JPH11184631A - 曲面タッチパネル - Google Patents

曲面タッチパネル

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JPH11184631A
JPH11184631A JP36474497A JP36474497A JPH11184631A JP H11184631 A JPH11184631 A JP H11184631A JP 36474497 A JP36474497 A JP 36474497A JP 36474497 A JP36474497 A JP 36474497A JP H11184631 A JPH11184631 A JP H11184631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
movable contact
touch panel
film substrate
hard
Prior art date
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Pending
Application number
JP36474497A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Saito
浩一 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP36474497A priority Critical patent/JPH11184631A/ja
Publication of JPH11184631A publication Critical patent/JPH11184631A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タッチパネルの視認性を向上させる。 【解決手段】 フィルム基板1は、基本的には、その下
面の所定の4箇所がハード基板11の上面の左辺部12
c、各稜線12a、12b及び右辺部12dにそれぞれ
接触するように、湾曲されている。したがって、この状
態では、ハード基板11の各稜線12a、12bがフィ
ルム基板1の下面の左側の可動接点2aと中央の可動接
点2bとの中間及び中央の可動接点2bと右側の可動接
点2cとの中間にそれぞれ接触し、フィルム基板1の各
可動接点2a、2b、2cとハード基板11の固定接点
13との間にそれぞれ所定のギャップが形成されること
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は曲面タッチパネル
に関する。
【0002】
【従来の技術】タッチパネルには、ガラスやアクリル樹
脂等からなる平板状のハード基板の上面にITO等から
なる透明な固定接点を設け、透明なフィルム基板の下面
にITO等からなる透明な可動接点を設け、ハード基板
とフィルム基板とをその周囲の例えば相対向する2辺で
スペーサを兼ねた接着剤を介して接着したものがある。
このようなタッチパネルでは、通常の状態においてフィ
ルム基板とハード基板とが一定の間隔(ギャップ)をお
いて離間されており、そしてフィルム基板が指やペン等
によって押されると、この押された箇所におけるフィル
ム基板の可動接点がハード基板の固定接点に接触し、ス
イッチングが行われることになる。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】しかし、上述の従来のタッチパネルでは、
平板状で且つ表面部が内部のスイッチ部分の位置が分か
るように平滑な表面を備えたフィルム基板が使われるこ
とが多く、そのため、かえって外光がその平滑な表面で
正反射してスイッチ部分を視認し難くする場合があると
いう問題があった。この発明の課題は、常に良好な視認
性が得られるタッチパネルを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、少なくとも一方の主表面が凸状に形成さ
れ、該凸状主表面に固定接点を有するハード基板と、こ
のハード基板の凸状主表面側に湾曲されて対向配置さ
れ、前記凸状主表面との対向面に可動接点を有する可撓
性基板とを具備することを特徴とする曲面タッチパネル
を提供するものである。この発明の曲面タッチパネルに
よれば、押圧面が湾曲しているため、外光が正反射して
押圧面の視認性を妨げる不都合を防止することができ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1実施形態に
おけるタッチパネルの平面図を示し、図2はそのX−X
線に沿う断面図を示したものである。ただし、図2
(A)は実物の断面図を示し、図2(B)は構造を説明
するための模式的断面図を示す。このタッチパネルは、
透明な可撓性を備えたフィルム基板1及びガラスやアク
リル樹脂等からなるハード基板11を備えている。
【0006】フィルム基板1は平面ほぼ長方形状となっ
ている。フィルム基板1の図中下面の中央部の図1にお
ける上段、中段、下段にはそれぞれ2つ、2つ、4つの
ITO等からなる透明な可動接点2a、2b、2cが設
けられている。フィルム基板1の下面の図1における下
辺部には銀印刷等により8つのフィルム基板用接続端子
3が設けられている。8つのフィルム基板用接続端子3
のうち中央の4つの接続端子3はそれぞれ下段の4つの
可動接点2cにITO等からなる引き回し線5cを介し
て接続され、その両側の2つの接続端子3はそれぞれ中
段の2つの可動接点2bに銀印刷等による引き回し線5
bを介して接続され、その両側の2つの接続端子3はそ
れぞれ上段の2つの可動接点2aに銀印刷等による引き
回し線5aを介して接続されている。フィルム基板1の
下面の図1における上辺部には1つのハード基板用接続
端子6が設けられている。
【0007】ハード基板11は、平面的にはフィルム基
板1の中央部に対応する大きさであって、平面長方形状
となっている。図2(B)に示すように、ハード基板1
1のフィルム基板1と対向する側の凸状主表面つまり本
実施形態で図中上面は、フィルム基板1の上段の可動接
点2aと中段の可動接点2bとの中間に対応する部分及
び中段の可動接点2bと下段の可動接点2cとの中間に
対応する部分が稜線12a、12bとなる山脈形状をな
しており、各稜線12a、12bの部分が鈍角形状とな
っている。この場合、図2(A)に示すように、稜線1
2a、12bは、湾曲をなすフィルム基板1の下面の上
記所定の部分を支持する構造となっている。この場合、
稜線12a、12bはフィルム基板1の下面に常時接触
させておく必要はなく、少なくともフィルム基板1が所
定のストロークだけ押圧されて所望のスイッチがオンさ
れるようにフィルム基板1の下面に近接させておけばよ
い。なお、図2(B)では、構造の説明の都合で稜線1
2a、12bがフィルム基板1の下面から大きく離隔さ
れて示されているが、実際は可及的に近接されている。
ハード基板11の上面全体にはITO等からなる固定接
点13が設けられている。
【0008】そして、フィルム基板1の下面の中央部の
図1における上辺部及び下辺部はハード基板11の上面
の上辺部12c及び下辺部12dにそれぞれ異方性導電
接着剤21及び絶縁性接着剤22を介して接着されてい
る。この場合、基本的には、図2(A)に示すように、
フィルム基板1は、その下面の所定の4箇所がハード基
板11の上辺部12c、各稜線12a、12b及び下辺
部12dにそれぞれ接触するように、湾曲されている。
したがって、この状態では、ハード基板11の各稜線1
2a、12bがフィルム基板1の下面の上段の可動接点
2aと中段の可動接点2bとの中間及び中段の可動接点
2bと下段の可動接点2cとの中間にそれぞれ接触し、
フィルム基板1の各可動接点2a、2b、2cとハード
基板11の固定接点13との間にそれぞれ所定のギャッ
プが形成されることになる。なお、ハード基板11の固
定接点13はフィルム基板1のハード基板用接続端子6
に異方性導電接着剤21を介して電気的に接続されてい
る。
【0009】このように、このタッチパネルでは、ハー
ド基板11の上面を2つの稜線12a、12bを有する
山脈形状にするとともに、各稜線12a、12bの部分
を鈍角形状とし、フィルム基板1の下面のうち可動接点
2a、2b、2c以外の所定の2箇所をハード基板11
の各稜線12a、12bにそれぞれ接触させているの
で、専用のスペーサシートを用いることなく、可動接点
2a、2b、2cの部分におけるギャップを確実に確保
することができ、ひいては不要なスイッチングが発生し
ないようにすることができる。そして、タッチパネルの
表面つまりフィルム基板1の表面を湾曲させてあるか
ら、従来の平板状タッチパネルのように表面が鏡面とな
り外光が表面で正反射してその反射光で操作者を眩しく
させることがなく、押したいスイッチを常に明瞭に視認
することができる。
【0010】次に、図3はこの発明の第2実施形態にお
けるタッチパネルの平面図を示し、図4はそのX−X線
に沿う断面図を示したものである。ただし、図4(A)
は実物の断面図を示し、図4(B)は構造を説明するた
めの模式的断面図を示す。このタッチパネルでは、フィ
ルム基板1の下面の中央部の下段のみに4つの可動接点
2cが設けられ、同下面の中央部の上段に、ハード基板
11の固定接点13に異方性導電接着剤21を介して導
通接続されたハード基板用中間接続端子6aが設けら
れ、同下面の下辺部に1つのハード基板用接続端子6b
と4つのフィルム基板用接続端子3が設けられ、同下面
の側辺部にハード基板用の中間接続端子6aと接続端子
6bを接続する引き回し線6cが設けられている。一
方、ハード基板11の上面の上辺部12cから稜線12
bまでが所定の湾曲面とされ、稜線12bの部分がほぼ
鈍角形状となっている。そして、基本的には、図4
(A)に示すように、フィルム基板1は、その下面の所
定の箇所がハード基板11の上辺12cから稜線12b
までの湾曲面及び下辺12dに接触するように、湾曲さ
れている。したがって、この場合も、外光の正反射を防
止して視認性を向上させることができるとともに、専用
のスペーサシートを用いることなく、可動接点2cの部
分におけるギャップを確実に確保することができ、ひい
ては不要なスイッチングが発生しないようにすることが
できる。
【0011】なお、図3に示す実施形態において、ハー
ド基板11の上面を、図5に示すようにしてもよい。す
なわち、フィルム基板1の可動接点2cと対向する部分
におけるハード基板11の上面に凹部14を設けるよう
にしてもよい。このようにしても、専用のスペーサシー
トを用いることなく、可動接点2cの部分におけるギャ
ップを確実に確保することができ、ひいては不要なスイ
ッチングが発生しないようにすることができる。なお、
図5では、凹部14の底面を凸状の湾曲面としている
が、平面としてもよい。
【0012】また、例えば上記第1実施形態では、図2
(A)に示すように、ハード基板11の上辺12cと稜
線12aとの間、稜線12aと稜線12bとの間及び稜
線12bと下辺12dとの間を平面としているが、これ
に限らず、フィルム基板1の曲率半径よりも大きい曲率
半径の湾曲面としてもよい。さらに、上記実施形態で
は、ハード基板11の上面全体に固定接点13を設けた
場合について説明したが、これに限らず、フィルム基板
の可動接点に対応してパターン化するようにしてもよ
い。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、タッチパネルの押圧面を湾曲状としているので、外
光を正反射させることなく、タッチパネルの視認性を向
上させることができる。また、ハード基板の凸状主表面
を可撓性基板の湾曲形状とは異なる所定の形状とし、可
撓性基板の可動接点以外の所定の箇所をハード基板の所
定の箇所に支持させれば、専用のスペーサシートを用い
ることなく、可動接点の部分におけるギャップを確実に
確保することができ、ひいては不要なスイッチングが発
生しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態におけるタッチパネル
の平面図。
【図2】図2のX−X線に沿う断面図であり、(A)は
実物の断面図、(B)は構造を説明するための模式的断
面図。
【図3】この発明の第2実施形態におけるタッチパネル
の平面図。
【図4】図3のX−X線に沿う断面図であり、(A)は
実物の断面図、(B)は構造を説明するための模式的断
面図。
【図5】第2実施形態の変形例であって、図3のX−X
線に沿う断面図であり、(A)は実物の断面図、(B)
は構造を説明するための模式的断面図。
【符号の説明】
1 フィルム基板 2a、2b、2c 可動接点 11 ハード基板 13 固定接点

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方の主表面が凸状に形成さ
    れ、該凸状主表面に固定接点を有するハード基板と、こ
    のハード基板の凸状主表面側に湾曲されて対向配置さ
    れ、前記凸状主表面との対向面に可動接点を有する可撓
    性基板とを具備することを特徴とする曲面タッチパネ
    ル。
  2. 【請求項2】 請求項1の発明において、前記ハード基
    板の凸状主表面を前記可撓性基板の湾曲形状とは異なる
    所定の形状とし、前記可撓性基板の可動接点以外の所定
    の箇所を前記ハード基板の所定の箇所によって支持させ
    たことを特徴とする曲面タッチパネル。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の発明において、前記可撓
    性基板の可動接点以外の所定の箇所を支持する前記ハー
    ド基板の所定の箇所はほぼ鈍角の稜線状となっているこ
    とを特徴とする曲面タッチパネル。
JP36474497A 1997-12-22 1997-12-22 曲面タッチパネル Pending JPH11184631A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002054218A1 (fr) * 2000-12-28 2002-07-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Ecran tactile et equipement electronique fonctionnant avec cet ecran tactile
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JP2015026361A (ja) * 2013-07-26 2015-02-05 天津富納源創科技有限公司 タッチ式リモートコントローラー

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