JP2002144105A - 曲面切削加工方法 - Google Patents

曲面切削加工方法

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JP2002144105A
JP2002144105A JP2000343379A JP2000343379A JP2002144105A JP 2002144105 A JP2002144105 A JP 2002144105A JP 2000343379 A JP2000343379 A JP 2000343379A JP 2000343379 A JP2000343379 A JP 2000343379A JP 2002144105 A JP2002144105 A JP 2002144105A
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axis
inflection point
curved surface
workpiece
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JP2000343379A
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Shunji Chiaki
俊司 千明
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被加工物の被加工面に変曲点があっても、ま
た変曲点が複数であっても、高精度な光学面を得る。 【解決手段】 ワーク曲面1aに凸または凹の変曲点1
2を有するワーク1に対して、回転する工具8を相対的
に移動させつつワーク曲面1aを切削加工する曲面切削
加工方法において、切削加工時のワーク1または工具
8、10の移動時の送り速度を、ワーク曲面1aの変曲
点12を含む前後面と、前後面に続く連続面とで変化さ
せ、前後面で遅くして加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学素子の光学機
能面や光学素子を成形するための成形用型の光学機能面
等のワーク曲面を切削によって加工する曲面切削加工方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ワーク曲面、特にワーク(被加工物)の
軸非対称曲面の切削加工方法は、設計式および設計デー
タに基づいた座標系(X、Y、Z等)で加工されてお
り、このためワーク(被加工物)をNC加工機に取付け
て加工している。この加工を行う従来の技術には、特開
平8−336701号公報に「表面加工方法」として開
示された技術(従来技術1)と、特開平5−22064
9号公報に「トロイダル面の加工装置」として開示され
た技術(従来技術2)とがある。
【0003】従来技術1に開示されている切削加工方法
では、図15に示すように、超精密NC工作機械Mの保
持面であるXYステージ110上に、被加工物Wを保持
させる一方、超精密NC工作機械Mの回転主軸101
を、XYステージ110の移動方向と直交するZ軸方向
に往復移動可能とし、この回転主軸101に取り付けら
れたバイトホルダ103の外周に外向きに被加工物Wを
切削するためのバイトであるダイヤモンドカッター10
2を取付けている。XYステージ110は、Xステージ
112とYステージ111とを重ねて構成されており、
Yステージ111は水平方向でのY軸方向に往復移動
し、また、Xステージ112はYステージ111の上で
前記水平方向に対して垂直方向となるX軸方向に往復移
動するようになっている。よって、Xステージ112の
上に被加工物Wが保持される。また、回転主軸101
は、水平方向で、Yステージ112のY軸方向に対して
直交するZ軸方向で往復移動するようになっている。
【0004】XYステージ110上の被加工物Wの切削
加工に際しては、回転主軸101の回転駆動によってダ
イヤモンドカッター102を旋回させるとともに、回転
主軸101をZ軸方向に往動させ、かつXYステージ1
10のうちのXステージ112をX軸方向に移動させ
る。これにより被加工物Wの表面(加工面)に対してダ
イヤモンドカッター102の刃先により帯状の切削部分
を加工する。その後、XYステージ110のうちのYス
テージ111をY軸方向に1ピッチ分水平移動させ、こ
の後、ダイヤモンドカッター102をZ軸方向に復動さ
せながら、被加工物Wの表面(加工面)を同様に切削す
る。このような切削の繰り返しによって、被加工物Wの
表面(加工面)に軸非対称曲面(被加工物Wが光学素子
の場合はトーリックレンズ)等を切削加工するものであ
る。
【0005】従来技術2に開示されている切削加工方法
では、光学素子としてのレンズに軸非対称曲面としての
トロイダル面を加工するものであり、例えば、旋盤と同
様にバイトを取付ける水平な回転主軸と、この回転主軸
の軸線と直角をなす軸線を有する被加工物支持用の回転
テーブルとを具備した加工装置235を用いて実施す
る。具体的には、図16に示すように、回転主軸224
の軸線L1に対して被加工物であるレンズの子線曲率半
径Rに相当する位置で、回転主軸224の端面にバイト
230を取付ける一方、回動テーブル238の軸線から
所定量だけ離れた位置で取付け治具240を介して被加
工物236を回動テーブル238の端面に取付け、この
状態で回転主軸224を介してバイト230を回転させ
て、被加工物236にバイト230の刃先を当てること
によって、被加工物236の表面に細い子線曲率半径を
有する曲面を形成する。つぎに、この状態で回転テーブ
ル238を回動させることにより、回転テーブル238
の軸線を中心とする子線曲率面の回転形状を被加工物2
36の表面に形成することにより、この表面をトロイダ
ル面242とするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来技
術にはつぎのような問題点があった。すなわち、従来技
術1においては、旋回するダイヤモンドカッターをZ軸
方向に往動させて被加工面に帯状の切削部分を加工する
が、被加工面に凹または凸を有する場合には、凹または
凸の面頂部(被加工面の変曲点)において、Xステージ
のX軸方向の送りを下向きの送りから上向きの送り(凹
の場合)、または、上向きの送りから下向きの送り(凸
の場合)に切り換える必要がある。このように、一方の
送り(往動)から他方の送り(復動)に切り換える場合
には、Xステージの送りを司る送り機構においては、そ
の送り機構のバックラッシュあるいは送りモータの要因
により、被加工面の面頂部の部分のみの面精度が低下す
る。
【0007】また、従来技術2においては、上記問題は
回避できるが、バイトを子線曲率半径で回転主軸の端面
に取付けて回転させて加工することから、子線曲率は円
弧状の曲率のみの形状にしか対応できない。このため、
加工できる被加工面の形状に限界がある。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、請求項1または2に係る発明の課題は、被
加工物の被加工面に変曲点があっても、また変曲点が複
数であっても、高精度な光学面を得ることができる曲面
切削加工方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1または2に係る発明は、ワーク曲面に凸ま
たは凹の変曲点を有するワークに対して、回転する工具
を相対的に移動させつつワーク曲面を切削加工する曲面
切削加工方法において、切削加工時の前記ワークまたは
工具の移動時の送り速度を、前記ワーク曲面の前記変曲
点を含む前後面と、該前後面に続く連続面とで変化さ
せ、前記前後面で遅くして加工する。
【0010】請求項1または2に係る発明の曲面切削加
工方法では、切削加工時のワークまたは工具の移動時の
送り速度を、ワーク曲面の変曲点を含む前後面と、前後
面に続く連続面とで変化させ、前後面で遅くして加工す
ることにより、変曲点付近において、送り機構のバック
ラッシュまたは送りモータの要因に影響されずに加工す
る。
【0011】請求項2に係る発明の曲面切削加工方法で
は、上記作用に加え、切削加工時のワークまたは工具の
移動時の送り速度を、ワーク曲面の変曲点のみで変化さ
せることにより、ワークまたは工具の送り速度を遅くす
る期間を短縮する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、具体的な実施の形態につい
て説明する。なお、本発明の実施の形態では、被加工物
として軸非対称曲面レンズの加工を例としているが、こ
れに限らず、他の曲面を有する光学素子や光学素子を成
形するための成形用型の光学機能面等のワーク曲面の加
工に適用することができるものである
【0013】(実施の形態1)図1〜図11は実施の形
態1を示し、図1は被加工物である軸非対称曲面レンズ
の外観斜視図、図2は軸非対称曲面レンズの正面図、図
3は図2のA−A断面図、図4は図2のB−B断面図、
図5は軸非対称曲面レンズを切削加工する加工機の構成
図、図6はダイヤモンド工具の斜視図、図7はダイヤモ
ンド工具の正面図、図8は軸非対称曲面レンズとダイヤ
モンド工具との作用を示す上面図、図9は図8の側面
図、図10は軸非対称曲面レンズの被加工面に対するダ
イヤモンド工具の軌跡を示す説明図、図11はダイヤモ
ンド工具の軌跡および加工順序を示す斜視図である。
【0014】まず、被加工物であるワークとしての軸非
対称曲面レンズについて説明する。図1〜図4におい
て、軸非対称曲面レンズ1はその前面がワーク曲面とし
ての被加工面1aとなっている。この軸非対称曲面レン
ズ1は、アクリル樹脂製で、長さが30mm、幅が20
mm、中心(長さ及び幅の中間点)の厚さが5mmであ
り、その被加工面1aである凹面を工具としてのダイヤ
モンド工具8(図6および図7参照)によって切削加工
される。
【0015】つぎに、軸非対称曲面レンズ1の曲面切削
加工方法に用いる加工機について説明する。図5におい
て、加工機には、超精密CNC加工機が使用されてい
る。この加工機は、加工機のベース5に対してX軸(紙
面に垂直方向)、Y軸(紙面の上下方向)、Z軸(紙面
の左右方向)の互いに直交する3軸方向にそれぞれスラ
イド可能なX軸テーブル2、Y軸テーブル3、Z軸テー
ブル4を有し、3軸方向ヘ図示しない制御装置によって
移動制御されるようになっている。X軸テーブル2およ
びY軸テーブル3は、ベース5上の互いに離れた位置に
配設されており、Z軸テーブル4はX軸テーブル2上に
配設されている。Y軸テーブル3上には、Y軸方向(上
方)に突出した主軸6が取付けられ、この主軸6のX軸
テーブル2側に対向する側面には、軸非対称曲面レンズ
1を保持するレンズ保持具7が取付けられている。加工
される軸非対称曲面レンズ1は、長さ方向をX軸方向と
平行にし、中心を主軸6の軸6aと一致させて同軸とな
って、レンズ保持具7に固定されている。
【0016】Z軸は、レンズ保持具7を取付ける主軸6
の軸6aと平行な軸となっており、X軸は主軸6の軸6
aに対して垂直な軸、Y軸はZ軸とX軸とによって形成
される水平な面に対して垂直な軸となっている。Z軸テ
ーブル4上には、Y軸方向(上方)に突出した屈曲部を
有するスピンドル取付けアーム4Aが取付けられ、スピ
ンドル取付けアーム4Aの先端側には、切削スピンドル
9が取着されている。切削スピンドル9にダイヤモンド
工具8がその工具軸8bを保持されることにより、レン
ズ保持具7に固定された軸非対称曲面レンズ1と対向し
ている。このダイヤモンド工具8の回転中心軸線8a
は、精密に回転する切削スピンドル9の回転中心軸線9
aと同軸に取付けられている。この回転中心軸線8a、
9aとY軸とは、平行な状態として設定されている。
【0017】図6および図7において、ダイヤモンド工
具8は、切削スピンドル9(図5参照)に保持される工
具軸8bと、工具軸8bの下端側の大径からなる刃取付
け部8cとを有し、刃取付け部8cの外周面には、ダイ
ヤモンドからなる切削刃10を突設している。切削刃1
0は、所定の曲率半径R1を有した刃部10aをその縁
部に形成しており、ダイヤモンド工具8の回転中心軸線
8aを中心として所定の工具半径R2(15mm、直径
で30mm)で回転する。切削刃10は、その上面図を
図8に示すように、円錐形の一部を切り抜いた形状を
し、図7に示すように、その縁部である刃部10aは、
曲率半径R1の円弧と一致し、基部10bは刃取付け部
8c(図6参照)の厚みと一致して、刃取付け部8cに
固着されている。また、刃取付け部8cにおける切削刃
10と対向する外周面には、ダイヤモンド工具8が回転
した場合における偏心を防止するためのバランサー10
cが取付けられている。このバランサー10cは、図9
に示すように、その高さh(突出量)が被加工物である
軸非対称曲面レンズ1の被加工面1aに接触しないよう
に調整されている。また、このバランサー10cは、1
ヶに限らず、等分に複数個配設してもよいし、又は、工
具軸8bの外周面に複数個配設してもよい。
【0018】つぎに、加工機の制御装置に用いるNCプ
ログラムについて、図5を参照しながら説明する。図1
0は軸非対称曲面レンズ1の被加工面1aに対するダイ
ヤモンド工具8に取付けた切削刃10の加工ライン11
の軌跡を示している。図10に示すように、ダイヤモン
ド工具8の回転と、ダイヤモンド工具8を移動制御する
X軸テーブル2およびZ軸テーブル4によるX軸方向お
よびZ軸方向への移動によって得られるところの切削刃
10の軌跡である加工ライン11は、Z軸方向におい
て、主軸6の軸6aに対応する位置、すなわち軸非対称
曲面レンズ1の中心軸(この中心軸は被加工面1aが凹
面であるから、凹の面頂部を通っている)と一致する位
置、すなわち変曲点12(ラインでみると変曲点である
が、Y方向(紙面に垂直の方向)にこの点を連続的にみ
ると変曲線ということができる)で往から復への動き
(面頂部に近づく送り(往動)から遠ざかる送り(復
動)の動き)をする。本実施の形態では、この変曲点1
2で、すなわち被加工面1aの面頂部である変曲点12
におけるダイヤモンド工具8のZ軸方向への送り方向が
切り換わる位置で、被加工面1aへの精度低下の影響を
与えないようにするために、図10では、X軸方向およ
びZ軸方向において、ダイヤモンド工具8の送り速度が
変化するようにNCプログラムを作成し、図示しない制
御装置に入力している。
【0019】つぎに、上記構成の加工機を用いた、軸非
対称曲面レンズ1の曲面切削加工方法について、図5を
参照しながら説明する。図10に示すように、回転する
ダイヤモンド工具8(回転数は例えば5000rpm)
を保持するスピンドル取付けアーム4Aを、Z軸テーブ
ル4を介してZ軸方向に前進(往動)させながら、この
Z軸テーブル4を載置するX軸テーブル2をX軸方向に
おけるマイナス方向へ移動(往動)させることにより、
ダイヤモンド工具8が加工ライン11に沿って移動する
ようにし、このとき、Y軸テーブル3は動かない(上下
動しない)ようにして、制御装置によって制御する。そ
の結果、ダイヤモンド工具8の切削刃10によって、軸
非対称曲面レンズ1の凹状の被加工面1aには、被加工
面1aの一端13a(X軸方向の座標位置(以下「X」
と略称する):+15mm)から他端13f(X:−1
5mm)に向かった軸非対称曲面の一つの加工ラインが
切削される。この時、加工ライン11は一端13a
(X:+15mm)から変曲点12(Xの中心(原点位
置に相当):0)の手前の位置13b(X:+3mm)
までは、所望の面精度が得られるように設定された初期
の送り速度30mm/minで移動制御され、位置13
b(X:+3mm)になった時点で送り速度を25mm
/minに制御する。
【0020】そこからX軸方向におけるマイナス方向に
0.5mm移動する毎に、送り速度を5mm/minず
つ徐々に遅くしていき、変曲点12(X:0)直前の位
置13c(X:+0.5mm)から変曲点12(X:
0)直後の位置13d(X:−0.5mm)の間を面精
度劣化を与えない送り速度5mm/minで移動し、変
曲点12付近において、Z軸テーブル4を駆動するため
に内蔵された送り機構のバックラッシュや送りモータの
要因に影響されずに切削加工する。その後、変曲点12
(X:0)直後の位置13d(X:−0.5mm)から
位置13e(X:−3mm)までX軸方向におけるマイ
ナス方向に0.5mm移動する毎に送り速度5mm/m
inずつ速くしていき、それ以降は初期の送り速度30
mm/minで加工される。なお、位置13bと位置1
3eとは、変曲点12(面頂部)に対して対称な位置で
ある。すなわち、凹の変曲点12を有する被加工面1a
に対し、回転するダイヤモンド工具8の送り速度を、変
曲点12を含む前後の1mmの範囲内の前後面と、この
前後面に続く連続面の各2.5mmの範囲と、さらに続
く連続面とでは変えており、変曲点付近と変曲点から最
も遠い部位とでは5倍以上である6倍の送り速度の変化
率で加工している。
【0021】図11は、本実施の形態による曲面切削加
工方法によって加工を行う際のダイヤモンド工具8に取
付けた切削刃10の軌跡および加工順序を示している。
すなわち、図10における加工ライン11の1ラインを
加工した後に、Z軸テーブル4を後退(例えば1mm)
させ、次いでX軸テーブル2を他端13f側から一端1
3aに戻し、Z軸テーブル4を前進(例えば1mm)さ
せ、Y軸テーブル3を1ピッチ(0.02mm)分だけ
下降して、次のラインの加工に備える。具体的には、図
11に示すように、まず、被加工面1aの下端側におい
て、加工開始ラインL1を上記送り速度制御をしつつ加
工し、この加工後に、ダイヤモンド工具8の切削刃10
(図9参照)が被加工面1aに当接しないようにするた
めに、被加工面1aからダイヤモンド工具8を遠ざけた
状態にして、ダイヤモンド工具8を被加工面1aの一端
13a側(図10参照)に復帰させ、つぎに、Y軸テー
ブル3のY軸方向の下方側へ任意ピッチ(0.02m
m)移動して、次のラインL2を上記送り速度制御を行
いつつ加工し、以下同様にしてラインL3を加工する。
このように、ラインL1からL2、L3・・・とY軸方
向に細分化した全てのラインの加工を終了することによ
り、軸非対称曲面レンズ1の被加工面1aを形成するこ
とができる。
【0022】本実施の形態によれば、軸非対称曲面レン
ズの被加工面に対して、ダイヤモンド工具の送り速度を
変曲点を含む前後面で遅くすることにより、変曲点付近
において、Z軸テーブルを駆動するために内蔵された送
り機構のバックラッシュまたは送りモータの要因に影響
されないようにしたので、加工機の変曲点での被加工面
へ与える精度低下を回避でき、高精度な光学面を得るこ
とができる。また、変曲点近傍の6mm範囲内で送り速
度を遅くしたので、被加工面の全面に対し送り速度を遅
くする加工方法より加工時間の削減が可能となる。
【0023】なお、本実施の形態では、軸非対称曲面レ
ンズの被加工面をY軸方向の下側に向けて移動すること
により、横方向(X軸方向)の加工ラインを、下側から
上側に向けて移動して被加工面を形成しているが、加工
ラインを上側から下側に向けて移動して被加工面を形成
するように、被加工面を上側に向けて移動して加工して
もよく、あるいはこれに限らず、縦方向に加工ラインを
設定し、横方向に移動させて加工しても良い。また、被
加工物の素材としては、切削可能なものであればアクリ
ル樹脂に限らず、他の光学樹脂でもよい。また、成形型
の成形面に使用する無電解ニッケルメッキでもよい。ま
た、光学素子であっても、金属製ミラーとして使用され
る無酸化銅、リン青銅、真鍮、アルミニウム、アルミニ
ウム合金であってもよい。さらに、切削工具の切削刃と
してc−BNを用いると、ダイヤモンドと親和性が良く
て、ダイヤモンド工具での加工が難しい鉄系の材料に対
して、高精度の曲面加工を施すことができる。
【0024】(実施の形態2)図12〜図14は実施の
形態2を示し、図12は軸非対称曲面レンズの外観斜視
図、図13は軸非対称曲面レンズの被加工面に対するダ
イヤモンド工具の軌跡を示す説明図、図14はダイヤモ
ンド工具の軌跡および加工順序を示す斜視図である。本
実施の形態は、実施の形態1と加工機は同一であって、
被加工物である軸非対称曲面レンズのみが異なるため、
加工機に関する部位の説明は、実施の形態1の図を参照
して行う。
【0025】まず、被加工物である軸非対称曲面レンズ
について説明する。図12において、ワークとしての軸
非対称曲面レンズ14はその前面がワーク曲面としての
被加工面14aとなっている。この軸非対称曲面レンズ
14は、アクリル樹脂製で、長さが30mm、幅が20
mm、中心(長さ及び幅の中間点)の厚さが8mmであ
り、その被加工面14aは長さ方向に凸と凹の曲面から
形成され、凸面の変曲点15aと、凹面の変曲点15b
とを含んでいる。即ち、軸非対称曲面レンズ14は、凸
および凹の変曲点を有し、この凸および凹の変曲点を含
む前後面と、この前後面に続く連続面とで送り速度を変
化させるようにして切削加工する。
【0026】つぎに、加工機の制御装置に用いるNCプ
ログラムについて、図5を参照しながら説明する。図1
3は、軸非対称曲面レンズ14の被加工面14aに対す
るダイヤモンド工具8に取付けた切削刃10の加工ライ
ン16の軌跡を示している。図13に示すように、加工
ライン16は、Z軸方向において被加工面14aの凸面
の変曲点15a(図12参照)すなわち第1変曲点17
b(X軸方向の座標位置(以下「X」と略称する):+
7.5mm)でZ軸テーブル4を復(戻り方向)から往
(送り方向)の動き、ついで凹面の変曲点15bすなわ
ち第2変曲点17c(X:−7.5mm)でZ軸テーブ
ルを往(送り方向)から復(戻り方向)の動きをする。
ここで、実施の形態1と同様に、被加工面14aへの精
度低下の影響を与えないように、図13では、X軸およ
びZ軸方向において、ダイヤモンド工具8の送り速度が
変化するようにNCプログラムを作成し、図示しない制
御装置に入力している。なお、X軸方向の座標位置の中
心(原点位置に相当する)は、実施の形態1と同様に、
軸非対称曲面レンズ14を保持するレンズ保持具7の軸
6a(図5参照)と一致し、この軸6aは、軸非対称曲
面レンズ14の中心(長さ及び幅の中間点)と一致する
ように、軸非対称曲面レンズ14は、長さ方向をX軸方
向と平行にして、レンズ保持具7に取付けられている。
【0027】つぎに、実施の形態1の構成の加工機と上
記NCプログラムとを用いた軸非対称曲面レンズ14の
曲面切削加工方法について、図5を参照しながら説明す
る。図13に示すように、Z軸方向でZ軸テーブル4を
後退、前進および後退(往復動)させながら、同時にX
軸方向でX軸テーブル2を被加工面14aの一端17a
に対してマイナス方向へ移動(往動)させることにより
回転するダイヤモンド工具8の切削刃10が加工ライン
16に沿って移動するようにし、このとき、Y軸テーブ
ル3は動かない(上下動しない)ようにして、制御装置
によって制御する。その結果、ダイヤモンド工具8の切
削刃10によって、軸非対称曲面レンズ14の被加工面
14aの一端17a(X:+15mm)から他端17d
(X:−15mm)に向かった軸非対称曲面の一つの加
工ラインが切削される。
【0028】この時、加工ライン16は一端17a
(X:+15mm)から第1変曲点17b(X:+7.
5mm)の手前の位置(X:+8mm)までは、初期の
送り速度30mm/minで加工され、そこから第1変
曲点17b(X:+7.5mm)を過ぎる位置(X:+
7mm)までの間では、第1変曲点17b(X:+7.
5mm)にて精度低下の発生しない送り速度5mm/m
inまで遅くして加工が行われ、その後、この位置
(X:+7mm)からの加工では、初期の送り速度30
mm/minに達するように制御される。そしてそのま
ま初期の送り速度30mm/minで第2変曲点17c
(X:−7.5mm)の手前の位置(X:−7mm)ま
で加工され、次いで第1変曲点17b(X:+7.5m
m)と同様に、この位置(X:−7mm)から送り速度
を制御して送り速度5mm/minとして第2変曲点1
7c(X:−7.5mm)を過ぎる位置(X:−8m
m)まで加工し、この位置(X:−8mm)になったと
ころから他端17d(X:−15mm)まで送り速度3
0mm/minで加工される。
【0029】図14は、本実施の形態による曲面切削加
工方法によって加工を行う際のダイヤモンド工具8に取
付けた切削刃10の軌跡および加工順序を示している。
すなわち、図13における加工ライン16の1ライン
(例えばL1)を加工した後に、Z軸テーブル4を後退
(例えば1.5mm)させ、次いでX軸テーブル2を他
端17d側から一端17a側に戻し、Z軸テーブル4を
前進(例えば1.5mm)させ、Y軸テーブル3を1ピ
ッチ(0.015mm)分だけ下降して、次のライン
(L2)の加工に備える。具体的には、図14に示すよ
うに、まず、加工開始ラインL1に沿って、図13に示
す被加工面14aの一端17aから凸面の変曲点15a
に対応する第1変曲点17b、凹面の変曲点15bに対
応する第2変曲点17cおよび他端17dに向かうにつ
れて、各変曲点17b、17cの近傍で、X軸テーブル
2のX軸方向のマイナス側とZ軸テーブル4のZ軸方向
との上記送り速度制御を行いつつ加工し、この加工後
に、ダイヤモンド工具8を元に戻し、Y軸テーブル3を
Y軸方向の下方側へ任意ピッチ移動して、次のラインL
2を上記送り速度制御を行いつつ加工し、以下同様にし
てラインL3を加工する。このように、ラインL1から
L2、L3・・・とY軸方向に細分化した全てのライン
の加工を終了することにより、軸非対称曲面レンズ14
の被加工面14aを形成することができる。
【0030】本実施の形態によれば、X軸テーブルの移
動方向と同じ一方向の断面に、変曲点を2つ以上含む曲
面であっても、変曲点に合わせてX軸およびZ軸テーブ
ルの送り速度を制御することにより、各変曲点付近にお
いて、Z軸テーブルを駆動するために内蔵される送り機
構のバックラッシュまたは送りモータの要因に影響され
ないようにしたので、加工機の変曲点での被加工面へ与
える精度低下を回避でき、高精度な光学面を得ることが
できる。
【0031】(実施の形態3)本実施の形態は、実施の
形態1の変形例であり、被加工物である軸非対称曲面レ
ンズと加工機とは実施の形態1と同一であって、曲面切
削加工方法のみが一部異なるものである。従って、軸非
対称曲面レンズと加工機とは、その部位を実施の形態1
の図5および図9〜図11を参照しながら曲面切削加工
方法の実施の形態1と異なる部分の説明を行う。
【0032】図9および図10に示すように、Z軸テー
ブル4(図5参照)を前進(往動)させながら、X軸を
マイナス方向に前進(往動)させることにより、ダイヤ
モンド工具8の切削刃10が加工ライン11に沿って移
動する。その結果、回転するダイヤモンド工具8の切削
刃10によって、軸非対称曲面レンズ1の被加工面1a
の一端13a(X軸方向の座標位置(以下「X」と略称
する):+15mm)から他端13f(X:−15m
m)に向かった軸非対称曲面の一つの加工ラインが切削
される。この時、加工ラインは一端13a(X:+15
mm)から位置13c(X:+0.5mm)までは、送
り速度30mm/minで移動し、そこから送り速度を
3mm/minにして位置13d(X:−0.5mm)
までの間を移動し、それ以降は30mm/minで加工
する。すなわち、凹面である被加工面1aの面頂部とな
る変曲点12(X:0)の前後面1mmの範囲では、X
軸テーブル2の送り速度を3mm/minにし、この前
後面に続くそれぞれの連続面では、30mm/minで
加工する。
【0033】図11は、実施の形態1と同様に、本実施
の形態における曲面切削加工方法によって加工を行う際
のダイヤモンド工具8に取付けた切削刃10の軌跡およ
び加工順序を示している。まず、加工開始ラインL1を
上記送り速度制御を行いつつ加工し、つぎに、Y軸テー
ブル3を介して被加工面1aを下側へ任意ピッチ移動し
て、つぎの加工ラインL2を上記送り速度制御を行いつ
つ加工し、以下、同様にL3を加工する。このようにラ
インL1からL2、L3・・・とY軸方向に細分化した
全てのラインの加工を終了することにより、軸非対称曲
面レンズ1の被加工面1aを形成することができる。
【0034】本実施の形態によれば、軸非対称曲面レン
ズの被加工面に対して、ダイヤモンド工具の送り速度
を、軸非対称曲面レンズの変曲点の前後面のみで遅くす
ることにより、変曲点付近において、送り機構のバック
ラッシュまたは送りモータの要因に影響されないように
したので、変曲点の前後面での被加工面へ与える精度低
下を回避でき、高精度な光学面を得ることができる。ま
た、変曲点の前後面のみで送り速度を遅くしたので、実
施の形態1よりさらに加工時間の削減が可能となる。
【0035】なお、上記各実施の形態では、ワーク曲面
の加工の際に、回転する工具側をZ軸方向に後退すると
ともに、X軸方向に速度制御したが、これに限らず、回
転工具に対して、ワーク曲面を進退するとともにワーク
曲面をX軸方向に速度制御することができるものであ
る。すなわち、工具とワーク曲面とがX軸、Y軸および
Z軸方向に相対的に移動する速度制御であれば、各軸の
送りは工具側、ワーク側いずれを移動させてもよい。
【0036】なおまた、各実施の形態では、変曲点の前
後の1mm幅で加工速度を遅くしたが、これに限らず、
変曲点前後の0.5mm幅あるいは変曲点のみで加工速
度を遅くしてもよい。
【0037】なお、上述した具体的な実施の形態から、
つぎのような構成の技術的思想が導き出される。
【0038】(付記) (1) 光学素子に用いられる軸非対称曲面の曲面切削
加工方法において、加工機の往復が発生するポイント、
すなわち変曲点にて送り速度を変化させ、光学素子の被
加工面を加工することを特徴とする曲面切削加工方法。
【0039】付記(1)によれば、変曲点にて送り速度
を遅くする方向に変化させることにより、変曲点におい
て、送り機構のバックラッシュまたは送りモータの要因
に影響されないようにしたので、変曲点での被加工面に
与える精度低下を回避し、高精度な光学面を得ることが
できる。
【0040】(2) 前記変曲点を中心にその前後で、
送り速度を徐々に変化させることを特徴とする付記
(1)記載の曲面切削加工方法。
【0041】付記(2)によれば、付記(1)の効果に
加え、変曲点を中心にその前後で送り速度を徐々に変化
させたので、送り速度の変化が円滑になり、良好な光学
面を得るとともに、加工機に与える衝撃を緩和すること
ができる。
【0042】(3) 前記変曲点のみで、送り速度を変
化させることを特徴とする付記(2)記載の曲面切削加
工方法。
【0043】付記(3)によれば、付記(2)の効果に
加え、送り速度一定の場合の加工時間に対して、ほぼ同
等の加工時間で加工することができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1または2に係る発明によれば、
変曲点付近において、送り機構のバックラッシュまたは
送りモータの要因に影響されないようにしたので、被加
工物の被加工面に変曲点があっても、また変曲点が複数
であっても、変曲点での被加工面に与える精度低下を回
避し、高精度な光学面を得ることができる。
【0045】請求項2に係る発明によれば、上記効果に
加え、ワークまたは工具の送り速度を遅くする期間を短
縮するようにしたので、送り速度一定の場合の加工時間
に対して、ほぼ同等の加工時間で加工することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の被加工物である軸非対称曲面レ
ンズの外観斜視図である。
【図2】実施の形態1の軸非対称曲面レンズの正面図で
ある。
【図3】実施の形態1の図2のA−A断面図である。
【図4】実施の形態1の図2のB−B断面図である。
【図5】実施の形態1の軸非対称曲面レンズを切削加工
する加工機の構成図である。
【図6】実施の形態1のダイヤモンド工具の斜視図であ
る。
【図7】実施の形態1のダイヤモンド工具の正面図であ
る。
【図8】実施の形態1の軸非対称曲面レンズとダイヤモ
ンド工具との作用を示す上面図である。
【図9】実施の形態1の図8の側面図である。
【図10】実施の形態1の軸非対称曲面レンズの被加工
面に対するダイヤモンド工具の軌跡を示す説明図であ
る。
【図11】実施の形態1のダイヤモンド工具の軌跡及び
加工順序を示す斜視図である。
【図12】実施の形態2の軸非対称曲面レンズの外観斜
視図である。
【図13】実施の形態2の軸非対称曲面レンズの被加工
面に対するダイヤモンド工具の軌跡を示す説明図であ
る。
【図14】実施の形態2のダイヤモンド工具の軌跡及び
加工順序を示す斜視図である。
【図15】従来技術1の表面加工方法を示す説明図であ
る。
【図16】従来技術2のトロイダル面の加工装置の平面
図である。
【符号の説明】
1 軸非対称曲面レンズ 1a 被加工面 8 ダイヤモンド工具 10 切削刃 12 変曲点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク曲面に凸または凹の変曲点を有す
    るワークに対して、回転する工具を相対的に移動させつ
    つワーク曲面を切削加工する曲面切削加工方法におい
    て、 切削加工時の前記ワークまたは工具の移動時の送り速度
    を、前記ワーク曲面の前記変曲点を含む前後面と、該前
    後面に続く連続面とで変化させ、前記前後面で遅くして
    加工することを特徴とする曲面切削加工方法。
  2. 【請求項2】 前記送り速度を、前記ワーク曲面の変曲
    点のみで変化させることを特徴とする曲面切削加工方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012230388A (ja) * 2006-04-28 2012-11-22 Corning Inc モノリシックオフナー分光器
CN105764636A (zh) * 2013-11-29 2016-07-13 村田机械株式会社 机床及切削方法

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