JPH11183331A - 車両左右移動装置 - Google Patents

車両左右移動装置

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Publication number
JPH11183331A
JPH11183331A JP9350530A JP35053097A JPH11183331A JP H11183331 A JPH11183331 A JP H11183331A JP 9350530 A JP9350530 A JP 9350530A JP 35053097 A JP35053097 A JP 35053097A JP H11183331 A JPH11183331 A JP H11183331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
hook
hook mounting
mounting plate
moving
Prior art date
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Pending
Application number
JP9350530A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumasa Narimi
靖昌 成見
Saburo Ozawa
三郎 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP9350530A priority Critical patent/JPH11183331A/ja
Publication of JPH11183331A publication Critical patent/JPH11183331A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャシーダイナモメータ上で車両を左右に所
定のタイムスケジュールで牽引し、車両を左右に移動し
ての走行試験の自動化を可能とする。 【解決手段】 シャシーダイナモメータ上の車両に応じ
た所定位置にガイドレール14,サーボモータ21及び
モータ21で回転駆動される送りねじ22を有するベッ
ド12と、複数のフック取付ねじ孔171を有するフッ
ク取付板17が立設され送りねじ22により左右に送ら
れる移動板を台15とからなり、サーボモータ21を制
御監視装置Aにより所定のプログラムで制御すること
で、移動台15を左右に移動させる。車両の左右の牽引
フックの高さ,間隔に応じたねじ孔171を選択してフ
ックを取り付け、ワイヤをたすき掛けすることで車両を
移動台で左右に牽引する。車両を自動的に所定のスケジ
ュールで左右に移動させることができるので、車両を左
右に移動させての走行試験を自動化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シャシーダイナ
モメータ上で車両を左右に移動させて試験するための車
両移動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シャシーダイナモメータは、被試験車両
の駆動輪で駆動されるローラと、このローラと連結され
た発電機,フライホィール等の負荷装置および制御監視
装置等で構成されている。シャシーダイナモメータ上で
の運転は、制御監視装置による自動運転と、人間が車両
に乗り込みハンドルを操作して運転する場合とがある。
【0003】シャシーダイナモメータ上での走行試験で
は、路面走行データにより近似したデータが得られるよ
うに、車両を左右に移動させる場合がある。
【0004】従来、上記車両の左右への移動は、人間が
車両に乗り込みハンドルを操作して運転し左右に移動さ
せるか、又は車両外の左右に人を配置し交互に手で押し
左右に移動させていた。この移動量は一般的には小さく
約50mm以下である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に、人間が運転して車両を左右に移動させたのでは、左
右の移動量,移動速度などが不均一で良いデータがとれ
ないし、再現性も悪い。また人間の耐久性に限度があ
り、長時間のデータと取る場合には適しない。
【0006】この発明は、このような課題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、車両の左右
移動させての試験を自動運転で行うことができる車両移
動装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、シャシーダ
イナモメータ上に取着されるコモンベッドと、このコモ
ンベッド上に取着された左右方向のガイドレールと、こ
のガイドレールに案内され左右方向に移動可能なフック
取付板が立設された移動台と、前記コモンベッド上に設
けられ、前記移動台に設けられたナット部材と螺合し移
動台を左右方向に送る送りねじと、制御監視装置により
制御され前記送りねじを回転駆動するサーボモータとを
有し、前記フック取付板に取着されたフックと車両側バ
ンパのフックとをワイヤ等で結合し、制御監視装置によ
りサーボモータを所定のプログラムにより制御すること
により車両の駆動輪を所定のスケジュールで左右に移動
させるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1 この発明の実施の形態1について図1〜図3を用いて説
明する。図1はシャシーダイナモメータにおける車両左
右移動装置の設置状態を示すもので、1は車両のタイヤ
で駆動されるシャシーダイナモメータのローラ、2はF
R車前輪用定盤、3はFF車後輪用定盤、10はローラ
軸位置より車両前進方向800〜1500mm位置に取
り付けられたFF車用の車両左右移動装置(FR車の場
合は反車両前進方向1000〜2000mm位置に設け
る)。
【0009】図2は上記車両左右移動装置10の構造を
示すもので、11はシャシー上に固定された前後方向の
レール、12はレール11の所定位置にねじ13により
固定されるコモンベッド、14はコモンベッド12上に
固定された左右方向のガイドレール。
【0010】15はスライド部材16を介してガイドレ
ール上を左右に移動しうる移動台、17はこの移動台上
に取り付けられたフック取付板で、複数のフック取付ね
じ穴171を有し、板面が移動台15の移動方向と平行
となるように垂直に取り付けられている。
【0011】21は移動台駆動用サーボモータ、22は
このサーボモータにより回転される移動台用送りねじで
ある。移動台15の下面にはこの送りねじと螺合するナ
ット部材23(図3)が設けられており、送りねじ22
をサーボモータ21で正,逆転させると移動台15が
左,右に移動するようになっている。
【0012】図3のように、フック取付板17のFF車
前バンパのフック位置に応じたねじ穴171にフック1
2を螺着し、ワイヤWでフック取付板17とFF車を
結ぶ。
【0013】FF車の前側タイヤの左右移動のストロー
ク,速度を例えば、図4のように変化させて運転しうる
ように、予め移動台を駆動するサーボモータ21制御の
プログラムを制御監視装置Aに組んでおく。しかして、
FF車の走行試験において、上記プログラムでサーボモ
ータ21を制御すれば、FF車の前タイヤをプログラム
通りに変化させることができる。
【0014】実施の形態2 実施の形態2は、上記図2に示した車両左右移動装置1
0のフック取付板17を図5〜図7に示す構造に変えた
ものである。実施の形態2にかかるフック取付板の構造
について説明する。
【0015】図5〜図7について、31は移動台15
(図2)に設けられたフック取付板、32はこの取付板
に取付部321,322で取り付けられた溝付レールで、
溝開口部に内側に突出したあご部aを有し、あご部には
複数の切欠部bが設けられている。
【0016】33は溝付レール32内に入れられるフッ
ク取付用こまで、こま本体34とばね受板35及びこま
本体とばね受板との間に入れられたばね36とからな
る。こま本体34は前面にフック取付ねじ穴342を有
する突起部341と後面中央に突出したばね受板ガイド
用突起部343とばね受凹部344を有する。また、ばね
受板35は中心部に上記突起343に案内されるガイド
用穴351とばね受凹部352を有する。
【0017】こま33の大きさは溝付レール32の切欠
部bからレールの溝内に入る大きさで、突起部341
幅はレール32のあご部の溝Cより小さく作られてい
る。
【0018】したがって、こま33をレール32の切欠
部bからレール溝内に入れ、突起部341を手で押して
ばね36を圧縮した状態でこまを上下方向にすべらし、
あごbのある部分で手を離すと、ばね36の力によりこ
まはレール内に固定される。こまの位置を変える場合
は、突起部341を手で押して上下方向に滑らし、あご
bのある部分で手を離して固定する。
【0019】FF車を走行試験する場合、こま33の位
置をFF車の前バンパのフック位置に対応する位置に固
定し、こまのフック取付用ねじ穴342にフックを螺着
し、上記図3の場合と同様にこのフックと車両のバンパ
のフック間をワイヤWで結ぶことで、実施の形態1と同
様に車両左右移動装置10により車両を左右に移動させ
ることが可能となる。
【0020】
【発明の効果】この発明は、上述のとおり構成されてい
るので、次に記載する効果を奏する。
【0021】(1)シャシーダイナモメータ上での車両
を左右に移動させての走行試験を自動運転で行うことが
できる。
【0022】(2)車両の左右移動のストロークおよび
速度を規定通り行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態にかかるシャシーダイナモメータに
おける車両左右移動装置の設置状態を示すもので、
(A)は上面図、(B)は側面図。
【図2】実施の形態1にかかる車両左右移動装置を示す
斜視図。
【図3】車両左右移動装置と供試車両とのワイヤ結合状
態を示す平面図。
【図4】車両の左右移動ストロークの制御例を示すグラ
フ。
【図5】実施の形態2にかかる車両左右移動装置のフッ
ク取付板構造を示す斜視図。
【図6】フック取付用溝付レールを示すもので、(A)
は正面図、(B)は側面図、(C)は平面図。
【図7】フック取付用こまを示すもので、(A)は斜視
図、(B)は平断面図。
【符号の説明】
1…ローラ 2,3…定盤 10…車両左右移動装置 12…コモンベッド 14…ガイドレール 15…移動台 17…フック取付板 21…サーボモータ 22…移動台用送りねじ 23…送りねじと螺合するナット部材 31…フック取付板 32…フック取付こま用ガイドレール 33…フック取付用こま 34…こま本体 342…フック取付ねじ穴 35…こまのねじ受板 36…こまのばね A…制御監視装置 W…ワイヤ a…こま係止用あご部 b…こま挿入用切欠部 c…あご部の溝。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャシーダイナモメータ上に設けられ、
    被試験車両を左右に牽引すると共に、その左右ストロー
    クおよび速度を所定のタイムスケジュールで可変するよ
    うにしたことを特徴とする車両左右移動装置。
  2. 【請求項2】 シャシーダイナモメータ上に取着される
    コモンベッドと、 このコモンベッド上に取着された左右方向のガイドレー
    ルと、 このガイドレールに案内され左右方向に移動可能なフッ
    ク取付板を立設された移動台と、 前記コモンベッド上に設けられ、前記移動台に設けられ
    たナット部材と螺合し移動台を左右方向に送る送りねじ
    と、 制御監視装置により制御され前記送りねじを回転駆動す
    るサーボモータとを有し、 前記フック取付板に取着されたフックと車両の駆動輪側
    バンパーのフックとをワイヤ等で結合し、制御監視装置
    によりサーボモータを所定のプログラムにより制御する
    ことにより車両の駆動輪を所定のスケジュールで左右に
    移動させることを特徴とする車両左右移動装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 フック取付板は、複数のフック取付部を有し、フック取
    付部を選択することで各車両の牽引フックと同じ高さで
    車両を左右に牽引可能としたことを特徴とする車両左右
    移動装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 フック取付板は、長さ方向に溝を有する縦方向の複数本
    のレールと、このレールの溝内に挿入されたフック取付
    用こまと、前記レールは、こまの脱出を防止するあご部
    と、こまを挿入する切欠部とを有し、 前記こまは、前記レールのあご部が対向する溝間に位置
    するフック取付用ねじ穴が施された突起部を有するこま
    本体と、こま本体をあご部裏側に押圧するばねと、ばね
    後端を受けるばね受板とからなり、 こま位置の高さを調整することで、各車両の牽引フック
    と同じ高さで車両を左右に牽引可能としたことを特徴と
    する車両左右移動装置。
JP9350530A 1997-12-19 1997-12-19 車両左右移動装置 Pending JPH11183331A (ja)

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JP9350530A JPH11183331A (ja) 1997-12-19 1997-12-19 車両左右移動装置

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JPH11183331A true JPH11183331A (ja) 1999-07-09

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ID=18411129

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JP9350530A Pending JPH11183331A (ja) 1997-12-19 1997-12-19 車両左右移動装置

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JP (1) JPH11183331A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004502150A (ja) * 2000-06-28 2004-01-22 スナップ − オン テクノロジーズ,インコーポレイテッド 車両の位置決めのための車両位置調整機構を備えた3dマシン映像測定システム
CN110549237A (zh) * 2019-07-26 2019-12-10 湖北三江航天红峰控制有限公司 液控阀的阀芯和阀套智能配研磨装置

Cited By (2)

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JP2004502150A (ja) * 2000-06-28 2004-01-22 スナップ − オン テクノロジーズ,インコーポレイテッド 車両の位置決めのための車両位置調整機構を備えた3dマシン映像測定システム
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Effective date: 20040408

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Effective date: 20040413

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040614

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Effective date: 20050329