JPH11190426A - 歯車変速機用シフト装置 - Google Patents
歯車変速機用シフト装置Info
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- JPH11190426A JPH11190426A JP10297492A JP29749298A JPH11190426A JP H11190426 A JPH11190426 A JP H11190426A JP 10297492 A JP10297492 A JP 10297492A JP 29749298 A JP29749298 A JP 29749298A JP H11190426 A JPH11190426 A JP H11190426A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/34—Locking or disabling mechanisms
- F16H63/3408—Locking or disabling mechanisms the locking mechanism being moved by the final actuating mechanism
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20012—Multiple controlled elements
- Y10T74/20018—Transmission control
- Y10T74/20085—Restriction of shift, gear selection, or gear engagement
- Y10T74/20104—Shift element interlock
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 歯車変速機用シフト装置において、そのつど
選択されないシフト棒の阻止手段を狭い空間に組立て易
く収容できるようにする。 【構成】 歯車変速機用シフト装置において、ハウジン
グ1内に回転及び軸線方向移動可能に支持されるシフト
軸に固定的に支持されるシフトフインガにそれぞれ係合
しないシフト棒6a,6bは、連結溝5a,5cに係合
する阻止担体の阻止部材21,22により固定され、こ
の阻止担体は、シフト軸上に回転可能にかつ軸線方向移
動不能に支持され、ハウジング1に対して軸線方向移動
可能にかつ回転不能に設けられている。
選択されないシフト棒の阻止手段を狭い空間に組立て易
く収容できるようにする。 【構成】 歯車変速機用シフト装置において、ハウジン
グ1内に回転及び軸線方向移動可能に支持されるシフト
軸に固定的に支持されるシフトフインガにそれぞれ係合
しないシフト棒6a,6bは、連結溝5a,5cに係合
する阻止担体の阻止部材21,22により固定され、こ
の阻止担体は、シフト軸上に回転可能にかつ軸線方向移
動不能に支持され、ハウジング1に対して軸線方向移動
可能にかつ回転不能に設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概
念に記載の歯車変速機用シフト装置に関する。
念に記載の歯車変速機用シフト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の同期化される歯車変速機用のこ
のような公知のシフト装置(欧州特許出願公開第053
2924号明細書)では、変速機ハウジング内に揺動可
能に支持されて同期化クラツチに係合する揺動フオーク
により若干の前進変速段が入れられ、変速機ハウジング
内で揺動フオークの縦軸線に対して平行に、シフト軸が
長さ方向移動可能にかつ回転可能に支持されている。個
別部品の数の減少によりこのような変速を安価にかつ動
作確実に行うため、この公知のシフト装置では、シフト
軸にシフトフインガが取付けられ、揺動フオークに取付
けられるシフト舌片と共同作用して、シフト舌片の互い
に一直線をなす溝内での縦方向移動により、変速段を前
もつて選択し、シフトフインガの回転により変速段を入
れることができるようになつている。シフトフインガ
は、これが係合する阻止湾曲片により包囲され、阻止湾
曲片は、軸線方向に移動可能に案内され、回転方向には
拘束され、シフトフインガのボスの両端面に接してい
る。阻止湾曲片は変速機ハウジングの案内溝内に縦方向
に案内され、回転を防止されている。阻止湾曲片は、シ
フトフインガ用の通過開口を除いて閉じた四角形を形成
し、両方の半径方向脚辺を結ぶ平行な横ウエブが対向案
内部として、変速機ハウジングの案内溝に係合してい
る。シフトフインガ用の通過開口は、横ウエブにあつて
シフト軸の軸線に関して直径上で対向する阻止湾曲片の
部分に設けられ、通過開口を区画するその両方の平行な
湾曲片端部は、それぞれ阻止部材として構成されてい
る。この構成のため、公知の阻止湾曲片は双腕レバーを
形成し、このレバーの半径方向脚辺の中間個所がシフト
軸に対して揺動可能に支持され、その一方のレバー腕の
自由端は阻止部材を持ち、その他方のレバー腕の自由端
は対向案内部を持つている。このような構成は、当然か
さばり、一体のシフト軸では組立てに不便である。なぜ
ならば、阻止湾曲片の取外しは、シフトフインガとシフ
ト軸との結合を外した後にしか可能でないからである。
のような公知のシフト装置(欧州特許出願公開第053
2924号明細書)では、変速機ハウジング内に揺動可
能に支持されて同期化クラツチに係合する揺動フオーク
により若干の前進変速段が入れられ、変速機ハウジング
内で揺動フオークの縦軸線に対して平行に、シフト軸が
長さ方向移動可能にかつ回転可能に支持されている。個
別部品の数の減少によりこのような変速を安価にかつ動
作確実に行うため、この公知のシフト装置では、シフト
軸にシフトフインガが取付けられ、揺動フオークに取付
けられるシフト舌片と共同作用して、シフト舌片の互い
に一直線をなす溝内での縦方向移動により、変速段を前
もつて選択し、シフトフインガの回転により変速段を入
れることができるようになつている。シフトフインガ
は、これが係合する阻止湾曲片により包囲され、阻止湾
曲片は、軸線方向に移動可能に案内され、回転方向には
拘束され、シフトフインガのボスの両端面に接してい
る。阻止湾曲片は変速機ハウジングの案内溝内に縦方向
に案内され、回転を防止されている。阻止湾曲片は、シ
フトフインガ用の通過開口を除いて閉じた四角形を形成
し、両方の半径方向脚辺を結ぶ平行な横ウエブが対向案
内部として、変速機ハウジングの案内溝に係合してい
る。シフトフインガ用の通過開口は、横ウエブにあつて
シフト軸の軸線に関して直径上で対向する阻止湾曲片の
部分に設けられ、通過開口を区画するその両方の平行な
湾曲片端部は、それぞれ阻止部材として構成されてい
る。この構成のため、公知の阻止湾曲片は双腕レバーを
形成し、このレバーの半径方向脚辺の中間個所がシフト
軸に対して揺動可能に支持され、その一方のレバー腕の
自由端は阻止部材を持ち、その他方のレバー腕の自由端
は対向案内部を持つている。このような構成は、当然か
さばり、一体のシフト軸では組立てに不便である。なぜ
ならば、阻止湾曲片の取外しは、シフトフインガとシフ
ト軸との結合を外した後にしか可能でないからである。
【0003】自動車の変速機用の別の種類の公知のシフ
ト装置(ドイツ連邦共和国特許出願公開第360215
7号明細書)では、シフト路を予め選択するために回転
可能で変速段を入れるため軸線方向に移動可能なシフト
軸が設けられ、このシフト軸にシフトフインガがボスを
介して取付けられ、シフトフオークを選択するため、シ
フト軸上に案内されるシフトフオークのシフト腕にある
溝に選択的に係合可能である。選択されないシフトフオ
ークをシフト運動しないように阻止するため、シフト軸
上に案内される阻止板は半径方向に揺動可能であるが、
軸線方向には固定されている。一方では公差の問題を回
避し他方では最小の構造費及び組立て費で更にシフト限
定又は阻止板固定を行うため変速位置固定用のばね荷重
を受ける係止装置を設けるために、この公知の別の種類
のシフト装置では、阻止板ボスがシフトフインガボスを
公知のように包囲し、阻止板ボスにばね−玉係止片を受
入れる円筒突起が設けられ、シフトフインガボスに適当
な対向する係止凹所が形成されている。この公知のシフ
ト装置の第1の実施形態では、シフトフインガボスに軸
線方向スリツトが設けられ、このスリツトに対向して阻
止板ボスに穴が設けられて、半径方向内方へ延びるピン
を収容し、このピンが軸線方向スリツトへシフトを限定
するように入り込んでいる。この公知の別の種類のシフ
ト装置の第2の実施形態では、シフトフインガボスに長
方形開口が設けられ、この開口より上で阻止板ボスに、
周方向に延びる阻止スリツトが設けられ、変速機ハウジ
ング内にピン端部を持つ阻止ピンが設けられて、半径方
向に阻止スリツトを通つて長方形開口内へ延びている。
ト装置(ドイツ連邦共和国特許出願公開第360215
7号明細書)では、シフト路を予め選択するために回転
可能で変速段を入れるため軸線方向に移動可能なシフト
軸が設けられ、このシフト軸にシフトフインガがボスを
介して取付けられ、シフトフオークを選択するため、シ
フト軸上に案内されるシフトフオークのシフト腕にある
溝に選択的に係合可能である。選択されないシフトフオ
ークをシフト運動しないように阻止するため、シフト軸
上に案内される阻止板は半径方向に揺動可能であるが、
軸線方向には固定されている。一方では公差の問題を回
避し他方では最小の構造費及び組立て費で更にシフト限
定又は阻止板固定を行うため変速位置固定用のばね荷重
を受ける係止装置を設けるために、この公知の別の種類
のシフト装置では、阻止板ボスがシフトフインガボスを
公知のように包囲し、阻止板ボスにばね−玉係止片を受
入れる円筒突起が設けられ、シフトフインガボスに適当
な対向する係止凹所が形成されている。この公知のシフ
ト装置の第1の実施形態では、シフトフインガボスに軸
線方向スリツトが設けられ、このスリツトに対向して阻
止板ボスに穴が設けられて、半径方向内方へ延びるピン
を収容し、このピンが軸線方向スリツトへシフトを限定
するように入り込んでいる。この公知の別の種類のシフ
ト装置の第2の実施形態では、シフトフインガボスに長
方形開口が設けられ、この開口より上で阻止板ボスに、
周方向に延びる阻止スリツトが設けられ、変速機ハウジ
ング内にピン端部を持つ阻止ピンが設けられて、半径方
向に阻止スリツトを通つて長方形開口内へ延びている。
【0004】異なる種類の別の公知のシフト装置(ドイ
ツ連邦共和国特許第4242456号明細書)では、シ
フトハウジングのいわゆるシフトドームにある手動シフ
トレバーが、継手担体により自在継手状に懸架されてい
るので、シフトドームに対して空間的に固定したシフト
棒選択用揺動軸線の周り、及び第1の揺動軸線及び継手
担体に対して空間的に固定してそのつど選択されるシフ
ト棒を操作する第2の揺動軸線の周りに揺動可能であ
る。玉継手担体から、手動シフトレバーの下端と一体に
形成されるシフトフインガを間隔をおいて包囲する阻止
担体部材が突出し、シフトフインガと同じ高さにある端
部に、シフトフインガの両側にある2つの阻止カムを持
ち、そのつど整列されないシフト棒のシフト溝へこの阻
上カムが係合する。シフトフインガは、継手担体に対し
て、付属する1軸継手により、選択面の方向に動かない
ように、またそれぞれのシフト面の方向に揺動可能に設
けられ、継手担体は、付属する1軸継手により、シフト
ドームに対して選択面の方向に揺動可能に、またそれぞ
れのシフト面の方向に動かないように固定されている。
手動シフトレバーの自在継手状支持、及び選択されない
シフト棒の阻止用阻止担体としての自在継手の付加的な
構成により、このシフト装置は比較的かさばりかつ費用
がかかるように構成されている。
ツ連邦共和国特許第4242456号明細書)では、シ
フトハウジングのいわゆるシフトドームにある手動シフ
トレバーが、継手担体により自在継手状に懸架されてい
るので、シフトドームに対して空間的に固定したシフト
棒選択用揺動軸線の周り、及び第1の揺動軸線及び継手
担体に対して空間的に固定してそのつど選択されるシフ
ト棒を操作する第2の揺動軸線の周りに揺動可能であ
る。玉継手担体から、手動シフトレバーの下端と一体に
形成されるシフトフインガを間隔をおいて包囲する阻止
担体部材が突出し、シフトフインガと同じ高さにある端
部に、シフトフインガの両側にある2つの阻止カムを持
ち、そのつど整列されないシフト棒のシフト溝へこの阻
上カムが係合する。シフトフインガは、継手担体に対し
て、付属する1軸継手により、選択面の方向に動かない
ように、またそれぞれのシフト面の方向に揺動可能に設
けられ、継手担体は、付属する1軸継手により、シフト
ドームに対して選択面の方向に揺動可能に、またそれぞ
れのシフト面の方向に動かないように固定されている。
手動シフトレバーの自在継手状支持、及び選択されない
シフト棒の阻止用阻止担体としての自在継手の付加的な
構成により、このシフト装置は比較的かさばりかつ費用
がかかるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の基礎になつて
いる課題は、大体において、歯車変速機用シフト装置に
おいて、そのつど選択されないシフト棒の阻止手段を狭
い空間に組立て易く収容できるようにすることである。
いる課題は、大体において、歯車変速機用シフト装置に
おいて、そのつど選択されないシフト棒の阻止手段を狭
い空間に組立て易く収容できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、請求項1の特徴によつて有利に解決される。従属
請求項は、本発明によるシフト装置の有利な構成を対象
としている。
れば、請求項1の特徴によつて有利に解決される。従属
請求項は、本発明によるシフト装置の有利な構成を対象
としている。
【0007】本発明によるシフト装置では、選択面従つ
て中立位置にあるシフト棒の連結溝と一直線に阻止担体
を固定するためのハウジング側案内部分が設けられてい
るので、シフト棒により伝達されるすべての力が、直接
阻止カムを介して最短経路でハウジングへ導入される。
て中立位置にあるシフト棒の連結溝と一直線に阻止担体
を固定するためのハウジング側案内部分が設けられてい
るので、シフト棒により伝達されるすべての力が、直接
阻止カムを介して最短経路でハウジングへ導入される。
【0008】本発明によるシフト装置では、シフト軸上
における阻止担体の支持部は荷重を受けないので、この
配置を安価に寸法設定することができる。阻止担体は例
えば熱可塑性射出成形部品として構成することができ
る。
における阻止担体の支持部は荷重を受けないので、この
配置を安価に寸法設定することができる。阻止担体は例
えば熱可塑性射出成形部品として構成することができ
る。
【0009】本発明によるシフト装置では、シフト軸上
へ単に載せるか又は置くことにより、阻止担体を安価に
取付けることができる。修理の場合、費用なしにかつシ
フトフインガの取外しなしに阻止担体を交換することが
できる。更に本発明によるシフト装置では、シフト棒の
阻止に必要な構造空間が、この範囲におけるシフトのた
めいずれにせよ存在する構造空間を僅かしか増大しな
い。
へ単に載せるか又は置くことにより、阻止担体を安価に
取付けることができる。修理の場合、費用なしにかつシ
フトフインガの取外しなしに阻止担体を交換することが
できる。更に本発明によるシフト装置では、シフト棒の
阻止に必要な構造空間が、この範囲におけるシフトのた
めいずれにせよ存在する構造空間を僅かしか増大しな
い。
【0010】図面に示されている実施例に基いて本発明
を以下に説明する。
を以下に説明する。
【0011】
【実施例】歯車変速機のハウジング1内に回転及び軸線
方向移動可能に支持されかつ図示しない変速機軸に交差
して設けられる軸線23−23を持つシフト軸3上に
は、シフトフインガ4が取付けられて、公知のようにシ
フト棒6a,6b,6cのシフト又は連結溝5a,5
b,5cへ選択的に係合する。変速段に対応する歯車を
変速機軸にそれぞれ連結するため使用される歯車クラツ
チの数に関係する数のシフト棒は、ねじ8a,8bを介
してハウジング1に取付けられる少なくとも2つの支持
板7a,7bに支持されている。
方向移動可能に支持されかつ図示しない変速機軸に交差
して設けられる軸線23−23を持つシフト軸3上に
は、シフトフインガ4が取付けられて、公知のようにシ
フト棒6a,6b,6cのシフト又は連結溝5a,5
b,5cへ選択的に係合する。変速段に対応する歯車を
変速機軸にそれぞれ連結するため使用される歯車クラツ
チの数に関係する数のシフト棒は、ねじ8a,8bを介
してハウジング1に取付けられる少なくとも2つの支持
板7a,7bに支持されている。
【0012】連結溝5a,5b,5cのすぐ近くにある
支持板7a上には、ねじ8a,8bにより角形部材13
が取付けられて、連結溝5aの左に案内溝9aの形の案
内部があり、連結溝5cの右に同様に案内溝9bの形の
案内部があるように形成され、角形部材13の案内溝9
a,9bが、一直線をなして、軸線23−23を含むハ
ウジング1の選択面18−18の中間に設けられ、シフ
ト棒6a,6b,6cが中立位置にある時、連結溝5
a,5b,5cも同様に一直線をなして整列されてい
る。
支持板7a上には、ねじ8a,8bにより角形部材13
が取付けられて、連結溝5aの左に案内溝9aの形の案
内部があり、連結溝5cの右に同様に案内溝9bの形の
案内部があるように形成され、角形部材13の案内溝9
a,9bが、一直線をなして、軸線23−23を含むハ
ウジング1の選択面18−18の中間に設けられ、シフ
ト棒6a,6b,6cが中立位置にある時、連結溝5
a,5b,5cも同様に一直線をなして整列されてい
る。
【0013】シフト軸上には、阻止担体10がスリーブ
状又は殻状支持部分24により支持され、シフトフイン
ガが中間シフト棒6bの連結溝5b内にある時、シフト
フインガの両側に設けられかつ軸線23−23に対して
半径方向に支持部分から突出する阻止カム21及び22
の形に構成される2つの阻止部材が、左の連結溝5a又
は右の連結溝5cへはまり合いで係合する。同時に、そ
れぞれシフトフインガから離れる軸線23−23の方向
に両方の阻止カム21,22の1つに続きかつ軸線23
−23に対して半径方向に支持部分から突出する案内カ
ム11a又は11bの形の2つの対向案内部が、両方の
案内溝9a及び9bの対応する1つへ係合し、しかも軸
線23−23の方向に動くように、これに反し軸線23
−23の周方向には動かないように係合する。こうして
シフトフインガは、シフト面20−20の方向に中間の
シフト棒6bを操作することができ、他の両方のシフト
棒6a,6cはハウジング1に対して動かないように固
定されている。
状又は殻状支持部分24により支持され、シフトフイン
ガが中間シフト棒6bの連結溝5b内にある時、シフト
フインガの両側に設けられかつ軸線23−23に対して
半径方向に支持部分から突出する阻止カム21及び22
の形に構成される2つの阻止部材が、左の連結溝5a又
は右の連結溝5cへはまり合いで係合する。同時に、そ
れぞれシフトフインガから離れる軸線23−23の方向
に両方の阻止カム21,22の1つに続きかつ軸線23
−23に対して半径方向に支持部分から突出する案内カ
ム11a又は11bの形の2つの対向案内部が、両方の
案内溝9a及び9bの対応する1つへ係合し、しかも軸
線23−23の方向に動くように、これに反し軸線23
−23の周方向には動かないように係合する。こうして
シフトフインガは、シフト面20−20の方向に中間の
シフト棒6bを操作することができ、他の両方のシフト
棒6a,6cはハウジング1に対して動かないように固
定されている。
【0014】シフト棒が中立位置にある時、シフトフイ
ンガの係合のために使用される連結溝5a,5b,5c
の区画壁19の中心が、それぞれ選択面に設けられてい
る。
ンガの係合のために使用される連結溝5a,5b,5c
の区画壁19の中心が、それぞれ選択面に設けられてい
る。
【0015】阻止担体は、シフトフインガのために、そ
の縦方向に関して中間の個所に通過開口17を持ち、隣
接する案内カム11a,11bとそれぞれ一体に形成さ
れる阻止カム21,22がこの通過開口に続いている。
の縦方向に関して中間の個所に通過開口17を持ち、隣
接する案内カム11a,11bとそれぞれ一体に形成さ
れる阻止カム21,22がこの通過開口に続いている。
【0016】軸線23−23の周方向に通過開口を限定
する支持部分の面16a,16bは、シフト棒6a,6
b,6cのシフト行程を限定するためシフトフインガ用
のストツパとして使用される。
する支持部分の面16a,16bは、シフト棒6a,6
b,6cのシフト行程を限定するためシフトフインガ用
のストツパとして使用される。
【0017】阻止担体の下方へ開く支持部にもかかわら
ず、阻止担体はその阻止カム21,22及び案内カム1
1a,11bを介して各方向に位置を固定して保持され
ているので、阻止担体が脱落することはない。シフト棒
6a,6b,6c又は同時に2つのシフト棒の許容でき
ないシフト力は、案内カム11a,11bを介して最短
経路で角形部材13へ導出される。
ず、阻止担体はその阻止カム21,22及び案内カム1
1a,11bを介して各方向に位置を固定して保持され
ているので、阻止担体が脱落することはない。シフト棒
6a,6b,6c又は同時に2つのシフト棒の許容でき
ないシフト力は、案内カム11a,11bを介して最短
経路で角形部材13へ導出される。
【0018】角形部材13の代わりに、適当な案内溝1
5a,15bを持つ2つのハウジングフイン14a,1
4bを設けることもできる。
5a,15bを持つ2つのハウジングフイン14a,1
4bを設けることもできる。
【図1】本発明によるシフト装置を持つ歯車変速機のハ
ウジングのシフト棒に沿う断面図である。
ウジングのシフト棒に沿う断面図である。
【図2】変つたハウジング側案内部分を持つ歯車変速機
のハウジングの一部の図1に対応する断面図である。
のハウジングの一部の図1に対応する断面図である。
【図3】図1のIII−III線による歯車変速機のハ
ウジングの断面図である。
ウジングの断面図である。
【図4】図1のIV−IV線による歯車変速機のハウジ
ングの断面図である。
ングの断面図である。
【図5】図1によるシフト装置の阻止担体の斜視図であ
る。
る。
1 ハウジング 3 シフト軸 4 シフトフインガ 5a〜5c 連結溝 6a〜6b シフト棒 10 阻止担体 11a,11b 対向案内部(案内カム) 17 通過開口 18−18 選択面 20−20 シフト面 21,22 阻止部材(阻止カム) 23−23 軸線 24 支持部分
Claims (4)
- 【請求項1】 ハウジング内に、少なくとも2つの平行
に整列されるシフト棒が、互いにかつハウジングに対し
て縦方向に移動可能に設けられ、かつシフトフインガの
係合用連結溝をそれぞれ持ち、 これらの連結溝が、シフト棒の中立位置でハウジングの
選択面内に互いに一直線をなして整列され、 選択面内に又は選択面に対して平行に設けられる軸線を
持ちかつ回転及び軸線方向移動可能にハウジング内に支
持されるシフト軸に相対運動しないように設けられるシ
フトフインガが、シフト軸により、選択すべきシフト棒
の連結溝へ係合するため選択面内でのシフト運動のた
め、及び選択面に対して横向き又は直角にかつシフトフ
インガへ係合する連結溝の両溝壁のほぼ中間にあるハウ
ジングのシフト面内におけるシフト運動のために、移動
可能であり、 シフト軸上に回転可能にかつ軸線方向移動不能に支持さ
れかつ選択されないシフト棒の連結溝へ係合する阻止部
材を持つ少なくとも1つの阻止担体が、シフトフインガ
が設けられ、 阻止担体が、シフトフインガの選択運動の際ハウジング
に対して自由に動き得るように、かつシフトフインガに
対してほぼ動かないように設けられ、これに反しシフト
フインガのシフト運動の際ハウジングに対してほぼ動か
ないように、かつシフトフインガに対してほぼ自由に動
くように設けられ、 ハウジングがシフト軸の軸線に対して平行に延びる案内
部を持ち、阻止担体が、選択されない少なくとも1つの
シフト棒をハウジングに対して固定するためシフト棒の
軸線に対して半径方向に設けられて案内部と共同作用す
る少なくとも1つの対向案内部を持ち、 阻止担体が、その縦軸線の中間位置に、シフトフインガ
用の半径方向通過開口を持ち、この通過開口が縦軸線に
関して2つの阻止部材の間にある、歯車変速機用シフト
装置において、 少なくとも1つの阻止部材が、シフト軸(3)の軸線
(23−23)に対して半径方向に設けられる阻止カム
(21又は22)として設けられ、 阻止担体(10)が、シフト軸(3)上へ半径方向には
めるか載せることができる支持部分(24)を持ち、こ
の支持部分(24)に少なくとも1つの阻止カム(2
1,22)及び少なくとも1つの対向案内部(11a,
11b)が形成され、 支持部分(24)がシフトフインガ(4)の通過開口
(17)を持ち、この通過開口(17)の両側にある阻
止カム(21,22)に、通過開口(17)から離れる
ように向く支持部分(24)の縦軸線の方向に、それぞ
れ対向案内部(11a,11b)が続いていることを特
徴とする、歯車変速機用シフト装置。 - 【請求項2】 阻止担体(10)の少なくとも1つの対
向案内部(11a又は11b)が、シフト軸(3)の軸
線(23−23)に対して半径方向に設けられる案内カ
ムとして構成されていることを特徴とする、請求項1に
記載のシフト装置。。 - 【請求項3】 シフトフインガ(4)用通過開口(1
7)にある阻止カム(21又は22)が、それに続く案
内カム(11a又は11b)と一体に構成されているこ
とを特徴とする、請求項1又は2に記載のシフト装置。 - 【請求項4】 通過開口(17)を周方向に限定する支
持部分(24)の面が、シフトフインガ(4)自体が直
接当たる回転角ストツパ(16a,16b)として形成
されていることを特徴とする、請求項1ないし3の1つ
に記載のシフト装置。
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