JPH1117757A - 90度移相回路 - Google Patents

90度移相回路

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JPH1117757A
JPH1117757A JP9170402A JP17040297A JPH1117757A JP H1117757 A JPH1117757 A JP H1117757A JP 9170402 A JP9170402 A JP 9170402A JP 17040297 A JP17040297 A JP 17040297A JP H1117757 A JPH1117757 A JP H1117757A
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Hisaya Ishihara
尚也 石原
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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  • Nonlinear Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易移相・ベクトル合成・振幅等化による90
度移相回路で入力信号が高周波信号の場合に生じる振幅
差を無くした回路を実現する。 【解決手段】本発明の90度移相回路は、ベクトル合成
され振幅差の生じた信号41,51の振幅を等しくする
振幅等化回路部6,7と、その出力信号61,71の位
相差を検出し利得制御信号81,82により可変利得回
路部2,3を制御する位相検波手段8を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システム等の
直交変復調に用いられ、90度の位相差を有する2つの
信号を生成するための90度移相回路に係わり、特に入
力信号が高周波信号の場合に生じる振幅差を無くした9
0度移相回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の移相回路の一例が、特開
平5−110369に記載されている。同公報記載の9
0度移相回路のブロック図を示した図4を参照すると、
90度移相回路は、入力端子15から局部発振器の出力
信号を入力してコンデンサの端子電圧に相当する信号1
1および抵抗素子の端子電圧に相当する信号12を出力
することにより、2つの位相の信号として分配する簡易
移相回路部1と、出力信号11を入力する振幅等化回路
部18と、出力信号181を入力する振幅等化回路部1
9と、互いに出力振幅が等しくなるように出力されたこ
れら2つの振幅等化回路部18および19の出力信号1
81および191を入力し、その差の信号41を出力す
る減算器4(以下、ベクトル合成回路部4と称す)と、
出力信号181および191を入力し、その和の信号5
1を出力する加算器5(以下、ベクトル合成回路部5と
称す)と、信号41および51をそれぞれ入力しクリッ
ピングにより出力振幅をそれぞれ制限する振幅等化回路
部20および21と、これら2つの振幅等化回路部20
および21で出力振幅が揃えられ、それぞれの出力信号
201および211を入力しその差の信号91を端子1
6へ出力するベクトル合成回路部9と、出力信号201
および211を入力しその和の信号101を端子17へ
出力するベクトル合成回路部10とから構成されてい
る。
【0003】上述した構成からなる従来の90度移相回
路の動作を図面を参照しながら説明する。再び図4を参
照すると、簡易移相回路部1により分配されたほぼ位相
差90度でほぼ等振幅な2信号11および12を振幅等
化回路部18および19を通すことにより、振幅が異な
る2信号181および191を等振幅にし、ベクトル合
成回路部4および5に入力する。
【0004】ここで、ほぼ位相差90度で等振幅な2信
号181および191を、 2cos(ωt+Δφ),2cos(ωt−Δφ) と表すことにする。ここで2・Δφ:2信号の位相差と
する。
【0005】これら2信号の和および差の信号は、 (和)=2cos(ωt+Δφ)+2cos(ωt−Δ
φ)=2cosωt・2cos(Δφ)−2sinωt
・sin(Δφ)+2cosωt・2cos(Δφ)+
2sinωt・sin(Δφ)=4cos(Δφ)・c
osωt………………(1) 同様にして、 (差)=2cos(ωt+Δφ)−2cos(ωt−Δ
φ)=2cosωt・cos(Δφ)−2sinωt・
sin(Δφ)−2cosωt・cos(Δφ)−2s
inωt・sin(Δφ)=−4sin(Δφ)・si
nωt……………(2) と合成され、これらの式(1)および(2)で表される
和と差の信号、すなわちベクトル合成回路部4および5
の出力信号41および51を比較すると、2信号は正確
に90度の位相差をもち、その振幅比は sin(Δφ)/cos(Δφ)=tan(Δφ)……
………………………………………………(3) となる。
【0006】つまり、ベクトル合成回路部4および5
は、位相−振幅変換回路として働いている。したがっ
て、簡易移相回路1によりほぼ位相差90度で、かつほ
ぼ等振幅に分配された2信号11および12を振幅等化
回路部18および19により等振幅にすることによって
ベクトル合成を行えば、ベクトル合成回路部4および5
の出力2信号41および51は正確に位相差90度とな
り、この出力信号を振幅等化回路部20および21によ
り等振幅にし、さらにベクトル合成回路部9および10
でベクトル合成すれば正確に位相差が90度かつ等振幅
な2信号を得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の90度
移相回路には、次のような問題点がある。振幅等化回路
部は大信号を取り扱うため、上述した信号181,19
1,201,211の配線の寄生抵抗、寄生容量により
振幅等化時に振幅等化回路部18,19,20,21で
位相差が生じ、この位相差は出力に振幅差となって現
れ、ベクトル合成・振幅等化を繰り返しても振幅差を取
り除くことが出来ない。
【0008】特に入力信号が高周波信号である場合、寄
生抵抗、寄生容量による影響が大きくなりこの問題点は
顕著になる。つまり、通信システム等の直交変復調装置
において高周波の搬送波信号を用いた場合、変調、およ
び復調の精度が悪化する。
【0009】本発明は上述した従来の欠点に鑑みなされ
たものであり、簡易移相、ベクトル合成、振幅等化によ
る90度移相回路で入力信号が高周波の場合に生じる出
力信号の振幅差を無くすことにより、安定した高精度の
変調および復調が可能な90度移相回路を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の90度移相回路
は、入力信号を簡易移相手段により2信号に分割し、こ
れら2信号が略等振幅でかつ2信号間の位相差を略90
度にして分配出力し次段に接続される振幅等化手段で等
振幅にした後、ベクトル合成手段で前記2信号の和およ
び差の信号に合成する動作を複数回繰り返して等振幅か
つ位相差90度の精度を収束させて振幅誤差を除去する
ように前記振幅等化手段および前記ベクトル合成手段を
複数組備える90度移相回路において、前記複数組の前
記振幅等化手段および前記ベクトル合成手段に代えて1
組の前記ベクトル合成手段および前記振幅等化手段とこ
れら1組の手段の前段に挿入される可変利得手段とを用
い、かつ前記振幅等化手段の出力に応答して前記可変利
得手段を制御する帰還手段を用いて振幅誤差を除去する
振幅誤差除去手段を有することを特徴とする。
【0011】また、前記入力信号を前記可変利得手段で
増幅した後前記簡易移相手段に与え、この簡易移相手段
の出力を前記ベクトル合成手段で合成することができ
る。
【0012】さらに、前記帰還手段は、前記振幅等化手
段で等振幅かつ位相差90度を持つ信号の位相差を位相
検波手段で検出し、この検出結果の信号で前記可変利得
手段の利得を変化させることによってベクトル合成比率
を制御し、前記振幅等化手段で生じる位相差であっても
前記ベクトル合成比率が自動制御されて位相差90度に
調整される。
【0013】さらにまた、振幅誤差除去手段は、入力信
号を2信号に分割し、これら2信号の関係を略等振幅で
かつ位相差も略90度に保って分配する前記簡易移相手
段と、この簡易移相手段の出力信号を所定の利得制御信
号に応じて増幅する第1および第2の可変利得手段と、
これら第1の可変利得手段の出力信号と第2の可変利得
手段の出力信号との和および差の信号の位相差を、前記
第1および前記第2の可変利得手段の利得差に応じて出
力する第1および第2のベクトル合成手段と、これら第
1および第2のベクトル合成手段の出力信号を等振幅に
して出力する第1および第2の振幅等化手段と、これら
第1および第2の振幅等化手段の出力信号の位相差を検
出し、前記所定の利得制御信号として前記第1および前
記第2の可変利得回路部に帰還させる前記位相検波手段
とから構成され、前記第1および前記第2の振幅等化手
段から出力端子に出力信号を取り出すことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施の形態を示した
ブロック図である。同図を参照すると、この90度移相
回路は、入力端子15から入力された局部発振器の出力
信号を入力してコンデンサの端子電圧に相当する信号1
1および抵抗素子の端子電圧に相当する信号12を出力
することにより、ほぼ位相差90度で、かつほぼ等振幅
な2信号11,12を分配する簡易移相回路部1と、出
力信号11を入力するとともに、後述する利得制御信号
81に応答して利得を可変する可変利得回路部2と、出
力信号12を入力するとともに、後述する利得制御信号
82に応答して利得を可変する可変利得回路部3と、こ
れら2つの可変利得回路部2および3の出力信号21お
よび31を入力し、その差の信号41を出力するベクト
ル合成回路部4と、出力信号21および31を入力し、
その和の信号51を出力するベクトル合成回路部5と、
信号41を入力し出力振幅が制限され、出力信号61を
出力端子16へ出力する振幅等化回路部6と、和の信号
51を入力し出力振幅が制限され、出力信号71を出力
端子17へ出力する振幅等化回路部7と、これら2つの
振幅等化回路部6および7で出力振幅が揃えられ出力信
号61および71をそれぞれ出力端子16および17と
並列に入力し、これらの出力信号61および71の位相
差を検出して利得制御信号81および82を発生させ可
変利得回路部2および3に帰還する位相検波回路部8と
から構成される。
【0016】次に、上述した構成からなる第1の実施の
形態の動作について図面を参照しながら詳細に説明す
る。簡易移相回路部1により分配されたほぼ位相差90
度で、かつほぼ等振幅な2信号11,12をそれぞれ、 acosωt,sin(ωt+Δφ) ここでa:2信号の振幅比 Δφ:90度からの位相差 とし、さらに、可変利得回路部2および可変利得回路部
3の利得差をkとして和をとると、 (和)=kacosωt+sin(ωt+Δφ)=ka
cosωt+sinωt・cos(Δφ)+cosωt
・sin(Δφ)={ka+sin(Δφ)}・cos
ωt+cos(Δφ)・sinωt=[cos2(Δ
φ)+{ka+sin(Δφ)}21/2・sin(ωt
+φA)…………………………(4) ∵=tanφA={ka/cos(Δφ)+tan(Δ
φ)}同様にして、 (差)=kacosωt−sin(ωt+Δφ)=ka
cosωt−sin(ωt)・cos(Δφ)−cos
ωt・sin(Δφ)={ka−sin(Δφ)}・c
osωt−cos(Δφ)・sinωt=[cos
2(Δφ)+{ka−sin(Δφ)}21/2・sin
(ωt+φS)…………………………(5) ∵=tanφS={−ka/cos(Δφ)+tan
(Δφ)}と合成され、和と差の信号の位相差をφとす
れば、 φ=φA−φS=tan-1{ka/cos(Δφ)+ta
n(Δφ)}−tan-1{−ka/cos(Δφ)+t
an(Δφ)}………………………………(6) と表され、振幅差ΔVは、 ΔV=[cos2(Δφ)+{ka+sin(Δ
φ)}21/2/cos2(Δφ)+{ka−sin(Δ
φ)}21/2………(7) となる。
【0017】可変利得回路部2および可変利得回路部3
の利得差kを変化させた場合の位相差φと振幅差ΔVを
プロットした図2を参照すると、この図は、X軸に利得
差20logk(dB)を正および負の両極性で示し、
左側のY軸に位相差φ(deg)を、右側のY軸に振幅
差ΔV(dB)を示してある。
【0018】但し、振幅比a=1.2,Δφ=0.05
2(=約3°)としてある。
【0019】ここで、ベクトル合成を行ったのち振幅等
化回路部6および7を通すことにより、振幅が異なる2
信号41および51を等振幅になるようにし、その信号
61および71を本移相回路の出力信号として出力端子
16および17と位相検波回路部8の入力信号として与
えることによって、位相検波回路部8はこれら2信号の
位相差を検出する。
【0020】この検出した利得制御信号81および82
を可変利得回路部2および3にそれぞれ帰還させて利得
差kを制御することによりベクトル合成比率を変化させ
て、位相差が正確に90度で、かつ等振幅な2信号を得
ることが出来る。
【0021】また、本実施例によれば振幅等化回路部6
および7で寄生抵抗、寄生容量による位相差が発生した
場合でも、その位相差を含めて利得制御信号81および
82が可変利得回路部2および3に帰還されるため、入
力端子15から供給される入力信号が高周波信号であっ
ても、安定して位相差が正確に90度で、かつ等振幅な
2信号を得ることが出来る。
【0022】次に、本発明の第2の実施の形態を図面を
参照しながら説明する。図3を参照すると、第2の実施
例の90度移相回路は、入力端子15から供給される局
部発振器の出力信号を入力するとともに、後述する利得
制御信号81に応答して利得を可変する可変利得回路部
2と、局部発振器の出力信号を入力するとともに、利得
制御信号82に応答して利得を可変する可変利得回路部
3と、可変利得回路部2から信号21を、可変利得回路
部3から信号31をそれぞれ入力し、ほぼ位相差90度
の2信号11,12を分配する簡易移相回路部1と、こ
の簡易移相回路部1の出力信号11および12を入力
し、その差の信号41を出力するベクトル合成回路部4
と、出力信号11および12を入力し、その和の信号5
1を出力するベクトル合成回路部5と、ベクトル合成回
路部4の出力信号41を入力し出力振幅が制限され、出
力信号61を出力端子16へ出力する振幅等化回路部6
と、和の信号51を入力し出力振幅が制限され、出力信
号71を出力端子17へ出力する振幅等化回路部7と、
これら2つの振幅等化回路部6および7で出力振幅がそ
ろえられたそれぞれの出力信号61および71を出力端
子16および17と並列に入力し、これらの出力信号6
1および71の位相差を検出して利得制御信号81およ
び82を発生させ可変利得回路部2および3に帰還する
位相検波回路部8とから構成される。
【0023】上述した構成からなる90度移相回路の動
作は、ここでも第1の実施の形態同様に、 (和)=[cos2(Δφ)+{ka+sin(Δ
φ)}21/2・sin(ωt+φA)(差)=[cos2
(Δφ)+{ka−sin(Δφ)}21/2・sin
(ωt+φS)と合成され、和と差の信号の位相差をφ
とすれば、 φ=tan-1{ka/cos(Δφ)+tan(Δ
φ)}−tan-1{−ka/cos(Δφ)+tan
(Δφ)}と表され、振幅差ΔVは、 ΔV=[cos2(Δφ)+{ka+sin(Δ
φ)}21/2/cos2(Δφ)+{ka−sin(Δ
φ)}21/2 となる。
【0024】したがって、上述したベクトル合成が行わ
れて、振幅等化回路部6および振幅等化回路部7で等振
幅となり出力されたこの2信号61および71を位相検
波回路部8の入力として与え、位相検波回路部8におい
てこれら2信号の位相差を検出し、利得制御信号81お
よび82を可変利得回路部2および3に帰還させベクト
ル合成比率を変化させることで、位相差が正確に90度
で、かつ等振幅な2信号61および71を得ることが出
来る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の90度移相
回路は、ベクトル合成回路部の後段に振幅等化回路部を
設け、位相検波回路部による利得制御信号を可変利得回
路部に帰還させて利得差kを制御することにより、ベク
トル合成回路部のベクトル合成比率を変化させ、位相差
が正確に90度で、かつ等振幅な2信号を得ることが出
来るようにした。したがって、入力信号が高周波信号の
場合に生じる振幅差をなくすことが出来るので、安定し
た90度移相回路を提供することができ、かかる90度
移相回路によれば通信システム等の直交変復調装置にお
いて高周波の搬送波信号を用いた場合においても高精度
の変調、および復調が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における90度移相
回路の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施の形態において、可変利得回路
部の利得差kを変化させた場合の位相差および振幅差の
関係を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例における90度移相回路
の構成を示すブロック図である。
【図4】従来の90度移相回路の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 簡易移相回路部 2,3 可変利得回路部 4,5,9,10 ベクトル合成回路部 6,7,18,19,20,21 振幅等化回路部 8 位相検波回路部 15 入力端子 16,17 出力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を簡易移相手段により2信号に
    分割し、これら2信号が略等振幅でかつ2信号間の位相
    差を略90度にして分配出力し次段に接続される振幅等
    化手段で等振幅にした後、ベクトル合成手段で前記2信
    号の和および差の信号に合成する動作を複数回繰り返し
    て等振幅かつ位相差90度の精度を収束させて振幅誤差
    を除去するように前記振幅等化手段および前記ベクトル
    合成手段を複数組備える90度移相回路において、前記
    複数組の前記振幅等化手段および前記ベクトル合成手段
    に代えて1組の前記ベクトル合成手段および前記振幅等
    化手段とこれら1組の手段の前段に挿入される可変利得
    手段とを用い、かつ前記振幅等化手段の出力に応答して
    前記可変利得手段を制御する帰還手段を用いて振幅誤差
    を除去する振幅誤差除去手段を有することを特徴とする
    90度移相回路。
  2. 【請求項2】 前記入力信号を前記可変利得手段で増幅
    した後前記簡易移相手段に与え、この簡易移相手段の出
    力を前記ベクトル合成手段で合成する請求項1記載の9
    0度移相回路。
  3. 【請求項3】 前記帰還手段は、前記振幅等化手段で等
    振幅かつ位相差90度を持つ信号の位相差を位相検波手
    段で検出し、この検出結果の信号で前記可変利得手段の
    利得を変化させることによってベクトル合成比率を制御
    し、前記振幅等化手段で生じる位相差であっても前記ベ
    クトル合成比率が自動制御されて位相差90度に調整さ
    れる請求項1記載の90度移相回路。
  4. 【請求項4】 振幅誤差除去手段は、入力信号を2信号
    に分割し、これら2信号の関係を略等振幅でかつ位相差
    も略90度に保って分配する前記簡易移相手段と、この
    簡易移相手段の出力信号を所定の利得制御信号に応じて
    増幅する第1および第2の可変利得手段と、これら第1
    の可変利得手段の出力信号と第2の可変利得手段の出力
    信号との和および差の信号の位相差を、前記第1および
    前記第2の可変利得手段の利得差に応じて出力する第1
    および第2のベクトル合成手段と、これら第1および第
    2のベクトル合成手段の出力信号を等振幅にして出力す
    る第1および第2の振幅等化手段と、これら第1および
    第2の振幅等化手段の出力信号の位相差を検出し、前記
    所定の利得制御信号として前記第1および前記第2の可
    変利得回路部に帰還させる前記位相検波手段とから構成
    され、前記第1および前記第2の振幅等化手段から出力
    端子に出力信号を取り出す請求項1記載の90度移相回
    路。
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