、該係合部が被係合部から解除されて
車輪が接床している状態から、前記固定用レバーを押し
下げ回動操作して固定用支持脚を接床させると、該係合
部が自動的に前記被係合部に係合する。
【0017】この場合も該弾性体として各種バネ、各種
弾性ゴム、これらの適当な組み合わせ等を例示できる。
固定用レバーを、前記のように車輪支持部材及び固定用
支持脚に連結されたレバー本体と、該レバー本体に回動
可能に連設された延長レバーとで構成し、前記係合部材
を、該レバー本体に回動可能に支持させる場合、該係合
部材が車輪支持部材上の被係合部に係合している状態、
換言すれば、重量物を固定用支持脚で支持している状態
のとき、該延長レバーの前記収納位置を該係合部材上方
位置とすることができる。これにより、コンパクト化さ
れた状態が得られる。
【0018】本発明に係る重量物支持脚として、次の
やの構成のものも例示できる。前記車輪支持部材
が、重量物に直接的に又は他の部材等を介して取付けら
れるシリンダーを含んでおり、前記車輪が該シリンダー
に直接的に又は他の部材等を介して設けられており、前
記固定用支持脚は前記シリンダーに昇降可能に嵌合さ
れ、前記弾性体は前記シリンダーに設けられ、該シリン
ダーで支持反力をとりつつ前記固定用支持脚にそれを前
記上昇位置へ移動させる力を付与しており、前記固定用
レバーは前記シリンダー及び固定用支持脚にそれぞれ直
接的に又は他の部材等を介して連結され、該シリンダー
との連結部を中心として前記弾性体に抗して前記押し下
げ回動操作でき、前記係合部材のための前記車輪支持部
材上の被係合部は前記シリンダー外壁上に形成されてい
る重量物支持脚。前記弾性体が前記車輪支持部材で支
持反力をとりつつ前記固定用レバーを介して前記固定用
支持脚にそれを前記上昇位置へ移動させる力を付与して
いる重量物支持脚。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1〜図3は1実施形態の重量物
支持脚Aを示す。これらの図において、1は重量物、2
は該重量物1の下側に配された鋼板等よりなる台座であ
って、該台座2は複数のボルト3により重量物1の下部
に固定されている。該台座2には該台座2から垂下する
シリンダー4が溶接等により固定されている。
【0020】前記シリンダー4には固定用支持脚5が昇
降可能に嵌入している。この支持脚5は、図4に示すよ
うに、シリンダー4の中に昇降可能に嵌入したピストン
51を含んでおり、該ピストン51は、下端部に雌ねじ
部を有しており、該雌ねじ部に雄ねじ棒52が螺合して
いて、該雄ねじ棒52を回すことにより、雌ねじ部下方
への雄ねじ棒52の突出量が調節できるようになってい
る。雄ねじ棒52の下端には、小ねじ54にて縦軸線回
りに回転可能に平面視(平面から見て)円形の足部53
が取り付けられている。この足部53は弾性体(ここで
はゴム製のもの)531を含んでおり、これが接床でき
るようになっている。また、ピストン51の下側におい
て雄ねじ棒52にロックナット522を螺合させてあ
る。さらに雄ねじ棒52の下端部にはねじ棒回し具を係
合させる部材521を固定してある。
【0021】シリンダー4内周に周設した上向き段部
と、これに上方から対向すようにピストン51外周に周
設した下向き段部との間にコイルスプリング6が嵌装さ
れ、その上下端がシリンダー4及びピストン5の前記段
部にそれぞれ当接していて、前記ピストン51を、従っ
て固定用支持脚5全体をシリンダー4に対して上方へ付
勢している。
【0022】前記シリンダー4には一対の移動用支持脚
7が取付けられている。すなわち、シリンダー4の下部
外壁には筒体70が外嵌固定されており、この筒体に一
対のブラケット71が突設され、これらブラケット7
1、71には車軸72が横方向に支持され、各ブラケッ
ト71の外側に突き出た車軸72端部に車輪73がそれ
ぞれ回転自在に支持されている。これら筒体、ブラケッ
ト及び車輪が移動用支持脚7を構成している。また、シ
リンダー4及び移動用支持7中の筒体70やブラケット
71は車輪支持部材を構成している。
【0023】シリンダー4及び固定用支持脚5には一対
の固定用レバー8、8が渡し連結されている。各固定用
レバー8は、レバー本体81とこれの端部に軸83にて
回動可能に連結された延長レバー82とで構成されてい
る。そして、図1、図4及び図5等にに示すように、各
延長レバー82には、それが下方へ回動操作されたとき
に前記レバー本体81に係合する爪84が設けられてい
る。爪84がレバー本体81に係合するとき、固定用レ
バー8全体が長く延びた状態となる。
【0024】シリンダー4の上部外壁には、ブラケット
9が2枚並んで突設され、各ブラケット9の上端は台座
2にも接続されている。これらブラケット9、9には第
1連結軸10が横方向に貫通して回転可能に支持され、
各ブラケット9の外側に突き出た第1連結軸10端に、
シリンダー4を挟んで両側に配置された前記固定用レバ
ー8、8のレバー本体81、81がそれぞれ固定されて
いる。また、図4及び図5からよく分かるように、前記
ピストン51の上部には前記第1連結軸10と平行に第
2連結軸11が回動可能に貫通しており、該第2連結軸
11の両端部はシリンダー4の上部に上下方向に長く開
口する長孔41、41に遊嵌し、且つ、それを貫通して
シリンダー4の外部まで導出され、該各端部に前記レバ
ー本体81の中途部が連結されている。そして、前記レ
バー本体81、81に連結された延長レバー82、82
の自由端にはこれらを連結するように鋼板等よりなる固
定用操作部12が固設されている。
【0025】このような構成から、延長レバー82、8
2を開いて(延ばして)固定用操作部12を足踏みすれ
ば、前記第1連結軸10を中心として固定用レバー8、
8の自由端が押し下げ回動操作され、前記第2連結軸1
1を介してピストン51が前記コイルスプリング6の付
勢力に抗して下方へ移動し、前記固定用支持脚5がシリ
ンダー4及びこれに取り付けた移動用支持脚7に対し相
対的に下方へ移動できる。
【0026】前記固定用レバー8、8は係合部材13を
備えている。すなわち、前記シリンダー4と固定用レバ
ー8、8上の固定用操作部12との間において、レバー
本体81、81の間に第3連結軸14が架設され、この
第3連結軸14に前記係合部材13が回動可能に支持さ
れている。該係合部材13の一端部はシリンダー4の外
壁に凹陥形成された被係合部15に係脱できる係合部1
31とされ、他端部に鋼板等により形成された押し下げ
回動操作部132を有している。第3連結軸14にはコ
イルスプリング16が巻回され、その一端が係合部材1
3に、他端がレバー本体81にそれぞれ係止されてい
て、該コイルスプリング16により前記係合部131が
シリンダー4側へ付勢されている。
【0027】このような構成から、図4等に示すよう
に、係合部材13の係合部131は固定用支持脚5の足
部53が車輪73の下方へ突出して下降位置P1をとる
と、シリンダー外壁上の被係合部15に係合する。ま
た、図5に示すように、係合部材13上の押し下げ回動
操作部132を足踏み等して解除操作すれば該係合が解
除されるようになっている。また図4に示すように、前
記固定用レバー8の延長レバー82は、係合部材13が
シリンダー4の被係合部15に係合した状態において、
該係合部材上方へ回動して収納位置をとることができる
ようになっている。
【0028】係合部材13上の押し下げ回動操作部13
2を足踏み等して解除操作すれば、図5に示すように、
係合部材13の被係合部15への係合が解除され、固定
用支持脚5がコイルスプリング6の付勢力を受けてシリ
ンダー4及び車輪73に対し上昇して上昇位置P2をと
ることができる。車輪73及び固定用支持脚5の足部5
3は、固定用支持脚5がこのように上昇位置P2にある
状態で該車輪及び足部をそれらの側面から見たとき、換
言すればそれらを車輪の周面に対する側面乃至横面から
見たとき、足部53が車輪73の輪郭内に位置してい
る。すなわち、車輪73と足部53の相互の位置関係
や、車輪73の外径、足部53の形状、サイズなどがそ
のように設定されている。
【0029】以上説明した重量物支持脚Aによると、こ
れを取り付けた重量物1を固定用支持脚5で床面FLに
設置したり、車輪73で移動させたりできる。図1から
図4に示すように、重量物1に取り付けられた状態にお
いて固定用支持脚5が下降位置P1をとるとき、固定用
支持脚5の足部53が接床した状態となり、この状態で
は、固定用レバー8、8上の係合部材13の係合部13
1がシリンダー4上の被係合部15に係合しており、固
定用支持脚5はシリンダー4内のスプリング6に抗して
該シリンダーに対し押し下げられた下降位置P1(シリ
ンダーから突出した位置)をとっている。この状態で
は、固定用レバー8、8において延長レバー82、82
を上方へ回動させ、係合部材13上方に収納しておくこ
とができる。
【0030】この状態から、必要に応じ固定用レバー
8、8において延長レバー82、82をその爪84、8
4がレバー本体81、81に当接するまで下方へ回動さ
せて開いておき、次いで係合部材13の押し下げ回動操
作部132を足踏み等して押し下げると、係合部材13
が図4中時計方向に回動し、これにより係合部131が
被係合部15との係合から解除され、固定用支持脚5が
スプリング6の付勢力を受けてシリンダー4内を上方へ
移動するとともに、重量物1による荷重下に重量物支持
脚A全体が下降し、車輪73が接床する。この状態では
図5に示すように固定用支持脚5は上昇位置P2をと
り、固定用支持脚5の足部53は床面FLから浮き上が
っている。従って重量物を該車輪を利用して移動させる
ことができるまた、このように車輪73で支持された状
態から、図5に示すように長く開いた状態の固定用レバ
ー8、8上の固定用操作部12を足踏み等して押し下げ
回動操作すれば、固定用支持脚5がシリンダー内スプリ
ング6に抗して該シリンダー4内を下方へ移動して接床
し始め、さらに固定用レバー8、8を押し下げれば、さ
らに突出しようとする固定用支持脚5によりシリンダー
4及び車輪73、さらには重量物1が相対的に持ち上げ
られる。このようにして固定用支持脚5の足部53が車
輪73の下端から下方へ突出して下降位置P1をとる
と、係合部材13の、スプリング16にて付勢された係
合部131がシリンダー4上の被係合部15に自動的に
係合して固定用支持脚5の接床状態が維持される。かく
して固定用支持脚5により重量物1が床面FLの定位置
に設置される。
【0031】そして、固定用レバー8、8においてレバ
ー本体81、81に対して延長レバー82、82を上方
へ回動操作すれば該延長レバー82、82が邪魔になら
ないように内方へ格納される。図5に示すように固定用
支持脚5が上昇位置P2をとってその足部53が床面F
Lから浮き上がり状態におかれるとともに車輪53が接
床した状態においては、車輪73及び足部53をそれら
の側面から見ると足部53が車輪73の外輪郭内に位置
しているから、床面FLに凸部Prがある場合でも、重
量物移動のために車輪53を転動移動させるとき、該足
部53ではなく車輪73が凸部Prに接触し始め、その
上に乗り上がるので、足部53と凸部Prとの衝突を回
避して該凸部を乗り越えさせることができる。また床面
FLに凹部がある場合でも、重量物移動のために車輪7
3を転動移動させるとき、足部53ではなく車輪73が
凹部エッジに接触するので、該凹部を通過させることが
できる。
【0032】次に図6から図8を参照して本発明に係る
重量物支持脚の他の例を説明する。図6から図8に示す
重量物支持脚Bは、重量物1に取付けられる車輪支持部
材7’と、これに軸棒72’で回転自在に支持された車
輪73’と、車輪支持部材7’に昇降可能に設けられた
固定用支持脚5’とを備えている。車輪支持部材7’
は、その上端部に軸受け装置2’を備えており、これに
ボルト3’が立設されている。ボルト3’は該軸受け装
置2’により車輪支持部材7’本体に対しボルト中心軸
線CL周りに回転自在である。ボルト3’を重量物1に
ねじ込み固定することで車輪支持部材7’、ひいては重
量物支持脚B全体が重量物1に接続され、軸受け装置
2’により方向性自在となる。
【0033】なお、さきに説明した重量物支持脚Aにつ
いてもこのように軸受け装置を用いて方向性自在として
もよい。車輪支持部材7’は下方へ向かう一対の車輪支
持部71’を有しており、前記車輪73’はこれらの間
に配置され、軸棒72’にて該車輪支持部に回転自在に
支持されている。
【0034】固定用支持脚5’は車輪支持部材7’の両
外側に一対配置されており、各固定用支持脚5’は対応
する車輪支持部71’における、その下端から外側へ突
設された棚部71a’に昇降可能に設けられている。各
固定用支持脚5’は、上下方向の棒部材51’と、その
下端の平面視(平面から見て)一部切欠円形の足部5
3’とを含んでいる。足部53’は棒部材51’に小ね
じ52’で縦軸線回りに回転可能に取り付けられてい
る。支持脚5’はこの棒部材51’の部分で前記車輪支
持部材7’の車輪支持部71a’に遊嵌、貫通してお
り、これにより支持脚5’全体が車輪支持部材7’に対
し相対的に昇降可能となっている。また、足部53’は
弾性体(ここではゴム製のもの)531’を含んでお
り、これが接床できるようになっている。
【0035】また、車輪支持部材7’の両外側に固定用
レバー8’が一対配置されており、各固定用レバー8’
は対応する車輪支持部71’の上部と前記固定用支持脚
5’の上下方向の棒部材51’の上端二股部分51a’
とに渡し連結されている。すなわち、レバー8’は、片
側端部で車輪支持部71’に第1連結軸10’で回動可
能に連結されているとともに、途中部分が第2連結軸1
1’で固定用支持脚5’の棒部材上端二股部51a’に
回動可能に連結されている。第1連結軸10’は車輪支
持部材7’を貫通しており、両レバー8’に共通の軸棒
となっている。第2連結軸11’は車輪支持部71’側
へ突出しており、該車輪支持部71’に設けた縦方向の
長孔71b’に遊嵌し、それに案内されるようになって
いる。一対の固定用レバー8’の自由端部は固定用操作
部12’で連結されている。
【0036】固定用レバー8’を車輪支持部材7’に連
結する前記連結軸10’には、各車輪支持部71’とレ
バー8’との間の領域で巻きバネ6’が嵌装されてお
り、各巻きバネの一端部61’は車輪支持部71’に当
接支持され、他端部62’はレバー8’に係合してい
る。この巻きバネ6’は、車輪支持部材7’で支持反力
をとりつつレバー8’を、従ってそれに連結された固定
用支持脚5’を車輪支持部材7’及びそれに支持された
車輪73’に対し相対的に上昇させる力を付与する。
【0037】図6に示すようにこの巻きバネ6’の作用
で、固定用支持脚5’は車輪73’に対し上昇した上昇
位置P2’をとることができる。固定用支持脚5’がこ
のように上昇位置2’をとったとき、図6に示すよう
に、固定用支持脚5’の足部53’は車輪73’の側面
から見て、すなわち車輪周面に対する側面側から見て、
車輪73’の外輪郭の内側に位置する。すなわち、車輪
73’と足部53’の相互の位置関係や、車輪73’の
外径、足部53’の形状、サイズなどがそのように設定
されている。
【0038】またこのような構成から、固定用レバー
8’を連結している固定用操作部12’を足踏みするこ
とで、第1連結軸10’を中心として固定用レバー
8’、8’の自由端を押し下げ回動操作して、第2連結
軸11’を介して固定用支持脚5’を前記巻きバネ6’
の付勢力に抗して下方へ移動させ、固定用支持脚5’を
車輪支持部材7’及びこれに取り付けた車輪73’に対
し相対的に下方へ移動させることができる。そして足部
53’が車輪73’下端から下方へ突出した下降位置P
1’をとることができる。
【0039】各固定用レバー8’はそれぞれ係合部材1
3’を備えている。すなわち、車輪支持部材7’と固定
用レバー8’、8’上の固定用操作部12’との間にお
いて、各レバー8’に第3連結軸14’が架設され、こ
の第3連結軸14’に前記係合部材13’が回動可能に
支持されている。両係合部材13’は横棒85’で互い
に接続されている。各係合部材13’の一端部は係合部
131’とされ、これは車輪支持部71’における係合
部材13’側の端面70’に凹陥形成された被係合部1
5’に係脱できる。また、両係合部材に設けられていて
もよいが、ここでは片方の係合部材13’の他端部に押
し下げ回動操作部132’が設けられている。第3連結
軸14’には巻きバネ16’が嵌装され、その一端が係
合部材13’に(より詳しくはそれらを接続している横
棒85’の端部に)、他端がレバー8’にそれぞれ係止
されていて、該巻きバネ16’により係合部131’が
車輪支持部71’の被係合部15’側へ付勢されてい
る。 このような構成から、図7に示すように、係合部
材13’の係合部131’は、固定用支持脚5’の足部
53’が車輪73’の下方へ突出して下降位置P1’を
とると、車輪支持部材7’上の被係合部15’に係合す
る。また、係合部材13’の押し下げ回動操作部13
2’を足踏み等して解除操作すれば該係合が解除される
ようになっている。
【0040】係合部材13’の押し下げ回動操作部13
2’を足踏み等して解除操作すれば、図6に示すよう
に、係合部材13’の被係合部15’への係合が解除さ
れ、固定用支持脚5’が巻きバネ6’の付勢力を受けて
車輪73’に対し上昇して上昇位置P2’をとることが
できる。この重量物支持脚Bは重量物1に前記のように
取り付けて該重量物を固定用支持脚5’で床面FLに設
置したり、車輪73’で移動させたりすることに利用で
きる。
【0041】重量物1に取り付けられた状態において、
固定用支持脚5’が下降位置P1’をとるとき、固定用
支持脚5’の足部53’が接床し、重量物1を床面FL
上の定位置に設置することができる。このように足部5
3’が接床した状態では、固定用レバー8’における係
合部材13’が車輪支持部材7’上の被係合部15’に
係合しており、それにより固定用支持脚5’は巻きバネ
6’に抗して該下降位置を維持できる。
【0042】この状態から、係合部材13’を解除操作
すれば、固定用支持脚5’が巻きバネ6’の付勢力を受
けて車輪支持部材7’(従って車輪73’)に対し上昇
して前記上昇位置P2’をとるとともに、重量物1によ
る荷重下に重量物支持脚B全体が下降し、車輪73’が
接床する。この状態では固定用支持脚の足部53’は床
面FLから浮き上がっている。従って重量物1を車輪7
3’で移動させることができる。
【0043】また、このように車輪73’で支持された
状態から、固定用レバー8’を押し下げ回動操作する
と、固定用支持脚5’が巻きバネ6’に抗して車輪支持
部材7’に対し下降して接床し始め、さらに固定用レバ
ー8’を押し下げれば、さらに突出しようとする固定用
支持脚5’に対し相対的に車輪73’及び重量物1が持
ち上げられ、このようにして固定用支持脚5’の足部5
3’が車輪73’下端よりも下方へ突出すると、係合部
材13’が被係合部15’に係合して固定用支持脚5’
の接床状態が維持される。かくして固定用支持脚5’に
より重量物1が床面FLの定位置に設置される。
【0044】図6に示すように固定用支持脚5’が上昇
位置P2’をとってその足部53’が床面FLから浮き
上がり状態におかれるとともに車輪73’が接床した状
態において、該車輪及び足部をそれらの側面から見たと
き、既述のように、足部53’は車輪73’の輪郭内に
位置しているから、床面FLに図5に例示するような凸
部がある場合でも、重量物移動のために該車輪を転動移
動させるとき、足部53’ではなく車輪73’が該凸部
に接触し始め、その上に乗り上がるので、足部53’と
凸部との衝突を回避して該凸部を乗り越えさせることが
できる。また床面FLに図6に例示するような凹部Dn
がある場合でも、重量物移動のために該車輪を転動移動
させるとき、足部53’ではなく車輪73’が凹部エッ
ジDneに接触するので、該凹部を通過させることがで
きる。
【0045】以上説明したように、重量物支持脚A、B
では、スパナ等のねじ棒回し具を用いることなく固定用
レバー8や8’の押し下げ回動操作及びレバー型の係合
部材13や13’の押し下げ回動操作によりワンタッチ
で固定用支持脚5、5’の足部53、53’を車輪7
3、73’に対し相対的に昇降させることができるか
ら、固定用支持脚5、5’及び車輪73、73’の接床
切り換えを簡単に、且つ、早く行える。
【0046】また、車輪73、73’を接床させたと
き、床面FLに凸部や凹部があるような場合でも、固定
用支持脚5、5’を該凸部や凹部エッジに衝突させるこ
となく移動させることができる。この場合、車輪側面か
ら見て固定用支持脚の足部53、53’が車輪輪郭内に
位置するようにするだけで、換言すれば、足部53や5
3’を車輪の上方まで上昇させるような長い足部動作ス
トロークを採用していないから、全体構造がそれだけコ
ンパクト化されている。
【0047】なお、前記固定用レバー8、8’、係合部
材13’はそれぞれ一対づつ設けられているが、それぞ
れ一つだけ採用する構造としてもよい。車輪についても
その数は前記のものに限定されない。さらに前記のよう
な重量物支持脚に相当する部分を複数個並列配置し、固
定用レバーや係合部材等についてはそれらに共通に設
け、該共通の固定用レバーや係合部材を操作すること
で、かかる部分における車輪と固定用支持脚との接床切
り換えを行える重量物支持脚でもよく、そのようなもの
も本発明に含まれる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、固
定用支持脚及び車輪の接床切り換えをスパナ等のねじ棒
回し具を用いることなく簡単な操作で、且つ、早く行え
るようにした重量物支持脚を提供することができる。さ
らに本発明によれば、車輪を接床させたとき、該床に凸
部や凹部があるような場合でも、固定用支持脚を該凸部
や凹部エッジに衝突させることなく移動させることがで
きるコンパクトな構造の重量物支持脚を提供することが
できる。
【0049】また本発明によれば、固定用支持脚及び車
輪の接床切り換えを足踏み等によるレバーや、レバー型
部材の押し下げ回動操作だけで、労少なく行える重量物
支持脚を提供できる。また、本発明によれば、かかるレ
バーの不使用時には該レバーが邪魔にならないように格
納しておける重量物支持脚を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る重量物支持脚の1例の、固定用支
持脚接床状態における正面図である。
【図2】図1に示す重量物支持脚の、固定用支持脚接床
状態における右側面図である。
【図3】図1に示す重量物支持脚の、固定用支持脚接床
状態における左側面図である。
【図4】図1に示す重量物支持脚の、固定用支持脚接床
状態における断面図である。
【図5】図1に示す重量物支持脚の、車輪接床時におけ
る断面図である。
【図6】本発明に係る重量物支持脚の他の例の、車輪接
床時の正面図である。
【図7】図6に示す重量物支持脚の、固定用支持脚接床
時の正面図である。
【図8】図6に示す重量物支持脚の、車輪接床時の右側
面図ある。
【図9】従来例を示す図である。
【図10】他の従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 重量物 2 台座 3、3’ボルト 4 シリンダー 5、5’ 固定用支持脚 51 ピストン 52 雄ねじ部 51’ 棒部材 53、53’ 足部 54、52’ 小ねじ 6 コイルスプリング 6’巻きバネ 7 移動用支持脚 71 ブラケット 72 車軸 7’ 車輪支持部材 73、73’ 車輪 8、8’ 固定用レバー 81 レバー本体 82 延長レバー 83 横軸 84 爪 9 ブラケット 10、10’ 第1連結軸 11、11’ 第2連結軸 12、12’ 固定用操作部 13、13’ 係合部材 131、131’ 係合部 132、132’ 回動操作部 14、14’ 第3連結軸 15、15’ 被係合部 16、16’ 巻きバネ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量物に取付けられる車輪支持部材と、 前記車輪支持部材に回転自在に支持された車輪と、 前記車輪支持部材に該支持部材及び前記車輪に対し相対
    的に昇降可能に設けられた固定用支持脚であって床面に
    当接するための足部を有し、該足部が前記車輪下端より
    上昇する上昇位置と該足部が前記車輪下端より下方へ突
    出する下降位置との間を昇降できる固定用支持脚と、 前記固定用支持脚を前記上昇位置へ移動させる力を該固
    定用支持脚に付与する弾性体と、 前記車輪支持部材と固定用支持脚とに連結され、前記車
    輪支持部材との連結部を中心として押し下げ回動操作さ
    れることで前記弾性体に抗して前記固定用支持脚を前記
    下降位置へ移動させることができる固定用レバーと、 前記固定用レバーに設けられ、該固定用レバーの前記押
    し下げ回動操作により前記固定用支持脚が前記下降位置
    まで移動したときに前記車輪支持部材上に設けられた被
    係合部に係合し、解除操作されることで該係合が解除さ
    れる係合部材とを備えており、 前記車輪及び前記足部は、前記固定用支持脚が前記上昇
    位置をとったとき、該車輪及び足部を側面側から見た状
    態において該足部が該車輪の輪郭内に入るように設けら
    れていることを特徴とする重量物支持脚。
  2. 【請求項2】前記固定用レバーが、前記車輪支持部材及
    び固定用支持脚に連結されたレバー本体と、該レバー本
    体に回動可能に連設された延長レバーとからなってお
    り、該延長レバーに、それが下方へ回動操作されたとき
    に前記レバー本体から延長する姿勢をとるように前記レ
    バー本体に係合する爪が設けられている請求項1記載の
    重量物支持脚。
  3. 【請求項3】前記係合部材は、前記固定用レバーに回動
    可能に支持されており、一端部が前記車輪支持部材の被
    係合部に係脱できる係合部とされ、他端部が押し下げ回
    動操作部とされ、該係合部が前記車輪支持部材側へ弾性
    体により付勢されている請求項1記載の重量物支持脚。
  4. 【請求項4】前記係合部材は、前記固定用レバーのレバ
    ー本体に回動可能に支持されており、一端部が前記車輪
    支持部材の被係合部に係脱できる係合部とされ、他端部
    が押し下げ回動操作部とされ、該係合部が前記車輪支持
    部材側へ弾性体により付勢されており、前記固定用レバ
    ーの延長レバーは、前記係合部材が前記車輪支持部材の
    被係合部に係合した状態において、該係合部材上方へ回
    動して収納位置をとることができる請求項2記載の重量
    物支持脚。
  5. 【請求項5】前記車輪支持部材は、重量物に取付けられ
    るシリンダーを含んでおり、前記車輪は該シリンダーに
    設けられており、前記固定用支持脚は前記シリンダーに
    昇降可能に嵌合され、前記弾性体は前記シリンダーに設
    けられ、該シリンダーで支持反力をとりつつ前記固定用
    支持脚にそれを前記上昇位置へ移動させる力を付与して
    おり、前記固定用レバーは前記シリンダー及び固定用支
    持脚に連結され、該シリンダーとの連結部を中心として
    前記弾性体に抗して前記押し下げ回動操作でき、前記係
    合部材のための前記車輪支持部材上の被係合部は前記シ
    リンダー外壁上に形成されている請求項1から4のいず
    れかに記載の重量物支持脚。
  6. 【請求項6】前記弾性体は前記車輪支持部材で支持反力
    をとりつつ前記固定用レバーを介して前記固定用支持脚
    にそれを前記上昇位置へ移動させる力を付与している請
    求項1から4のいずれかに記載の重量物支持脚。
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