JPH11187172A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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Publication number
JPH11187172A
JPH11187172A JP9348895A JP34889597A JPH11187172A JP H11187172 A JPH11187172 A JP H11187172A JP 9348895 A JP9348895 A JP 9348895A JP 34889597 A JP34889597 A JP 34889597A JP H11187172 A JPH11187172 A JP H11187172A
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JP
Japan
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cover
unit
optical system
body case
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP9348895A
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English (en)
Inventor
Kazuo Yoneyama
一男 米山
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、本体ケースの開口部を開閉するカ
バーに光学系ユニットによる重量的な負担をかけること
がなく経済性に優れた電子写真装置を提供することを課
題とする。 【解決手段】開口部を有する本体ケース21と、この本
体ケースに設けられ開口部を開閉する回動可能なカバー
23と、本体ケースに設けられた感光体ユニット26
と、本体ケースの内部において感光体ユニットに対して
開口部側に位置して配置され感光体ユニットに対して光
線を照射する第1の位置とこの基準位置から離れて感光
体ユニットを開口部から取出し可能とする第2の位置と
の間を回動するようにカバーに対して独立した箇所に枢
支された光学系ユニット29と、カバーが開放位置へ向
けて回動する時に光学系ユニットを引っ掛けて第2の位
置へ回動させる引っ掛け手段41と具備していることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感光体ユニットを本
体ケースから取出すことができる電子写真装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えばファクシミリ装置の記録部として
用いられる電子写真装置は、本体ケースの内部に電子写
真方式により記録紙に画像を記録するための感光体ユニ
ット、現像器ユニットおよび光学ユニットを備えてい
る。そして、この電子写真装置には、本体ケースの上面
部に開口部を形成し、常時はこの開口部をカバーで閉塞
するとともに、感光体ユニットおよび現像器ユニットを
保守点検や交換の時にはカバーを開放して出し入れを行
う形式のものがある。
【0003】図7はこのような形式を採用した従来の電
子写真装置の構成を示している。図中1は上面部に上面
開口部2が形成された本体ケースで、この本体ケース1
の上面上面開口部2にはカバー3が配置され、このカバ
ー3は一端が本体ケース1に枢支されて振り上げ回動可
能に設けられている。すなわち、このカバー3は本体ケ
ース1の上面開口部2を閉じる閉塞位置と、本体ケース
1の上側にあって上面開口部2を開放する開放位置との
間を回動するように設けられている。本体ケース1の内
部には感光体ドラム5を有する感光体ユニット4と現像
器ユニット6が上面開口部2から取出すことが可能な位
置に並んで配置され、本体ケース1に設けられたフレー
ム(図示せず)に支持されている。また、カバー3にお
ける本体ケース1の内部に面する内面部には光学系ユニ
ット7が取付け具8によって取付けられている。すなわ
ち、カバー3が閉塞位置にある時に光学系ユニット7は
感光体ユニット4の上側に位置する。
【0004】ここで、各ユニット4、6および7の位置
関係について述べる。感光体ユニット4に設けた感光体
ドラム5は例えば図示時計方向に回転される。光学系ユ
ニット7は感光体ドラム5の表面に画像を形成する行程
の最初の段階として感光体ドラム5の表面に光学情報を
露光して静電潜像を形成するために通常感光体ドラム5
の上側に配置されている。現像器ユニット6は感光体ド
ラム5の表面に露光により形成された静電潜像を現像す
るために、光学系ユニット7に対して感光体回転方向下
流側である感光体ドラム5と並んで配置される。ところ
で、感光体ユニット4と光学系ユニット7は本体ケース
1の上面開口部2を通して出し入れするために開口部2
の下側に位置して配置される。そうすると閉塞位置で上
面開口部2を閉じるカバー3は感光体ユニット4と光学
系ユニット7の上側に位置する。一方、光学系ユニット
7は感光体ユニット4の上側に配置され、しかもこれら
ユニット4、7の上側に配置されることからユニット
4、7を開口部2から出し入れする場合には障害となら
ない位置へ移動する必要がある。これらのことから光学
系ユニット7をカバー3の内面部に取付けている。
【0005】すなわち、通常はカバー3が閉塞位置Aに
あって本体ケース1の上面開口部2を閉じている。この
場合は光学系ユニット7が感光体ユニット4の上側に位
置して感光体ドラム5に対して光線を照射できる位置に
ある。感光体ユニット4と現像器ユニット6を出し入れ
する場合には、カバー3を振り上げ回動して本体ケース
1の開口部2を開放する。これにより光学系ユニット7
は感光体ユニット4の上側から離れて感光体ユニット4
と現像器ユニット6の出し入れに障害とならない位置へ
移動する。
【0006】なお、図中9は本体ケース1に設けられた
記録カセットで、これは多数の記録紙Pを積層してあ
る。10は本体ケース1に設けられ記録カセット9から
記録紙Pを順次繰り出して搬送する繰出し搬送機構、1
1は感光体ユニット4で画像を記録された記録紙Pの画
像を定着する定着器である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電子
写真装置には次に述べる問題がある。従来の電子写真装
置は、本体ケース1の上面部に感光体ユニット4と現像
器ユニット6を出し入れするために形成した開口部2を
開閉するために、本体ケース1にカバー3を回動可能に
設けてあり、このカバー3に感光体ユニット4の上側に
位置する光学系ユニット7を取付けている。この光学系
ユニット7は、常時は感光体ユニット4の感光体ドラム
5に光線を照射するために所定位置に精度良く配置する
必要がある。また、カバー3は本体ケース1の上面開口
部2をがたつきなく閉じる必要がある。
【0008】ところが、カバー3は光学系ユニット7の
重量を負担するためにこの荷重によりねじれなどの変形
を生じる恐れがある。また、カバー3を本体ケース1に
枢支する枢支部がカバー3と光学系ユニット7の荷重を
受けて、カバー3を確実西路することができずカバー3
がたわみやねじれなどの変形を生じる恐れがある。そう
すると、カバー3は本体ケース1に開口部2をがたつき
なく閉じることができなくなり、またカバー3に取付け
られた光学系ユニット7が変位して感光体ドラム5に光
線を照射するために必要な位置に精度良く配置すること
ができなくなる恐れがある。
【0009】そこで、カバー3を光学系ユニット7の荷
重に耐えてねじれなどが生じないように高い剛性を有す
る構成にする必要がある、また、カバー3を本体ケース
1に枢支する枢支部、カバー3と光学系ユニット7の荷
重に耐えてカバー3がたわみなどを生じないように強固
に支持する必要がある。このように従来はカバー3およ
びその枢支部を強固な構造にすることが必要であるため
に、カバー3およびその枢支部を製作するために費用が
高くなり経済性が悪い。
【0010】本発明は前記事情に基づいてなされたもの
で、本体ケースの開口部を開閉するカバーに光学系ユニ
ットによる重量的な負担をかけることがなく経済性に優
れた電子写真装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に発明の電子写
真装置は、開口部を有する本体ケースと、この本体ケー
スに設けられ前記開口部を閉塞する位置と前記本体ケー
スの外側にあって前記開口部を開放する位置との間を回
動可能に枢支されたカバーと、前記本体ケースの内部に
設けられた電子写真方式により画像を形成する感光体ユ
ニットと、前記本体ケースの内部において前記感光体ユ
ニットに対して前記開口部側に位置して配置され前記感
光体ユニットに対して前記光線を照射する第1の位置と
この第1の位置から離れて前記感光体ユニットを前記開
口部から取出し可能とする第2の位置との間を回動する
ように前記カバーに対して独立した箇所に枢支された光
学系ユニットと、前記カバーおよび前記光学系ユニット
に設けられ前記カバーが閉塞位置から開放位置へ向けて
回動する時に前記光学系ユニットを引っ掛けて第1の位
置から第2の位置へ回動させる引っ掛け手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0012】この発明の構成によれば、カバーを閉塞位
置から開放位置へ回動する時に引っ掛け手段が光学系ユ
ニットを引っ掛けて第1の位置から第2の位置へ回動さ
せる。このため、カバーには光学系ユニットを取付けて
おく必要がなく、カバーおよびカバーを本体ケースに枢
支する枢支部を、光学系ユニットの重量を考慮した強固
な構造にする必要がない。
【0013】請求項2の発明は、請求項1に記載の電子
写真装置において、前記本体ケースは前記感光体ユニッ
トを支持するフレームを備え、前記光学系ユニットはこ
のフレームに支持されていることを特徴とする。
【0014】この発明の構成によれば、感光体ユニット
と光学系ユニットは同じフレームに支持されるために感
光体ユニットに対して光学系ユニットの位置を精度良く
保持できる。
【0015】請求項3の発明は、請求項1に記載の電子
写真装置において、前記引っ掛け手段は、前記カバーが
閉塞位置にある時に前記カバー側と前記光学系ユニット
側との引っ掛けを解放していることを特徴とする。
【0016】この発明の構成によれば、カバーと光学系
ユニットとが離れているので、カバーに近接して例えば
原稿搬送装置が設けられている場合に、原稿搬送装置の
駆動に伴う振動がカバーから光学系ユニットへ直接伝達
することを防止でき、光学系ユニットが振動の悪影響を
受けることなく感光体ユニットへの光線照射を行うこと
ができる。
【0017】請求項4の発明によれば、請求項1に記載
の電子写真装置において、前記引っ掛け手段は、前記カ
バーが閉塞位置から開放位置へ向けて回動した時に前記
カバーのさらなる回動を阻止するストッパとなることを
特徴とする。
【0018】この発明の構成によれば、引っ掛け手段を
利用してカバーを所定の開放位置に確実に停止すること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
面を参照して説明する。
【0020】図1は本発明の一実施の形態における電子
写真装置の概略的構成を示す図、図2はカバーを閉じた
状態におけるカバー、光学系ユニットおよび引っ掛け手
段を拡大して示す図、図3はカバーを開いた状態におけ
るカバー、光学系ユニットおよび引っ掛け手段を拡大し
て示す図、図4(a)はカバーを示す平面図、図4
(b)は図4(a)のZ−Z線に沿う図、図4(c)は
図4(a)のY−Y線に沿う図である。図5(a)は光
学系ユニットを示す平面図、図5(b)は光学系ユニッ
トを示す正面図、図6は原稿搬送操作を示す図である。
この実施の形態は例えばファクシミリ装置における記録
部に用いられる電子写真装置に適用したものである。
【0021】図1において21は本体ケースで、この本
体ケース1の上面部の一部に開口部22が形成されてい
る。この本体ケース21の上面開口部22にはカバー2
3が配置されている。図4に示すようにこのカバー23
は幅方向一側部(図示右側部)に長さ方向に間隔を存し
て一対の枢支部23aが形成されており、この枢支部2
3aは水平な枢軸24により本体ケース21の開口部縁
部に設けた枢支部21aに枢支されている。これにより
カバー23は振り上げ回動可能、すなわちこのカバー2
3は本体ケース21の上面開口部22を閉じる閉塞位置
Aと、本体ケース21の上側にあって後述する感光体ユ
ニット26と現像器ユニット27を本体ケース21に取
出すことを可能とするように上面開口部22を開放する
開放位置Bとの間を回動するように設けられている。
【0022】本体ケース21の内部には、上面開口部2
2の下側に位置する箇所に、感光体ドラム25を有する
感光体ユニット26と現像器ユニット27が配置されて
いる。感光体ユニット26は感光体ドラム25がカバー
23の枢軸24と平行になるように配置され、現像器ユ
ニット27は感光体ユニット26の側方に平行に並んで
配置されている。感光体ユニット26は表面に画像を形
成する感光体ドラム25をユニットケース26aに回転
自在に支持したものであり、他に図示しないがクリーニ
ング装置などが搭載されている。感光体ドラム25は本
体ケース21に設けられた図示しない回転駆動装置によ
り回転される。現像器ユニット27は感光体ドラム25
に形成された静電潜像をトナーにより現像するもので、
ユニットケース27aに図示しないがトナーを収容する
とともにトナーを感光体ドラム25に供給する現像ドラ
ムが支持されている。
【0023】図1に示すように本体ケース21の内部に
は上面開口部22の下側に位置してフレーム28が直立
して設けられている。このフレーム28は感光体ユニッ
ト26と現像器ユニット27の各ケース26a、27a
の長さ方向を両端部を支持するように一対の側板を有し
ている。そして、感光体ユニット26のケース26aと
現像器ユニット27のケース27aの両端が着脱可能に
フレーム28の下部に支持されている。
【0024】本体ケース21の内部には、感光体ユニッ
ト26と現像器ユニット27の上側であって且つカバー
23の枢支側端部の下側に位置して光学系ユニット29
が配置されている。この光学系ユニット29はユニット
ケース29aの内部に図示しないが例えば画像情報を表
すレーザ光Rを発射して感光体ユニット26の感光体ド
ラム25の表面に照射する光学系を搭載したものであ
る。図5に示すようにユニットケース29aの長さ方向
両端部における幅方向一側部には夫々長さ方向に延びる
枢軸30が突出形成されており、また両端部における幅
方向中央部には夫々長さ方向に延びる位置決めボス31
が突出形成されている。なお、レーザ光Rはユニットケ
ース29aの他側部から照射される。
【0025】また、図2および図3に示すようにフレー
ム28の一対の側板の上部には光学系ユニット29の枢
軸30を受ける軸受部32が夫々形成されており、さら
に一対の側板の上部には光学系ユニット29の位置決め
ボス31に対応して軸受部32の斜め上側の箇所に位置
決め部33が夫々形成されている。
【0026】そして、光学系ユニット29はフレーム2
8の上部においてカバー23の枢軸24と平行に配置さ
れ、ユニットケース29aの枢軸30がフレーム28の
一対の側板の軸受部32に回転自在に支持されている、
さらにユニットケース29aの位置決めボス31がフレ
ーム28の一対の側板の位置決め部33に上側から係脱
可能に係合している。これにより図2に示すように光学
系ユニット29は感光体ドラム25の表面上部の所定位
置にレーザ光を照射する第1の位置Cに位置決め保持さ
れる。この第1の位置Cは感光体ドラム25へ向けてレ
ーザ光Rを発射する位置である。なお、第1の位置Cで
は、ユニットケース29aの他側部が上側を向いてカバ
ー23に枢支部23aに近い位置に来るようにユニット
ケース29aの向きが設定される。そして、光学系ユニ
ット29は枢軸30を中心として第1の位置Cと、図3
に示すようにこの第1の位置Cより上側で感光体ユニッ
ト26と現像器ユニット27の出し入れに障害とならな
い第2の位置Dとの間を回動するように設けられること
になる。
【0027】また、カバー23および光学系ユニット2
9には引っ掛け手段41が設けられている。この引っ掛
け手段41はカバー23が閉塞位置Aから開放位置Bへ
向けて回動する時に光学系ユニット29を引っ掛けて第
1の位置Cから第2の位置Dへ回動させるものである。
例えば引っ掛け手段41は、図4に示すようにカバー2
3における一側部(枢支側部)の長さ方向中央に形成さ
れた下向きに鍵形に屈曲する引っ掛け体42と、光学系
ユニット29のユニットケース29aにおける他側部上
面の長さ方向中央に突出して形成された引っ掛け体42
が引っ掛け、脱出する受け体43とからなっている。引
っ掛け体42はカバー23が閉塞位置Aと開放位置Bと
の間を回動する際に一体で回動することにより、受け体
43に引っ掛け、脱出するために鍵形をなしている。受
け体43はカバー23とともに回動する引っ掛け体42
が引っ掛け、脱出が可能なように門形をなしている。す
なわち、カバー23が閉塞位置Aにある時には引っ掛け
体42が受け体43から外れた位置にあり、カバー23
が閉塞位置Aから開放位置Bへ向けて回動する過程で引
っ掛け体42が受け体43の内部に挿入して引っ掛けて
光学系ユニット29を第1の位置Cから上側へ引き上げ
回動し、カバー23が開放位置Bに達した時に光学系ユ
ニット29を第2の位置Dまで回動させる。
【0028】なお、図中34は本体ケース21に設けら
れた記録カセットで、これは多数の記録紙Pを積層して
ある。35は本体ケース1に設けられ記録カセット34
から記録紙Pを順次繰り出して感光体ドラム25へ搬送
する繰出し搬送機構、36は感光体ドラム25に形成さ
れたトナー像を記録紙Pへ転写する転写器、37は感光
体ドラム25で記録された記録紙Pの画像を定着する定
着器である。
【0029】38は本体ケース21の内部においてカバ
−23に近接して設けられた原稿搬送読取り装置で、こ
の装置38は図6にも示すようにカバ−23の上面に積
層して載せた送信用原稿Fを順次搬送しながら原稿Fに
記載された情報を読取るものである。このため、装置3
8では原稿Fを搬送する駆動機構と読取りセンサを備え
ている。
【0030】このように構成された電子写真装置の作動
について説明する。
【0031】通常はカバー23が閉塞位置Aにあって本
体ケース21の上面開口部22を閉じている。この場
合、図2に示すようにカバー23の引っ掛け体42が光
学系ユニット29の受け体43から外れた位置にある。
すなわち、引っ掛け手段41は、カバー23が閉塞位置
Aにある時にカバー側と光学系ユニット側との引っ掛け
を解放している。そして、ユニットケース29aの位置
決めボス31がフレーム28に形成された位置決めボス
32に上側から係合している。これにより図2に示すよ
うに光学系ユニット29は感光体ドラム25の表面上部
の所定位置にレーザ光を照射する第1の位置Cに位置決
め保持されている。
【0032】また、感光体ユニット26と現像器ユニッ
ト27を本体ケース21の上面開放部22を通して出し
入れする場合には、カバー23を枢軸24を中心として
閉塞位置Aから開放位置Bまで振り上げ回動して本体ケ
ース21の上面開口部22を開放する。
【0033】そして、図3に示すようにカバー23が閉
塞位置Aから開放位置Bへ向けて回動する過程で引っ掛
け体42が受け体43の内部に挿入して引っ掛けて光学
系ユニット29を第1の位置Cから枢軸30を中心とし
て上側へ引き上げ回動し、カバー23が開放位置Bに達
した時に光学系ユニット29を第2の位置Dまで回動さ
せる。これにより光学系ユニット29は感光体ユニット
26と現像器ユニット27を本体ケース21の上面開放
部22を通して出し入れする上で障害とならない位置に
達する。ここで、カバー23の引っ掛け体42が光学系
ユニット29の受け体43と係合して、カバー23が開
放位置Bより更に外側へ回動することを阻止してカバー
23を開放位置Bに保持する。この状態で感光体ユニッ
ト26と現像器ユニット27を本体ケース21内側に設
けたフレーム28から外して上面開放部22を通して本
体ケース21外側へ引き出し、また感光体ユニット26
と現像器ユニット27を外側から上面開放部22を通し
て本体ケース21内部に入れてフレーム28に支持させ
る。図3において示すE線は感光体ユニット26と現像
器ユニット27を出し入れする方向である。
【0034】この構成によれば、カバー23を閉塞位置
Aから開放位置Bへ回動する時に引っ掛け手段41が光
学系ユニット29を引っ掛けて第1の位置Cから第2の
位置Dへ回動させる。このため、カバー23には光学系
ユニット29を取付けておく必要がなく、カバー23お
よびカバー23を本体ケース21に枢支する枢支部を、
光学系ユニット29の重量を考慮した強固な構造にする
必要がない。従って、カバー23を安価に製作できる。
【0035】また、本体ケース23は感光体ユニット2
6を支持するフレーム28を備え、光学系ユニット29
はこのフレーム28に支持されている。この構成によれ
ば、感光体ユニット26と光学系ユニット29は同じフ
レーム28に支持されるために感光体ユニット26に対
して光学系ユニット29の位置を精度良く保持できる。
すなわち、感光体ユニット26と光学系ユニット29と
は同じ保持部材によって位置関係を設定するために、夫
々別な保持部材を用いて保持する場合に比較して相対的
位置の精度が高い。これにより光学系ユニット29は感
光体ユニット26の感光体ドラム25に正確に光線を照
射できる。
【0036】さらに、引っ掛け手段41は、カバー23
が閉塞位置Aにある時にカバー23側と光学系ユニット
29側との引っ掛けを解放している。このため、カバー
23と光学系ユニット29とが離れているので、カバー
23に近接して例えば原稿搬送読取り装置38が設けら
れている場合に、原稿搬送読取り装置38が原稿Fを搬
送するための駆動に伴う振動がカバー23から光学系ユ
ニット29へ直接伝達することを防止でき、光学系ユニ
ット29が振動の悪影響を受けることなく感光体ユニッ
ト26への光線照射を行うことができる。
【0037】また、引っ掛け手段41は、カバー23が
閉塞位置Aから開放位置Bへ向けて回動した時にカバー
23の更なる回動を阻止するストッパとなるので、引っ
掛け手段41を利用してカバー23を所定の開放位置A
に確実に停止させることができる。
【0038】なお、本発明は前述した実施の形態に限定
されず種々変形して実施することができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明の電子写真装置によれ
ば、カバーに光学系ユニットを取付けておく必要がな
く、カバーおよびカバーを本体ケースに枢支する枢支部
を、光学系ユニットの重量を考慮した強固な構造にする
必要がなく大変経済的である。
【0040】請求項2の発明によれば、に感光体ユニッ
トに対して光学系ユニットの位置を精度良く保持でき
る。
【0041】請求項3の発明によれば、カバー側で発生
した振動がカバーから光学系ユニットへ直接伝達するこ
とを防止でき、光学系ユニットが振動の悪影響を受ける
ことなく感光体ユニットへの光線照射を行うことができ
る。
【0042】請求項4の発明によれば、引っ掛け手段を
利用してカバーを所定の開放位置に確実に停止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における電子写真装置の
概略的構成を示す図。
【図2】同実施の形態における電子写真装置に設けるカ
バー、光学系ユニットおよび引っ掛け手段を拡大して示
す図。
【図3】同実施の形態におけるカバー、光学系ユニット
および引っ掛け手段を拡大して示す図。
【図4】同実施の形態におけるカバーを示す図。
【図5】同実施の形態における光学系ユニットを示す
図。
【図6】同実施の形態の電子写真装置において原稿搬送
操作を示す図。
【図7】従来の一形態における電子写真装置の概略的構
成を示す図。
【符号の説明】
21…本体ケース、 22…上面開放部、 23…カバー、 25…感光体ドラム、 26…感光体ユニット、 27…現像器ユニット、 28…フレーム、 29…光学系ユニット、 30…枢軸、 31…位置決めボス、 32…軸受け部、 33…位置決め部、 41…引っ掛け手段、 42…引っ掛け体、 43…受け体。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する本体ケースと、この本体
    ケースに設けられ前記開口部を閉塞する位置と前記本体
    ケースの外側にあって前記開口部を開放する位置との間
    を回動可能に枢支されたカバーと、前記本体ケースの内
    部に設けられた電子写真方式により画像を形成する感光
    体ユニットと、前記本体ケースの内部において前記感光
    体ユニットに対して前記開口部側に位置して配置され前
    記感光体ユニットに対して前記光線を照射する第1の位
    置とこの第1の位置から離れて前記感光体ユニットを前
    記開口部から取出し可能とする第2の位置との間を回動
    するように前記カバーに対して独立した箇所に枢支され
    た光学系ユニットと、前記カバーおよび前記光学系ユニ
    ットに設けられ前記カバーが閉塞位置から開放位置へ向
    けて回動する時に前記光学系ユニットを引っ掛けて第1
    の位置から第2の位置へ回動させる引っ掛け手段とを具
    備することを特徴とする電子写真装置。
  2. 【請求項2】 前記本体ケースは前記感光体ユニットを
    支持するフレームを備え、前記光学系ユニットはこのフ
    レームに支持されていることを特徴とする請求項1に記
    載の電子写真装置。
  3. 【請求項3】 前記引っ掛け手段は、前記カバーが閉塞
    位置にある時に前記カバー側と前記光学系ユニット側と
    の引っ掛けを解放していることを特徴とする請求項1に
    記載の電子写真装置。
  4. 【請求項4】 前記引っ掛け手段は、前記カバーが閉塞
    位置から開放位置へ向けて回動した時に前記カバーのさ
    らなる回動を阻止するストッパとなることを特徴とする
    請求項1に記載の電子写真装置。
JP9348895A 1997-12-18 1997-12-18 電子写真装置 Pending JPH11187172A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009075522A (ja) * 2007-09-25 2009-04-09 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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JP2009075522A (ja) * 2007-09-25 2009-04-09 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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