JPH02126314A - アナログ式タッチパネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は液晶表示装置、エレクトロルミネッセンス表示
装置、ＣＲＴ等の表示装置に用いられる入力装置に関す
るものである。

（従来の技術及び問題点） 近年、各種リモコンスイッチ及びハンディターミナル及
びその他入力装置として、液晶表示装置等の表示装置上
に透明なタッチパネルが用いられている。これらの人出
装置は、入出力を同一面上でおこなえる。また、表示を
変える事により、多くのスイッチ機能を有するという利
点がある。しかしながら、液晶表示装置等の上に配置さ
れるため、下に配置された、表示装置の視認性が損われ
るため、使用環境が限定されることになる。

以下、従来のタッチパネルについて説明する。

第２図は、従来のタッチパネルの構成図例を示すもので
ある。ここで（１）は、上側の透明導電性シートであり
、均一で且つ、−枚の透明電極（１ａ）及び、それぞれ
に、リード電極（１ｂ）を有している。（２）は下側の
透明導電性シートであり、均一で且つ、−枚の透明電極
（２ａ）及び、リード電極（２ｂ）を有し、且つ、ドツ
トスペーサー（３）を有している。このドツトスペーサ
ーにより、上下の透明電極（ｌａ）（２ａ）を無接触状
態に保つ。

この上下２枚の透明導電性シート（１）（２）を接触層
（４）にて貼り合せる。（５）は、液晶表示装置である
。貼り合せ後の外観を第３図に示す。

以上のように、構成されたタッチパネルについて、以下
その動作を説明する。

上下透明電極に、交互に電圧をかけてあき、上部の可撓
性を有する、入力面である透明導電性シート（１）の支
持体側を指で押圧することにより、透明電極（１ａ）（
２ａ＞が接触し、導電時の電流値又は、電圧値を検出し
て、入力面上の指の座標を検出する。

ここで、その入力面の透明性を利用し、入力面後部に配
した表示装置は、入力に対する面より視認できる構造と
なっている。しかしながら、上記のような、従来のタッ
チパネルでは透明電極材である、導電性薄膜の光線透過
率が低く、さらに、光線反射率が支持体より高いため、
表示部表面がギラつく。以上のような、要因により表示
装置の表示が見にくいという欠点があり、また、導電性
薄膜が均一でない場合、座標位置精度が悪く、製品参画
りが低下する欠点がめった。

（問題を解決しようとする手段） 本発明は、上記の従来の欠点を解消するもので、タッチ
パネルの光線透過率を向上させ、且つ、表面の光線反射
をおさえることにより、後方の表示を見易くし、表示品
位を上げたタッチパネルを提供し、製品歩昭りを向上さ
せるものである。

その具体的構成は、透明電極と支持体とからなる二枚の
透明導電性シートの透明電極を対向させて構成した、ア
ナログ式タッチパネルにおいて、少なくとも、一方の透
明導電性シートの透明電極を格子模様に打ち抜いたこと
を特徴とするアナログ式タッチパネルを特徴とするアナ
ログ式タッチパネルである。

本発明において、透明導電性シートの透明電極としては
、櫛刃形電極も考えられる。しかし、この場合、座標検
出装置として、入力抵抗が高くなる欠点がある。よって
本発明においては、櫛刃形電極を所定の間隔で、連結し
、格子模様にすることで、入力抵抗が低くなり、さらに
部分的に断線しても、入力可能となる。

具体的には、一方のシートの全部の透明電極を格子模様
にしても良いし、中央部分の透明電極だけを格子模様に
しても良い、要は透明性を上げたいと思う場所の透明電
極を格子模様にすれば良い。

（実施例） 実施例１ 外形’１１５Ｘ８６ｍｍのガラス電極（固定電極）及び
フィルム電極（可動電極）にて構成されるタッチパネル
において可動電極上の均一な透明電極を電流の流れ方向
に巾１ｍｍ、ピッチ２ｍｍで配し、さらに、これらを連
結するために等電位方向に巾１ｍｍ、ピッチ４ｍｍので
配した。透明電極の配置を第１図（ａ）に示す。固定電
極上には可動電極と同様に、透明電極を配し、且つ、直
径０゜２ｍｍで高さＱ、３ｍｍの透明な、ドツトスペー
サーを５ｍｍピッチで配した。この固定電極と可動電極
を外周より２ｍｍ巾の接着層にて貼り合せし評価を行な
った。

実施例２ 外形１１５Ｘ８６ｍｍのガラス電極（固定電極）及びフ
ィルム電極（可動電極）にて構成されるタッチパネルに
おいて可動電極上の均一な透明電極を電流の流れ方向に
巾１ｍｍ、ピッチ４ｍｍで配り、、ざらにこれらを連結
するために、等電位方向に巾１ｍｍ、ピッチ４ｍｍで配
した。透明電極の配置を第１図（ｂ）に示す。

固定電極上には可動電極と同様に、透明電極を配し、且
つ、直径Ｑ、　２ｍｍで高さＱ、３ｍｍの透明な、ドツ
トスペーサーを５ｍｍピッチで配した。この固定電極と
可動電極を外周より２ｍｍ巾の接着層にて貼り合せし評
価を行なった。

実施例３ 外形１１６Ｘ８６ｍｍのガラス電極（固定電極）及びフ
ィルム電極（可動電極）にて構成されるタッチパネルに
おいて可動電極上の均一な透明電極を電流の流れ方向に
巾３．５ｍｍ、ピッチ１ｍｍで配し、さらにこれらを連
結するために、等電位方向に巾Ｑ、５ｍｍ、ピッチ４ｍ
ｍで配した。透明電極の配置を第１図（Ｃ）に示す。

固定電極上には可動電極と同様に、透明電極を配し、且
つ、直径Ｑ、　２ｍｍで高さＱ、３ｍｍの透明な、ドツ
トスペーサーを５ｍｍピッチで配した。この固定電極と
可動電極を外周より２ｍｍ巾の接着層にて貼り合せて評
価を行なった。

この様にして得られた、実施例１〜３のタッチパネルに
ついて後部表示装置の見易さを確認したところ、最も、
実施例３が見易く、後部表示装置の表示品位を低下させ
ることなく良いものであり、さらに、製品歩留も向上し
た。

（発明の効果） 以上のように、本発明のタッチパネルでは、透明入力部
に格子模様透明電極を設けたので、明るい至内及び８昼
の屋外でも、表示装置の視認性を損われることなく、使
用することができるものであり、さらに、製造工程にお
ける。製品歩留を向上させるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す説明図第２図は、従
来例を示す部品説明図 第３図は、従来例を示す組立説明図 １．２・・・透明導電性シート、 ３・・・ドツトスペーサー、４・・・接着層、１ａ、２
ａ・・・透明電極、１ｂ、２ｂ・・・リード電極第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 透明電極と支持体とからなる二枚の透明導電性シートの
   透明電極を対向させて構成した、アナログ式タッチパネ
   ルにおいて、少なくとも、一方の透明導電性シートの透
   明電極を格子模様に打ち抜いたことを特徴とするアナロ
   グ式タッチパネルである。