JPH1117870A - 画像処理装置及び装置状態の表示方法 - Google Patents

画像処理装置及び装置状態の表示方法

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JPH1117870A
JPH1117870A JP9172087A JP17208797A JPH1117870A JP H1117870 A JPH1117870 A JP H1117870A JP 9172087 A JP9172087 A JP 9172087A JP 17208797 A JP17208797 A JP 17208797A JP H1117870 A JPH1117870 A JP H1117870A
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image processing
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JP9172087A
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Shigenori Fukuda
繁範 福田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 状況認識が適格に且つ容易に行える画像処理
装置及び装置状態の表示方法の提供。 【解決手段】 画像処理装置に接続された複数のカラー
複写機が正常動作しているときには、画像処理装置の表
示パネル上に何れかのカラー複写機のステータス、また
は画像処理装置の画像展開ステータスを表示させる。そ
して、何れかのカラー複写機がエラー状態になったら、
当該画像処理装置の表示パネルに、エラーを起している
カラー複写機を特定できる情報及びエラー内容の情報を
表示する。また、複数台のカラー複写機が同時にエラー
状態になった場合は、カラー複写機を特定できる情報及
びエラー内容を、カラー複写機毎に交互に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置及び
装置状態の表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ホストコンピュータ、画像処理装置、並
びに画像形成装置としてのカラー複写機が、ネットワー
ク上で接続された画像処理システムが提案されている。
【0003】このようなシステムの処理の概略を述べれ
ば、画像処理装置は、ページ記述言語で記述されたPD
L画像情報(以下、PDLデータという)をネットワー
クを介してホストコンピュータから受信し、その受信し
たPDLデータを、画像処理装置内でプリントデータに
変換(以下、画像展開という)する。そして、カラー複
写機は、画像処理装置からの画像展開データを、記録媒
体としての紙、或はOHP等にプリントアウトする。
【0004】また、近年では、ネットワーク上の複数の
カラー複写機の制御を、1台の画像処理装置により行う
システムも提案されつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように1台の画像処理装置により複数のカラー複写機を
制御する場合において、その画像処理装置に取り付けら
れている表示パネルには、1台分のカラー複写機のステ
ータスを表示するのに必要十分な表示桁数や行数の大き
さしかなく、物理的にも複数台のカラー複写機のステー
タスを表示することができない。
【0006】そこで、現状では、通常は何れか一方のカ
ラー複写機のステータスを表示しておき、必要に応じ
て、ユーザが画像処理装置上の操作ボタンを操作するこ
とにより、表示中のカラー複写機の表示から他のカラー
複写機の表示へ手動で切り替えている。従って、システ
ム内のあるカラー複写機にエラーが発生しても、画像処
理装置の表示パネルの表示は切り替わらないため、ユー
ザにとって良好なマンマシンインタフェースとは言え
ず、適格な状況認識ができない。
【0007】そこで、本発明は、状況認識が適格に且つ
容易に行える画像処理装置及び装置状態の表示方法の提
供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の画像処理装置は、以下の構成を特徴とす
る。
【0009】即ち、複数の画像形成装置と通信手段を介
して接続された画像処理装置であって、画像データを、
前記複数の画像形成装置が画像形成に使用する形態に展
開する展開手段と、その展開手段により展開された画像
データを、前記通信手段を介して前記複数の画像形成装
置の何れかに出力する出力手段と、前記複数の画像形成
装置の状態を表わす情報、及び/または前記画像処理装
置の状態を表わす情報を、前記通信手段を介して入手す
る入手手段と、その入手手段により得られた情報を表示
する表示手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】また、例えば、前記表示手段が備える表示
パネルが、前記複数の画像形成装置の状態を表わす情報
の表示に必要な大きさを有しない場合において、前記表
示手段は、前記複数の画像形成装置の何れかの状態を表
示し、前記入手手段により得られた情報が、他方の画像
形成装置のエラー状態を示すときには、その他方の画像
形成装置のエラー状態の表示に切り替える切り換え手段
を含むことを特徴とする。
【0011】また、上記の目的を達成するため、本発明
の装置状態の表示方法は、以下の構成を特徴とする。
【0012】即ち、複数の外部装置と接続された制御装
置の表示パネルが、該複数の外部装置の状態を表示する
際の状態表示方法であって、前記複数の外部装置の状態
を表わす情報、及び/または前記外部装置の状態を表わ
す情報を入手する入手工程と、その入手工程にて得られ
た情報を表示する表示工程とを備え、前記表示パネル
が、前記複数の外部装置の状態を表わす情報の表示に必
要な大きさを有しない場合には、該表示工程において、
前記複数の外部の何れかの状態を表示し、前記入手工程
にて得られた情報が、他方の外部装置のエラー状態を示
すときには、その他方の外部装置のエラー状態の表示に
切り替えることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。はじめに、以下に説明する各
実施形態では、本発明を、画像処理装置と画像形成装置
としてのカラー複写機とがネットワーク上で接続されて
いる画像処理システムに適用するが、これに限られれる
ものではなく、他の装置に適用してもよいことは言うま
でもない。
【0014】ここで、本発明の概略を述べれば、画像処
理装置に接続された複数のカラー複写機が正常動作して
いるときには、画像処理装置の表示パネル上に何れかの
カラー複写機のステータス、または画像処理装置の画像
展開ステータスを表示させる。そして、何れかのカラー
複写機がエラー状態になったら、当該画像処理装置の表
示パネルに、エラーを起しているカラー複写機を特定で
きる情報及びエラー内容の情報を表示する。また、複数
台のカラー複写機が同時にエラー状態になった場合は、
カラー複写機を特定できる情報及びエラー内容を、カラ
ー複写機毎に交互に表示する。
【0015】また、画像処理装置の表示パネルの大きさ
が、カラー複写機のステータス、または画像処理装置の
画像展開ステータス(画像展開タスクが複数ある場合
は、それぞれ表示する)を、複数台分表示できる場合
は、複数行に分けて表示する。
【0016】
【第1の実施形態】図1は、本発明の第1の実施形態と
しての画像処理システムのシステム構成図である。同図
に示すように、本画像処理システムは、画像形成装置と
しての2台のカラー複写機120,121、画像処理装
置110、そして複数のホストコンピュータ101〜1
03により構成されており、それらの各装置がネットワ
ーク130により接続されている。
【0017】<カラー複写機>次に、カラー複写機12
0,121について図2を参照して概略を説明する。
尚、カラー複写機120,121は、一般的な構成のも
のでよく、画像処理装置110との通信手段を備えてい
れば、図2の構成を備えるカラー複写機に限られるもの
ではない。
【0018】図2は、本発明の第1の実施形態としての
カラー複写機の装置の概略構成図である。
【0019】同図において、201はイメージスキャナ
部であり、例えば、400dpi(dots/inc
h)の解像度で原稿台ガラス203上に載置された原稿
204を読み取り、その原稿のディジタル画像信号を生
成する処理を行う。また、202はプリンタ部であり、
イメージスキャナ201によって読み取られた原稿画像
に対応したディジタル画像信号を、例えば、400dp
iの解像度で記録紙上にフルカラーのプリント出力を行
う。
【0020】イメージスキャナ201において、200
は鏡面圧板であり、原稿台ガラス(以下プラテン)20
3上の原稿204は、ランプ205で照射され、ミラー
206から208に導かれ、レンズ209によって、3
ラインセンサ(以下CCD)210上に像を結び、フル
カラー情報レッド(R)、グリーン(G)、ブルー
(B)成分としてコントローラ211に送られる。ま
た、205,206は速度vで、そして、207,20
8は速度1/2vで、ラインセンサの電気的走査(主走
査)方向に対して垂直方向に機械的に動くことによって
原稿204の全面を走査(副走査)する。
【0021】コントローラ211においては、読み取ら
れた画像信号を電気的に処理し、マゼンタ(M)、シア
ン(C)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各成分
に分解し、プリンタ部202に送る。
【0022】プリンタ部202において、イメージスキ
ャナ部201から送られてくるM,C,Y,Bkの各デ
ジタル画像信号は、レーザドライバ212に送られる。
レーザドライバ212は、送られてきた画像信号に応
じ、半導体レーザ213を変調駆動する。レーザドライ
バ212から送出されるレーザ光は、ポリゴンミラー2
14、f−θレンズ215、ミラー216を介して感光
ドラム217を走査し、感光ドラム217上に原稿20
4の静電潜像を形成する。
【0023】218は回転現像器であり、マゼンタ現像
部219、シアン現像部220、イエロー現像部22
1、そして、ブラック現像部222を備えている。これ
らの4つの現像部は、交互に感光ドラム217に接し、
感光ドラム上に形成された静電現像を各色のトナーによ
り現像する。
【0024】223は転写ドラムであり、用紙カセット
224または225から不図示の搬送系により供給され
る記録紙を、この転写ドラム223に巻き付け、感光ド
ラム上に現像された像を記録紙に転写する。そして、
M,C,Y,Bkの4色が順次転写された記録紙は、定
着ユニット226にてトナー像を定着し、トレー230
に排紙される。
【0025】尚、上記の処理は、コントローラ211内
の不図示のCPUにより制御されている。また、コント
ローラ211は、ネットワーク130を介して画像処理
装置110との通信を行う通信インタフェース備える。
【0026】<ホストコンピュータ>次に、ホストコン
ピュータ101から103の装置構成の一例を、図3を
参照して説明する。
【0027】図3は、本発明の第1の実施形態としての
ホストコンピュータのブロック構造図である。
【0028】図中、ホストコンピュータ101から10
3は、以下の構成を備える。即ち、402は、ディスプ
レイメモリ403上において画像レイアウト・編集を行
う画像編集コントローラである。404は、カラーディ
スプレイ412及びディスプレイメモリ403を制御す
るディスプレイコントローラである。409は、ネット
ワーク130上のプロトコルを制御するネットワークコ
ントローラである。410は、画像データの一時登録、
各種データを記憶するハードディスクである。408
は、そのハードディスク410を制御するハードディス
クコントローラである。412は、画像のレイアウト・
編集メニュー表示等を行うカラーディスプレイである。
【0029】また、オペレータの指示入力手段としての
マウス411及びキーボード413を備え、それらは、
キーボードマウス・コントローラ405により制御され
ている。
【0030】これらの各構成は、ROM406またはハ
ードディスク410に記憶されたプログラムに従って動
作するCPU401により制御されている。
【0031】<画像処理装置>次に、画像処理装置の構
成及び画像データのカラー複写機への出力動作を図4を
参照して説明する。
【0032】図4は、本発明の第1の実施形態としての
画像処理装置のブロック構造図である。
【0033】図中、3011はCPUであり、ROM3
012に記憶されたプログラムに基づいて、画像処理装
置110全体の制御を司る。また、本実施形態において
は、CPU3011はPDLデータの画像展開処理を並
列的に行なうため、処理速度の早いRISC(Reduced
Instruction Set Computer)−CPUを用いる。
【0034】ホストインタフェース(以下、I/F)3
015は、パラレル通信並びにローカルエリアネットワ
ーク(LAN)のコントローラであり、ホストコンピュ
ータ101から103の何れかから、パラレル或はLA
N I/Fの何れかの形式でPDLデータを受信する。
【0035】このように受信したPDLデータは、CP
Uバス3100を介して、一旦、DRAM3013内の
所定の領域(PDLバッファ)に記憶される。
【0036】CPU3011は、ROM3012や内蔵
HDD3020、もしくは外部HDDに記憶されている
フォントデータを用いて、受信したPDLデータからラ
スタ画像データ(レッド、グリーン、ブルー)に展開す
る。以下、この展開処理を、PDL展開タスクという。
【0037】この展開されたラスタ画像データは、アド
レス発生回路3022が発生するDRAM3013内の
各フレームメモリへの書き込み/読み出しアドレス信号
3023を使用してDRAM3013に記憶される。
【0038】尚、本実施形態において、CPU3011
において実行されるソフトウエアは、1つのPDL展開
タスクを動作させる構造であるが、画像処理装置110
としてFIFO、並びに外部I/Fを別個に備えている
ので、実行中のPDL展開タスクにおいて画像展開さえ
完了すれば他のPDL展開タスクの実行を開始すること
ができ、疑似的に並行して複数のカラー複写機(12
0,121)を動作させることができる。
【0039】本実施形態において、図2を参照して説明
したカラー複写機120,121は、複数の出力色成分
(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)について面
順次に画像形成を行うカラー電子写真複写機である。こ
のため、DRAM3013に記憶されたラスタ画像デー
タは、カラー複写機からの同期信号(不図示)に同期し
て画像処理装置110からカラー複写機120,121
に読み出せるように、一旦、FIFO3014(または
3018)に記憶される。そして、FIFO3014
(または3018)より色変換処理部3016(または
3021)に送り、色変換処理を施す。つまり、レッ
ド、グリーン、ブルーのラスタ画像データからカラー複
写機120,121でプリントできるラスタ画像データ
(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)に変換す
る。その後、そのラスタ画像データはビデオI/F部3
029(または3028)を介してカラー複写機に送出
される。
【0040】また、表示パネルコントローラ3052に
より制御される表示パネル3051には、カラー複写機
120,121のエラー等のステータスや、画像処理装
置110の画像展開タスクのステータス等が表示され
る。
【0041】ラスタ画像データを受信したカラー複写機
120,121は、そのラスタ画像データに基づいて画
像形成を行う。
【0042】画像処理装置110のソフトウェアは、所
謂、疑似マルチタスクで動作しており、複数のタスクが
見かけ上並行して動作する構成となっている。以下、画
像処理装置110のPDLデータの展開及び送信処理タ
スクについて説明する。
【0043】図5は、本発明の第1の実施形態としての
PDLデータの展開及び送信処理の概要を示すフローチ
ャートであり、画像処理装置110の電源の投入により
開始される。
【0044】図中、ステップS501では、カラー複写
機1または2に対するPDLデータの受信リクエストが
有るか否かを判断する。尚、以下の説明において、カラ
ー複写機1,2は、それぞれ図1のカラー複写機12
0,121に相当する。
【0045】ステップS501でYESの場合は、ステ
ップS502で、そのPDLデータを受信する。
【0046】ステップS503、ステップS504で
は、ステップS502で受信したPDLデータの展開を
する。
【0047】尚、図1に示すように、画像処理装置10
0にはカラー複写機が2台接続されており、3台のホス
トコンピュータからはネットワーク130を介して各々
の複写機へのPDLデータが送られてくるが、本実施形
態では、1つのPDL展開タスクを走らせて画像展開処
理を行う構成のため、画像処理装置110は、複数のP
DLデータを受信した場合、送られてきた順番にPDL
データを展開する。
【0048】次に、ステップS505では、画像展開後
のデータを送出すべきカラー複写機がエラー、またはビ
ジー状態であるか否かをチェックする。もし、エラー、
またはビジー状態であれば、レディ状態になるまで待機
する。
【0049】ステップS504でレディ状態が確認でき
たら、ステップS506で画像展開後のデータを、その
データを送信すべきカラー複写機へ送出し、ステップS
507で現在使用しているフレームメモリ領域を開放す
る。そして、次のPDLデータの受信に備え、ステップ
S501ヘ遷移する。
【0050】次に、表示パネル3051における表示切
り換えタスクの説明を図6を参照して説明する。このタ
スクは、何れかのカラー複写機にエラーが発生した際、
画像処理装置110上の表示パネル3051の表示切り
換えを担当する。
【0051】図6は、本発明の第1の実施形態としての
表示切り換えタスクのフローチャートを示す図である。
【0052】まず、ステップS601では、カラー複写
機1、または2にエラーが発生したか否かを判断する。
【0053】ステップS601にてエラーが発生した場
合は、ステップS602で、そのエラーの発生が、一方
のカラー複写機からなのか、或いは両方のカラー複写機
からなのかを判断する。
【0054】そして、何れか一方のカラー複写機のみで
エラーが発生した場合は、ステップS603において、
表示パネル3051上に表示中のステータスが、エラー
状態の複写機のステータスかを判断する。エラー状態の
複写機のステータスを表示している場合は、ステップS
601ヘ遷移する。
【0055】一方、ステップS603において、表示パ
ネル3051上に表示中のステータスが、エラー状態の
複写機のステータスではない場合は、ステップS604
で、表示パネル3051の表示を現在エラーが発生して
いる複写機のステータスに切り替える。そして、ステッ
プS601ヘ遷移する。
【0056】また、ステップS602において、両方の
カラー複写機でエラーが発生している場合には、ステッ
プS605にてもう一方のカラー複写機のステータス表
示に切り替える。そして、ステップS606で、何れか
一方のカラー複写機のエラーが解除されたか否かをチェ
ックする。解除されていない場合は、ステップS605
に遷移し、現在表示されていないほうのカラー複写機の
ステータス表示に切り替える。従って、何れか一方のカ
ラー複写機のエラーが解除されない限り、表示が交互に
切り替えられる。また、ステップS606で何れかのカ
ラー複写機のエラー状態が解除されたら、ステップS6
03ヘ遷移し、前述した処理を繰り返す。
【0057】次に、画像処理装置110の表示パネル3
051上に表示されるメッセージの一例について、図7
を参照して説明する。
【0058】図7は、本発明の第1の実施形態としての
メッセージの一例を説明する図である。
【0059】まず、ケース1、2は、画像処理装置10
0のレディ状態と画像展開タスクの処理状態を示す。例
えば、ケース2では、”PS−IPU III”という
画像処理装置が現在処理中であることを意味する。
【0060】次に、ケース3、4は、カラー複写機の使
用状態、及び何れかのカラー複写機における紙切れエラ
ーの発生状態を示す図である。例えば、ケース4は、”
複写機1”というカラー複写機において、紙切れエラー
が発生し、”A4の紙を給紙して下さい”というエラー
メッセージを表示していることを意味する。
【0061】最後に、ケース5は、両方のカラー複写機
1,2でエラー(紙/トナー無しエラー)が発生した場
合を示している。この場合、図6で説明した通り、交互
にエラー内容を表示する。
【0062】次に、画像処理装置110が、カラー複写
機から受信した画像データの処理について説明する。
【0063】カラー複写機120または121のスキャ
ナ部が読み込んだ画像データは、レッド、グリーン、ブ
ルー多値のビットマップデータの形態で画像処理装置1
10に送られる。このとき、この画像データは、画像処
理装置110の同期信号に同期して一旦、FIFO30
14(または、3018)に記憶され、その同期信号に
基づいてフレームメモリ3013に記憶される。
【0064】また、フレームメモリ3013に記憶され
た画像データは、アドレス発生回路3022が発生する
書き込み/読み出しアドレス信号3023に従って読み
出され、必要に応じて間引き等の加工処理が施された
後、外部インターフェース3028または3029を介
して何れかのホストコンピュータに送られる。
【0065】<カラー複写機におけるスキャン・プリン
ト処理>次に、カラー複写機120または121のスキ
ャン・プリント処理について図8を参照して説明する。
【0066】図8は、本発明の第1の実施形態としての
カラー複写機のスキャン・プリント処理の概略を示すフ
ローチャートであり、カラー複写機の電源投入により開
始される。
【0067】図中、ステップS801では、自カラー複
写機にエラーが発生しているか否かをチェックする。そ
して、もし、発生していれば、ステップS802で、画
像処理装置110にエラー内容を通知する。
【0068】また、ステップS801でエラーの発生を
検出しなかったときは、ステップS803で、ローカ
ル、またはリモート要求が有るか否かをチェックする。
【0069】ステップS803にてローカル要求が有れ
ば、ステップS804では、複写機の不図示の操作部を
ビジー表示とし、その操作部からのキー入力を禁止す
る。そして、ステップS805、ステップS806で
は、ローカルコピーを実行し、ローカルコピー終了後、
ステップS801ヘ遷移する。
【0070】また、ステップS803において、リモー
ト要求を検出した場合は、ステップS807でプリント
要求、またはスキャン要求なのかをチェックする。
【0071】ステップS807においてスキャン要求と
判断したときは、ステップS808で複写機の不図示の
操作部をビジー表示とし、その操作部からのキー入力を
禁止する。そして、ステップS809、ステップS81
0では、スキャン動作を開始し、そのスキャンデータを
画像処理装置110へ送出する。スキャン動作終了後、
ステップS801ヘ遷移する。
【0072】また、ステップS807においてプリント
指示を検出した場合は、ステップS811で、複写機操
作部にビジー表示し、操作部からのキー入力を禁止す
る。そして、ステップS809、810で、リモートプ
リントを行う。プリント動作終了後、ステップS801
ヘ遷移する。
【0073】以上説明したように、本実施形態の画像処
理装置110によれば、ユーザインターフェースの向上
が期待でき、状況認識が適格に且つ容易に行える。
【0074】
【第2の実施形態】本実施形態は、カラー複写機のエラ
ー発生には関わらず、ある所定の時間間隔で、画像処理
装置110のステータス、一方、及び他方のカラー複写
機のステータス(エラー内容も含む)を順番に表示して
いく。このような構成にすることにより、画像処理装置
及びカラー複写機の各々のステータスを知ることができ
るので、ユーザインターフェースの向上が期待でき、状
況認識が適格に且つ容易に行える。
【0075】次に、本実施形態における表示切り換えタ
スクについて図9を参照して説明する。
【0076】図9は、本発明の第2の実施形態としての
表示切り換えタスクのフローチャートを示す図である。
【0077】図中、ステップS901では、画像処理装
置110のステータスを所定時間表示し、ステップS9
02に進む。
【0078】次に、ステップS902では、一方のカラ
ー複写機のステータス(エラー内容を含む)所定時間表
示すし、ステップS903に進む。
【0079】そして、ステップS903では、他方のカ
ラー複写機のステータス(エラー内容を含む)を所定時
間表示し、ステップS901ヘ遷移する。
【0080】ここで、所定時間とは、ユーザが所望する
時間を設定できるものとし、また、表示する順番もユー
ザの設定により変更できるものとする。
【0081】図10は、本発明の第2の実施形態として
の画像処理装置の表示パネルの表示例を説明する図であ
り、所定時間が経過する度に表示が切り換えられていく
様子を示している。
【0082】10−1(図9のステップS901に相当
する)は、画像処理装置110のステータス表示を示
す。詳細に説明すると、”PS−IPU III”という
画像処理装置で、”山田 太郎”というホスト名を持つ
コンピュータから送られた”書類1”というジョブファ
イルを現在処理中であることを表す。
【0083】次に、10−2(図9のステップS902
に相当する)は、何れかのカラー複写機のステータス表
示であり、”使用可能”状態であることを示す。そし
て、10−3(図9のステップS903に相当する)
は、他方のカラー複写機のステータス表示を示してお
り、紙切れエラーが発生し、紙が補給されるまで待機し
ている状態を表している。
【0084】尚、上述した処理以外は第1の実施形態と
同様なため説明を省略する。
【0085】
【第3の実施形態】本実施形態では、画像処理装置11
0の表示パネル3051が大画面の場合には、全ての情
報を一度に表示することを特徴とする。本構成にするこ
とにより、更なるユーザインターフェースの向上が期待
でき、状況認識が適格に且つ容易に行える。
【0086】図11は、本発明の第3の実施形態として
の画像処理装置の表示パネルを示す図である。
【0087】図中、”PS−IPU III”という画像
処理装置に、”カラー複写機1”、及び”カラー複写機
2”が接続されていることを表す。そして、画像処理装
置”PS−IPU III”は、”山田 太郎”というホ
スト名を持つコンピュータから送られた”特許明細書”
というジョブファイルを現在処理中であることを表す。
また、”カラー複写機1”は、現在準備中であり、”カ
ラー複写機2”は、トナーなしエラーが発生しているこ
とを意味する。
【0088】
【他の実施形態】尚、本発明は、複数の機器(例えばホ
ストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリ
ンタ等)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
等)に適用してもよい。
【0089】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0090】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0091】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM等
を用いることができる。
【0092】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0093】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
状況認識が適格に且つ容易に行える画像処理装置及び装
置状態の表示方法の提供が実現する。
【0095】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態としての画像処理シス
テムのシステム構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態としてのカラー複写機
の装置の概略構成図である。
【図3】本発明の第1の実施形態としてのホストコンピ
ュータのブロック構造図である。
【図4】本発明の第1の実施形態としての画像処理装置
のブロック構造図である。
【図5】本発明の第1の実施形態としてのPDLデータ
の展開及び送信処理の概要を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第1の実施形態としての表示切り換え
タスクのフローチャートを示す図である。
【図7】本発明の第1の実施形態としてのメッセージの
一例を説明する図である。
【図8】本発明の第1の実施形態としてのカラー複写機
のスキャン・プリント処理の概略を示すフローチャート
である。
【図9】本発明の第2の実施形態としての表示切り換え
タスクのフローチャートを示す図である。
【図10】本発明の第2の実施形態としての画像処理装
置の表示パネルの表示例を説明する図である。
【図11】本発明の第3の実施形態としての画像処理装
置の表示パネルを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 21/00 396 G03G 21/00 396

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像形成装置と通信手段を介して
    接続された画像処理装置であって、 画像データを、前記複数の画像形成装置が画像形成に使
    用する形態に展開する展開手段と、 その展開手段により展開された画像データを、前記通信
    手段を介して前記複数の画像形成装置の何れかに出力す
    る出力手段と、 前記複数の画像形成装置の状態を表わす情報、及び/ま
    たは前記画像処理装置の状態を表わす情報を、前記通信
    手段を介して入手する入手手段と、 その入手手段により得られた情報を表示する表示手段
    と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段が備える表示パネルが、前
    記複数の画像形成装置の状態を表わす情報の表示に必要
    な大きさを有しない場合において、 前記表示手段は、前記複数の画像形成装置の何れかの状
    態を表示し、前記入手手段により得られた情報が、他方
    の画像形成装置のエラー状態を示すときには、その他方
    の画像形成装置のエラー状態の表示に切り替える切り換
    え手段を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、前記複数の画像形成装
    置が何れもエラー状態にないときに、前記表示パネルに
    状態を表示する画像形成装置をユーザが設定可能な設定
    手段を含むことを特徴とする請求項2記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記切り換え手段は、前記入手手段によ
    り得られた情報により、前記複数の画像形成装置の中の
    少なくとも2台がエラー状態にあることを検知した場合
    には、所定の時間間隔で、それらのエラー状態にある画
    像形成装置の状態を順次表示するように切り替えること
    を特徴とする請求項2または請求項3記載の画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記画像データは、外部装置から受信し
    た画像データであることを特徴とする請求項1の画像処
    理装置。
  6. 【請求項6】 前記外部装置から受信した画像データ
    は、ページ記述言語により記述された画像データである
    ことを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記展開手段は、前記ページ記述言語に
    より記述された画像データを、ラスタ形式の画像データ
    に展開することを特徴とする請求項6記載の画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記設定手段は、エラー状態にある画像
    形成装置の状態の表示順序も設定可能なことを特徴とす
    る請求項3記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 複数の外部装置と接続された制御装置の
    表示パネルが、該複数の外部装置の状態を表示する際の
    状態表示方法であって、 前記複数の外部装置の状態を表わす情報、及び/または
    前記外部装置の状態を表わす情報を入手する入手工程
    と、 その入手工程にて得られた情報を表示する表示工程とを
    備え、前記表示パネルが、前記複数の外部装置の状態を
    表わす情報の表示に必要な大きさを有しない場合には、
    該表示工程において、前記複数の外部の何れかの状態を
    表示し、前記入手工程にて得られた情報が、他方の外部
    装置のエラー状態を示すときには、その他方の外部装置
    のエラー状態の表示に切り替えることを特徴とする状態
    表示方法。
  10. 【請求項10】 前記入手工程にて得られた情報によ
    り、前記複数の外部装置の中の少なくとも2台がエラー
    状態にあることを検知した場合には、所定の時間間隔
    で、それらのエラー状態にある外部装置の状態を順次表
    示するように切り替えることを特徴とする請求項9記載
    の状態表示方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008228228A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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JP2008228228A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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