JPH11191481A - 加熱装置、加熱定着装置および画像形成装置 - Google Patents

加熱装置、加熱定着装置および画像形成装置

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JPH11191481A
JPH11191481A JP9368982A JP36898297A JPH11191481A JP H11191481 A JPH11191481 A JP H11191481A JP 9368982 A JP9368982 A JP 9368982A JP 36898297 A JP36898297 A JP 36898297A JP H11191481 A JPH11191481 A JP H11191481A
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JP
Japan
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temperature
heating element
heating
time
failure
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JP9368982A
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Tomoko Nanbu
朋子 南部
Takashi Nakahara
隆 中原
Hiroshi Takazawa
浩 高澤
Katsuharu Shibata
克治 柴田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱容量小、入力電源電圧大、冷えた環境等の
条件により発生したオーバーシュートを誤検知し、故障
を適正に判定できないという課題があった。 【解決手段】 定着サーミスタ温度が高温リミット温度
より高温になった際に、時間を計測し、オーバーシュー
トを故障と誤り見地する時間t1、全通電を行うことに
より、ヒータへダメージを与える時間t2により、t1
<t0、t2となる時間t0で故障を決定する。また、
等温リミット温度をオーバーした温度サーミスタデータ
値を積算し、積算値が一定量に達した時点で故障を決定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱装置、この加
熱装置を用いて未定着画像を有する被加熱体を加熱して
該未定着画像を該被加熱体に加熱定着する加熱定着装置
およびこの加熱定着装置を用いた画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、温度検知手段により加熱体の温度
を監視し、あらかじめ設定した高温検知リミット温度よ
り高温になっていることを検知すると、加熱体の異常と
短時間で判定して該加熱体への通電を停止させていた。
ここで、高温検知リミット温度は、通常の温調制御中に
起こり得るオーバーシュートよりも高温に設定してい
る。また、異常と判定する時間は、サンプリングした加
熱体の温度について、ノイズによる誤検知を防ぎ、か
つ、ソフトウェアで安定して検知出来る50m/sec
程度の短い時間に設定していた。
【0003】図7はサーミスタ温度と時間の関係を示す
グラフであり、リミット温度TL(℃)は温調制御温度
TS(℃)より高温に設定し、通常の立ち上げ制御およ
び温調制御において、リミット温度TL(℃)を越える
ことはない。サーミスタの異常やドライブ回路上の異常
により高温状態が発生し、高温状態が継続すると加熱体
の破壊につながる為、リミット温度TL(℃)を越えた
状態を検知したら、なるべく短時間で故障と決定して加
熱体の駆動を停止させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、熱容量
の小さい耐熱性フィルムの一面側に配設した加熱体と、
他面側に配設した定着加圧ローラと、加熱体に当接して
定着加熱ローラの温度を監視する定着サーミスタとによ
り構成され、表面に未定着画像を有する被加熱体として
の記録媒体を定着加熱ローラと定着加圧ローラの間に搬
送させて温度と圧力をかけることにより、その記録媒体
に未定着画像を加熱定着する定着ユニットを備えたレー
ザービームプリンタにおいては、加熱体に通電を開始し
てからの該加熱体の上昇温度は、熱容量、入力電源電
圧、加熱体の初期温度及び環境温度により決定される。
この結果、 1.非常に冷えた環境において、定着加熱ローラの周囲
を回転するように構成された耐熱フィルムの回転トルク
が大きく、耐熱フィルムがスリップして回転開始が遅れ
た時、耐熱フィルムへ奪われる熱量が少なくなることに
より、定着加熱ローラの温度は通常よりも高く上昇す
る。
【0005】2.供給される電源電圧において、通常の
電圧よりも高い電圧が入力された時、加熱体に通電を開
始してから定着過熱ローラの温度は通常よりも高く上昇
する。
【0006】3.非常に冷えた環境において、定着加圧
ローラの径が通常よりも小さめとなり、定着加熱ローラ
と定着加圧ローラとの間のニップの面積が少な目になっ
ているために、加熱体により温められた定着加熱ローラ
の熱が定着加圧ローラへ伝わりにくい状態となる。この
場合にも、加熱体の温度は上昇し、加熱体に接した定着
サーミスタの温度が高いことを検知する。
【0007】4.加熱体の初期温度を測定して冷えた環
境と判断したとき、プリントの目標温度を高い温度に設
定する。
【0008】以上の様な条件が発生したとき、図8
(A)に示すように、加熱体に接した定着サーミスタの
温度が急激なオーバーシュートを発生し、通常の制御で
は発生しない高温を示し、加熱体の温度が高温リミット
温度TL(℃)より高いことを検知し、図中t1のよう
に故障の判定を短時間で行うことにより、定着手段が異
常な高温になったと誤検知し、該定着手段を故障と決定
してしまう。
【0009】定着手段の故障は該定着手段の交換を必要
とするサービスエラーであり、ユーザーの装置に対する
信頼を無くしてしまう。また、再現の少ない原因追求の
難しいエラーであり、サービスマンにとって新たな定着
手段を準備しなければならなかった。
【0010】従って、上記の様なオーバーシュートを誤
検知せずに適正な故障決定を行う必要がある。
【0011】また、図8(B)に示すように、ヒータド
ライブ回路の故障等での本当の異常高温状態が発生した
場合には、図中t2のように長時間全ON通電すると、
ヒータを破壊に至らせるダメージを与えてしまう。従っ
て、ダメージを与える前に故障を決定してヒータへの通
電を停止させる必要がある。その時間は実験により求め
られ、前述のt1の様なソフトウェアで検出可能な短い
検出時間より十分長い時間となる。
【0012】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたもので、適正に故障が決定される加熱装置と、こ
の加熱装置を用い最適な定着状態を確保できる加熱定着
装置および高品質の定着画像を得ることのできる画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする加熱装置と加熱定着装置および画像形成装置で
ある。
【0014】(1)加熱体の温度を検知する温度検知手
段と、この温度検知手段により検知した加熱体の温度が
任意の温度より高温になっている時間を計時する計時手
段と、この計時手段により計時した時間が、前記加熱体
において発生するオーバーシュート時間より十分に長
く、かつ前記加熱体が連続加熱により破壊に至る時間よ
り短い、一意の時間に到達した時、前記加熱体の異常と
判断して前記加熱体への通電を停止させる制御手段とを
備えたことを特徴とする加熱装置。
【0015】(2)加熱体の温度を検知する温度検知手
段と、この温度検知手段により検知した加熱体の温度が
任意の温度より高温になっている時の温度差データをサ
ンプリングし、積算する積算手段と、この積算手段によ
り積算した値が前記加熱体において発生するオーバーシ
ュート量より十分に大きく、かつ前記加熱体が連続加熱
により破壊に至る量より少ない一意の値に到達した時、
前記加熱体の異常と判断して前記加熱体への通電を停止
させる制御手段とを備えたことを特徴とする加熱装置。
【0016】(3)未定着画像を有する被加熱体と、こ
の被加熱体を加熱して前記未定着画像を該被加熱体に加
熱定着する請求項1または請求項2記載の加熱装置とを
備えた加熱定着装置。
【0017】(4)耐熱性フィルムの一面側に加熱体を
他面側に被加熱体を配設し、この被加熱体を前記耐熱性
フィルムに加圧させて前記未定着画像を該被加熱体に加
熱定着することを特徴とする請求項3記載の加熱定着装
置。
【0018】(5)被加熱体に未定着画像を形成担持さ
せる作像手段と、前記被加熱体に未定着画像を加熱定着
させる請求項4記載の加熱定着装置とを備えたことを特
徴とする画像形成装置。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を添
付図について説明する。
【0020】実施の形態1.図1は本発明の実施の形態
1を示す画像形成装置としてのレーザービームプリンタ
の構成を説明する断面図である。
【0021】図1において、1はレーザービームプリン
タ本体、2はカセット給紙口であり、給紙ローラ3およ
び搬送ローラ3aの駆動により、カセット給紙口2から
給紙された記録媒体をプリンタ内の搬送路上へ搬送し、
給紙センサ3bで画像書込タイミングを検知する。
【0022】4は光学ユニット部であり、後記ビデオコ
ントローラ部12より内部ビデオインターフェース13
を介して送られてきた画像のビデオデータをレーザー光
として変調し、レーザー発光部4aによりポリゴンミラ
ー4bで反射させて水平同期信号を取込みながら、画像
転写部5の感光体5a上に走査しながら潜像を形成す
る。この画像転写部5は感光体5aと転写ローラ5b、
その他の構成部分から成っており、搬送される記録媒体
(記録紙)上に画像形成を行うが、この画像形成処理に
ついては、本発明とは直接的に関係がないので説明は省
略する。
【0023】6は本発明の加熱装置を備えた加熱定着装
置であり、加熱体であるセラミックヒータ6a、このセ
ラミックヒータ6aの温度を検知する定着サーミスタ6
b、定着加圧ローラ6c、耐熱性フィルム6dとを有
し、転写プロセスの終了した記録媒体に熱と圧力を加え
て未定着画像を該記録媒体に加熱定着させる。7は排紙
ローラで、加熱定着装置6を通過した記録媒体を排紙ト
レイ8へ排出する。制御手段であるエンジンコントロー
ラ部9はあらかじめ記録される制御手順に基づいて各デ
バイスを統括的に制御する。
【0024】図2は、上記エンジンコントローラ部9の
構成を説明するブロック図である。図2において、ビデ
オコントローラ部12は外部インターフェース11を介
してホストコンピュータ10等からコード化された画像
情報(コードデータ)を受信し、コードデータをドット
イメージのビデオデータに変換してからビデオインター
フェース13を介してエンジンコントローラ部9に印字
指令を送出し、エンジンコントローラ部9からの主、副
走査同期信号に同期して、ビデオデータを順次エンジン
コントローラ部9に送出する。エンジンコントローラ部
9は、各アクチュエータ14の駆動や、搬送駆動モータ
15の駆動、各センサ16からの入力を監視することに
より、スキャナユニット4、定着装置6等のレーザビー
ムプリンタを統括的にコントロールする。
【0025】図3(A)は急激なオーバーシュート発生
時、図3(B)は異常高温発生時、のサーミスタ温度と
時間のグラフを示す。
【0026】本実施の形態1では故障決定の監視時間t
0(sec)の設定が重点である。前述したように、故
障決定の監視時間を、ノイズによる誤検知を防ぎ、かつ
ソフトウエアで安定して検知できる50msec程度の
短い時間t1(sec)よりも十分長い時間t0(se
c)に設置する。
【0027】図3(A)に示すように、オーバーシュー
トのように故障でない状態は故障として誤検知しない。
また、ヒータドライブ回路の故障等での本当の異常高温
状態が発生した場合には、図3(B)に示すように、定
着装置へのダメージを与える時間t2(sec)以前の
t0(sec)で故障の決定を行う。即ち、故障決定の
監視時間t0(sec)は、t1<t0<t2である。
【0028】次に動作を図4のフローチャートについて
説明する。
【0029】ステップS401で定着装置故障フラグが
セットか判断し、NOならばステップS402で現在温
度と高温リミット温度TL(℃)を比較する。現在温度
がリミット温度TL(℃)より低温、つまりNOなら
ば、ステップS407へジャンプする。現在温度がリミ
ット温度TL(℃)より高温、つまりYESならば、ス
テップS403で故障監視タイマTMが停止中か判断
し、停止中、つまりYESならばステップS404で故
障監視タイマTMを0スタートする。動作中、つまりY
ESならばステップS405へジャンプする。
【0030】ステップS405で故障監視タイマTMが
t0(sec)経過したか判断し、t0(sec)経過
していなければステップS401へジャンプして定着装
置高温故障検知処理を継続する。t0(sec)経過し
ていればステップS406で定着装置故障を決定し、定
着装置故障フラグをセットする。ステップS407では
故障監視タイマTMをストップしてステップS401へ
ジャンプする。ステップS401で定着装置故障フラグ
がセットならば、ステップS408へジャンプして定着
装置高温故障監視処理を終了する。
【0031】以上、本実施の形態1にて説明した様に、
前述のt1<t0<t2に設定した故障監視時間t0
(sec)を備え、加熱体6aの温度を検知する定着サ
ーミスタ6bの温度が高温リミット温度より高く、この
高温状態がt0(sec)経過したことを検知して定着
装置故障を決定することにより適性に故障を判断するこ
とができる。
【0032】実施の形態2.実施の形態2では故障決定
の判断を、サーミスタ温度がリミット温度より高温にな
った時のリミット温度を越えた値の積算量S0で決定す
るもので、図5(A)に示すように、オーバーシュート
のような一時だけの高温波形ではリミット温度を越えた
値の積算値S1は小である。この場合は故障ではなく故
障として誤検知しないのに十分大きい積算値S0を設定
する。
【0033】一方、図5(B)に示すように最高温度が
継続して定着装置へのダメージを与える場合の積算値S
2より小さい積算値S0を設定する。即ち、故障決定の
監視積算値S0は、S1<S0<S2である。図5
(C)はオーバーシュート後異常高温発生時、図5
(D)は急に異常高温発生時のサーミスタ温度と時間の
関係のグラフを示す。
【0034】図6は実施の形態2の制御内容を示すフロ
ーチャートである。
【0035】ステップS601で積算データSnを0に
初期設定した後、ステップS602で現在温度と高温リ
ミット温度TL(℃)を比較する。現在温度が高温リミ
ット温度TL(℃)より低温、つまりNOならば、ステ
ップS601へジャンプして定着装置高温故障検知処理
を初期状態にする。
【0036】現在温度が高温リミット温度TL(℃)よ
り高温、つまりYESならば、ステップS603で積算
データSnに、現在温度Tpと高温リミット温度TL
(℃)の差を加える。しかる後、ステップS604で積
算データSnと積算リミット値S0を比較して、積算リ
ミット値S0未満、つまりNOならばステップS602
にジャンプして現在温度の判定を行う。積算リミット値
S0以上、つまりYESならばステップS605で定着
装置故障を決定し、定着器故障フラグをセットしてステ
ップS606で高温故障検知処理を終了する。
【0037】以上説明した本実施の形態2の制御によ
り、図5(C)に示す様に、一旦リミット温度を越えた
後リミット温度より低温になった場合には、積算値をク
リアして再度積算し直すことにより連続して確実に異常
高温であることを検出する。また、図5(D)に示す様
に、即座に高温になったような場合には、時間で判定す
るのではなく温度差で判定する為、ゆっくり高温になる
ような場合よりも時間的に早く故障を検出することがで
きる。
【0038】以上、本実施の形態2によれば、前述のS
1<S0<S2に設定した故障監視積算値S0を備え、
加熱体6aに接した定着サーミスタ6bの温度が高温リ
ミット温度TL(℃)より高く、この状態がS0分継続
したことを検知して定着器故障を決定することにより、
迅速かつ適正に故障を判断することができる。
【0039】上記の結果、実施の形態1また実施の形態
記載の定着装置を図1の画像形成装置に用いることによ
り、高品質の定着画像を得ることができる。
【0040】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の加熱装
置は、加熱体への通電を開始してから加熱体の温度を監
視し高温リミット温度より高温になっている時間を計時
して、計時した時間が、加熱体において発生するオーバ
ーシュート時間より十分に長く、かつ加熱体が連続加熱
により破壊に至る時間より短い、一意の時間経過したと
きに定着器の故障を決定する。また、加熱体への通電を
開始してから加熱体の温度を監視し高温リミット温度よ
り高温になっている時の温度差データをサンプリングし
積算して、積算した値が、加熱体において発生するオー
バーシュート量より十分に大きく、かつ加熱体が連続加
熱により破壊に至る量より少ない、一意の値に到達した
ときに定着器の故障を決定するように構成したので、 (1)非常に冷えた環境において、耐熱フィルムの回転
トルクが大きく耐熱フィルムがスリップして回転開始が
遅れ、耐熱フィルムへ奪われる熱量が少なくなる事によ
り定着加熱ローラの温度が高く上昇して通常より大きな
オーバーシュートが発生した場合にも、定着器故障でな
いことを適正に判断することが可能である。 (2)供給される電源電圧が通常の電圧よりも高い電圧
が入力されたとき、加熱体通電を開始してから定着加熱
ローラの温度が通常よりも高く上昇して、通常より大き
なオーバーシュートが発生した場合にも、定着器故障で
ないことを適正に判断することが可能である。 (3)非常に冷えた環境において定着加圧ローラの径が
通常よりも小さめとなり、定着加熱ローラと定着加圧ロ
ーラとの間のニップの面積が少な目になっている場合
に、定着加熱ローラの温度が通常よりも速く上昇し、定
着加圧ローラの温度上昇が間に合わず、加熱体の温度が
上昇して通常より大きなオーバーシュートを発生した場
合にも、定着器故障でないことを適正に判断することが
可能である。 (4)本当の定着器の異常高温故障が発生した場合に
は、定着器故障であることを適正に判断することが可能
である。 (5)定着器故障の誤検知を発生させず適正な判断を実
現することにより、ユーザーの装置に対する信頼を保つ
ことが可能である。 (6)定着器故障の誤検知を発生させず適正な判断を実
現することにより、サービスマンにとって原因追及の難
しいエラーをなくすことが可能である。等の効果が得ら
れる。
【0041】また、この加熱装置を用いて最適な定着状
態を確保できる加熱定着装置を、さらに、この加熱定着
装置を用いて高品質の定着画像を得ることができる画像
形成装置をそれぞれ提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示すレーザビームプ
リンタの構成を説明する断面図である。
【図2】 エンジンコントローラ部の構成を説明するブ
ロック図である。
【図3】 実施の形態1を説明する定着サーミスタ温度
と時間の関係を示すグラフである。
【図4】 実施の形態1の動作を説明するフローチャー
トである。
【図5】 実施の形態2を説明する定着サーミスタ温度
と時間の関係を示すグラフである。
【図6】 実施の形態2の動作を説明するフローチャー
トである。
【図7】 従来の定着サーミスタ温度と時間の関係を示
すグラフである。
【図8】 従来の定着サーミスタ温度と時間の他の関係
を示すグラフである。
【符号の説明】
4 光学ユニット部(作像手段)、5 感光体(作像手
段)、9 エンジンコントローラ部(制御手段)、6a
定着ヒータ(加熱体)、6b 定着サーミスタ(温度
検知手段)、6c 定着加圧ローラ(加圧手段)、6d
耐熱性フィルム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 克治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱体の温度を検知する温度検知手段
    と、この温度検知手段により検知した加熱体の温度が任
    意の温度より高温になっている時間を計時する計時手段
    と、この計時手段により計時した時間が、前記加熱体に
    おいて発生するオーバーシュート時間より十分に長く、
    かつ前記加熱体が連続加熱により破壊に至る時間より短
    い一意の時間に到達した時、前記加熱体の異常と判断し
    て前記加熱体への通電を停止させる制御手段とを備えた
    ことを特徴とする加熱装置。
  2. 【請求項2】 加熱体の温度を検知する温度検知手段
    と、この温度検知手段により検知した加熱体の温度が任
    意の温度より高温になっている時の温度差データをサン
    プリングし、積算する積算手段と、この積算手段により
    積算した値が前記加熱体において発生するオーバーシュ
    ート量より十分に大きく、かつ前記加熱体が連続加熱に
    より破壊に至る量より少ない一意の値に到達した時、前
    記加熱体の異常と判断して前記加熱体への通電を停止さ
    せる制御手段とを備えたことを特徴とする加熱装置。
  3. 【請求項3】 未定着画像を有する被加熱体と、この被
    加熱体を加熱して前記未定着画像を該被加熱体に加熱定
    着する請求項1または請求項2記載の加熱装置とを備え
    た加熱定着装置。
  4. 【請求項4】 耐熱性フィルムの一面側に加熱体を他面
    側に被加熱体を配設し、この被加熱体を前記耐熱性フィ
    ルムに加圧させて前記未定着画像を該被加熱体に加熱定
    着することを特徴とする請求項3記載の加熱定着装置。
  5. 【請求項5】 被加熱体に未定着画像を形成担持させる
    作像手段と、前記被加熱体に未定着画像を加熱定着させ
    る請求項4記載の加熱定着装置とを備えたことを特徴と
    する画像形成装置。
JP9368982A 1997-12-25 1997-12-25 加熱装置、加熱定着装置および画像形成装置 Pending JPH11191481A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8301051B2 (en) 2008-08-27 2012-10-30 Ricoh Company, Limited Fixing device, image forming apparatus, and method of controlling fixing device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8301051B2 (en) 2008-08-27 2012-10-30 Ricoh Company, Limited Fixing device, image forming apparatus, and method of controlling fixing device

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