JPH11189685A - ポリマー組成物及び電線・ケーブル被覆材 - Google Patents

ポリマー組成物及び電線・ケーブル被覆材

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JPH11189685A
JPH11189685A JP37052297A JP37052297A JPH11189685A JP H11189685 A JPH11189685 A JP H11189685A JP 37052297 A JP37052297 A JP 37052297A JP 37052297 A JP37052297 A JP 37052297A JP H11189685 A JPH11189685 A JP H11189685A
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JP
Japan
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weight
polyolefin
polyphenylene ether
parts
component
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JP37052297A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kamo
弘 加茂
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 混和性が大きく改良され、耐衝撃性と耐熱性
のバランスに優れたポリマー組成物、及び該組成物から
なる電線・ケーブル被覆材を提供する。 【解決手段】 (a)ポリオレフィン、(b)ポリフェ
ニレンエーテル、(c)αオレフィンと芳香族モノビニ
リデン化合物との疑似ランダムコポリマー、よりなるポ
リマー組成物及び該組成物からなる電線・ケーブル被覆
材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耐油性、耐薬品性、
耐熱性、耐衝撃性に優れ、電気・電子分野、自動車分
野、その他の各種工業材料分野で利用できる樹脂状乃至
エラストマー状のポリマー組成物に関し、特に、そのポ
リマー組成物からなる電線・ケーブル被覆材に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリフェニレンエーテルは、機械的特
性、電気特性、耐熱性、低温特性、吸水性が低く、かつ
寸法安定性に優れるものの、成形加工性や耐衝撃性に劣
る欠点を有するため、ポリスチレン、ハイインパクトポ
リスチレンとブレンドすることによりこれらの問題点を
改良し、例えば、電気・電子部品、事務機器ハウジン
グ、自動車部品、精密部品、各種工業部品などの樹脂組
成物として広く利用されている。しかしながら、このポ
リフェニレンエーテルとハイインパクトポリスチレンか
らなる古典的なポリフェニレンエーテル樹脂組成物(米
国特許第3383435号明細書に開示されている)
は、耐衝撃性が改善されるものの、耐薬品性に劣る欠点
を有している。
【0003】このため、例えば、米国特許第33618
51号明細書では、ポリフェニレンエーテルをポリオレ
フィンとブレンドすることにより、耐溶剤性、耐衝撃性
を改良する提案がなされ、米国特許第3994856号
明細書には、ポリフェニレンエーテルまたはポリフェニ
レンエーテルおよびスチレン系樹脂を水添ブロック共重
合体とブレンドすることによる耐衝撃性、耐溶剤性の改
良に関する開示があり、米国特許第4145377号明
細書には、ポリフェニレンエーテルまたはポリフェニレ
ンエーテルおよびスチレン系樹脂をポリオレフィン/水
添ブロック共重合体=20〜80重量部/80〜20重
量部からなる予備混合物および水添ブロック共重合体と
ブレンドすることによる耐衝撃性、耐溶剤性の改良に関
する開示があり、さらに米国特許第4166055号明
細書および米国特許第4239673号明細書には、ポ
リフェニレンエーテルを水添ブロック共重合体およびポ
リオレフィンとブレンドすることによる耐衝撃性の改良
が開示されている。
【0004】そして、米国特許第4383082号明細
書およびヨーロッパ公開特許第115712号明細書で
は、ポリフェニレンエーテルをポリオレフィンおよび水
添ブロック共重合体とブレンドすることにより耐衝撃性
を改良するという開示がなされている。また、特開昭6
3−113058号公報および特開昭63−22564
2号公報ならびに米国特許第4863997号公報に
は、ポリオレフィン樹脂とポリフェニレンエーテル樹脂
からなる樹脂組成物の改質に特定の水添ブロック共重合
体を配合し、耐薬品性、加工性に優れた樹脂組成物が提
案されている。
【0005】また、特開昭62−20551号公報、特
開昭62−25149号公報、特開昭62−48757
号公報、特開昭62−48758号公報、特開昭62−
199637号公報ならびに米国特許第4772657
号明細書では、ポリフェニレンエーテル、ポリオレフィ
ンおよび水添ブロック共重合体からなるゴム弾性に優れ
たゴム組成物を提案し、また特開平2−225563号
公報では、ポリフェニレンエーテルとポリオレフィンお
よび特定の水添ブロック共重合体からなる相溶性、剛性
と耐熱性に優れ、耐溶剤性に優れた樹脂組成物が提案さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ここで
開示されている先行技術は、古典的なポリフェニレンエ
ーテル樹脂組成物と比べると飛躍的に耐溶剤性が改良さ
れた樹脂組成物を与えたり耐熱性に優れたゴム状弾性体
の組成物を与えるものの、特に、ポリオレフィン成分を
多く含む組成物においてはポリフェニレンエーテルとポ
リオレフィンとの相溶性が不十分であり層剥離現象が著
しく起こるのが現状である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な現状に鑑み、ポリオレフィンとポリフェニレンエーテ
ルを含む組成物に高いレベルの混和性を付与させるた
め、混和剤として用いる共重合体に関して鋭意検討を重
ねた。その結果、新たにα−オレフィンと芳香族モノビ
ニリデン化合物との疑似ランダムコポリマーを用いる
と、ポリオレフィンとポリフェニレンエーテルを含む組
成物の混和性が大きく改良され、耐油性、耐衝撃性、耐
熱性に優れた樹脂組成物および耐熱性に優れたゴム状弾
性体組成物が得られることを見い出した。
【0008】すなわち、本発明は、 (a)ポリオレフィン 20〜60重量部 (b)ポリフェニレンエーテル 30〜60重量部 (c)α−オレフィンと芳香族モノビニリデン化合物との疑似ランダムコポリマ ー5〜50重量部 よりなるポリマー組成物、及び該組成物からなる電線・
ケーブル被覆材を提供するものである。さらに上記コポ
リマーが、98.6〜53モル%のエチレン及び1.4
〜47モル%のスチレンを含むエチレンとスチレンの疑
似ランダムコポリマーであることを特徴とするポリマー
組成物、及び電線・ケーブル被覆材を提供する。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
(a)成分として用いるポリオレフィンは、通常の成形
材料として用いられる数平均分子量が30000以上の
ポリオレフィンであり、例えば、アイソタクチックポリ
プロピレン、超高分子量アイソタクチックポリプロピレ
ン、ポリ(4−メチル−1−ペンテン)、ポリブテン−
1、高密度ポリエチレン、超高分子量高密度ポリエチレ
ン、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、密
度0.90未満の超低密度ポリエチレンや、エチレン、
プロピレン、他のα−オレフィン、不飽和カルボン酸ま
たはその誘導体の中から選ばれる2種以上の化合物の共
重合体、例えば、エチレン/ブテン−1共重合体、エチ
レン/(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メ
タ)アクリル酸エステル共重合体、プロピレン/エチレ
ン(ランダム、ブロック)共重合体、プロピレン/1−
ヘキセン共重合体、プロピレン/4−メチル−1−ペン
テン共重合体等が挙げられる。これらのポリオレフィン
は1種のみならず2種以上を併用することができる。こ
れらポリオレフィンのうち、アイソタクチックポリプロ
ピレン、プロピレン/エチレンブロック共重合体、プロ
ピレン/エチレンランダム共重合体およびポリエチレン
が好ましい。
【0010】また、本発明で用いるポリオレフィンは、
上記したポリオレフィンのほかに、該ポリオレフィンと
α,β−不飽和カルボン酸またはその誘導体とをラジカ
ル発生剤の存在下、非存在下で溶融状態、溶液状態で3
0〜350℃の温度下で反応させることによって得られ
る公知の変性(該α,β−不飽和カルボン酸またはその
誘導体が0.01〜10重量%グラフトまたは付加)ポ
リオレフィンであってもよく、さらに上記したポリオレ
フィンと該変性ポリオレフィンの任意の割合の混合物で
あってもかまわない。次に本発明で用いる(b)成分の
ポリフェニレンエーテル(以下、単にPPEと略記)
は、本発明のポリマー組成物に耐熱性および難燃性を付
与するうえで必須な成分である。該PPEとは、次に示
す一般式(1)、
【0011】
【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 は、炭素
数1〜4のアルキル基、アリール基、ハロゲン、水素等
の一価の残基であり、R5 、R6 は同時に水素ではな
い)を繰り返し単位とし、構成単位が一般式(1)の
〔a〕及び〔b〕からなる単独重合体、あるいは共重合
体が使用できる。
【0012】このPPEの具体的な例としては、例え
ば、ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエー
テル)、ポリ(2−メチル−6−エチル−1,4−フェ
ニレンエーテル)、ポリ(2−メチル−6−フェニル−
1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジクロ
ロ−1,4−フェニレンエーテル)等が挙げられ、さら
に2,6−ジメチルフェノールと他のフェノール類(例
えば、2,3,6−トリメチルフェノールや2−メチル
−6−ブチルフェノール)との共重合体のごときポリフ
ェニレンエーテル共重合体も挙げられる。中でもポリ
(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル)、
2,6−ジメチルフェノールと2,3,6−トリメチル
フェノールとの共重合体が好ましく、さらにポリ(2,
6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル)が好まし
い。
【0013】かかるPPEの製造方法は公知の方法でP
PEの製造できるものであれば特に限定されるものでは
なく、例えば、米国特許第3306874号記載のHa
yによる第一銅塩とアミンのコンプレックスを触媒とし
て用い、例えば2,6−キシレノールを酸化重合するこ
とにより容易に製造でき、その他米国特許第33068
75号、同第3257357号および同第325735
8号の各明細書、特公昭52−17880号および特開
昭50−51197号および同63−152628号の
各公報等に記載の方法で容易に製造できる。
【0014】また、本発明で用いるPPEは、上記した
PPEのほかに、該PPEとα,β−不飽和カルボン酸
またはその誘導体とをラジカル発生剤の存在下、非存在
下で溶融状態、溶液状態、スラリー状態で80〜350
℃の温度下で反応させることによって得られる公知の変
性(該α,β−不飽和カルボン酸またはその誘導体が
0.01〜10重量%グラフトまたは付加)PPEであ
ってもよく、さらに上記したPPEと該変性PPEの任
意の割合の混合物であってもかまわない。
【0015】さらに、9,10−ジヒドロ−9−オキサ
−10−フォスファフェナントレンをPPE100重量
部に対し 0.2〜5重量部添加し溶融混練したリン化
合物処理PPEも色調および流動性に優れたPPEとし
て用いることができる。また、本発明で用いるPPEは
上記したPPEのほかに、これらPPE100重量部に
対してポリスチレンまたはハイインパクトポリスチレン
を100重量部を超えない範囲で加えたものも好適に用
いられる。本発明に用いるポリフェニレンエーテル樹脂
の分子量としては、数平均分子量で1,000〜10
0,000であり、好ましい範囲は約6,000〜6
0,000である。本発明で数平均分子量とは、ゲルパ
ーミエーションクロマトグラフィーにより、標準ポリス
チレンの検量線を用いて求めたポリスチレン換算の数平
均分子量である。
【0016】本発明で用いる(c)成分のα−オレフィ
ンと芳香族モノビニリデン化合物との疑似ランダムコポ
リマーは、脂肪族α−オレフィン及び芳香族モノビニリ
デン化合物からなる実質的にランダムなインター重合体
である。脂肪族α−オレフィンは、炭素数2〜18の脂
肪族及び脂環族α−オレフィン、好ましくは炭素数2〜
8のα−オレフィンである。最も好ましい脂肪族α−オ
レフィンはエチレンまたはプロピレンであり、好ましく
はエチレンと任意に1種以上の炭素数3〜8のα−オレ
フィンを含むもの、例えばエチレン及びプロピレン、ま
たはエチレン及びオクテン、またはエチレン及びプロピ
レン及びオクテンからなる。
【0017】芳香族モノビニリデン化合物は、以下の式
で表される化合物である。
【化2】 (ただし、R1 は水素及び炭素数3以下アルキル基から
なる置換基群から選ばれ、Arはフェニル基、またはハ
ロゲン、炭素数1〜4のアルキル及び炭素数1〜4のハ
ロアルキルからなる群から選ばれる1〜5個の置換基に
より置換されているフェニル基である。) 好適な例は、スチレン及びその低級アルキル−またはハ
ロゲン−置換誘導体である。好ましい例は、スチレン、
α−メチルスチレン、スチレンの低級アルキル−または
フェニル置換誘導体例えば、オルト−、メタ−及びパラ
−メチルスチレン、またはこれらの混合物、並びに環ハ
ロゲン化スチレンである。より好ましい芳香族モノビニ
リデン化合物は、スチレンである。
【0018】本発明で有用な(c)成分は、好ましく
は、脂肪族α−オレフィン及び芳香族モノビニリデン化
合物からなる疑似(pseudo)ランダム鎖状または
実質的に鎖状、より好ましくは鎖状のインター重合体で
ある。これらの疑似ランダム鎖状インター重合体は、1
990年7月3日に出願された米国特許出願第5454
03号(ヨーロッパ特許公開第0416815号に対
応)に開示されている。(c)成分中に含有される芳香
族モノビニリデン化合物好ましくは疑似ランダム鎖状イ
ンター重合体から由来する単位の含量は、好ましくは
1.4モル%以上、さらに好ましくは1.5〜55モル
%、非常に好ましくは3.0〜50モル%、そして最も
好ましくは、15.0〜47モル%である。
【0019】例えば、13000より大きい重量平均分
子量(Mw)を有するような高い分子量インター重合体
成分(c)を使用するのが好ましい。また、これら重合
体のメルトインデックス(ASTM D−1235 P
rocedure A.条件E)は、好ましくは125
以下、さらに好ましくは0.01〜100、特に好まし
くは0.01〜25、最も好ましくは0.05〜8の範
囲である。以下に記述する様に、実質的にランダムなイ
ンター重合体成分(c)を調製している間、ある量のア
タクチック芳香族モノビニリデン化合物ホモ重合体が、
高濃度での芳香族モノビニリデン化合物のホモ重合によ
り、生成される。一般に、重合温度が高くなればなるほ
ど、生成するホモ重合体の量は増大する。芳香族モノビ
ニリデン化合物ホモ重合体の存在は、一般に、本発明で
は有害でなく、許容される。芳香族モノビニリデン化合
物ホモ重合体は、所望により、例えば好適な抽出剤、ア
セトンまたはクロロホルムによる抽出により、成分
(c)から分離できる。本発明の目的達成には、成分
(c)において芳香族モノビニリデン化合物ホモ重合体
の量は、成分(c)の重量に基づいて、20重量%以
下、さらに好ましくは15重量%以下である。
【0020】実質的にランダムなインター重合体は、そ
れらの相溶化機能が実質的に影響されない範囲で、当業
者に周知の代表的なグラフト化、水素化、官能化または
他の反応によって変性できる。重合体は、確立された技
術により容易にスルホン化または塩素化されて官能化さ
れた誘導体とすることができる。疑似ランダムインター
重合体は、、1990年7月3日に出願された米国特許
出願第545403号(ヨーロッパ特許公開第0416
815号に対応)に記述されている方法で製造できる。
これらの重合反応において、好ましい操作条件は、大気
圧から3000気圧までの圧力、及び30〜200℃の
温度である。
【0021】疑似ランダムインター重合体を製造するに
好適な触媒及び方法の例は、1990年7月3日に出願
された米国特許出願第545403号(ヨーロッパ特許
公開第0416815号)、1990年7月3日に出願
された米国特許出願第547718号(ヨーロッパ特許
公開第468651号)、1991年5月20日に出願
された米国特許出願第702475号(ヨーロッパ特許
公開第514828号)、1992年5月1日に出願さ
れた米国特許出願第876268号(ヨーロッパ特許公
開第520732号)、1993年1月21日に出願さ
れた米国特許出願第8003号、1993年3月19日
に出願された米国特許出願第34434号、1993年
6月24日に出願された米国特許出願第82197号、
並びに米国特許出願第5055436、505747
5、5096867、5064802、5132380
及び5189192号の各明細書に開示されており、こ
れらの全ては、本発明の参考として引用する。
【0022】本発明のポリマー組成物は、上記した
(a)〜(c)成分を基本成分として構成される。
(a)成分のポリオレフィンの配合量は20〜60重量
部、好ましくは20〜40重量部である。この配合量が
20重量部より少ないと、耐衝撃性が不十分となり、ま
た60重量部より多いと、耐熱性が損なわれ、寸法安定
性の低下を招く。(b)成分のポリフェニレンエーテル
の配合量は30〜60重量部、好ましくは40〜60重
量部である。この配合量が30重量部より少ないと、耐
熱性が不十分であり、一方、60重量部より多いと、耐
薬品性、耐油性、成形加工性の低下を招く。
【0023】(c)成分のα−オレフィンと芳香族モノ
ビニリデン化合物との疑似ランダムコポリマーの配合量
は5〜50重量部、好ましくは7〜40重量部、さらに
好ましくは10〜35重量部である。このコポリマー
は、本来相容性の低いポリオレフィンとポリフェニレン
エーテルとの間の混和剤の役割をするため、この配合量
が5重量部より少ないと十分な混和剤としての機能が発
揮できない。従って、成型品に剥離現象が発生し、機械
特性や耐薬品性の低下、ポリマーアロイとしてのモルフ
ォロジーが不安定になる等の問題を生じる。一方、混和
剤は本来マトリクスとドメインあるいは2成分ポリマー
間の界面に存在すべきでものであるが、配合量が50重
量部より多くなると、混和剤としての疑似ランダムコポ
リマーが主成分になってしまい、ポリオレフィン、ポリ
フェニレンエーテル各々の本来の特性を十分発揮するこ
とができなくなる。
【0024】ところで、このα−オレフィンと芳香族モ
ノビニリデン化合物との疑似ランダムコポリマーは、芳
香族モノビニリデン化合物の含有割合を変えることによ
り硬質樹脂状から軟質エラストマー状まで広範囲に変化
することが知られている。また、ポリオレフィンとポリ
フェニレンエーテルは本来相溶性がなく、単純に混ぜた
だけでは層剥離が著しく実用に耐えないが、ポリオレフ
ィンとポリフェニレンエーテルとをポリマーアロイ化す
る混和剤として、新たにα−オレフィンと芳香族モノビ
ニリデン化合物との疑似ランダムコポリマーが有用であ
ることを見いだした。
【0025】本発明では、上記の成分の他に、本発明の
特徴および効果を損なわない範囲で必要に応じて他の付
加的成分、例えば、芳香族モノビニリデン化合物−共役
ジエン化合物の水素添加ブロック共重合体、非水添の芳
香族モノビニリデン化合物−共役ジエン化合物のブロッ
ク共重合体、酸化防止剤、難燃剤(有機リン酸エステル
系化合物、無機リン系化合物、芳香族ハロゲン系難燃剤
など)、可塑剤(オイル、低分子量ポリエチレン、エポ
キシ化大豆油、ポリエチレングリコール、脂肪酸エステ
ル類等)、難燃助剤、耐候(光)性改良剤、ポリオレフ
ィン用造核剤、スリップ剤、無機または有機の充填材や
強化材(ガラス繊維、カーボン繊維、ウィスカー、マイ
カ、タルク、カーボンブラック、酸化チタン、炭酸カル
シウム、チタン酸カリウム、ワラストナイト、導電性金
属繊維、導電性カーボンブラック等)、各種着色剤、離
型剤等を添加してもよい。
【0026】本発明のポリマー組成物は、上記した各成
分を用いて種々の方法で製造することができる。例え
ば、単軸押出機、二軸押出機、ロール、ニーダー、ブラ
ベンダープラストグラフ、バンバリーミキサー等による
加熱溶融混練方法が挙げられるが、中でも二軸押出機を
用いた溶融混練方法が最も好ましい。その際の溶融混練
温度は特に限定されないが、通常150〜350℃の範
囲である。
【0027】このようにして得られる本発明のポリマー
組成物は、樹脂状乃至エラストマー状のポリマー組成物
となり、従来公知の種々の方法、例えば、射出成形、押
出成形、中空成形により各種成形体として成形できる。
これら各種成形体としては、例えば自動車部品が挙げら
れ、具体的には、バンパー、フェンダー、ドアーパネ
ル、各種モール、エンブレム、エンジンフード、ホイー
ルキャップ、ルーフ、スポイラー、各種エアロパーツ等
の外装品や、インストゥルメントパネル、コンソールボ
ックス、トリム等の内装部品等に適している。さらに、
電気機器の内外装部品としても好適に使用でき、具体的
には各種コンピューターおよびその周辺機器、その他の
OA機器、テレビ、ビデオ、各種ディスクプレーヤー等
のキャビネット、冷蔵庫等の部品に適し、そしてさらに
は、各種ガスケット類、屈曲性チューブ、ホース被覆、
ウェザストリップ、屈曲性バンパー、エアーインテーク
ホース、クッションパネル等の部品に適している。さら
に、本発明で得られるポリマー組成物は、電線・ケーブ
ル被覆材に好適である。
【0028】
【実施例】本発明を実施例などによってさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例などにより限定され
るものではない。<参考例1:(a)成分のポリオレフィンの調整> 高密
度ポリエチレン(サンテック−HD S360;旭化成
工業社製)を(a−1、HDPE1)とし、高密度ポリ
エチレン(サンテック−HD J320;旭化成工業社
製)を(a−2、HDPE2)とし、低密度ポリエチレ
ン(サンテック−LD M1804;旭化成工業社製)
を(a−3、LDPE)とし、ポリプロピレン(ジェイ
アロマー MA510;日本ポリオレフィン社製)を
(a−4、PP)とした。
【0029】<参考例2:(b)成分のPPEの調整>
酸素吹き込み口を反応器底部に有し、内部に冷却コイ
ル、撹拌羽を有するステンレス製反応器内部を窒素で充
分置換した後、臭化第二銅53.6g、ジ−n−ブチル
アミン1110g、さらにトルエン20リットル、n−
ブタノール16リットル、メタノール4リットルの混合
溶媒に2,6−キシレノール8.75kgを溶解して反
応器に仕込んだ。撹拌しながら反応器内部に酸素を吹き
込み続け、180分間重合を行なった。なお、内温は4
0℃に維持するため、重合中冷却コイルに水を循環させ
た。重合終了後、析出したポリマーを濾別し、メタノー
ル/塩酸混合液を添加し、ポリマー中の残存触媒を分解
し、さらにメタノールを用いて充分洗浄した後乾燥し、
白色粉末状のPPE(還元粘度0.54)を得た。この
ポリマーを(b−1、PPE1)とする。
【0030】更に、用いた触媒量を変えた他は(b−
1)を得た方法と同じ方法で、還元粘度0.31のPP
Eを得た。このポリマーを(b−2、PPE2)とす
る。また、(b−1)100重量部に対して、無水マレ
イン酸1.5部および2,5−ジメチル−2,5−ジ
(tert−ブチルパーオキシ)ヘキサン1部を配合
し、330℃に設定したベントポート付き二軸押出機
(ZSK−25;WERNER&PFLEIDERER
社製、ドイツ国)を用いて溶融混練し、無水マレイン酸
が0.98部付加した変性PPEを得た。このポリマー
を(b−3、m−PPE)とする。
【0031】<参考例3: (第3級ブチルアミド)ジ
メチル(テトラメチル−η5−シクロペンタジエニル)
シランチタンジクロライドの製造> (a):(クロロ)(ジメチル)(テトラメチルシクロ
ペンタジ−2,4−エニル)シラン −40℃に冷却したテトラヒドロフラン(THF)15
0ml中の21.5g(167mmol)のジメチルジ
クロロシラン溶液に、THF80ml中の8.00g
(55.6mmol)のナトリウム1,2,3,4−テ
トラメチルシクロペンタジエナイドを徐々に加えた。反
応混合物を室温に加温し、一中夜攪拌した。溶媒を除去
し、残渣をペンタンで抽出して濾過した。ペンタンを減
圧下で除去して生成物を明黄色油として得た。収量は1
0.50g(83.0%)であった。該生成物のNMR
分析による分析結果は次のとおりである。 1H NMR(C6D6)δ2.89(s,1H)、
1.91(s,6H)、1.71(s,6H)、0.1
4(s,6H);13C NMR(C6D6)δ13
7.8,131.5,56.6,14.6,11.4,
0.81。
【0032】(b):(第3級ブチルアミノ)(ジメチ
ル)(テトラメチルシクロペンタジ−2,4−エニル)
シラン 20mlTHF中の11.07g(151mmol)の
t−ブチルアミンの溶液を、300mlTHF中の1
3.00g(60.5mmol)の(クロロ)(ジメチ
ル)(テトラメチルシクロペンタジエニル)シランの溶
液に、5分かけて加えた。直ちに沈殿が生成した。スラ
リを3日間攪拌し、ついで溶媒を除去し、残渣をペンタ
ンで抽出して濾過した。収量は14.8g(97.2
%)であった。該生成物のNMR分析による分析結果は
次のとおりである。 MS:251 1H NMR(C6D6)δ2.76(s,1H)、
2.01(s,6H)、1.84(s,6H)、1.0
9(s,9H)、0.10(s,6H);13C NM
R(C6D6)δ135.4,133.2,57.0,
49.3,33.8,15.0,11.2,1.30。
【0033】(C):ジリチウム(第3級ブチルアミ
ド)(ジメチル)(テトラメチルシクロペンタジエニ
ル)シラン 100mlエーテル中の3.000g(11.98mm
ol)の(第3級ブチルアミド)(ジメチル)(テトラ
メチルシクロペンタジエニル)シランの溶液に混合C6
アルカン溶媒中の2.6M(23.95mmol)ブチ
ルリチウム溶液9.21mlを徐々に加えた。この反応
混合物を一中夜攪拌し次いで濾過した。固体をエーテル
で数回洗浄し、次いで減圧下で乾燥して生成物を白色粉
末として得た。収量は3.134g(99.8%)であ
った。
【0034】(d):(第3級ブチルアミド)ジメチル
(テトラメチル−η5−シクロペンタジエニル)シラン
チタンジクロライド 0.721g(11.98mmol)のTiCl4 を3
0mlの凍結(−196℃)THFに加えた。混合物を
−78℃に加温した(乾燥氷浴)。生成黄色溶液に、3
0mlTHF中の1.000g(3.80mmol)の
ジリチウム(第3級ブチルアミド)(ジメチル)(テト
ラメチルシクロペンタジエニル)シランの溶液を加え
た。一夜攪拌しながら溶液を室温に加温した。生成する
非常に暗色の溶液から溶媒を除去した。残渣をペンタン
で抽出して濾過した。凍結器中での冷却により淡黄緑色
結晶固体から非常に可溶性の暗い赤褐色物質を分離し
た。固体を濾過し、ペンタンから再結晶させてオリーブ
色緑色生成物を得た。収量は0.143g(10.2
%)であった。該生成物のNMR分析による分析結果は
次のとおりである。 1H NMR(C6D6)δ2.00(s,6H)、
1.99(s,6H)、1.42(s,9H)、0.4
3(s,6H);13C NMR(C6D6)δ14
0.6,137.9,104.0,62.1,32.
7,16.1,13.0,5.40。
【0035】<参考例4:(c)成分のエチレン−スチ
レン疑似ランダムコポリマー(ES1と略記する)の調
製> トルエン中メチルアルミノキサン(MAO)の10%溶
液1.65mlを45mlのトルエンと50mlのスチ
レンとの溶液とステンレス性ショットタンクの中で混合
することによってスチレン/エチレン混合物の重合を行
った。(第3級ブチルアミド)ジメチル(テトラメチル
−η5−シクロペンタジエニル)シランチタンジクロラ
イドの0.010M溶液250μlを第2ショットタン
ク中のトルエン25mlに加えた。両方のショットタン
クを密封しグローブボックスから除き、そして600m
lのステンレス鋼圧力容器に取り付けた。この圧力容器
を真空にし、アルゴンでパージした。
【0036】スチレン/トルエン/MAO溶液を圧力容
器に加え、攪拌しながら620kPa(90psig)
のエチレンのもとで89℃に加温した。この時点で触媒
溶液を加え、圧力を1271kPa(185psig)
に増大させ1240〜1275kpa(180〜185
psig)の間に調節した。発熱反応により温度は95
℃に上昇した。温度を90℃に下げ、次いで反応の残余
の間90〜92℃に調節した。1.0時間後にエチレン
の供給を停止した。反応物を大気圧に排気し、30℃に
冷却し、この時点でメタノールを加えた。生成物を集
め、メタノールで洗浄し、そして残存溶媒を減圧下に1
20℃で除去した。9.02gの物質が得られた。この
物質の13C−NMR分析はこの物質がポリスチレンに
起因するピークのないスチレン(モル基準で15.2
%、重量基準で40重量%)とエチレンとのランダムコ
ポリマーであることを示した。このポリマーを(c−
1、ES1)とした。
【0037】<参考例5:(c)成分のエチレン−スチ
レン疑似ランダムコポリマー(ES2と略記する)の調
製>基本的には上記製造例の重合法に従った。ただし、
反応温度を90℃とした。150mlの混合アルカン溶
媒、500mlのスチレン及び8mlの15%MAOト
ルエン溶液(1000Al/Ti)を充填した。反応器
を1240kPa(180psig)のエチレンで飽和
させ、20μモルの[(C5 Me4 )SiMe2 (N−
フェニル)]TiCl2 を加えて重合を始めた。エチレ
ンを1240kPa(180psig)の要求量で与え
た。60分後に溶液反応器からの少量の酸化防止剤を含
む溶液に排出させた。ポリマーを真空中で乾燥した。ポ
リマー収量は26.6gであった。メルトインデックス
(I2 )=26.6、13C−NMR分析はポリマーが
46モル%(76重量%)のスチレンを持つことを示
し、エチレンとのランダムコポリマーであることを示し
た。このポリマーを(c−2、ES2)とした。
【0038】<参考例6:ブロック共重合体の調整(S
EBS1と略記する)>ポリスチレン−水素添加された
ポリブタジエン−ポリスチレンのブロック構造を有し、
ポリブタジエンブロックが60重量%、ポリスチレンブ
ロックが40重量%、数平均分子量108,000、分
子量分布1.08、水素添加前のポリブタジエンの1,
2−ビニル結合量が38%で、水素添加率が99.5%
のブロック共重合体を合成し、このポリマーを(c−
3、SEBS1)とした。<参考例7:ブロック共重合体の調整(SEBS2と略
記する)> ポリスチレン−水素添加されたポリブタジエ
ン−ポリスチレンのブロック構造を有し、ポリブタジエ
ンブロックが30重量%、ポリスチレンブロックが70
重量%、数平均分子量133,000、分子量分布1.
05、水素添加前のポリブタジエンの1,2−ビニル結
合量が36%で、水素添加率が99.1%のブロック共
重合体を合成し、このポリマーを(c−4、SEBS
2)とした。
【0039】(実施例1〜6および比較例1〜3)ポリ
オレフィン(a−1〜4)、ポリフェニレンエーテル
(b−1〜3)、エチレンとスチレンの疑似ランダムコ
ポリマー(c−1〜2)、水添ブロック共重合体(c−
3〜4)を表1に示した組成で配合し、280℃に設定
したベントポート付き二軸押出機(ZSK−25;WE
RNER&PFLEIDERER社製、ドイツ国)を用
いて溶融混練しペレットを得た。
【0040】このペレットを用いて250〜290℃に
設定したスクリューインライン型射出成形機に供給し、
金型温度90℃の条件で引張試験用テストピース、アイ
ゾット衝撃試験用テストピースを射出成形した。これら
のテストピースを用いて引張試験(ASTM D−63
8に準拠)を行ない、その破断面より組成物の層剥離の
有無を確認し、さらにアイゾット(ノッチ付き)衝撃強
度(ASTM D−256:23℃)および熱変形温度
(ASTM D−648)を測定した。なお、得られた
組成物の中で軟質でエラストマー状組成物に関しては熱
変形温度は測定しなかった。これらの結果も表1に示し
た。
【0041】これらの結果より、従来の水添ブロック共
重合体のみの場合(比較例)、層剥離が認められ、耐衝
撃性と耐熱性のバランスが十分でないのに対し、ポリオ
レフィンとポリフェニレンエーテルの混和剤として、エ
チレンとスチレンの疑似ランダムコポリマーを用いた組
成物(実施例)は層剥離が無く、耐衝撃性と耐熱性のバ
ランスに優れたものである。
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】本発明のポリマー組成物は、ポリオレフ
ィンとポリフェニレンエーテルの混和剤として、エテレ
ンとスチレンとの疑似ランダムコポリマーを用いること
で、従来の水添ブロック共重合体に比べ、大きく相溶化
効果が改良された。従来技術では困難であったポリオレ
フィンとポリフェニレンエーテルを含むポリマー組成物
の層剥離現象を改良し、耐油性、耐薬品性、耐熱性、耐
衝撃性に優れたポリマー組成物を得た。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ポリオレフィン:20〜60重量
    部、(b)ポリフェニレンエーテル:30〜60重量
    部、(c)α−オレフィンと芳香族モノビニリデン化合
    物との疑似ランダムコポリマー:5〜50重量部、より
    なることを特徴とするポリマー組成物。
  2. 【請求項2】 (c)コポリマーが、98.6〜53モ
    ル%のエチレン及び1.4〜47モル%のスチレンを含
    むエチレンとスチレンの疑似ランダムコポリマーである
    ことを特徴とする請求項1記載のポリマー組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のポリマー組成物
    からなる電線・ケーブル被覆材。
JP37052297A 1997-12-25 1997-12-25 ポリマー組成物及び電線・ケーブル被覆材 Pending JPH11189685A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7079108B2 (en) 1990-03-23 2006-07-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data processing apparatus

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