JPH11191636A - 光半導体素子及びその製造方法 - Google Patents

光半導体素子及びその製造方法

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JPH11191636A
JPH11191636A JP36042797A JP36042797A JPH11191636A JP H11191636 A JPH11191636 A JP H11191636A JP 36042797 A JP36042797 A JP 36042797A JP 36042797 A JP36042797 A JP 36042797A JP H11191636 A JPH11191636 A JP H11191636A
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optical semiconductor
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博文 庄野
Tatsunori Toyoda
達憲 豊田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】透光性基板上に窒化物半導体を有する高光利用
効率の光半導体素子及びこれを量産性よく形成できる製
造方法を提供するものである。 【解決手段】透光性基板101が第1の主面151及び
第1の主面と対向する第2の主面152を有し第1の主
面151上に窒化物半導体102が積層された光半導体
素子110である。特に、第2の主面152の少なくと
も一部がレンズ効果を有する曲面形状104となってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、短波長LED、短
波長LD(Laser Diode)、光センサーや太陽電池など
に利用される光半導体素子に係わり、特に透光性基板上
に窒化物半導体を有する高光利用効率の光半導体素子及
びこれを量産性よく形成できる製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】窒化物半導体(InXGaYAl1-X-YN、
0≦X、0≦Y、X+Y≦1)は半導体のバンドギャッ
プが狭いものから広いものまで種々形成することができ
る。そのため青色や紫外域から橙色に発光波長があるL
EDやLD(Laser Diode)として有望視されている。
また、高温でも駆動可能な窒化物半導体の特性を活かし
た光センサーや起電力が高い太陽電池が光半導体素子と
して挙げられる。
【0003】このような窒化物半導体を利用した半導体
素子は単結晶を量産性よく形成させることが難しいた
め、通常屈折率が約1.8と高く臨界屈折角も小さいサ
ファイアやスピネル基板上にMOCVD法などを利用し
て窒化物半導体を積層せざるを得ない。
【0004】サファイアやスピネルなどに積層される窒
化物半導体はヘテロエピ構造である。窒化物半導体はサ
ファイア基板などとは格子定数不整が大きく熱膨張率も
異なる。サファイア基板は六方晶系という結晶構造を有
しており、その性質上へき開性を有していない。さら
に、サファイア、窒化物半導体ともモース硬度がほぼ9
と非常に硬い物質である。そのため、GaAsやGaP
など他の半導体とは異なり基板や半導体層そのものが硬
い。また、ヘテロエピ構造であるため容易に種々の形状
に形成させることもできない。さらに基板自体が絶縁性
を持つ場合、半導体層側の制約が多い。
【0005】このような光半導体素子の一例としてLE
Dチップの製造方法を図6(A)〜(D)を用いて示
す。図6(A)にはサファイア基板601上にAlNな
どを低温で形成させたバッファー層、n型コンタクト層
として働くGaN、活性層として働くInGaN、p型
クラッド層として働くGaAlN、p型コンタクト層と
して働くGaNが積層された窒化物半導体602及びp
型及びn型半導体をエッチングなどにより露出させた後
により形成された電極620、621を有する構成とし
てある半導体ウエハーを形成する(図6(A))。次
に、半導体ウエハーをLEDチップとしての大きさに分
割する溝603をダイサーにより形成する(図6
(B))。溝603の底面にスクライブライン604を
入れる(図6(C))。スクライブライン604に沿っ
て、ローラー等によって圧力を加え半導体ウエハーの分
離を行い光半導体素子610を製造する(図6
(D))。こうして形成された光半導体素子610の各
電極に電力を供給することにより比較的短波長の可視光
や紫外域が発光可能なLEDチップを形成することがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、より発
光効率の高い発光素子、変換効率の高い或いは感度の高
い受光素子などの光半導体素子が求められる現在におい
ては上記構成の光半導体素子では十分ではなく、より特
性の優れた光半導体素子の開発が求められている。した
がって、本発明は量産性よく光利用効率の高い光半導体
素子を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、透光性基板1
01が第1の主面151及び第1の主面と対向する第2
の主面152を有し第1の主面151上に窒化物半導体
102が積層された光半導体素子110である。特に、
第2の主面152の少なくとも一部がレンズ効果を有す
る曲面形状104となっている。
【0008】本発明の請求項2に記載の光半導体素子
は、窒化物半導体102が透光性基板101上にn型半
導体、p型半導体で積層されていると共に少なくとも発
光波長又は受光波長に対して非透過性若しくは透過率が
低いp型半導体と接するp型電極120を有する。
【0009】本発明の請求項3に記載の光半導体素子
は、透光性基板301が第1の主面351及び第1の主
面と対向する第2の主面352を有し第1の主面351
上に窒化物半導体302が積層された光半導体素子31
0である。特に、透光性基板301の第2の主面352
が曲面形状304を有すると共に曲面形状304上に、
少なくとも窒化物半導体302の発光波長若しくは受光
波長を反射する反射膜309が形成されている。
【0010】本発明の請求項4に記載された光半導体素
子の製造方法は、透光性基板101上に窒化物半導体1
02が積層された半導体ウエハー100を分割して形成
する光半導体素子110の製造方法である。特に、窒化
物半導体102積層面側と対向する透光性基板の裏面側
から前記窒化物半導体102に達しない溝部103を形
成する工程と、溝部103の形成後に透光性基板101
の裏面側を研磨することで曲面形状104を形成する工
程と、溝部103に沿って半導体ウエハー100を分離
する工程とを有する製造方法である。
【0011】本発明の請求項5に記載された光半導体素
子の製造方法は、溝部103の形成にレーザー照射を利
用するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明者は種々の実験の結果、窒
化物半導体が積層された透光性基板を特定形状とするこ
とにより光利用効率の高い光半導体素子を形成できるこ
とを見出し本発明を成すに到った。また、光半導体素子
形成時に研磨工程を追加するだけで比較的簡単に量産性
よく上述の特定形状をもった光半導体素子を形成できる
ことをも見出したものである。
【0013】本発明は窒化物半導体形成時に使用する透
光性基板を曲面形状に加工することにより、光半導体素
子内部に閉じこめられていた光を外部に効率よく放出さ
せ光利用効率を向上させたものである。また、窒化物半
導体ウエハー分割時に形成する溝部を利用することによ
り上述の曲面形状を制御性よく形成できることにより量
産性の高い窒化物半導体素子を形成できるものである。
【0014】即ち、図6(D)のような光半導体素子6
10である発光素子の形状では、窒化物半導体層で発光
した発光波長の一部は基板裏面側にも向かう。これらの
光は基板形状が略直方体形状になっていることもあり、
基板内で臨界角反射をおこして窒化物半導体素子の外部
に光が出ていかない。外部に放出されたとしても基板内
で吸収損失を生じるものもある。同様に、受光素子では
外部からの光が全反射等され窒化物半導体層に効率よく
吸収できていないと考えられる。
【0015】本発明は図2の如く、光半導体素子の基板
裏面側を曲面形状204としてレンズ効果を持たすこと
により半導体層202で発光して裏面に向かった光の臨
界角反射を防ぎ効率よく光を取り出す。或いは、裏面側
から入射しようとする受光波長の臨界角反射を防ぎ効率
よく集光して取り込むことを可能とする。即ち、臨界角
屈折率を透光性基板201の形状を変えることにより大
きくさせ光利用効率を向上させたものである。
【0016】また、本発明は図1の如く半導体ウエハー
100から光半導体素子110の分割時に使用する溝部
103を利用することにより量産性よく上述の光半導体
素子110を形成することができるものである。即ち、
半導体ウエハー100分割時に使用する透光性基板10
1に設けられた溝部103を研磨することにより所望の
曲面形状104をも制御性良く形成させることができる
と共に量産性をも向上しうるものである。以下本発明の
構成例を示す。
【0017】発光素子として具体的には、裏面側が研磨
により凹レンズ形状となったサファイア基板の表面上に
GaNのバッファー層を形成させる。バッファー層上に
n型GaNからなるコンタクト層、アンドープInGa
Nからなる発光層、p型AlGaNからなるクラッド
層、p型GaNからなるコンタクト層を積層させること
により光拡散性があり光利用効率の高い発光ダイオード
を形成させることができる。
【0018】同様に、受光素子として具体的には、裏面
側が研磨により凸レンズ形状のスピネル基板の表面上に
GaNのバッファー層を形成させる。バッファー層上の
n型GaNに一対の対向電極を形成させることにより光
感度の高い光センサーを形成させることもできる。以
下、本発明の構成について詳述する。
【0019】(光半導体素子110、210、310、
410、510)本発明の光半導体素子とは透光性基板
101上に窒化物半導体(InXGaYAl1-X-YN、0
≦X、0≦Y、X+Y≦1)102が形成されたもので
あり光電変換素子として機能する。窒化物半導体102
は、透光性基板上にMOCVD法やHVPE法を利用し
て形成させることができる。透光性基板上には低温で形
成させたGaN、AlN、GaAlNなどのバッファー
層を利用することによりその上に形成させる窒化物半導
体の結晶性をより向上させることができる。窒化物半導
体はそのままで形成させるとn型伝導性を持つ半導体を
形成することができる。所望の抵抗率などを持ったn型
半導体などとさせるためには、Si、Ge、C、Tiな
どのn型不純物をドープさせることにより形成させるこ
とができる。
【0020】他方、窒化物半導体はp型不純物としてM
g、Zn、Be、Ca、Sr及びBaをドープしただけ
ではp型化し難い。低抵抗なp型半導体とするためには
p型不純物をドープした後、400℃以上の温度でアニ
ールさせる或いは電子線照射させることによりp型化さ
せることができる。窒化物半導体を所望によりp型、i
型及びn型に複数積層させショットキー接合、MIS接
合、PIN接合、pn接合などとすることにより発光素
子や受光素子として形成させることができる。
【0021】このような窒化物半導体を形成させる基板
としては、炭化珪素、窒化ガリウム、酸化亜鉛、サファ
イアやスピネルなどが挙げられるが量産性、その後に形
成させる窒化物半導体の結晶性を考慮して透光性絶縁基
板であるサファイアやスピネルが好ましい。
【0022】光半導体素子110は窒化物半導体ウエハ
ー100の透光性基板101に溝部103を形成させた
後、レーザーやスクライバーなどによりブレイク・ライ
ン105を形成し外力により分割することで形成するこ
とができる。したがって、溝部103の形成はレンズ効
果を有する透光性基板裏面側152の曲面形状を形成し
た後でもよいし、溝部103を利用して形成することも
できる。
【0023】溝部103を利用して曲面形状104を形
成させる場合は量産性よく簡単に本発明の光半導体素子
110を形成させることができる。
【0024】透光性基板裏面152側のレンズ効果を有
する曲面104とは、透光性基板101の端部のみ湾曲
し基板側から観測して縁なしの正方形や長方形を形成す
るものでも良いし、レンズ効果が顕著な円形、楕円形な
どでもよい。また、レンズ効果を奏するものも凸レンズ
形状や凹レンズ形状など種々選択することができる。
【0025】光半導体素子110の透光性基板がレンズ
効果を有する場合、特に光半導体素子110の電極12
0を光の反射などに有効利用することができる。そのた
め、光半導体素子の電極材料には、金、アルミニウム、
白金や種々の合金、ITOなどの金属酸化物を種々選択
することができる。金属で形成させた場合、その膜厚を
調整させることにより透過率が低く反射性が高い反射膜
120や透過率の高い透明電極320としても利用する
ことができる。
【0026】光半導体素子310、410の曲面形状3
04の上に形成される反射膜309、409としては、
窒化物半導体302が発光する或いは受光する光を効率
よく反射するものであればよく、金、銀、銅、アルミニ
ウム等の金属の他、合金や誘電体多層膜で形成させるこ
ともできる。
【0027】(窒化物半導体ウエハーに形成された溝部
103、303、503、513)半導体積層面側15
1と対向する透光性基板側裏面152から半導体層10
2に達しない溝部103は、研磨により透光性基板10
1の裏面に曲面104を形成させることに利用される。
溝部103の少なくとも一部は後に窒化物半導体ウエハ
ー100から窒化物半導体素子110に分割させるため
に好適に利用することができる。
【0028】本発明において透光性基板101に設けら
れた溝部103は曲面形状104を形成させるためにも
利用することができる。特に、曲面形状104は設けら
れる溝部103の間隔や溝部の深さにより制御すること
ができる。
【0029】具体的には、裏面を同じように研磨させて
も溝部以外の部分(凸部)の大きさが一定で溝部の幅を
変化させる或いは溝部の幅が一定で溝部以外の部分(凸
部)の大きさを変化させることにより研磨速度が異な
る。溝部以外の部分(凸部)の幅が一定で溝部の間隔を
広くさせれば広くなるほど研磨速度が速くなる傾向にあ
る。また、溝部の幅が狭い(凸部占有率が高い)ほど凸
部の研磨能率は低下するが選択性は優れる。同様に溝の
幅が一定で溝部以外の部分(凸部)の大きさが小さくな
ればなるほど研磨速度が速くなる傾向にある。
【0030】これらはポリシングによる研磨圧力分布に
より差が生じると考えられるため溝部の幅、間隔や深さ
によって透光性基板の曲面を所望に形成させることがで
きる。溝部の大きさや深さなどと研磨により透光性基板
の曲面を所望の曲面形状に形成させることができる。透
光性基板の曲面形状としては凸レンズ形状、凹レンズ形
状が挙げられる。また、発光観測面側から視て真円形状
や楕円形上など種々の曲面を構成することができる。
【0031】ダイサーにより溝部を形成させる場合は、
溝部の幅が15から35μmが好ましく、より好ましく
は20から25μmである。15μmより溝の幅が狭く
なるとダイサーの刃先のぶれが大きく均一に形成し難い
傾向にある。また、溝部の幅が大きければ大きいほど半
導体ウエハーから分割できる窒化物半導体素子の数が少
なくなり量産性が悪くなる。また、半導体ウエハーの分
離に利用される溝部の深さは、半導体ウエハーを端面が
平滑に分割させるために20μm以上が好ましい。特
に、溝部はその底面と半導体積層面側の表面との間隔が
30から100μmの範囲内でほぼ均一であることが好
ましい。
【0032】溝部の幅をより小さくかつ深く形成させる
ためにはレーザー加工機によりサファイア基板やスピネ
ル基板に溝部を形成させることができる。このようなレ
ーザー加工機としては、YAGレーザー、エキシマレー
ザーやCO2レーザーが好適に用いることができる。特
に、YAGレーザーは熱の変質が少なく溝部を形成する
ことができる。また、CO2レーザーは出力を向上させ
ることができるためより大きなかつ、より深い溝部の形
成に優れる。レーザー加工機によって照射されるレーザ
ー照射面の形状はフィルターを通すことなどにより真円
状、楕円状や矩形状など所望の形状に調節させることも
できる。
【0033】レーザー加工機により溝部を形成させる場
合はレーザー照射装置自体を移動させても良いし照射さ
れるレーザーのみミラーなどで走査して溝部を形成させ
ることもできる。さらには、半導体ウエハーを保持する
ステージを水平方向に種々駆動させることにより所望の
深さの溝部を縦横所望に形成させることができる。
【0034】(研磨)断面形状が矩形形状を示す基板を
研磨した場合、矩形形状のエッジ部分の研磨が特に進行
し角が落ちたような形状になる。半導体ウエハー100
の基板裏面側152から半導体層102に達しない溝部
103を形成し、その後半導体ウエハーの裏面側152
を研磨することにより溝部103以外の透光性基板裏面
部分に曲面形状104が形成される。
【0035】透光性基板101の研磨は半導体ウエハー
100に一定の加圧をかけスラリを用いて行うことがで
きる。研磨に用いられるスラリには種々のものが挙げら
れるがシリカやダイヤモンドなどが好適に挙げられる。
溝部を半導体ウエハーの分割に利用する場合、上述の如
き溝部の幅や深さに制限があるため透光性基板の曲面を
形成させるためには、砥粒の平均粒径を6μm以下のも
のを用いることが好ましく平均粒径3μmがより好まし
い。以下、本発明の具体的実施例について詳述するが本
実施例のみに限定されるものでないことは言うまでもな
い。
【0036】
【実施例】(実施例1)厚さ200μmであり洗浄され
たサファイアを透光性基板101としMOCVD法を用
いて窒化物半導体102を積層させ窒化物半導体ウエハ
ー100を形成させた。窒化物半導体は基板を分割した
後に光半導体素子110である発光素子として働くよう
多層膜として成膜させた。まず、510℃において原料
ガスとしてNH3(アンモニア)ガス、TMG(トリメ
チルガリウム)ガス及びキャリアガスである水素ガスを
流すことにより厚さ約200オングストロームのバッフ
ァー層として働くGaNを形成させた。
【0037】次に、TMGガスの流入を止めた後、反応
装置の温度を1150℃に挙げ再びNH3(アンモニ
ア)ガス、TMGガス、ドーパントガスとしてSiH4
(シラン)ガス、キャリアガスとして水素ガスを流すこ
とによりn型コンタクト層として働く厚さ約4μmのG
aN層を形成させた。
【0038】活性層は、一旦、キャリアガスのみとさせ
反応装置の温度を800℃に保持し後、原料ガスとして
NH3(アンモニア)ガス、TMGガス、TMI(トリ
メチルインジウム)及びキャリアガスとして水素ガスを
流すことにより厚さ約3nmのアンドープInGaN層
を堆積させた。
【0039】活性層上にクラッド層を形成させるため原
料ガスの流入を停止し反応装置の温度を1050℃に保
持した後、原料ガスとしてNH3(アンモニア)ガス、
TMA(トリメチルアルミニウム)ガス、TMGガス、
ドーパントガスとしてCp2Mg(シクロペンタジエル
マグシウム)ガス及びキャリアガスとして、水素ガスを
流しp型クラッド層として厚さ約0.1μmのGaAl
N層を形成させた。
【0040】最後に、反応装置の温度を1050℃に維
持し原料ガスとしてNH3(アンモニア)ガス、TMG
ガス、ドーパントガスとしてCp2Mgガス及びキャリ
アガスとして水素ガスを流しp型コンタクト層として厚
さ約0.5μmのGaN層を形成させた(なお、p型窒
化物半導体層は400℃以上でアニール処理してあ
る。)。
【0041】半導体ウエハー100に、RIE(Reacti
ve Ion Etching)によって窒化物半導体表面側151か
ら溝部103が形成されるサファイア基板101との境
界面が露出するまでエッチング面130を形成させ複数
の島状窒化物半導体層102が形成された半導体ウエハ
ー100を用いる。なお、エッチング時にpn各半導体
が露出するようマスクを形成させエッチング後除去させ
てある。また、pn各半導体層には、p型電極120、
n型電極121として金属電極がスパッタリング法によ
り形成されている。サファイア基板側152から光を取
り出すため、半導体上に設けた電極を発光波長に対して
非透過性若しくは透過率が低くなるような厚さとさせて
ある(図1(A))。
【0042】形成された窒化物半導体ウエハー100の
サファイア基板101を100μmまで研磨した後、半
導体ウエハー100のサファイア基板101裏面側15
2が上になるように水平方向に自由駆動可能なテーブル
上に真空チャックを用いて固定させた(不示図)。
【0043】ブレード回転数30,000rpm、切断
速度3mm/secでステージを移動させることにより
サファイア基板101の底面に幅約25μm、深さ約2
0μmの溝をほぼ均一に縦横に形成し溝部103とさせ
る。溝部103は窒化物半導体ウエハー101のサファ
イア基板裏面側152から見るとエッチング面130と
略平行に形成されておりそれぞれがその後に光半導体素
子110となる300μm角の大きさに形成させてある
(図1(B))。
【0044】次に、片面研磨機と研磨剤となる平均粒径
3μmのダイヤモンド・スラリを用いてサファイア基板
の裏面側152に研磨を行い、レンズ作用をする曲面形
状104に形成する(図1(C))。
【0045】半導体ウエハー100を洗浄後、曲面形状
104を形成するために利用した溝部103にスクライ
バーによりスクライブライン105を形成する(図1
(E))。
【0046】溝部103に沿ってローラー(不示図)に
より荷重をかけ、窒化物半導体ウエハー100を切断分
離することができる(図1(E))。
【0047】以上のようにして、透光性基板がレンズ効
果を有する曲面形状を持つフリップチップ型の光半導体
素子110としてLEDチップを形成することができ
る。
【0048】このLEDチップの実装例を図2に示す。
窒化物半導体層202が積層された表面側を下向きにマ
ウント部材として導電性ペースト206であるAg含有
樹脂を用いて実装基板208上の電極207に固定す
る。透光性基板201の裏面側に形成した曲面形状20
4がレンズとして機能し光半導体素子210の光量が有
効に利用可能となる。また、Auを厚膜で堆積させるこ
とにより発光波長に対するp型電極220の反射率を高
くしてある。これにより図中下方に向いて半導体発光層
から放出された発光波長もp型電極220で反射し効率
よく光半導体素子から取り出すことが可能となる。ま
た、p型電極の発光波長に対する透過率を低くすること
によって、光半導体素子から放出される発光波長により
マウント部材206の劣化を防ぐことが可能となる。
【0049】また、光ファイバー209との光学的な接
続性も向上することができる。さらに、図7の如く、溝
部端面が曲面形状となっているためスクライバー駆動時
にスクライバーの刃先が溝部からずれ歪んだスクライブ
ライン702が形成されることがない。即ち、スクライ
バーの刃先をガイド可能な溝部周辺に沿って所望通りの
スクライブライン701を形成することができる。さら
に、溝部を窒化物半導体ウエハー分割のためにも利用す
るため、窒化物半導体ウエハー分割の工程を簡略化する
ことが可能となる。
【0050】(実施例2)厚さ200μmであり洗浄さ
れたサファイアを透光性基板301としMOCVD法を
用いて窒化物半導体302を積層させ窒化物半導体ウエ
ハー300を形成させた。窒化物半導体302は透光性
基板301を分割した後に光半導体素子である発光素子
310として働くよう多層膜として成膜させた。まず、
510℃において原料ガスとしてNH3(アンモニア)
ガス、TMG(トリメチルガリウム)ガス及びキャリア
ガスである水素ガスを流すことにより厚さ約200オン
グストロームのバッファー層として働くGaNを形成さ
せた。
【0051】次に、TMGガスの流入を止めた後、反応
装置の温度を1150℃に挙げ再びNH3(アンモニ
ア)ガス、TMGガス、ドーパントガスとしてSiH4
(シラン)ガス、キャリアガスとして水素ガスを流すこ
とによりn型コンタクト層として働く厚さ約4μmのG
aN層を形成させた。
【0052】活性層は、一旦、キャリアガスのみとさせ
反応装置の温度を800℃に保持し後、原料ガスとして
NH3(アンモニア)ガス、TMGガス、TMI(トリ
メチルインジウム)及びキャリアガスとして水素ガスを
流すことにより厚さ約3nmのアンドープInGaN層
を堆積させた。
【0053】活性層上にクラッド層を形成させるため原
料ガスの流入を停止し反応装置の温度を1050℃に保
持した後、原料ガスとしてNH3(アンモニア)ガス、
TMA(トリメチルアルミニウム)ガス、TMGガス、
ドーパントガスとしてCp2Mg(シクロペンタジエル
マグシウム)ガス及びキャリアガスとして、水素ガスを
流しp型クラッド層として厚さ約0.1μmのGaAl
N層を形成させた。
【0054】最後に、反応装置の温度を1050℃に維
持し原料ガスとしてNH3(アンモニア)ガス、TMG
ガス、ドーパントガスとしてCp2Mgガス及びキャリ
アガスとして水素ガスを流しp型コンタクト層として厚
さ約0.5μmのGaN層を形成させた(なお、p型窒
化物半導体層は400℃以上でアニール処理してあ
る。)。
【0055】半導体ウエハー300に、RIE(Reacti
ve Ion Etching)によって窒化物半導体が積層された表
面側351から溝部が形成されるサファイア基板との境
界面が露出するまでエッチングしエッチング面320を
形成させ複数の島状窒化物半導体層が形成された半導体
ウエハー300を用いる。なお、エッチング時にpn各
半導体が露出するようマスクを形成させエッチング後除
去させてある。また、pn各半導体層には、p型電極3
20及びn型電極321として電極がスパッタリング法
により形成されている。半導体表面側からp型電極32
0を介して光を取り出すためp型電極320の厚みをA
uを1000オングストロームと薄く形成させてある
(図3(A))。
【0056】こうして形成された窒化物半導体ウエハー
300のサファイア基板301を100μmまで研磨し
た後、半導体ウエハー300のサファイア基板裏面側3
52が上になるように水平方向に自由駆動可能なテーブ
ル上に真空チャックを用いて固定させた(不示図)。
【0057】ブレード回転数30,000rpm、切断
速度3mm/secでステージを移動させることにより
サファイア基板301の底面に幅約25μm、深さ約2
0μmの溝をほぼ均一に縦横に形成し溝部303とさせ
る。溝部303は、半導体ウエハー300のサファイア
基板裏面側352から見るとエッチング面330と略平
行に形成されておりそれぞれがその後に光半導体素子3
10となる300μm角の大きさに形成させてある(図
3(B))。
【0058】次に、片面研磨機と研磨剤となる平均粒径
3μmのダイヤモンド・スラリを用いてサファイア基板
301の裏面側352の研磨を行い透光性基板301が
レンズ効果を有する曲面形状304を形成する。
【0059】半導体ウエハー300を洗浄後、真空蒸着
法によりAlの反射膜309を窒化物半導体ウエハーの
裏面全面となる透光性基板裏面側352上に形成する
(図3(C))。
【0060】反射膜309の形成後に、溝部303の底
面にレーザー照射により深さ5μmのブレイク・ライン
305を形成する(図3(D))。
【0061】次に、溝部303に沿って加重をかけたロ
ーラーを走らせ半導体ウエハー300を切断し光半導体
素子310であるLEDチップを形成させる(図3
(E))。
【0062】溝部303、スクライブ・ライン305の
形成をレーザーで行うため、スクライバーなど機械的に
溝部を形成させるものに較べカッターの消耗、劣化によ
る加工精度のバラツキ、刃先交換のために発生するコス
トを低減することができる。また、溝部303を窒化物
半導体ウエハー300分割のためにも利用するため、半
導体ウエハー分割の工程を減らすことが可能となる。さ
らに、レーザー照射により反射膜が設けられた透光性基
板上にブレイク・ラインを形成するため、ブレイク・ラ
イン形成時にブレードが反射膜309を構成するAlな
どの金属による目詰まりを起こすこともない。
【0063】この光半導体素子410の実装例を図4に
示す。エポキシ樹脂などのマウント部材を用いて光半導
体素子を実装基板408にマウントし光半導体素子41
0の電極と実装基板408上に設けられた外部電極とを
ワイヤーボンディングすることにより実装が完成する
(不示図)。光半導体素子410の透光性基板裏面側が
曲面形状を有するため発光波長を効率よく集光して外部
に取り出すことが可能となる。また、反射膜409はマ
ウント部材406に入射する光量を低減するため、光半
導体素子410や外部からの発光波長が原因となるダイ
ボンド部材406の劣化を低減することが可能となる。
特に、野外で使用される光半導体素子や発光波長が紫外
線域にある場合は効果が大きい。
【0064】(比較例1)実施例1において研磨工程を
行わず、曲面を持たない以外は同様にしてLEDチップ
を形成させた。形成されたLEDチップを、実施例1及
び実施例2のLEDチップと比較した。実施例1のLE
Dチップと比較したところ実施例1の光量が曲面を持た
ない比較例1のLEDチップに較べ約1.3倍に向上す
る。同様に実施例2のLEDチップと比較したところ実
施例2の光量が曲面を持たない比較例1のLEDチップ
に較べ約1.2倍に向上する。
【0065】(実施例3)溝部503をレーザーにより
形成させると共に光半導体素子の分割に利用しない溝部
513も形成させた以外は実施例1と同様にして半導体
ウエハー500を形成させた(図5(A))。なお、レ
ーザー(356nm)はYAGレーザー照射装置から1
6J/cm2で照射させつつステージを移動させること
によりサファイア基板501の底面に幅約30μm、深
さ約5μmの溝を縦横に形成し溝部503とさせてあ
る。溝部503はその底面と半導体層面の表面との間隔
が、95μm内で、ほぼ均一になるように調整し形成さ
れる。分割に利用しない溝部513は溝部503よりも
浅く形成させてある。
【0066】透光性基板501の裏面側552を研磨す
ることにより半導体ウエハー裏面に曲面形状504を形
成する。研磨により後に形成される光半導体素子510
の1個に対して4個のレンズとして働く曲面形状が形成
される(図5(C))。
【0067】次に光半導体素子510の大きさに相当す
る溝部503の底面にのみブレイク・ライン505を形
成する。このとき、レーザーによって形成されるブレイ
ク・ライン505の深さが、3μm 以上になるように
レーザー出力を調整する(図5(D))。
【0068】続いて、溝部503に沿ってローラーによ
って荷重を作用させ、半導体ウエハー500を切断し光
半導体素子510を分離する(図5(E))。
【0069】溝部503、513、ブレイク・ライン5
05の形成をレーザーで行うため、カッターの消耗、劣
化による加工精度のバラツキ、刃先交換のために発生す
るコストを低減することができる。
【0070】
【発明の効果】光半導体素子は基板裏面側が曲面形状を
持ち、従来は臨界角反射の為に光半導体素子の外部に取
り出せなかった光を取り出せる。或いは、取り込めなか
った光を取り込めるようになり光半導体素子の光利用効
率が向上する。
【0071】曲面形状をもつ透光性基板裏面上に反射膜
を形成することにより、透光性基板裏面側が発光波長又
は受光波長に対してパラボナ・アンテナ同様の効果を果
たす。そのため、効率よく光半導体素子から光を取り出
す又は光を取り込むことが可能となる。
【0072】さらに、光半導体素子を半導体層面側を下
にして実装するフリップチップ型とする場合、曲面形状
の基板裏面がレンズとしての効果を持つ。更に、p型電
極が反射鏡として機能するため発光効率若しくは受光効
率の高い光半導体素子となる。
【0073】本発明の製造方法とすることにより、簡単
に光利用効率の高い光半導体素子を製造することが可能
となる。
【0074】また、レーザーにより溝部を形成すること
により、従来のようなスクライブ・カッター劣化、交換
により発生していた加工コストの低減が可能となる。溝
部に沿ってウエハーを分割することにより、形状の揃っ
た光半導体素子を比較的簡単に歩留りよく得ることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施例1における光半導体ウエハーの加
工方法を示した模式図である。
【図2】図2は実施例1における光半導体素子の実装例
を示した模式図である。
【図3】図3は実施例2における光半導体ウエハーの加
工方法を示した模式図である。
【図4】図4は実施例2における光半導体素子の実装例
を示した模式図である。
【図5】図5は実施例3における光半導体ウエハーの加
工方法を示した模式図である。
【図6】図6は本発明と比較のために示す光半導体ウエ
ハーの加工方法を示した模式図である。
【図7】図7は本発明の効果の一つを示す模式的説明図
である。
【符号の説明】
100、300、500・・・窒化物半導体ウエハー 101、201、301、401、501・・・透光性
基板 102、202、302、402、502・・・窒化物
半導体 103、303・・・透光性基板に設けられた溝部 104、204、304、504・・・透光性基板の裏
面側に設けられた曲面形状 105、305、505・・・ブレイク・ライン 110、210、310、410、510・・・光半導
体素子 120、220、320、420・・・p型電極 121、321、421・・・n型電極 130、330・・・エッチング面 151、351、551・・・第1の主面 152、352、552・・・第2の主面 206、406・・・マウント部材 207・・・実装基板上の電極 208、408・・・実装基板 209・・・光ファイバーの端部 309、409・・・反射膜 503・・・光半導体素子の分割に利用する溝部 513・・・光半導体素子の分割に利用しない溝部 600・・・半導体ウエハー 601・・・透光性基板 602・・・窒化物半導体 603・・・溝 604・・・スクライブ・ライン 610・・・光半導体素子 620・・・p型電極 621・・・n型電極 701・・・溝に沿って形成された所望通りのスクライ
ブライン 702・・・歪んだスクライブライン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透光性基板(101)が第1の主面(151)及び第
    1の主面と対向する第2の主面(152)を有し第1の主面
    (151)上に窒化物半導体(102)が積層された光半導体素子
    (110)であって、 前記第2の主面(152)の少なくとも一部がレンズ効果を
    有する曲面形状(104)であることを特徴とする光半導体
    素子。
  2. 【請求項2】前記窒化物半導体(102)が透光性基板(101)
    上にn型半導体、p型半導体で積層されていると共に少
    なくとも発光波長又は受光波長に対して非透過性若しく
    は透過率が低いp型半導体と接するp型電極(120)を有
    する請求項1記載の光半導体素子。
  3. 【請求項3】透光性基板(301)が第1の主面(351)及び第
    1の主面と対向する第2の主面(352)を有し第1の主面
    (351)上に窒化物半導体(302)が積層された光半導体素子
    (310)であって、 前記透光性基板(301)の第2の主面(352)が曲面形状(30
    4)を有すると共に該曲面形状(304)上に、少なくとも窒
    化物半導体(302)の発光波長若しくは受光波長を反射す
    る反射膜(309)を有することを特徴とする光半導体素
    子。
  4. 【請求項4】透光性基板(101)上に窒化物半導体(102)が
    積層された半導体ウエハー(100)を分割して形成する光
    半導体素子(110)の製造方法であって、 前記窒化物半導体(102)積層面側と対向する透光性基板
    の裏面側から前記窒化物半導体(102)に達しない溝部(10
    3)を形成する工程と、 前記溝部(103)の形成後に前記透光性基板(101)の裏面側
    を研磨することで曲面形状(104)を形成する工程と、 前記溝部(103)に沿って半導体ウエハー(100)を分離する
    工程とを有することを特徴とする光半導体素子の製造方
  5. 【請求項5】前記溝部(103)の形成がレーザー照射によ
    る請求項4に記載された光半導体素子の製造方法。
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