JPH10289171A - プログラム間連携システム - Google Patents

プログラム間連携システム

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JPH10289171A
JPH10289171A JP10031132A JP3113298A JPH10289171A JP H10289171 A JPH10289171 A JP H10289171A JP 10031132 A JP10031132 A JP 10031132A JP 3113298 A JP3113298 A JP 3113298A JP H10289171 A JPH10289171 A JP H10289171A
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Application number
JP10031132A
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English (en)
Inventor
Emiko Kawai
枝美子 河合
Shoji Yamamoto
章二 山本
Yoshio Kashimura
嘉夫 樫村
Kenichi Kamimura
賢一 上村
Takamitsu Inagi
貴光 稲木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、セションの継続形態が異なるプロ
グラム間を連携するシステムの提供を目的とする。 【解決手段】 コネクションレス型の通信を行うユーザ
11とコネクション型の通信を行うメインフレーム22
との間にサービスシステム12を設け、これを介して連
携処理を行う。サービスシステム12では、ユーザ11
に対しては1回のセション毎に生成、消滅する処理プロ
セス13を、メインフレーム22に対しては常駐して回
線を保持する通信プロセス15を生成し、この処理プロ
セス13と通信プロセス15との間でデータの送受信を
することによって連携処理を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラム間のデ
ータの送受信の連携を行うプログラム間連携システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネットの急速に普及に伴
い、WWWサーバとメインフレーム(ホスト)との連携
が要求されている。
【0003】一般にWWWブラウザが用いるHTTP
(Hyper Text Transfer Protocol)による通信はコネク
ションレスであるため、そのセションは、ブラウザがペ
ージを要求する時に設定され、サーバがそのページを送
信すると切れてしまう。従って次の画面にアクセスした
場合は別のセションが設定され、前の通信との関連性が
保存されない。
【0004】このためユーザがWWWブラウザを介して
WWWサーバにアクセスしたとき、WWWサーバから起
動されたプログラムがユーザの要求を受け付けて処理を
行い、その結果をユーザに返すが、このプログラムとユ
ーザとのセションは、1往復のやり取りで切れてしま
う。
【0005】一方、メインフレームをサーバとするクラ
イアント・サーバシステムでは、通常ユーザ(クライア
ント)は一度ログインし接続を行うと、そのサーバとの
セションを張ったままの状態で種々な処理を連続して実
行できる。
【0006】そこで、WWWサーバとメインフレームと
を連携させるためには、ユーザがアクセスしたときにW
WWサーバから起動された特定プログラムと、メインフ
レームをサーバとしたときのクライアント側のプログラ
ムとを連携させ、その間の接続状態を維持する機能が要
求される。
【0007】従来のプログラム間連携システムは、クラ
イアント(サービスを要求し、受け取るプログラム)が
要求を発行すると、サーバ(サービスを提供するプログ
ラム)でそれに対応した処理を実行して応答を返すよう
な、一度の要求・応答でクライアントとサーバの処理と
接続が完結する図12(a)に示すコネクションレス型
の方式と、クライアントがサーバに一度接続すると、ク
ライアントがサーバに終了を要求するまで、種々な処理
の要求と応答を繰り返すことができるようにその接続状
態を継続する図12(b)に示すコネクション型の方式
とがある。
【0008】前者の図12(a)の方式は、クライアン
トプロセス101が要求を発行すると、それに応じた処
理をサーバプロセス102が行い、その結果を返す。こ
の処理が終わると接続状態が切れる。
【0009】後者の図12(b)の方式は、クライアン
トプロセス103が最初に要求を発行したときに、サー
バプロセス104に接続し、その後、数回の要求・応答
を繰り返した後、クライアントプロセス103からの切
断要求により接続が切れる。
【0010】また、従来のプログラム間通信システムに
おけるプロセスの生成方法は、図12(c)に示すよう
に、親サーバが1つのクライアントプロセスに対して1
つのサーバプロセスを生成し、1対1で通信するように
している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のプログ
ラム間通信システムは、図12(a)に示すような1度
の要求・応答のみでセション接続状態が完了してしまう
プログラムと、図12(b)に示すようなセション接続
状態を継続して要求・応答を繰り返すプログラムとを連
携させることができないという問題があった。
【0012】また、プロセス生成方法については、上記
図12(a)の方式を使用してクライアントプロセスが
一度終了したあと、再びサーバプロセスと通信するため
には、再度サーバプロセスへ接続要求を出すというよう
に、アクセスを行う度に接続要求を出すという煩雑な処
理が要求されるという問題があった。
【0013】本発明は、上記問題を鑑み、セション継続
形態が異なるプログラム間の連携を実現するプログラム
間連携システム及び連携方法を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。本発明に於けるプログラム間連携システムは、コ
ネクションレス型の通信を行う第1の情報処理装置1上
のプログラムとコネクション型の通信を行う第2の情報
処理装置6上のプログラムとの連携を行うことを前提と
し、処理プロセス生成手段及び通信プロセス生成手段を
備える。
【0015】処理プロセス生成手段3は、上記第1の情
報処理装置1よりデータを受信した時、上記データに付
加された送信元を一意に識別するユーザIDに対応させ
て、上記第1の情報処理装置1との通信を行う処理プロ
セス2を生成する。
【0016】通信プロセス生成手段4は、上記処理プロ
セス2からの指示により、上記ユーザIDに対応し、上
記データにより指示された上記第2の情報処理装置6と
の通信を行う、通信プロセス5を生成する。
【0017】処理プロセス2と通信プロセス5との間の
通信は、例えばユーザファイルを用いて行われる。この
場合、処理プロセス2は、上記ユーザIDに対応するユ
ーザファイルが存在するかどうかを調べ、存在する場合
には該ユーザファイルに第1の情報処理装置1から受信
したデータを書込み、存在しない場合には通信プロセス
生成手段4に通信プロセス5の生成を依頼すると共に上
記ユーザIDに対応するユーザファイルを生成し、該ユ
ーザファイルに第1の情報処理装置1から受信したデー
タを書込む。通信プロセス5は、自己が対応するユーザ
IDと同じユーザIDに対応するユーザファイルより処
理プロセス2が書込んだデータを読みだすとともに第2
の情報処理装置6に対して送信し、該第2の情報処理装
置6から受信した処理結果を上記ユーザファイルに書込
み、該書込んだ処理結果を処理プロセス2がユーザファ
イルから読み出す。
【0018】あるいは本システムは、キューを更に備
え、処理プロセス2と通信プロセス5との間のデータの
授受は上記キューを介して行う。また本発明は、コネク
ションレス型の通信を行う第1の情報処理装置1上のプ
ログラムとコネクション型の通信を行う第2の情報処理
装置6上のプログラムとのプログラム間連携方法も含
む。
【0019】この場合、第1の情報処理装置1よりデー
タを受信した時、上記データに付加された送信元を一意
に識別するユーザIDに対応させて、第1の情報処理装
置1との通信を行う処理プロセス2を生成し、該処理プ
ロセス2からの指示により、前記ユーザIDに対応し、
上記データにより指示された前記第2の情報処理装置6
との通信を行う、通信プロセス5を生成する。そして処
理プロセス2は、上記第1情報処理装置1上のプログラ
ムとコネクションレス型通信を行い、通信プロセス5は
第2の情報処理装置6上のプログラムとコネクション型
通信を行い、処理プロセス2と通信プロセス5との間で
データの授受を行うことにより上記プログラム間の連携
を行う。この処理プロセス2と前記通信プロセス5との
間のデータの授受は、例えば名前付きパイプによって、
あるいはキューを生成し、該キューを用いて実現され
る。
【0020】本発明によれば、コネクションレス型の通
信を行う第1の情報処理装置1に対しては処理プロセス
2が生成され、コネクション型の通信を行う第2の情報
処理装置6に対しては通信プロセス5が生成される。そ
してこの処理プロセス2と通信プロセス6との間でデー
タの授受を行うことにより第1の情報処理装置1上のプ
ログラムと第2の情報処理装置6上のプログラムとの間
の連携を実現する。
【0021】
【発明の実施の形態】図2を参照して本発明の動作原理
を説明する。図2は本実施形態に於けるシステムのブロ
ック図である。図2において、ユーザ11は、サービス
の要求を行うプログラムやWWWブラウザなどの第1の
プログラム23によって動作しコネクションレスな通信
を行う、例えばネットワーク端末である。
【0022】メインフレーム22は、ユーザ11から送
信されるデータによって選出され、ユーザ11からの要
求、例えばデータベース処理等を第2のプログラム24
によって処理するもので、コネクション型の通信を行う
情報処理装置である。
【0023】サービスシステム12は、本発明において
ユーザ11の第1のプログラム23とメインフレーム2
4の第2のプログラム24を連携処理させるためにユー
ザ11とメインフレーム22の間に設けられるものであ
って、ユーザ11とメインフレーム22はこのサービス
システム12を介して互いに通信を行う。
【0024】このサービスシステム12は、図3(a)
に示す様に、処理付加軽減のためユーザ11やメインフ
レーム22とは別の情報処理装置25上に設ける構成に
も、あるいは図3(b)に示す様にメインフレーム22
上に設ける構成にすることも出来る。
【0025】またサービスシステム12は、メインフレ
ーム22に対して1対1に構成することも、1つのサー
ビスシステム12で複数のメインフレーム22との接続
を請け負う構成にすることも可能である。
【0026】サービスシステム12は、ユーザ11から
のサービス要求に応答するものであって、ここでは、ユ
ーザ11とメインフレーム22との間でデータの授受を
行うためのものである。サービスシステム12は、処理
プロセス13、管理プロセス14、および通信プロセス
15などから構成されている。
【0027】処理プロセス13は、ユーザ11との接続
を受け持つもので、ユーザ11から送信された要求(デ
ータ)を受信したときに、例えばOSが持つプロセス生
成機能によって生成、起動され、管理プロセス14に依
頼して通信プロセス15を生成・起動したり、結果をユ
ーザ11に応答した後終了、消滅するものである。
【0028】管理プロセス14は、処理プロセス13か
らの依頼に対応して通信プロセス15を生成・起動など
をするものである。また管理プロセス14は、通信プロ
セス15の負荷を軽減するために通信プロセス15が必
要な情報のメモリ上へのロード等を受け持つ。これは、
例えば負荷が大きい、タイマ監視の時間やメインフレー
ム22が維持できるユーザの数などの環境定義ファイル
やシステム情報など通信プロセス15が必要な情報のロ
ード等を受け持ち、通信プロセス15の負荷を軽減させ
る等のための処理である。
【0029】通信プロセス15は、メインフレーム22
との接続を受け持つもので各ユーザに対応して生成さ
れ、ユーザを一意に識別するユーザIDによって管理さ
れる。通信プロセス15は、処理プロセス13からの要
求(データ)を受信してメインフレーム22に送信し、
メインフレーム22からの応答(データ)を処理プロセ
ス13へ返信する等の処理を行う。また、終了要求が出
されるまで常駐し、メインフレーム22との接続を維持
する。
【0030】処理プロセス13内の相手プログラム特定
部16は、ユーザ11からの要求(データ)を受信した
ときに当該要求(データ)としてユーザIDが与えられ
る場合、あるいは要求(データ)中にユーザIDが埋め
込まれている場合、このユーザIDを識別子とするユー
ザファイルが作成済みか否かを検索する。この検索結果
作成済みのときはそのユーザファイルを作成する必要が
ないので同期部19に処理を渡す。また、作成済みでな
いときはプログラム作成依頼部17に作成依頼を管理プ
ロセス14に通知してもらう処理を行う。
【0031】プログラム作成依頼部17は、受信した要
求(データ)のユーザIDを識別子として持つユーザフ
ァイルが見つからなかった場合、管理プロセス14に通
信プロセス15の生成・起動を依頼したり、ユーザファ
イルを作成する等の処理を行う。
【0032】セション継続監視部18は、ユーザ11と
のセションを監視するものである。セション継続監視部
18は、例えばユーザファイルへのポーリングの結果か
ら、所定期間内に処理プロセス13によるユーザファイ
ルへの書き込みが行われたか否かを監視することによ
り、ユーザ11とのセションの監視を行う。
【0033】同期部19は、ユーザファイルをポーリン
グして、通信プロセス15あるいは処理プロセス13に
よるユーザファイルへの書き込みが行われたかを監視す
る。このポーリングの実現方法としては、例えば一定期
間毎にファイルを読み出す、フラグを用いる等様々な方
法が考えられる。
【0034】通信部20は、処理プロセス13と通信プ
ロセス15との間でデータの受け渡しを行うためのもの
で、ここではユーザファイルを介してデータの受け渡し
を行うものである。
【0035】終了通知部21は、ユーザ11からの終了
要求に対して連携処理の終了のための処理を行うもので
ある。次にユーザ11とメインフレーム22が、サービ
スシステム12を介して連携処理を行った時の概略動作
を説明する。
【0036】サービスシステム12が、第1のプログラ
ムからのデータを受信すると、処理プロセス13が生成
される。このユーザ11からのデータには各ユーザ11
を一意に識別するユーザIDが付加されており、処理プ
ロセス13はこのユーザIDによって、受信データがユ
ーザ11から送信される最初のデータであるかどうかを
調べる。その結果最初のデータであるならば、管理プロ
セス14はこのユーザIDに関連づけて通信プロセス1
5を生成する。そして、ユーザ11からのデータをこの
通信プロセス15に渡す。また受信データが最初のデー
タでなければ、このユーザIDに対する通信プロセス1
5は既に生成されているので、ユーザ11からのデータ
をこの通信プロセス15に渡す。
【0037】この処理プロセス13と通信プロセス15
との間の通信は、例えばUNIXやWindows N
Tなどで用いられる名前付きパイプによって実現され
る。この場合、処理プロセス13はユーザ11からデー
タを受け取ると、そのユーザIDに対応したユーザファ
イル、例えばユーザIDに基づいたファイル名を持つユ
ーザファイルが存在するかどうかによりそのデータがユ
ーザ11からの最初のデータであるかどうかを判断す
る。その結果最初のデータであるならば、上述した管理
プロセス14への通信プロセス15の生成依頼を行うと
共に、そのユーザIDに対応したファイル名を持つユー
ザファイルを生成する。以降このユーザIDが付加され
たデータは、このユーザファイルを介して処理プロセス
13から通信プロセス15に送られ、またその処理結果
をこのユーザファイルを介して通信プロセス15より処
理プロセス13が受け取る。
【0038】例えば、ユーザ11から受け取ったデータ
を処理プロセス13はそのデータに付加されているユー
ザIDに対応したユーザファイルに格納する。すると通
信プロセス15は、このユーザファイルよりデータを取
りだし、メインフレーム22に送信する。その後処理結
果をメインフレーム22から受け取ると、通信プロセス
15はそれを対応するユーザファイル内に格納する。そ
して処理プロセス13は、この処理結果をユーザファイ
ルから取り出し、ユーザ11に送信する。
【0039】このユーザファイルを用いた名前付きパイ
プによる処理プロセス13と通信プロセス15との間の
データのやり取りでは、通信プロセス15または処理プ
ロセス13が、ユーザファイルにデータの書き込みを行
ったか否かをユーザファイルに対してポーリングするこ
とによって判定している。
【0040】また、通信プロセス15はユーザファイル
にデータが書き込まれているか否かをポーリングし、一
定時間経過してもユーザファイルに処理プロセス13か
らデータが書き込まれなかった場合には、エラー処理を
行う。
【0041】このエラー処理としては、例えばユーザ1
1の第1のプログラムに対して、データの再度送信を要
求する、あるいは連携処理を終了しメインフレーム22
との通信を中止するかを問い合わせるなどが考えられ
る。通信を中止する場合には、通信プロセス15は終了
・消滅する。
【0042】また処理プロセス13と通信プロセス15
との間の通信は、キューを設けることによっても実現で
きる。この場合サービスシステム12では、受け取った
データを通信プロセス15によりメインフレーム22の
第2のプログラムに渡し、メインフレーム22にこのデ
ータに対する処理を行わせている間に次のデータをユー
ザ11から受け取り、このデータもメインフレーム22
に渡し、2つのデータに対する処理を並列に行わせるこ
とも可能である。
【0043】また、通信プロセス15は、受信するデー
タが多く負荷が多くなった場合に、ユーザ11に負荷軽
減を問い合わせる機能を備えている。この様に本システ
ムによれば、セション継続状態が異なるプログラム間
(第1のプログラムと第2のプログラム間)を連携し、
かつ効率的にプロセス生成を実現するシステムを構築す
ることが可能となる。
【0044】次に、図4から図12を用いて本発明の実
施の形態および動作を順次詳細に説明する。まず、図2
のプログラム作成依頼部17、セション継続監視部1
8、同期部19、通信部20によって、通信する場合を
図4を用いて模式的に説明する。
【0045】図4は、一実施形態としてシステムを名前
付きパイプにより実現した場合の構成を示す図である。
図4において、WWWブラウザ40は、ユーザ31内の
第1のプログラムに対応するもので、インターネットで
使用されるWWWブラウザ(プログラム)である。
【0046】WWWサーバ41は、WWWブラウザ40
からの要求に対応して、サービスを提供するものであっ
て、インターネットで使用されるWWWサーバ(プログ
ラム)である。
【0047】第2のプログラム44は、メインフレーム
32中で各種サービスを実際に提供する処理を行うプロ
グラムである。WWWブラウザ40とサービスシステム
32のWWWサーバ41との間のセションは1回のアク
セス毎に切断される。そして、各アクセス毎にその接続
を受け持つ処理プロセス33が生成され、アクセスが終
了すると処理プロセス33も終了・消滅する。
【0048】またサービスシステム32とメインフレー
ム42とのセションは通信プロセス35が受け持つ。こ
の通信プロセス35はユーザ31とメインフレーム42
との間の連携処理が終了し、ユーザ31より終了要求が
送られてくるか、あるいはエラーによる切断処理が実行
されるまでサービスシステム32内に常駐してメインフ
レーム42との接続を維持する。
【0049】次に、動作を詳細に説明する。図4におい
て、まずS101として、WWWブラウザ40がサービ
スシステム32を構成する処理プロセス33に接続して
サービスの要求を送信する。
【0050】処理プロセス33は、S102としてプロ
グラム作成依頼部によって通信プロセス35の生成・起
動依頼を管理プロセス34に通知する。S103で管理
プロセス34は、S102での通知に対応して、通信プ
ロセス35を生成・起動する。
【0051】S104、S105では、同期部がポーリ
ングを行い、処理プロセス33によってユーザファイル
43に要求が書き込まれたか判別する。またS106で
通信プロセス35中のセション継続監視部が、同期部に
よるポーリングの結果から、処理プロセス33によりユ
ーザファイル43にWWWブラウザ40からの要求(デ
ータ)の書込みが所定時間内に行われるか監視する。そ
してユーザファイル43への書込みが行われずに所定時
間経過したときは、セション継続監視識別部はユーザ3
1との通信は終了したと判断し通信プロセス35を終了
させる。
【0052】S107、S108は、処理プロセス33
の通信部がユーザファイル43に要求を書き込み(S1
07)、これを同期部19が検出すると通信プロセス3
5の通信部が書込まれた要求をユーザファイル43から
読み出す(S108)。これにより処理プロセス33か
ら通信プロセス35に要求が送信される。
【0053】S109は、通信プロセス35がメインフ
レーム42にサービス処理の要求を送信する。S110
は、メインフレーム42の第2のプログラムがユーザ3
1によるサービス処理に対する応答としてその処理結果
を通信プロセス35に返す。
【0054】S111、S112は、同期部がポーリン
グによってユーザファイル43に書き込みが行われたか
を判別する。S113、S114は、通信プロセス35
の通信部がユーザファイル43にメインフレーム42か
ら受取った処理結果を書き込み(S113)、それを同
期部が検知すると処理プロセス33の通信部が書込まれ
た処理結果をユーザファイル43から読み出す(S11
4)。これにより通信プロセス35から処理プロセス3
3に応答が送信される。
【0055】S115は、処理プロセス33が処理結果
を応答としてユーザ31にを返し、終了する。S116
は、WWWブラウザ40が処理を終了する。
【0056】以上のS101からS116に示したよう
に、処理プロセス33はWWWブラウザ40と1対1の
送受信を1回行うと処理を終了し、消滅する。また、通
信プロセス35はメインフレーム42の第2のプログラ
ム44と1対1の送受信を1回行うと、サービスシステ
ム33内に常駐し、待機する。
【0057】以降WWWブラウザ40より新たな要求を
受信する毎に、サービスシステム32では処理プロセス
33が生成される。そして処理プロセス33は、WWW
ブラウザ40からの要求を、サービスシステム32内に
常駐してメインフレーム42とのセションを保っている
通信プロセス35に送り、メインフレーム42にこの要
求に対する処理を依頼する。
【0058】また処理プロセス33は、WWWブラウザ
40からの要求に対する処理を全てメインフレーム42
に依頼するのではなく、例えばWWWブラウザ40から
の要求に対する処理がWWWブラウザ40へのエラー通
知等、自己で対処できるものであった場合は、その要求
を通信プロセス35には送信せず、自己によって処理
し、その結果をWWWブラウザ40に返答する。
【0059】通信プロセス35は、ユーザ31より終了
要求が通知され、ユーザ31とメインフレーム42との
通信が終了するか、あるいは自己のセション継続監視部
によって通信が終了したと判断されるまで、サービスシ
ステム32内に常駐してメインフレーム42とのセショ
ンを保つ。そして、自己が対応するユーザ31のユーザ
IDに対応したファイル名をもつユーザファイル43
を、同期部によってポーリングして処理プロセス33か
らデータが送信されてくるのを監視する。そして処理プ
ロセス33によってユーザファイル43に書込みが行わ
れると、これを通信部により読み出した後メインフレー
ム42へ送信する。
【0060】この様にして、本実施形態に於けるサービ
スシステム32はユーザ31とメインフレーム42との
連携処理を実現する。WWWブラウザ40と第2のプロ
グラム44との連携処理が完了し、ログオフする時は、
ユーザ31より終了要求が送信される。以下のS121
からS135までは、その時の動作を示す。
【0061】ユーザ31は、メインフレーム42からロ
グオフする時終了要求を発行し、サービスシステム32
を介してメインフレーム42に送信する。S121で
は、WWWブラウザ40がサービスシステム32を構成
する処理プロセス33に接続してこの要求(終了要求)
を送信する。
【0062】S122は、処理プロセス33の相手プロ
グラム特定部によって受信した要求に埋め込まれている
IDに対応するユーザファイル43を、ここではS10
2で作成したユーザファイル43を見つける。そして、
S123、S124に進む。
【0063】S123、S124は、同期部がポーリン
グを行い、処理プロセス33によってユーザファイル4
3に要求が書き込まれたか判別する。S125は、通信
プロセス35中のセション継続監視部が同期部によるポ
ーリングの結果から、処理プロセス33によりユーザフ
ァイル43にWWWブラウザ40からの要求(データ)
が所定時間内に書き込まれるか監視する。その結果ユー
ザファイル43への書込みが行われずに所定時間経過し
たときは、セション継続監視部はユーザ31との通信は
終了したと判断し通信プロセス35を終了させる。
【0064】S126、S127は、処理プロセス33
の通信部がユーザファイル43に要求を書き込み(S1
26)、これを同期部が検知すると通信プロセス35の
通信部が書込まれた要求をユーザファイル43から読み
出す(S127)。これにより処理プロセス33から通
信プロセス35に要求が送信される。
【0065】S128は、通信プロセス35がメインフ
レーム42に要求を送信する。S129は、メインフレ
ーム42の第2のプログラムがその要求に対する応答と
して処理結果(この場合は要求が終了要求なので終了処
理結果)を通信プロセス35に返す。
【0066】S130、S131は、同期部がポーリン
グによってユーザファイル43に要求の書き込みが行わ
れたか判別する。S132、S133は、通信プロセス
35の通信部がユーザファイル43にメインフレーム4
2からの処理結果を書き込む(S132)。これを同期
部が検知すると、処理プロセス33の通信部が書込まれ
た処理結果をユーザファイル43から読み出す(S13
3)。これにより通信プロセス35から処理プロセス3
3に応答が送信される。
【0067】S134は、通信プロセス35が処理を終
了する。S135は、処理プロセスが応答をWWWブラ
ウザ40に返し、終了する。S136は、WWWブラウ
ザ40が処理を終了する。
【0068】以上のS121からS136で処理プロセ
ス33は、WWWブラウザ40と1対1の送受信を1回
行うと処理を終了し、消滅する。また通信プロセス35
は、メインフレーム42の第2のプログラム44との送
受信を行った後終了、消滅する。
【0069】次に、図5、6、7を用いて図4の構成で
動作を更に詳細に説明する。図5は、ユーザ認証時の動
作フローチャートである。この図5のフローチャート
は、ユーザ31がメインフレーム42と連携処理を行う
にあたり、ユーザ31が最初の認証要求をメインフレー
ム42に通知して認証処理を行うときの一連の手順であ
る。ここで、ユーザ31、サービスシステム32、処理
プロセス33、管理プロセス34、通信プロセス35及
びメインフレーム42は、図4のそれぞれに対応するも
のである。
【0070】図5において、認証処理が開始されると、
まずステップS1は、ユーザID、パスワードが入力さ
れる。続いてステップS2として、ユーザID、パスワ
ードと共に認証要求を送信する。
【0071】ステップS3は、サービスシステム32の
処理プロセス33がステップS2で送信された認証要
求、ユーザID、パスワードを受信する。ステップS4
は、ユーザファイルに認証要求と共に送信されたユーザ
IDに対応するファイル名を持ったユーザファイル43
が存在するか調べる。ここでは、認証要求であるので存
在せず(S4、なし)、ステップS5に進む。また、も
しここで存在すれば(S4、あり)、エラーとなる(最
初の接続であって、ユーザファイル43が作成されてい
ないので、ありの場合にはエラーとなる。)。
【0072】ステップS5は、処理プロセス33がユー
ザ31のユーザIDのファイル名を持つユーザファイル
43を作成する。ステップS6は、ユーザ31のユーザ
IDと共に通信プロセス35の生成依頼を管理プロセス
34に通知する。
【0073】ステップS7は、管理プロセス34がユー
ザIDに対応する通信プロセス35の生成・起動を行
う。ステップS8は、処理プロセス33が認証要求をユ
ーザID、パスワードと共にユーザファイル43に書込
む。
【0074】ステップS9は、対応するユーザファイル
43に処理プロセス33からの認証要求が書込まれる。
生成・起動後、通信プロセス35は、ステップS10と
して対応するユーザファイル43のポーリングを行い、
処理プロセス33からユーザファイル43への書込みが
あったかを調べる。ステップS10で書込みがありの場
合には、ユーザファイル43に認証要求が書き込まれて
いると判明したので、ステップS11に進む。ステップ
S10で書込みがなしの場合には、ユーザファイル43
に要求(データ)が書き込まれるまで待機し、ステップ
S12で所定時間経過したかを監視する。ステップS1
2で所定時間経過したときにはユーザ31との間のセシ
ョンが切断されたと推定し、後述する図7のステップS
69以降の処理によって切断処理(通信プロセス35の
終了処理など)を行う。
【0075】ステップS11は、通信プロセス35がユ
ーザファイル43から、ここでは認証要求をユーザI
D、パスワードと共に読みだして受信する。ステップS
13は、通信プロセス35がこの認証要求、ユーザID
及びパスワードをメインフレーム42に通知する。
【0076】ステップS14は、メインフレーム42が
認証処理を行い、その結果をサービスシステム32へ返
答する。ステップS15は、通信プロセス35がメイン
フレーム42からの認証処理の結果を受信し、対応する
ユーザファイル43に書き込む。
【0077】ステップS16は、ユーザファイル43に
認証処理の結果が書き込まれ、保持される。一方処理プ
ロセス33では、ステップS8の処理の後、ステップS
17として対応するユーザファイル43のポーリングを
行い、認証要求に対する結果が通信プロセス35によっ
てユーザファイル43に書込まれたか調べる。ステップ
S17で書込みがありの場合には、ユーザファイル43
に認証結果が書き込まれていると判明したので、ステッ
プS18に進む。書込みがなしの場合には、ユーザファ
イル43に認証結果が書き込まれていないと判明したの
で、ステップS17を繰り返し待機する。
【0078】ステップS18は、処理プロセス33がユ
ーザファイル43から認証処理の結果を読み出し、受信
する。ステップS19は、処理プロセス33は受信した
認証結果より正常に認証されたか否かを判別する。正常
に認証された場合には、ステップS20で次処理に対す
る表示用ページのデータを作成し、このデータ中にユー
ザIDを埋め込み、ユーザ31に送信する。一方、正常
に認証されずエラーの場合には、ステップS22でエラ
ーの通知を行うページのデータを作成してユーザ31に
送信する。処理プロセス33は、この認証結果に対応し
た表示データを送信後、処理を終了し、消滅する。
【0079】ステップS21は、ユーザ31に正常に認
証された旨の認証結果及び次処理に対応するページを表
示する。そして、図6のステップS31に進む。ステッ
プS23は、認証結果として、未認証等のエラーを知ら
せるエラーページを表示する。
【0080】以上によって、ユーザ31からメインフレ
ーム42への認証要求に対する処理が完了する。次に、
上記認証後のユーザ31からのサービス要求に対する処
理を図6を用いて説明する。
【0081】図6は、ユーザ31からのサービス要求に
対する動作を示すフローチャートである。この図6のフ
ローチャートは、ユーザ31が2回目以降の要求、即ち
上記認証要求以降の要求をメインフレーム42に通知し
て処理を行うときの一連の手順である。ここでユーザ3
1、サービスシステム32、処理プロセス33、管理プ
ロセス34、通信プロセス35及びメインフレーム42
は、図2および図4のそれぞれに対応するものである。
【0082】図6において、ステップS31でユーザ3
1は、要求するサービスの種類を示し、ユーザIDが埋
め込まれた処理要求(データ)を送信する。ステップS
32では、サービスシステム32内の処理プロセス33
がステップS31で送信された処理要求を受信する。
【0083】ステップS33は、処理要求に埋め込まれ
ているユーザIDに対応するファイル名を持ったユーザ
ファイル43が存在するか検索する。ここでは、認証要
求後の要求であり、該認証要求時にユーザファイル43
は生成されているので、あり(ユーザファイル43が存
在する)となりステップS34に進む。またユーザファ
イル43なしの場合には、エラーとなる(2回目の要求
に係わらず、ユーザファイル43が作成されていないの
で、エラーとなる。)。
【0084】ステップS34は、処理プロセス33が処
理要求をユーザファイル43に書き込む。ステップS3
5は、ユーザファイル43に処理要求が保持される。
【0085】ステップS36は、通信プロセス35が対
応するユーザファイルのポーリングを行い、処理プロセ
ス33からユーザファイル43への書込みがあったかど
うか調べる。ステップS36で書込みがありの場合に
は、ユーザファイル43にここでは処理要求が書き込ま
れていると判明したので、ステップS37に進む。ステ
ップS36で書込みがなしの場合には、ユーザファイル
43に処理要求(データ)が書き込まれるまで待機し、
ステップS38で所定時間経過したかを監視する。ステ
ップS38で所定時間経過時にはユーザ31と処理プロ
セス33との間のセションが切断されたと推定し、後述
する図7のステップS69以降の処理によって切断処理
(通信プロセス35の終了処理など)を行う。
【0086】ステップS37は、通信プロセス35がユ
ーザファイル43から、ここでは処理要求を読みだして
受信する。ステップS39は、通信プロセス35がこの
処理要求をメインフレーム42に通知する。
【0087】ステップS40は、メインフレーム42が
要求に対する処理を行い、その結果を返答する。ステッ
プS41は、通信プロセス35がこの処理の結果を受信
し、対応するユーザファイル43に書き込む。
【0088】ステップS42は、ユーザファイル43に
処理の結果が書き込まれ、保持される。一方処理プロセ
ス33では、ステップS34後、ステップS43で対応
するユーザファイル43のポーリングを行い、ステップ
S34で送った処理要求に対する結果が書込まれたか調
べる。その結果書込みがありの場合には、ユーザファイ
ル43に処理結果が書き込まれていると判明したので、
ステップS44に進む。書込みがなしの場合には、ユー
ザファイル43に処理結果が書き込まれていないと判明
したので、ステップS43を繰り返し待機する。
【0089】ステップS44は、処理プロセス33がユ
ーザファイル43から処理結果を読み出し、受信する。
ステップS45は、処理結果が正常か否か判別する。正
常の場合には、処理プロセス33はステップS46で処
理結果の表示及び次処理に対する表示用ページのデータ
を作成し、このデータ中にユーザIDを埋め込み、ユー
ザ31に送信した後、終了・消滅する。一方メインフレ
ーム42において、処理要求に対して要求通りの処理を
行えなかった等、エラーの場合には、処理プロセス33
はステップS49でエラーの表示ページのデータを作成
してユーザ31に送信した後、終了・消滅する。
【0090】ステップS47は、処理結果(次処理用ペ
ージ)を表示する。ステップS48は、ステップS47
で表示させたページ上にある、この連携処理の終了を要
求する時に用いる終了ボタンが押下されたか判別する。
YES(押下された)の場合には、図7のステップS6
1に進む。またNO(押下されない)の場合には、図6
のステップS31に進み次の要求を受け付ける。
【0091】ステップS50は、処理結果としてエラー
を通知するエラーページを表示する。以上によって、ユ
ーザ31からメインフレーム42へのサービス要求等の
処理要求に対する処理が完了する。この処理は、S48
で終了ボタンが押下され、終了要求が発行されるまで繰
り返される。
【0092】次に、S48で終了ボタンが押され、終了
要求が発行された場合の処理を図7を用いて説明する。
図7は、ユーザ31とメインフレーム42との間の処理
を終了させる際の処理を示すフローチャートである。こ
の図7のフローチャートは、ユーザが終了要求をメイン
フレーム42に通知して終了処理を行うときの一連の手
順である。ここで、ユーザ31、サービスシステム3
2、処理プロセス33、管理プロセス34、通信プロセ
ス35及びメインフレーム42は図4のそれぞれに対応
するものである。
【0093】図7において、ステップS61は、処理内
容として終了処理を示す、ユーザIDが埋め込まれた終
了要求(データ)を送信する。ステップS62は、サー
ビスシステム42内の処理プロセス33がステップS6
1で送信された終了要求を受信する。
【0094】ステップS63は、処理要求に埋め込まれ
ているユーザIDに対応するファイル名を持ったユーザ
ファイル43が存在するか検索する。ここでは、2回目
以降の要求であり既にユーザファイル43が生成されて
いるので、ありとなり、ステップS64に進む。ユーザ
ファイル43がなしの場合には、エラーとなる(2回目
以降の要求に係わらず、ユーザファイル43が生成され
ていないので、エラーとなる。)。
【0095】ステップS64は、処理プロセス33が終
了要求をユーザファイル43に書き込む。ステップS6
5は、ユーザファイル43に終了要求が保持される。
【0096】ステップS66は、通信プロセス35が対
応するユーザファイルのポーリングを行い、処理プロセ
ス33からユーザファイル43への書込みがあったか調
べる。ステップS66で書込みがありの場合には、ユー
ザファイル43に終了要求が書き込まれていると判明し
たので、ステップS67に進む。ステップS36で書込
みがなしの場合には、ユーザファイル43に処理要求
(データ)が書き込まれるまで待機し、ステップS68
で所定時間経過したかを監視する。ステップS68でユ
ーザファイル43に書込みが行われずに所定時間経過し
たときには、終了要求とは別の理由でユーザ31と処理
プロセス33との間のセションが切断されたと推定し、
ステップS69の切断処理へ進む。
【0097】ステップS67は、通信プロセス35がユ
ーザファイル43から、ここでは終了要求を読み出して
受信する。ステップS69は、通信プロセス35がこの
終了要求をメインフレーム42に通知する。
【0098】ステップS70は、メインフレーム42が
切断処理(終了処理)を行い、その結果を返答する。ス
テップS71は、通信プロセス35がこの処理の結果を
受信し、対応するユーザファイル43に書き込む。この
ステップS71の処理の後通信プロセス35は、適宜な
タイミングで、ステップS76として対応するユーザフ
ァイル43を削除した後終了・消滅する。
【0099】ステップS72は、ユーザファイル43に
終了処理要求に対する結果が書き込まれる。一方、処理
プロセス33ではステップS64の後ステップS73
で、対応するユーザファイル43のポーリングを行い、
送信した要求に対する結果が通信プロセス35によって
書込まれたか調べる。その結果書込みがありの場合に
は、ユーザファイル43に終了結果が書き込まれている
と判明したので、ステップS74に進む。書込みがなし
の場合には、ユーザファイル43に終了結果が書き込ま
れていないと判明したので、ステップS73を繰り返し
待機する。
【0100】ステップS74は、処理プロセス33がユ
ーザファイル43から終了処理結果を読み出し、受信す
る。ステップS75は、処理プロセス33は読み出した
処理結果より終了ページのデータを作成し、ユーザ31
に送信し、その後終了・消滅する。
【0101】ステップS77は、ユーザ31が送られて
きたデータより終了の表示を行う。以上によって、ユー
ザ31からの終了要求により、ユーザ31とメインフレ
ーム42との間の終了処理が完了する。
【0102】図8は、ユーザ31−1、31−2、31
−3の3つのユーザからの要求を受け付けている時のサ
ービスシステム32内の各プロセスの構成状態を示す図
である。
【0103】この様にサービスシステム32では、コネ
クションレスな通信を行うユーザ31に対しては1回の
セション毎にユーザ31との通信を担当する処理プロセ
ス33が生成され、また通信が終了するまで接続を維持
するコネクション型の通信を行うメインフレーム42に
対しては、ユーザ31毎にメインフレーム32との通信
を担当する通信プロセス35が生成される。
【0104】そして処理プロセス33は、ユーザ31か
らの要求に対して、自己で処理可能なものはメインフレ
ーム42に通知せず自己で処理し、処理結果をユーザ3
1に通知する。また処理プロセス33は、自己で処理可
能でないものは、ユーザ31からの要求をユーザファイ
ル43を介して通信プロセス35に送信し、通信プロセ
ス35はこれをメインフレーム42に送信する。またそ
の処理結果は通信プロセス35がメインフレーム42か
ら受け取り、ユーザファイル43を介して処理プロセス
33に送信する。そして処理プロセス33は、これをユ
ーザ31に送信する。
【0105】以上の様にして、本実施形態のサービスシ
ステム32は、異なる接続形態をもつ通信処理を行う装
置又はプログラム間での連携処理を実現する。次に、サ
ービスプロセス内にキューを設け、処理プロセスと通信
プロセスとの間の通信をこのキューを用いて行う構成の
場合について説明する。尚以下の説明では、これまで述
べてきたものと同一内容の部分は省略する。
【0106】図9のサービスシステム52は、内部に各
ユーザ毎に要求キュー54と結果キュー56を必要に応
じて生成し、これらのキューを用いて処理プロセス53
と通信プロセス55との間の通信を行う構成としたもの
である。これらのキューは図4のユーザファイル43と
同様に、各処理プロセス53によって生成され、ユーザ
51とメインフレーム62の間の通信が終了すると消滅
する。
【0107】図4の名前付きパイプによるユーザファイ
ル43を用いるサービスシステム32の場合には、同一
ユーザからの命令は1つの命令しか処理することが出来
なかった。しかしこのキューを用いるサービスシステム
52は、ユーザからの要求に対する結果が得られる前に
そのユーザから新たな要求が送信されても、この新たな
要求を受け付けて処理する、並列処理を行うことが出来
る。
【0108】以下に、この並列処理を行った場合につい
ての動作説明を行う。ユーザの認証処理時の図4のサー
ビスシステム42と図9のサービスシステム52の相違
点は、サービスシステム42では処理プロセスによって
生成されるものがユーザファイルで、このユーザファイ
ルによって処理プロセスと通信プロセスとの間の通信を
行うのに対し、サービスシステム52では要求キューと
命令キューが生成され、これらのキューによって処理プ
ロセスと通信プロセスとの間の通信を行う点である。よ
って以下の説明は、ユーザ51の認証が済んだ後の処理
について行う。
【0109】まずユーザ51は、メインフレーム62に
対するサービス要求である要求1を発行し、これをサー
ビスシステム52に送信する。この要求1は、WWWサ
ーバ61を介して要求1の受信時に生成された処理プロ
セス53−1に渡される。
【0110】処理プロセス53−1は、この要求1に自
己を識別するIDを付加し、要求1に含まれているユー
ザIDに対応する要求キュー54に繋げる。通信プロセ
ス55は、自己に対応する要求キュー54から要求を先
頭から1つ取り出し、これをメインフレーム62に渡し
て処理させる。
【0111】一方ユーザ51は、要求1に対する処理結
果を得る前に、新たなサービス要求である要求2を発行
し、これをサービスシステム52に送信し、また要求
1、2に対する処理結果を得る前に、新たに要求3を発
行、送信したとする。
【0112】この要求2及び3に対して、サービスシス
テム52ではそれぞれ処理プロセス53−2、53−3
を生成し、これらを受け付ける。処理プロセス53−2
及び53−3はこの要求2、3に自己を識別するIDを
付加し、要求2、3に含まれているユーザIDに対応す
る要求キュー54に繋げる。
【0113】この様に、サービスシステム52では、ユ
ーザ51から送信された要求を順次受け付け、要求キュ
ー54に格納してゆく。メインフレーム62に要求1に
対する処理を依頼し、メインフレーム62がこの処理を
行っている間に、要求キュー54内に要求が残っていれ
ば、通信プロセス55はその要求を順次取りだし、メイ
ンフレーム62に渡して処理させる。図9の場合、要求
キュー54には要求2、要求3が格納されており、通信
プロセス55は、順次これらを取り出して処理してゆ
く。
【0114】メインフレーム62からサービスシステム
52に要求に対する処理結果が返ってくると、これを必
要に応じて順番を調整しながら結果キュー56に繋げ
る。例えば要求1、2、3が互いに関連するもので且つ
その処理順序が問題となる場合には、このメインフレー
ム62への要求の出力順序や処理結果の結果キュー56
への出力順序及びタイミングの調整を通信プロセス55
によって行う。
【0115】各処理プロセス53は、要求を要求キュー
54に送った後、ユーザ51に対応する結果キュー56
を監視し、自己に対応するIDが付加されている処理結
果を見つけると、ユーザ51に出力する。
【0116】尚、この結果キュー56から処理結果の取
り出しは、処理プロセス53が能動的に処理結果を待つ
のではなく、ユーザ51が結果取り出し要求を発行し、
これを受取った処理プロセス53が自己に対応するID
が付加された処理結果を結果キュー56より探す構成に
してもよい。この場合には、要求された処理結果に対応
するものが結果キュー56になければ、処理プロセス5
3は、例えば、「処理中」等の通知を行うデータを生
成、出力する。
【0117】また図9のサービスシステム52は、要求
を受け付ける要求キュー54と処理結果を受け付ける結
果キュー56を各ユーザ毎に生成する構成であるが、キ
ューの構成はこれに限られるものではなく、要求とそれ
に対する結果を同じキューによって処理する構成や、複
数のユーザに対して1組のキューを備える構成とするこ
とも出来る。要求とその結果を同一のキューで扱う場合
には、例えば処理プロセスから要求をキューに繋げる前
に、結果を格納する領域を予め設けた形に要求のデータ
形式を加工した後キューに出力する。
【0118】また、処理プロセス53が処理結果を能動
的に結果キュー56より取り出す場合には、結果キュー
56をキューではなく名前付きパイプによるユーザファ
イルとすることも出来る。
【0119】更にサービスプロセスにスタックを設け、
処理プロセスと通信プロセスとの間の通信をキューによ
ってではなく、スタックによって行う構成とすることも
出来る。
【0120】またこれらは、生成する場所として、メモ
リ上に生成する構成でも、あるいはファイル上に生成す
る構成でも良い。図10は、本実施形態における連携シ
ステムが用いられる情報処理システムの環境を示す図で
ある。
【0121】この情報処理システムは、図10の様にC
PU71、主記憶装置72、ハードディスク装置73、
ディスプレイ、キーボード等の入出力装置(I/O)7
4、モデム等のネットワーク接続装置75及びディス
ク、磁気テープなどの可搬記憶媒体から記憶内容を読み
出す媒体読取り装置76を有し、これらがバス78によ
り接続される構成を備えている。
【0122】図10の情報処理システムでは、媒体読取
り装置76により磁気テープ、フロッピーディスク、C
D−ROM、MO等の記憶媒体77に記憶されているプ
ログラム、データを読み出し、これを主記憶装置72ま
たはハードディスク73にダウンロードする。そして本
実施形態による処理を、CPU71がこのプログラムや
データを実行することにより、ソフトウエア的に実現す
ることも可能である。
【0123】また、この情報処理システムでは、フロッ
ピーディスク等の記憶媒体77を用いてアプリケーショ
ンソフトの交換が行われる場合がある。よって、本発明
は、プログラム間連携システム及び連携方法に限らず、
コンピュータにより使用されたときに、上述の本発明の
実施の形態の機能をコンピュータに行わせるためのコン
ピュータ読み出し可能な記憶媒体77として構成するこ
ともできる。
【0124】この場合、「記憶媒体」には、例えば図1
1に示されるように、CD−ROMディスク、フロッピ
ーディスク(あるいはMO、DVD、リムーバブルハー
ドディスク等であってもよい)の可搬記憶媒体86や、
ネットワーク回線83経由で送信される外部の装置(サ
ーバ等)内の記憶手段(データベース等)82、あるい
はコンピュータ81の本体84内のメモリ(RAM又は
ハードディスク等)85等が含まれる。可搬記憶媒体8
6や記憶手段(データベース等)82に記憶されている
プログラムは、本体84内のメモリ(RAM又はハード
ディスク等)85にロードされて、実行される。
【0125】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、コ
ネクションレス型の通信側には1回のセション毎に生
成、消滅する処理プロセスを、コネクション型の通信側
には常駐して回線を保持する通信プロセスを生成し、こ
の処理プロセスと通信プロセスとの間で通信することに
よって連携処理を実現することができる。
【0126】またユーザからの1回の処理毎に終了して
しまうプログラムと、一度接続するとそのセションを張
ったままの状態で種々の処理を行うことができるプログ
ラムとをシステムに負荷をかけずに1対1に接続するこ
とが可能となる。これにより、従来のユーザが使用して
いたサーバを置き換えるのではなく、従来のサービスに
影響を与えることなく、新たなサービスを提供すること
が容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本実施形態に於けるシステムのブロック図であ
る。
【図3】サービスシステム12をメインフレーム22と
は別の情報処理装置上に設けた場合及びサービスシステ
ム12をメインフレーム22上に設けた場合を示す図で
ある。
【図4】サービスシステムに名前付きパイプを用いた場
合の構成及びその動作を示す図である。
【図5】ユーザの認証要求時の処理動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】サービス要求時の処理動作を示すフローチャー
トである。
【図7】終了要求時の処理動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】3つのユーザからの要求を受け付けている時の
サービスシステム32内の各プロセスの構成状態を示す
図である。
【図9】サービスシステムにキューを用いた場合の概略
構成図である。
【図10】本システムが用いられる情報処理システムの
環境図である。
【図11】記憶媒体の例を示す図である。
【図12】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
11、31、51 ユーザ 12、32、52 サービスシステム 13、33、53 処理プロセス 14、34 管理プロセス 15、35、55 通信プロセス 16 相手プログラム特定部 17 プログラム作成依頼部 18 セション継続監視部 19 同期部 20 通信部 21 終了通知部 22 メインフレーム 23 第1のプログラム 24、44 第2のプログラム 25 情報処理装置 40 WWWブラウザ 43 ユーザファイル 54 要求キュー 56 結果キュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樫村 嘉夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 上村 賢一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 稲木 貴光 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクションレス型の通信を行う第1の
    情報処理装置上のプログラムとコネクション型の通信を
    行う第2の情報処理装置上のプログラムとの連携を行う
    プログラム間連携システムにおいて、 前記第1の情報処理装置よりデータを受信した時、前記
    データに付加された送信元を一意に識別するユーザID
    に対応させて、前記第1の情報処理装置との通信を行う
    処理プロセスを生成する処理プロセス生成手段と、 前記処理プロセスからの指示により、前記ユーザIDに
    対応し、前記データにより指示された前記第2の情報処
    理装置との通信を行う、通信プロセスを生成する通信プ
    ロセス生成手段とを備えることを特徴とするプログラム
    間連携システム。
  2. 【請求項2】 前記処理プロセスは、前記ユーザIDに
    対応するユーザファイルが存在するかどうかを調べ、存
    在する場合には該ユーザファイルに前記第1の情報処理
    装置から受信したデータを書込み、存在しない場合には
    前記通信プロセス生成手段に通信プロセスの生成を依頼
    すると共に前記ユーザIDに対応するユーザファイルを
    生成し、該ユーザファイルに前記第1の情報処理装置か
    ら受信したデータを書込み、 前記通信プロセスは、自己が対応するユーザIDと同じ
    ユーザIDに対応するユーザファイルより前記処理プロ
    セスが書込んだデータを読みだすとともに前記第2の情
    報処理装置に対して送信し、該第2の情報処理装置から
    受信した処理結果を前記ユーザファイルに書込み、該書
    込んだ処理結果を前記処理プロセスが前記ユーザファイ
    ルから読み出すことを特徴とする請求項1記載のプログ
    ラム間連携システム。
  3. 【請求項3】 キューを更に備え、前記処理プロセスと
    前記通信プロセスとの間のデータの授受は前記キューを
    介して行うことを特徴とする請求項1記載のプログラム
    間連携システム。
  4. 【請求項4】 プログラム間のデータの送受信の連携を
    行うプログラム間連携システムにおいて、 自IDをデータとしてあるいは自IDが埋め込まれたデ
    ータを送受信する第1のプログラムと、 前記第1のプログラムから送信されたデータを最初に受
    信したとき該IDに対応づけて起動され、2回目以降の
    データ受信ではデータ中に前記IDに対応したデータの
    みを受信し、受信したデータが終了要求のときに終了す
    る通信プロセスと、 前記通信プロセスとの間でデータの送受信を行う第2の
    プログラムとを備えたことを特徴とするプログラム間連
    携システム。
  5. 【請求項5】 プログラム間でデータの送受信の連携を
    行うプログラム間連携システムにおいて、 自IDをデータとしてあるいは自IDが埋め込まれたデ
    ータを送受信する第1のプログラムと、 前記第1のプログラムからデータを受信したときに起動
    され、応答したときに終了し、前記第1のプログラムか
    ら送信されたデータを最初に受信したとき、該データ内
    のIDを識別子として持つファイルを作成すると共に通
    信プロセスの生成・起動、およびデータを当該ファイル
    に書き込む処理プロセスと、 前記IDを識別子としてもつファイルにデータが書き込
    まれたときに読み出して前記処理プロセスより受信し、
    受信したデータが終了要求のときに終了する通信プロセ
    スと、 前記通信プロセスとの間でデータの送受信を行う第2の
    プログラムとを備えたことを特徴とするプログラム間連
    携システム。
  6. 【請求項6】 前記処理プロセスが受信したデータ内の
    IDに対応する前記ファイルが無かったときに当該ID
    を識別子として持つファイルを作成してデータを書き込
    み、一方、該IDを識別子として持つファイルが有った
    ときは該ファイルにデータを書き込むことを特徴とする
    請求項5記載のプログラム間連携システム。
  7. 【請求項7】 前記ファイルにデータが書き込まれてい
    るか否かをポーリングすることにより判定することを特
    徴とする請求項5又は6記載のプログラム間連携システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記ファイルにデータが書き込まれてい
    るか否かを判定し、一定時間経過しても当該ファイルに
    データが書き込まれなかった場合に前記第1のプログラ
    ムにデータを再度書き込むか、あるいは通信を切断する
    かを問い合わせることを特徴とする請求項5、6並びに
    7のいずれか1項に記載のプログラム間連携システム。
  9. 【請求項9】 前記通信プロセスが前記ファイルに所定
    時間を越えてもデータが書き込まれないことを検出した
    ときに当該通信プロセスの処理を終了することを特徴と
    する請求項5、6、7並びに8のいずれか1項に記載の
    プログラム間連携システム。
  10. 【請求項10】 前記通信プロセスが渡したデータを前
    記第2のプログラムが処理している間に、当該通信プロ
    セスが次のデータを受信して前記第2のプログラムに渡
    して処理させることを特徴とする請求項4、5、6、
    7、8並びに9のいずれか1項に記載のプログラム間連
    携システム。
  11. 【請求項11】 前記通信プロセスの負荷が多くなった
    場合に、前記第1のプログラムに負荷軽減を問い合わせ
    ることを特徴とする請求項4、5、6、7、8、9、並
    びに10のいずれか1項に記載のプログラム間連携シス
    テム。
  12. 【請求項12】 コネクションレス型の通信を行う第1
    の情報処理装置上のプログラムとコネクション型の通信
    を行う第2の情報処理装置上のプログラムとのプログラ
    ム間連携方法であって、 前記第1の情報処理装置よりデータを受信した時、前記
    データに付加された送信元を一意に識別するユーザID
    に対応させて、前記第1の情報処理装置との通信を行う
    処理プロセスを生成し、 前記処理プロセスからの指示により、前記ユーザIDに
    対応し、前記データにより指示された前記第2の情報処
    理装置との通信を行う、通信プロセスを生成し、 前記処理プロセスは、前記第1情報処理装置上のプログ
    ラムとコネクションレス型通信を行い、 前記通信プロセスは前記第2の情報処理装置上のプログ
    ラムとコネクション型通信を行い、 前記処理プロセスと前記通信プロセスとの間でデータの
    授受を行うことにより前記プログラム間の連携を行うこ
    とを特徴とするプログラム間連携方法。
  13. 【請求項13】 前記処理プロセスと前記通信プロセス
    との間のデータの授受は、名前付きパイプによって実現
    されることを特徴とする請求項12記載のプログラム間
    連携方法。
  14. 【請求項14】 キューを生成し、前記処理プロセスと
    前記通信プロセスとの間のデータの授受は、前記キュー
    を用いて実現されることを特徴とする請求項12記載の
    プログラム間連携方法。
  15. 【請求項15】 コネクションレス型の通信を行う第1
    の情報処理装置よりデータを受信した時、前記データに
    付加された送信元を一意に識別するユーザIDに対応さ
    せて、前記第1の情報処理装置との通信を行う処理プロ
    セスを生成し、 前記処理プロセスからの指示により、前記ユーザIDに
    対応し、前記データにより指示されたコネクション型の
    通信を行う第2の情報処理装置との通信を行う通信プロ
    セスを生成することをコンピュータに行わせるためのプ
    ログラムを記憶した前記コンピュータが読み出し可能な
    記憶媒体。
  16. 【請求項16】 第1のプログラムよりIDをデータと
    してあるいはIDが埋め込まれたデータを受信し、 該データを最初に受信したときデータの第1のプログラ
    ムのIDに対応づけて、2回目以降のデータ受信ではデ
    ータ中に前記IDが埋め込まれたデータのみを受信し、
    受信したデータが終了要求のときに終了する通信プロセ
    スを起動し、 前記通信プロセスとの間で第2のプログラムとのデータ
    の送受信を行うことをコンピュータに行わせるためのプ
    ログラムを記憶した前記コンピュータが読み出し可能な
    記憶媒体。
  17. 【請求項17】 第1のプログラムから自己のIDをデ
    ータとしてあるいは自IDが埋め込まれたデータを受信
    し、 前記データを最初に受信したとき、前記IDを識別子と
    して持つファイルを作成し、前記ファイルにデータが書
    き込まれたときに読み出すことによって前記データを受
    信し、受信したデータが終了要求のときに終了する通信
    プロセスを生成・起動し、前記データを該ファイルに書
    き込む処理プロセスを生成し、 前記通信プロセスを介して第2のプログラムとデータの
    送受信を行う ことをコンピュータに行わせるためのプログラムを記憶
    した前記コンピュータが読み出し可能な記憶媒体。
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