JPH09244514A - 画像形成カートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成カートリッジ及び画像形成装置

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JPH09244514A
JPH09244514A JP8054735A JP5473596A JPH09244514A JP H09244514 A JPH09244514 A JP H09244514A JP 8054735 A JP8054735 A JP 8054735A JP 5473596 A JP5473596 A JP 5473596A JP H09244514 A JPH09244514 A JP H09244514A
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JP
Japan
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gear
cartridge
driven
image forming
main body
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Application number
JP8054735A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Yoshida
秀幸 吉田
Michiya Takeda
美智也 武田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09244514A publication Critical patent/JPH09244514A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転駆動される感光体、帯電手段、現像手
段、クリーニング手段を含んでおり、画像形成装置本体
に着脱可能である画像形成カートリッジであって、感光
体以外の回転部材において負荷のためにある程度回転む
らが発生しても、それが感光体に伝達され難く、感光体
が実質上安定して回転でき、それによりピッチむら等の
画像ノイズが抑制され、それだけ良好な画像形成を行え
る画像形成カートリッジ及びこのカートリッジを構成要
素とする画像形成装置を提供する。 【解決手段】 カートリッジC1には回転部材として感
光体ドラム1、現像装置3の現像ローラ31、トナー供
給ローラ34及び羽根部材32、帯電装置2の帯電ロー
ラ21、クリーニング装置5の廃トナー搬送スクリュー
52が搭載されており、これら各回転部材に接続された
各従動ギアG1、G31、G34、G32、G21、G
52は、それぞれ画像形成装置本体側のメイン駆動ギア
MGから連なるギア列の最終ギアとなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の複
写機、プリンタ等の画像形成装置、特に画像形成カート
リッジを画像形成装置本体に着脱できるもの、及び該画
像形成カートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置本体に着脱
される画像形成カートリッジは、通常、回転駆動される
感光体、前記感光体表面を帯電させる帯電手段、前記帯
電手段による感光体上の帯電域に画像露光されて形成さ
れる静電潜像を現像して可視トナー像とする現像手段、
前記可視トナー像が転写材に転写されたのち前記感光体
上に残留するトナーを除去するクリーニング手段を備え
ている。
【0003】かかる画像形成カートリッジにおける回転
駆動される部材、例えば、帯電手段が帯電ローラを含む
ものであるときはその帯電ローラ、現像手段が現像ロー
ラ、これにトナーを供給するトナー供給ローラ、トナー
を攪拌し、トナー供給ローラへ供給する回転部材等を含
むときはそれらのうち1又は2以上、クリーニング装置
が回転ブラシ等からなるクリーニングローラや回収した
トナーをクリーニング装置中の一定部位へ向け搬送する
トナー搬送回転部材を含むときはそれらのうち1又は2
以上は、カートリッジを画像形成装置本体に装着したと
き該本体内の回転制御されたメイン駆動ギアに連なるギ
ア列を介して回転駆動される。
【0004】かかるギア列は、画像形成装置本体内の定
速に制御されたメイン駆動ギア(通常はメインモータに
接続されたギア)から感光体に接続された感光体従動ギ
アを直接又は間接的に駆動し、該感光体従動ギアにさら
に連なるギア列を介して現像手段の現像ローラに接続さ
れた現像ローラ従動ギア、帯電手段の帯電ローラに接続
された帯電ローラ従動ギア、クリーニング手段のクリー
ニングローラ(或いはトナー搬送回転部材)等の回転部
材に接続された従動ギアを駆動するものが多い。その1
例を図9に示す。
【0005】この例では、画像形成カートリッジC3に
次のギアが搭載されている。すなわち、感光体従動ギア
G91、ギアG91に噛み合う現像ローラ従動ギアG9
2、、ギアG92からトナー供給ローラ従動ギアG93
及びトナー攪拌回転部材従動ギアG94に連なる二つの
ギア列、感光体従動ギアG91に噛み合う帯電ローラ従
動ギアG95、ギアG95に連なるクリーニング装置の
トナー搬送回転部材従動ギアG96である。なお、90
0は感光体に当接するクリーニングブレードである。画
像形成装置本体には、メイン駆動ギアMGがあり、これ
にギア列G97が連なっている。
【0006】カートリッジC3が画像形成装置本体に装
着されると、感光体従動ギアG91が本体側のギア列G
97に噛み合い、メインギアMGが回転すると感光体従
動ギアG91が回転し、また、その回転に従動して他の
従動ギアG92〜G96も回転し、かくしてカートリッ
ジC3中の各回転部材が回される。なお、この例及び以
下に述べる従来例ではメインギアMGの回転はギアG9
81、G982を介して他の被駆動系にも伝達される。
【0007】しかし、現像ローラについては、その負荷
が大きくなることが多いので、感光体従動ギアとは別の
ギア列で現像ローラ従動ギアを駆動し、帯電ローラ、ク
リーニングローラ(或いはトナー搬送回転部材)につい
ては感光体との位置関係から感光体従動ギアから駆動力
をとる方式も採用されている。その例を図10を参照し
て説明する。
【0008】この例では、画像形成カートリッジC4に
次のギアが搭載されている。すなわち、感光体従動ギア
G91、ギアG91に噛み合う帯電ローラ従動ギアG9
5とクリーニング装置のクリーニングローラ従動ギアG
960、現像装置駆動用のギアG99、ギアG99から
現像ローラ従動ギアG92、トナー供給ローラ従動ギア
G93及びトナー攪拌回転部材従動ギアG94に連なる
三つのギア列である。画像形成装置本体には、メイン駆
動ギアMGがあり、これにギア列G97及びG100が
それぞれ連なっている。また、カートリッジC4を本体
に装着するときギア同士の噛み合いの位置出しを正確に
行うためにはカートリッジC4上のギアと本体側のギア
との噛み合い結合位置は少ない方がよく、従ってこの例
では、感光体側のギア列と現像装置側のギア列とがそれ
ぞれ本体側の対応するギア列と各1箇所で噛み合うよう
に、最少の2箇所に噛み合い結合位置を設けている。一
般に一つのカートリッジ上のギアと本体側のギアとの噛
み合い結合位置は2箇所までなら、ギア同士の噛み合い
の位置出しを正確に行うことができる構成を採用し易
い。
【0009】カートリッジC4が画像形成装置本体に装
着されると、感光体従動ギアG91が本体側のギア列G
97に噛み合うとともに、現像装置駆動用のギアG99
が本体側のギア列G100に噛み合い、メインギアMG
が回転すると一方で感光体従動ギアG91が回転し、そ
の回転に従動して従動ギアG95及びG960が回転す
るとともに、他方で現像装置駆動用ギアG99が回転
し、その回転に従動してギアG92、G93及びG94
も回転する。かくしてカートリッジ中の各回転部材が回
される。
【0010】感光体と現像装置とを別々のギア列で駆動
する方式を採用する場合、カートリッジを感光体等を搭
載したカートリッジと現像装置を搭載したカートリッジ
に分割する方式も提案されている。その例を図11に示
す。この例では、カートリッジC5に感光体従動ギアG
91及び帯電ローラ従動ギアG95が搭載され、カート
リッジC6に現像装置駆動用のギアG99、ギアG99
から現像ローラ従動ギアG92、トナー供給ローラ従動
ギアG93及びトナー攪拌回転部材従動ギアG94に連
なる三つのギア列が搭載されている。なお、この例では
クリーニング装置はブレード方式のものでクリーニング
ローラもトナー搬送回転部材も備えていない。画像形成
装置本体には、メイン駆動ギアMGがあり、これにギア
列G97及びG100がそれぞれ連なっている。さらに
ギア列G97中の一つのギアにギアG981が噛み合っ
ており、このギアG981が帯電ローラ従動ギアG95
に噛み合うべき本体側のギアG950を駆動するように
なっている。なお、ギアG981は図示しない他の被駆
動系の駆動にも利用される。また、カートリッジC5上
のギアが本体側の対応するギアと噛み合うための噛み合
い結合位置を2箇所に設けているとともに、カートリッ
ジC6上のギアが本体側の対応するギアと噛み合うため
の噛み合い結合位置を1箇所設けている。
【0011】カートリッジC5が画像形成装置本体に装
着されると、感光体従動ギアG91が本体側のギア列G
97に噛み合うとともに、帯電ローラ従動ギアG95が
本体側のギアG950に噛み合う。また、カートリッジ
C6が本体に装着されると、現像装置駆動用のギアG9
9がギア列G100に噛み合う。かくしてメインギアM
Gが回転するとカートリッジC5、C6中の各回転部材
が回される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示すように、画像形成装置本体のメイン駆動ギアMGか
ら感光体従動ギアG91を直接又は間接的に駆動し、該
感光体従動ギアG91にさらに連なるギア列を介して現
像ローラ従動ギアG92、帯電ローラ従動ギアG95、
クリーニングローラ(或いはトナー搬送回転部材)等の
回転部材に接続された従動ギアなどを駆動する方式で
は、感光体従動ギアG91から駆動力をとる回転部材が
あるため、その回転部材の負荷トルクが大きい等により
その回転部材に回転むらが発生すると、その回転むらが
感光体の回転むらを引き起こし、形成される画像上にピ
ッチむら等の画像ノイズが発生するという問題がある。
【0013】特に、帯電ローラにブラシタイプのものを
採用したときは、静電吸着力により帯電ブラシの負荷が
大きくなることが多く、かかる帯電ローラを感光体従動
ギアから駆動すると画像不良が発生しやすい。また、ク
リーニング装置におけるクリーニングローラ及び(又
は)トナー搬送回転部材についても、クリーニング装置
内のトナーを他所へ排出する等の手段がないときは、装
置内に溜まるトナー量が増えるにつれ負荷が大きくなる
ので、かかる回転部材を感光体従動ギアから駆動すると
きはピッチむら等の画像不良が発生しやすくなる。現像
装置における現像ローラについても負荷が大きいので、
現像ローラを感光体従動ギアから駆動するときはピッチ
むら等の画像不良の原因となる。
【0014】この点、図10に示すように、現像手段を
感光体等とは別のギア列を介して駆動する構成では、負
荷の大きい現像手段が画像形成装置本体のメインギアM
Gから感光体従動ギアG91を介することなく駆動され
るので、それだけ感光体の回転むらは少なく、従って画
像不良の発生もそれだけ抑制される。しかし、この場合
でも、帯電ローラ従動ギアG95やクリーニングローラ
従動ギアG960は感光体従動ギアG91から駆動力を
受ける構成であるため、やはり感光体に回転むらが発生
して画像不良が生じやすい。
【0015】図11に示すように、現像装置駆動用ギア
G99、感光体従動ギアG91、帯電ローラ従動ギアG
95をそれぞれ別系列のギア列で駆動する構成を採用す
るときは、現像装置や帯電ローラで駆動むら、回転むら
が発生しても、それが感光体に伝達されるには幾つかの
ギアを介する必要があり、感光体に伝達されたときには
かなり減衰されていて、感光体は実質的に安定して回転
できるのであるが、現像装置駆動用ギアG99、感光体
従動ギアG91、帯電ローラ従動ギアG95をそれぞれ
別系列のギア列で駆動する構成を採用するため、これを
仮に一つのカートリッジに搭載するとすれば、該カート
リッジを画像形成装置本体に装着するときカートリッジ
上のギアと本体側の対応するギアとの噛み合い結合位置
を3箇所設けなければならず、それでは、カートリッジ
を本体に装着するときギア同士の噛み合いの位置出しを
正確に行い難い。そのため図11の例では、カートリッ
ジをC5とC6に分割し、カートリッジC5には感光体
と帯電ローラを搭載し、カートリッジC4には現像装置
を搭載するとともに、カートリッジC5について本体側
ギアとの噛み合い結合位置を二つ設定している。
【0016】しかしこのようにカートリッジを分割する
結果、ユーザーによる操作性が悪化する。そこで本発明
は、回転駆動される感光体、前記感光体表面を帯電させ
る帯電手段、前記帯電手段による感光体上の帯電域に画
像露光されて形成される静電潜像を現像して可視トナー
像とする現像手段、前記可視トナー像が転写材に転写さ
れたのち前記感光体上に残留するトナーを除去するクリ
ーニング手段を含んでおり、画像形成装置本体に着脱可
能である画像形成カートリッジであって、感光体以外の
回転部材において負荷のためにある程度回転むらが発生
しても、それが感光体に伝達され難く、感光体が実質上
安定して回転でき、それによりピッチむら等の画像ノイ
ズが抑制され、それだけ良好な画像形成を行える分割さ
れていない一体型の画像形成カートリッジを提供するこ
とを課題とする。
【0017】また、本発明は、回転駆動される感光体、
前記感光体表面を帯電させる帯電手段、前記帯電手段に
よる感光体上の帯電域に画像露光されて形成される静電
潜像を現像して可視トナー像とする現像手段、前記可視
トナー像が転写材に転写されたのち前記感光体上に残留
するトナーを除去するクリーニング手段を含んでおり、
画像形成装置本体に着脱可能である一体型画像形成カー
トリッジを構成要素とする画像形成装置であって、該カ
ートリッジを画像形成装置本体に容易且つ駆動結合良好
に装着でき、また、ピッチむら等の画像ノイズが抑制さ
れ、それだけ良好な画像を形成できるものを提供するこ
とを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、回転駆動される感光体、前記感光体表面を
帯電させる帯電手段、前記帯電手段による感光体上の帯
電域に画像露光されて形成される静電潜像を現像して可
視トナー像とする現像手段、前記可視トナー像が転写材
に転写されたのち前記感光体上に残留するトナーを除去
するクリーニング手段を含んでおり、画像形成装置本体
に着脱可能である一体型画像形成カートリッジであっ
て、前記感光体に接続された感光体用従動ギアを含んで
おり、該感光体用従動ギアは、該カートリッジを画像形
成装置本体に装着したとき該本体におけるメイン駆動ギ
アから連なり、該従動ギアを含むギア列の最終ギアとな
るものであり、前記帯電手段、現像手段及びクリーニン
グ手段のうち2以上がそれぞれ回転駆動される回転部材
とそれに接続された回転部材用従動ギアを備えており、
該回転部材用従動ギアのうち少なくとも二つは、該カー
トリッジを画像形成装置本体に装着したとき該本体にお
ける前記メイン駆動ギアから連なり、該回転部材用従動
ギアを含むギア列の最終ギアとなるものであることを特
徴とする画像形成カートリッジを提供する。
【0019】また、本発明は前記課題を解決するため、
上記本発明に係る画像形成カートリッジを構成要素とす
る画像形成装置であって、画像形成装置本体に、該カー
トリッジが該本体に装着されるとき該カートリッジ上の
ギアに噛み合うべき駆動結合用ギアが3箇所以上に設け
られており、そのうち2箇所の駆動結合用ギアは定位置
に設けられ、残り箇所の駆動結合用ギアはカートリッジ
上のこれと噛み合うべきギアに対し正規の噛み合い位置
をとることができるように揺動可能に設けられている画
像形成装置を提供する。
【0020】本発明に係る画像形成カートリッジの一つ
の態様として、前記帯電手段、現像手段及びクリーニン
グ手段がそれぞれ回転駆動される回転部材とそれに接続
された回転部材用従動ギアを備えており、該各手段にお
ける少なくとも一つの回転部材用従動ギアが、該カート
リッジを画像形成装置本体に装着したとき該本体におけ
る前記メイン駆動ギアから連なり、該回転部材用従動ギ
アを含むギア列の最終ギアとなるものであるカートリッ
ジを挙げることができる。
【0021】いずれにしても、本発明に係る画像形成カ
ートリッジにおける回転部材は、帯電手段が帯電ローラ
を含むものであるときはその帯電ローラ、現像手段が現
像ローラ、これにトナーを供給するトナー供給ローラ、
トナーを攪拌する回転部材等を含むときはそれら、クリ
ーニング手段が回転ブラシ等からなるクリーニングロー
ラや回収したトナーを該手段内で寄せ集める等のための
トナー搬送ローラ乃至トナー搬送スクリューの如きトナ
ー搬送回転部材を含むときはそれらなどである。
【0022】これら回転駆動される部材のなかでも、現
像手段における現像ローラは負荷が大きいから、この現
像ローラに接続された従動ギアについては前記メイン駆
動ギアから連なり、該従動ギアを含むギア列の最終ギア
となることが好ましい。また、帯電手段にブラシタイプ
の帯電ローラを採用する場合、該帯電ローラに作用する
静電吸着力により負荷が大きくなるので、この場合も、
該帯電ローラに接続された従動ギアについては前記メイ
ン駆動ギアから連なり、該従動ギアを含むギア列の最終
ギアとなることが好ましい。また、クリーニング手段に
おけるクリーニングローラ及び(又は)はトナー搬送回
転部材についても、クリーニング装置内のトナーを廃ト
ナー収容ボトルへ排出する等の手段がないときは、装置
内に溜まるトナー量が増えるにつれ負荷が大きくなるの
で、かかるローラ等についてもそれに接続された従動ギ
アは前記メイン駆動ギアから連なり、該従動ギアを含む
ギア列の最終ギアとなることが好ましい。
【0023】本発明の画像形成カートリッジによると、
分割されておらず一体型に形成されているので、それだ
け画像形成装置本体に対する着脱操作性が良好である。
また、前記感光体に接続された感光体用従動ギアは、該
カートリッジを画像形成装置本体に装着したとき該本体
におけるメイン駆動ギアから連なり、該従動ギアを含む
ギア列の最終ギアとなるから、前記帯電手段、現像手
段、クリーニング手段等における回転部材において、少
しぐらい駆動むら、回転むらが発生しても、それが感光
体に伝達されるには幾つかのギアを介する必要があり、
感光体に伝達されたときにはかなり減衰されていて、感
光体は実質的に安定して回転できる。従って、ピッチむ
ら等の画像ノイズが抑制され、それだけ良好な画像形成
を行える。
【0024】また、感光体従動ギア以外の回転部材用従
動ギアのうち少なくとも二つが、該カートリッジを画像
形成装置本体に装着したとき該本体における前記メイン
駆動ギアから連なり、該回転部材用従動ギアを含むギア
列の最終ギアとなるものであるから、該回転部材につい
ても回転が安定し、それだけ良好な画像を形成できる。
【0025】本発明の画像形成装置によると、以上の利
点を有する画像形成カートリッジを構成要素としている
ので、それだけ良好な画像を形成できる。また、画像形
成装置本体に、該カートリッジが該本体に装着されると
き該カートリッジ上のギアに噛み合うべき駆動結合用ギ
アが3箇所以上に設けられているが、そのうち2箇所の
駆動結合用ギアは定位置に設けられ、残り箇所の駆動結
合用ギアはカートリッジ上のこれと噛み合うべきギアに
対し正規の噛み合い位置をとることができるように揺動
可能に設けられているので、カートリッジを装置本体に
装着するときギア同士の噛み合いの位置出しを正確に行
える。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態である
着脱可能な一体型画像形成カートリッジを搭載するレー
ザビームプリンタの概略図である。このプリンタは、装
置本体を構成するフレーム(枠体)FRを備え、フレー
ムFRの背面部(図1において、右側)に設けられたヒ
ンジ部91を中心に上蓋9が揺動可能に設けられてい
る。上蓋9は、フレームFRに対して図2に示すように
略90〔°〕開けることができ、この上蓋9の開閉によ
り後述するイメージカートリッジ(画像形成カートリッ
ジ)C1を着脱することができる。また、上蓋9には開
口部90が設けられており、画像形成された用紙はこの
開口部90から上蓋9の上に排出される。このプリンタ
は、全体としていわゆるクラムシェルタイプの構造とな
っている。
【0027】フレームFR内には、走査光学系ユニット
SC、イメージカートリッジC1、画像形成される用紙
を収納する用紙トレイ8、転写ローラ41を含む転写装
置4、定着ローラ対61を含む定着装置6が配置されて
いる。走査光学系ユニットSCは、半導体レーザとコリ
メータレンズからなる光源からの光が照射されるポリゴ
ンミリーや、折り返しミラー等の公知の部品を含んでお
り、このプリンタが接続されるコンピュータ等のホスト
機器から入力される画像データに基づき後述する感光体
ドラム1の露光位置に向けて画像データに対応するレー
ザ光を照射することができる。
【0028】イメージカートリッジC1は感光体ドラム
1を含んでおり、感光体ドラム1の周辺には帯電装置
2、現像装置3、クリーニング装置5が配置されてい
る。帯電装置2は、感光体ドラム1の表面上を一様に帯
電するための帯電ブラシからなる帯電ローラ21を含ん
でいる。また、現像装置3は、現像剤となるトナーを収
納するためのトナータンク33、トナータンク33に収
納されているトナーをトナー供給ローラ34位置へ攪拌
しつつ搬送するための羽根部材32、該搬送されるトナ
ーを後記する現像ローラ31に供給するトナー供給ロー
ラ34、供給されるトナーにより感光体ドラム1表面上
に形成される静電潜像を現像位置にてトナー像とするた
めの現像ローラ31を含んでいる。また、クリーニング
装置5は、エッジ部分を感光体ドラム1に当接し、転写
位置にて用紙上に転写されずに感光体ドラム1上に残っ
たトナーを掻き落とすためのクリーニングブレード5
1、クリーニングブレード51に掻き落とされたトナー
を廃トナーとして収納するための廃トナー収納タンク5
3、クリーニングブレード51に掻き落とされた廃トナ
ーを収納タンク53に搬送するための廃トナー搬送スク
リュー52を含んでいる。
【0029】イメージカートリッジC1は、感光体ドラ
ム1の寿命やトナーの使い切りによって新しいカートリ
ッジと交換できるようにプリンタ本体に対して着脱可能
に設置されている。用紙トレイ8は、プリンタ下部に配
置され、画像形成される用紙を積層して収納することが
できる。用紙トレイ8の先端部80はフレームFRの外
部に引き出し得るようになっている。また、幅規制板8
1を備えており、用紙トレイに収納される用紙の幅方向
の位置を規制することができる。
【0030】また、用紙トレイ8に収納されている用紙
を転写位置へ送ることができる給紙ローラ対71、定着
装置6の定着ローラ対60を通過した用紙を上蓋9上に
排出することができる排出ローラ対72を備えている。
以下、このプリンタの動作について説明する(図1参
照)。プリンタには、コンピュータ等のホスト機器が接
続されており、該ホスト機器から画像データが入力され
る。そして、入力される画像データに基づいて走査光学
系ユニットSCは、画像データに応じたレーザ光を感光
体ドラム1の露光位置に照射する。
【0031】このとき、感光体ドラム1は所定の速度で
図1中反時計回りに回転駆動されており、その表面は帯
電ローラ21の回転により一様に帯電されている。帯電
された感光体ドラム1は、露光位置において走査光学系
ユニットSCから照射された原稿画像に基づくレーザ光
により静電潜像が形成される。そして、トナータンク3
3内に収納されているトナーが羽根部材32により開口
部331を経てトナー供給ローラ34に搬送され、該ト
ナーはトナー供給ローラ34によって現像ローラ31に
供給され、現像ローラ31によって現像位置に供給され
る。かくしてドラム1上の静電潜像は現像されてトナー
像となる。該トナー像は送られてくる用紙上に転写ロー
ラ41により転写される。このとき、感光体ドラム1表
面上のトナーの大部分は用紙上に転写されるが、一部は
転写残トナーとして感光体ドラム1表面上に残る。
【0032】転写位置に供給される用紙は、用紙トレイ
8に収納されており、給紙ローラ対71により1枚ずつ
給紙されて、ガイド部材に案内されながら転写位置へと
搬送される。トナー像が転写された用紙は定着装置6へ
搬送されて、定着ローラ対61を通過する際にトナー像
が用紙に定着される。トナー像が定着された用紙は、排
出ローラ対72によって上蓋9の開口部90から上蓋9
上に排出される。
【0033】一方、転写位置にて用紙に転写されず感光
体ドラム1表面上に残留したトナーは、クリーニング装
置5のクリーニングブレード51により掻き落とされ、
廃トナー搬送スクリュー52により廃トナー収納タンク
53内に搬送され、タンク53に収納される。以上説明
したように感光体ドラム1、帯電ローラ21、現像ロー
ラ31、羽根部材32、トナー供給ローラ34、廃トナ
ー搬送スクリュー52等はプリント動作中、それぞれ所
定の方向に回転駆動される。これら感光体ドラム1等
は、図3に示すように回転モータ(図示せず)に接続さ
れ、定速に回転駆動制御されるメインギアMGに連結さ
れた従動ギア群により回転駆動される。図3はこのプリ
ンタの駆動系列を示す図である。なお、図中点線で囲ま
れた部分はイメージカートリッジC1に含まれる部分で
あり、カートリッジC1の取り外しの際は本体側の駆動
系列と分離される。
【0034】すなわち、感光体ドラム1はこれに接続さ
れた従動ギアG1が駆動されることで、帯電ローラ21
はこれに接続された従動ギアG21が駆動されること
で、現像ローラ31はこれに接続された従動ギアG31
が駆動されることで、羽根部材32はこれに接続された
従動ギアG32が駆動されることで、トナー供給ローラ
34はこれに接続された従動ギアG34が駆動されるこ
とで、廃トナー搬送スクリュー52はこれに接続された
従動ギアG52が駆動されることでそれぞれ回転駆動さ
れる。
【0035】感光体ドラム1用従動ギアG1は、連結ギ
アg4、g3、g2、g1を介してメインギアMGに連
結されている。帯電ローラ21用従動ギアG21及び廃
トナー搬送スクリュー52用従動ギアG52は、連結ギ
アg14、g13、g12、g11、g2、g1を介し
てメインギアMGに連結されている。なお、連結ギアg
12とg11との間は、図示しない本体の他の駆動系列
により連結されている。現像ローラ31用従動ギアG3
1は、連結ギアg82、g81、g7、g6、g5を介
してメインギアMGに連結されている。羽根部材32用
従動ギアG32は、連結ギアg9、g82、g81、g
7、g6、g5を介してメインギアMGに連結されてい
る。また、トナー供給ローラ34用従動ギアG34は、
連結ギアg81、g7、g6、g5を介してメインギア
MGに連結されている。
【0036】なお、メインギアMGに噛み合うギアg1
0に連結される本体の他の駆動系により、また、ギアg
11、g12間に連結される本体の他の駆動系により、
上記以外の転写ローラ41、給紙ローラ対71、定着ロ
ーラ対61、排出ローラ対72等は回転駆動される。こ
のように、感光体ドラム1、帯電装置2の回転部材であ
る帯電ローラ21、現像装置3の回転部材である現像ロ
ーラ31、羽根部材32及びトナー供給ローラ34、ク
リーニング装置5の回転部材である廃トナー搬送スクリ
ュー52は、メインギアMGに連なり、それぞれの回転
部材用従動ギアを含むギア列の最終ギアにあたる従動ギ
アG1、G21、G31、G32、G34、G52によ
り駆動される。このように、感光体用従動ギアG1にさ
らに噛み合って従動回転される回転部材はない。これに
より、比較的負荷の大きい現像ローラ31や、静電吸着
により負荷が大きくなる帯電ローラ21に回転むらが発
生したとしても、その回転むらが感光体ドラム2の回転
に伝達されるには他系列の幾つかのギアを介する必要が
あり、感光体用従動ギアG1に伝達されたときにはかな
り減衰されているので、感光体ドラム1は実質的に安定
して回転できる。したがって、ピッチむら等の画像ノイ
ズが抑制され、それだけ良好な画像形成を行うことがで
きる。また、現像ローラ31や帯電ローラ21以外の回
転部材(トナー搬送スクリュー52等)にたとえ回転む
らが発生したとしても、上記と同様に、その回転むらが
感光体用従動ギアG1に伝達される間に減衰されるの
で、感光体ドラム1は実質的に安定して回転でき、それ
だけ良好な画像形成を行うことができる。
【0037】また、逆に、現像ローラ31、帯電ローラ
21等もそれぞれメインギアから連なる各ギア列の最終
ギアにて回されるので、他の回転部材の回転むらの影響
が抑制され、この点でも良好な画像を形成できる。次
に、カートリッジC1の本体側への装着時の上記ギアの
結合方法について説明する。
【0038】まず、各ギアの支持状態について図4を参
照して説明する。なお、図4においては、プリンタ本体
側に設置されるギアの一部は図示を省略している。前述
のようにカートリッジC1には、回転部材である感光体
ドラム1、現像ローラ31、羽根部材32、トナー供給
ローラ34、帯電ブラシ21、廃トナー搬送スクリュー
52が搭載されており、これら各回転部材の回転中心を
通りカートリッジC1の壁面に回転可能に支持されてい
る各部材の回転シャフトにそれぞれ前記の従動ギアG
1、G31、G32、G34、G21、G52が固定さ
れ、メインギアMGからこれら従動ギアに連なるギア列
により駆動力がかかることにより、上記各回転部材は回
転駆動される。また、カートリッジC1にはギアg7、
g81、g82、g9及びg14が搭載されており、そ
れぞれカートリッジC1上のシャフトにて回転可能に支
持されている。これらのギアはカートリッジC1の着脱
に伴い、本体側のギア列から分離される。
【0039】本例では、ギアG1(カートリッジC1
側)とギアg4(本体側)、ギアg7(カートリッジC
1側)とギアg6(本体側)、ギアg14(カートリッ
ジC1側)とギアg13(本体側)の計三箇所に、カー
トリッジC1側のギアと本体側ギアとの結合箇所があ
る。一方、本体側のギアは次の様に支持されている。前
記上蓋9(図1参照)には揺動アーム92が設けられて
おり、このアーム92はヒンジ部91を中心として開閉
する上蓋9と一体的に共に揺動できる。揺動アーム92
にはシャフト921が立設されており、このシャフト9
21を中心としてアーム92に対して揺動できる揺動ア
ーム93が揺動アーム92に重ねて設けられている。揺
動アーム93は、揺動アーム92の突出部922に当接
することにより下方への揺動範囲が制限されている。ま
た、一端を揺動アーム92に、他端を揺動アーム93に
連結された押しバネ94により揺動アーム93は下方へ
付勢されている。
【0040】シャフト921は揺動アーム93を貫通し
ており、シャフト921の揺動アーム93から突出した
部分に前記のギアg12が回転可能に支持されている。
また、揺動アーム93に立設されたシャフト931に前
記のギアg13は回転可能に支持されている。ただし、
ギアg13は他のギアとは異なり、ギアg13のシャフ
ト931に嵌められる孔130はその内径がシャフト9
31の外径より大きく形成されている。この孔130の
内径とシャフト931の外径との差による隙間によっ
て、ギアg13はシャフト931に対して多少揺動する
ことができる。
【0041】このような構成により、ギアg12及びg
13は揺動アーム92の揺動と共に、すなわち上蓋9の
開閉と一体的に揺動する。また、ギアg13は揺動アー
ム92の揺動と一体的に揺動するとともに、揺動アーム
93の揺動によってもアーム92に対し揺動でき、さら
に、シャフト931に対して、従ってアーム93に対し
て多少上下動できる。
【0042】ギアg12及びギアg13以外のギアg4
やギアg6等の本体側のギアは、本体上のシャフトにて
回転可能に支持されている。以下、カートリッジC1の
本体への装着時のカートリッジC1側ギアと本体側ギア
との三箇所ある結合箇所の結合について図5及び図6を
参照して説明する。カートリッジC1を装着する際に
は、プリンタ本体の上蓋9を回動させて開けておき装着
の障害にならないようにしておく。したがって、このと
き揺動アーム92及び揺動アーム93に配置されたギア
g12及びg13も本体のヒンジ部91を中心に回動し
て、装着の障害とならないように開かれる。
【0043】この状態で、カートリッジC1を差し込ん
でいき、図6(A)に示すように感光体ドラム1及び感
光体用従動ギアG1の回転軸10を本体側に固定されて
いる当たり部材11に当接させることで、ギアG1とg
4をドッキングさせる。このとき、全体としては図5
(A)に示す状態となっている。次に、回転軸10を当
たり部材11に当接させたまま、カートリッジC1全体
を図中反時計回りに回転させて、ギアg7とg6をドッ
キングさせ、図5(B)及び図6(B)に示す状態とす
る。このとき、上記二箇所のギアの結合箇所で若干のギ
アの噛み込み不足があったとしても、メインギアMGが
回転駆動されると各ギアは図6(B)に示す方向に回転
駆動され、カートリッジC1には本体側に固定された当
たり部材11を押す方向に力がかかるので、ギアはくい
込んでゆき適正なギアの噛み合いとなる。
【0044】そして最後に、上蓋9を閉じることによ
り、ギアg13とg14がドッキングされ、図3に示す
状態となる。このとき、ギアg13がギアg14と当接
するように、揺動アーム93は適当な揺動角度で回動し
た位置にある。この場合も、適正にギアが噛み合ってな
いこともあるが、ギアg13が駆動されギアg14が従
動回転することにより、また、揺動アーム93はギアg
13がギアg14に当接する方向にバネ94により付勢
されており、且つ、ギアg13と共にシャフト921を
中心として揺動できることにより、及びギアg13はそ
の大きい内径の孔130にてアーム93上のシャフト9
31に対し多少揺動できることにより、適正なギアの噛
み合い位置に移動することができ、ギアg13とギアg
14は適正な噛み合いとなる。
【0045】なお、カートリッジC1を取り外すときに
は、上記と逆の手順により、すなわち、上蓋9を開ける
ことによりギアg13とg14の結合を解き、次いで、
カートリッジC1を時計回り方向に回転させることでギ
アg7とg6の結合を解き、最後に図4中左上方向に引
っ張ることによりギアG1とg4の結合を解くことがで
きる。
【0046】このようにカートリッジC1を着脱するユ
ーザは、結合箇所が三箇所あるにもかかわらず、ギアの
噛み合い等を特に気にすることなく容易にカートリッジ
C1の着脱をすることができる。また、定期的に交換さ
れる部品が一つのカートリッジC1に全て搭載されてい
るため操作性も良い。なお、カートリッジC1に搭載さ
れる回転部材は図7に示す駆動系列により駆動すること
もできる。この例でも、カートリッジC1に搭載される
回転部材を駆動するための従動ギアG1、G31、G3
2、G34、G21、G52は、メインギアMGから連
なるギア列の最終ギアとなっており、図3に示す駆動系
列により駆動するのと同様に、一つの回転部材の回転む
らが他の回転部材(特に、感光体ドラム)に影響を与え
にくく、それだけ良好な画像形成を行うことができる。
【0047】また、この例では感光体用従動ギアG1は
定速駆動制御されるメインギアMGに直接連なっている
ため、それだけ感光体ドラム1の回転むらは抑制され、
一層良好な画像形成を行うことができる。また、図3や
図7に示す駆動系列では、カートリッジと本体側とのギ
アの結合箇所は3箇所であったが、図8に示すように結
合箇所を4箇所とすることもできる。図8に示すカート
リッジC2は、クリーニング装置の回転部材として廃ト
ナー搬送スクリューに代えて感光体ドラム1に接触する
クリーニングローラを備えており、このクリーニングロ
ーラにはメインギアMGから連なる従動ギアG54が設
置されている。
【0048】この例でも、カートリッジC2のギアG1
及びg7と本体側のギアg4及びg6との2箇所のドッ
キングについては前述と同様に行うことができる。ま
た、残り2箇所のドッキング、すなわち、カートリッジ
C2のギアG21と本体側のギアg130、及びカート
リッジC2のギアG54と本体側のギアg131とのド
ッキングについては、図4に示す機構と同様に、ギアg
120及びg121を上蓋9と一体的に回動する揺動ア
ーム920に回転可能に設置して、また、揺動アーム9
20に対してさらに回動可能な二つの揺動アーム93
0、931を設けて、これら揺動アーム930、931
にそれぞれ回転可能にギアg130(g120と噛
合)、g131(g121と噛合)を支持させ、ギアg
130、g131はそれぞれ揺動アーム930、931
上のシャフトに対して多少揺動可能にしておくことによ
り行うことができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によると、回転駆動される感光
体、前記感光体表面を帯電させる帯電手段、前記帯電手
段による感光体上の帯電域に画像露光されて形成される
静電潜像を現像して可視トナー像とする現像手段、前記
可視トナー像が転写材に転写されたのち前記感光体上に
残留するトナーを除去するクリーニング手段を含んでお
り、画像形成装置本体に着脱可能である画像形成カート
リッジであって、感光体以外の回転部材において負荷の
ためにある程度回転むらが発生しても、それが感光体に
伝達され難く、感光体が実質上安定して回転でき、それ
によりピッチむら等の画像ノイズが抑制され、それだけ
良好な画像形成を行える分割されていない一体型の画像
形成カートリッジを提供することができる。
【0050】また、本発明によると、回転駆動される感
光体、前記感光体表面を帯電させる帯電手段、前記帯電
手段による感光体上の帯電域に画像露光されて形成され
る静電潜像を現像して可視トナー像とする現像手段、前
記可視トナー像が転写材に転写されたのち前記感光体上
に残留するトナーを除去するクリーニング手段を含んで
おり、画像形成装置本体に着脱可能である一体型画像形
成カートリッジを構成要素とする画像形成装置であっ
て、該カートリッジを画像形成装置本体に容易に、且
つ、駆動結合良好に装着でき、また、ピッチむら等の画
像ノイズが抑制され、それだけ良好な画像を形成できる
ものを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成カートリッジを備えるレ
ーザビームプリンタの概略構成図である。
【図2】図1に示すプリンタの上蓋を開いた状態を示す
図である。
【図3】図1に示すプリンタのカートリッジ中の回転部
材を回転駆動する駆動系列を示す図である。
【図4】図1に示すプリンタのギア列の支持状態を説明
するための図である。
【図5】プリンタ本体側のギア列にカートリッジに搭載
されるギアを結合するときの手順を説明するための図で
あり、図5(A)は1箇所目の結合がされた状態を示す
図であり、図5(B)は2箇所目の結合がされた状態を
示す図である。
【図6】プリンタ本体側のギア列にカートリッジに搭載
されるギアを結合するときの手順を説明するための感光
体用従動ギア周辺の図であり、図6(A)は1箇所目の
結合がされた状態を示す図であり、図6(B)は2箇所
目の結合がされた状態を示す図である。
【図7】本発明に係るプリンタのカートリッジ中の回転
部材を回転駆動する駆動系列の他の例を示す図である。
【図8】本発明に係るプリンタのカートリッジ中の回転
部材を回転駆動する駆動系列のさらに他の例を示す図で
ある。
【図9】従来のプリンタにおけるカートリッジ中の回転
部材を回転駆動する駆動系列の例を示す図である。
【図10】従来のプリンタにおけるカートリッジ中の回
転部材を回転駆動する駆動系列の他の例を示す図であ
る。
【図11】従来のプリンタにおけるカートリッジ中の回
転部材を回転駆動する駆動系列のさらに他の例を示す図
である。
【符号の簡単な説明】
C1、C2、C3、C4、C5、C6 画像形成カート
リッジ 1 感光体ドラム G1 感光体ドラム1用従動ギア 10 感光体ドラム1の回転軸 11 当たり部材 2 帯電装置 21 帯電ローラ G21 帯電ローラ21用従動ギア 3 現像装置 31 現像ローラ G31 現像ローラ31用従動ギア 32 羽根部材 G32 羽根部材32用従動ギア 34 トナー供給ローラ G34 トナー供給ローラ34用従動ギア 5 クリーニング装置 51 クリーニングブレード 52 廃トナー搬送スクリュー G52 廃トナー搬送スクリュー52用従動ギア 53 廃トナー収納タンク SC 走査光学系ユニット 4 転写ローラ G4 転写ローラ4用従動ギア 6 定着装置 61 定着ローラ対 71 給紙ローラ対 72 排紙ローラ対 8 シート収容部 81 幅規制板 FR 本体フレーム 9 上蓋 90 上蓋9の開口部 91 ヒンジ部 92、93 揺動アーム 94 バネ 921 揺動アーム92上に立設されたシャフト 931 揺動アーム93上に立設されたシャフト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される感光体、前記感光体表面
    を帯電させる帯電手段、前記帯電手段による感光体上の
    帯電域に画像露光されて形成される静電潜像を現像して
    可視トナー像とする現像手段、前記可視トナー像が転写
    材に転写されたのち前記感光体上に残留するトナーを除
    去するクリーニング手段を含んでおり、画像形成装置本
    体に着脱可能である一体型画像形成カートリッジであっ
    て、前記感光体に接続された感光体用従動ギアを含んで
    おり、該感光体用従動ギアは、該カートリッジを画像形
    成装置本体に装着したとき該本体におけるメイン駆動ギ
    アから連なり、該従動ギアを含むギア列の最終ギアとな
    るものであり、前記帯電手段、現像手段及びクリーニン
    グ手段のうち2以上がそれぞれ回転駆動される回転部材
    とそれに接続された回転部材用従動ギアを備えており、
    該回転部材用従動ギアのうち少なくとも二つは、該カー
    トリッジを画像形成装置本体に装着したとき該本体にお
    ける前記メイン駆動ギアから連なり、該回転部材用従動
    ギアを含むギア列の最終ギアとなるものであることを特
    徴とする画像形成カートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記帯電手段、現像手段及びクリーニン
    グ手段がそれぞれ回転駆動される回転部材とそれに接続
    された回転部材用従動ギアを備えており、該各手段にお
    ける少なくとも一つの回転部材用従動ギアが、前記カー
    トリッジを画像形成装置本体に装着したとき該本体にお
    ける前記メイン駆動ギアから連なり、該回転部材用従動
    ギアを含むギア列の最終ギアとなるものである請求項1
    記載の画像形成カートリッジ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成カートリッジを
    構成要素とする画像形成装置であって、画像形成装置本
    体に、該カートリッジが該本体に装着されるとき該カー
    トリッジ上のギアに噛み合うべき駆動結合用ギアが3箇
    所以上に設けられており、そのうち2箇所の駆動結合用
    ギアは定位置に設けられ、残り箇所の駆動結合用ギアは
    カートリッジ上のこれと噛み合うべきギアに対し正規の
    噛み合い位置をとることができるように揺動可能に設け
    られている画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成カートリッジにおける前記
    帯電手段、現像手段及びクリーニング手段がそれぞれ回
    転駆動される回転部材とそれに接続された回転部材用従
    動ギアを備えており、該各手段における少なくとも一つ
    の回転部材用従動ギアが、該カートリッジを画像形成装
    置本体に装着したとき該本体における前記メイン駆動ギ
    アから連なり、該回転部材用従動ギアを含むギア列の最
    終ギアとなるものである請求項3記載の画像形成装置。
JP8054735A 1996-03-12 1996-03-12 画像形成カートリッジ及び画像形成装置 Pending JPH09244514A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1115039A2 (en) * 2000-01-05 2001-07-11 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
JP2007293137A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Murata Mach Ltd 画像形成装置
US7693450B2 (en) * 2005-09-22 2010-04-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Developing unit and an image forming apparatus including the developing unit

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