JPH11182091A - 免震積層ゴム取付構造 - Google Patents

免震積層ゴム取付構造

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JPH11182091A
JPH11182091A JP36537697A JP36537697A JPH11182091A JP H11182091 A JPH11182091 A JP H11182091A JP 36537697 A JP36537697 A JP 36537697A JP 36537697 A JP36537697 A JP 36537697A JP H11182091 A JPH11182091 A JP H11182091A
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JP
Japan
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laminated rubber
seismic isolation
flange plate
isolation laminated
peripheral surface
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JP36537697A
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English (en)
Inventor
Hidemi Oyama
秀美 大山
Mitsuharu Hirasawa
光春 平澤
Takashi Miyama
剛史 三山
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Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 免震積層ゴムに上下方向の引張荷重が作用す
るような状況にも好適に対処することができる免震積層
ゴム取付構造を提供する。 【解決手段】 この免震積層ゴム取付構造は、免震積層
ゴム30の下フランジプレート32を構造物の下部構造
10に連結するために、独特の構成の連結機構を使用し
ている。この連結機構は、下部構造に固定した下ベース
プレート11、この下ベースプレートに固定した複数の
筒状部材12、頭部が積層ゴムの下フランジプレートの
上面に係合し軸部が夫々の筒状部材12の中に挿入され
ている複数のボルト39、それらボルトの各々に螺合し
たナット38、そしてナット38と筒状部材12との間
に介装されたスプリング37を含んでいる。下部構造に
対する相対的な下フランジプレートの水平方向の移動を
実質的に阻止する一方で、下フランジプレートを下方へ
付勢しつつその上方への移動を許容している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水平に延在するフ
ランジプレートを上端と下端とに夫々に備えた免震積層
ゴムを構造物に取り付けるための免震積層ゴム取付構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】建物等の構造物を地震等による震動から
まもるための免震構造として、免震積層ゴムを使用した
免震構造が広く採用されている。免震積層ゴムは、水平
に延在する多数のゴム層と鋼板層とを交互に上下方向に
積層して構成されており、通常、その上端と下端とに、
夫々、構造物の上部構造と下部構造とに連結するための
水平に延在するフランジプレートを備えている。
【0003】このような免震積層ゴムを構造物に取り付
けるには、免震積層ゴムの上フランジプレートを構造物
の上部構造に連結し、下フランジプレートを下部構造に
連結するが、従来の免震積層ゴム取付構造では、それら
を連結するのにボルトで緊結するようにしていた。図1
4に、そのような従来の免震積層ゴム取付構造の一例を
示した。図14に示した取付構造は、下フランジプレー
トと下部構造との間の連結部分に適用したものである。
この従来の取付構造では、先ず下部構造10に、複数の
ナット部材17を溶接した下ベースプレート11を固定
し、免震積層ゴム30の下フランジプレート32をその
下ベースプレート11上に載置し、下フランジプレート
32の周縁部の複数箇所に形成した貫通孔50に挿通し
たボルト39を夫々対応したナット部材17に螺合させ
て締め付けることで、下フランジプレート32を下ベー
スプレート11に緊締している。そして、免震積層ゴム
30の上フランジプレートも、同様にして上部構造に緊
締する。
【0004】また、免震積層ゴムの上下のフランジプレ
ートは、多数のゴム層と鋼板層とを交互に積層して構成
した積層体に固着されている場合と、垂直なダボピンを
介してその積層体に係止されている場合(ダウエル方
式)とがある。ダウエル方式の場合、ダボピンによって
フランジプレートと積層体との間の水平方向の相対移動
が阻止されているが、ただし、フランジプレートと積層
体とは上下方向には固定されていない。また、免震積層
ゴムの積層体は、上下方向の圧縮力に対しては非常に強
いが引張力には弱く、上下方向に引っ張られた場合には
比較的容易に破断することがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】いうまでもなく、建物
等の構造体に取り付けられた免震積層ゴムには、上下方
向の大きな圧縮荷重が作用している。しかしながら、幅
に対して高さが非常に大きい高層建築物等に免震積層ゴ
ムを使用した場合には、地震の発生時や建物が強風にさ
らされたときなどに、一部の免震積層ゴムに上下方向の
引張力が作用することがある。このような場合に、上下
のフランジプレートが積層体に固着されている種類の免
震積層ゴムでは、上述の従来の取付構造によって取り付
けられていると、その免震積層ゴムの積層体に上下方向
の大きな引張荷重が作用して積層体が破断するおそれが
ある。また、このような場合に、ダウエル方式の免震積
層ゴムでは、上述の従来の取付構造によって取り付けら
れていると、フランジプレートと積層体との間に隙間が
発生する。そのため、それまで上下のフランジプレート
から積層体の上面及び下面に作用していたそれら上面及
び下面を水平に維持しようとする拘束力が消滅し、積層
体の上面及び下面が水平な軸心の回りの回転変位を生じ
るようになり、それによって免震積層ゴムの復元力が著
しく損なわれる。
【0006】そのため、従来、幅に対して高さが非常に
大きい高層建築物等の構造物に免震積層ゴムを使用する
場合には、免震積層ゴムに大きな上下方向の引張荷重が
作用にしないように配慮した設計としなければならず、
そのことが設計上の大きな制約となっていた。また、場
合によっては、そのような用途に免震積層ゴムを使用す
ることは、断念せざるを得ないこともあった。本発明は
上記事情に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、
免震積層ゴムに上下方向の引張荷重が作用するような状
況にも好適に対処することができる免震積層ゴム取付構
造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明にかかる免震積層ゴム取付構造は、水平に延
在するフランジプレートを上端と下端とに夫々に備えた
免震積層ゴムを構造物に取り付けるための免震積層ゴム
取付構造において、免震積層ゴムのフランジプレートを
構造物の免震積層ゴム取付部に連結する連結機構を備
え、前記連結機構が、前記免震積層ゴム取付部に対する
相対的な前記フランジプレートの水平方向の移動を実質
的に阻止する一方で前記免震積層ゴム取付部から離間す
る方向への前記フランジプレートの移動を許容する案内
機構と、前記フランジプレートを前記免震積層ゴム取付
部へ接近する方向へ付勢する付勢機構とで構成されてい
ることを特徴とする。また、本発明は、前記案内機構
が、前記免震積層ゴムの前記フランジプレートを貫通し
て上下方向に延在する軸部と前記フランジプレートの内
側面に係合する係合部とを有する係止部材と、該係止部
材の水平方向の移動を実質的に阻止し該係止部材の上下
方向の移動を許容しつつ該係止部材を支持する支持機構
とで構成されており、前記付勢機構が、前記案内機構の
前記係止部材を前記フランジプレートから前記免震積層
ゴム取付部の方へ付勢する弾性部材で構成されているこ
とを特徴とする。また、本発明は、前記係止部材と前記
支持機構とから成る組が複数組備えられており、前記フ
ランジプレートの周縁部に形成された複数の孔の各々に
前記係止部材が夫々に挿通されていることを特徴とす
る。また、本発明は、前記構造物の前記免震積層ゴム取
付部が、前記フランジプレートの外側面と当接するベー
スプレートを含んでおり、前記案内機構の前記支持機構
が、前記ベースプレートと、該ベースプレートに固定さ
れて上下方向に延在する筒状部材とで構成されており、
前記係止部材は上下方向に延在するボルトを含んでお
り、前記弾性部材が、前記ボルトと前記支持機構との間
に介装されていることを特徴とする。また、本発明は、
前記筒状部材の内部には該筒状部材に対して相対回転不
能で上下方向摺動可能な状態で該筒状部材に支持された
ナットが配設されており、前記ボルトはその頭部が前記
フランジプレートの内側面に係合すると共にその先端の
雄ネジ部が前記ナットと螺合しており、前記弾性部材は
前記ナットと、前記筒状部材または前記ベースプレート
との間に介装されており、前記ボルトを回転させて前記
ナットを上下方向に移動させることで前記弾性部材に加
わる予荷重を調節可能にしたことを特徴とする。また、
本発明は、前記弾性部材がバネで構成されていることを
特徴とする。また、本発明は、前記弾性部材がラバーブ
ロックで構成されていることを特徴とする。また、本発
明は、前記弾性部材が、内周面と外周面とを有する筒状
ラバーブロックで構成されており、該ラバーブロックは
その外周面が前記筒状部材の内周面に固着されその内周
面が前記ボルトの軸部の外周面に固着されており、前記
ボルトは前記筒状部材から延出した先端に雄ネジ部が形
成され、該雄ネジ部にナットが螺合しており、該ナット
は前記フランジプレートの内側面に係合しており、該ナ
ットを回転させて前記ボルトを上下方向に移動させるこ
とで前記ラバーブロックに加わる予荷重を調節可能にし
たことを特徴とする。また、本発明は、前記弾性部材
が、内周面と外周面とを有する筒状ラバーブロックで構
成されており、該ラバーブロックはその外周面が前記筒
状部材の内周面に固着されその内周面が管状部材の外周
面に固着されており、前記管状部材はその内周面に雌ネ
ジ部が形成されており、前記ボルトはその頭部が前記フ
ランジプレートの内側面に係合すると共にその軸部に形
成された雄ネジ部が前記管状部材の前記雌ネジ部と螺合
しており、前記ボルトを回転させて前記管状部材を上下
方向に移動させることで前記ラバーブロックに加わる予
荷重を調節可能にしたことを特徴とする。
【0008】本発明にかかる免震積層ゴム取付構造によ
れば、免震積層ゴムに所定荷重を超える大きさの上下方
向の引張荷重が作用したならば、フランジプレートが構
造物の免震積層ゴム取付部から離間する方向に変位する
ため、免震積層ゴムに上下方向の過大な引張荷重が作用
することがない。従って、免震積層ゴムに大きな上下方
向の引張荷重が作用しないようにするという設計上の制
約を免れることができ、高層建築物等の建物にも免震積
層ゴムを好適に使用することができる。一方、免震積層
ゴムのフランジプレートと構造物の免震積層ゴム取付部
との間の水平方向の相対移動は実質的に阻止されている
ため、免震積層ゴム本来の免震性能は何ら損なわれるこ
とがない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の幾つかの実施の形
態について添付図面を参照して詳細に説明して行く。図
1は本発明の実施の形態にかかる免震積層ゴム取付構造
を用いて免震積層ゴムを取り付けた建物の模式正面図、
図2aは図1のA部拡大図、図2bは図2aのB−B矢
視断面図、図3は第1の実施の形態を示す図2aのC部
拡大断面図、図4は図3のD−D矢視断面図、図5は第
1の実施の形態に用いるコイルスプリングの斜視図、図
6は第2の実施の形態を示す図2aのC部拡大断面図、
図7は第2の実施の形態に用いるラバーブロックの斜視
図、図8は第3の実施の形態を示す図2aのC部拡大断
面図、図9は第3の実施の形態に用いる皿バネの斜視
図、図10は第4の実施の形態を示す図2aのC部拡大
断面図、図11は第5の実施の形態を示す図2aのC部
拡大断面図、図12は図11のE−E矢視断面図、図1
3は本発明の免震積層ゴム取付構造を採用した場合の変
位特性を示したグラフであり、aが積層ゴムの変位特
性、bが連結機構の変位特性、そしてcが合成変位特性
を示したグラフである。
【0010】本発明の免震積層ゴム取付構造は、水平に
延在するフランジプレートを上端と下端とに夫々に備え
た免震積層ゴム(以下、単に積層ゴムという)を建物等
の構造物に取り付けてその構造物を免震化するための取
付構造である。積層ゴムの上端のフランジプレート(上
フランジプレート)は、構造物の上部構造の免震積層ゴ
ム取付部に連結され、一方、下端のフランジプレート
(下フランジプレート)は、構造物の下部構造の免震積
層ゴム取付部(以下、単に積層ゴム取付部という)に連
結される。以下の説明では、構造物が建物であり、構造
物の下部構造がその建物の基礎であり、そして、構造物
の上部構造がその基礎によって支持される建物の躯体部
分である場合について説明する。
【0011】図1、図2a、図2bにおいて、10は下
部構造、20は上部構造、30は下部構造10と上部構
造20との間の複数箇所に介設された積層ゴムを示す。
積層ゴム30は、水平に延在する多数のゴム層と鋼板層
とを交互に上下方向に積層して構成されており、その上
端に頑丈な鋼板製の円板形状の上フランジプレート31
を備え、その下端に同じく頑丈な鋼板製の円板形状の下
フランジプレート32を備えている。尚、積層ゴム30
のうち、上下のフランジプレート31、32を除いた部
分を積層体33と呼ぶことにする。上下のフランジプレ
ート31、32は積層体33に固定されており、上フラ
ンジプレート31が上部構造20に連結され、下フラン
ジプレート32が下部構造10に連結されることで、こ
の積層ゴム30が構造物に取り付けられる。また、その
取付のために、上下のフランジプレート31、32に
は、その周縁部に複数の貫通孔50(図3、図6、図
8、図10、及び図11参照)が形成されている。図2
a及び図2bに示すように、下部構造10の積層ゴム取
付部は、積層ゴム30の下フランジプレート32の外側
面(下フランジプレートの場合、外側面とは下面であ
る)と当接する矩形形状の頑丈な鋼板製の下ベースプレ
ート11を含んでおり、この下ベースプレート11は下
部構造10に固定されている。また、上部構造20の積
層ゴム取付部は、積層ゴム30の上フランジプレート3
1の外側面(上フランジプレートの場合、外側面とは上
面である)と当接する矩形形状の頑丈な鋼板製の上ベー
スプレート21を含んでおり、この上ベースプレート2
1は上部構造20に固定されている。
【0012】本発明の免震積層ゴム取付構造は、積層ゴ
ムのフランジプレートを構造物の積層ゴム取付部に連結
する連結機構を備えるものである。この連結機構は、上
フランジプレート31と上部構造20との間の連結部分
に装備してもよく、下フランジプレート32と下部構造
10との間の連結部分に装備してもよい。ここでその概
要を述べておくと、この連結機構は、積層ゴム取付部に
対する相対的なフランジプレートの水平方向の移動を実
質的に阻止する一方で積層ゴム取付部から離間する方向
へのフランジプレートの移動を許容する案内機構と、フ
ランジプレートを積層ゴム取付部へ接近する方向へ付勢
する付勢機構とで構成されている。以下に、この連結機
構を下フランジプレート32と下部構造10との間の連
結部分に装備した場合について、具体的に説明して行
く。尚、上フランジプレート31と上部構造20との間
の連結部分は、図14に示したものと同様の従来の取付
構造によって固定連結されているものとする。
【0013】下ベースプレート11には、積層ゴム30
の下フランジプレート32の周縁部に形成されている複
数の貫通孔50の夫々に対応する位置に取付孔52(図
3、図6、図8、図10、及び図11参照)が形成され
ている。また、下ベースプレート11には、各々の取付
孔52に夫々に筒状部材12、15(図3、図6、図
8、図10、及び図11参照)が設けられており、各筒
状部材12、15は、対応する取付孔52と同心的に配
設され、下ベースプレート11の下面に溶接によって固
着されて上下方向に延在している。筒状部材12、15
の下端には閉塞板18が固着されている。ただしこの閉
塞板18は、以下に説明する筒状部材12、15の内部
に配設する部材を全て組み付けた後に、その筒状部材1
2、15に溶接によって取り付けられる。筒状部材1
2、15の形状は、第1、第2、及び第3の実施の形態
のものと、第4及び第5の実施の形態のものとでは、多
少異なっている。以下に、図3〜図12を参照して個々
の実施の形態ごとに更に詳細に説明して行く。
【0014】図3、図4、及び図5に、第1の実施の形
態を示した。この第1の実施の形態では、図4に示すよ
うに、筒状部材12の内部は断面六角形状のガイド孔1
3として形成されている。ガイド孔13には、その断面
形状に対応した外形形状を有する六角ナット38が遊嵌
されており、この六角ナット38は、筒状部材12に対
して相対回転不能で上下方向摺動可能な状態で、この通
常部材12に支持されている。係止部材であるボルト3
9が、積層ゴム30の下フランジプレート32の貫通孔
50と下ベースプレート32の取付孔52とに挿通され
ており、その先端の雄ネジ部が六角ナット38と螺合し
ている。図3から明らかなように、ボルト39は、その
軸部が下フランジプレート32を貫通して上下方向に延
在しており、また、その係合部である頭部が座金を介し
て下フランジプレート32の内側面(即ち、上面)に係
合している。
【0015】筒状部材12のガイド孔13には、このガ
イド孔13の上側端面と六角ナット38との間に弾性体
であるコイルスプリング37が介装されている。このコ
イルスプリング37が六角ナット38を下方に付勢する
ことで、ボルト39の頭部が下フランジプレート32を
下方に付勢するようにしてある。コイルスプリング37
は、図5に示すように、断面略矩形状の帯板材をスパイ
ラル状に巻回して形成したものを使用している。このコ
イルスプリング37には予荷重を加えるようにし、その
予荷重の大きさは、ボルト39を回転させて六角ナット
38を上下方向に移動させることで調節することができ
る。即ち、トルクレンチを用いてボルト39を締めるこ
とにより、ボルト39に入る軸力の大きさを任意に設定
することができる。この軸力の大きさは、例えば、比較
的頻繁に発生するそれほど大きくない地震の発生時に積
層ゴム30に生じるせん断変形に伴って、この積層ゴム
30に発生する局部的な引張力では下フランジプレート
32が浮上がりを生じない程度の大きさとする。尚、ガ
イド孔13が筒状部材12の上端まで延在していないた
め、コイルスプリング37の上端はこの筒状部材12に
係合しているが、ガイド孔13が筒状部材12の上端ま
で延在している構成としてもよく、そうした場合には、
スプリング37は下ベースプレート11の下面に直接係
合することになる。
【0016】以上の構成において、ボルト39は、下ベ
ースプレート11の取付孔52と六角ナット38とによ
って、水平方向の移動が実質的に阻止されているが、一
方、上下方向の移動は許容されている。従って、下ベー
スプレート11と、筒状部材12と、六角ナット38と
で、係止部材であるボルト39の水平方向の移動を実質
的に阻止しこのボルト39の上下方向の移動を許容しつ
つこのボルト39を支持する、支持機構が構成されてい
る。そして、その支持機構と係止部材であるボルト39
とで、前述の案内機構が構成されている。また、コイル
スプリング37は、係止部材であるボルト39とその支
持機構との間に介装されており、このボルト39を下フ
ランジプレート32から下ベースプレート11の方へ付
勢する弾性部材として機能している。そして、このコイ
ルスプリング37によって、前述の付勢機構が構成され
ている。
【0017】上フランジプレート31と下フランジプレ
ート32との間に上下方向の圧縮荷重が作用している間
は、積層ゴム30は従来の取付構造(図14)で取り付
けられている場合と何ら変わりなく動作する。一方、大
きな地震が発生したり、上部構造20が非常に強い風圧
にさらされるなどして、上ベースプレート21が上方へ
変位した場合には、積層ゴム30に上下方向の大きな引
張荷重が作用することがある。そのような場合には、下
フランジプレート32を上方へ持ち上げようとする力が
作用し、その力が、下フランジプレート32を下方へ付
勢している全てのボルト39による付勢力より大きくな
ると、下フランジプレート32が下ベースプレート11
から浮き上がる。この、全てのボルト39による付勢力
は、積層ゴム30が耐えられる上下方向の引張力の限度
より小さく設定してあり、そのため、積層ゴム30に、
損傷ないし破断させる程の大きさの引張力が加わるとい
うことが防止されている。
【0018】積層ゴム30に作用する上下方向の圧縮力
ないし引張力に対する、この積層ゴム30それ自体の伸
びないし縮み量を示す積層ゴム30の変位特性は、取付
構造には影響されず、図13aに示すような特性であ
る。図示の如く、引張力の大きさが積層ゴム30が耐え
られる上限Cに達すると、積層ゴム30は破断する。一
方、本発明の免震積層ゴム取付構造に使用している連結
機構の変位特性は、図13bに示す通りである。図示の
如く、圧縮力に対しては実質的に変位を発生せず、引張
力が予荷重Pに達したならば変位を発生し、それ以後、
引張力の増加に対する変位の増加率は、図13aに示す
積層ゴム30のものよりはるかに大きい。本発明の免震
積層ゴム取付構造では、積層ゴム30と連結機構とが直
列結合しているため、積層ゴム30に作用する力と上下
のベースプレート21、11の間の相対変位との関係
は、以上の2つの変位特性を加え合わせた合成変位特性
になり、これを図13cに示した。図13cから明らか
なように、本発明の免震積層ゴム取付構造を採用した場
合には、積層ゴム30が引張力によって破断するまでの
上下のベースプレート21、11間の相対変位量が著し
く増大する。換言するならば、引張力が働くような箇所
に設置する積層ゴムに対して本発明の取付構造を適用す
れば、引張方向への変位の大部分は連結機構に発生する
ため、積層ゴム30に働く引張力が緩和されるようにな
る。尚、積層ゴム30の下フランジプレート32と下部
構造10に固定された下ベースプレート11との間の水
平方向の相対移動は実質的に阻止されているため、積層
ゴム30本来の免震性能は何ら損なわれることはない。
【0019】これより本発明のその他の幾つかの実施の
形態について説明する。尚、それら実施の形態におい
て、上述した第1の実施の形態と同一の部分ないし対応
する部分には同一の参照番号を付して、その説明を一部
省略する。第2の実施の形態は、図6及び図7に示すよ
うに、上述した第1の実施の形態におけるコイルスプリ
ング37に代えて、弾性部材としてラバーブロック40
を使用しており、このラバーブロック40を筒状部材1
2のガイド孔13の上側端面と六角ナット38との間に
介装している。ラバーブロック40は円筒形状に形成さ
れており、上端と下端とに夫々座金が接着されている。
ラバーブロック40の内周面とボルト39の外周面との
間には隙間を確保してあり、また、ラバーブロック40
の外周面と筒状部材12のガイド孔13の内周面との間
にも隙間を確保してある。これらの隙間は、ラバーブロ
ック40が上下方向に圧縮されたときに水平断面積が増
大するのに備えたものである。
【0020】第3の実施の形態は、図8及び図9に示す
ように、第1の実施の形態おけるコイルスプリング37
に代えて、弾性部材として複数の皿バネ42を組み合わ
せたものを使用しており、それら皿ばね42を筒状部材
12のガイド孔13の上側端面と六角ナット38との間
に介装している。複数の皿バネ42は、小径側どうしを
当接させ、また大径側どうしを当接させて、ボルト39
の外周に嵌合させてある。尚、皿ばね42の内径とボル
ト39の外周面との間、及び皿ばね42の外形とガイド
孔13の内周面との間には必要な隙間を確保してある。
以上の第2及び第3の実施の形態でも、ボルト39を回
転させることで弾性部材に加わる予荷重を調節すること
ができ、また、それらのいずれも、第1の実施の形態と
同様に動作して同様の効果を発揮することができる。
【0021】第4の実施の形態は、図10に示すよう
に、単純なパイプ形状の筒状部材15を使用しており、
そのためこの筒状部材15は、断面円形のガイド孔16
を有する。更に、第1の実施の形態のボルト39に代え
て、上部に雄ネジ部が形成された無頭ボルト49を使用
しており、また弾性部材として、内周面と外周面とを有
する筒状ラバーブロック43を使用している。ラバーブ
ロック43は、無頭ボルト49の下部とガイド孔16内
周面との間に介装されている。より詳しくは、ラバーブ
ロック43は、その外周面がガイド孔16の内周面に固
着され、またその内周面が無頭ボルト49の軸部の外周
面に固着されている。それらを固着するには、例えば加
硫接着によってもよく、また接着剤を使用するようにし
てもよい。無頭ボルト49は、上端が筒状部材15から
上方へ延出して、その先端に雄ネジ部が形成されてお
り、この雄ネジ部にナット48が螺合している。ナット
48は、座金を介して下フランジプレート32の内側面
(即ち、上面)に係合しており、このナット48を回転
させてボルト39を上下方向に移動させることで、ラバ
ーブロック43に加わる予荷重を調節することができ
る。
【0022】第5の実施の形態は、図11および図12
に示すように、単純なパイプ形状の筒状部材15を使用
し、弾性部材として、内周面と外周面とを有する筒状ラ
バーブロック44を使用したものである。ラバーブロッ
ク44は、その外周面が筒状部材15のガイド孔16の
内周面に固着され、また、その内周面が管状部材45の
外周面に固着されており、この管状部材45はその内周
面に雌ネジ部が形成されている。上下方向に延在するボ
ルト59は、その頭部が座金を介して下フランジプレー
ト32の内側面(即ち、上面)に係合すると共に、その
軸部に形成された雄ネジ部が管状部材45の雌ネジ部と
螺合している。従って、ボルト59を回転させて管状部
材45を上下方向に移動させることで、ラバーブロック
44に加わる予荷重を調節することができる。
【0023】第1〜第3の実施の形態では、下ベースプ
レート11の取付孔52と六角ナット38とで、ボルト
39の水平方向の移動を実質的に阻止しているのに対し
て、第4及び第5の実施の形態では、下ベースプレート
11の取付孔52と筒状のラバーブロック43ないし4
4とで、ボルト49ないし59の水平方向の移動を実質
的に阻止している。即ち、内周面と外周面とがボルトと
筒状部材とに夫々固着されたラバーブロック43、44
は、水平方向の荷重に対しては大きな剛性を示すため、
ボルト49ないし59が水平方向に移動するのを実質的
に阻止することができる。一方、ボルト49ないし59
が上方へ引っ張られたときには、比較的容易に剪断変形
するため、弾性部材としての機能を良好に発揮すること
ができる。従って、図4及び図5の実施の形態も、第1
の実施の形態と同様に動作して同様の効果をもたらすも
のとなっている。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる免震積層ゴム取付構造は、水平に延在するフラ
ンジプレートを上端と下端とに夫々に備えた免震積層ゴ
ムを構造物に取り付けるための免震積層ゴム取付構造に
おいて、免震積層ゴムのフランジプレートを構造物の免
震積層ゴム取付部に連結する連結機構を備え、前記連結
機構が、前記免震積層ゴム取付部に対する相対的な前記
フランジプレートの水平方向の移動を実質的に阻止する
一方で前記免震積層ゴム取付部から離間する方向への前
記フランジプレートの移動を許容する案内機構と、前記
フランジプレートを前記免震積層ゴム取付部へ接近する
方向へ付勢する付勢機構とで構成されていることを特徴
とするものである。そのため、免震積層ゴムに上下方向
の引張荷重が作用するような状況にも好適に対処するこ
とができ、ひいては、免震積層ゴムに大きな上下方向の
引張荷重が作用しないようにするという設計上の制約を
免れることができ、高層建築物等の建物にも免震積層ゴ
ムを好適に使用することができるという利点が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる免震積層ゴム取付
構造を用いて免震積層ゴムを取り付けた建物の模式正面
図である。
【図2】aは図1のA部拡大図、bはaのB−B矢視断
面図である。
【図3】第1の実施の形態を示す図2aのC部拡大断面
図である。
【図4】図3のD−D矢視断面図である。
【図5】第1の実施の形態に用いるコイルスプリングの
斜視図である。
【図6】第2の実施の形態を示す図2aのC部拡大断面
図である。
【図7】第2の実施の形態に用いるラバーブロックの斜
視図である。
【図8】第3の実施の形態を示す図2aのC部拡大断面
図である。
【図9】第3の実施の形態に用いる皿バネの斜視図であ
る。
【図10】第4の実施の形態を示す図2aのC部拡大断
面図である。
【図11】第5の実施の形態を示す図2aのC部拡大断
面図である
【図12】図11のE−E矢視断面図である。
【図13】本発明の免震積層ゴム取付構造を採用した場
合の変位特性を示したグラフであり、aが積層ゴムの変
位特性、bが連結機構の変位特性、そしてcが合成変位
特性を示す。
【図14】従来の免震積層ゴム取付構造の一例を示す断
面図である。
【符号の説明】
10 下部構造 11 下ベースプレート 12 筒状部材 13 ガイド孔 15 筒状部材 16 ガイド孔 20 上部構造 21 上ベースプレート 30 積層ゴム 31 上フランジプレート 32 下フランジプレート 37 コイルスプリング(弾性体) 38 ナット 39 ボルト 40 ラバーブロック(弾性体) 42 皿バネ(弾性体) 43 ラバーブロック(弾性体) 44 ラバーブロック(弾性体) 49 ボルト 50 貫通孔 52 取付孔 59 ボルト

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平に延在するフランジプレートを上端
    と下端とに夫々に備えた免震積層ゴムを構造物に取り付
    けるための免震積層ゴム取付構造において、免震積層ゴ
    ムのフランジプレートを構造物の免震積層ゴム取付部に
    連結する連結機構を備え、 前記連結機構が、前記免震積層ゴム取付部に対する相対
    的な前記フランジプレートの水平方向の移動を実質的に
    阻止する一方で前記免震積層ゴム取付部から離間する方
    向への前記フランジプレートの移動を許容する案内機構
    と、前記フランジプレートを前記免震積層ゴム取付部へ
    接近する方向へ付勢する付勢機構とで構成されている、 ことを特徴とする免震積層ゴム取付構造。
  2. 【請求項2】 前記案内機構は、前記免震積層ゴムの前
    記フランジプレートを貫通して上下方向に延在する軸部
    と前記フランジプレートの内側面に係合する係合部とを
    有する係止部材と、該係止部材の水平方向の移動を実質
    的に阻止し該係止部材の上下方向の移動を許容しつつ該
    係止部材を支持する支持機構とで構成されており、 前記付勢機構は、前記案内機構の前記係止部材を前記フ
    ランジプレートから前記免震積層ゴム取付部の方へ付勢
    する弾性部材で構成されている、 ことを特徴とする請求項1記載の免震積層ゴム取付構
    造。
  3. 【請求項3】 前記係止部材と前記支持機構とから成る
    組が複数組備えられており、前記フランジプレートの周
    縁部に形成された複数の孔の各々に前記係止部材が夫々
    に挿通されていることを特徴とする請求項2記載の免震
    積層ゴム取付構造。
  4. 【請求項4】 前記構造物の前記免震積層ゴム取付部は
    前記フランジプレートの外側面と当接するベースプレー
    トを含んでおり、前記案内機構の前記支持機構は、前記
    ベースプレートと、該ベースプレートに固定されて上下
    方向に延在する筒状部材とで構成されており、前記係止
    部材は上下方向に延在するボルトを含んでおり、前記弾
    性部材は前記ボルトと前記支持機構との間に介装されて
    いることを特徴とする請求項3記載の免震積層ゴム取付
    構造。
  5. 【請求項5】 前記筒状部材の内部には該筒状部材に対
    して相対回転不能で上下方向摺動可能な状態で該筒状部
    材に支持されたナットが配設されており、前記ボルトは
    その頭部が前記フランジプレートの内側面に係合すると
    共にその先端の雄ネジ部が前記ナットと螺合しており、
    前記弾性部材は前記ナットと、前記筒状部材または前記
    ベースプレートとの間に介装されており、前記ボルトを
    回転させて前記ナットを上下方向に移動させることで前
    記弾性部材に加わる予荷重を調節可能にしたことを特徴
    とする請求項4記載の免震積層ゴム取付構造。
  6. 【請求項6】 前記弾性部材がバネで構成されているこ
    とを特徴とする請求項5記載の免震積層ゴム取付構造。
  7. 【請求項7】 前記弾性部材がラバーブロックで構成さ
    れていることを特徴とする請求項5記載の免震積層ゴム
    取付構造。
  8. 【請求項8】 前記弾性部材は内周面と外周面とを有す
    る筒状ラバーブロックで構成されており、該ラバーブロ
    ックはその外周面が前記筒状部材の内周面に固着されそ
    の内周面が前記ボルトの軸部の外周面に固着されてお
    り、前記ボルトは前記筒状部材から延出した先端に雄ネ
    ジ部が形成され、該雄ネジ部にナットが螺合しており、
    該ナットは前記フランジプレートの内側面に係合してお
    り、該ナットを回転させて前記ボルトを上下方向に移動
    させることで前記ラバーブロックに加わる予荷重を調節
    可能にしたことを特徴とする請求項4記載の免震積層ゴ
    ム取付構造。
  9. 【請求項9】 前記弾性部材は内周面と外周面とを有す
    る筒状ラバーブロックで構成されており、該ラバーブロ
    ックはその外周面が前記筒状部材の内周面に固着されそ
    の内周面が管状部材の外周面に固着されており、前記管
    状部材はその内周面に雌ネジ部が形成されており、前記
    ボルトはその頭部が前記フランジプレートの内側面に係
    合すると共にその軸部に形成された雄ネジ部が前記管状
    部材の前記雌ネジ部と螺合しており、前記ボルトを回転
    させて前記管状部材を上下方向に移動させることで前記
    ラバーブロックに加わる予荷重を調節可能にしたことを
    特徴とする請求項4記載の免震積層ゴム取付構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010127436A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Jtekt Corp 駆動軸の位相調整機構
JP2010265976A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Dynamic Design:Kk ゴム座金並びに該ゴム座金を用いた支承及び構造物
JP2012002296A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 免震支承具
JP2014224402A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 大成建設株式会社 免震積層ゴム取付構造

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