JPH11184784A - 実行状況報告機能付きサーバ及び実行状況表示機能付きクライアント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアントの要求に応じてサーバ側でサー
ビスを行う際、その実行状況をクライアントに報告す
る。 【解決手段】 通信システム１０において、ｃｇｉ３２
により起動されるサービス本体２８でのサービス実行状
況を監視するサービス監視部３４をサーバ２０に設け
る。そして、このサービス監視部３４により所定時間毎
にサービス本体２８のサービス実行状況を調べる。一
方、進捗通信部３６はサービス監視部３４により取得さ
れたサービス本体２８でのサービス実行状況に関する情
報を、ソケット通信等の通信手段２６を介し、携帯情報
端末１２（クライアント）に設けられた進捗報告モジュ
ール２４に送信する。進捗報告モジュール２４は、サー
バ２０からアプレットとして受信したものであり、進捗
通信部３６から受信する実行状況情報に基づいてサービ
ス本体２８でのサービス実行状況をグラフィカルにディ
スプレイ表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は実行状況報告機能付
きクライアント及び実行状況表示機能付きサーバに関
し、特に、クライアントからの要求に応じて行われるサ
ーバでのサービス実行の状況をクライアントに報告する
技術に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、ＷＷＷ（World Wide Web）システ
ムが普及している。このシステムで採用する通信プロト
コルである、ｈｔｔｐ（Hyper Text Transfer Protoco
l）プロトコルでは、クライアントからサーバに対して
ＵＲＬ（Uniform Resouce Locater）と呼ばれる要求信
号が送信され、一方、該サーバは、この要求信号に対応
するハイパーテキストと呼ばれる発信情報をクライアン
トに返信する。

【０００３】また、このＷＷＷシステムにおいては、ｃ
ｇｉ（Common Gateway Interface）と呼ばれるインター
フェースにより、クライアントから送信される要求信号
に応じたサービスをサーバ側で実行し、その実行結果を
クライアントに返信することもできるようになってい
る。

【０００４】このインターフェースを用いれば、例え
ば、所定のキーワードを用いたデータベース検索をクラ
イアントがサーバに要求することにより、サーバ側にて
この検索を実行し、その検索結果をクライアントに返信
することができる。すなわち、ＷＷＷシステムによれ
ば、単に予め用意した情報をサーバからクライアントに
送信するのみならず、クライアントの要求する内容の情
報処理をサーバのサービス本体にて行い、その処理結果
をクライアントに送信することもできる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記システム
においてはコネクションレスにクライアントサーバ間の
通信が行われ、クライアントがサーバ側にサービスを要
求した後は、クライアント側にてサーバ側でのサービス
処理の状況を把握する途が特に設けられていなかった。

【０００６】このため、例えば上記システムにおいてサ
ーバ側でクライアントからの要求信号に応じてデータベ
ース検索を行う場合、その検索時間が長引けば、現在検
索中であるのか、或いはサーバ側に動作不具合があるの
かをクライアント側で判断することができない。この結
果、クライアントのユーザは、いつまで通信接続を維持
しなければならないか、そのための通信コストがどの程
度かかるのか、を判断できず、重い心的負担を課してし
まっていた。同様のことは、何らかのイベントの発生を
一定時間監視するサービスをクライアントからの要求に
応じてサーバ側で行う場合にも起こりうる。

【０００７】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あって、その第１の目的は、クライアントの要求に応じ
てサーバ側でサービスを行う際、その実行状況をクライ
アントに報告することのできる実行状況報告機能付きサ
ーバを提供することにある。また、第２の目的は、サー
バからの実行状況の報告を受信して、その情報をディス
プレイ表示する実行状況表示機能付きクライアントを提
供することにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、クライアントから要求信号を受信し、該
要求信号に対応するサービスをサービス本体に実行さ
せ、その実行結果を前記クライアントに返信するサーバ
において、前記サービス本体の実行状況を表す実行状況
情報を取得するサービス監視手段と、該サービス監視手
段により取得される実行状況情報を前記クライアントに
送信する送信手段と、を含むことを特徴とする。

【０００９】本発明によれば、クライアントから要求信
号を受信して、その信号に対応するサービスがサービス
本体により実行される。そして、サービスの実行結果が
クライアントに返信される。このとき、本発明に係るサ
ーバには、サービス監視手段が設けられていて、これに
より前記実行状況情報が取得される。そして、送信手段
により、その実行状況情報がクライアントに送信され
る。なお、実行状況情報には、例えば、サービスの実行
終了までの残り時間、サービスに関する処理のうち既に
実行を終えた部分の割合（％）、サービス実行中でのエ
ラー発生の有無、などを含めることができる。

【００１０】こうすれば、クライアント側でその実行状
況情報に基づいて、サービス本体の実行状況を把握する
ことができる。この結果、クライアントのユーザは、サ
ービス本体がハングアップしているか、或いはサービス
が何％終了しているか、といった情報などを把握して、
処理待ちの心的負担を軽減することができる。また、ク
ライアントのユーザは実行状況報告に基づいて通信を強
制終了するなどの処置をとることができ、こうすれば無
駄な待ち時間を減らすことができる。

【００１１】また、本発明の一形態では、前記実行状況
情報に基づいて前記サービス本体の実行状況をディスプ
レイ表示するための実行モジュールを前記クライアント
に送信する実行モジュール送信手段をさらに含み、前記
送信手段は、、該実行モジュール送信手段によりクライ
アントに送信された実行モジュールに対して前記実行状
況情報を送信する実行状況情報送信手段を含むことを特
徴とする。

【００１２】この形態では、実行状況情報に基づいてサ
ービス本体の実行状況をディスプレイ表示するための実
行モジュールが用意され、それがサーバからクライアン
トに送信される。この実行モジュールとしては、例えば
ｊａｖａ（商標）等のアプレットを利用することができ
る。そして、実行状況送信手段により、この実行モジュ
ールに実行状況情報が送信される。

【００１３】こうすれば、クライアント側で特に実行状
況情報を受信し、それを表示するための環境を用意せず
に済み、本発明に係るサーバをより多くのクライアント
に対して使用することができる。

【００１４】また、本発明は、サーバに要求信号を送信
し、サーバ側に設けられたサービス本体で該要求信号に
応じて行われるサービスの実行結果を、該サーバから受
信するクライアントにおいて、前記サービス本体でのサ
ービスの実行状況を表す実行状況情報を前記サーバから
受信し、該実行状況情報に基づいて前記サービス本体の
実行状況をディスプレイ表示する実行状況表示手段を含
むことを特徴とする。

【００１５】本発明に係るクライアントがサーバに要求
信号を送信すれば、サーバ側では対応するサービスがサ
ービス本体により実行され、その結果がクライアントに
返信される。このとき、本発明に係るクライアントには
実況状況表示手段が備えられているため、サーバから実
況情報が送信されれば、それを受信してサーバ側のサー
ビス本体でのサービス実行状況をディスプレイ表示する
ことができる。

【００１６】本発明によれば、ユーザは、自分がサーバ
側に要求したサービスの実行状況を把握することができ
る。この結果、サービス本体がハングアップしている
か、或いはサービス処理が何％終了しているか、といっ
た情報などを把握することにより、処理待ちの心的負担
を軽減することができる。

【００１７】また、本発明の一形態では、前記実行状況
表示手段は、サーバから受信される実行モジュールを含
むことを特徴とする。こうすれば、その実行モジュール
に実行状況情報の受信、及びそれに基づくディスプレイ
表示を行わせることができるため、クライアント側で特
別の環境を用意せずに済む。

【００１８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて詳細に説明する。

【００１９】図１は、本発明の実施の形態に係るクライ
アント及びサーバを含む通信システムの構成を示す図で
ある。同図に示すように、この通信システム１０では、
クライアントである携帯情報端末１２と携帯端末プロキ
シ（Proxy）１４とが通信手段１６を介して接続されて
いる。また、携帯端末プロキシ１４は、一方でＬＡＮ１
８によりｈｔｔｐプロトコルでサーバ側に接続されてお
り、携帯情報端末１２とサーバ２０とのゲートウェイの
機能を果たす。すなわち、携帯情報端末１２には携帯電
話、ＰＨＳ、公衆電話等が接続されており、これにより
携帯情報端末１２は図示しないプロバイダを経由して携
帯端末プロキシ１４に通信接続することができるように
なっている。なお、携帯端末プロキシ１４にモデムを直
接接続し、プロバイダを経由せず、携帯情報端末１２が
そのモデムを介して携帯端末プロキシ１４に直接接続で
きるようにしてもよい。

【００２０】携帯情報端末１２は、小型ディスプレイと
ＣＰＵと必要なメモリとを含んで構成された小型の情報
処理装置であり、ソフトウェアとしてＷｅｂブラウザ２
２が搭載されている。これにより、ユーザはｈｔｔｐプ
ロトコルでサーバ２０側にアクセスすることができるよ
うになっている。また、携帯情報端末１２ではこのＷｅ
ｂブラウザ２２とは別プロセスで進捗報告モジュール２
４が実行されるようになっており、ソケット等により構
成された通信手段２６を介して、Ｗｅｂブラウザ２２の
動作とは独立してサーバ２０側と通信が行われるように
なっている。そして、この通信内容にしたがって、進捗
報告モジュール２４は、サーバ２０のサービス本体２８
でのサービス実行状況を携帯情報端末１２のディスプレ
イにグラフィック表示する。なお、この進捗報告モジュ
ール２４を、例えばｊａｖａアプレット等により構成
し、サーバ２０側から通信手段１６を介して携帯情報端
末１２に送信するようにすれば、携帯情報端末１２側で
予めこのモジュールを用意する必要がなく、多くの携帯
情報端末で本通信システム１０を利用することが可能と
なる。

【００２１】サーバ２０は、ワークステーション等の情
報処理装置を含んで構成されており、磁気ディスク、Ｃ
Ｄ−ＲＯＭ、ＲＯＭ等の情報記憶媒体に格納された所定
のプログラムを実行することにより、ｈｔｔｐｄ（Hype
r Text Transfer Protocol Daemon）３０、ｃｇｉ３
２、サービス本体２８、サービス監視部３４、進捗通信
部３６、の各部を機能させることができるようになって
いる。

【００２２】ｈｔｔｐｄ３０は、携帯端末プロキシ１４
との間でｈｔｔｐプロトコルでの通信を行う常駐型の実
行モジュールである。すなわち、ｈｔｔｐｄ３０は携帯
端末プロキシ１４から送信されるＵＲＬを解釈し、そこ
にｃｇｉ３２によりサービス本体２８にサービスを実行
させる旨の要求が含まれていれば、それをｃｇｉ３２に
渡す。

【００２３】ｃｇｉ３２は、ｈｔｔｐｄ３０から渡され
た要求をサービス本体２８のもつ各サービス機能に分割
し、ａｐｉ（Application Interface）を介してそれら
各サービス機能を呼び出す。また、ｃｇｉ３２はその実
行結果を受け取り、それをハイパーテキストの形式でｈ
ｔｔｐｄ３０に返す。そして、ｈｔｔｐｄ３０は、ｃｇ
ｉ３２から返されたハイパーテキストを携帯端末プロキ
シ１４を介し携帯情報端末１２に送信する。

【００２４】サービス本体２８は、携帯情報端末１２側
から送信されたＵＲＬに応じたサービスを実行する実行
モジュールであり、数種のサービスの集合体である。こ
のうち、長い待ち時間を要し携帯情報端末１２に対する
実行状況の報告を必要とするサービス機能については予
めａｐｉが用意されていて、このａｐｉにより外部モジ
ュールからそのサービス機能に関するサービス実行状況
を報告することができるようになっている。このａｐｉ
としては、例えば、携帯情報端末１２及びサービス機能
の識別情報を引数とし、引数で特定されるサービスの総
処理時間のうち既に実行を終えた部分の割合をパーセン
テージで表した値を戻り値とするものを採用することが
できる。

【００２５】サービス監視部３４は、サービス本体２８
のサービス実行状況を監視して、進捗通信部３６へパー
センテージで表した数値を渡す機能を有する。すなわ
ち、このサービス監視部３４は、所定の時間間隔で上述
のａｐｉを起動し、前記サービス本体２８からサービス
実行状況を表す情報を取得する。そして、その情報を用
いて、現在実行中のサービスに対して予定される総処理
時間のうち既に実行を終えた部分をパーセンテージで表
す数値を算出する。そして、その数値を進捗度として進
捗通信部３６に送信する。

【００２６】進捗通信部３６はこの数値を受け、携帯情
報端末１２に備えられた進捗報告モジュール２４に通信
手段２６を介してその値を送信する。この通信手段２６
の通信経路は、携帯端末プロキシ１４と携帯情報端末１
２のとの間で既に確立されているものが共用され、そこ
でソケット等を利用した通信が行われる。なお、進捗報
告モジュール２４がサーバ２０側と行う通信とＷｅｂブ
ラウザ２２がサーバ２０側で行う通信とは非同期に独立
して行われる。

【００２７】携帯情報端末１２の進捗報告モジュール２
４は、この進捗通信部３６から受信する数値に基づい
て、サービス処理の進捗度を棒状に表し、ディスプレイ
表示する。図２は、携帯情報端末１２のディスプレイの
表示例を示す図である。同図に示すように、携帯情報端
末１２のディスプレイ画面には、サーバ２０から受信す
るハイパーテキストに基づいてＷｅｂブラウザ２２が合
成したブラウジング領域４０と、そこに重ねて表示され
た実行状況表示領域４２と、が設けられている。そし
て、実行状況表示領域の上方には、画面中左側から、
「０％」、「５０％」、「１００％」、の各文字が配さ
れていて、その下方に、サービスの実行状況を表す数値
が対応する長さの棒状識別表示４４が配されている。そ
して、この棒状識別表示４４の黒色表示部分はサービス
の実行状況にしたがって、順次画面右側に延びるように
なっている。

【００２８】同図に示すディスプレイ画面によれば、携
帯情報端末１２のユーザはサーバ２０側でのサービス実
行状況を直感的に把握することができ、これによりサー
バ２０側との通信を強制終了するなどの処置を即座にと
り、無駄な通信時間の発生を防止することができる。

【００２９】次に、本通信システム１０の動作について
説明する。図３〜図５は本通信システム１０の動作を説
明するフロー図である。

【００３０】図３に示すように、本通信システム１０に
おいては、まず携帯情報端末１２のＷｅｂブラウザ２２
とサーバ２０のｈｔｔｐｄ３０との間で通信接続が確立
される（Ｓ１０１）。図４は、このＳ１０１での処理を
具体的に説明するフロー図である。

【００３１】同図に示すように、携帯情報端末１２にお
いて、Ｗｅｂブラウザ２２から携帯端末プロキシ１４に
対して接続要求がなされる（Ｓ２０１）。そして、携帯
端末プロキシ１４では、この要求に基づいて適宜ＩＤや
パスワードなどのユーザ識別情報の送信を携帯情報端末
１２側に求め、正規のユーザであると判断すれば、その
携帯情報端末１２との通信接続を確立する（Ｓ２０
２）。次に、携帯端末プロキシ１４はサーバ２０のｈｔ
ｔｐｄ３０への接続処理を行い（Ｓ２０３）、成功すれ
ば携帯情報端末１２にＷｅｂブラウザ２２とｈｔｔｐｄ
３０との間の通信接続が確立された旨を通知する（Ｓ２
０４）。

【００３２】次に、本通信システム１０においては、実
行状況の報告のための通信経路が確立される（Ｓ１０
２；図３）。図５は、このＳ１０２での処理を具体的に
説明するフロー図である。

【００３３】同図に示すように、まずサーバ２０ではサ
ービス監視部３４が起動される（Ｓ３０１）。次に、該
サービス監視部３４は携帯情報端末１２との間の通信接
続を確立するよう進捗通信部３６に要求する（Ｓ３０
２）。この要求を受け、進捗通信部３６は、携帯情報端
末１２の進捗報告モジュール２４が予め用意する接続待
ち用ソケットに接続要求を送信する等して、両者の通信
接続を行う（Ｓ３０３）。そして、この接続に成功すれ
ば、進捗報告モジュール２４は進捗通信部３６に接続が
確立された旨を通知する（Ｓ３０４）。

【００３４】その後、本通信システム１０においては、
サーバ２０のｈｔｔｐｄ３０がサービス実行命令を含む
ＵＲＬを携帯情報端末１２のＷｅｂブラウザ２２から受
け取り、それをｃｇｉ３２を介してサービス本体２８に
渡し、サービス本体２８では対応するサービス処理を開
始する（Ｓ１０３）。このサービス処理は終了まで続け
られる。

【００３５】一方、サービス監視部３４は、一定時間毎
に上述したａｐｉを用いてサービス本体２８からサービ
ス実行状況を取得する（Ｓ１０４）。そして、取得した
情報を進捗通信部３６に送信する（Ｓ１０５）。進捗通
信部３６では、その情報に基づき、サービスが現在どこ
まで終了したかをパーセンテージで表す数値（進捗度）
を算出し、それを携帯情報端末１２の進捗報告モジュー
ル２４に送信する（Ｓ１０６）。

【００３６】そして、携帯情報端末１２の進捗報告モジ
ュール２４では、進捗通信部３６からソケット等を介し
て受信する進捗度に基づいて図２に示す実行状況表示領
域の画像を合成し、それを携帯情報端末１２のディスプ
レイに表示する（Ｓ１０７）。

【００３７】以上説明した通信システム１０によれば、
携帯情報端末１２のユーザはサーバ２０のサービス本体
２８での実行状況をグラフィカル表示により直感的に把
握することができる。すなわち、サービス本体２８で待
ち時間の長い処理が行われる場合にも、携帯情報端末１
２での進捗度そのもの、或いは進捗度の延び具合等を総
合判断することにより、それが本来の処理が行われてい
るが故であるのか、或いはサービス本体２８の不具合に
依るものであるのか等の諸事情をユーザが推知すること
ができる。このため、処理待ちに際してのユーザの心的
負担を軽減することができる。

【００３８】なお、以上説明した本通信システム１０は
種々の変形実施が可能である。

【００３９】たとえば、クライアントは携帯情報端末１
２に限らずデスクトップ型のコンピュータであってもよ
い。また、クライアントである携帯情報端末１２とサー
バ２０との間の通信はＷＷＷに限らず他のコネクション
レス通信環境であってもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の実施の形態に係る通信システムの全
体構成を示す図である。

【図２】 本発明の実施の形態に係る通信システムにお
ける携帯情報端末１２のディスプレイ表示の一例を示す
図である。

【図３】 本発明の実施の形態に係る通信システムの動
作を説明するフロー図である。

【図４】 本発明の実施の形態に係る通信システムの動
作を説明するフロー図である。

【図５】 本発明の実施の形態に係る通信システムの動
作を説明するフロー図である。

【符号の説明】

１０ 通信システム、１２ 携帯情報端末、１４ 携帯
端末プロキシ、１６，２６ 通信手段、１８ ＬＡＮ、
２０ サーバ、２２ Ｗｅｂブラウザ、２４進捗報告モ
ジュール、２８ サービス本体、３０ ｈｔｔｐｄ、３
２ ｃｇｉ、３４ サービス監視部、３６ 進捗通信
部、４０ ブラウジング領域、４２ 実行状況表示領
域、４４ 棒状識別表示。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 クライアントから要求信号を受信し、該
   要求信号に対応するサービスをサービス本体に実行さ
   せ、その実行結果を前記クライアントに返信するサーバ
   において、 前記サービス本体の実行状況を表す実行状況情報を取得
   するサービス監視手段と、 該サービス監視手段により取得される実行状況情報を前
   記クライアントに送信する送信手段と、 を含むことを特徴とする実行状況報告機能付きサーバ。
2. 【請求項２】 請求項１記載のサーバにおいて、 前記実行状況情報に基づいて前記サービス本体の実行状
   況をディスプレイ表示するための実行モジュールを前記
   クライアントに送信する実行モジュール送信手段をさら
   に含み、 前記送信手段は、該実行モジュール送信手段によりクラ
   イアントに送信された実行モジュールに対して前記実行
   状況情報を送信する実行状況情報送信手段を含むことを
   特徴とする実行状況報告機能付きサーバ。
3. 【請求項３】 サーバに要求信号を送信し、サーバ側に
   設けられたサービス本体で該要求信号に応じて行われる
   サービスの実行結果を、該サーバから受信するクライア
   ントにおいて、 前記サービス本体でのサービスの実行状況を表す実行状
   況情報を前記サーバから受信し、該実行状況情報に基づ
   いて前記サービス本体の実行状況をディスプレイ表示す
   る実行状況表示手段を含むことを特徴とする実行状況表
   示機能付きクライアント。
4. 【請求項４】 請求項３記載のクライアントにおいて、 前記実行状況表示手段は、サーバから受信される実行モ
   ジュールを含むことを特徴とする実行状況表示機能付き
   クライアント。
5. 【請求項５】 クライアントから要求信号を受信し、該
   要求信号に対応するサービスをサービス本体に実行さ
   せ、その実行結果を前記クライアントに返信するサーバ
   として動作するコンピュータで実行されるプログラムで
   あって、 前記サービス本体の実行状況を表す実行状況情報を取得
   するサービス監視手段と、 該サービス監視手段により取得される実行状況情報を前
   記クライアントに送信する送信手段と、 として前記コンピュータを機能させるためのプログラム
   を記録した情報記録媒体。
6. 【請求項６】 サーバに要求信号を送信し、サーバ側に
   設けられたサービス本体で該要求信号に応じて行われる
   サービスの実行結果を、該サーバから受信するクライア
   ントとして動作するコンピュータで実行されるプログラ
   ムであって、 前記サービス本体でのサービスの実行状況を表す実行状
   況情報を前記サーバから受信し、該実行状況情報に基づ
   いて前記サービス本体の実行状況をディスプレイ表示す
   る実行状況表示手段として前記コンピュータを機能させ
   るためのプログラムを記録した情報記録媒体。