JPH11180700A - ホイストリフター等昇降機に設けた昇降リフターの落下防止装置 - Google Patents
ホイストリフター等昇降機に設けた昇降リフターの落下防止装置Info
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- JPH11180700A JPH11180700A JP35171297A JP35171297A JPH11180700A JP H11180700 A JPH11180700 A JP H11180700A JP 35171297 A JP35171297 A JP 35171297A JP 35171297 A JP35171297 A JP 35171297A JP H11180700 A JPH11180700 A JP H11180700A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の偏心カムの構成は、構成上摩耗ローラ
の圧接による偏心カム及び／又は角柱の損傷の問題があ
り、例えば、偏心カムの圧接回数の増加により発生し易
い課題がある。この構成では、載架荷物の荷重により有
効に作用する反面、荷重が重い場合には、時として作用
しない、又は幾分安全性に欠ける等の課題がある。 【解決手段】本発明は、ポールに連結体を介して併設さ
れる角柱を昇降する框及び昇降リフターと、この昇降リ
フターを吊下するワイヤー及び昇降機でなるホイストリ
フター等昇降機に、揺動自在の対のストッパー体と、こ
のストッパー体の揺動を司る動作部材と、この動作部材
と前記ワイヤーを連結する連結部材で構成されるホイス
トリフター等昇降機に設けた昇降リフターの落下防止装
置である。従って、ワイヤーが切断等した場合、框及び
昇降リフター、荷物の落下に確実かつ迅速に対応できる
落下防止装置である。また落下防止装置の耐久性の向上
が期待できる。
の圧接による偏心カム及び／又は角柱の損傷の問題があ
り、例えば、偏心カムの圧接回数の増加により発生し易
い課題がある。この構成では、載架荷物の荷重により有
効に作用する反面、荷重が重い場合には、時として作用
しない、又は幾分安全性に欠ける等の課題がある。 【解決手段】本発明は、ポールに連結体を介して併設さ
れる角柱を昇降する框及び昇降リフターと、この昇降リ
フターを吊下するワイヤー及び昇降機でなるホイストリ
フター等昇降機に、揺動自在の対のストッパー体と、こ
のストッパー体の揺動を司る動作部材と、この動作部材
と前記ワイヤーを連結する連結部材で構成されるホイス
トリフター等昇降機に設けた昇降リフターの落下防止装
置である。従って、ワイヤーが切断等した場合、框及び
昇降リフター、荷物の落下に確実かつ迅速に対応できる
落下防止装置である。また落下防止装置の耐久性の向上
が期待できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホイストリフター
等昇降機に設けた昇降リフターの落下防止装置に関す
る。
等昇降機に設けた昇降リフターの落下防止装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】ホイストリフター等昇降機の中で、本発
明が目的とするポールと、このポールに設けた連結体を
介して立設された連結方式の角柱と、この角柱に昇降自
在に設けられた框と、この框と一体に昇降する昇降リフ
ターでなる昇降機では、この框及び昇降リフターをワイ
ヤーで昇降させる構成となっている。従って、ワイヤー
が切断した場合、当該框及び昇降リフターの落下を防
ぐ、いわゆる落下防止装置が必要となる。
明が目的とするポールと、このポールに設けた連結体を
介して立設された連結方式の角柱と、この角柱に昇降自
在に設けられた框と、この框と一体に昇降する昇降リフ
ターでなる昇降機では、この框及び昇降リフターをワイ
ヤーで昇降させる構成となっている。従って、ワイヤー
が切断した場合、当該框及び昇降リフターの落下を防
ぐ、いわゆる落下防止装置が必要となる。
【０００３】この落下防止装置の一例として、特開平9-
278390号の「簡易リフター」がある。その概要は、框に
設けた偏心カムを角柱に圧接可能とする構成であり、ワ
イヤーが切断した際に、当該偏心カムが圧接する機構で
ある。従って、偏心カムの圧接力を利用する落下防止装
置である。
278390号の「簡易リフター」がある。その概要は、框に
設けた偏心カムを角柱に圧接可能とする構成であり、ワ
イヤーが切断した際に、当該偏心カムが圧接する機構で
ある。従って、偏心カムの圧接力を利用する落下防止装
置である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記偏心カムの構成
は、その構成上摩耗ローラの圧接による偏心カム及び／
又は角柱の損傷の問題があること、殊に偏心カムの圧接
回数が増加することにより、前記の問題を解決すること
が望ましい。また偏心カムの構成は、載架荷物の荷重に
より有効に作用する反面、前記荷重が重い場合には、時
として作用しないこと、又は幾分安全性に欠けること、
等の課題がある。
は、その構成上摩耗ローラの圧接による偏心カム及び／
又は角柱の損傷の問題があること、殊に偏心カムの圧接
回数が増加することにより、前記の問題を解決すること
が望ましい。また偏心カムの構成は、載架荷物の荷重に
より有効に作用する反面、前記荷重が重い場合には、時
として作用しないこと、又は幾分安全性に欠けること、
等の課題がある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワイヤーが切
断等した場合、框及び昇降リフター、荷物の落下に確実
かつ迅速に対応できる安全性に優れた昇降リフターの落
下防止装置を提供すること、落下防止装置の耐久性の向
上を図ること、等を意図する。
断等した場合、框及び昇降リフター、荷物の落下に確実
かつ迅速に対応できる安全性に優れた昇降リフターの落
下防止装置を提供すること、落下防止装置の耐久性の向
上を図ること、等を意図する。
【０００６】請求項１の発明は、工事現場に設けられた
足場、梯子等のポールに連結体を介して併設される角柱
と、この角柱に沿って昇降する框と、この框に設けた昇
降リフターと、この昇降リフターを吊下するワイヤー
と、このワイヤーを巻取り・巻戻しする昇降装置で構成
されるホイストリフター等昇降機であって、当該ホイス
トリフター等昇降機に設けた昇降リフターの落下防止装
置は、前記框に設けた揺動自在の対のストッパー体と、
この各ストッパー体の揺動を司る動作部材と、この動作
部材と前記ワイヤーを連結する連結部材とで構成されて
いることを特徴とするホイストリフター等昇降機に設け
た昇降リフターの落下防止装置である。
足場、梯子等のポールに連結体を介して併設される角柱
と、この角柱に沿って昇降する框と、この框に設けた昇
降リフターと、この昇降リフターを吊下するワイヤー
と、このワイヤーを巻取り・巻戻しする昇降装置で構成
されるホイストリフター等昇降機であって、当該ホイス
トリフター等昇降機に設けた昇降リフターの落下防止装
置は、前記框に設けた揺動自在の対のストッパー体と、
この各ストッパー体の揺動を司る動作部材と、この動作
部材と前記ワイヤーを連結する連結部材とで構成されて
いることを特徴とするホイストリフター等昇降機に設け
た昇降リフターの落下防止装置である。
【０００７】また本発明は、角柱の取り扱いの容易化、
又は落下防止装置の設置の容易化、等を意図する。
又は落下防止装置の設置の容易化、等を意図する。
【０００８】請求項２の発明は、角柱が、角柱片を多数
連係する構成としたホイストリフター等昇降機に設けた
昇降リフターの落下防止装置である。
連係する構成としたホイストリフター等昇降機に設けた
昇降リフターの落下防止装置である。
【０００９】本発明は、框の構造の簡略化、又は落下防
止装置の設置の容易化、等を意図する。
止装置の設置の容易化、等を意図する。
【００１０】請求項３の発明は、框が、框本体と、この
框本体に対で設けた二枚の挾持板と、この二枚の挾持板
に数個設けた転子と、前記昇降リフターを係止する係止
体で構成されているホイストリフター等昇降機に設けた
昇降リフターの落下防止装置である。
框本体に対で設けた二枚の挾持板と、この二枚の挾持板
に数個設けた転子と、前記昇降リフターを係止する係止
体で構成されているホイストリフター等昇降機に設けた
昇降リフターの落下防止装置である。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の昇降リフターが設けられ
る角柱は、足場用のポールに連結体を介して併設され
る。従って、当該角柱とポールとの間には適宜間隔で多
数の連結体が差渡し設けられる。この角柱には、框及び
昇降リフターが昇降自在に設けられており、当該框の昇
降は、ホイスト等によるワイヤーの巻取り、巻戻しと、
この框に設けた数個の転子を利用して確実かつスムーズ
に行われる（正常昇降時とする）。この正常昇降時はワ
イヤーが張装されているので、規制重錘は上昇降にあっ
て、対のストッパー体を外方に押し広げている。これに
より、当該対のストッパー体は拡開状態が確保されてお
り、その先端係止部の略突き合わせ状態（以下、突き合
わせ状態とする。）は開放されていて、当該先端係止部
間には隙間Ｓが形成されている。この隙間Ｓは、連結体
より大きいので、当該連結体に邪魔されることなく、框
及び昇降リフターは、自由に昇降できる。
る角柱は、足場用のポールに連結体を介して併設され
る。従って、当該角柱とポールとの間には適宜間隔で多
数の連結体が差渡し設けられる。この角柱には、框及び
昇降リフターが昇降自在に設けられており、当該框の昇
降は、ホイスト等によるワイヤーの巻取り、巻戻しと、
この框に設けた数個の転子を利用して確実かつスムーズ
に行われる（正常昇降時とする）。この正常昇降時はワ
イヤーが張装されているので、規制重錘は上昇降にあっ
て、対のストッパー体を外方に押し広げている。これに
より、当該対のストッパー体は拡開状態が確保されてお
り、その先端係止部の略突き合わせ状態（以下、突き合
わせ状態とする。）は開放されていて、当該先端係止部
間には隙間Ｓが形成されている。この隙間Ｓは、連結体
より大きいので、当該連結体に邪魔されることなく、框
及び昇降リフターは、自由に昇降できる。
【００１２】尚、前記ワイヤーが切断されると、規制重
錘は落下していき、対のストッパー体に対する規制力が
消失することから、当該対のストッパーは原位置に復帰
し、その先端係止部が突き合わせ状態となる。この突き
合わせ状態による隙間Ｓ１は、連結体より小さいので、
当該連結体を通過することができず、この連結体に衝止
される。即ち、框及び昇降リフターの落下防止に役立つ
構成である。
錘は落下していき、対のストッパー体に対する規制力が
消失することから、当該対のストッパーは原位置に復帰
し、その先端係止部が突き合わせ状態となる。この突き
合わせ状態による隙間Ｓ１は、連結体より小さいので、
当該連結体を通過することができず、この連結体に衝止
される。即ち、框及び昇降リフターの落下防止に役立つ
構成である。
【００１３】以上の使用態様、操作及び手順、組付等は
一例であり、同様な使用態様等を踏襲する限り本発明の
範疇である。
一例であり、同様な使用態様等を踏襲する限り本発明の
範疇である。
【００１４】
【実施例】図中、１は工事現場、その他現場、その他場
所、工場等に立設された足場、梯子等のポールで、この
ポール１には多数の連結体２を介して角柱３が併設され
る。尚、連結体２は、その基部を分岐片２１、２１と
し、この分岐片２１、２１をボルト・ナット、他の緊締
体等の締付具２ａを利用してポール１に着脱自在に設け
る。分岐片２１、２１の一方又は双方を、蝶番により回
動自在とする。この連結体２の折曲げ先部を、角柱３の
取付部３１に設けた孔３１ａに挿入する。この作業で、
ポール１に多数の連結体２を介して角柱３が併設され
る。前記孔３１ａは、六角形状、四角形状、異形形状等
の構造とし、この孔３１ａにほぼ同形状の前記折曲げ先
部を挿入する。しかし、孔３１ａと折曲げ先部の構造
は、前述の例に限定されず、例えば、この孔３１ａに折
曲げ先部が、嵌合かつ非回転方式、挾持かつ非回転方式
等で設けられれば、その構造は問われない。また一対の
孔３１ａに折曲げ先部を対峙するようにして挿入して、
角柱３を安定的に併設することもできる。この対峙挿入
する本数、位置は限定されないが、例えば、安定度、コ
スト、構造等を考慮して決定される。尚、この角柱３は
多数の角柱片３２が連設される構成であり、適宜に長さ
調整ができる。
所、工場等に立設された足場、梯子等のポールで、この
ポール１には多数の連結体２を介して角柱３が併設され
る。尚、連結体２は、その基部を分岐片２１、２１と
し、この分岐片２１、２１をボルト・ナット、他の緊締
体等の締付具２ａを利用してポール１に着脱自在に設け
る。分岐片２１、２１の一方又は双方を、蝶番により回
動自在とする。この連結体２の折曲げ先部を、角柱３の
取付部３１に設けた孔３１ａに挿入する。この作業で、
ポール１に多数の連結体２を介して角柱３が併設され
る。前記孔３１ａは、六角形状、四角形状、異形形状等
の構造とし、この孔３１ａにほぼ同形状の前記折曲げ先
部を挿入する。しかし、孔３１ａと折曲げ先部の構造
は、前述の例に限定されず、例えば、この孔３１ａに折
曲げ先部が、嵌合かつ非回転方式、挾持かつ非回転方式
等で設けられれば、その構造は問われない。また一対の
孔３１ａに折曲げ先部を対峙するようにして挿入して、
角柱３を安定的に併設することもできる。この対峙挿入
する本数、位置は限定されないが、例えば、安定度、コ
スト、構造等を考慮して決定される。尚、この角柱３は
多数の角柱片３２が連設される構成であり、適宜に長さ
調整ができる。
【００１５】図中、４は角柱３に昇降自在に設けられた
框で、この框４は、框本体４１と、この框本体４１の一
面側でかつ上下方向に対で設けられた二枚の挾持板４
２、４２（以下４２とする。）と、この二枚の挾持板４
２に数個設けた転子４３と、後述する昇降リフター７を
係止する前記框本体４１の他面側に設けられた対の係止
体４４で構成されている。そして、この転子４３が角柱
３に添接される構成であり、この転子４３を利用して框
４が角柱３に組み付けられる。
框で、この框４は、框本体４１と、この框本体４１の一
面側でかつ上下方向に対で設けられた二枚の挾持板４
２、４２（以下４２とする。）と、この二枚の挾持板４
２に数個設けた転子４３と、後述する昇降リフター７を
係止する前記框本体４１の他面側に設けられた対の係止
体４４で構成されている。そして、この転子４３が角柱
３に添接される構成であり、この転子４３を利用して框
４が角柱３に組み付けられる。
【００１６】図中、５は落下防止装置で、この落下防止
装置５は、框本体４１に揺動自在に設けられた平面視し
てコ字形の二枚のストッパー体５１、５１（以下ストッ
パー体５１とする。）と、このストッパー体５１の復帰
（収縮）を司るバネ５２、シリンダー等の復帰手段と、
このストッパー体５１の揺動（拡開）を司る規制重錘５
３、揺動部材等の動作手段と、この動作手段の復帰（下
方への移動）を司るバネ５２、シリンダー等の復帰手段
と、を主構成要素とする。尚、他の構成要素としては、
規制重錘５３に設けた軸５４と、この軸５４とワイヤー
６（チェーンも可能である。）とを連繋するチェーン５
５と、また前記規制重錘５３の復帰の一翼を担う軸５４
に捲装したバネ５６と、この軸５４を把持するブロック
体５７と、を有する。この構成において、例えば、ワイ
ヤー６とチェーン５５及び軸５４が接続した正規の状態
では、規制重錘５３が押し上げられる。従って、規制重
錘５３のテーパー部５３ａで、ストッパー体５１の後端
係止部５１ａ、５１ａ（以下５１ａとする。）を押し拡
げて、このストッパー体５１を拡開するとともに、当該
ストッパー体５１の先端係止部５１ｂ、５１ｂ（以下５
１ｂとする。）が押し拡げられるので、この先端係止部
５１ｂ間に隙間Ｓが形成される。この隙間Ｓは、前記連
結体２より大きな寸法を有する。即ち、先端係止部５１
ｂ間に隙間Ｓが形成されていれば、ポール１と角柱３の
間に設けた連結体２に邪魔されることなく昇降ができる
構成となっている。また、例えば、ワイヤー６が切断
し、チェーン５５及び軸５４に対する引上げ操作が無く
なった緊急の状態（非常時）では、規制重錘５３が自重
及びバネ５６の反撥力で押し下げられる。従って、規制
重錘５３による後端係止部５１ａの規制（押し拡げ）は
解除されるとともに、ストッパー体５１は復帰する。こ
の復帰により当該ストッパー体５１の先端係止部５１ｂ
の隙間Ｓは無くなり、この先端係止部５１ｂは突き合わ
せ状態となり、かつこの突き合わせ状態では、連結体２
に邪魔され、この連結体２で停止される。即ち、ワイヤ
ー６が切断された際には、近辺の下側の連結体２に衝止
される構成となっている。
装置５は、框本体４１に揺動自在に設けられた平面視し
てコ字形の二枚のストッパー体５１、５１（以下ストッ
パー体５１とする。）と、このストッパー体５１の復帰
（収縮）を司るバネ５２、シリンダー等の復帰手段と、
このストッパー体５１の揺動（拡開）を司る規制重錘５
３、揺動部材等の動作手段と、この動作手段の復帰（下
方への移動）を司るバネ５２、シリンダー等の復帰手段
と、を主構成要素とする。尚、他の構成要素としては、
規制重錘５３に設けた軸５４と、この軸５４とワイヤー
６（チェーンも可能である。）とを連繋するチェーン５
５と、また前記規制重錘５３の復帰の一翼を担う軸５４
に捲装したバネ５６と、この軸５４を把持するブロック
体５７と、を有する。この構成において、例えば、ワイ
ヤー６とチェーン５５及び軸５４が接続した正規の状態
では、規制重錘５３が押し上げられる。従って、規制重
錘５３のテーパー部５３ａで、ストッパー体５１の後端
係止部５１ａ、５１ａ（以下５１ａとする。）を押し拡
げて、このストッパー体５１を拡開するとともに、当該
ストッパー体５１の先端係止部５１ｂ、５１ｂ（以下５
１ｂとする。）が押し拡げられるので、この先端係止部
５１ｂ間に隙間Ｓが形成される。この隙間Ｓは、前記連
結体２より大きな寸法を有する。即ち、先端係止部５１
ｂ間に隙間Ｓが形成されていれば、ポール１と角柱３の
間に設けた連結体２に邪魔されることなく昇降ができる
構成となっている。また、例えば、ワイヤー６が切断
し、チェーン５５及び軸５４に対する引上げ操作が無く
なった緊急の状態（非常時）では、規制重錘５３が自重
及びバネ５６の反撥力で押し下げられる。従って、規制
重錘５３による後端係止部５１ａの規制（押し拡げ）は
解除されるとともに、ストッパー体５１は復帰する。こ
の復帰により当該ストッパー体５１の先端係止部５１ｂ
の隙間Ｓは無くなり、この先端係止部５１ｂは突き合わ
せ状態となり、かつこの突き合わせ状態では、連結体２
に邪魔され、この連結体２で停止される。即ち、ワイヤ
ー６が切断された際には、近辺の下側の連結体２に衝止
される構成となっている。
【００１７】図中、７は昇降リフターで、この昇降リフ
ター７は框４に着脱自在に設けられるが、この例では、
昇降リフター７の被係止体７１を、框本体４１の係止体
４４に整合した状態で、棒材（図示せず）を利用して回
転自在に連係される。尚、昇降リフター７は、背部７２
と荷受部７３とで構成される。
ター７は框４に着脱自在に設けられるが、この例では、
昇降リフター７の被係止体７１を、框本体４１の係止体
４４に整合した状態で、棒材（図示せず）を利用して回
転自在に連係される。尚、昇降リフター７は、背部７２
と荷受部７３とで構成される。
【００１８】尚、前記ワイヤー６は、ホイスト８（他の
巻上げ機、クレーン、等の昇降装置を含む。）、巻取り
装置８ａ（他の巻取り機等の昇降装置を含む。）と落下
防止装置５との間に設けられており、この例では、落下
防止装置５に設けたリンク継ぎ手９に連設されている。
このリンク継ぎ手９は框本体４１に揺動自在に設けられ
ている。
巻上げ機、クレーン、等の昇降装置を含む。）、巻取り
装置８ａ（他の巻取り機等の昇降装置を含む。）と落下
防止装置５との間に設けられており、この例では、落下
防止装置５に設けたリンク継ぎ手９に連設されている。
このリンク継ぎ手９は框本体４１に揺動自在に設けられ
ている。
【００１９】
【発明の効果】請求項１の発明は、ポールに連結体を介
して併設される角柱を昇降する框及び昇降リフターと、
この昇降リフターを吊下するワイヤー及び昇降機でなる
ホイストリフター等昇降機に、揺動自在の対のストッパ
ー体と、このストッパー体の揺動を司る動作部材と、こ
の動作部材と前記ワイヤーを連結する連結部材とで構成
されているホイストリフター等昇降機に設けた昇降リフ
ターの落下防止装置である。従って、ワイヤーが切断等
した場合、框及び昇降リフター、荷物の落下に確実かつ
迅速に対応できることから安全性に優れた昇降リフター
の落下防止装置である。また落下防止装置の耐久性の向
上が期待できる。
して併設される角柱を昇降する框及び昇降リフターと、
この昇降リフターを吊下するワイヤー及び昇降機でなる
ホイストリフター等昇降機に、揺動自在の対のストッパ
ー体と、このストッパー体の揺動を司る動作部材と、こ
の動作部材と前記ワイヤーを連結する連結部材とで構成
されているホイストリフター等昇降機に設けた昇降リフ
ターの落下防止装置である。従って、ワイヤーが切断等
した場合、框及び昇降リフター、荷物の落下に確実かつ
迅速に対応できることから安全性に優れた昇降リフター
の落下防止装置である。また落下防止装置の耐久性の向
上が期待できる。
【００２０】請求項２の発明は、角柱が、角柱片を多数
連係する構成としたホイストリフター等昇降機に設けた
昇降リフターの落下防止装置である。従って、角柱の取
り扱いの容易化、又は落下防止装置の設置の容易化、等
が図れる。
連係する構成としたホイストリフター等昇降機に設けた
昇降リフターの落下防止装置である。従って、角柱の取
り扱いの容易化、又は落下防止装置の設置の容易化、等
が図れる。
【００２１】請求項３の発明は、框が、框本体に対で設
けた二枚の挾持板と、この二枚の挾持板に数個設けた転
子と、昇降リフターを係止する係止体で構成されるホイ
ストリフター等昇降機に設けた昇降リフターの落下防止
装置である。従って、本発明は、框の構造の簡略化、又
は落下防止装置の設置の容易化、等が図れる。
けた二枚の挾持板と、この二枚の挾持板に数個設けた転
子と、昇降リフターを係止する係止体で構成されるホイ
ストリフター等昇降機に設けた昇降リフターの落下防止
装置である。従って、本発明は、框の構造の簡略化、又
は落下防止装置の設置の容易化、等が図れる。
【図１】本発明の昇降リフターの落下防止装置を設けた
ホイストリフターの一例を示す斜視図である。
ホイストリフターの一例を示す斜視図である。
【図２】落下防止装置と昇降リフターの一例を示す斜視
図である。
図である。
【図３】落下防止装置と框との関係の一例を示す拡大斜
視図である。
視図である。
【図４】落下防止装置のストッパー体の一例を示す拡大
斜視図である。
斜視図である。
【図５】落下防止装置の一例を示す拡大側面図である。
【図６】落下防止装置と框及び角柱の一例を示す拡大側
面図である。
面図である。
【図７】落下防止装置と昇降リフターの他の一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
１ ポール ２ 連結体 ２ａ 締付具 ２１ 分岐片 ３ 角柱 ３１ 取付部 ３１ａ 孔 ３２ 角柱片 ４ 框 ４１ 框本体 ４２ 挾持板 ４３ 転子 ４４ 係止体 ５ 落下防止装置 ５１ ストッパー体 ５１ａ 後端係止部 ５１ｂ 先端係止部 ５２ バネ ５３ 規制重錘 ５３ａ テーパー部 ５４ 軸 ５５ チェーン ５６ バネ ５７ ブロック体 ６ ワイヤー ７ 昇降リフター ７１ 被係止体 ７２ 背部 ７３ 荷受部 ８ ホイスト ８ａ 巻取り装置 ９ リンク継ぎ手 Ｓ 隙間 Ｓ１ 隙間
Claims (3)
- 【請求項１】 工事現場に設けられた足場、梯子等のポ
ールに連結体を介して併設される角柱と、この角柱に沿
って昇降する框と、この框に設けた昇降リフターと、こ
の昇降リフターを吊下するワイヤーと、このワイヤーを
巻取り・巻戻しする昇降装置で構成されるホイストリフ
ター等昇降機であって、 当該ホイストリフター等昇降機に設けた昇降リフターの
落下防止装置は、前記框に設けた揺動自在の対のストッ
パー体と、この各ストッパー体の揺動を司る動作部材
と、この動作部材と前記ワイヤーを連結する連結部材と
で構成されていることを特徴とするホイストリフター等
昇降機に設けた昇降リフターの落下防止装置。 - 【請求項２】 上記の角柱は、角柱片を多数連係した構
成であることを特徴とする請求項１に記載のホイストリ
フター等昇降機に設けた昇降リフターの落下防止装置。 - 【請求項３】 上記の框は、框本体と、この框本体に対
で設けた二枚の挾持板と、この二枚の挾持板に数個設け
た転子と、前記昇降リフターを係止する係止体で構成し
たことを特徴とする請求項１に記載のホイストリフター
等昇降機に設けた昇降リフターの落下防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35171297A JPH11180700A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | ホイストリフター等昇降機に設けた昇降リフターの落下防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35171297A JPH11180700A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | ホイストリフター等昇降機に設けた昇降リフターの落下防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11180700A true JPH11180700A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18419115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35171297A Pending JPH11180700A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | ホイストリフター等昇降機に設けた昇降リフターの落下防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11180700A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106241679A (zh) * | 2016-10-14 | 2016-12-21 | 徐洪恩 | 一种多用可伸展自控升降的机械平台 |
-
1997
- 1997-12-19 JP JP35171297A patent/JPH11180700A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106241679A (zh) * | 2016-10-14 | 2016-12-21 | 徐洪恩 | 一种多用可伸展自控升降的机械平台 |
| CN106241679B (zh) * | 2016-10-14 | 2019-09-03 | 温州慧思工业设计有限公司 | 一种多用可伸展自控升降的机械平台 |
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