JPH11182880A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH11182880A
JPH11182880A JP9365184A JP36518497A JPH11182880A JP H11182880 A JPH11182880 A JP H11182880A JP 9365184 A JP9365184 A JP 9365184A JP 36518497 A JP36518497 A JP 36518497A JP H11182880 A JPH11182880 A JP H11182880A
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JP
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heat exchanger
air conditioner
deodorizing element
suction port
deodorizing
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Mikio Ito
幹夫 伊東
Yuichi Terada
祐一 寺田
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紫外線の照射により励起して臭気成分を分解
する光触媒層を備えた脱臭用エレメントを内装すること
によって、長期にわたって安定した脱臭性能を具備する
空気調和機において、さらに、熱交換器への臭気成分の
付着を低減してこれが悪臭源となることを抑制し、快適
性を向上する。 【解決手段】 脱臭用エレメント14を、室内空気の吸
込口5・6から吹出口10へと至る通風経路上における
熱交換器7よりも上流側に設ける。これにより、熱交換
器7には、脱臭用エレメント14によって臭気成分の濃
度が低下した空気が通過するので、熱交換器7への臭気
成分の付着量がより少なくなる。この結果、熱交換器7
が悪臭源となることが抑制され、これによって、室内快
適性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、脱臭機能を備え
た空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の空気調和機においては、単に室内
空気の温度調節だけでなく、脱臭機能等を付加して高機
能化する開発が進められている。例えば特開平1−23
4729号公報には、臭気成分を分解する光触媒層を有
する脱臭装置を内装させたセパレート形空気調和機の室
内機が記載されている。
【0003】この脱臭装置は、吸着剤としての活性炭の
表面に酸化チタン系の光触媒層を設4てハニカム状に形
成した脱臭用エレメントと、これに紫外線を照射するた
めの紫外線ランプとを備えている。上記の光触媒層に紫
外線が照射されると、酸化力の強いOHラジカルが表面
に発生し、これによって、臭気成分としての例えばメチ
ルメルカブタン等が酸化分解されて無臭化される。した
がって、この脱臭装置を通過する空気中の臭気成分はま
ず吸着剤に吸着されるが、この吸着された臭気成分は、
上記の光触媒層によってさらに酸化分解されるので、吸
着剤は常にリフレッシュされ、優れた脱臭性能を長期に
わたって安定に保つことが可能になっている。
【0004】なお、例えば壁掛け式の室内機は、断面が
略矩形状の本体ケーシングの前面上部側に吸込口、前面
下部側に吹出口がそれぞれ設けられ、吸込口から吹出口
に至る通風経路上に熱交換器と送風ファンとが順次配設
される。そして、上記公報記載の室内機内には、熱交換
器と送風ファンとの間の通風経路上に、上記した脱臭用
エレメントが配置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特に冷房運
転時に表面に水滴が生じた状態の熱交換器を室内空気が
通過する際などには、この熱交換器に空気中の臭気成分
の付着が生じる。このとき、上記公報記載の空気調和機
では、脱臭用エレメントが熱交換器よりも下流側に設け
られており、したがって、臭気成分が除去される前の空
気が熱交換器を通過するために、熱交換器への臭気成分
の付着量がより多くなる。これによって、この熱交換器
が運転停止時等に臭気を発生する悪臭源になる場合があ
り、したがって、脱臭機能を備える空気調和機の利用快
適性が充分には得られないという問題を有している。
【0006】この発明は上記した問題点に鑑みなされた
ものであって、その目的は、熱交換器への臭気成分の付
着を低減することが可能であり、これによって快適性を
向上し得ると共に、さらに、装置形状のコンパクト化や
メンテナンス性の向上を図り得る脱臭機能を備えた空気
調和機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空気調
和機は、本体ケーシング1における室内空気の吸込口5
・6から吹出口10へと至る通風経路上に熱交換器7と
送風ファン8とを順次設けた室内空調ユニットを備える
空気調和機であって、紫外線の照射により励起して臭気
成分を分解する光触媒層を備えた脱臭用エレメント14
を、上記通風経路における熱交換器7よりも上流側に設
けていることを特徴としている。
【0008】このように脱臭用エレメント14を熱交換
器7より上流側に設けることで、熱交換器7には、臭気
成分の濃度が脱臭用エレメント14によって低下した空
気が通過する。したがって、例えば脱臭用エレメントを
熱交換器よりも下流側に設けて臭気成分が除去される前
の濃度の高い空気が熱交換器を通過するような構成に比
べ、熱交換器7への臭気成分の付着量はより少なくな
る。この結果、熱交換器が前記したような悪臭源となる
ことが抑制され、これによって、室内快適性が向上す
る。
【0009】請求項2の空気調和機は、上記脱臭用エレ
メント14が、臭気成分を吸着する吸着剤層の表面に光
触媒層を設けて成ることを特徴としている。
【0010】このような構成によれば、脱臭用エレメン
ト14を室内空気が通過する際に、臭気成分はまず吸着
剤層に吸着される。そして、脱臭用エレメント14に紫
外線を照射することにより、吸着されている臭気成分が
酸化分解されて吸着剤層がリフレッシュされ、これによ
って、優れた脱臭性能が長期にわたって安定して維持さ
れ、ひいては、前記した熱交換器が悪臭源となることの
抑止効果が低下することもないので、より快適性が向上
する。
【0011】請求項3の空気調和機は、上記脱臭用エレ
メント14を吸込口5・6のほぼ全面にわたって設ける
と共に、この脱臭用エレメント14を挟んで両側にそれ
ぞれ紫外線を照射する光源15を設けていることを特徴
としている。
【0012】このように、脱臭用エレメント14を、吸
込口5・6のほぼ全面にわたって広い面積を有する形状
とすることで脱臭能力が向上する。このとき、この広い
面積を有する脱臭用エレメント14に対して複数箇所に
紫外線ランプ15を設けるに際し、これらを脱臭用エレ
メント14の両側に設けることで、各紫外線ランプ15
からの直射光は、脱臭用エレメント14に達するまでに
相互に重なり合うことはなく、トータルの照射面積がよ
り広くなる。この結果、脱臭用エレメント14に沿って
相互に離間させて配置する場合の紫外線ランプ15の本
数をより少なくして構成することが可能となり、また、
各紫外線ランプ15を脱臭用エレメント14に極力近づ
けて構成し得ることにもなるので、装置全体の形状をよ
りコンパクトなものにすることができる。
【0013】請求項4の空気調和機は、紫外線を照射す
る光源15を脱臭用エレメント14と吸込口5との間に
配設すると共に、この光源15における吸込口5側に反
射鏡16を設けていることを特徴としている。
【0014】このように反射鏡16を設けることで、脱
臭用エレメント14への紫外線の照射効率が向上すると
共に紫外線ランプ15を保護することができる。さら
に、上記のように反射鏡16を紫外線ランプ15よりも
吸込口側に配置することで、吸込口5を通して紫外線ラ
ンプ15からの光が室内へ洩れることが防止され、これ
によっても、室内快適性が維持される。
【0015】請求項5の空気調和機は、本体ケーシング
1の前面と上面とに各々吸込口5・6を設けると共に、
本体ケーシング1内に、前面側の吸込口5にほぼ沿う形
状の前面側熱交換器7aと、前面側熱交換器7aの上端
から背面側に向かって下り傾斜させて配置した背面側熱
交換器7bとから成る略逆V字状の熱交換器7を設け、
背面側熱交換器7bとその上方の吸込口6との間に、脱
臭用エレメント14とこれに紫外線を照射する光源15
とを配設していることを特徴としている。
【0016】このように、熱交換器7を前面側と背面側
とに分割して略逆V字状に形成すると共に本体ケーシン
グ1の上面にも吸込口6を設けることで、熱交換器7の
熱交能力を低下させることなく、全体形状をよりコンパ
クトにすることができる(例えば実公昭57−3577
1号公報等参照)。この場合に、本体ケーシング1内に
おける背面側上方には、傾斜させて配置した背面側熱交
換器7bの後方に空きスペースが生じ、この箇所に脱臭
用エレメント14と紫外線ランプ15とを設けることに
よって、製品形状を大きくすることなくこれらの配設空
間を確保できるので、全体形状をよりコンパクトなもの
とすることができる。
【0017】請求項6の空気調和機は、吸込口5と熱交
換器7との間に配設した脱臭用エレメント14に対し、
その厚さ方向に直交する側方箇所に紫外線を照射する光
源15を設けていることを特徴としている。
【0018】このように、紫外線ランプ15を脱臭用エ
レメント14の厚さ方向に直交する側方位置に設けるこ
とによって、これらを配設するに際しては、脱臭用エレ
メント14の厚さ寸法に相当する空間があれば良く、し
たがって、これによっても、装置の全体形状をよりコン
パクトなものとすることができる。
【0019】請求項7の空気調和機は、脱臭用エレメン
ト14と紫外線を照射する光源15とを内装させた脱臭
ユニットUを設け、この脱臭ユニットUを本体ケーシン
グ1の外側から吸込口6に取り付けていることを特徴と
している。
【0020】このように脱臭用エレメント14と光源1
5とを別ユニットとして作製し、これを本体ケーシング
1に外付けする構成とすることで、本体ケーシング1へ
の着脱が容易になるのでメンテナンス性が向上する。
【0021】請求項8の空気調和機は、熱交換器7の下
端部に設けたドレンパン11の内面に、紫外線の照射に
より励起して臭気成分を分解する光触媒層21を設ける
と共に、この光触媒層21に紫外線を照射する光源22
を設けていることを特徴としている。
【0022】すなわち、ドレンパン11の内面にはヘド
ロ状のものが付着残留し易く、これが悪臭源になり易
い。そこで、ドレンパン11の内面に上記のように光触
媒層21を設けておき、これに紫外線ランプ22を照射
して光触媒層21を活性化させることで、ヘドロ中の臭
気成分が酸化分解される。
【0023】このように、ドレンパン11に対しても上
記のように臭気成分を分解する構成を具備させることに
より、室内機がその全体にわたって悪臭源となることが
防止されるので、空調快適性がさらに向上する。
【0024】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕次に、この発明の
空気調和機における一実施形態について、図面を参照し
つつ詳細に説明する。
【0025】図1は、本実施形態におけるセパレート形
空気調和機の室内機を示している。室内空調ユニットと
してのこの室内機は、断面略矩形状の本体ケーシング1
を備え、この本体ケーシング1は、室内壁面に沿って固
定される背面側(図において右側)の底フレーム2と、
この底フレーム2の前面側に取り付けられた前面グリル
3とによって構成されている。なお、前面グリル3に
は、その前面開口を覆う前面パネル4がさらに取り付け
られ、この前面パネル4に前面吸込口5が形成されてい
る。さらに、底フレーム2と前面グリル3との各天板面
2a・3aに、上面吸込口6が形成されている。
【0026】本体ケーシング1内には、冷媒回路におけ
る凝縮器(暖房運転時)や蒸発器(冷房運転時)として
機能する熱交換器7と、クロスフローファンから成る送
風ファン8とが配置されている。熱交換器7は、底フレ
ーム2と前面グリル3との各天板面2a・3aの連接箇
所に下側から近接する部位を頂部とする逆V字状に、前
面側熱交換器7aと背面側熱交換器7bとを組み合わせ
て構成されている。前面側熱交換器7aは、上記頂部か
ら前面パネル4の下端部近傍までの高さ寸法を有し、前
面グリル3の天板面3aから前面パネル4に至る内面形
状に概略沿うように、前面側にやや凸状に湾曲させた形
状で形成されている。また、背面側熱交換器7bは、前
面側熱交換器7aの半分程度の高さ寸法を有し、上記頂
部から背面側に向かって底フレーム2に近接する位置ま
で下り傾斜するように配置されている。
【0027】上記した前面側熱交換器7aと背面側熱交
換器7bとの各下端部間に、前記送風ファン8が配置さ
れている。一方、前面グリル3における下端部前面側
に、水平フラップ9・9や垂直フラップ(図示せず)が
設けられた吹出口10が形成されている。
【0028】なお、底フレーム2における送風ファン8
の背後から上記吹出口10に至る面は、滑らかに湾曲さ
せた形状のスクロール部2bとして形成されている。ま
た、前面側熱交換器7aの下端には、この前面側熱交換
器7aで発生したドレン水を受けるためのドレンパン1
1が設けられ、また、背面側熱交換器7bの下端にも、
背面側熱交換器7bで発生したドレン水を受けるための
背面側ドレンパン12が設けられている。この背面側ド
レンパン12は、底フレーム2におけるスクロール部2
bの上端部から背面側上方に延びる壁面と、内側上方に
突出する突片部とによって、断面V字状の凹溝として形
成されている。
【0029】一方、前記した前面吸込口5と上面吸込口
6との内側には、その全体にわたって防塵用フィルタ1
3が装着されている。そして、その内側に脱臭用エレメ
ント14がさらに設置されると共に、紙面に直交する方
向に延びる棒状の紫外線ランプ(光源)15が、この脱
臭用エレメント14に近接する複数箇所、図において
は、脱臭用エレメント14の下端部近傍の前面側、前面
吸込口5の上端部近傍の高さ位置における脱臭用エレメ
ント14と前面側熱交換器7aとの間、上面吸込口6の
背面側端部近傍の脱臭用エレメント14の下側の3箇所
に、それぞれ配置されている。
【0030】上記脱臭用エレメント14は、活性炭から
成る吸着剤層の表面に酸化チタン系の光触媒層を設けて
構成されており、厚さ10mm程度のハニカム構造を有
するシート状に形成されている。
【0031】以上のように構成された空気調和機の室内
機において、送風ファン8が駆動されると、前面吸込口
5及び上面吸込口6から室内空気が本体ケーシング1内
に吸い込まれ、吸い込まれた空気は、防塵用フィルタ1
3、脱臭用エレメント14、熱交換器7、送風ファン8
を順次通過し、吹出口10から室内へと吹き出される。
この際、防塵用フィルタ13通過時に塵埃が除去され、
そして、脱臭用エレメント14通過時に、例えばメチル
メルカブタン等の臭気成分が前記した吸着剤層に吸着さ
れる。こうして臭気成分の濃度が低下した室内空気が、
熱交換器7通過時に所定温度に加熱、或いは冷却された
空調空気となり、この空調空気が室内へと吹き出され
る。
【0032】このような運転が継続されることで、室内
空気中の臭気成分は脱臭用エレメント14を通して循環
する際に次第に除去され、臭いのない清浄な空気に置換
されるので、空調快適性が向上する。なお、運転の継続
中、或いは適宜の間隔で、紫外線ランプ15が点灯さ
れ、紫外線が脱臭用エレメント14に照射される。紫外
線が照射されると、前記した光触媒層の表面に酸化力の
強いOHラジカルが発生し、これによって、吸着剤層に
吸着されている臭気成分が酸化分解される。したがっ
て、吸着剤層の吸着能力は紫外線の照射によって適宜リ
フレッシュされ、これによって、優れた脱臭性能が長期
にわたって安定して維持される。
【0033】ところで、本体ケーシング1内を流れる室
内空気中の臭気成分は、特に冷房運転時に表面に水滴が
生じた状態の熱交換器7を通過する際などに、この熱交
換器7への付着を生じる。そして、臭気成分の付着量が
多くなると、熱交換器7が運転停止時等に臭気を発生す
る悪臭源となるおそれがある。
【0034】そこで、上記においては、脱臭用エレメン
ト14を、前面吸込口5や上面吸込口6から吹出口10
に至る通風経路上における熱交換器7よりも上流側に設
けており、これによって、本体ケーシング1内を通して
循環する室内空気のうち、熱交換器7には、常に、脱臭
用エレメント14によって臭気成分の濃度が低下した空
気が通過する。したがって、例えば脱臭用エレメントを
熱交換器よりも下流側に設けるような構成に比べ、熱交
換器への臭気成分の付着量はより少なくなる。この結
果、熱交換器7が前記したような悪臭源となることが抑
制され、これによって、室内快適性をより向上し得るも
のとなっている。
【0035】一方、本実施形態においては、脱臭用エレ
メント14は前面吸込口5や上面吸込口6の全面にわた
る形状で形成されている。そして、このように広い面積
を有する脱臭用エレメント14に対して複数箇所に紫外
線ランプ15を設けるに際し、前面吸込口5よりも下側
の紫外線ランプ15は脱臭用エレメント14よりも前面
側に、前面吸込口5の上端部近傍の高さ位置の紫外線ラ
ンプ15は脱臭用エレメント14よりも背面側にそれぞ
れ設けている。
【0036】このように、脱臭用エレメント14の両側
に設けることで、これら紫外線ランプ15・15からの
直射光は、脱臭用エレメント14に達するまでに相互に
重なり合うことはなく、したがって、これら紫外線ラン
プ15・15によるトータルの照射面積はより広くな
る。この結果、脱臭用エレメント14に沿って相互に離
間させて配置する場合の紫外線ランプ15の本数をより
少なくして構成することが可能であり、また、各紫外線
ランプ15を脱臭用エレメント14に極力近づけて構成
し得ることにもなるので、装置全体の形状をよりコンパ
クトなものにすることができる。
【0037】なお、図1には、上面吸込口6側における
脱臭用エレメント14を、底フレーム2の天板面2aに
沿って背面方向に延びる形状としているが、この部分
は、図中破線で示すように、熱交換器7の頂部を背面側
に超えた位置で折り曲げて、背面側熱交換器7bに沿っ
て傾斜させた形状とすることも可能である。
【0038】〔実施形態2〕次に、この発明の他の実施
形態について図2を参照して説明する。なお、説明の便
宜上、前記実施形態1と同一の機能を有する部材には同
一の番号を付して、詳細な説明を省略する。
【0039】本実施形態の室内機は、脱臭用エレメント
14が吸込口5における上端側に沿って部分的に設けら
れている。
【0040】すなわち、前記実施形態1のように、前面
吸込口5や上面吸込口6から熱交換器7に至る通風経路
の全体にわたる形状で脱臭用エレメント14を設ける場
合には通風抵抗が増加し、これによって風量性能の低下
を招来する。そこで、本実施形態においては、上記のよ
うに通通経路内の一部と交差するように部分的に設ける
ことによって、風量性能の低下を極力抑えた構成となっ
ている。
【0041】このような構成においても、室内空気の臭
気成分は、本体ケーシング1内を室内空気が繰り返し循
環するに伴い、脱臭用エレメント14によって次第に除
去され、臭いのない清浄な空気に置換される。そして、
この場合でも、脱臭用エレメント14が前面側熱交換器
7aの上流側に設けられているので、全体的に臭気成分
の濃度が低下した空気が熱交換器7を通過することにな
り、これによって、前記同様に、熱交換器7への臭気成
分の付着が抑えられ、したがって、熱交換器7が悪臭源
となることが抑制される。
【0042】なお、上記構成における脱臭用エレメント
14は、前記した防塵用フィルタ13の内側の面に沿わ
せて一体的に設けた構成とすることも可能であり、この
場合には、前面パネル4を開けて防塵用フィルタ13と
共に脱臭用エレメント14の着脱を行うことができるの
で、メンテナンスが容易になる。
【0043】〔実施形態3〕次に、この発明のさらに他
の実施形態について図3を参照して説明する。
【0044】同図に示すように、本実施形態の室内機に
おいては、前記実施形態2とほぼ同様に、脱臭用エレメ
ント14が吸込口5における上端側の高さ位置に沿って
設けられているが、脱臭用エレメント14と紫外線ラン
プ15との位置関係は前記とは逆に、紫外線ランプ15
が前面パネル4側に、脱臭用エレメント14が前面側熱
交換器7a側に各々配置され、さらに、紫外線ランプ1
5には、このランプ15から吸込口5側に向かう光を脱
臭用エレメント14側に反射すべく、吸込口5側を覆う
断面円弧状の反射鏡16が付設されている。
【0045】このように反射鏡16を設けることで、脱
臭用エレメント14への紫外線の照射効率が向上すると
共に、紫外線ランプ15が保護される。さらに、上記の
ような配置によって光洩れが防止される。つまり、前記
実施形態2の構成(図2参照)では、紫外線ランプ15
から照射される光が脱臭用エレメント14と前面パネル
4とを通して室内側に洩れるおそれがあるが、上記のよ
うに反射鏡16を付設した紫外線ランプ15を脱臭用エ
レメント14よりも前面パネル4側に配置することで、
上記した光洩れも防止される。
【0046】〔実施形態4〕次に、この発明のさらに他
の実施形態について図4および図5を参照して説明す
る。
【0047】図4に示すように、本実施形態において
は、脱臭用エレメント14が、底フレーム2の天板面2
aに形成された上面吸込口6に沿う位置と、前面吸込口
5の下側半分に沿う位置とに各々設けて構成されてい
る。
【0048】本体ケーシング1内における背面側上方に
は、傾斜させて配置した背面側熱交換器7bと底フレー
ム2との間に空きスペースが生じており、この箇所に脱
臭用エレメント14と紫外線ランプ15とを設けること
によって、製品形状を大きくすることなくこれらの配設
空間を確保できるので、全体形状をよりコンパクトなも
のとすることができる。
【0049】また、上記の箇所に紫外線ランプ15を配
置することにより、この紫外線ランプ15から前面吸込
口5側に向かう光は熱交換器7で遮断されることにな
り、これによって、光洩れを生じ難い構成ともなってい
る。
【0050】一方、前面吸込口5の下側半分に沿って設
けた脱臭用エレメント14においては、これに紫外線を
照射する紫外線ランプ15が、前面グリル3における前
面側下端部の垂直フレーム部3bによって前面側が塞が
れた空間部に配置されている。したがって、この構成に
おいても、紫外線ランプ15の光が室内方向に洩れるこ
とが防止される。
【0051】この場合、紫外線ランプ15は、脱臭用エ
レメント14に対してその厚さ方向に対向する位置では
なく、厚さ方向に直交する側方位置に配置されており、
この構成における脱臭用エレメント14は、前記したハ
ニカム構造に替えて、例えば図5に示すように、所定の
高さ寸法で順次折り返してV字の連なり構造となってい
る。このような構成によって、下方に配置した紫外線ラ
ンプ15からの光が脱臭用エレメント14内の上方部位
まで全体にわたって照射され、光触媒層の活性化が行わ
れる。
【0052】なお、上記構造においては、紫外線ランプ
15側とは反対側の裏面には紫外線が照射されないこと
になるが、この面に吸着した臭気成分は、前面側での臭
気成分の酸化分解の進行により、前面側と裏面側とで濃
度差が生じ、これに伴って裏面側の臭気成分が前面側に
拡散する。これによって、裏面側に吸着した臭気成分も
分解されることになる。
【0053】このように、紫外線ランプ15を脱臭用エ
レメント14の厚さ方向に直交する側方位置に設ける構
成とすることによって、これらを配設するに際しては、
脱臭用エレメント14の厚さ寸法に相当する空間があれ
ば良く、したがって、図4に示すように、防塵用フィル
タ13の下端側と前面側熱交換器7aとの間に脱臭用エ
レメント14を間挿させた構成とすることができ、これ
によっても、装置の全体形状をよりコンパクトなものと
することが可能となっている。
【0054】〔実施形態5〕次に、この発明のさらに他
の実施形態について図6を参照して説明する。
【0055】同図に示すように、本実施形態の室内機に
おいては、脱臭用エレメント14と紫外線ランプ15と
を内装する脱臭ユニットUを別ユニットとして作製し、
この脱臭ユニットUを本体ケーシング1における上面吸
込口6に沿って外付けして構成されている。
【0056】このように別ユニットとして本体ケーシン
グ1に外付けし得る構成とすることで、既設の室内機に
も取り付けが可能であり、また、本体ケーシング1から
の着脱が容易になるのでメンテナンス性が向上する。
【0057】以上にこの発明の具体的な実施形態につい
て説明したが、この発明は上記各実施形態に限定される
ものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施す
ることができる。例えば図7には、前記の図3を参照し
て説明した実施形態3とほぼ同様の位置に脱臭用エレメ
ント14と紫外線ランプ15とを配置した室内機を示し
ているが、同図の場合には、さらに防塵用フィルタ13
の内面に沿って、この防塵用フィルタ13よりもメッシ
ュの細かい除塵フィルタ20を、紫外線ランプ15を挟
んで脱臭用エレメント14と対向する箇所に設けて構成
している。
【0058】つまり、脱臭用エレメント14における前
記した活性炭からなる吸着剤層は、臭気成分を吸着する
ための多数の細孔を表面に有しているが、これら細孔
が、表面に付着した塵埃で塞がれると吸着性能が低下す
る。そこで、脱臭用エレメント14の上流側に、吸着性
能を低下させるような細かな塵埃を除去するための除塵
フィルタ20をさらに設けることで、脱臭用エレメント
14の脱臭性能をさらに良好に維持することが可能であ
る。したがって、このような除塵フィルタ20を、それ
ぞれ、脱臭用エレメント14が熱交換器7よりも上流側
に配置された上記各実施形態の構成に組み合わせて採用
することで、良好な脱臭性能をより長期にわたって安定
に維持することができ、ひいては、前記した熱交換器7
が悪臭源となることの抑制効果も向上する。
【0059】なお、図7に示す構成では、紫外線ランプ
15よりも前面パネル4側にメッシュの細かい除塵フィ
ルタ20が位置することで、このフィルタ20により、
室内側への光の洩れが抑制される。
【0060】一方、図8には、前記したドレンパン11
の内面に沿って、前記と同様に酸化チタン系の光触媒層
21と、これに紫外線を照射するための紫外線ランプ2
2とを設けた構成を示している。つまり、冷房運転時に
熱交換器7の表面に発生したドレン水は、ドレンパン1
1内へと流下した後、図示しないドレン配管を通して屋
外に排出されるが、このドレン水をドレン配管へと導く
ドレンパン11の内面には滞留したドレン水の蒸発に伴
ってヘドロ状のものが付着残留し易く、これが悪臭源に
なり易い。
【0061】そこで、ドレンパン11の内面に上記のよ
うに光触媒層21を設けておき、冷房運転の停止時等に
紫外線ランプ22を点灯することにより、光触媒層21
が活性化し、ヘドロ中の臭気成分が酸化分解される。
【0062】このように、ドレンパン11に対しても上
記のように臭気成分を分解する構成を、前記各実施形態
における通風路上に脱臭用エレメント14を配置する構
成と共に採用することも可能であり、これによって、室
内機がその全体にわたって悪臭源となることが防止され
るので、空調快適性がさらに向上する。
【0063】一方、前記の図3を参照して説明した実施
形態3で紫外線ランプ15に反射鏡16を付設した構成
は、他の実施形態の構成においても採用することが可能
であり、これによって、それぞれ紫外線の照射効率がよ
り向上する。
【0064】また、図4を参照して説明した実施形態4
においては、脱臭用エレメント14を、底フレーム2の
天板面2aに形成された上面吸込口6に沿う位置と、前
面吸込口5の下側半分に沿う位置とに各々設けた例を示
したが、これらのうちのいずれか一方のみを設けて構成
することも可能である。
【0065】また、上記各実施形態では、脱臭用エレメ
ント14を、活性炭から成る吸着剤層の表面に酸化チタ
ン系の光触媒層を設けて構成したが、例えばゼオライト
やシリカゲル・活性アルミナなどを用いて吸着剤層を形
成することも可能であり、また、光触媒層としては、酸
化チタンの他、酸化亜鉛や酸化タングステンなどの紫外
線で励起される金属酸化物から成る半導体材料を単独
で、或いは混合して使用することが可能である。さら
に、請求項1の範囲においては、活性炭等から成る吸着
剤層を設けることなく、例えばアルミナ−シリカ質の耐
酸化性を有するセラミックペーパーを基材としてこれに
酸化チタン系の光触媒層のみを設けて構成することも可
能である。
【0066】また、上記各実施形態では、逆V字状の熱
交換器7を内装すると共に上面吸込口6を設けて構成さ
れた室内機を例に挙げたが、例えば、前面吸込口のみを
備え、その内側に沿って熱交換器が内装された他の形式
の室内機にも本発明を適用することができる。さらに、
上記では、送風ファンをクロスフローファンで構成した
が、これは他の形式によって構成されるファンを用いる
ことも可能である。また、上記では、セパレート形空気
調和機の室内機を例に挙げて説明したが、一体形空気調
和機等においても本発明を適用して構成することができ
る。
【0067】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1の空気
調和機においては、脱臭用エレメントを熱交換器より上
流側に設けているので、熱交換器への空気中の臭気成分
の付着量がより少なくなる。この結果、熱交換器が悪臭
源となることが抑制され、これによって、室内快適性が
向上する。
【0068】請求項2の空気調和機においては、脱臭用
エレメントが、臭気成分を吸着する吸着剤層の表面に光
触媒層を設けて構成されており、このような脱臭用エレ
メントを室内空気が通過する際に、臭気成分はまず吸着
剤層に吸着され、この吸着された臭気成分がさらに酸化
分解されることにより、吸着剤層における優れた脱臭性
能が長期にわたって安定して維持され、ひいては、前記
した熱交換器が悪臭源となることの抑止効果が低下する
こともないので、より快適性が向上する。
【0069】請求項3の空気調和機においては、上記脱
臭用エレメントを吸込口のほぼ全面にわたって設けた脱
臭用エレメントに対し、その両側にそれぞれ紫外線を照
射する光源を設けているので、これら紫外線ランプから
の直射光は、脱臭用エレメントに達するまでに相互に重
なり合うことはなく、トータルの照射面積はより広くな
る。この結果、脱臭用エレメントに沿って相互に離間さ
せて配置する場合の紫外線ランプの本数をより少なくし
て構成することが可能となり、また、各紫外線ランプを
脱臭用エレメントに極力近づけて構成し得るので、装置
全体の形状をよりコンパクトなものにすることができ
る。
【0070】請求項4の空気調和機においては、紫外線
を照射する光源を脱臭用エレメントと吸込口との間に配
設すると共に、この光源における吸込口側に反射鏡を設
けているので、脱臭用エレメントへの紫外線の照射効率
が向上すると共に、さらに、吸込口を通して紫外線ラン
プからの光が室内へ洩れることが防止され、これによっ
ても、室内快適性が維持される。
【0071】請求項5の空気調和機においては、熱交換
器を前面側と背面側とに分割して略逆V字状に形成する
と共に本体ケーシングの上面にも吸込口を設けて構成す
る場合に、傾斜させて配置した背面側熱交換器の後方に
生じる空きスペースに脱臭用エレメントと紫外線ランプ
とを設けているので、製品形状を大きくすることなくこ
れらの配設空間を確保でき、したがって、全体形状をよ
りコンパクトなものとすることができる。
【0072】請求項6の空気調和機においては、吸込口
と熱交換器との間に配設した脱臭用エレメントに対し、
その厚さ方向に直交する側方箇所に紫外線を照射する光
源を設けているので、紫外線ランプと脱臭用エレメント
とを配設するに際しては、脱臭用エレメントの厚さ寸法
に相当する空間があれば良く、したがって、これによっ
ても、装置の全体形状をよりコンパクトなものとするこ
とが可能となる。
【0073】請求項7の空気調和機においては、脱臭用
エレメントと紫外線を照射する光源とを内装させた脱臭
ユニットを本体ケーシングの外側から吸込口に取り付け
る構成であるので、本体ケーシングからの着脱が容易で
あり、したがって、メンテナンス性が向上する。
【0074】請求項8の空気調和機においては、熱交換
器の下端部に設けたドレンパンの内面に、臭気成分を分
解する光触媒層を設けているので、室内機がその全体に
わたって悪臭源となることが防止され、空調快適性がさ
らに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態における空気調和機の室
内機の縦断面図である。
【図2】この発明の他の実施形態における空気調和機の
室内機の縦断面図である。
【図3】この発明のさらに他の実施形態における空気調
和機の室内機を示す縦断面図である。
【図4】この発明のさらに他の実施形態における空気調
和機の室内機を示す縦断面図である。
【図5】図4に示す室内機における前面吸込口側に内装
されている脱臭用エレメントと紫外線ランプとを示す斜
視図である。
【図6】この発明のさらに他の実施形態における空気調
和機の室内機の上半分を示す部分断面図である。
【図7】脱臭用エレメントの上流側に除塵フィルタを設
けて構成された室内機の上半分を示す部分断面図であ
る。
【図8】ドレンパンの内面に光触媒層を設けて構成され
た室内機の下半分を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケーシング 5 前面吸込口 6 上面吸込口 7 熱交換器 7a 前面側熱交換器 7b 背面側熱交換器 8 送風ファン 10 吹出口 11 ドレンパン 14 脱臭用エレメント 15 紫外線ランプ(光源) 16 反射鏡 21 光触媒層 22 紫外線ランプ(光源) U 脱臭ユニット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケーシング(1)における室内空気
    の吸込口(5)(6)から吹出口(10)へと至る通風
    経路上に熱交換器(7)と送風ファン(8)とを順次設
    けた室内空調ユニットを備える空気調和機であって、紫
    外線の照射により励起して臭気成分を分解する光触媒層
    を備えた脱臭用エレメント(14)を、上記通風経路に
    おける熱交換器(7)よりも上流側に設けていることを
    特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 上記脱臭用エレメント(14)が、臭気
    成分を吸着する吸着剤層の表面に光触媒層を設けて成る
    ことを特徴とする請求項1の空気調和機。
  3. 【請求項3】 上記脱臭用エレメント(14)を吸込口
    (5)(6)のほぼ全面にわたって設けると共に、この
    脱臭用エレメント(14)を挟んで両側にそれぞれ紫外
    線を照射する光源(15)を設けていることを特徴とす
    る請求項1又は2の空気調和機。
  4. 【請求項4】 紫外線を照射する光源(15)を脱臭用
    エレメント(14)と吸込口(5)との間に配設すると
    共に、この光源(15)における吸込口(5)側に反射
    鏡(16)を設けていることを特徴とする請求項1又は
    2の空気調和機。
  5. 【請求項5】 本体ケーシング(1)の前面と上面とに
    各々吸込口(5)(6)を設けると共に、本体ケーシン
    グ(1)内に、前面側の吸込口(5)にほぼ沿う形状の
    前面側熱交換器(7a)と、この前面側熱交換器(7
    a)の上端から背面側に向かって下り傾斜させて配置し
    た背面側熱交換器(7b)とから成る略逆V字状の熱交
    換器(7)を設け、背面側熱交換器(7b)とその上方
    の吸込口(6)との間に、脱臭用エレメント(14)と
    これに紫外線を照射する光源(15)とを配設している
    ことを特徴とする請求項1又は2の空気調和機。
  6. 【請求項6】 吸込口(5)と熱交換器(7)との間に
    配設した脱臭用エレメント(14)に対し、その厚さ方
    向に直交する側方箇所に紫外線を照射する光源(15)
    を設けていることを特徴とする請求項1又は2の空気調
    和機。
  7. 【請求項7】 脱臭用エレメント(14)と紫外線を照
    射する光源(15)とを内装させた脱臭ユニット(U)
    を設け、この脱臭ユニット(U)を本体ケーシング
    (1)の外側から吸込口(6)に取り付けていることを
    特徴とする請求項1又は2の空気調和機。
  8. 【請求項8】 熱交換器(7)の下端部に設けたドレン
    パン(11)の内面に、紫外線の照射により励起して臭
    気成分を分解する光触媒層(21)を設けると共に、こ
    の光触媒層(21)に紫外線を照射する光源(22)を
    設けていることを特徴とする請求項1から7のいずれか
    に記載の空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105240942A (zh) * 2015-10-20 2016-01-13 青岛海尔空调器有限总公司 一种具有杀菌功能的空调器
KR20180010880A (ko) * 2016-07-22 2018-01-31 엘지전자 주식회사 공기조화기

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