JPH1118082A - 画像信号処理装置及び方法 - Google Patents

画像信号処理装置及び方法

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JPH1118082A
JPH1118082A JP16879497A JP16879497A JPH1118082A JP H1118082 A JPH1118082 A JP H1118082A JP 16879497 A JP16879497 A JP 16879497A JP 16879497 A JP16879497 A JP 16879497A JP H1118082 A JPH1118082 A JP H1118082A
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JP
Japan
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image signal
compressed image
memory
signal processing
writing
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JP16879497A
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English (en)
Inventor
Masamine Maeda
昌峰 前田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信側と受信側とで生成される同期信号にズ
レが生じた場合に、該同期信号の同期を簡素な構成にて
補正することのできる画像信号処理装置及び方法を提供
する。 【解決手段】 圧縮符号化された画像信号を入力し、前
記入力された画像信号を圧縮符号化された状態で所定の
画面分記憶可能なメモリに記憶し、前記メモリに記憶さ
れた所望の画像信号が正常に読み出し可能な状態でない
ことを検出し、前記検出結果に応じて、前記メモリへの
書き込み若しくは前記メモリからの読み出しを制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像信号処理装置及
び方法に係り、特に圧縮符号化された動画像信号の処理
が可能な処理装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラ一体型VTR等のカメラ部
とVTR部と表示部とを一体化させた装置において、カ
メラ部と表示部、若しくはカメラ部とVTR部とを分離
可能とし、それらが分離した際にはカメラ部にて撮像さ
れた動画像信号を表示部若しくはVTR部に無線通信
(例えば、スペクトラム拡散通信方式等を用いた無線通
信)するシステムが提案されている。
【0003】例えば、カメラ部(送信側)において、フ
レーム毎の画像データに加え、その画像データのフレー
ム毎の同期のタイミングを示す同期データを送信する。
表示部若しくはVTR部(受信側)では、該同期データ
を抽出し、送信側より送信された動画像信号を復元する
タイミングを生成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような無線伝送システムにおいて、送信側は、伝送する
動画像信号の同期信号のタイミングを生成するために位
相ロック発信回路等の同期信号を生成するための手段が
必要となっていた。
【0005】又、受信側では、伝送路中の雑音等によっ
て送信側の出力する同期信号の抽出を正常に行えなかっ
た場合に、その同期信号の異常を補正するための回路も
必要となるため、システム全体の構成を複雑化する要因
となっていた。
【0006】更に、受信側では、送信側の出力する同期
信号とほぼ同じ周期の同期信号を生成するが、送信側の
具備する同期信号生成用回路とは独立して動作している
ため、送信側と受信側とでわずかに周期が異なってい
た。このため、受信側の生成する同期信号の周期が、送
信側の出力する同期信号の周期に比して、進む又は遅れ
てしまう現象が生じていた。
【0007】以上の背景から本出願の発明の目的は、送
信側と受信側とで生成される同期信号にズレが生じた場
合に、該同期信号の同期を簡素な構成にて補正すること
のできる画像信号処理装置及び方法を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述のような目的を達成
するために、本発明の画像信号処理装置は、圧縮符号化
された画像信号を入力する入力手段と、前記入力手段に
より入力された画像信号を圧縮符号化された状態で所定
の画面分記憶可能な記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた所望の画像信号が正常に読み出し可能な状態でない
こと検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に応
じて前記記憶手段への書き込み若しくは前記記録手段か
らの読み出しを制御する制御手段とを具備することを特
徴とするものである。
【0009】又、本発明の画像信号処理装置は、第1の
周期により供給される圧縮画像信号を書き込むメモリ手
段と、前記第1の周期とは同期していない第2の周期に
より前記メモリ手段から読み出される圧縮画像信号を伸
長する伸長手段とを具備する画像信号処理装置であっ
て、前記第2の周期にて読み出される圧縮画像信号が正
常に読み出し可能でない場合には、前記メモリ手段への
書き込み若しくは前記メモリ手段からの読み出しを制御
することを特徴とするものである。
【0010】又、本発明の画像信号処理方法は、圧縮符
号化された画像信号を入力し、前記入力された画像信号
を圧縮符号化された状態で所定の画面分記憶可能なメモ
リに記憶し、前記メモリに記憶された所望の画像信号が
正常に読み出し可能な状態でないことを検出し、前記検
出結果に応じて、前記メモリへの書き込み若しくは前記
メモリからの読み出しを制御することを特徴とするもの
である。
【0011】更に、本発明の画像信号処理方法は、第1
の周期により供給される圧縮画像信号を書き込み可能な
メモリに該圧縮画像信号を書き込み、前記第1の周期と
は同期していない第2の周期により前記圧縮画像信号を
前記メモリから読み出し、前記読み出された圧縮画像信
号を伸長する画像信号処理方法であって、前記第2の周
期にて読み出される圧縮画像信号が正常に読み出し可能
でない場合には、前記メモリへの書き込み若しくは前記
メモリからの読み出しを制御することを特徴とするもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像信号伝送装置
及び方法について図面を用いて詳細に説明する。
【0013】(第1の実施例)図1は、本発明に係る第
1の実施例である画像信号伝送装置の送信側の構成を示
すブロック図である。
【0014】図1において、101は、被写体の光学像
を集光し、後段の撮像素子102に像形成を行うレン
ズ。102は、CCD等の撮像素子。103は、撮像素
子102から出力された撮像信号(RGB信号或いはY
MC信号)を所定の周期(例えば、フレーム単位)をも
つ動画像信号(例えば、輝度信号と色差信号により構成
される)に生成するカメラ信号処理回路。104は、カ
メラ信号処理回路103にて生成された動画像信号の同
期を抽出する同期抽出回路。105は、カメラ信号処理
回路103から出力された動画像信号をディジタル信号
に変換するA/D変換回路。106は、A/D変換回路
105から出力された動画像信号を所定のフォーマット
形式のディジタル画像信号に変換し、周知の高能率符号
化方式を用いて所定単位毎に圧縮符号化(本実施例で
は、フレーム単位に画面内符号化)する圧縮処理回路。
107は、圧縮処理回路106にて圧縮符号化された画
像データを後段のスペクトラム拡散送信部108を用い
て無線伝送する為に一時的に保持するバッファ。108
は、バッファ107に保持されている圧縮画像データを
スペクトラム拡散通信方式等を用いて所定単位毎に無線
伝送するスペクトラム拡散送信部108であり、109
はアンテナである。
【0015】又、図2は本発明に係る第1の実施例であ
る画像信号伝送装置の受信側の構成を示すブロック図で
ある。
【0016】図2において、201はアンテナであり、
202は、スペクトラム拡散通信方式にて無線伝送され
た圧縮画像データを受信し、逆スペクトラム拡散変調を
施すスペクトラム拡散受信部。203は、受信した圧縮
画像データを後段のメモリ204に供給する為に一時的
に保持するバッファ。204は、バッファ203に保持
されている圧縮画像データを所定の周期単位(本実施例
では、フレーム単位)毎に読み出し、所定量(本実施例
では、3フレーム分)の圧縮画像データを記憶するメモ
リで、異なる圧縮画像信号の読み出しと書き込みの動作
を同時に行うことができる。205は、受信した圧縮画
像データを所定の周期毎に処理するための同期信号を生
成する同期生成回路。206は、メモリ204から読み
出された圧縮画像データに対して、送信側の圧縮処理回
路103に対応した伸長処理を行う伸長処理回路。20
7は、伸長処理回路206にて伸長されたディジタル画
像信号をアナログ信号に変換するD/A変換回路。20
8は、D/A変換回路207から出力された画像信号を
後段のモニタ209にて表示可能な信号形態(例えば、
NTSCやPAL等の標準テレビジョン信号)になるよ
うに処理するモニタ信号処理回路。210は、受信側の
各処理回路を制御するマイクロコンピュータからなり、
メモリ204への書き込みとメモリ204からの読み出
しを制御する制御部である。
【0017】以下では上述のように構成された画像信号
伝送装置(送信側及び受信側)の動作を説明する。
【0018】送信側において、CCD等により構成され
た撮像素子102は、レンズ101にて集光された被写
体の光学像を撮像信号(例えば、RGB信号或いはYM
C信号)に変換し、カメラ信号処理回路103に供給す
る。カメラ信号処理回路103は、レンズ101、撮像
素子102にて撮像された撮像信号から所定のフォーマ
ット形式の画像信号(本実施例では、輝度信号と2つの
色差信号(コンポーネント信号)のサンプリング周波数
の比が4:1:1となるNTSC信号)を生成し、A/
D変換回路105に供給する。
【0019】又、同期抽出回路104は、カメラ信号処
理回路103にて生成された画像信号の同期のタイミン
グを示す同期信号(本実施例では、フレーム毎に生成さ
れる同期信号)をカメラ信号処理回路103より抽出
し、後段のA/D変換回路105、圧縮処理回路106
に供給する。A/D変換回路105は、カメラ信号処理
回路103から出力されたアナログ画像信号をディジタ
ル画像信号に変換して圧縮処理回路106に供給する。
圧縮処理回路106は、ディジタル化された画像信号に
対してJPEG圧縮方式等の周知の高能率符号化方式を
用いてフレーム単位毎に圧縮符号化し、バッファ107
に供給する。尚、本実施例では、JPEG圧縮方式を用
いてフレーム単位毎に所定のデータ量未満となる様に画
面内符号化を行なっている。即ち、圧縮処理回路106
は1フレームの画像信号の符号量を所定量以下となる様
にDCT係数の量子化パラメータを制御する。
【0020】尚、圧縮処理回路106にて行われる圧縮
処理については、例えば本出願人の出願している特願平
03−016466、特願平03−113189、特願
平03−113226、特願平03−284957、特
願平03−284956等を参照されたい。
【0021】バッファ107は、一時的に保持している
フレーム単位の圧縮画像データをスペクトラム拡散送信
部108に供給し、スペクトラム拡散送信部108は、
該圧縮画像データに対してスペクトラム拡散変調を施
し、該変調信号を更に無線伝送可能な周波数に変調して
外部の受信装置に無線伝送する。
【0022】送信側にて無線伝送されたフレーム単位の
圧縮画像信号は、受信側のアンテナ201にて受信さ
れ、送信側の同期信号のタイミングに応じてフレーム単
位毎にスペクトラム拡散受信部202に供給される。ス
ペクトラム拡散受信部202は、該受信信号を復調し、
その復調信号に逆拡散変調を施すことにより、送信側に
てスペクトラム拡散変調される前の圧縮画像信号を再生
する。再生された圧縮画像信号は、送信側の同期信号の
タイミングに応じてフレーム毎に一時的にバッファ20
3に保持され、メモリ204に供給される。尚、本実施
例のメモリ204は、バッファ203から出力される圧
縮画像信号を3フレーム分記録することができる。即
ち、メモリ204の容量は前述の圧縮処理回路106で
1フレームの画像信号の最大の符号量として定めた所定
量の3倍以上に設定される。
【0023】バッファ203に保持されている圧縮画像
データは、送信側の同期信号のタイミングに応じてフレ
ーム毎にメモリ204に書き込まれる。又、メモリ20
4に書き込まれた1フレーム分の圧縮画像データは、同
期生成回路205にて生成される同期信号に応じて読み
出され、伸長処理回路206に供給されるように制御部
210により制御される。
【0024】伸長処理回路206は、メモリ204から
読み出された圧縮画像信号に対して、送信側の圧縮処理
回路106に対応した伸長処理を施し、非圧縮のディジ
タル画像信号を生成する。伸長処理回路206にて伸長
された画像信号は、D/A変換回路207に供給され、
同期生成回路205にて生成される同期のタイミングに
合わせてフレーム単位にアナログ画像信号に変換され
る。D/A変換回路207から出力された画像信号は、
モニタ信号処理回路208にて表示に適した信号形態に
なるように処理される、モニタ209は、モニタ信号処
理回路208から出力を表示することにより、送信側に
て撮像された動画像信号を表示することができる。
【0025】このような構成において、受信側の同期信
号を生成する同期生成回路208と送信側の同期信号を
抽出する同期抽出回路104とは、夫々独立して動作し
ている。そのため、送信側の同期信号のタイミングに応
じて受信された圧縮画像データをフレームメモリ204
に書き込むタイミングと、受信側の同期信号のタイミン
グに応じて圧縮画像データ読み出すタイミングとが異な
る場合がある。このような場合の動作について、図3、
図4及び図8を用いて説明する。
【0026】図3は、受信側にて生成される同期信号の
周期が、送信側の同期信号の周期よりもわずかに短い場
合を示すタイミングチャートである。又、図8は、フレ
ームメモリ204に書き込まれた圧縮画像信号の読み出
し処理の一例を説明するフローチャートである。
【0027】図3において、VsyncAはフレーム毎にメ
モリ204に書き込まれる圧縮画像データのタイミング
を示すタイミングチャートであり、VsyncBはフレーム
毎にメモリ204から読み出される圧縮画像データのタ
イミングを示すタイミングチャートである。又、各タイ
ミングチャートに付されている番号はフレームの番号を
示す。
【0028】図3において、受信側は、同期生成回路2
05により生成された同期信号に応じてメモリ204に
記憶されている所望の圧縮画像データの読み出しを開始
する(ステップS801)。
【0029】フレーム番号1〜7に対応する圧縮画像デ
ータは、いずれもメモリ204への書き込みが完了した
後に読み出されている。そのため、制御部210は受信
側、送信側の同期信号に応じて圧縮画像データ(フレー
ム番号1〜7)を正常に後段の伸長処理回路206に供
給するように制御することができる(ステップS80
2、S803、S805)。
【0030】しかし、所望の圧縮画像データがフレーム
番号8であった場合、制御部210は、該圧縮画像デー
タのメモリ204への書き込みが終了する前に、読み出
しを開始してしまうため、フレーム番号8の圧縮画像デ
ータを正常に読み出すことができない。そのため、もう
一度フレーム番号7に対応する圧縮画像データを読み出
し、その画像データにより書き込みと読み込みのタイミ
ングのズレを補正する(ステップS802、S80
4)。ここで制御部210は、メモリ204の所定の領
域へ圧縮画像データ(フレーム番号8)を書き込む際の
書き込みアドレスと、メモリ204から読み出される圧
縮画像データの読み出しアドレスとを比較し、該読み出
しアドレスが現在書き込みを行なっている圧縮画像デー
タ(フレーム番号8)を記憶する領域のアドレスである
ことを検出した場合に、該圧縮画像データより前の圧縮
画像データ(フレーム番号7)を再び読み出すように制
御している。又、フレーム番号8の圧縮画像データは、
該フレーム番号7の圧縮画像データが再び読み出された
後に読み出される。
【0031】図4は、受信側にて生成される同期信号の
周期が、送信側の同期信号の周期よりもわずかに長い場
合を示すタイミングチャートである。図4において、Vs
yncAはフレーム毎にメモリ204に書き込まれる圧縮
画像データのタイミングを示すタイミングチャートであ
り、VsyncBはフレーム毎にメモリ204から読み出さ
れる圧縮画像データのタイミングを示すタイミングチャ
ートである。又、各タイミングチャートに付されている
番号はフレームの番号を示す。
【0032】図4において、受信側は、同期生成回路2
05により生成された同期信号に応じてメモリ204に
記憶されている所望の圧縮画像データの読み出しを開始
する(ステップS801)。
【0033】フレーム番号1〜6に対応する圧縮画像デ
ータは、いずれもメモリ204への書き込みが完了した
後に、更に新しい圧縮画像データが上書きされる前に読
み出されている。そのため、制御部210は受信側、送
信側の同期信号に応じて圧縮画像データ(フレーム番号
1〜6)を正常に後段の伸長処理回路206に供給する
ように制御することができる(ステップS802、S8
03、S805)。
【0034】しかし、所望の圧縮画像データがフレーム
番号7であった場合、制御部210は、メモリ204の
所定の領域に記憶された該圧縮画像データの読み出しが
終了する前に、該所定の領域に対して他の圧縮画像デー
タ(フレーム番号10)の書き込みを開始してしまうた
め、フレーム番号7の圧縮画像データを正常に読み出す
ことができない。そのため、制御部210は、フレーム
番号10に対応する圧縮画像データの書き込みをフレー
ム番号8の画像データに上書きすることによって書き込
みと読み込みのタイミングのズレを補正する(ステップ
S802、S803、S806)。ここで制御部210
は、メモリ204の所定の領域へ圧縮画像データを書き
込む際の書き込みアドレスと、メモリ204から読み出
される圧縮画像データ(フレーム番号7)の読み出しア
ドレスとを比較し、該読み出しアドレスが現在書き込み
を行なっている圧縮画像データ(フレーム番号10)を
記憶する領域のアドレスであることを検出した場合に、
該圧縮画像データの次の圧縮画像データ(フレーム番号
8)に上書きするように制御している。従って、フレー
ム番号8の圧縮画像データは読み出されない。
【0035】尚、本実施例では、フレーム番号10に対
応する圧縮画像データの書き込みをフレーム番号8の画
像データに上書きすることによって書き込みと読み込み
のタイミングのズレを補正したが、フレーム番号10に
対応する圧縮画像データの書き込みをフレーム番号7の
画像データに上書きし、フレーム番号8の圧縮画像デー
タを読み出すようにスイッチ503、507を制御して
もよい。
【0036】以上のように本実施例では、送信側と受信
側のフレーム同期信号のズレを補正するために、受信側
のメモリに一時的に保持される圧縮画像データの読み出
しと書き込みのタイミングを制御することにより、位相
ロック発信回路や同期の外れを防止する回路等の複雑な
回路を不要とすることができる。
【0037】又、フレーム単位に画面内符号化された画
像信号を受信し、該圧縮画像信号を伸長する前に送信側
と受信側のフレーム同期信号のズレを補正することがで
きるため、少ない容量のメモリで簡単に同期信号のタイ
ミングを合わせることができる。
【0038】(第2の実施例)本発明の第2の実施例で
ある画像信号伝送装置(送信側)は、図1に示す第1の
実施例の画像信号伝送装置(送信側)と同様の構成であ
るため、その詳細な説明を省略する。
【0039】図5は、本発明に係る第2の実施例である
画像信号伝送装置の受信側の構成を示すブロック図であ
る。
【0040】図5において、501はアンテナであり、
502は、スペクトラム拡散通信方式にて無線伝送され
た圧縮画像データを受信し、逆スペクトラム拡散変調を
施すスペクトラム拡散受信部。503は、同期生成回路
508の生成する所定周期(本実施例では、フレーム周
期)の同期信号に同期して、スペクトラム拡散受信部5
02の出力する圧縮画像データを後段のフレームメモリ
504〜506の夫々に供給するスイッチ。504〜5
06は、スペクトラム拡散受信部502から出力される
圧縮画像データをフレーム単位毎に交互に記憶するフレ
ームメモリ。507は、フレームメモリ504〜506
に記憶されている圧縮画像データを同期生成回路508
の生成する同期信号に応じて交互に切り換えて読み出す
スイッチ。508は、受信した圧縮画像データを所定の
周期毎に処理するための同期信号を生成する同期生成回
路。509は、スイッチ507を介してフレームメモリ
504〜506の夫々から読み出された圧縮画像データ
に対して、送信側の圧縮処理回路103に対応した伸長
処理を施す伸長処理回路。510は、伸長処理回路50
9にて伸長されたディジタル画像信号をアナログ信号に
変換するD/A変換回路。511は、D/A変換回路5
10から出力された画像信号を後段のモニタ512にて
表示可能な信号形態(例えば、NTSCやPAL等の標
準テレビジョン信号)になるように処理するモニタ信号
処理回路。513は、受信側の各処理回路を制御するマ
イクロコンピュータからなり、フレームメモリ504〜
506への書き込みとフレームメモリ504〜506か
らの読み出しを制御する制御部である。
【0041】以下では上述のように構成された画像信号
伝送装置(受信側)の動作を説明する。
【0042】送信側より無線伝送されたフレーム単位の
圧縮画像信号は、受信側のアンテナ501にて受信さ
れ、送信側の同期信号のタイミングに応じてフレーム単
位毎にスペクトラム拡散受信部502に供給される。ス
ペクトラム拡散受信部502は、該受信信号を復調し、
その復調信号に逆拡散変調を施すことにより、送信側に
てスペクトラム拡散変調される前の圧縮画像信号を生成
する。スペクトラム拡散受信部502にて生成された所
定単位の圧縮画像信号は、送信側の生成する同期信号に
応じてスイッチ503に供給される。
【0043】スイッチ503は、送信側の生成する同期
信号のタイミングに応じて、スペクトラム拡散受信部5
02から出力されるフレーム単位の圧縮画像データを書
き込む先(フレームメモリ504〜506の何れか)を
選択する。又、制御部513は、フレームメモリ504
〜506の夫々に書き込まれた圧縮画像データを、同期
生成回路508にて生成される同期信号に応じてスイッ
チ507より読み出し、伸長処理回路509に供給する
ように制御する。
【0044】伸長処理回路509は、フレームメモリ5
04〜506の夫々から交互に読み出された圧縮画像信
号に対して、送信側の圧縮処理回路106に対応した伸
長処理を施し、非圧縮のディジタル画像信号を生成す
る。伸長処理回路509にて伸長された画像信号は、D
/A変換回路510に供給され、同期生成回路508に
て生成される同期のタイミングに合わせてフレーム単位
にアナログ画像信号に変換される。D/A変換回路51
0から出力された画像信号は、モニタ信号処理回路51
1にて表示に適した信号形態になるように処理される、
モニタ512は、モニタ信号処理回路511から出力を
表示することにより、送信側にて撮像された動画像信号
を表示することができる。
【0045】このような構成において、受信側の同期信
号を生成する同期生成回路508と送信側の同期信号を
抽出する同期抽出回路104とは、夫々独立して動作し
ている。そのため、送信側の同期信号のタイミングに応
じてフレームメモリ504〜506に圧縮画像データを
書き込むタイミングと、受信側の同期信号に応じて圧縮
画像データを読み出すタイミングとが異なる場合があ
る。このような場合の動作について、図6及び図7を用
いて説明する。
【0046】図6は、受信側にて生成される同期信号の
周期が、送信側の同期信号の周期よりもわずかに短い場
合を示すタイミングチャートである。
【0047】図6において、VsyncAはフレーム単位毎
に各フレームメモリ504〜506に書き込まれる圧縮
画像データのタイミングを示すタイミングチャートであ
り、a1はフレームメモリ504に書き込まれる圧縮画
像データのタイミングチャート、a2はフレームメモリ
505に書き込まれる圧縮画像データのタイミングチャ
ート、a3フレームメモリ506に書き込まれる圧縮画
像データのタイミングチャートである。又、VsyncBは
フレーム単位毎に各フレームメモリ504〜506から
読み出される圧縮画像データのタイミングを示すタイミ
ングチャートであり、b1はフレームメモリ504に読
み出される圧縮画像データのタイミングチャート、b2
はフレームメモリ504に読み出される圧縮画像データ
のタイミングチャート、b3はフレームメモリ504に
読み出される圧縮画像データのタイミングチャートる。
又、各タイミングチャートに付されている番号はフレー
ムの番号を示す。
【0048】図6において、受信側は、同期生成回路5
08により生成された同期信号に応じてフレームメモリ
504〜506の何れかに記憶されている所望の圧縮画
像データの読み出しを開始する。
【0049】フレーム番号1〜7に対応する圧縮画像デ
ータは、いずれもフレームメモリ504〜506への書
き込みが完了した後に読み出されている。そのため、制
御部513は受信側、送信側の同期信号に応じて圧縮画
像データ(フレーム番号1〜7)を正常に後段の伸長処
理回路509に供給するように制御することができる。
【0050】しかし、所望の圧縮画像データがフレーム
番号8であった場合、制御部513は、該圧縮画像デー
タのフレームメモリ505への書き込みが終了する前
に、読み出しを開始してしまうため、フレーム番号8の
圧縮画像データを正常に読み出すことができない。その
ため、制御部513は、もう一度フレーム番号7に対応
する圧縮画像データを読み出し、その画像データにより
書き込みと読み込みのタイミングのズレを補正するよう
にスイッチ507を切り換える。
【0051】図7は、受信側にて生成される同期信号の
周期が、送信側の同期信号の周期よりもわずかに長い場
合を示すタイミングチャートである。
【0052】図7において、VsyncAはフレーム単位毎
に各フレームメモリ504〜506に書き込まれる圧縮
画像データのタイミングを示すタイミングチャートであ
り、a1はフレームメモリ504に書き込まれる圧縮画
像データのタイミングチャート、a2はフレームメモリ
505に書き込まれる圧縮画像データのタイミングチャ
ート、a3フレームメモリ506に書き込まれる圧縮画
像データのタイミングチャートである。又、VsyncBは
フレーム単位毎に各フレームメモリ504〜506から
読み出される圧縮画像データのタイミングを示すタイミ
ングチャートであり、b1はフレームメモリ504に読
み出される圧縮画像データのタイミングチャート、b2
はフレームメモリ504に読み出される圧縮画像データ
のタイミングチャート、b3はフレームメモリ504に
読み出される圧縮画像データのタイミングチャートる。
又、各タイミングチャートに付されている番号はフレー
ムの番号を示す。
【0053】図7において、VsyncAはフレーム単位毎
にフレームメモリ204に書き込まれる圧縮画像データ
のタイミングを示すタイミングチャートであり、Vsync
Bはフレーム単位毎にフレームメモリ204から読み出
される圧縮画像データのタイミングを示すタイミングチ
ャートである。又、各タイミングチャートに付されてい
る番号はフレームの番号を示す。
【0054】図7において、受信側は、同期生成回路5
08により生成された同期信号に応じてフレームメモリ
504〜506に記憶されている所望の圧縮画像データ
の読み出しを開始する。
【0055】フレーム番号1〜6に対応する圧縮画像デ
ータは、いずれもフレームメモリ504〜506への書
き込みが完了した後に、更に新しい圧縮画像データが上
書きされる前に読み出されている。そのため、制御部5
13は受信側、送信側の同期信号に応じて圧縮画像デー
タ(フレーム番号1〜6)を正常に後段の伸長処理回路
206に供給するように制御することができる。
【0056】しかし、所望の圧縮画像データがフレーム
番号7であった場合、制御部513は、フレームメモリ
504に記憶された該圧縮画像データの読み出しが終了
する前に、該フレームメモリ504に対して他の圧縮画
像データ(フレーム番号10)の書き込みを開始してし
まうため、フレーム番号7の圧縮画像データを正常に読
み出すことができない。そのため、制御部513は、フ
レーム番号10に対応する圧縮画像データの書き込みを
フレーム番号8の画像データに上書きすることによって
書き込みと読み込みのタイミングのズレを補正するよう
にスイッチ503を制御する。
【0057】尚、本実施例では、フレーム番号10に対
応する圧縮画像データの書き込みをフレーム番号8の画
像データに上書きすることによって書き込みと読み込み
のタイミングのズレを補正したが、フレーム番号10に
対応する圧縮画像データの書き込みをフレーム番号7の
画像データに上書きし、フレーム番号8の圧縮画像デー
タを読み出すようにスイッチ503、507を制御して
もよい。
【0058】以上のように本実施例では、送信側と受信
側のフレーム同期信号のズレを補正するために、受信側
のメモリに一時的に保持される圧縮画像信号の読み出し
と書き込みのタイミングを制御することにより、位相ロ
ック発信回路や同期の外れを防止する回路等の複雑な回
路を不要とすることができる。
【0059】又、フレーム単位に圧縮符号化された画像
信号を受信し、該圧縮画像信号を伸長する前に送信側と
受信側のフレーム同期信号のズレを補正することができ
るため、少ない容量のメモリで簡単に同期信号のタイミ
ングを合わせることができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信側と受信側の同期信号のズレを補正するために受信側
のメモリに一時的に保持された圧縮画像信号の読み出し
処理と書き込み処理を制御するため、位相ロック発信回
路や同期の外れを防止する回路等の複雑な回路が不要と
なり、簡素な構成の画像信号処理装置及び方法を実現す
ることができる。
【0061】又、本発明によれば、所定の画面単位に圧
縮符号化された画像信号を受信し、該圧縮画像信号を伸
長する前に送信側と受信側の同期信号のズレを補正する
ことができるため、少ない容量のメモリで簡単に且つ低
コストに同期信号のタイミングを制御することの可能な
画像信号処理装置及び方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である画像信号伝送装置
の送信側の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第1の実施例である画像信号伝送装置
の受信側の構成を示すブロック図。
【図3】受信側にて生成される同期信号の周期が、送信
側の同期信号の周期よりもわずかに短い場合を示すタイ
ミングチャート。
【図4】受信側にて生成される同期信号の周期が、送信
側の同期信号の周期よりもわずかに長い場合を示すタイ
ミングチャート。
【図5】本発明に係る第2の実施例である画像信号伝送
装置の受信側の構成を示すブロック図。
【図6】受信側にて生成される同期信号の周期が、送信
側の同期信号の周期よりもわずかに短い場合を示すタイ
ミングチャート。
【図7】受信側にて生成される同期信号の周期が、送信
側の同期信号の周期よりもわずかに長い場合を示すタイ
ミングチャートである。
【図8】フレームメモリ204に書き込まれた圧縮画像
信号の読み出し処理の一例を説明するフローチャート。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮符号化された画像信号を入力する入
    力手段と、 前記入力手段により入力された画像信号を圧縮符号化さ
    れた状態で所定の画面分記憶可能な記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された所望の画像信号が正常に読み
    出し可能な状態でないこと検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に応じて前記記憶手段への書き
    込み若しくは前記記録手段からの読み出しを制御する制
    御手段とを具備することを特徴とする画像信号処理装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記制御手段は、前
    記所望の画像信号を前記記憶手段へ書き込む期間と、該
    所望の画像信号を前記記憶手段から読み出す期間とが重
    複した際に、前記記憶手段からの読み出しを制御するこ
    とを特徴とする画像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記制御手段は、前
    記所望の画像信号を前記記憶手段から読み出す期間と、
    該所望の画像信号よりも前記所定の画面単位分後の画像
    信号を前記記憶手段へ書き込む期間とが重複した際に、
    前記記憶手段への書き込み若しくは読み出しを制御する
    ことを特徴とする画像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記制御手段は、前
    記記憶手段の所定の領域に記憶された前記所望の画像信
    号を読み出す処理が終了する前に、前記所望の画像信号
    とは異なる画像信号を該所定の領域に書き込む処理を開
    始する場合には、該所定の領域とは異なる領域に前記所
    望の画像信号とは異なる画像信号の書き込みを行うよう
    に制御することを特徴とする画像信号処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記制御手段は、前
    記記憶手段の所定の領域に記憶された前記所望の画像信
    号を読み出す処理が終了する前に、前記所望の画像信号
    とは異なる画像信号を該所定の領域に書き込む処理を開
    始する場合には、該所定の領域とは異なる領域に記録さ
    れた前記所望の画像信号とは異なる画像信号の読み出し
    を行うように制御することを特徴とする画像信号処理装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記制御手段は、前
    記記憶手段の所定の領域に前記所望の画像信号を書き込
    む処理が終了する前に、該所望の画像信号を該所定の領
    域から読み出す処理が開始される場合には、該所定の領
    域とは異なる領域に記憶された前記所望の画像信号とは
    異なる画像信号の読み出しを行うように制御することを
    特徴とする画像信号処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかにおいて、前記入
    力手段により入力された画像信号の周期は、前記記憶手
    段から読み出される画像信号の周期と同期していないこ
    とを特徴とする画像信号処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れかにおいて、前記記
    憶手段は、前記所定の画面単位分記憶された画像信号の
    読み出しと書き込みの処理を同時に行えることを特徴と
    する画像信号処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れかにおいて、前記入
    力手段は、画面内符号化により各画面のデータ量が所定
    量以下となる様に圧縮符号化された画像信号を入力する
    ことを特徴とする画像信号処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9の何れかにおいて、前記
    入力手段は、被写体の光学像を撮像する撮像装置にて生
    成された前記画像信号も入力可能であることを特徴とす
    る画像信号処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10の何れかにおいて、前
    記入力手段は、無線で送信された前記画像信号も入力可
    能であることを特徴とする画像信号処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記入力手段
    は、スペクトラム拡散通信方式により送信された前記画
    像信号も入力可能であることを特徴とする画像信号処理
    装置。
  13. 【請求項13】 第1の周期により供給される圧縮画像
    信号を書き込むメモリ手段と、 前記第1の周期とは同期していない第2の周期により前
    記メモリ手段から読み出される圧縮画像信号を伸長する
    伸長手段とを具備する画像信号処理装置であって、 前記第2の周期にて読み出される圧縮画像信号が正常に
    読み出し可能でない場合には、前記メモリ手段への書き
    込み若しくは前記メモリ手段からの読み出しを制御する
    ことを特徴とする画像信号処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記画像信号処
    理装置は、前記圧縮画像信号を前記メモリ手段へ書き込
    む期間と、該圧縮画像信号を前記メモリ手段から読み出
    す期間とが重複した際に、前記メモリ手段からの読み出
    しを制御することを特徴とする画像信号処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項13において、前記画像信号処
    理装置は、前記圧縮画像信号を前記メモリ手段から読み
    出す期間と、該圧縮画像信号よりも所定の画面単位分あ
    との画像信号を前記メモリ手段へ書き込む期間とが重複
    した際に、前記メモリ手段への書き込み若しくは読み出
    しを制御することを特徴とする画像信号処理装置。
  16. 【請求項16】 請求項13において、前記画像信号処
    理装置は、前記メモリ手段の所定の領域に記憶された第
    1の圧縮画像信号を読み出す処理が終了する前に、前記
    第1の圧縮画像信号とは異なる第2の圧縮画像信号を該
    所定の領域に書き込む処理を開始する場合には、該所定
    の領域とは異なる領域に前記第2の圧縮画像信号の書き
    込みを行うように制御することを特徴とする画像信号処
    理装置。
  17. 【請求項17】 請求項13において、前記画像信号処
    理装置は、前記メモリ手段の所定の領域に記憶された第
    1の圧縮画像信号を読み出す処理が終了する前に、前記
    第1の圧縮画像信号とは異なる第2の圧縮画像信号を該
    所定の領域に書き込む処理を開始する場合には、該所定
    の領域とは異なる領域に記録された前記第1、第2の圧
    縮画像信号とは異なる圧縮画像信号の読み出しを行うよ
    うに制御することを特徴とする画像信号処理装置。
  18. 【請求項18】 請求項13において、前記画像信号処
    理装置は、前記メモリ手段の所定の領域に第2の圧縮画
    像信号を書き込む処理が終了する前に、該第1の圧縮画
    像信号を該所定の領域から読み出す処理が開始される場
    合には、該所定の領域とは異なる領域に記憶された前記
    第1の圧縮画像信号とは異なる画像信号の読み出しを行
    うように制御することを特徴とする画像信号処理装置。
  19. 【請求項19】 請求項13〜18の何れかにおいて、
    前記メモリ手段は、画面内符号化により各画面のデータ
    量が所定量以下となる様に圧縮符号化された画像信号を
    記憶することを特徴とする画像信号処理装置。
  20. 【請求項20】 請求項19において、前記メモリ手段
    は、前記第1の周期により供給される圧縮画像信号を1
    画面単位で記録可能な複数のメモリにより構成可能であ
    ることを特徴とする画像信号処理装置。
  21. 【請求項21】 請求項13〜20の何れかにおいて、
    前記メモリ手段は、前記圧縮画像信号の読み出しと書き
    込みの処理を同時に行えることを特徴とする画像信号処
    理装置。
  22. 【請求項22】 請求項13〜21の何れかにおいて、
    前記メモリ手段は、被写体の光学像を撮像する撮像装置
    にて生成された前記圧縮画像信号も書き込み可能である
    ことを特徴とする画像信号処理装置。
  23. 【請求項23】 請求項13〜22の何れかにおいて、
    前記メモリ手段は、無線で送信された前記圧縮画像信号
    も書き込み可能であることを特徴とする画像信号処理装
    置。
  24. 【請求項24】 請求項23において、前記メモリ手段
    は、スペクトラム拡散通信方式により送信された前記圧
    縮画像信号も書き込み可能であることを特徴とする画像
    信号処理装置。
  25. 【請求項25】 圧縮符号化された画像信号を入力し、 前記入力された画像信号を圧縮符号化された状態で所定
    の画面分記憶可能なメモリに記憶し、 前記メモリに記憶された所望の画像信号が正常に読み出
    し可能な状態でないことを検出し、 前記検出結果に応じて、前記メモリへの書き込み若しく
    は前記メモリからの読み出しを制御することを特徴とす
    る画像信号処理方法。
  26. 【請求項26】 第1の周期により供給される圧縮画像
    信号を書き込み可能なメモリに該圧縮画像信号を書き込
    み、 前記第1の周期とは同期していない第2の周期により前
    記圧縮画像信号を前記メモリから読み出し、 前記読み出された圧縮画像信号を伸長する画像信号処理
    方法であって、 前記第2の周期にて読み出される圧縮画像信号が正常に
    読み出し可能でない場合には、前記メモリへの書き込み
    若しくは前記メモリからの読み出しを制御することを特
    徴とする画像信号処理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005275242A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Alpine Electronics Inc 映像キャプチャ回路及び映像キャプチャ方法
JP2012037690A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Sharp Corp 画像処理装置
CN102480617A (zh) * 2010-11-29 2012-05-30 索尼公司 图像显示装置、图像显示系统、图像显示方法和程序

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