JPH11191860A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH11191860A
JPH11191860A JP10298687A JP29868798A JPH11191860A JP H11191860 A JPH11191860 A JP H11191860A JP 10298687 A JP10298687 A JP 10298687A JP 29868798 A JP29868798 A JP 29868798A JP H11191860 A JPH11191860 A JP H11191860A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像信号のダイナミックレンジの拡大におい
て、低輝度側でのS/Nの劣化を防止すると共に、違和
感のない滑らかな画像を得る。 【解決手段】 1フィールド分のデジタル信号を記憶す
るフィールドメモリ21と、フィールドメモリ21に記
憶された1フィールド前のR信号と現在のフィールドの
R信号とを切り換えて出力する第1セレクタ22及び第
2セレクタ23と、第1セレクタ22が出力するR信号
に対して画素レートでの出力レベルに対して所定の関数
値を出力する第1LUT25及び第2LUT26と、第
1セレクタ22からの画素レートでの出力と第1LUT
25の出力を乗算する第1乗算器27と、第2セレクタ
23からの画素レートでの出力と第2LUT25の出力
を乗算する第2乗算器28と、第1乗算器27の出力及
び第2乗算器28の出力を加算して出力する加算器29
とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は露光時間等が異なる
複数の画像を和が1の複数の係数で重み付け加算により
ダイナミックレンジ拡大の処理を行う撮像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、テレビカメラ等の撮像装置で
は、その有効撮像輝度域は、撮像手段である例えば固体
撮像素子の光電変換特性により一義的に定まる。つま
り、固体撮像素子の出力レベルの下限はノイズレベルで
限定され、上限は飽和レベルで限定されて使用可能な動
作レンジが定まると共に、固体撮像素子の出力レベル特
性の傾きが一定の値を有しているので、結果として固体
撮像素子の有効撮像輝度域は一義的に定まる。
【0003】そこで、従来、例えば特開昭57−396
73号公報では、2種類の異なる輝度での撮像信号を合
成し、固体撮像素子の撮像信号のダイナミックレンジを
拡大する撮像装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この先
行例の撮像装置おけるダイナミックレンジの拡大におい
ては、単に2種類の撮像信号を加減算しているため、低
輝度側ではS/Nが劣化し、また輝度レベルに対して得
られた合成撮像信号は直線の結合となっていて折れ線状
に変化するので、その結合点部分での固体撮像素子の出
力レベルの変化により、例えば得られるカラー画像にお
いては滑らかな色変化とならず、違和感のある画像にな
るといった問題がある。
【0005】また、特開平6−141229号公報で
は、電荷蓄積時間が異なる2枚以上の画像を信号レベル
に応じて重み付けを行い、さらに圧縮手段によって圧縮
することにより暗い画像から明るい画像まで飽和しない
でノイズの少ない画像を得るようにしている。
【0006】この先行例は、例えばその公報の図4、図
9等に示されているように電荷蓄積時間が異なる複数の
画像における一方の画像が飽和する境界領域付近でのみ
重み付けを変えたものを加算により合成し、さらに周波
数帯域などに応じて圧縮手段により圧縮して所望の入出
力特性の合成画像にしている。
【0007】しかし、この先行例では、例えば2枚の画
像から合成画像を得る場合、電荷蓄積時間が長い第1の
画像が飽和する境界領域付近よりも低い領域側では、第
1の画像のみで合成画像が決定されてしまう特性とな
る。
【0008】この合成画像に対して後段側で圧縮処理を
行うが、すでに加算処理された1枚の合成画像に対して
行うので、上記特性を基本的に変化させることができな
い。このため、例えば動きがある画像の場合には、低輝
度側と高輝度側との輪郭がずれたり、不自然な色変化部
分ができた画像になってしまう。
【0009】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、その目的はダイナミックレンジの
拡大ができ、かつ低輝度側でのS/Nの劣化を防止する
と共に、違和感のない滑らかな画像を得ることのできる
撮像装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、被
写体を第1の露光時間で撮像した第1の撮像信号と、前
記被写体を前記第1の露光時間より短い第2の露光時間
で、前記第1の撮像信号が飽和する光量レベルより高い
値で飽和する第2の撮像信号とを連続的に出力する撮像
手段と、 前記第1及び第2の撮像信号に対してそれぞ
れ飽和するまでの光量レベルの増加に関して単調減少の
第1の重み付けと単調増加の第2の重み付けを、前記第
1及び第2の重み付けの和が1となる条件の下で、行う
第1及び第2の重み付け処理回路と、前記第1及び第2
の重み付け処理回路により前記第1及び第2の撮像信号
に対してそれぞれ前記第1及び第2の重み付けがされた
第1及び第2の画像信号とを加算する加算回路とからな
る画像信号生成手段と、前記加算回路から出力される画
像信号に対し、表示手段に表示可能な映像信号を生成す
る信号処理手段と、を設けることにより、第1の撮像信
号と第2の撮像信号の割合を変更して、画像信号を合成
することで、画像信号のダイナミックレンジの拡大を行
い、かつ低輝度側でのS/Nの劣化を防止すると共に、
違和感のない滑らかな自然な画像を得る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図7は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の撮像装置
の構成を示す構成図、図2は図1のR用Dレンジ拡大回
路の構成を示す構成図、図3(a)は図2の第1LUT
及び第2LUTのメモリマップを示す図、図3(b)は
入力信号により第1LUT及び第2LUTから重み付け
された係数が出力される様子を示す説明図、図4(a)
〜図4(I)は図2のR用Dレンジ拡大回路の各信号の
タイミングを示すタイミングチャート図、図5は図2の
R用Dレンジ拡大回路の作用を説明する説明図、図6は
図1の撮像装置の変形例の構成を示す構成図、図7は変
形例におけるR用Dレンジ拡大回路の構成図である。
【0012】図1に示すように、本実施の形態の撮像装
置1は、被写体を撮像する単板カラー撮像素子であるC
CD2と、基準信号を発生する同期信号発生回路(以
下、SSGと記す)3と、SSG3からの基準信号を入
力しCCD2の駆動信号等を生成するタイミングジェネ
レータ4と、タイミングジェネレータ4からの駆動信号
によりCCD2を駆動するCCDドライバ5と有してい
る。
【0013】また、CCD2からの撮像信号を増幅する
プリアンプ6と、タイミングジェネレータ4からのサン
プリングパルスに基づき相関二重サンプリング(以下C
DSと略記)するCDS回路7と、CDS回路7の出力
をA/D変換するA/D変換器8とを備え、CCD2か
らの出力の画像信号がプリアンプ6で増幅された後にC
DS回路7によってベースバンド帯域に落とされ、A/
D変換器8によりデジタル信号に変換されるようになっ
ている。このA/D変換器8は例えば8ビットのデジタ
ル信号に変換する。
【0014】さらに、撮像装置1は、A/D変換器8で
A/D変換されたデジタル信号をRGBの3つの色信号
に分離する色分離回路9と、色分離回路9により色分離
されたデジタル信号に対してホワイトバランスの調整を
行うホワイトバランス回路10と、ホワイトバランス回
路10によりホワイトバランスの調整がなされたデジタ
ル信号のゲイン調整を行う自動利得制御回路(以下、A
GC回路と記す)11と、AGC回路11によりゲイン
調整されたデジタル信号に対してknee処理及びγ補
正を行うknee&γ回路12と、knee&γ回路1
2によりknee処理及びγ補正されたRGBのデジタ
ル信号それぞれのダイナミックレンジを拡大処理するR
用Dレンジ拡大回路15R、G用Dレンジ拡大回路15
G及びB用Dレンジ拡大回路15Bと、R用Dレンジ拡
大回路15R、G用Dレンジ拡大回路15G及びB用D
レンジ拡大回路15Bによりダイナミックレンジが拡大
されたRGBのデジタル信号に対してエンハンス処理を
行うエンハンス回路16と、エンハンス処理されたデジ
タル信号をD/A変換し75Ωドライバ17を介してモ
ニタ19に出力するD/A変換器18とを備えて構成さ
れる。
【0015】R用Dレンジ拡大回路15Rは、図2に示
すように、knee&γ回路12によりknee処理及
びγ補正されたR信号の1フィールド分のデジタル信号
を記憶するフィールドメモリ21と、フィールドメモリ
21に記憶された1フィールド前のR信号と現在のフィ
ールドのR信号とをタイミングジェネレータ4からのフ
ィールド判別信号により切り換えて出力する第1セレク
タ22及び第2セレクタ23とを備えており、第2セレ
クタ23はインバータ回路24を介することで、第1セ
レクタ22が出力する1フィールド前のR信号あるいは
現在のフィールドのR信号と異なるフィールドのR信号
を出力するようになっている。
【0016】また、R用Dレンジ拡大回路15Rは、第
2セレクタ23が出力するR信号に対して画素レートで
の出力レベルに対して後述する所定の関数値を出力する
第1ルックアップテーブル(以下、第1LUTと略記)
25及び第2LUT26と、第1セレクタ22から画素
レートで出力されるR信号と第1LUT25の出力を乗
算する第1乗算器27と、第2セレクタ23から画素レ
ートで出力されるR信号と第2LUT25の出力を乗算
する第2乗算器28と、第1乗算器27の出力及び第2
乗算器28の出力を加算して前記エンハンス回路16に
出力する加算器29とを備えて構成される。
【0017】なお、G用Dレンジ拡大回路15G及びB
用Dレンジ拡大回路15Bは、R用Dレンジ拡大回路1
5Rと同じ回路構成であるので、それらの構成の説明は
省略する。上述した第1LUT25及び第2LUT26
は、例えば図3(a)に示すようなメモリマップであ
る。
【0018】第1LUT25及び第2LUT26は例え
ば8ビットのアドレス00−FFに単調減少の重み付け
係数f(=cos2)と単調増加の重み付け係数g(=
sin2)とが格納され、これらの重み付け関数データ
f及びgの和は1となるように設定されている。
【0019】ここで、8ビットのアドレス00〜FFは
入力される8ビットのデジタル信号の輝度レベルに対応
して設定されている。より具体的には、CCD2で撮像
された撮像信号が0の場合はA/D変換器8を経てデジ
タル信号となり、この場合には(00)hのアドレスで
第1LUT25及び第2LUT26に入力される。
【0020】図1に示すように実際にはCCD2の出力
信号は途中にAGC回路11等があるので、撮像信号は
増幅され、γ補正されてモニタ19の表示面のダイナミ
ックレンジに対応したレベルに調整される。
【0021】つまり、CCD2の出力信号が0の場合に
は、モニタ19に入力される信号レベルも0であり、C
CD2が飽和した値の場合にはモニタ19で表示される
画像1も飽和値(図5のVuse)となるとうにレベル
調整される。
【0022】また、CCD2の出力信号に対応する撮像
信号が飽和する飽和値(例えば図5のVuse)の場合
にはA/D変換器8等を経て(FF)hのアドレスで第
1LUT25及び第2LUT26に入力される。なお、
例えば(00)hは16進数の表示の00を示す。
【0023】第1LUT25及び第2LUT26に入力
される信号xを規格化して、0〜1の範囲の信号xとし
た場合(つまり、デジタル値(00)hは0、デジタル
値(FF)hは1とする)には、第1LUT25はco
2(px)を出力し、第1LUT25はsin2(p
x)を出力を出力する。
【0024】第1LUT25及び第2LUT26に入力
される信号xによりそのアドレスに対応したデータが読
み出されて出力される。この様子を図3(b)に示す。
【0025】ここで、pは補正係数であり、図5に示す
ように短い露光時間で撮像された場合における撮像信号
が飽和する場合の明るさをys2とした時にその時の重
み付け係数g、つまりsin2(px)が1となる値、
例えばp≒(π・ys2/2)に設定されている。
【0026】次に、このように構成された本実施の形態
の撮像装置1の作用について説明する。SSG3からの
基準信号に基づきタイミングジェネレータ4で生成され
た駆動信号でCCDドライバ5がCCD2を駆動する。
そして、CCD2で撮像された被写体の光電変換信号は
プリアンプ6で増幅された後にCDS回路7によってベ
ースバンド帯域に落とされ、A/D変換器8によりデジ
タル信号に変換される。ここで、タイミングジェネレー
タ4で生成された駆動信号によりCCDドライバ5は、
フィールド単位で異なる時間のシャッタ時間、例えば第
1のシャッタ時間を1/60secとして被写体を撮像
すると共に、第2のシャッタ時間を例えば第1のシャッ
タ時間の1/4(つまり、1/240sec)として高
速の素子シャッタで被写体を撮像するようにCCD2を
駆動する。
【0027】すなわち、Aフィールドの被写体像は上記
の第1のシャッタ時間で撮像され、Bフィールドの被写
体像は上記の第2のシャッタ時間で撮像される。なお、
Bフィールドでは1フィールド期間(1/60sec)
における1/240sec以外の期間で撮像した信号は
高速に掃き捨てる処理を行う。
【0028】そして、後述するように、R用Dレンジ拡
大回路15R、G用Dレンジ拡大回路15G及びB用D
レンジ拡大回路15Bで、この異なるシャッタ時間での
被写体の撮像信号によりダイナミックレンジを拡大す
る。
【0029】その後、色分離回路9によりA/D変換さ
れたデジタル信号をRGBの3つの色信号に分離され、
ホワイトバランス回路10、AGC回路11及びkne
e&γ回路12によりホワイトバランス調整、ゲイン調
整及びknee処理及びγ補正がなされた後、R用Dレ
ンジ拡大回路15R、G用Dレンジ拡大回路15G及び
B用Dレンジ拡大回路15BによりRGBのデジタル信
号それぞれのダイナミックレンジの拡大処理が行われ、
エンハンス回路16でエンハンス処理され、D/A変換
器18によりD/A変換され75Ωドライバ17を介し
てモニタ19に出力される。
【0030】次に、R用Dレンジ拡大回路15R、G用
Dレンジ拡大回路15G及びB用Dレンジ拡大回路15
Bにおけるダイナミックレンジの拡大処理の詳細につい
て、図4のタイミングチャート等を参照し、R用Dレン
ジ拡大回路15Rを例に説明する。
【0031】タイミングジェネレータ4から映像信号の
垂直同期信号VD(図4(a))に同期したフィールド
判別信号(図4(b))がR用Dレンジ拡大回路15R
の第1セレクタ22及びインバータ回路24を介して第
2セレクタ23に出力される。
【0032】また、knee&γ回路12のR出力は、
R用Dレンジ拡大回路15Rのフィードメモリ21(図
4(c))と第1セレクタ22及び第2セレクタ23の
一方の入力端に入力され、フィードメモリ21の出力
(図4(d))が第1セレクタ22及び第2セレクタ2
3の他方の入力端に入力される。
【0033】これにより、フィールド判別信号に基づ
き、第1セレクタ22からは第1のシャッタ時間(1/
60sec)で撮像されたAフィールドの画像のデジタ
ル信号が出力され、第2セレクタ23からは第2のシャ
ッタ時間(1/240sec)で撮像されたBフィール
ドの画像のデジタル信号が出力されることになる。
【0034】そして、第1セレクタ22からのAフィー
ルドの画像のデジタル信号が第1乗算器27に出力され
ると共に、第2セレクタ23からのBフィールドの画像
のデジタル信号が第2乗算器28、第1LUT25(図
4(e))及び第2LUT26(図4(f))に出力さ
れる。
【0035】このとき、第1LUT25及び第2LUT
26には、Bフィールドの画像のデジタル信号の画素レ
ートで入力される信号xに対してcos2(px)及び
sin2(px)をそれぞれ出力する。
【0036】この場合、Aフィールドの画像はBフィー
ルドの例えば4倍の露光時間(撮像時間)で撮像を行う
ので、図5に示すように被写体の明るさyに対して例え
ばx1=yのような特性の撮像信号となり、これに対し
Bフィールドの画像はx2=y/4のような特性の撮像
信号となる。
【0037】そして、Aフィールドの画像の撮像信号x
1は明るさys1で飽和値Vuseとなり、Bフィール
ドの画像の撮像信号x2は明るさys2(=4ys1)
で飽和値Vuseとなる。
【0038】本実施の形態では、Aフィールドの画像に
おけるある明るさyaでの撮像信号x1が例えば図5の
x1aの場合には、Bフィールドの画像における対応す
る撮像信号はx2aとなる。そして、図3(b)に示す
ようにBフィールドの画像に対応する撮像信号x2が第
1LUT25及び第2LUT26に入力されることによ
り、重み付け関数f、gとしてのcos2(px)及び
sin2(px)が出力される。
【0039】これらcos2(px)及びsin2(p
x)はそれぞれ第1乗算器27及び第2乗算器28に出
力され、第1乗算器27では画素レートでAフィールド
の画像のデジタル信号とcos2(px)が乗算され
(図4(g))、また、第2乗算器28では画素レート
でBフィールドの画像のデジタル信号とsin2(p
x)が乗算される(図4(h))。そして、加算器29
にて第1乗算器27の出力と第2乗算器28の出力が加
算される(図4(i))。
【0040】図4においては、簡単化のためにAnフィ
ールドの各画素の出力をAnで、また、Bnフィールドの
各画素の出力をBnで代表させて表示しているが、本実
施の形態でのダイナミックレンジの拡大処理では、上述
したように、画素レートで処理を行っているため、正確
には、Aフィールドの画像のデジタル信号の画素レート
での各出力値をx、Bフィールドの画像のデジタル信号
の画素レートでの各出力値をuとすると、加算器29に
より出力Mが M=xcos2(px)+usin2(px) のように得られることになる。
【0041】なお、G用Dレンジ拡大回路15G及びB
用Dレンジ拡大回路15Bは、R用Dレンジ拡大回路1
5Rと同様に作用するので、その説明を省略する。
【0042】従って、本実施の形態によれば、図5に示
すように、第1のシャッタ時間(1/60sec)で撮
像されたAフィールドの画像のデジタル信号x1及び第
2のシャッタ時間(1/240sec)で撮像されたB
フィールドの画像のデジタル信号x2(=u)に対し
て、R用Dレンジ拡大回路15Rより出力される上記出
力Mは、低輝度域では、cos2(px)による重み付
けによって主に第1のシャッタ時間(1/60sec)
で撮像されたAフィールドの画像のデジタル信号とな
り、高輝度域では逆にsin2(px)による重み付け
によって主に第2のシャッタ時間(1/240sec)
で撮像されたBフィールドの画像のデジタル信号となる
ため、S/Nを低輝度域で劣化させることなくダイナミ
ックレンジを拡大することができる。
【0043】より詳しく説明すると、図5において、2
つの画像を重み付け加算して得られる合成画像に対応す
る出力Mは、例えば明るさが0より大きいが明るさys
1よりはるかに低い領域ではAフィールドの画像の重み
付けfが大きく、これに対しBフィールドの画像の重み
付けgが小さい、つまり、f>g>0であるので、その
合成画像は主にAフィールドの画像にBフィールドの画
像を対応する画像位置に少し混ぜたような合成画像にな
る。
【0044】また、合成画像は、例えば明るさがys1
より大きい領域ではAフィールドの画像は飽和するので
その飽和値に対する重み付けfが小さく、これに対しB
フィールドの画像の重み付けgが大きい、つまり、g>
f>0であるので、その合成画像はBフィールドの画像
にAフィールドの画像の飽和値を少し混ぜて明るさの増
加に対して合成画像の明るさもスムーズに増加する特性
の画像になる。
【0045】つまり、本実施の形態では第1の明るさy
s1で飽和する第1の画像と、第1の明るさys1より
高い第2の明るさys2(図5ではys1の4倍)で飽
和する第2の画像とを第1の画像に対しては単調減少、
第2の画像に対しては単調増加の重み付け係数f、gで
それぞれ重み付けした画像を加算器で加算して1つの合
成画像を得るようにしている。
【0046】この場合、重み付け係数f、gの和を1に
保持して、加算により得られた合成画像の信号レベルが
Dレンジ拡大回路を通した際に大きくなってしまい、モ
ニタ19に表示する際のモニタ19上の画像が飽和して
しまうレベルより大きくなってしまうのを防止してい
る。つまり、和が1より大きいと、Dレンジ拡大回路の
後段側に圧縮回路が必要になるが、本実施の形態ではそ
の圧縮回路を設けることを不用にしている。
【0047】また、図5に示した合成画像に対応する出
力MaはAフィールドの画像における明るさyaでの撮
像信号x1aと、Bフィールドの画像における対応する
撮像信号x2aとをそれぞれ重み付け係数f,gで重み
付けして加算により得られるが、この場合の出力Maの
レベルは2つの信号x1a,x2a間を重み付け係数
f,gの逆数1/f,1/gに比例した分割比で分割し
た値としている。
【0048】また、図5から分かるように出力Mは明る
さを変数とした関数とすると、その導関数は正であり、
かつ単調減少である。つまり、明るさが低い領域ではそ
の勾配を大きくし、明るさが大きくなるに従い連続的に
その勾配を小さくしてダイナミックレンジを広くしてい
る。
【0049】このようにして得られる、合成画像は撮像
信号xに対して係数pを適切に設定することにより、第
2のシャッタ時間で撮像した信号が飽和するまでの広い
明るさの範囲で、連続した滑らかに単調増加する関数に
でき、違和感のない自然な画像を得ることができる。つ
まり、本実施の形態では合成画像Mは2つの画像(一方
の画像の飽和値を含む)を全ての部分で重み付けして加
算して得るようにしているので、最初から1回の撮像動
作で合成画像を得たような広いダイナモックレンジを有
し、かつ被写体の明るさの増加に対して画像の明るさも
スムーズに変化する特性をもった自然で良好な特性の画
像を得ることができる。また、被写体に動きがある場合
にも、低輝度側と高輝度側での輪郭のずれを少なくでき
る。
【0050】また、本実施の形態では2つの画像を重み
付けして加算する場合の重み付け係数f,gの和を1に
設定しているので、加算により得られる画像はBフィー
ルドでその画像が飽和するまでの明るさに対応した広い
ダイナミックレンジを有し、かつDレンジ拡大回路15
R等を通す前後で信号レベルが拡大されてしまうことが
ない。
【0051】これに対し、特開平6−141229号公
報の先行例では2つの画像を一方の画像が飽和する境界
付近での重み付けを変化させて加算しているので、境界
付近から外れた領域では画像合成により信号レベルが数
倍に大きくなってしまい、後段側で圧縮する圧縮回路が
必要になってしまう。
【0052】また、この合成画像に対して圧縮回路によ
り、明るさの増加に対して出力レベルが連続的に変化す
る特性に設定しているが、この場合の圧縮回路の負担が
大きくなる。
【0053】なお、本実施の形態では補正係数pをp≒
(π・ys2/2)としたが、これに限らず、補正係数
pはCCDの特性等に応じて少なくとも上記出力Mが明
るさの増加に対して単調増加関数となるように選択する
ことが可能である。また、出力Mは上記関数、すなわ
ち、 xcos2(px)+usin2(px) に限らず、少なくとも、低輝度領域では低速シャッタ時
間で撮像した信号を主とし、高輝度領域では高速シャッ
タ時間で撮像した信号を主とする関数であればよい。
【0054】なお、図5では簡単化のため、信号x1、
x2は明るさyに対して線形に変化する場合で説明した
が、非線形でない場合にも同様に適用できる。
【0055】なお、本実施の形態では、色分離回路9に
よりRGBに色分離してそれぞれのR信号、G信号、B
信号に対してR用Dレンジ拡大回路15R、G用Dレン
ジ拡大回路15G及びB用Dレンジ拡大回路15Bによ
りダイナミックレンジを拡大するとしたが、これに限ら
ず、色分離回路で輝度信号と色差信号に分離し、輝度信
号と色差信号の両方あるいは輝度信号のみに対してダイ
ナミックレンジを拡大するように構成してもよい。
【0056】また、本実施の形態では、色分離した後に
ダイナミックレンジを拡大する構成となっているが、こ
れに限らず、図6に示すように、R用Dレンジ拡大回路
15R、G用Dレンジ拡大回路15G及びB用Dレンジ
拡大回路15Bの代わりに、A/D変換器8によるA/
D変換した直後にDレンジ拡大回路40を設け、A/D
変換した直後のデジタル信号に対してダイナミックレン
ジを拡大するように構成してもよく、この場合のその他
の構成は本実施の形態と同じである。
【0057】第1の実施の形態では重み付け係数f、g
はBフィールドの画像により決定されていたが、Aフィ
ールドの画像及びBフィールドの画像により決定するこ
ともできる。この場合のR用Dレンジ拡大回路15Rの
構成を図7に示す。
【0058】図2では第2セレクタ23の出力が第1及
び第2LUT25、26に入力されるようになっている
が、図7では第1セレクタ22の出力が第1LUT25
に入力され、第2セレクタ23の出力が第2LUT26
に入力されるようになっている点である。その他は図2
と同様である。
【0059】図7ではAフィールドの画像により第1L
UT25の重み付け係数fが読み出され、Bフィールド
の画像により第2LUT26の重み付け係数gが読み出
される。この変形例の場合にも重み付け係数f、gをf
=cos2(px),g=sin2(px)とすると、p
xは第2の撮像信号x2が0から飽和する場合の明るさ
ys2の範囲で定義される。
【0060】この変形例の場合には、AフィールドとB
フィールドとで撮像される条件が変化すると(例えばA
フィールドとBフィールドとで被写体の明るさが変化し
た場合には、Aフィールドの画像における第1の撮像信
号x1のレベルで読み出される重み付け係数fとBフィ
ールドの画像における対応する第2の撮像信号x2のレ
ベルで読み出される重み付け係数gとの和が1からずれ
る場合もでてくる。つまり、この場合には、重み付け係
数f,gはf+g≒1となる。これに対し、第1の実施
の形態等では一方の画像により2つの重み付け係数f,
gを決定していたので、f+g=1を満たすように設定
できる。
【0061】(第2の実施の形態)第2の実施の形態
は、第1の実施の形態とほとんど同じであるので、異な
る点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は
省略する。本実施の形態のR用Dレンジ拡大回路15R
は、図8(a)に示すように、knee&γ回路12に
よりknee処理及びγ補正されたR信号の1フィール
ド分のデジタル信号を記憶するフィールドメモリ21
と、フィールドメモリ21に記憶された1フィールド前
のR信号と現在のフィールドのR信号とをタイミングジ
ェネレータ4からのフィールド判別信号により切り換え
て出力するセレクタ51と、フィールド判別信号を上位
アドレスビットとして入力し画素レートでの出力レベル
に対して後述する所定の関数値を出力する第1LUT5
2と、フィールド判別信号をインバータ回路53を介し
て上位アドレスビットとして入力し画素レートでの出力
レベルに対して後述する所定の関数値を出力する第2L
UT54とを備え、第1乗算器27はフィールドメモリ
21が出力するR信号に対して画素レートでの出力と第
1LUT52の出力を乗算し、第2乗算器28はkne
e&γ回路12からのR信号に対して画素レートでの出
力と第2LUT52の出力を乗算する。そして、加算器
29が第1乗算器27の出力及び第2乗算器28の出力
を前記エンハンス回路16に出力する。
【0062】セレクタ51は、フィールドメモリ21が
第1のシャッタ時間(1/60sec)で撮像されたA
フィールドの画像を出力しているときはknee&γ回
路12からのBフィールドの画像を選択し、第1LUT
52にはフィールド判別信号が上位アドレスビット
「0」として入力され、第2LUT54にはフィールド
判別信号がインバータ回路43により上位アドレスビッ
ト「1」として入力される。
【0063】また、セレクタ51は、フィールドメモリ
21が第2のシャッタ時間(1/240sec)で撮像
されたBフィールドの画像を出力しているときは、この
Bフィールドの画像を選択し、第1LUT42にはフィ
ールド判別信号が上位アドレスビット「1」として入力
され、第2LUT54にはフィールド判別信号がインバ
ータ回路53により上位アドレスビット「0」として入
力される。
【0064】なお、G用Dレンジ拡大回路15G及びB
用Dレンジ拡大回路15Bは、本実施の形態のR用Dレ
ンジ拡大回路15Rと同じ回路構成であるので、説明は
省略する。
【0065】上述した第1LUT52及び第2LUT5
4は、図8(b)に示すように共通のメモリマップ上に
設けてあり、上位アドレスビットが「0」として入力さ
れると、画素レートでの出力レベルをxとしたときco
2(px)を出力し、上位アドレスビットが「1」と
して入力されと、画素レートでの出力レベルをxとした
ときsin2(px)を出力するようになっている。そ
の他の構成は第1の実施の形態と同じである。
【0066】次に、本実施形態の作用を図9(a)〜9
(i)のタイミングチャートを参照し、説明する。タイ
ミングジェネレータ4から映像信号VD(図9(a))
に同期したフィールド判別信号(図9(b))がR用D
レンジ拡大回路15Rのセレクタ51、第1LUT52
及びインバータ回路24を介して第2LUT54に出力
される。
【0067】また、knee&γ回路12のR出力は、
R用Dレンジ拡大回路15Rのフィードメモリ21(図
9(c))とセレクタ51及び第2乗算器28に入力さ
れ、フィードメモリ21の出力(図9(d))がセレク
タ51及び第1乗算器27に入力される。
【0068】そして、フィードメモリ21にAフィール
ドの画像のデジタル信号が格納されている時、フィール
ド判別信号によりセレクタ41からknee&γ回路1
2の出力であるBフィールドの画像のデジタル信号が第
1LUT52及び第2LUT54に出力され、このとき
は、第1LUT52では上位アドレスビットが「0」と
して入力され画素レートでの出力レベルをxとしたとき
cos2(px)を出力し(図9(e))、第2LUT
54では上位アドレスビットが「1」として入力され画
素レートでの出力レベルをxとしたときsin2(p
x)を出力する(図9(f))。
【0069】そして、第1乗算器27において画素レー
トでAフィールドの画像のデジタル信号とcos2(p
x)が乗算され(図9(g))、また、第2乗算器28
において画素レートでBフィールドの画像のデジタル信
号とsin2(px)が乗算される(図9(h))。
【0070】また、フィードメモリ21にBフィールド
の画像のデジタル信号が格納されている場合、フィール
ド判別信号によりフィードメモリ21からセレクタ41
を経てBフィールドの画像のデジタル信号が第1LUT
52及び第2LUT54に出力され、このときは、第1
LUT52では上位アドレスビットが「1」として入力
され画素レートでの出力レベルをxとしたときsin2
(px)を出力し(図9(e))、第2LUT54では
上位アドレスビットが「0」として入力され画素レート
での出力レベルをxとしたときcos2(px)を出力
する(図9(f))。
【0071】そして、このときは、第1乗算器27にお
いて画素レートでBフィールドの画像のデジタル信号と
sin2(px)が乗算され(図9(g))、また、第
2乗算器28において画素レートでAフィールドの画像
のデジタル信号とcos2(px)が乗算される(図9
(h))。
【0072】そして、加算器29にて第1乗算器27の
出力と第2乗算器28の出力が加算される(図9
(i))。その他の構成は第1の実施の形態と同じであ
る。
【0073】このように本実施の形態においても、第1
の実施の形態と同様な効果を得ることが可能となる。
【0074】以上説明したように第1,第2の実施の形
態及びその変形例の撮像装置によれば、画像信号合成手
段が撮像手段に入射される光量レベルに応じて、第1の
撮像信号と第2の撮像信号の割合を変更して、第1の撮
像信号に基づく第1の画像信号と第2の撮像信号に基づ
く第2の画像信号とを合成するので、撮像信号のダイナ
ミックレンジの拡大において、低輝度側でのS/Nの劣
化を防止すると共に、違和感のない滑らかに入出力特性
が変化する自然な画像を得ることできるという効果があ
る。
【0075】なお、上述した実施の形態では長い露光時
間で撮像した第1の画像に対応する第1の撮像信号と短
い露光時間で撮像した第2の画像に対応する第2の撮像
信号とを第2の撮像信号が飽和するまでの広い明るさ範
囲で2つの重み付け係数f,gで第1の撮像信号と第2
の撮像信号とを重み付けして加算して合成画像に対応す
る合成撮像信号を得るようにしている。
【0076】これに対し、第1の撮像信号が飽和する明
るさ以上の場合には第2の撮像信号の重み付け係数Gに
より例えば図5と同様の特性の出力Mを生成するように
しても良い。
【0077】この場合の構成は例えば第1の実施の形態
と同様の構成であり、図2に示す第1LUT25と第2
LUT26の格納データが異なる。例えば明るさyが0
からys1までは第1の実施の形態と同様であり、この
明るさ範囲での合成画像に対応する出力M1は M1=x1cos2(px)+x2sin2(px) (0≦y<ys1) である。
【0078】また、明るさyがys1以上では出力M2
を M2=x2・G(x2(y)) とする。この場合、出力M2の境界条件を以下のように
設定する。
【0079】M2(ys1)=M1(ys1), dM1/dy = dM2/dy(ここで、y=ys
1) とする(明るさys1での明るさyに対するM1、M2
の導関数を等しくする)。
【0080】このようにして出力M1、M2を明るさy
s1で滑らかに接続する。また、 M2(ys2)=x2(ys2)(=M(ys2)) とし、出力M2に対しては明るさys1とys2間を例
えば図10のようになめらかに接続する特性にする。
【0081】この場合には第1LUT25の係数は、0
からys1までの明るさの範囲では撮像信号x2に対し
てcos2 (px2)の重み付け係数を出力し、ys1
以上の明るさでは係数0を出力する。
【0082】また、第2LUT26は明るさが0からy
s1までの撮像信号x2に対してはsin2 (px2)
の重み付け係数を出力し、ys1以上の明るさでは重み
付け係数を上述の条件を満たす値に設定する。
【0083】この場合に得られる合成画像に対応する出
力M′の明るさyに対する特性を図10に示す。この特
性は基本的には図5と同様となる。但し、上述の構成か
らも分かるように第1の撮像信号が飽和する明るさ以上
の場合には第2の撮像信号の重み付け係数Gで合成画像
が決定される。
【0084】図10に示す例では重み付け係数Gは明る
さyに関して単調減少であり、明るさys1ではG(y
s1)>1で、明るさys2で1、つまりG(ys2)
=1となる。この変形例の場合も第1の実施の形態とほ
ぼ同様の効果を有する。
【0085】なお、上述の説明において、例えば図1で
はKnee&γ補正回路12の後にDレンジ拡大回路1
5R,15G,15Bを配置しているので、Dレンジ拡
大回路15R,15g,15BによりKnee&γ補正
回路12の機能を兼ねるようにすることもできる。
【0086】また、CCD2の出力に対してそのCCD
の出力が飽和する値をモニタ19で表示した画像の飽和
値にまで増幅する増幅器の機能を例えば図6のDレンジ
拡大回路40に持たせることができる。つまり、この場
合には、重み付け係数f、gの和の値を1より大きい所
定の値に設定しても良い。この場合、Dレンジ拡大回路
40の飽和値がモニタ19で表示した画像の飽和値にな
るような所定の値に設定する。
【0087】[付記] 1.被写体を第1の露光時間で撮像した第1の撮像信号
と、前記被写体を前記第1の露光時間より短い第2の露
光時間で、前記第1の撮像信号が飽和する光量レベルよ
り高い値で飽和する第2の撮像信号とを連続的に出力す
る撮像手段と、前記第1及び第2の撮像信号に対してそ
れぞれ飽和するまでの光量レベルの増加に関して単調減
少の第1の重み付けと単調増加の第2の重み付けを、前
記第1及び第2の重み付けの和が1となる条件の下で、
行う第1及び第2の重み付け処理回路と、前記第1及び
第2の重み付け処理回路により前記第1及び第2の撮像
信号に対してそれぞれ前記第1及び第2の重み付けがさ
れた第1及び第2の画像信号とを加算する加算回路とか
らなる画像信号生成手段と、前記加算回路から出力され
る画像信号に対し、表示手段に表示可能な映像信号を生
成する信号処理手段と、を備えた撮像装置。 2.クレーム1の撮像装置であって、前記第1及び第2
の露光時間の少なくとも一方の露光時間を可変設定する
露光時間設定手段を有する。
【0088】3.被写体を第1の露光時間で撮像した第
1の撮像信号と、前記被写体を前記第1の撮像信号が飽
和する場合の光量レベルより高い値で飽和する第2の撮
像信号とを連続的に出力する撮像手段と、前記第1及び
第2の撮像信号に対してそれぞれ飽和するまでの光量レ
ベルの増加に関して単調減少の第1の重み付けと単調増
加の第2の重み付けを、前記第1及び第2の重み付けの
和が1となる条件の下で、行う第1及び第2の重み付け
処理回路と、前記第1及び第2の重み付け処理回路によ
り前記第1及び第2の撮像信号に対してそれぞれ前記第
1及び第2の重み付けがされた第1及び第2の画像信号
とを加算する加算回路とからなる画像信号生成手段と、
前記加算回路から出力される画像信号に対し、表示手段
に表示可能な映像信号を生成する信号処理手段と、を備
えた撮像装置。 4.クレーム3の撮像装置であって、前記撮像手段は前
記第1の露光時間より短い第2の露光時間で撮像するこ
とにより、前記第1の撮像信号が飽和する場合の光量レ
ベルより高い値で飽和する前記第2の撮像信号を出力す
る。
【0089】5.クレーム3の撮像装置であって、前記
撮像手段は第2の撮像信号を生成する第2の露光時間に
おいては、前記被写体から前記撮像窓を通って前記撮像
手段に入射される光量を光量制限手段により制限するこ
とにより前記第1の撮像信号が飽和する場合の光量レベ
ルより高い値で飽和する前記第2の撮像信号を出力す
る。 6.クレーム3の撮像装置であって、前記画像信号合成
手段は、前記第1の撮像信号が飽和する場合の光量レベ
ルより十分低い光量レベル領域では前記第1の重み付け
が前記第2の重み付けより大きく、前記第1の撮像信号
が飽和する光量レベルより大きい光量レベル領域では前
記第2の重み付けが前記第1の重み付けより大きくなる
ように合成する。 7.クレーム3の撮像装置であって、前記光量レベルを
xとして前記第1の重み付けの関数F1(x)は係数を
pとしてCOS2 (px)であり、前記第2の重み付け
の関数F2(x)はSIN2 (px)である。
【0090】8.クレーム7の撮像装置であって、前記
係数pは前記第2の撮像信号が飽和する場合の前記撮像
窓に入射される光量レベルの値をsとした場合にp≒π
/(2s)を満たす。 9.クレーム3の撮像装置であって、前記画像信号合成
手段は前記第1の撮像信号に対する前記第1の重み付け
と前記第2の撮像信号に対する前記第2の重み付けとの
各データを格納した重み付けデータ格納手段を有する。 10.クレーム4の撮像装置であって、前記撮像手段は
前記被写体を前記第1の露光時間中に撮像して前記第1
の撮像信号及び前記第2の撮像信号を生成する。 11.クレーム3の撮像装置であって、前記画像信号合
成手段は光量レベルに対する前記合成画像信号の微分係
数が前記第2の撮像信号が飽和するまでの光量レベルの
増加に対して連続的となる特性の前記合成画像を生成す
る。
【0091】12.クレーム11の撮像装置であって、
前記微分係数は光量レベルに対して単調減少する。 13.被写体を第1の露光時間で撮像した第1の撮像信
号と、前記被写体を前記第1の露光時間より短い第2の
露光時間で、前記第1の撮像信号が飽和する光量レベル
より高い値で飽和する第2の撮像信号とを連続的に出力
する撮像手段と、前記第1及び第2の撮像信号に対して
それぞれ飽和するまでの光量レベルの増加に関して単調
減少の第1の重み付けと単調増加の第2の重み付けを、
前記第1及び第2の重み付けの和が概ね1となる条件の
下で、行う第1及び第2の重み付け処理回路と、前記第
1及び第2の重み付け処理回路により前記第1及び第2
の撮像信号に対してそれぞれ前記第1及び第2の重み付
けがされた第1及び第2の画像信号とを加算する加算回
路とからなる画像信号生成手段と、 前記加算回路から
出力される画像信号に対し、表示手段に表示可能な映像
信号を生成する信号処理手段と、を備えた撮像装置。
【0092】14.被写体を第1の露光時間で撮像した
第1の撮像信号と、前記被写体を前記第1の撮像信号が
飽和する場合の光量レベルより高い値で飽和する第2の
撮像信号とを連続的に出力する撮像手段と、前記第1及
び第2の撮像信号に対してそれぞれ飽和するまでの光量
レベルの増加に関して単調減少の第1の重み付けと単調
増加の第2の重み付けを、前記第1及び第2の重み付け
の和が概ね1となる条件の下で、行う第1及び第2の重
み付け処理回路と、前記第1及び第2の重み付け処理回
路により前記第1及び第2の撮像信号に対してそれぞれ
前記第1及び第2の重み付けがされた第1及び第2の画
像信号とを加算する加算回路とからなる画像信号生成手
段と、 前記加算回路から出力される画像信号に対し、
表示手段に表示可能な映像信号を生成する信号処理手段
と、を備えた撮像装置。
【0093】15.被写体を第1の露光時間で撮像した
第1の撮像信号と、前記被写体を前記第1の撮像信号が
飽和する場合の光量レベルより高い値で飽和する第2の
撮像信号とを連続的に出力する撮像手段と、前記第1及
び第2の撮像信号に対してそれぞれ飽和するまでの光量
レベルの増加に関して単調減少の第1の重み付けと単調
増加の第2の重み付けを、前記第1及び第2の重み付け
の和が一定となる条件の下で、少なくとも第1の撮像信
号が飽和するまでの光量レベルの範囲に対して前記第1
及び第2の撮像信号に対してそれぞれ行う第1及び第2
の重み付け処理回路と、前記第1及び第2の重み付け処
理回路により前記第1及び第2の撮像信号に対してそれ
ぞれ前記第1及び第2の重み付けがされた第1及び第2
の画像信号とを加算する加算回路とからなる画像信号生
成手段と、前記加算回路から出力される画像信号に対
し、表示手段に表示可能な映像信号を生成する信号処理
手段と、を備えた撮像装置。
【0094】16.クレーム15の撮像装置であって、
前記第1の撮像信号が飽和する値より大きい光量レベル
においては前記第1の重み付け処理回路は0の重み付け
係数を出力する。 17.クレーム15の撮像装置であって、前記第1の撮
像信号が飽和する値より大きい光量レベルにおいては前
記第2の重み付け処理回路による前記第2の撮像信号に
対する重み付け係数により実質的に前記画像信号が決定
される。
【0095】(18) 第1の明るさの被写体を撮像す
ると飽和する第1の露光時間制御で撮像された第1の撮
像信号と、第1の明るさより明るい第1の明るさの被写
体を撮像すると飽和する前記第1の露光時間より短い第
2の露光時間制御で撮像された第2の撮像信号とを連続
的に出力する撮像手段と、前記撮像手段に入射される光
量レベルに応じて、前記第1の撮像信号と前記第2の撮
像信号の割合を変更して、前記第1の撮像信号と前記第
2の撮像信号とを合成する画像信号合成手段と、前記画
像信号合成手段により合成された画像信号に基づき、表
示手段に表示可能な映像信号を生成する信号処理手段と
を備えたことを特徴とする撮像装置。
【0096】(19) 第1の明るさの被写体を撮像す
ると飽和する第1の露光時間制御で撮像された第1の撮
像信号と、第1の明るさより明るい第1の明るさの被写
体を撮像すると飽和する前記第1の露光時間より短い第
2の露光時間制御で撮像された第2の撮像信号とを連続
的に出力する撮像手段と、前記撮像手段に入射される光
量レベルに応じて、前記光量レベルが低いときは前記第
2の撮像信号に対して前記第1の撮像信号の比率を高く
し、前記光量レベルが高いときは前記第1の撮像信号に
対して前記第2の撮像信号の比率を高くして、前記第1
の撮像信号と前記第2の撮像信号とを合成する画像信号
合成手段と、前記画像信号合成手段により合成された画
像信号に基づき、表示手段に表示可能な映像信号を生成
する信号処理手段とを備えたことを特徴とする撮像装
置。
【0097】(20) 第1の明るさの被写体を撮像す
ると飽和する第1の露光時間制御で撮像された第1の撮
像信号と、第1の明るさより明るい第1の明るさの被写
体を撮像すると飽和する前記第1の露光時間より短い第
2の露光時間制御で撮像された第2の撮像信号とを連続
的に出力する撮像手段と、前記撮像手段に入射される光
量レベルに応じて、前記光量レベルが高くなるに従い前
記第1の撮像信号の信号レベルを制限する第1の信号レ
ベル変更手段と、前記撮像手段に入射される光量レベル
に応じて、前記光量レベルが低くなるに従い前記第2の
撮像信号の信号レベルを制限する第2の信号レベル変更
手段と、前記第1の信号レベル変更手段から出力される
前記第1の撮像信号と前記第2の信号レベル変更手段か
ら出力される前記第2の撮像信号とを合成する画像信号
合成手段と、前記画像信号合成手段により合成された画
像信号に基づき、表示手段に表示可能な映像信号を生成
する信号処理手段とを備えたことを特徴とする撮像装
置。
【0098】(21) 前記画像信号合成手段は、前記
第1の撮像信号と前記第2の撮像信号とを合成し単調増
加の画像信号を生成することを特徴とする付記18ない
し20に記載の撮像装置。 (22) 2つの異なる露光時間で撮像した画像信号
x、u(a≦x≦b:xが飽和しない範囲、x≧u)に
ついて、 f(t)+g(t)=1、t=h(x) かつ d{f(t)+g(t)}/dt ≧0 を満たす関数f、g、hを用いて、M=xf(t)+u
g(t)とした区間(a≦x≦b)で微分可能な合成関
数Mにより画素レートで画像を合成することを特徴とす
る撮像信号のダイナミックレンジの拡大方法。 (23) 前記f(t)、g(t)及びh(t)が f(t)=cos2(t)、g(t)=sin2(t)、
t=px であることを特徴とする付記22に記載の撮像信号のダ
イナミックレンジの拡大方法。
【0099】(24) 第1の明るさの被写体を撮像す
ると飽和する第1の露光時間制御で撮像された第1の撮
像信号と、第1の明るさより明るい第1の明るさの被写
体を撮像すると飽和する前記第1の露光時間より短い第
2の露光時間制御で撮像された第2の撮像信号とを連続
的に出力する撮像手段を有する撮像装置における撮像信
号のダイナミックレンジの拡大方法において、前記撮像
手段に入射される光量レベルに応じて、前記第1の撮像
信号と前記第2の撮像信号の割合を変更して、前記第1
の撮像信号と前記第2の撮像信号とを合成する第1の行
程と、前記画像信号合成手段により合成された画像信号
に基づき、表示手段に表示可能な映像信号を生成する第
2の行程とを備えたことを特徴とする撮像信号のダイナ
ミックレンジの拡大方法。
【0100】(25) 第1の明るさの被写体を撮像す
ると飽和する第1の露光時間制御で撮像された第1の撮
像信号と、第1の明るさより明るい第1の明るさの被写
体を撮像すると飽和する前記第1の露光時間より短い第
2の露光時間制御で撮像された第2の撮像信号とを連続
的に出力する撮像手段を有する撮像装置における撮像信
号のダイナミックレンジの拡大方法において、前記撮像
手段に入射される光量レベルに応じて、前記光量レベル
が低いときは前記第2の撮像信号に対して前記第1の撮
像信号の比率を高くし、前記光量レベルが高いときは前
記第1の撮像信号に対して前記第2の撮像信号の比率を
高くして、前記第1の撮像信号と前記第2の撮像信号と
を合成する第1の行程と、前記画像信号合成手段により
合成された画像信号に基づき、表示手段に表示可能な映
像信号を生成する第2の行程とを備えたことを特徴とす
る撮像信号のダイナミックレンジの拡大方法。
【0101】(26) 第1の明るさの被写体を撮像す
ると飽和する第1の露光時間制御で撮像された第1の撮
像信号と、第1の明るさより明るい第1の明るさの被写
体を撮像すると飽和する前記第1の露光時間より短い第
2の露光時間制御で撮像された第2の撮像信号とを連続
的に出力する撮像手段を有する撮像装置における撮像信
号のダイナミックレンジの拡大方法において、前記撮像
手段に入射される光量レベルに応じて、前記光量レベル
が高くなるに従い前記第1の撮像信号の信号レベルを制
限する第1の行程と、前記撮像手段に入射される光量レ
ベルに応じて、前記光量レベルが低くなるに従い前記第
2の撮像信号の信号レベルを制限する第2の行程と、前
記第1の行程からの前記第1の撮像信号と前記第2の行
程からの前記第2の撮像信号とを合成する第3の行程
と、前記画像信号合成手段により合成された画像信号に
基づき、表示手段に表示可能な映像信号を生成する第4
の行程とを備えたことを特徴とする撮像信号のダイナミ
ックレンジの拡大方法。
【0102】(27) 第1の露光時間で被写体を撮像
すると飽和する第1の露光時間制御で撮像された第1の
撮像信号と、第1の露光時間より短い露光時間で被写体
を撮像すると飽和する第2の露光時間制御で撮像された
第2の撮像信号とを連続的に出力する撮像手段と、第1
の撮像信号の各画素毎の出力レベルに応じて、前記第1
の撮像信号と前記第2の撮像信号の割合を変更して、前
記第1の撮像信号と前記第2の撮像信号とを合成する画
像信号合成手段と、前記画像信号合成手段により合成さ
れた画像信号に基づき、表示手段に表示可能な映像信号
を生成する信号処理手段とを備えたことを特徴とする撮
像装置。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
写体を第1の露光時間で撮像した第1の撮像信号と、前
記被写体を前記第1の露光時間より短い第2の露光時間
で、前記第1の撮像信号が飽和する光量レベルより高い
値で飽和する第2の撮像信号とを連続的に出力する撮像
手段と、 前記第1及び第2の撮像信号に対してそれぞ
れ飽和するまでの光量レベルの増加に関して単調減少の
第1の重み付けと単調増加の第2の重み付けを、前記第
1及び第2の重み付けの和が1となる条件の下で、行う
第1及び第2の重み付け処理回路と、前記第1及び第2
の重み付け処理回路により前記第1及び第2の撮像信号
に対してそれぞれ前記第1及び第2の重み付けがされた
第1及び第2の画像信号とを加算する加算回路とからな
る画像信号生成手段と、前記加算回路から出力される画
像信号に対し、表示手段に表示可能な映像信号を生成す
る信号処理手段と、を設けることにより、第1の撮像信
号と第2の撮像信号の割合を変更して、画像信号を合成
することで、画像信号のダイナミックレンジの拡大を行
い、かつ低輝度側でのS/Nの劣化を防止すると共に、
違和感のない滑らかな自然な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の撮像装置の構成を
示す構成図。
【図2】図1のR用Dレンジ拡大回路の構成を示す構成
図。
【図3】図3(a)は図2の第1LUT及び第2LUT
のメモリマップを示し、図3(b)は入力信号により第
1LUT及び第2LUTから重み付けされた係数が出力
される様子を示す説明図。
【図4】図2のR用Dレンジ拡大回路の各信号のタイミ
ングを示すタイミングチャート図。
【図5】図2のR用Dレンジ拡大回路の作用を説明する
説明図。
【図6】図1の撮像装置の変形例の構成を示す構成図。
【図7】変形例におけるR用Dレンジ拡大回路の構成
図。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるR用Dレン
ジ拡大回路の構成を示す構成図と、第1LUT及び第2
LUTのメモリマップを示す図。
【図9】図8(a)のR用Dレンジ拡大回路の各信号の
タイミングを示すタイミングチャート図。
【図10】変形例における得られる合成画像に対応する
出力の明るさに関する特性を示す図。
【符号の説明】
1…撮像装置 2…CCD 3…SSG 4…タイミングジェネレータ 5…CCDドライバ 6…プリアンプ 7…CDS回路 8…A/D変換器 9…色分離回路 10…ホワイトバランス回路 11…AGC回路 12…knee&γ回路 15R…R用Dレンジ拡大回路 15G…G用Dレンジ拡大回路 15B…B用Dレンジ拡大回路 16…エンハンス回路 17…75Ωドライバ 18…D/A変換器 19…モニタ 21…フィールドメモリ 22…第1セレクタ 23…第2セレクタ 24…インバータ回路 25…第1LUT 26…第2LUT 27…第1乗算器 28…第2乗算器 29…加算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を第1の露光時間で撮像した第1
    の撮像信号と、 前記被写体を前記第1の露光時間より短い第2の露光時
    間で、前記第1の撮像信号が飽和する光量レベルより高
    い値で飽和する第2の撮像信号とを連続的に出力する撮
    像手段と、 前記第1及び第2の撮像信号に対してそれぞれ飽和する
    までの光量レベルの増加に関して単調減少の第1の重み
    付けと単調増加の第2の重み付けを、前記第1及び第2
    の重み付けの和が1となる条件の下で、行う第1及び第
    2の重み付け処理回路と、前記第1及び第2の重み付け
    処理回路により前記第1及び第2の撮像信号に対してそ
    れぞれ前記第1及び第2の重み付けがされた第1及び第
    2の画像信号とを加算する加算回路とからなる画像信号
    生成手段と、 前記加算回路から出力される画像信号に対し、表示手段
    に表示可能な映像信号を生成する信号処理手段と、 を備えた撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001309204A (ja) * 2000-04-20 2001-11-02 Synthesis Corp 画像処理方法
WO2004071077A1 (ja) * 2003-02-05 2004-08-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 画像処理装置、画像処理プログラムおよび当該プログラムを記録した記録媒体
JP2008301332A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Keyence Corp 拡大観察装置、拡大画像撮影方法、拡大画像撮影プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体
JP2011029695A (ja) * 2009-07-21 2011-02-10 Nikon Corp 画像処理装置、画像処理プログラム

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