JPH11188591A - 曲面切削加工方法 - Google Patents

曲面切削加工方法

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JPH11188591A
JPH11188591A JP35469397A JP35469397A JPH11188591A JP H11188591 A JPH11188591 A JP H11188591A JP 35469397 A JP35469397 A JP 35469397A JP 35469397 A JP35469397 A JP 35469397A JP H11188591 A JPH11188591 A JP H11188591A
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JP
Japan
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processing
axis
spindle
workpiece
moved
Prior art date
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JP35469397A
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English (en)
Inventor
Shunji Chiaki
俊司 千明
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被加工面に対して往復移動させることなく、
加工ラインを形成して軸非対称曲面レンズを切削加工す
る。 【解決手段】 被加工物1の被加工面1aを軸非対称曲
面に切削加工する曲面切削加工方法であって、主軸に対
して被加工物1を一定角度傾けて保持させ、主軸または
回転によって被加工物1の被加工面1aを加工する加工
工具7の少なくとも一方を主軸の軸と平行な一方向に移
動させると共に、加工工具7または主軸の少なくとも一
方を主軸の軸に対して垂直な一方向に移動させて、被加
工物1の被加工面1aの一加工ラインを切削加工する。
加工工具及び主軸を一方向にだけ移動して加工し、往復
方向に移動させる必要がなく、加工誤差を回避でき、送
り速度を大きくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸非対称曲面を対
象とした光学素子の光学機能面や光学素子の成形用型の
光学機能面を切削によって加工する曲面切削加工方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】軸非対称曲面の切削加工は、設計式およ
び設計データに基づいた座標系(X・Y・Z等)で加工
されており、このため被加工物をNC加工機に取り付け
て加工している。この加工を行う従来の方法としては、
特開平8−336701号公報及び特開平5−2206
49号公報に記載されている。
【0003】特開平8−336701号公報に記載され
ている加工方法は、NC工作機械のXYテーブル上に被
加工物を保持させる一方、NC工作機械の回転主軸を上
述したXY方向と直交するZ軸方向に往復移動可能と
し、この回転主軸にバイトを取り付けている。そして、
回転主軸の回転駆動によってバイトを旋回させると共
に、回転主軸をZ軸方向に往動させ、XYテーブルをX
軸方向に上動させる。これにより被加工物表面に対して
帯状の切削部分を加工する。その後、XYテーブルをY
軸方向に1ピッチ水平移動させ、この後、バイトをZ軸
方向に復動させながら同様に切削する。このような切削
の繰り返しによって、トーリックレンズなどを切削加工
するものである。
【0004】特開平5−220649号公報の方法は、
レンズにトロイダル面を加工するものであり、バイトを
子線曲率半径位置で回転主軸に取り付ける一方、被加工
物を回動テーブルに取り付け、この状態でバイトを回転
させて被加工物に当てることによって被加工物の表面に
細い子線曲率半径を形成する。次に、この状態で回動テ
ーブルを回動させることにより、回動テーブルの軸線を
中心とする子線曲率面の回転形状を被加工物に形成する
ことによりトロイダル面とするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−336701号公報の方法では、旋回するバイトを
Z軸方向に往動させて加工面の帯状部分を切削するが、
凹又は凸の加工面に対するX軸方向の送りによって加工
面面頂部で住動から復動に切り替わる。その際の送り機
構のバックラッシュ又は送りモータの要因により、その
部分のみの面精度が劣化する。これを回避するために送
り速度を遅くするが、この場合には、加工時間の延長す
る問題を有している。
【0006】特開平5−220649号公報の方法で
は、このような問題点は回避できるが、バイトを子線曲
率半径位置で回転主軸に取り付けて回転させて加工する
ことから、子線曲率はR状の曲率のみの形状にしか対応
できない。このため加工できる対象形状に限界がある。
【0007】本発明は、このような従来の問題点を考慮
してなされたものであり、バイトなどの加工工具を送る
際に発生する加工誤差を回避しながら送り速度を速くし
ても、加工面を高精度に切削加工することができる曲面
切削加工方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、被加工物の被加工面を軸非対称
曲面に切削加工する曲面切削加工方法において、主軸に
対して被加工物を一定角度傾けて保持させる工程と、前
記主軸または回転によって前記被加工物の被加工面を加
工する加工工具の少なくとも一方を主軸の軸と平行な一
方向に移動させると共に、前記加工工具または主軸の少
なくとも一方を前記主軸の軸に対して垂直な一方向に移
動させて、被加工物の被加工面の一加工ラインを切削加
工する工程と、を有することを特徴とする。
【0009】この発明では、主軸に対して被加工物を一
定角度傾けて保持し、加工工具または主軸の少なくとも
一方を主軸の軸に平行な一方向に移動させると共に、加
工工具または主軸の少なくとも一方を主軸の軸に対し垂
直な一方向に移動させて被加工物に一加工ラインを切削
加工する。
【0010】この方法では、加工工具及び主軸を、主軸
の軸方向及び軸の垂直方向のいずれに対しても、一方向
に移動させ、復方向に移動させることがない。このた
め、バックラッシュが生じることがなく、加工誤差を回
避でき、送り速度を大きくした加工を行うことができ
る。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の発明で
あって、前記被加工物を前記加工ラインに対して傾ける
ことを特徴とする。
【0012】この発明では、加工ラインに対して被加工
物を傾けて切削するため、被加工物及び加工工具を復方
向に移動させる必要なく、加工することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は被加工物
である軸非対称曲面レンズ1の斜視図、図2(a)は正
面図、(b)はそのA−A線断面図、(c)はB−B線
断面図であり、軸非対称曲面レンズ1はその前面が被加
工面1aとなっている。この軸非対称曲面レンズ1はア
クリル樹脂によって成形されており、その被加工面1a
をダイヤモンド工具7によって切削加工するものであ
る。
【0014】図3は、軸非対称曲面レンズ1を切削加工
する加工機であり、超精密NC加工機が使用されてい
る。この加工機は、X軸、Y軸、Z軸の3軸方向にそれ
ぞれスライド可能なX軸テーブル2、Y軸テーブル3、
Z軸テーブル4を有し、3軸方向へ移動制御しながら運
転可能となっている。X軸テーブル2及びZ軸テーブル
4はベース21上の離れた位置に設置されており、Y軸
テーブル3はX軸テーブル2上に設置されている。
【0015】Z軸テーブル4上には主軸5が取り付けら
れ、この主軸5の先端に角度調整治具6が取り付けられ
ている。加工される軸非対称曲面レンズ1は角度調整治
具6の先端に傾けて固定されている。この実施の形態に
おいて、Z軸は主軸5の軸5aと平行な軸となってお
り、X軸は主軸5の軸5aに対して垂直な軸、Y軸はZ
軸とX軸によって形成される面に対して垂直な軸となっ
ている。
【0016】ダイヤモンド工具7は、Y軸テーブル3に
取り付けたスピンドル(切削スピンドル)8に保持され
ることにより、軸非対称曲面レンズ1と対向している。
このダイヤモンド工具7の回転中心軸9bは精密に回転
する切削スピンドル8の回転中心軸9aと同軸に設定さ
れる。
【0017】図4及び図5は、ダイヤモンド工具7の斜
視図及び正面図を示す。ダイヤモンド工具7は、ダイヤ
モンドからなる切削刃13を先端部分に有している。切
削刃13は、所定の曲率半径R1を有しており、ダイヤ
モンド工具の回転中心軸9bを中心として所定の工具半
径R2で回転する。
【0018】軸非対称曲面レンズ1は角度調整治具6に
より以下の様に傾けて固定される。図6は図3の軸非対
称曲面レンズ1が角度調整治具6に傾け固定された状態
でダイヤモンド工具7が作用する場合の上面を示し、図
7は設計データに基づき加工されるよう固定した状態を
示し、図8は加工機の送り軸の往復が発生しないよう傾
け固定した状態を示し、図9は図8の側面を示す。軸非
対称曲面レンズ1の光軸14を、図7に示すようにZ軸
と平行とした場合には、加工ライン11はZ軸方向にお
いて往から復の動きをする。これを防止するため、軸非
対称曲面レンズ1を図6に示すように、光軸14をZ軸
に対して角度θ傾けて固定する。このときの加工ライン
12を図8に示す。この角度θは、加工ライン12が往
から復の動きが発生しないように設定する。次に加工デ
ータについても角度θ傾けた座標値に変換して、NCプ
ログラムを作成する。
【0019】次に、この実施の形態による切削加工を説
明する。図6に示すように、主軸5の先端に固定されて
いる角度調整治具6をZ軸方向に前進させ、軸非対称曲
面レンズ1の被加工面1aの一端Sを回転しているダイ
ヤモンド工具7の切削刃13に接近させる。
【0020】そして、角度調整治具6をZ軸方向に前進
(往動)させながら、ダイヤモンド工具7をX方向とは
逆の方向に移動(往動)させることにより、ダイヤモン
ド工具7を図8に示す加工ライン12に沿って移動させ
る。その結果、ダイヤモンド工具7の切削刃13によっ
て、軸非対称曲面レンズ1の被加工面1aの一端Sから
他端Tに向かった軸非対称曲面の一つの加工ラインが切
削される。
【0021】このとき、角度調整治具6に対して軸非対
称曲面レンズ1が一定角度傾いて保持されているため、
角度調整治具6を矢印Z(図6参照)との逆方向に後退
(復動)させたり、ダイヤモンド工具7を矢印X方向に
後退(復動)させる必要なく、切削加工を行うことがで
きる。
【0022】なお、上述した加工では、角度調整治具6
を矢印Z方向に前進(往動)させているが、これに代え
て、ダイヤモンド工具7を矢印Z方向と逆方向に移動さ
せて加工しても良い。また、ダイヤモンド工具7を矢印
X方向に移動させているが、これに代えて、角度調整治
具6を矢印X方向に移動させて加工しても良い。
【0023】図10は、本実施の形態によって加工を行
う際のダイヤモンド工具7の軌跡および加工順序を示
す。まず、往から復への動きのない加工開始ラインL1
を行い、次にY方向へ任意のピッチ移動して、次のライ
ンL2を加工し、以下、同様にラインL3を加工する。
このようにラインL1からL2、L3……とY軸方向に
細分化した全ての往から復への動きのないラインの加工
を終了することにより、軸非対称曲面レンズ1を形成す
ることができる。
【0024】以上のような本実施の形態によれば、軸非
対称曲面レンズ1の被加工面1aに対して、往復の動き
を回避するようにレンズ1を傾けて加工するため、加工
機の送り機構に起因する加工誤差を回避でき、高精度な
光学面を加工できる。また、送り機構が加工誤差を左右
しないため、送り速度を速くでき、加工時間の削減が可
能となる。
【0025】なお、本実施の形態では、横方向(X軸方
向)の加工ラインを被加工面1aに対して縦方向(Y軸
方向)に下から上に移動させることによって形成してい
るが、上から下に移動させて加工しても良く、縦方向に
加工ラインを設定し、横方向に移動させて加工しても良
い。また、被加工物としては、切削加工可能なものであ
ればアクリル樹脂に限らず、他の光学用樹脂や成形用型
に使用する無電解ニッケルメッキ、無酸素銅、リン青
銅、真ちゅう或いは、ミラーに使用するアルミニウムや
その合金に対して適用することができる。さらに、切削
工具の切削刃としてc−BNを用いることで、ダイヤモ
ンドと親和性の良い鉄系の材料に対しても高精度で加工
できる。
【0026】(実施の形態2)図11は本発明の実施の
形態2によって加工する軸非対称曲面レンズ15を示
す。このレンズ15の被加工面15aは、X方向に2つ
の変曲点15b、15cを含む曲面となっている。加工
機及び切削加工方法は実施の形態1と同様であり、軸非
対称曲面レンズ15の加工ライン及び傾け方向の設定を
以下のようにして行う。
【0027】図11の軸非対称曲面レンズ15を実施の
形態1と同様の横方向の加工ラインで加工した場合、1
つの変曲点15bまたは15cには対応できるが、もう
1つの変曲点15cまたは15bには対応できなくな
る。この実施の形態では、図12に示すように、軸非対
称曲面レンズ15を図11の状態に対してXY面上で9
0度回転させ、変曲点が1つである面を加工ラインとし
て、その変曲点が加工ライン上から外れるように一定角
度θ傾ける。又、加工データについても、XY平面上で
90度回転した座標値を更に角度θ傾けた座標値に変換
して、NCプログラムを作成する。
【0028】このような切削加工においては、図12に
示すように、加工開始ラインL12を加工し、次にY方
向へ任意のピッチ移動して次のラインL12を加工し、
さらに加工ラインL13を加工する。このようにライン
L11からL12、L13……とY軸方向に細分化した
全てのラインの加工を行うことにより、2つの編曲点1
5b、15cを有した複雑な構造の軸非対称曲面レンズ
15であっても確実に切削加工することができる。
【0029】従って、本実施の形態によれば、1方向の
断面に変曲点を2つ以上含む曲面であっても、それに合
わせて加工ラインの設定を変えて切削加工するため、高
精度な光学面を作製できる。なお、横方向の加工ライン
によって加工を行っているが、加工ラインを縦方向に設
定して加工しても良い。
【0030】(実施の形態3)図13は実施の形態3に
よって加工する軸外し非球面ミラー16の斜視図であ
り、図14はその軸外し非球面ミラー16の光軸17と
の位置関係を示す。この実施の形態では、軸外し非球面
ミラー16を軸非対称曲面と同様に加工するものであ
る。加工機及び切削加工方法は実施の形態1と同様であ
り、軸外し非球面ミラー16の加工ライン及び傾け方向
の設定を以下のように行う。
【0031】図15は、従来より行われている切削加工
方法であり、軸外し非球面ミラー16の光軸17上での
Y方向の断面及びダイヤモンド工具7の切削刃13の状
態を示す。これに対し、図16はこの実施の形態による
加工を示し、軸外し非球面ミラー16をYZ面上で傾け
た状態及びダイヤモンド工具7の切削刃13の状態であ
る。
【0032】図17はこれらの図15及び図16の状態
で加工した場合の切削刃13の作用範囲を示す。図17
において、作用範囲H1は図15の従来による切削、す
なわちミラー16を傾けない場合に作用する範囲、作用
範囲H2は図16による本実施の形態による切削、すな
わちミラー16を傾けた場合に作用する範囲である。本
実施の形態では、作用範囲H2が小さくなっているた
め、切削刃13の真円度の影響が小さくなる。
【0033】この実施の形態では、図16に示すよう
に、切削刃13の作用範囲が切削刃13のR1(図17
参照)の中心付近で最小となるようYZ面上で傾け、こ
れに加えて、横方向の加工ライン18(図14参照)を
加工する時に送り軸に往復の動きが発生しないように実
施の形態1と同様にXZ面上で傾けることによって固定
されている。加工データについてもそれぞれの傾きを有
したデータに変換して、NCプログラムを作成する。
【0034】図18は、本実施の形態による加工時のダ
イヤモンド工具7の軌跡及び加工順序を示す。切削加工
ラインは加工開始ラインL31を加工し、次にY方向へ
任意のピッチ移動して次のラインL32を加工し、さら
に加工ラインL33を加工する。このようにラインL3
1からL32、L33……とY軸方向に細分化した全て
のラインの加工を終了することにより、軸外し非球面ミ
ラー16を切削加工することができる。
【0035】本実施の形態によれば、軸外し非球面ミラ
ーやレンズにおいても特別な治具を使用することなく、
加工が可能となる。また、これらの被加工物を傾けて切
削するため、切削刃13の作用範囲H2を小さくでき、
切削刃13の真円度の影響が小さくなり、高精度な光学
面とすることができる。
【0036】なお、上記した具体的実施の形態から次の
ような構成の技術的思想が導き出される。
【0037】(1)光学素子に用いられる非軸対称曲面
の切削加工において、加工機の軸の往・復の発生するポ
イントである変曲点が加工面から外れるように、被加工
物を一定角度傾けて固定し、この一定角度傾けて作成さ
れた加工データにより被加工面を加工することを特徴と
する曲面切削加工方法。
【0038】(2)上記(1)項において、前記被加工
物を、加工ラインに対して傾けることを特徴とする曲面
切削加工方法。
【0039】これらの発明では、軸の往・復の発生する
ポイントである変曲点が加工面から外れるように、被加
工物を一定角度傾けて固定し、この一定角度傾け作成さ
れた加工データにより被加工面を加工するものであり、
被加工物とそれに対応する加工データは送り方向に傾け
られる。そして、加工面の変曲点が加工面から外れるた
め、加工機の送り機構に起因する加工誤差を回避しつ
つ、送り速度を速くして加工面を高精度に切削加工でき
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、被加工物の加工中に、加工工具あるいは主軸
を、主軸の軸方向及びその軸の垂直方向のいずれの方向
にも、一方向すなわち前進させているのみで、後退させ
ていないため、バックラッシュが生じることがなく、加
工誤差を回避できるとともに送り速度を速くすることが
でき、高精度な軸非対称曲面を切削加工することができ
る。
【0041】請求項2の発明によれば、加工ラインに対
して被加工物を傾けて切削するため、被加工物及び加工
工具を復方向に移動させる必要なく、加工できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1によって加工する軸非対称曲面レ
ンズの斜視図である。
【図2】(a)は軸非対称曲面レンズの正面図、(b)
はそのA−A線断面図、(c)はB−B線断面図であ
る。
【図3】加工機の側面図である。
【図4】ダイヤモンド工具の斜視図である。
【図5】ダイヤモンド工具の側面図である。
【図6】実施の形態1の加工状態を示す平面図である。
【図7】軸非対称曲面レンズに対する従来の加工を示す
平面図である。
【図8】軸非対称曲面レンズを傾けて加工する実施の形
態1の平面図である。
【図9】実施の形態1の加工状態を示す側面図である。
【図10】実施の形態1の加工時の切削刃の軌跡を示す
斜視図である。
【図11】実施の形態2によって加工するレンズの斜視
図である。
【図12】実施の形態2によって加工する切削刃の軌跡
を示す斜視図である。
【図13】実施の形態3によって加工するミラーの斜視
図である。
【図14】実施の形態3で加工する際の位置関係を示す
平面図である。
【図15】実施の形態3に対応する従来の加工による加
工状態を示す側面図である。
【図16】実施の形態3における被加工物の断面及び加
工状態を示す側面図である。
【図17】実施の形態3の切削刃を示す側面図である。
【図18】実施の形態3の加工時の切削刃の軌跡を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 軸非対称曲面レンズ 2 X軸テーブル 3 Y軸テーブル 4 Z軸テーブル 5 主軸 6 角度調整治具 7 ダイヤモンド工具 8 切削スピンドル 12 加工ライン 13 切削刃 14 軸非対称曲面レンズの光軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物の被加工面を軸非対称曲面に切
    削加工する曲面切削加工方法において、 主軸に対して被加工物を一定角度傾けて保持させる工程
    と、 前記主軸または回転によって前記被加工物の被加工面を
    加工する加工工具の少なくとも一方を主軸の軸と平行な
    一方向に移動させると共に、前記加工工具または主軸の
    少なくとも一方を前記主軸の軸に対して垂直な一方向に
    移動させて、被加工物の被加工面の一加工ラインを切削
    加工する工程と、を有することを特徴とする曲面切削加
    工方法。
  2. 【請求項2】 前記被加工物を前記加工ラインに対して
    傾けることを特徴とする請求項1記載の曲面切削加工方
    法。
JP35469397A 1997-12-24 1997-12-24 曲面切削加工方法 Pending JPH11188591A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016120985A1 (ja) * 2015-01-27 2016-08-04 日立マクセル株式会社 回転非軸対称なレンズの製造方法、回転非軸対称なレンズ成形型の製造方法、回転非軸対称面ミラーの製造方法、及び回転非軸対称面ミラー成形型の製造方法

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