JPH0721567A - 光ディスクおよび光ディスク装置 - Google Patents

光ディスクおよび光ディスク装置

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JPH0721567A
JPH0721567A JP5162033A JP16203393A JPH0721567A JP H0721567 A JPH0721567 A JP H0721567A JP 5162033 A JP5162033 A JP 5162033A JP 16203393 A JP16203393 A JP 16203393A JP H0721567 A JPH0721567 A JP H0721567A
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JP
Japan
Prior art keywords
offset
guide groove
optical disk
tracking error
error signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP5162033A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Tsukamura
善弘 塚村
Hidetoshi Kamoto
秀年 嘉本
Shigeaki Wachi
滋明 和智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シーク時にトラック誤りを生じることなく、ト
ラッキングエラー信号より直流オフセットをキャンセル
する。 【構成】光磁気ディスク7に、ミラー部は形成せず、案
内溝31を連続して形成する。オフセット検出領域WD
で案内溝31のパターンを三角波状とし、正規位置より
ラジアル方向に1トラックピッチTpだけ変位させる。
検出領域WDでトラッキングエラー信号Etの正側およ
び負側の最大振幅値が得られる。エラー信号Etに直流
オフセットがあるときは正側及び負側の最大振幅値に差
が発生し、その差を1/2として直流オフセットを検出
でき、エラー信号Etより直流オフセットをキャンセル
できる。ディスク7にミラー部を形成する必要がなく、
シーク時にトラッククロス信号が出ずにトラック誤りが
生じるということがなく、光磁気ディスク装置では高速
シークが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラッキング制御用
の案内溝を有する光ディスクおよびその光ディスクを使
用すると共にプッシュプル方式でトラッキングエラーを
検出する光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録再生システムとしてコンティ
ニュアスサーボ方式(以下、「CS方式」という)のも
のがある。CS方式では光磁気ディスク上にトラッキン
グ制御用の案内溝(プリグルーブ)が形成されている。
【0003】ところで、トラッキングエラーの検出方式
としてプッシュプル法がある。プッシュプル法は、ディ
スクからの反射光を2分割の光検出器(磁気ディスクの
ラジアル方向に対応する反射光のスポットの径方向に分
割されている)に入射し、この光検出器の第1および第
2の光検出部の出力信号の差をトラッキングエラー信号
とするものである。
【0004】この場合、対物レンズよりディスク上に照
射されるレーザビームのスポット中心がトラック中心に
ある場合、すなわち案内溝と案内溝の中間にある場合は
左右対称な反射回折光分布が得られるためトラッキング
エラー信号は0となり、それ以外の場合は左右で光強度
がずれるためトラックずれに応じたトラッキングエラー
信号を得ることができる。
【0005】なお、図6は案内溝の深さと信号レベルの
関係を示しているが、トラッキングエラー信号はλ/8
n(λはレーザ波長、nは基板の屈折率)としたとき最
も大きくなることが知られており、そのため案内溝の深
さはλ/4nより小さく、例えばλ/8nに設定されて
いる。
【0006】図7は、光磁気記録再生システムを示して
いる(信号記録系は図示せず)。図において、1は半導
体レーザであり、この半導体レーザ1からのレーザ光は
コリメータレンズ2、ビーム断面整形レンズ3、偏光ビ
ームスプリッタ4、ミラー5および対物レンズ6を介し
て光磁気ディスク7の記録面に照射される。光磁気ディ
スク7はコンティニュアス方式のものであり、上述した
ようにトラッキング制御用の案内溝が形成されている。
【0007】光磁気ディスク7からの反射光は、対物レ
ンズ6、ミラー5および偏光ビームスプリッタ4を介し
て偏光ビームスプリッタ8に入射される。そして、偏光
ビームスプリッタ8を透過する光は集光レンズ9および
シリンドリカルレンズ10を介して4分割の光検出器1
1に入射される。後述するように検出器11を構成する
各光検出部の出力信号を利用してトラッキングおよびフ
ォーカスのエラー信号が形成される。
【0008】偏光ビームスプリッタ8で反射される光は
1/2波長板12で45°だけ偏光面が回転されたのち
集光レンズ13を介して偏光ビームスプリッタ14に入
射される。この偏光ビームスプリッタ14を透過する光
(p偏光)は光検出器15に入射され、偏光ビームスプ
リッタ14で反射される光(s偏光)は光検出器16に
入射される。
【0009】光検出器15および16の出力信号は減算
器を構成するアンプ17に供給されて減算される。アン
プ17より出力される減算信号は反射光の偏光面の回転
に対応したものとなり、光磁気ディスク7の光磁気記録
部より反射光が得られる期間にあっては記録情報に対応
した再生信号となる。
【0010】図8は、トラッキングおよびフォーカスの
エラー信号形成回路を示している。同図において、11
a〜11dは光検出器11を構成する各光検出部を示し
ている。この場合、プッシュプル法によるトラッキング
エラーの検出が行なわれるが、光検出部11a,11b
が第1の光検出部となり、光検出部11c,11dが第
2の光検出部となる。これら第1および第2の光検出部
は、図示のように光磁気ディスク7のラジアル方向に対
応する入射光(反射光)のスポットの径方向に隣接して
配設されている。
【0011】光検出部11a,11bの出力信号はそれ
ぞれ加算器を構成するアンプ21に供給されて加算さ
れ、光検出部11c,11dの出力信号はそれぞれ加算
器を構成するアンプ22に供給されて加算される。そし
て、加算器21,22の出力信号がそれぞれ減算器を構
成するアンプ23に供給されて減算され、この減算器2
3よりプッシュプル法によるトラッキングエラー信号E
tが出力される。
【0012】また、光検出部11a,11dの出力信号
はそれぞれ加算器を構成するアンプ24に供給されて加
算され、光検出部11b,11cの出力信号はそれぞれ
加算器を構成するアンプ25に供給されて加算される。
そして、加算器24,25の出力信号がそれぞれ減算器
を構成するアンプ26に供給されて減算され、この減算
器26より非点収差法によるフォーカスエラー信号Ef
が出力される。
【0013】ところで、トラッキングエラーの検出をプ
ッシュプル法で行なう場合、トラッキング制御に伴って
対物レンズ6が変動し、反射光スポットの中心と光検出
器11の中心とが一致しなくなると、トラッキングエラ
ー検出信号Etに直流オフセットを生じる。直流オフセ
ットがあると、トラッキングエラー信号Etが0となっ
ても、対物レンズ6よりディスク上に照射されるレーザ
ビームのスポット中心がトラック中心よりずれているの
で問題となる。
【0014】このように直流オフセットが生じるのを防
止するために、対物レンズ6と光検出器11とを一体的
に動かすことが考えられるが、可動部が重くなって高速
シークに支障となる。
【0015】ところで、図9に示すように案内溝31が
形成されていないミラー部32が存在する場合、レーザ
ビームのスポットSPが破線a、実線bおよび一点鎖線
cの位置にあるとき、ミラー部32で出力されるトラッ
キングエラー信号Etはそれぞれ図10A,BおよびC
に示すようになり、スポットSPのトラック中心からの
ずれ、従って直流オフセットに対応したものとなる。
【0016】そこで、このようにミラー部32で得られ
るトラッキングエラー信号Etを用いて直流オフセット
をキャンセルことが提案されている。図11は、直流オ
フセットキャンセル回路を示しており、図8と対応する
部分には同一符号を付して示している。
【0017】図において、アンプ23より出力されるト
ラッキングエラー信号Etは減算器41に供給されると
共に、ホールド回路42に供給される。端子43にはレ
ーザビームがミラー部32に照射されるタイミングを示
すタイミング信号TMが供給され、このタイミング信号
TMはホールド回路42に供給される。ホールド回路4
2ではタイミング信号TMでもってミラー部32で得ら
れるトラッキングエラー信号Etがホールドされる。ホ
ールド回路42からのホールド信号は直流オフセットに
対応した信号となる。
【0018】ホールド回路42の出力信号は係数器34
でレベル調整(K倍)されたのちオフセットキャンセル
信号Eoffとして減算器41に供給される。この減算器
41ではトラッキングエラー信号Etよりオフセットキ
ャンセル信号Eoffが減算され、直流オフセットのキャ
ンセルされたトラッキングエラー信号(Et−Eoff)
が得られる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図11の例
のようにミラー部32で得られるトラッキングエラー信
号Etを用いて直流オフセットをキャンセルするものに
よれば、光磁気ディスク7に案内溝31のないミラー部
32が存在し、このミラー部32ではシーク時にトラッ
ククロス信号が得られず、トラック誤りを生じるという
問題点があった。
【0020】例えば、ミラー部32の長さをWM、1セ
クターの長さをWSとすると、ミラー部32ではトラッ
ククロス信号が得られず、シーク時には(クロスするト
ラック数)×WM/WSのトラック誤りが出ていた。
【0021】そこで、この発明では、シーク時にトラッ
ク誤りを生じることなく、直流オフセットをキャンセル
し得る光ディスクおよび光ディスク装置を提供するもの
である。
【0022】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る光ディ
スクは、トラッキング制御用の案内溝を有すると共に、
オフセット検出領域で案内溝を正規位置よりラジアル方
向に所定距離だけ変位させるものである。
【0023】第2の発明に係る光ディスク装置は、第1
の発明の光ディスクを使用する光ディスク装置におい
て、光ディスクからの反射光よりプッシュプル法でトラ
ッキングエラーを検出するエラー検出手段と、光ディス
クの上記オフセット検出領域に対応してエラー検出手段
より出力されるトラッキングエラー信号より正側および
負側の最大振幅値を検出するピーク値検出手段と、この
ピーク値検出手段で検出される正側および負側の最大振
幅値の差をとると共にその差を1/2にしてオフセット
キャンセル信号を得る演算手段と、この演算手段より出
力されるオフセットキャンセル信号によってエラー検出
手段より出力されるトラッキングエラー信号の直流オフ
セットをキャンセルするオフセットキャンセル手段とを
備えるものである。
【0024】
【作用】第1の発明においては、案内溝をラジアル方向
に所定距離、例えば正規位置より1トラックピッチだけ
変位させることで、プッシュプル法で検出されるトラッ
キングエラー信号は正側および負側の最大振幅値を有す
るものとなり、これら振幅値の差は直流オフセットに対
応しており、その差を1/2としてオフセットキャンセ
ル信号を得ることが可能となる。オフセットキャンセル
信号を得るのにミラー部が不要となり、そのためシーク
時にトラッククロス信号が出ずにトラック誤りが生じる
ということはなく、光ディスク装置では高速シークが可
能となる。
【0025】第2の発明においては、演算手段よりオフ
セットキャンセル信号が得られ、オフセットキャンセル
手段で直流オフセットを効果的にキャンセルすることが
可能となる。オフセットキャンセル信号を得るのに光デ
ィスクにミラー部が不要となり、そのためシーク時にト
ラッククロス信号が出ずにトラック誤りが生じるという
ことはなく、高速シークが可能となる。
【0026】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。
【0027】本例の光磁気ディスク7においては、ミラ
ー部32(図9参照)は形成されず、案内溝31が連続
して形成される。そして、図1に示すように、一部領域
(以下、「オフセット検出領域」という)WDで案内溝
31のパターンは三角波状とされ、正規位置よりラジア
ル方向の一方向(図では下側)に所定距離dだけ変位す
るようにされる。この検出領域WDは所定周期毎、例え
ば1セクター毎に形成される。
【0028】ここで、レーザビームのスポットSPが破
線a、実線bおよび一点鎖線cの位置にあるとき、プッ
シュプル法によるトラッキングエラー信号Etは、それ
ぞれ図2A,BおよびCに示すようになる。図2A〜C
において、実線は変位距離dが1トラックピッチTpの
場合を示しており、破線は変位距離dが1/2トラック
ピッチTp/2の場合を示している。
【0029】変位距離dがTpであるときは検出領域W
Dでトラッキングエラー信号Etの正側および負側の最
大振幅値を必ず得ることができる。トラッキングエラー
信号Etに直流オフセットがないときは正側および負側
の最大振幅値は等しくなるが、直流オフセットがあると
きは正側および負側の最大振幅値に差が発生し、その差
は直流オフセットの2倍の値を有するものとなる。その
ため、トラッキングエラー信号Etの正側および負側の
最大振幅値が得られるときは、その差を1/2とするこ
とで直流オフセットを検出することができる。
【0030】変位距離dがTp/2であるときはレーザ
ビームのスポットSPの位置によっては検出領域WDで
トラッキングエラー信号Etの正側および負側の最大振
幅値が得られなくなる場合があり、上述したようにして
直流オフセットを検出することができなくなる。そのた
め、本例において、変位距離dは例えば1トラックピッ
チTpに設定される。
【0031】なお、上述せずも、検出領域WDで得られ
るトラッキングエラー信号Etの周波数がサーボ周波数
帯域より高くなるように、案内溝31のパターンが設定
される。この検出領域WDで得られるトラッキングエラ
ー信号Etの周波数がサーボ周波数帯域内に入るときに
は、このトラッキングエラー信号Etでトラッキングサ
ーボが掛けられ、トラッキングエラー信号Etの正側お
よび負側の最大値が得られなくなるからである。
【0032】図3は、図1の例の光磁気ディスク7を使
用する光磁気ディスク装置の直流オフセットキャンセル
回路を示しており、図8および図11と対応する部分に
は同一符号を付して示している。
【0033】図において、アンプ23より出力されるト
ラッキングエラー信号Etは減算器51に供給されると
共に、正側ピーク値検出回路52および負側ピーク値検
出回路53に供給される。端子54にはレーザビームが
オフセット検出領域WDに照射される期間を示すオフセ
ット検出領域信号TOFFが供給され、この領域信号TOFF
は検出回路52,53に供給される。そして、検出回路
52および53ではそれぞれ領域信号TOFFで示される
期間のトラッキングエラー信号Etより正側および負側
の最大振幅値が検出される。
【0034】検出領域WD毎に検出回路52および53
でそれぞれ検出される正側および負側の最大振幅値は減
算器55に供給される。減算器55では正側の最大振幅
値より負側の最大振幅値が減算され、その減算信号はレ
ベル調整器56で1/2とされ、トラッキングエラー信
号Etの直流オフセットに対応したオフセットキャンセ
ル信号Eoffが形成される。このオフセットキャンセル
信号Eoffは減算器51に供給され、この減算器51よ
り直流オフセットのキャンセルされたトラッキングエラ
ー信号(Et−Eoff)が得られる。
【0035】本例の光磁気ディスク7は、図1に示すよ
うにオフセットキャンセル信号Eoffを得るのに従来の
ようにミラー部32を形成する必要がなくなる。そのた
め、シーク時にトラッククロス信号が出ずにトラック誤
りが生じるということがなく、光磁気ディスク装置では
高速シークを行なうことができる。
【0036】なお、上述実施例においては、オフセット
検出領域WDの案内溝31は正規位置よりラジアル方向
の一方向に所定距離dだけ変位するようにされたもので
あるが、図4に示すようにラジアル方向の双方向(図で
は上下側)に正規位置より所定距離dだけ変位するよう
にすることもできる。ここで、レーザビームのスポット
SPが図4に示すように破線a、実線bおよび一点鎖線
cの位置にあるとき、プッシュプル法によるトラッキン
グエラー信号Etは、それぞれ図5A,BおよびCに示
すようになる。図5A〜Cにおいて、実線は変位距離d
が1トラックピッチTp(上下にTp/2ずつ)の場合
を示しており、破線は変位距離dが1/2トラックピッ
チTp/2(上下にTp/4ずつ)の場合を示してい
る。
【0037】変位距離dがTpであるときは検出領域W
Dでトラッキングエラー信号Etの正側および負側の最
大振幅値を必ず得ることができるが、変位距離dがTp
/2であるときはレーザビームのスポットSPの位置に
よっては検出領域WDでトラッキングエラー信号Etの
正側および負側の最大振幅値が得られなくなる場合があ
る。そのため、図4の例において、変位距離dは例えば
1トラックピッチTpに設定される。この場合も、図1
の例と同様に、検出領域WDで得られるトラッキングエ
ラー信号Etの周波数がサーボ周波数帯域より高くなる
ように、案内溝31のパターンが設定される。
【0038】また、上述実施例においては、オフセット
検出領域WDで案内溝31のパターンは三角波状とされ
たものを示したが、正弦波状あるいはその他のパターン
とることもできる。要は、ラジアル方向の変位距離dが
トラッキングエラー信号Etの正側および負側の最大振
幅値が得られるように設定されてあればよい。
【0039】ここで、上述実施例において変位距離dは
レーザビームのスポットSPの位置に拘らずに正側およ
び負側の最大振幅値が必ず得られるように1トラックピ
ッチTpとしたものであるが、勿論1トラックピッチT
pより大きくてもよく、あるいはスポットSPの位置と
の関係で正側および負側の最大振幅値を得ることができ
るのであれば1トラックピッチTpより小さくすること
もできる。
【0040】
【発明の効果】第1の発明によれば、案内溝をラジアル
方向に所定距離、例えば正規位置より1トラックピッチ
だけ変位させることで、プッシュプル法で検出されるト
ラッキングエラー信号は正側および負側の最大振幅値を
有するものとなり、これら振幅値の差は直流オフセット
に対応しており、その差を1/2としてオフセットキャ
ンセル信号として用いることができ、オフセットキャン
セル信号を得るのに従来のように案内溝が形成されてい
ないミラー部が不要となり、そのためシーク時にトラッ
ククロス信号が出ずにトラック誤りが生じるということ
はなく、光ディスク装置では高速シークが可能となる等
の効果がある。
【0041】第2の発明によれば、演算手段よりオフセ
ットキャンセル信号が得られ、オフセットキャンセル手
段で直流オフセットを効果的にキャンセルできる。オフ
セットキャンセル信号を得るのに光ディスクにミラー部
が不要となり、そのためシーク時にトラッククロス信号
が出ずにトラック誤りが生じるということはなく、高速
のシークが可能となる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】光磁気ディスクの第1実施例の構成を示す図で
ある。
【図2】図1の例のトラッキングエラー信号を説明する
ための図である。
【図3】実施例における直流オフセットキャンセル回路
の構成を示す図である。
【図4】光磁気ディスクの第2実施例の構成を示す図で
ある。
【図5】図4の例のトラッキングエラー信号を説明する
ための図である。
【図6】案内溝の深さと信号レベルの関係を示す図であ
る。
【図7】光磁気記録再生システムの構成を示す図であ
る。
【図8】エラー信号形成回路の構成を示す図である。
【図9】案内溝とミラー部とレーザビームのスポットの
関係を示す図である。
【図10】ミラー部のトラッキングエラー信号を説明す
るための図である。
【図11】従来の直流オフセットキャンセル回路の構成
を示す図である。
【符号の説明】
11 光検出器 21〜23 アンプ 31 案内溝 51,55 減算器 52 正側ピーク値検出回路 53 負側ピーク値検出回路 56 レベル調整器 Et トラッキングエラー信号 TOFF オフセット検出領域信号 Eoff オフセットキャンセル信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラッキング制御用の案内溝を有すると
    共に、オフセット検出領域で上記案内溝を正規位置より
    ラジアル方向に所定距離だけ変位させることを特徴とす
    る光ディスク。
  2. 【請求項2】 上記案内溝の正規位置からの変位方向は
    一方向であることを特徴とする請求項1記載の光ディス
    ク。
  3. 【請求項3】 上記案内溝の正規位置からの変位方向は
    双方向であることを特徴とする請求項1記載の光ディス
    ク。
  4. 【請求項4】 上記オフセット検出領域の案内溝のパタ
    ーンを三角波状とすることを特徴とする請求項1記載の
    光ディスク。
  5. 【請求項5】 上記オフセット検出領域の案内溝のパタ
    ーンを正弦波状とすることを特徴とする請求項1記載の
    光ディスク。
  6. 【請求項6】 上記オフセット検出領域の案内溝に対応
    して得られるトラッキングエラー信号の周波数がサーボ
    周波数帯域より高い周波数となるように上記案内溝のパ
    ターンを設定することを特徴とする請求項1記載の光デ
    ィスク。
  7. 【請求項7】 上記案内溝の正規位置からの変位量は1
    トラックピッチであることを特徴とする請求項1記載の
    光ディスク。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の光ディスクを使用する光
    ディスク装置において、 上記光ディスクからの反射光よりプッシュプル法でトラ
    ッキングエラーを検出するエラー検出手段と、 上記光ディスクの上記オフセット検出領域に対応して上
    記エラー検出手段より出力されるトラッキングエラー信
    号より正側および負側の最大振幅値を検出するピーク値
    検出手段と、 このピーク値検出手段で検出される正側および負側の最
    大振幅値の差をとると共に、その差を1/2にしてオフ
    セットキャンセル信号を得る演算手段と、 この演算手段より出力されるオフセットキャンセル信号
    によって上記エラー検出手段より出力されるトラッキン
    グエラー信号の直流オフセットをキャンセルするオフセ
    ットキャンセル手段とを備えることを特徴とする光ディ
    スク装置。
JP5162033A 1993-06-30 1993-06-30 光ディスクおよび光ディスク装置 Pending JPH0721567A (ja)

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