JPH11185264A - 光プローブの位置決め装置及び記録媒体 - Google Patents
光プローブの位置決め装置及び記録媒体Info
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- JPH11185264A JPH11185264A JP9354702A JP35470297A JPH11185264A JP H11185264 A JPH11185264 A JP H11185264A JP 9354702 A JP9354702 A JP 9354702A JP 35470297 A JP35470297 A JP 35470297A JP H11185264 A JPH11185264 A JP H11185264A
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Abstract
ト光を集中させることにより再生情報のS/Nを図るこ
とと、狭い範囲にエバネッセント光を凝縮しながら記録
面積が広い記録媒体の任意の位置に光プローブ位置決め
し、大容量の情報を検索することを目的とする。 【解決手段】 本発明の光りプローブの位置決め装置
は、記録媒体に照射されたビームのスポット内に対応さ
せて設けられ、該スポットよりも先端径が小さい光量検
出用の光プローブを所望の位置に位置決めする光プロー
ブの位置決め装置において、前記光プローブを移動させ
る移動手段と、前記記録媒体上の異なる位置における光
量を検出する光量検出手段と、該光量検出手段により検
出された光量に基づいて前記光プローブを移動させて所
望の位置に位置決めする制御手段と、を有することを特
徴とする。
Description
量検出用の光プローブによりエバネッセント光を検出す
るいわゆる走査型近接場光学顕微鏡(SNOM:Sca
nning Nearfield Optical M
icroScope)を用い、記録媒体あるいはサンプ
ルの所望の位置に光プローブを位置決めする光プローブ
の位置決め装置及び記録媒体に関する。
つ走査型近接場光学顕微鏡(SNOM:Scannin
g Nearfield Optical Micro
scope)の研究が活発に行われている。一般に物体
に光を照射すると、遠くまで伝搬する光と、光照射によ
って物質に誘起された分極同士の相互作用によってその
近傍にのみ作られる電磁場、すなわち伝搬しない光とが
発生する。この伝搬しない後者の光は、エバネッセント
光と呼ばれる。このエバネッセント光を波長よりも短い
先端径をもつ光プローブの先端に発生させ、分解能を飛
躍的に向上させた走査型顕微鏡がSNOMである。この
分解能は光プローブの先端径で決まるため、先端を尖ら
せるほど分解能は向上する。
術が特開平7−98885号公報に開示されている。こ
れは凹凸によって微少な記録マークを記録した記録媒体
に全反射する角度でレーザ光を照射する。すると記録媒
体の表面近傍100nm前後の範囲にエバネッセント光
が発生するため、この記録マークからのエバネッセント
光を光プローブで検出する。エバネッセント光は記録マ
ークの有無で変化するため、情報の再生が可能である。
同様にして光プローブの先端からエバネッセント光を滲
み出させて情報を記録することができる。さらに、光プ
ローブの先端径を短くすることにより、光の回折限界を
超えた微少な記録マークの検出や記録が可能となり、従
来の光記録媒体に比べて飛躍的に記録密度を向上させる
ことができるものである。
技術では、レーザ光が照射された部分でしか情報の再生
あるいは記録ができず、例えば、レーザ光が照射された
スポット内で光プローブを隣接するトラック間に移動し
ようとすると、記録媒体の所望の位置に光プローブの位
置決めを行えないという欠点があった。
媒体の所望の位置に光プローブの位置決めができる光プ
ローブの位置決め装置及び記録媒体を提供するものであ
る。
ブの位置決め装置は、記録媒体に照射されたビームのス
ポット内に対応させて設けられ、該スポットよりも先端
径が小さい光量検出用の光プローブを所望の位置に位置
決めする光プローブの位置決め装置において、前記光プ
ローブを移動させる移動手段と、前記記録媒体上の異な
る位置における光量を検出する光量検出手段と、該光量
検出手段により検出された光量に基づいて前記光プロー
ブを移動させて所望の位置に位置決めする制御手段と、
を有することを特徴とする。
は、請求項1記載の光プローブの位置決め装置におい
て、前記記録媒体の異なる位置における第1光量信号と
第2光量信号とを減算する演算手段を有し、前記光量検
出手段は、前記光プローブの基準位置から所定方向に沿
って等距離で互いに異なる2つの位置において光量を検
出し、前記制御手段は、前記演算手段の演算結果が前記
所望の位置に対応させて指示した所定値に近づくように
前記光プローブを移動させることを特徴とする。
は、請求項1記載の光プローブの位置決め装置におい
て、前記記録媒体に照射されたビームをトラッキングす
るトラッキング手段を有し、該トラッキング手段により
前記スポット内にトラッキングすることを特徴とする。
は、請求項2記載の光プローブの位置決め装置におい
て、前記光量検出手段の少なくとも一方から光量が検出
されない場合は、前記制御手段は、前記基準位置の方向
に前記光プローブを移動することを特徴とする。
は、請求項1記載の光プローブの位置決め装置におい
て、前記記録媒体に照射されたビームを集光制御するフ
ォーカス制御手段と、集光状態が正常かどうかを判定す
る判定手段と、を有することを特徴とする。
は、請求項5記載の光プローブの位置決め装置におい
て、前記判定手段が正常でないと判定した場合は、前記
光プローブの位置決め動作を停止することを特徴とす
る。
ームのスポット内に対応させて設けられ、該スポットよ
りも先端径が小さい光量検出用の光プローブによって情
報が記録または再生される記録媒体において、前記ビー
ムをトラッキングするための案内手段と、前記光プロー
ブによって情報が記録または再生される情報トラックと
を有することを特徴とする。
の記録媒体において、前記案内手段は、トラックに沿っ
た方向に離散的に設けられていることを特徴とする。
の光記録媒体において、前記案内手段は、上記情報トラ
ックごとに対応させて設けられていることを特徴とす
る。
場合について図1を用いて説明する。光源1から出射さ
れたレーザの光ビームb1は対物レンズ2にて集光(図
1では、説明の便宜上平行線で図示している)され、プ
リズム4(このプリズム4は、入射面4a、出射面4
b、透過面4cを持つ台形状のプリズムであり、以後、
台形プリズム4という)を通して光記録媒体である光デ
ィスク5の表面5aで反射される。光ビームb1が台形
プリズム4から光ディスク5へ透過するために、後述す
るように透過面4cと光ディスク5の裏面5bの間隔は
数十nmの間隔に制御されている。入射面4aは光ビー
ムb1の進行方向とほぼ直角な面を有しており、この面
を介して光ディスク5に光ビームb1を入射させ、表面
5aにおいて光ビームb1を全反射させ、エバネッセン
ト光を発生させる。また、出射面4bも反射ビームb2
の進行方向とほぼ直角な面を有しており、反射ビームb
2が集光レンズ10を介して4分割ディテクタ11に入
射される。また、台形プリズム4は光ディスク5の裏面
5b上に浮上する浮上スライダを兼ねており、光ディス
ク5との間隔を数十nmの距離で一定に保っている。な
お、対物レンズ2にて集光している方が、強いエバネッ
セント光を得ることができS/Nが高くとれるので、望
ましい。
設けられており、この表面近傍に発生したエバネッセン
ト光は光プローブ7aによって検出される。この光プロ
ーブ7aは、アクチュエータ8によってX軸方向とY軸
方向に移動が可能であり、その移動量はX軸駆動信号i
2とY軸駆動信号i1により制御される。アクチュエー
タ8は、浮上型のプローブスライダ9によって光ディス
ク5との間隔を数十nmの距離で一定に保つ。光源1で
光ディスク5を照射すると光プローブ7aで検出された
エバネッセント光は光ファイバー7bによってフォトデ
ィテクタ6に導かれ、光量信号dを出力する。光量信号
dに基づいて光プローブ7aの位置決めを後述するよう
にして行う。
る電気信号a1、a2、a3、a4は加算器12a、1
2bに送られ、それらの出力信号aa、abは減算器1
3aに入力される。減算器13aの出力信号はサンプル
ホールド回路14に入力され、光ディスク5上の後述す
るトラッキング用ピットにおけるトラックエラー信号を
サンプリングする。サンプリングされたトラックエラー
信号cは、対物レンズアクチュエータ3に送られて、対
物レンズ2を駆動することにより光ビームb1のトラッ
キングを行う。
光量信号dは第1サンプリング手段15aと第2サンプ
リング手段15bに送られる。光プローブ7aをX軸方
向に位置決めする場合は、CPU22からX軸駆動手段
20bへ命令信号l2が出力され、駆動信号i2によっ
て、まず光プローブ7aをアクチュエータ8により振動
させながら基準位置から一方のX方向へ数十nm〜数百
nmの範囲で所定の距離だけ移動させる。このとき第1
サンプリング手段15aにおいては、この振動に同期し
たサンプルタイミング信号k1に基づいて光量信号dを
サンプリングし、第1光量信号e1を出力する。同様
に、基準位置から反対のX方向へ等距離の位置に光プロ
ーブ7aを移動させ、第2サンプリング手段15bにお
いては、振動に同期したサンプルタイミング信号k2に
基づいて光量信号dをサンプリングし、第2光量信号e
2を出力する。第1光量信号e1と第2光量信号e2は
減算手段16に送られ、その差信号fが差動増幅手段1
8の一方の端子に入力され、他方の端子には目標位置設
定手段17からトラッキング目標値gが入力される。例
えば、光ビームb1の中心に光プローブ7aを位置決め
するときはトラッキング目標値gをゼロにセットしてお
く。差動増幅手段18の出力hはスイッチ手段19に入
力され、X軸方向の位置決めの時はスイッチ制御命令j
により、この信号hをX軸駆動手段20bへ送る。X軸
駆動手段20bは、スイッチ手段19からの信号hに基
づいて駆動信号i2を送り、第1光量信号e1と第2光
量信号e2の差がゼロに近づくように光プローブ7aへ
フィードバックが行われ、光ビームb1のX軸方向の中
心に光プローブ7aの位置決め制御が行われる。
Y軸駆動手段20aへ命令信号l1が出力され各光量信
号がサンプリングされ、差動増幅手段18からの信号h
をY軸駆動手段20aへ送るようにスイッチ手段19に
スイッチ制御命令jを送って、Y軸方向へ光プローブ7
aを位置決め制御することにより、光プローブ7aを光
ビームb1の中心に位置決めする。
射されたときの光スポットと光プローブ7aとの関係を
示す図である。この図では、トラックに沿った方向をY
軸方向(光ディスク5の回転方向)とし、トラッキング
方向をX軸方向(光ディスク5の半径方向)とし、光プ
ローブ7aをX軸方向にトラッキングする例を示す。光
ディスク5はトラックに沿った方向に案内領域と情報記
録領域に分けられており、案内領域にトラッキング用ピ
ット23aが設けられ、情報記録領域において光プロー
ブにより情報の記録または再生が行われる。案内領域で
は、光スポットmのトラッキングと、これに追従した光
プローブ7aのトラッキング動作を行い、このトラッキ
ング位置を保ったまま情報記録領域において記録または
再生が行われる。光スポットmのトラッキング動作は、
案内領域内のトラッキング用ピット23aにおいて行わ
れ、光プローブ7aの位置決め制御は、案内領域内のそ
の他の平坦領域にて行う。これにより光プローブ7aの
位置決め制御がトラッキング用ピット23aからの回折
の影響を受けずに精度よく行われる。
先立って、まずトラッキング用ピット23aの中心を通
るように光スポットmのトラッキングを行う。光スポッ
トmがトラッキングされると、次に光スポットm内の所
定の位置に光プローブ7aを位置決めするすることによ
り、実質上光プローブ7aがトラッキングされる。例え
ば、図1における目標位置設定手段17からトラッキン
グ目標値gをゼロにセットすると、光スポットmの中心
である情報トラックt4に光プローブ7aが位置決めさ
れる。また、目標位置設定手段17から出力されるトラ
ッキング目標値gを順次切り替えることにより、図2に
おける情報トラックt1からt7のそれぞれの情報トラ
ックに光プローブを位置決めする。これにより、光スポ
ットmの直径よりも小さいトラックピッチに光プローブ
7aをトラッキングし、高密度の情報の記録や再生を行
う。
7aが差し掛かると、トラッキング用ピット23bに基
づいて再びトラッキング動作に戻る。以後はこれを繰り
返して光ディスク5の全域に光プローブ7aをトラッキ
ングし、情報の記録または再生を行う。
ある。図3(a)において、光プローブ7aの基準位置
が光スポットの中心位置からずれていると、基準位置か
ら互いに反対方向の等距離の位置でサンプリングされた
光量信号e1と光量信号e2は異なる値となる。図3
(b)において、光プローブ7aの基準位置を光スポッ
トmの中心の情報トラックt4に位置決めする場合は、
光量信号e1と光量信号e2との差がゼロに近づくよう
に制御が行われる。すると、図4(a)に示すようにや
がて光量信号e1と光量信号e2が等しくなり、基準位
置は光スポットmの光量分布の最大値である光スポット
の中心に近づく。これによって図4(b)に示すよう
に、情報トラックt4に光プローブ7aを位置決めする
ことができる。
t1〜t3およびt5〜t7に光プローブを位置決めす
る場合は、図3(a)において、光量信号e1と光量信
号e2の差を所定の値にセットすることにより、基準位
置を光スポットm内の任意の情報トラックに位置決めす
ることができる。
号e2が等しくなる場合を示したが、これ以外に光量信
号e1と光量信号e2の両方がほぼゼロとなり、実質上
等しくなる場合がある。これは、基準位置が光スポット
mの外にある場合である。このときは、少々光プローブ
が移動しても光量信号に変化が現れず、位置決めの制御
は困難となる。また、光量信号e1と光量信号e2との
差が所定の値となるように制御する場合にも、どちらか
一方が光スポットmの外に出てゼロとなる場合も、片方
の位置が特定できないため位置決めの制御は困難とな
る。
の装置の要部である。フォトディテクタ6から出力され
た光量信号dは、比較器24の一方の端子に入力され、
電圧V1と比較される。比較器24の出力信号nはCP
U22に送られ、光量信号dが電圧V1以下となること
を監視する。もし、光量信号dをサンプリングした光量
信号e1と光量信号e2のどちらか一方がV1以下とな
ったことを検出したときは、どちらが検出されたかに基
づいて光プローブ7aのずれ方向を判断し、基準位置を
光スポットの中心方向へ戻す制御を行う。これにより、
サンプリング点が光スポットmの外へ出ることを防止
し、正常な制御を行える。
布を高いS/N比でサンプリングするためには、光スポ
ットmのフォーカス制御を行って光量分布の形状を急峻
にする必要がある。もし、光スポットmが十分に絞れて
いない場合は、光量分布の形状がなだらかになり、その
裾野が広がってしまうため、サンプリングされた光量信
号e1と光量信号e2のS/N比が低下し、光プローブ
7aの正確な位置決めが困難となる。
装置の要部を示す。4分割ディテクタ11からの出力信
号a1とa3は加算器25aに入力され、出力信号a2
とa4は加算器25bに入力される。それぞれの加算器
の出力信号naとnbは減算器26に入力され、いわゆ
る非点収差法におけるフォーカスエラー信号oを出力す
る。この信号oは対物レンズアクチュエータ3に送られ
て、フォーカス制御を行うと共に、ウインドウコンパレ
ータ27に入力される。ウインドウコンパレータ27で
は、フォーカスエラー信号oが所定の範囲内に入ってい
るかどうかを検出することにより、フォーカス制御が正
常であるかどうかの検出信号pをCPU22に出力す
る。CPU22ではこれによってフォーカス制御を監視
し、もしフォーカス制御が異常な場合は光プローブ7a
の位置決め制御を停止する。これにより、光量信号e1
と光量信号e2のS/N比の低下による光プローブ7a
の位置決め制御の暴走を防止する。
て説明する。まず、光ビームb1のフォーカス制御を行
い、正常であるかどうか確認する(S1)。なお、以下
の位置決め制御の途中において、もしフォーカス制御が
異常であれば、直ちに位置決め制御を中断する。フォー
カス制御が正常であれば、光ビームのトラッキング制御
を行い、同様に正常であるかどうか確認する(S2)。
これはトラック信号c(図1)が0V付近の所定の範囲
内にあるかどうかを検出することにより行われる。正常
であれば、光プローブ7aを基準位置から左へ移動する
(S3)。光量信号e1をサンプリングする(S4)。
同様に光プローブ7aを基準位置から右へ移動する(S
5)。光量信号e2をサンプリングする(S6)。光量
信号e1と光量信号e2の少なくとも一方がゼロでない
か判断する(S7)。ゼロでなければ光量信号e1と光
量信号e2の差を光プローブ7aのアクチュエータ8へ
フィードバックする(S8)。ゼロであれば、光プロー
ブ7aの基準位置をスポットの中心方向へ戻すためにス
テップ移動する(S9)。再び、S3へ戻って光プロー
ブ7aの位置決め制御を行う。
ッキング方法に限らず、図8に示す方法を用いても良
い。トラッキング用ピット83a〜83gは、図2の情
報トラックに対し、その本数と同数だけ設ける。例えば
トラッキング用ピット83aは情報トラックt1に位置
決めするために設けてあり、以下同様に83gまで7個
のトラッキング用ピットを設け、これにより情報トラッ
クt7までの全てのトラックに位置決めを行う。まず、
情報トラックt1に位置決めを行うときは、トラッキン
グ用ピット83aを用いて光ビームb1をトラッキング
制御し、次に光プローブ7aを光スポットmの中心に位
置決めする。これにより光プローブ7aを光スポットm
に追従させてトラッキングを行う。以下同様にして、情
報トラックt7までのトラッキングを行うことができ
る。これにより、光スポット径よりも小さいトラックピ
ッチに高密度の記録や再生を行うことができる。
ず、図9に示す位置決め装置を用いることができる。図
1と同一部には同一符号を付して説明は省略するが、こ
の装置では、加算器12aと加算器12bから出力され
た信号aaと信号abは加算器13bに入力され、トー
タル信号qを第1サンプリング手段15aと第2サンプ
リング手段15bに送るように構成されている。光プロ
ーブ7aによってエバネッセント光が伝播光に変換され
て、光ディスクの表面5aから放射されるが、このとき
反射ビームb2の光量は減少する。4分割ディテクタ1
1のトータル信号qによって、この減少量を検出するこ
とにより、以下図1と同様にして光プローブ7aの位置
決めを行う。
示した図である。トータル信号qをサンプリングした光
量信号e1と光量信号e2の差がゼロに近づくように光
プローブ7aを制御することにより、図10(b)にお
ける光スポットの中心へ位置決めを行う。図4に比べ
て、光ファイバー7bとフォトディテクタ6を省略でき
簡単になるが、4分割ディテクタ11の出力信号a1〜
a4によって光ビームb1のトラッキングに必要なダイ
ナミックレンジと光プローブ7aの制御に必要な高いS
/Nとの両方満足する必要がある。なお、図1の位置決
め装置では、逆にフォトディテクタ6と4分割ディテク
タ11のそれぞれでダイナミックレンジとS/N比を最
適化することができるため、高性能な位置決め制御が簡
単になる。
置によれば、スポットの光量分布に応じた所望の位置に
光プローブを位置決めできるため、微小な位置決めであ
っても実現できる。
によれば、位置決めを精確にでき、例えば、基準位置を
スポットの中心にすれば、左右対称な光量分布を持つス
ポットの中心に光プローブを位置決めできるため、スポ
ット中心で情報を検出することができ、その情報のS/
Nを向上できる。
によれば、記録媒体に照射されたビームをトラッキング
し、これに追従して光プローブがトラッキングするた
め、より精確な位置決めができる。
によれば、常にスポット内に光プローブを制御でき、ス
ポット内から光プローブがはずれることによる装置の暴
走を防ぐことができる。
によれば、常に最適な合焦状態で光量の検出が安定して
でき、光量信号のS/Nを向上できる。
によれば、フォーカシングが正常でない場合に、装置の
暴走を防ぐことができる。
段にビームをトラッキングさせ、ビームが照射されたス
ポット内に光プローブを追従させながら、情報トラック
に情報の記録または再生を行うことができる。
を案内手段によってトラッキングし、これに追従した光
プローブにより情報トラックに情報の記録または再生を
行うことができる。
ト内でのトラッキング動作を早くして、光プローブによ
り情報トラックに情報の記録または再生を行うことがで
きる。
を示す図である。
を説明するための図である。
心に位置決めする動作を説明するための図である。
に制限する装置を示す図である。
の暴走を防止する装置を示す図である。
を示すフローである。
る。
装置を示す図である。
明するための図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 記録媒体に照射されたビームのスポット
内に対応させて設けられ、該スポットよりも先端径が小
さい光量検出用の光プローブを所望の位置に位置決めす
る光プローブの位置決め装置において、 前記光プローブを移動させる移動手段と、 前記記録媒体上の異なる位置における光量を検出する光
量検出手段と、 該光量検出手段により検出された光量に基づいて前記光
プローブを移動させて所望の位置に位置決めする制御手
段と、を有することを特徴とする光プローブの位置決め
装置。 - 【請求項2】 前記記録媒体の異なる位置における第1
光量信号と第2光量信号とを減算する演算手段を有し、 前記光量検出手段は、前記光プローブの基準位置から所
定方向に沿って等距離で互いに異なる2つの位置におい
て光量を検出し、 前記制御手段は、前記演算手段の演算結果が前記所望の
位置に対応させて指示した所定値に近づくように前記光
プローブを移動させることを特徴とする請求項1記載の
光プローブの位置決め装置。 - 【請求項3】 前記記録媒体に照射されたビームをトラ
ッキングするトラッキング手段を有し、 該トラッキング手段により前記スポット内にトラッキン
グすることを特徴とする請求項1記載の光プローブの位
置決め装置。 - 【請求項4】 前記光量検出手段の少なくとも一方から
光量が検出されない場合は、前記制御手段は、前記基準
位置の方向に前記光プローブを移動することを特徴とす
る請求項2記載の光プローブの位置決め装置。 - 【請求項5】 前記記録媒体に照射されたビームを集光
制御するフォーカス制御手段と、集光状態が正常かどう
かを判定する判定手段と、を有することを特徴とする請
求項1記載の光プローブの位置決め装置。 - 【請求項6】 前記判定手段が正常でないと判定した場
合は、前記光プローブの位置決め動作を停止することを
特徴とする請求項5記載の光プローブの位置決め装置。 - 【請求項7】 照射されたビームのスポット内に対応さ
せて設けられ、該スポットよりも先端径が小さい光量検
出用の光プローブによって情報が記録または再生される
記録媒体において、 前記ビームをトラッキングするための案内手段と、 前記光プローブによって情報が記録または再生される情
報トラックとを有することを特徴とする記録媒体。 - 【請求項8】 前記案内手段は、トラックに沿った方向
に離散的に設けられていることを特徴とする請求項7記
載の記録媒体。 - 【請求項9】 前記案内手段は、上記情報トラックごと
に対応させて設けられていることを特徴とする請求項7
記載の記録媒体。
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---|---|---|---|
JP35470297A JP3904702B2 (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | 光プローブの位置決め装置及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11185264A true JPH11185264A (ja) | 1999-07-09 |
JP3904702B2 JP3904702B2 (ja) | 2007-04-11 |
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ID=18439337
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JP35470297A Expired - Fee Related JP3904702B2 (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | 光プローブの位置決め装置及び記録媒体 |
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JP (1) | JP3904702B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000008639A1 (fr) * | 1998-08-05 | 2000-02-17 | Seiko Instruments Inc. | Support d'enregistrement, dispositif d'enregistrement d'informations et dispositif de reproduction d'informations |
US6876603B2 (en) | 2000-05-23 | 2005-04-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | Information write/read head including an optical slit having a light emitting section whose width is shorter than a light beam diffraction limit |
-
1997
- 1997-12-24 JP JP35470297A patent/JP3904702B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2000008639A1 (fr) * | 1998-08-05 | 2000-02-17 | Seiko Instruments Inc. | Support d'enregistrement, dispositif d'enregistrement d'informations et dispositif de reproduction d'informations |
US6876603B2 (en) | 2000-05-23 | 2005-04-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | Information write/read head including an optical slit having a light emitting section whose width is shorter than a light beam diffraction limit |
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JP3904702B2 (ja) | 2007-04-11 |
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