JPH11182075A - 浴 室 - Google Patents
浴 室Info
- Publication number
- JPH11182075A JPH11182075A JP9353850A JP35385097A JPH11182075A JP H11182075 A JPH11182075 A JP H11182075A JP 9353850 A JP9353850 A JP 9353850A JP 35385097 A JP35385097 A JP 35385097A JP H11182075 A JPH11182075 A JP H11182075A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- wall surface
- longitudinal direction
- bathroom
- bath
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大型化することなく長い形態の浴槽を設置す
ることができ、また安全に浴槽に出入りすることができ
る浴室を提供する。 【解決手段】 洗い場１と浴槽２とを隣接して設けた浴
室に関する。洗い場１と反対側の壁面３に対して浴槽１
の長手方向の一方の端部が近くなり他方の端部が遠くな
るように傾斜させて浴槽２を配置する。浴槽２の開口上
縁に張り出して設けたフランジ４に、浴槽２の長手方向
の両端部の洗い場１側の部分及び壁面３側の部分にそれ
ぞれ腰掛けスペース５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄを形成す
る。浴槽２を長い形態に形成しても、浴室の幅を広くす
る必要がなくなる。また腰掛けスペース５ａ，５ｂに座
りながら浴槽２への出入りを行なうことができる。
ることができ、また安全に浴槽に出入りすることができ
る浴室を提供する。 【解決手段】 洗い場１と浴槽２とを隣接して設けた浴
室に関する。洗い場１と反対側の壁面３に対して浴槽１
の長手方向の一方の端部が近くなり他方の端部が遠くな
るように傾斜させて浴槽２を配置する。浴槽２の開口上
縁に張り出して設けたフランジ４に、浴槽２の長手方向
の両端部の洗い場１側の部分及び壁面３側の部分にそれ
ぞれ腰掛けスペース５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄを形成す
る。浴槽２を長い形態に形成しても、浴室の幅を広くす
る必要がなくなる。また腰掛けスペース５ａ，５ｂに座
りながら浴槽２への出入りを行なうことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗い場と浴槽を設
けてユニット化した浴室に関するものである。
けてユニット化した浴室に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ゆったりと足を延ばしながら入浴するに
は、平面形状が略矩形の長い形態の浴槽を設置する必要
がある。浴槽はその長手方向が浴室の幅方向を向くよう
に設置されるが、このように浴槽が長い形態であると、
浴室の幅方向もこれに合わせて拡げる必要があり、浴室
が大型化するという問題があった。
は、平面形状が略矩形の長い形態の浴槽を設置する必要
がある。浴槽はその長手方向が浴室の幅方向を向くよう
に設置されるが、このように浴槽が長い形態であると、
浴室の幅方向もこれに合わせて拡げる必要があり、浴室
が大型化するという問題があった。
【０００３】また洗い場から浴槽に入る場合や、浴槽か
ら洗い場に出る場合、浴槽の洗い場側を跨いで出入りす
る必要があり、この際に足を滑らせて転倒するおそれが
あるという問題があった。
ら洗い場に出る場合、浴槽の洗い場側を跨いで出入りす
る必要があり、この際に足を滑らせて転倒するおそれが
あるという問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、大型化することなく長い形態
の浴槽を設置することができ、また安全に浴槽に出入り
することができる浴室を提供することを目的とするもの
である。
みてなされたものであり、大型化することなく長い形態
の浴槽を設置することができ、また安全に浴槽に出入り
することができる浴室を提供することを目的とするもの
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る浴室は、洗
い場１と浴槽２とを隣接して設けた浴室において、洗い
場１と反対側の壁面３に対して浴槽２の長手方向の一方
の端部が近くなり他方の端部が遠くなるように傾斜させ
て浴槽２を配置し、浴槽２の開口上縁に張り出して設け
たフランジ４に、浴槽２の長手方向の両端部の洗い場１
側の部分及び上記壁面３側の部分にそれぞれ腰掛けスペ
ース５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄを形成して成ることを特徴
とするものである。
い場１と浴槽２とを隣接して設けた浴室において、洗い
場１と反対側の壁面３に対して浴槽２の長手方向の一方
の端部が近くなり他方の端部が遠くなるように傾斜させ
て浴槽２を配置し、浴槽２の開口上縁に張り出して設け
たフランジ４に、浴槽２の長手方向の両端部の洗い場１
側の部分及び上記壁面３側の部分にそれぞれ腰掛けスペ
ース５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄを形成して成ることを特徴
とするものである。
【０００６】また請求項２の発明は、浴槽２の長手方向
の上記の壁面３から遠い側の端部において、浴槽２の壁
面３側の開口縁に凹段部６を設けて成ることを特徴とす
るものである。
の上記の壁面３から遠い側の端部において、浴槽２の壁
面３側の開口縁に凹段部６を設けて成ることを特徴とす
るものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図１は浴室内部の平面図を示すものであり、四周
に壁面３，１０，１１，１２を設けて、平面形状を矩形
に形成してある。浴室内は長手方向に２分してあり、一
方を洗い場１として形成すると共に、他方に浴槽２が設
置してある。洗い場１に面する壁面１１，１２のいずれ
かに出入り口（図示省略）が形成してある。
する。図１は浴室内部の平面図を示すものであり、四周
に壁面３，１０，１１，１２を設けて、平面形状を矩形
に形成してある。浴室内は長手方向に２分してあり、一
方を洗い場１として形成すると共に、他方に浴槽２が設
置してある。洗い場１に面する壁面１１，１２のいずれ
かに出入り口（図示省略）が形成してある。
【０００８】浴槽２は平面形状を矩形に形成して長細い
形態に形成してある。そして浴槽２は、洗い場１と反対
側の壁面３に対してその長手方向の端部が近くなり他方
の端部が遠くなるように、傾斜させて配置して設置して
ある。このように浴槽２を傾斜させることによって、浴
槽２を長い形態に形成しても、浴室の幅方向（壁面１
０，１２間の距離）を広くする必要がなくなるものであ
る。浴槽２の長手方向の中央部において洗い場１側の端
部の底面にはヒートン栓付の排水口１４が設けてあり、
また浴槽２の長手方向の中央部の底面には滑り止め用の
凹凸１５が形成してある。
形態に形成してある。そして浴槽２は、洗い場１と反対
側の壁面３に対してその長手方向の端部が近くなり他方
の端部が遠くなるように、傾斜させて配置して設置して
ある。このように浴槽２を傾斜させることによって、浴
槽２を長い形態に形成しても、浴室の幅方向（壁面１
０，１２間の距離）を広くする必要がなくなるものであ
る。浴槽２の長手方向の中央部において洗い場１側の端
部の底面にはヒートン栓付の排水口１４が設けてあり、
また浴槽２の長手方向の中央部の底面には滑り止め用の
凹凸１５が形成してある。
【０００９】また、浴槽２の開口上縁には全周に亘って
フランジ４が張り出して設けてあり、フランジ４の３辺
の端縁は壁面３，１０，１２に当接させてある。フラン
ジ４の残りの１辺の端縁は洗い場１に面しており、図２
のようにこの１辺にエプロン１７が垂下して設けてあ
る。そして図１に示すように、浴槽２の長手方向の一方
の端部と他方の端部の洗い場１側の部分において、フラ
ンジ４の上面に腰掛けることができる広さの腰掛けスペ
ース５ａ，５ｂが形成してあり、また浴槽２の長手方向
の一方の端部と他方の端部の洗い場１と反対側（壁面３
側）の部分において、フランジ４の上面に腰掛けること
ができる広さの腰掛けスペース５ｃ，５ｄが形成してあ
る。さらに、浴槽２の長手方向の壁面３から遠ざけた側
の端部において、壁面側の開口縁に凹段部６が設けてあ
る。この凹段部６は浴槽２の底面とフランジ４の間の高
さで形成してあり、浴槽２と腰掛けスペース５ｃとの間
に設けられるものである。
フランジ４が張り出して設けてあり、フランジ４の３辺
の端縁は壁面３，１０，１２に当接させてある。フラン
ジ４の残りの１辺の端縁は洗い場１に面しており、図２
のようにこの１辺にエプロン１７が垂下して設けてあ
る。そして図１に示すように、浴槽２の長手方向の一方
の端部と他方の端部の洗い場１側の部分において、フラ
ンジ４の上面に腰掛けることができる広さの腰掛けスペ
ース５ａ，５ｂが形成してあり、また浴槽２の長手方向
の一方の端部と他方の端部の洗い場１と反対側（壁面３
側）の部分において、フランジ４の上面に腰掛けること
ができる広さの腰掛けスペース５ｃ，５ｄが形成してあ
る。さらに、浴槽２の長手方向の壁面３から遠ざけた側
の端部において、壁面側の開口縁に凹段部６が設けてあ
る。この凹段部６は浴槽２の底面とフランジ４の間の高
さで形成してあり、浴槽２と腰掛けスペース５ｃとの間
に設けられるものである。
【００１０】上記のように設置される浴槽２にあって、
浴槽２は平面矩形の長い形態に形成してあるので足を延
ばしながらゆったりと入浴することができるものであ
る。また、浴槽２の四隅に形成される腰掛けスペース５
ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄに座って、足を浴槽２の湯につけ
ながら入浴することもができる。ここで、浴槽２への出
入りは浴槽２の長手方向の両端部において行なわれる
が、腰掛けスペース５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄのうち、洗
い場１側に形成された腰掛けスペース５ａ，５ｂは、浴
槽２の両端部に設けられているので、浴槽２に出入りす
る際に、いったん腰掛けスペース５ａあるいは５ｂの上
に腰掛けた後、足を浮かして浴槽２へ足を入れるか、浴
槽２から出すかすることで、腰掛けスペース５ａ，５ｂ
に座りながら浴槽２への出入りを行なうことができるも
のである。従って、浴槽２の洗い場１側のエプロン１７
を立ったまま跨いで浴槽２に出入りする場合のように、
足を滑らせて転倒するという危険なく、浴槽２への出入
りを安全に行なうことができるものである。また入浴時
以外には、浴槽２の四隅に設けた腰掛けスペース５ａ，
５ｂ，５ｃ，５ｄの上に風呂蓋などを置くことができる
ものである。
浴槽２は平面矩形の長い形態に形成してあるので足を延
ばしながらゆったりと入浴することができるものであ
る。また、浴槽２の四隅に形成される腰掛けスペース５
ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄに座って、足を浴槽２の湯につけ
ながら入浴することもができる。ここで、浴槽２への出
入りは浴槽２の長手方向の両端部において行なわれる
が、腰掛けスペース５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄのうち、洗
い場１側に形成された腰掛けスペース５ａ，５ｂは、浴
槽２の両端部に設けられているので、浴槽２に出入りす
る際に、いったん腰掛けスペース５ａあるいは５ｂの上
に腰掛けた後、足を浮かして浴槽２へ足を入れるか、浴
槽２から出すかすることで、腰掛けスペース５ａ，５ｂ
に座りながら浴槽２への出入りを行なうことができるも
のである。従って、浴槽２の洗い場１側のエプロン１７
を立ったまま跨いで浴槽２に出入りする場合のように、
足を滑らせて転倒するという危険なく、浴槽２への出入
りを安全に行なうことができるものである。また入浴時
以外には、浴槽２の四隅に設けた腰掛けスペース５ａ，
５ｂ，５ｃ，５ｄの上に風呂蓋などを置くことができる
ものである。
【００１１】また、図３に示すように、浴槽２の内側面
に設けた凹段部６は水面１８よりも下にあるので、図３
（ａ）のように凹段部６に腰掛けると、腰から下だけを
湯の中につかって湯浴みをする腰湯で入浴をすることが
できるものである。さらに図３（ｂ）のように腰掛けス
ペース５ｃに腰掛けて足を凹段部６の上に乗せると、足
を湯にしたして温める足湯で入浴をすることができるも
のである。このように凹段部６を利用して種々のバリエ
ーションで入浴を行なうことができるものである。ここ
で、凹段部６が浴槽２の洗い場１側の内側面に設けられ
ていると、浴槽２への出入りの際に凹段部６でつまずい
たりしてして転倒するおそれがあるが、本発明ではこの
ような浴槽２への出入りの際の転倒の問題がなくなるも
のである。
に設けた凹段部６は水面１８よりも下にあるので、図３
（ａ）のように凹段部６に腰掛けると、腰から下だけを
湯の中につかって湯浴みをする腰湯で入浴をすることが
できるものである。さらに図３（ｂ）のように腰掛けス
ペース５ｃに腰掛けて足を凹段部６の上に乗せると、足
を湯にしたして温める足湯で入浴をすることができるも
のである。このように凹段部６を利用して種々のバリエ
ーションで入浴を行なうことができるものである。ここ
で、凹段部６が浴槽２の洗い場１側の内側面に設けられ
ていると、浴槽２への出入りの際に凹段部６でつまずい
たりしてして転倒するおそれがあるが、本発明ではこの
ような浴槽２への出入りの際の転倒の問題がなくなるも
のである。
【００１２】尚、洗い場１の排水溝２１には簀の子２２
が取り付けてある。簀の子２２は複数本の簀の子片２２
ａを連結部材２３で平行に連結することによって図５に
示すように形成されるものである。図６は連結部材２３
の両側面に一体に取着される滑り止めピース２４を示す
ものであり、図７のような断面Ｌ字形にエラストマーな
どで形成される滑り止め２５をインサート成形して、Ａ
ＢＳ樹脂などで滑り止めピース２４を形成するようにし
てある。そしてさらに連結部材２３を成形する際に、こ
の滑り止めピース２４を連結部材２３の側面にインサー
ト成形して一体に取着するようにしてある。このように
して、連結部材２３の側面から下面にかけて、やや突出
させた状態で滑り止め２５が取り付けてある。
が取り付けてある。簀の子２２は複数本の簀の子片２２
ａを連結部材２３で平行に連結することによって図５に
示すように形成されるものである。図６は連結部材２３
の両側面に一体に取着される滑り止めピース２４を示す
ものであり、図７のような断面Ｌ字形にエラストマーな
どで形成される滑り止め２５をインサート成形して、Ａ
ＢＳ樹脂などで滑り止めピース２４を形成するようにし
てある。そしてさらに連結部材２３を成形する際に、こ
の滑り止めピース２４を連結部材２３の側面にインサー
ト成形して一体に取着するようにしてある。このように
して、連結部材２３の側面から下面にかけて、やや突出
させた状態で滑り止め２５が取り付けてある。
【００１３】排水溝２１には図４に示すように、その両
内側面の上部に係止段部２６が形成してあり、連結部材
２３の両側端部をこの係止段部２６の上に載置して係止
させることによって、排水溝２１の上面の開口部に簀の
子２２を取り付けるようにしてある。このように簀の子
２２を取り付けるにあたっては、連結部材２３を排水溝
２１の上部内に押し込むようにして行なうものであり、
滑り止め２５の下面は係止段部２６の上面に載置される
と共に滑り止め２５の側面は排水溝２１の内側面に圧接
されるようになっている。このように滑り止め２５の下
面が係止段部２６の上面に載置されているために、簀の
子２２が排水溝２１に沿って移動することを防ぐことが
でき、簀の子２２の上に乗ったときにずれ動くことを防
止することができるものである。また滑り止め２５の側
面が排水溝２１の内側面に圧接されているために、簀の
子２２が浮き上がることを防ぐことができ、浴槽２から
湯が急激に溢れて排水溝２１の水が満杯になっても、簀
の子２２が浮き上がって排水溝２１から外れるようなこ
とを防止することができるものである。さらに、簀の子
２２は連結部材２３の側面や下面に突出するエラストマ
ーの滑り止め２５のみが排水溝２１に接するので、排水
溝２１を形成する洗い場１の防水パンを傷つけるような
ことがなくなるものである。
内側面の上部に係止段部２６が形成してあり、連結部材
２３の両側端部をこの係止段部２６の上に載置して係止
させることによって、排水溝２１の上面の開口部に簀の
子２２を取り付けるようにしてある。このように簀の子
２２を取り付けるにあたっては、連結部材２３を排水溝
２１の上部内に押し込むようにして行なうものであり、
滑り止め２５の下面は係止段部２６の上面に載置される
と共に滑り止め２５の側面は排水溝２１の内側面に圧接
されるようになっている。このように滑り止め２５の下
面が係止段部２６の上面に載置されているために、簀の
子２２が排水溝２１に沿って移動することを防ぐことが
でき、簀の子２２の上に乗ったときにずれ動くことを防
止することができるものである。また滑り止め２５の側
面が排水溝２１の内側面に圧接されているために、簀の
子２２が浮き上がることを防ぐことができ、浴槽２から
湯が急激に溢れて排水溝２１の水が満杯になっても、簀
の子２２が浮き上がって排水溝２１から外れるようなこ
とを防止することができるものである。さらに、簀の子
２２は連結部材２３の側面や下面に突出するエラストマ
ーの滑り止め２５のみが排水溝２１に接するので、排水
溝２１を形成する洗い場１の防水パンを傷つけるような
ことがなくなるものである。
【００１４】
【発明の効果】上記のように本発明は、洗い場と浴槽と
を隣接して設けた浴室において、洗い場と反対側の壁面
に対して浴槽の長手方向の一方の端部が近くなり他方の
端部が遠くなるように傾斜させて浴槽を配置するように
したので、浴槽を長い形態に形成しても、浴室の幅を広
くする必要がなくなるものであり、長い形態の浴槽で足
を延ばしてゆったりと入浴することができるものであ
る。しかも浴槽の開口上縁に張り出して設けたフランジ
に、浴槽の長手方向の両端部の洗い場側の部分及び上記
壁面側の部分にそれぞれ腰掛けスペースを形成したの
で、この４箇所の腰掛けスペースに腰掛けて入浴を行な
うことができると共に、洗い場側の腰掛けスペースの上
に腰掛けた後、足を浮かして浴槽へ足を入れるか、浴槽
から出すかすることで、腰掛けスペースに座りながら浴
槽への出入りを行なうことができるものであり、足を滑
らせて転倒するという危険なく、浴槽への出入りを安全
に行なうことができるものである。
を隣接して設けた浴室において、洗い場と反対側の壁面
に対して浴槽の長手方向の一方の端部が近くなり他方の
端部が遠くなるように傾斜させて浴槽を配置するように
したので、浴槽を長い形態に形成しても、浴室の幅を広
くする必要がなくなるものであり、長い形態の浴槽で足
を延ばしてゆったりと入浴することができるものであ
る。しかも浴槽の開口上縁に張り出して設けたフランジ
に、浴槽の長手方向の両端部の洗い場側の部分及び上記
壁面側の部分にそれぞれ腰掛けスペースを形成したの
で、この４箇所の腰掛けスペースに腰掛けて入浴を行な
うことができると共に、洗い場側の腰掛けスペースの上
に腰掛けた後、足を浮かして浴槽へ足を入れるか、浴槽
から出すかすることで、腰掛けスペースに座りながら浴
槽への出入りを行なうことができるものであり、足を滑
らせて転倒するという危険なく、浴槽への出入りを安全
に行なうことができるものである。
【００１５】また請求項２の発明は、浴槽の長手方向の
壁面から遠い側の端部において、上記の壁面側の開口縁
に凹段部を設けたので、凹段部に腰掛けて腰から下だけ
を湯の中につかって湯浴みをする腰湯で入浴をすること
ができると共に、腰掛けスペースに腰掛けて足を凹段部
の上に乗せて足を温める足湯で入浴をすることができる
ものであり、凹段部を利用して種々のバリエーションで
入浴を行なうことができるものである。
壁面から遠い側の端部において、上記の壁面側の開口縁
に凹段部を設けたので、凹段部に腰掛けて腰から下だけ
を湯の中につかって湯浴みをする腰湯で入浴をすること
ができると共に、腰掛けスペースに腰掛けて足を凹段部
の上に乗せて足を温める足湯で入浴をすることができる
ものであり、凹段部を利用して種々のバリエーションで
入浴を行なうことができるものである。
【図１】本発明の実施の形態の一例を示す平面図であ
る。
る。
【図２】図１のＡ−Ａ線の箇所の概略断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ線の箇所の概略断面図であり、
（ａ）は腰湯の状態を、（ｂ）は足湯の状態を示すもの
である。
（ａ）は腰湯の状態を、（ｂ）は足湯の状態を示すもの
である。
【図４】排水溝の部分の断面図である。
【図５】簀の子の斜視図である。
【図６】滑り止めピースを示すものであり、（ａ）は正
面図、（ｂ）は側面図、（ｃ）は底面図である。
面図、（ｂ）は側面図、（ｃ）は底面図である。
【図７】滑り止めを示すものであり、（ａ）は側面図、
（ｂ）は正面図である。
（ｂ）は正面図である。
１ 洗い場 ２ 浴槽 ３ 壁面 ４ フランジ ５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄ 腰掛けスペース ６ 凹段部
フロントページの続き (72)発明者 曽根 邦美 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 南浦 健二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 洗い場と浴槽とを隣接して設けた浴室に
おいて、洗い場と反対側の壁面に対して浴槽の長手方向
の一方の端部が近くなり他方の端部が遠くなるように傾
斜させて浴槽を配置し、浴槽の開口上縁に張り出して設
けたフランジに、浴槽の長手方向の両端部の洗い場側の
部分及び上記壁面側の部分にそれぞれ腰掛けスペースを
形成して成ることを特徴とする浴室。 - 【請求項２】 浴槽の長手方向の壁面から遠い側の端部
において、上記の壁面側の開口縁に凹段部を設けて成る
ことを特徴とする請求項１に記載の浴室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9353850A JPH11182075A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 浴 室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9353850A JPH11182075A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 浴 室 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11182075A true JPH11182075A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18433651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9353850A Pending JPH11182075A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 浴 室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11182075A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020041371A (ja) * | 2018-09-13 | 2020-03-19 | 積水ホームテクノ株式会社 | 浴室ユニット及び洗い場床パネル |
-
1997
- 1997-12-22 JP JP9353850A patent/JPH11182075A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020041371A (ja) * | 2018-09-13 | 2020-03-19 | 積水ホームテクノ株式会社 | 浴室ユニット及び洗い場床パネル |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021203 |