JPH11191504A - 発熱型薄膜素子を備えたセンサの製造方法 - Google Patents

発熱型薄膜素子を備えたセンサの製造方法

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JPH11191504A
JPH11191504A JP9359399A JP35939997A JPH11191504A JP H11191504 A JPH11191504 A JP H11191504A JP 9359399 A JP9359399 A JP 9359399A JP 35939997 A JP35939997 A JP 35939997A JP H11191504 A JPH11191504 A JP H11191504A
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insulating film
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cavity
heat
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Masaki Kato
雅記 嘉藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 梁状の発熱型薄膜素子の下部にシリコン基板
の突起部が生ずるのを防止できる発熱型薄膜素子を備え
たセンサの製造方法を得る。 【解決手段】 シリコン基板101の表面103に下側
絶縁膜106を形成し、この下側絶縁膜106の上に発
熱部を含む導電膜106を形成し、この導電膜106を
覆う上側絶縁膜107を形成する。かかる状態で、シリ
コン基板101の裏面側からに異方性エッチングを施し
て発熱部の下に空洞部102を形成する。空洞部102
を形成した後に、下側絶縁膜105の空洞部102に対
応する部分のうち導電膜106を支える部分を除いてエ
ッチングにより除去すして梁状の発熱型薄膜素子104
を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発熱状態にある発
熱型薄膜素子の抵抗値の変化から相対湿度や相対流量等
を検出する発熱型薄膜素子を備えたセンサの製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6〜図8(A)(B)は、従来の発熱
型薄膜素子を備えたセンサの概略断面図である。図にお
いて、101は空洞部102を有するシリコン基板であ
る。そしてこのシリコン基板101の空洞部102の上
に発熱部106aが位置するようにシリコン基板101
の空洞部102を囲む基板面103上に発熱型薄膜素子
104が支持されている。空洞部102の上に発熱型薄
膜素子104の発熱部106aを位置させるのは、該発
熱部106aからシリコン基板101に熱が放散するの
を防止し、発熱部106aの温度をできるだけ所望の温
度に保つためである。そして発熱型薄膜素子104は、
薄膜により形成された下側絶縁膜105と、該下側絶縁
膜105の上に白金の薄膜により形成されて発熱部10
6aを構成する発熱パターン106a1 、該発熱パター
ン106a1 に電流を通電する通電パターン106b及
び通電パターン106bの端部に位置する電極106
c,106dを含む導電膜106と、下側絶縁膜105
と共に導電膜106を挟むように薄膜により形成された
上側絶縁膜107とから構成されている。下側絶縁膜1
05は、空洞部102をエッチング窓105aを通して
エッチングにより形成する際のエッチングレジスト膜を
構成するパターンでエッチング前の単結晶シリコン基板
101上に形成される。また上側絶縁膜107は、前述
したエッチング窓105aに対応して設けられているエ
ッチング窓107aと、電極106c,106dとを除
いて導電膜106を覆うように形成されている。下側絶
縁膜105と上側絶縁膜107とは、スパッタリングを
用いてTa2 5 の膜により形成されている。また白金
の薄膜からなる導電膜106もスパッタリングにより形
成されている。
【0003】このような構造の発熱型薄膜素子を備えた
センサにおいては、発熱部106aを主体とする発熱型
薄膜素子104の部分がエッチング窓105a,107
aで挟まれて梁状をなしている。
【0004】次に、特許1676110号に開示されて
いる上記の如き発熱型薄膜素子を備えた湿度センサの製
造方法について説明する。
【0005】(a)シリコン基板101の表面にエッチ
ング窓105a付きの下側絶縁膜105を形成する。
【0006】(b)下側絶縁膜105の上に発熱部10
6aを含む発熱型薄膜素子104を形成する。
【0007】(c)エッチング窓105aに合わせたエ
ッチング窓107aを持つ上側絶縁膜107を発熱型薄
膜素子104を覆って下側絶縁膜105の上に形成す
る。
【0008】(d)上側絶縁膜107側からエッチング
窓107a,105aを通してシリコン基板101の表
面側から該シリコン基板101に異方性エッチングを施
して発熱部106aの下に空洞部102を形成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の発熱型薄膜素子を備えたセンサの製造方法で
は、前述したように上側絶縁膜107側からエッチング
窓107a,105aを通してシリコン基板101の表
面側から該シリコン基板101に異方性エッチングを施
して発熱部106aの下に空洞部102を形成するの
で、異方性エッチングは図9(A)(B)に示すように
梁状の発熱型薄膜素子104の両側からそれぞれ下向き
に徐々に進行することになり、このため発熱型薄膜素子
104の真下の位置にエッチングされない部分が突起部
101aとして残り、空洞部102の底面102aが平
らにならない問題点がある。
【0010】この突起部101aは、エッチングが一定
以上進行すればいずれはなくなるが、梁状の発熱型薄膜
素子104の大きさ、シリコン基板101の厚さ、エッ
チング窓107a,105aの大きさ等の兼ね合いに制
約が生ずることになる。
【0011】また、この突起部101aを残した場合に
は、梁状の発熱型薄膜素子104の部分から空洞部10
2の底面102aまでの距離aにバラツキが生じる可能
性が大きい。このような構造の発熱型薄膜素子を備えた
センサは、主に梁状の発熱型薄膜素子104の発熱部1
06aを発熱させ、湿度センサや流量センサとしての使
用に適しているが、距離aにバラツキが生じると梁状の
発熱型薄膜素子104における発熱部106aの熱放散
や、空気を伝っての空洞部102の底面102aへの熱
伝導にも差が生ずる問題点がある。
【0012】本発明の目的は、梁状の発熱型薄膜素子の
下部にシリコン基板の突起部が生ずるのを防止できる発
熱型薄膜素子を備えたセンサの製造方法を提供すること
にある。
【0013】本発明の他の目的は、シリコン基板の空洞
部側壁に段差部が発生するのを防止できる発熱型薄膜素
子を備えたセンサの製造方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る発熱型薄膜
素子を備えたセンサの製造方法には、導電膜を覆う上側
絶縁膜が、該導電膜を主体として覆う場合と、導電膜以
外に下側絶縁膜のほぼ全体を覆う場合とにより、2通り
の方法がある。
【0015】(1)導電膜を主体として覆う場合 この場合には、シリコン基板の表面に下側絶縁膜を形成
し、この下側絶縁膜の上に発熱部を含む薄膜からなる導
電膜を形成し、この導電膜を覆う上側絶縁膜を形成す
る。かかる状態で、シリコン基板の裏面側からに異方性
エッチングを施して発熱部の下に空洞部を形成する。空
洞部を形成した後に、下側絶縁膜の空洞部に対応する部
分のうち導電膜を支える部分を除いてエッチングにより
除去して梁状の発熱型薄膜素子を構成する。
【0016】(2)導電膜以外に下側絶縁膜のほぼ全体
を覆う場合 この場合には、シリコン基板の表面に下側絶縁膜を形成
し、この下側絶縁膜の上に発熱部を含む薄膜からなる導
電膜を形成し、この導電膜と下側絶縁膜を覆う上側絶縁
膜を形成する。かかる状態で、シリコン基板の裏面側か
らに異方性エッチングを施して発熱部の下に空洞部を形
成する。空洞部を形成した後に、下側絶縁膜及び上側絶
縁膜の空洞部に対応する部分のうち導電膜を間に挟む部
分を除いてエッチングにより除去して梁状の発熱型薄膜
素子を構成する。
【0017】このようないずれの方法においても、導電
膜が存在する側とは反対の側であるシリコン基板の裏面
側から該シリコン基板に異方性エッチングを施すので、
従来のように梁状の発熱型薄膜素子の下部にシリコン基
板の突起部が生ずるのを防止することができる。
【0018】また、本発明ではシリコン基板に対して裏
側から先に異方性エッチングを施して空洞部を形成し、
その後に表側の絶縁膜にエッチング窓を形成するので、
空洞部側壁に段差部が発生するのを製造工程の順序の選
択だけで防止できる利点がある。
【0019】
【発明の実施の形態】図1(A)〜(C)及び図2は本
発明に係る発熱型薄膜素子を備えたセンサの製造方法に
おける実施の形態の第1例を示したもので、図1(A)
〜(C)は第1例の発熱型薄膜素子を備えたセンサの製
造工程図、図2は図1(C)の要部拡大図である。
【0020】この方法では、まず、図1(A)に示すよ
うにシリコン基板101の表面103に下側絶縁膜10
5を例えばTa2 5 膜やシリコンオキシナイトライト
膜等により形成する。次に、下側絶縁膜105の上に発
熱部106aを含む図8(A)(B)に示すようなパタ
ーン構造の導電膜106を例えば白金膜により形成す
る。次に、導電膜106を主体として覆う上側絶縁膜1
07を例えばTa2 5膜やシリコンオキシナイトライ
ト膜等により形成する。この上側絶縁膜107は、導電
膜106を覆った状態でその縁部が下側絶縁膜105の
上に直接載るように設ける。
【0021】かかる状態で、導電膜106が存在する側
とは反対側のシリコン基板101の裏面側からに該シリ
コン基板101に異方性エッチングを施して、図1
(B)に示すように発熱部106aの下に空洞部102
を形成する。この場合、シリコン基板101の裏面にマ
スクを設け、空洞部102の開口となる箇所にマスク開
口部を設けておく。
【0022】このようにして空洞部102を形成した後
に、下側絶縁膜105の空洞部102に対応する部分の
うち導電膜106を支える部分を除いてエッチングによ
り除去してエッチング窓108を形成することにより梁
状の発熱型薄膜素子104を構成する。
【0023】このような製造方法によれば、導電膜10
6が存在する側とは反対の側であるシリコン基板101
の裏面側からに該シリコン基板101に異方性エッチン
グを施すので、従来のように梁状の発熱型薄膜素子10
4の下部にシリコン基板101の突起部が生ずるのを防
止することができる。
【0024】また、この製造方法では、シリコン基板1
01の裏側から先に異方性エッチングを施して空洞部1
02を形成し、その後に表側の下側絶縁膜105の空洞
部102に対応する部分のうち導電膜106を支える部
分を除いてエッチングにより除去してエッチング窓10
8を形成するので、空洞部102を形成する前に下側絶
縁膜105にエッチング窓108を形成し、その後に空
洞部102を異方性エッチングにより形成する製造方法
をとる場合、図3に示すように空洞部102の側壁に段
差部102bが発生するのを防止することができる。
【0025】即ち、下側絶縁膜105に先にエッチング
窓108を形成し、その後に空洞部102を異方性エッ
チングにより形成する製造方法をとると、このエッチン
グ窓108の存在によりシリコン基板101の表面の一
部も露出されるため、シリコン基板101に異方性エッ
チングを施して空洞部102を形成する際には、裏側か
らと表側から同時に異方性エッチングが進行することに
なる。この場合、異方性エッチングが早く終了するとい
うメリットがある一方で、表,裏からの異方性エッチン
グの時間差により図3に示すように空洞部102の側壁
に段差部102bが発生する可能性がある。この段差部
102bは、前述した突起部101aと同様に発熱型薄
膜素子104の発熱特性のバラツキの原因となりかねな
い問題点がある。
【0026】この空洞部102の側壁における段差部1
02bの発生をなくすためには、異方性エッチングを行
うためにシリコン基板101の裏面に設けるマスクの開
口部寸法を厳密に計算し、設計する必要があり、極めて
困難である。
【0027】また、表,裏から同時に異方性エッチング
をさせないようにするためには、表側に何らかの保護手
段(例えば、フォトレジスト)を設ける必要があり、工
程が増える問題点がある。
【0028】しかるに、本発明の方法では前述したよう
にシリコン基板101に対して裏側から先に異方性エッ
チングを施して空洞部102を形成し、その後に表側の
下側絶縁膜105にエッチング窓108を形成するの
で、空洞部102の側壁に段差部102bが発生するの
を製造工程の順序の選択だけで防止できる。
【0029】図4(A)(B)(C)及び図5は本発明
に係る発熱型薄膜素子を備えたセンサの製造方法におけ
る実施の形態の第2例を示したもので、図4(A)〜
(C)は第2例の発熱型薄膜素子を備えたセンサの製造
工程図、図5は図4(C)の要部拡大図である。
【0030】この方法では、まず、図4(A)に示すよ
うにシリコン基板101の表面103に下側絶縁膜10
5を例えばTa2 5 膜等により形成する。次に、下側
絶縁膜105の上に発熱部106aを含む図8(A)
(B)に示すようなパターン構造の導電膜106を例え
ば白金膜により形成する。次に、導電膜106と下側絶
縁膜105を覆う上側絶縁膜107を例えばTa2 5
膜等により形成する。この場合、上側絶縁膜107は下
側絶縁膜105の上を全体的に覆って設ける。
【0031】かかる状態で、導電膜106が存在する側
とは反対側のシリコン基板101の裏面側からに該シリ
コン基板101に異方性エッチングを施して、図4
(B)に示すように発熱部106aの下に空洞部102
を形成する。
【0032】このようにして空洞部102を形成した後
に、下側絶縁膜105及び上側絶縁膜107の空洞部1
02に対応する部分のうち導電膜106を支える部分を
除いてエッチングにより除去してエッチング窓108を
形成することにより梁状の発熱型薄膜素子104を構成
する。
【0033】このような製造方法でも、導電膜106が
存在する側とは反対の側であるシリコン基板101の裏
面側からに該シリコン基板101に異方性エッチングを
施すので、従来のように梁状の発熱型薄膜素子104の
下部にシリコン基板101の突起部が生ずるのを防止す
ることができる。
【0034】また、この製造方法でも、シリコン基板1
01に対して裏側から先に異方性エッチングを施して空
洞部102を形成し、その後に表側の絶縁膜107,1
05にエッチング窓108を形成するので、空洞部10
2の側壁に段差部102bが発生するのを製造工程の順
序の選択だけで防止できる利点がある。
【0035】なお上記各実施の形態では、下側絶縁膜及
び上側絶縁膜が一層構造であるが、導電膜と絶縁膜との
接着性を改善するために、導電膜側に接着性に優れた絶
縁層を更に積層する複数層構造を有している。
【0036】
【発明の効果】本発明に係る発熱型薄膜素子を備えたセ
ンサの製造方法では、導電膜が存在する側とは反対の側
であるシリコン基板の裏面側からに該シリコン基板に異
方性エッチングを施して空洞部を形成するので、従来の
ように梁状の発熱型薄膜素子の下部にシリコン基板の突
起部が生ずるのを防止することができる。このため、従
来のように梁状の発熱型薄膜素子の部分から空洞部の底
面までの距離にバラツキが生じて、梁状の発熱型薄膜素
子における発熱部の熱放散や、空気を伝っての空洞部の
底面への熱伝導に差が生ずるのを防止することができ
る。
【0037】また、本発明ではシリコン基板に対して裏
側から先に異方性エッチングを施して空洞部を形成し、
その後に表側の絶縁膜にエッチング窓を形成するので、
空洞部側壁に段差部が発生するのを製造工程の順序の選
択だけで防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(C)は本発明に係る発熱型薄膜素子
を備えたセンサの製造方法における実施の形態の第1例
の製造工程図である。
【図2】図1(C)の要部拡大図である。
【図3】本発明の製造方法と異なる製造方法をとったと
きの空洞部の形状を示す要部拡大図である。
【図4】(A)〜(C)は本発明に係る発熱型薄膜素子
を備えたセンサの製造方法における実施の形態の第2例
の製造工程図である。
【図5】図4(C)の要部拡大図である。
【図6】発熱型薄膜素子を備えたセンサの一例を示す斜
視図である。
【図7】図6の発熱型薄膜素子に沿った縦断面図であ
る。
【図8】(A)(B)は図6の導電膜のパターンの詳細
を示したもので、(A)は正面図、(B)はその発熱パ
ターンの拡大図である。
【図9】(A)(B)は従来の発熱型薄膜素子を備えた
センサの製造方法の製造工程図である。
【符号の説明】
101 シリコン基板 101a 突起部 102 空洞部 102a 底面 102b 段差部 103 基板面 104 発熱型薄膜素子 105 下側絶縁膜 105a エッチング窓 106 導電膜 106a 発熱部 106a1 発熱パターン 106b 通電パターン 106c,106d 電極 107 上側絶縁膜 107a エッチング窓 108 エッチング窓

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板の表面に下側絶縁膜を形成
    し、 前記下側絶縁膜の上に発熱部を含む薄膜からなる導電膜
    を形成し、 前記導電膜を覆う上側絶縁膜を形成し、 前記シリコン基板の裏面側からに異方性エッチングを施
    して前記発熱部の下に空洞部を形成し、 前記空洞部を形成した後に、前記下側絶縁膜の前記空洞
    部に対応する部分のうち前記導電膜を支える部分を除い
    てエッチングにより除去して梁状の発熱型薄膜素子を構
    成することを特徴とする発熱型薄膜素子を備えたセンサ
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 シリコン基板の表面に下側絶縁膜を形成
    し、 前記下側絶縁膜の上に発熱部を含む薄膜からなる導電膜
    を形成し、 前記導電膜と前記下側絶縁膜を覆う上側絶縁膜を形成
    し、 前記シリコン基板の裏面側からに異方性エッチングを施
    して前記発熱部の下に空洞部を形成し、 前記空洞部を形成した後に、前記下側絶縁膜及び前記上
    側絶縁膜の前記空洞部に対応する部分のうち前記導電膜
    を間に挟む部分を除いてエッチングにより除去して梁状
    の発熱型薄膜素子を構成することを特徴とする発熱型薄
    膜素子を備えたセンサの製造方法。
JP9359399A 1997-12-26 1997-12-26 発熱型薄膜素子を備えたセンサの製造方法 Pending JPH11191504A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002031447A1 (de) * 2000-10-10 2002-04-18 Robert Bosch Gmbh Sensor
KR100396656B1 (ko) * 2000-04-14 2003-09-02 엘지전자 주식회사 마이크로 절대 습도 센서 제조 방법
JP2013072790A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Azbil Corp フローセンサ及びフローセンサの製造方法

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