JPH11175781A - 自動料金徴収装置 - Google Patents

自動料金徴収装置

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JPH11175781A
JPH11175781A JP10269538A JP26953898A JPH11175781A JP H11175781 A JPH11175781 A JP H11175781A JP 10269538 A JP10269538 A JP 10269538A JP 26953898 A JP26953898 A JP 26953898A JP H11175781 A JPH11175781 A JP H11175781A
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JP
Japan
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vehicle
signal
circuit
passing
separators
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Application number
JP10269538A
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English (en)
Inventor
Hideo Uehara
秀雄 上原
Naoshi Noguchi
直志 野口
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単一区間3種以上の多車種区分料金の有料自動
車道路で車重の検出を行なうことなく区分に対応した料
金徴収を行なう。 【解決手段】進入側に配設され、車両10の前後進判別を
行ない、通過する車両を1台ずつ分離検出する2対の光
電管装置11〜14と、ここで得た通過車両の分離検出信号
及び前後進判別信号により当該車両のナンバープレート
をカメラ15で読取って得、そのナンバープレート情報を
得る画像処理部221 と、得たナンバープレート情報によ
り区分料金別に車種判別を行なう車種判別部211 と、車
種判別結果に応じた料金の自動収受を行なう自動料金収
受機16と、この収受機16より通過車両の下流側に配設さ
れ、車両の前後進判別を行ない、通過する車両を1台ず
つ分離検出すると共に、規定の料金が収受された車両の
みを通過させる遮断器17,18を備えた2対の光電管装置
19〜22とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単一区間2車種及
び3車種以上の多車種区分料金の有料自動車道路に配設
される自動料金徴収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、単一料金区間の有料自動車道
路で使用される自動料金収受システムにおいて、車種別
の料金区分がなされておらず、車種に関係のない料金が
設定されている場合は、料金の自動収受を行なう自動料
金収受機と車両の通過を遮断する遮断器及び上記自動料
金収受機での料金収受に応じて遮断器をリセットし、料
金の支払われた車両のみを1台ずつ通過させる発信検出
器によって構成されるものが一般的であった。
【0003】また、料金が「普通車」と「大型車」の2
つの車種に区分された自動料金収受システムにおいて
は、その構成は図14に示すようになっていた。同図は
実願昭50−86811号(登録番号1560523
号)に示される自動料金収受システムの構成を示すもの
で、1,1′は車両8の通過に際してその通過検出と車
種判別とを行なう車両通過検出車種判別部、2,2′は
通過車高検出部、3は料金自動収受機、4,4′は存在
検出器、5は遮断機、6,6′は発信検出器、7は遮断
機保護装置である。
【0004】上記各機器は有料道路の進入ゲート9,
9′に車両8の通過方向に沿って配設されるもので、通
常は基本的に車種が「普通車」に設定されており、「普
通車」以外の車両が通過したときのみにこれを検出し、
「大型車」に対応した設定料金に変更するようになって
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】有料道路の中でも、特
に首都高速道路や阪神高速道路等の都市高速道路は単一
料金区間がほとんどであり、車種区分も上述したような
「普通車」と「大型車」の2つの車種のみに区分された
ものが多い。ところで、近年は有料道路での車種区分が
従来の2車種区分から多車種区分、すなわち3〜5車種
区分程度に細分化される傾向にあり、従来の自動料金収
受システムでは対応できないので、この多車種区分に対
応した有料道路での自動料金徴収装置が要求されてい
る。
【0006】この新たな多車種区分に対応した自動料金
徴収装置では、都市高速道路に高架構造のものが多いた
めに、地中埋込式の車重検出装置、通称「踏板」を使用
することができず、車種を判別する上での1つの指標指
針となる車重によらずに車種判別を実行しなければなら
ない。
【0007】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、車重の検出を行な
うことなく2車種及び3車種以上の多車種区分に対応し
た都市高速道路に適用可能な自動料金徴収装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
単一区間多車種区分料金の有料自動車道路の進入側に配
設され、2対の光電管装置により車両の前後進判別を行
ない、通過する車両を1台ずつ分離検出する第1の車両
分離手段と、上記2対の光電管装置からの通過車両の分
離検出信号及び前後進判別信号により当該車両のナンバ
ープレートを読取って得られるそのナンバープレートの
大きさを含んだナンバープレート情報によって多車種区
分料金別に車種判別を行なう車種判別手段と、上記第1
の車両分離手段及び車種判別手段より通過車両の下流側
に配設され、車種判別手段の判別結果に応じた料金の自
動収受を行なう自動料金収受手段と、この自動料金収受
手段より通過車両の下流側に配設され、2対の光電管装
置により車両の前後進判別を行ない、通過する車両を1
台ずつ分離検出すると共に、自動料金収受手段により規
定の料金が収受された車両のみを通過させる遮断器を備
えた第2の車両分離手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0009】請求項2記載の発明は、単一区間多車種区
分料金の有料自動車道路の進入側に配設され、2対の光
電管装置により車両の前後進判別を行ない、通過する車
両を1台ずつ分離検出する第1の車両分離手段と、この
第1の車両分離手段より通過車両の下流側に配設され、
該通過車両の車長を検出する検出手段と、上記2対の光
電管装置からの通過車両の分離検出信号、前後進判別信
号と上記検出手段で検出された車長情報とにより得られ
る通過車両のパターン情報と、当該車両のナンバープレ
ートを読取って得られるナンバープレート情報により多
車種区分料金別に車種判別を行なう車種判別手段と、上
記第1の車両分離手段、検出手段、及び車種判別手段よ
り通過車両の下流側に配設され、車種判別手段の判別結
果に応じた料金の自動収受を行なう自動料金収受手段
と、この自動料金収受手段より通過車両の下流側に配設
され、2対の光電管装置により車両の前後進判別を行な
い、通過する車両を1台ずつ分離検出すると共に、自動
料金収受手段により規定の料金が収受された車両のみを
通過させる遮断器を備えた第2の車両分離手段とを具備
したことを特徴とする。
【0010】上記請求項1及び請求項2記載の発明によ
れば、いずれも車両前側に装着されるナンバープレート
の有無及びその大きさ、内容等からなるナンバープレー
ト情報を含んだ情報により車種を判別することができ、
車重の検出を行なう地中埋込式の車重検出装置等を必要
とせず、都市高速道路における多車種区分にも充分適用
可能なものとなる。
【0011】請求項3記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の発明において、上記第1及び第2の車両分離
手段でそれぞれ使用される2対の光電管装置の各対は、
複数対の送受光素子を上下方向に配列してなることを特
徴とする。
【0012】このような構成とすれば、請求項1または
2記載の発明の作用に加えて、通過車両の通過速度、側
面パターン、車高、及び車軸数を検出することができ、
各検出内容を車種の判別のための要素として活用するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下図面を
参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。
【0014】図1はその外観構成を示すものであり、図
中の10は車両、11,12は車両10の有料自動車道
路への進入ゲート入口を挟むようにして設置され、対向
した複数対の送受光素子により光スクリーンを作成して
車両10を1台毎に分離検出する一対の第1の車両分離
器、13,14は前記第1の車両分離器11,12と
0.5〜1.5[m]の間隔をあけて車両10の通過方
向の下流側に設置され、これら第1の車両分離器11,
12と同様の構造を有する一対の第2の車両分離器であ
る。
【0015】これら第1の車両分離器11,12の検出
信号と第2の車両分離器13,14の検出信号とを組合
わせることにより、車両10を1台毎に分離検出するだ
けでなく、車両10の通過方向の検出をも可能となる。
また、車両10ではなく人間が通過した際にも、これを
検出することが可能となる。
【0016】これら第2の車両分離器13,14のさら
に下流側には車両撮影カメラ15が設置され、この車両
撮影カメラ15により第1の車両分離器11,12,第
2の車両分離器13,14の部分に車両10の前端がさ
しかかった時点で車両10のナンバープレートを撮影す
る。
【0017】16は料金自動収受機であり、有料道路の
利用者が通行料金に応じた料金(硬貨)を投入すれば、
投入された合計金額を計算して算出された金額信号を上
記車両撮影カメラ15内に設けられる後述する車種判別
機に送出される。
【0018】17,18は車両10の通行を遮断するべ
くその通過路を規制するように設置された遮断機であ
り、料金未払いの車両10に対してはその通行を遮断し
て阻止し、料金が支払われた際には例えば上方に開放し
て車両10を通過させる。
【0019】遮断機17,18の下流側には、上記第1
の車両分離器11,12,第2の車両分離器13,14
と同様にして第3の車両分離器19,20と第4の車両
分離器21,22とが設置される。
【0020】これら第3の車両分離器19,20と第4
の車両分離器21,22とは0.5〜1.5[m]の間
隔をあけて設置され、双方の検出信号を組合わせること
により、車両10を1台毎に分離検出するだけでなく、
車両10の通過方向の検出をも可能となる。また、車両
10ではなく人間が通過した際にも、これを検出するこ
とが可能となる。
【0021】第3の車両分離器19,20と第4の車両
分離器21,22は、遮断機17,18部分を通過した
車両10を検出し、次の車両が前の車両に続いて遮断機
17,18を通過してしまうのを防止すべく遮断機1
7,18を再び遮断させるためのものである。
【0022】続いて上記図1に示した各機器内の詳細な
回路構成について図2を用いて説明する。
【0023】同図で、第1の車両分離器11,12は、
上下方向に一列に配列された複数の送光器P31〜P3
nとそれに対向した受光器R31〜R3nから構成され
ており、相互干渉が起こらないように信号制御される。
受光器R31〜R3nでの検出信号はそのままオア回路
201を介して通過信号fとなり、前後進判別用のフリ
ップフロップ203のセット端子Sとアンド回路204
に入力される。
【0024】また、第2の車両分離器13,14も第1
の車両分離器11,12と同様に上下方向に一列に配列
された複数の送光器P41〜P4nとそれに対向した受
光器R41〜R4nから構成されており、相互干渉が起
こらないように信号制御される。受光器R41〜R4n
での検出信号はそのままオア回路202を介して通過信
号hとしてフリップフロップ224のD端子とアンド回
路204に入力される。
【0025】上記フリップフロップ224は、オア回路
202からの通過信号hに同期して遅延した信号kをフ
リップフロップ203のR端子に与え、このフリップフ
ロップ203のQ端子から出力される前進信号oがアン
ド回路205に入力される。このアンド回路205には
また、上記アンド回路204の出力が入力されており、
その出力が撮像信号xとして上記車両撮影カメラ15か
らなるカメラ206に送られる。
【0026】カメラ206は、内部にCCD素子等の電
子撮像素子を有しており、信号xの入力に同期して車両
10のナンバープレート部分の撮像動作を実行するもの
で、撮像によって得られた画像信号は画像処理部221
内のA/D変換器207へ送られ、ここでデジタルデー
タ化された後に順次画像メモリ208に書き込まれる。
画像メモリ208に1枚分の画像が書き込まれた時点で
この画像データは画像読出部209により読出され、文
字認識部210へ送られる。
【0027】文字認識部210は、送られてきた画像デ
ータによりナンバープレートの大きさと、車種を示す小
番号部分とを認識して文字信号化し、その文字信号lを
上記車種判別機222内の車種判別部211に送出す
る。
【0028】車種判別部211は、文字信号lによって
車種別の料金に基づいた車種信号mを車種/料金一致回
路212と料金自動収受機16内の設定料金表示部22
5に送る。
【0029】料金自動収受機16は上記設定料金表示部
225と硬貨判別部213、料金計算部214とから構
成され、車種信号mに従った設定料金を設定料金表示部
225で表示出力する一方、投入された硬貨の種類及び
その枚数を硬貨判別部213で判別し、判別結果を料金
計算部214に出力する。
【0030】料金計算部214では、硬貨判別部213
からの信号に応じて投入された金額を加算演算していく
もので、加算結果を順次料金信号nとして車種判別機2
22の車種/料金一致回路212に送出する。
【0031】車種判別機222内の車種/料金一致回路
212では、車種判別部211からの車種信号mと料金
信号nとの一致を判断し、一致した際に遮断機17,1
8を開放させるためのセット信号sを上記遮断機17,
18に送出する。
【0032】ところで、第3の車両分離器19,20
は、上記第1の車両分離器11,12や第2の車両分離
器13,14と同様に上下方向に一列に配列された複数
の送光器P51〜P5nとそれに対向した受光器R51
〜R5nから構成されており、相互干渉が起こらないよ
うに信号制御される。
【0033】受光器R51〜R5nでの検出信号はその
ままオア回路215を介して通過信号rとなり、前後進
判別用のフリップフロップ218のセット端子Sに入力
される一方、さらにオア回路217を介してアンド回路
219に入力される。
【0034】また、第4の車両分離器21,22も同様
に上下方向に一列に配列された複数の送光器P61〜P
6nとそれに対向した受光器R61〜R6nから構成さ
れており、相互干渉が起こらないように信号制御され
る。
【0035】受光器R61〜R6nでの検出信号はその
ままオア回路216を介して通過信号qとしてオア回路
217を介してアンド回路219に入力される。
【0036】フリップフロップ218のQ端子から出力
される前進信号pは上記アンド回路219に入力され
る。そして、このアンド回路219の出力がフリップフ
ロップ220のD端子に入力される。フリップフロップ
220は、D端子からの入力の立下がりに同期して上記
フリップフロップ218のリセット端子Rにリセット信
号tを送出する一方、このリセット信号tを上記遮断機
17,18に送出して車両10が通過することのないよ
う遮断動作を実行させる。
【0037】上記のような構成にあって、次に主に車種
判別機222の車種判別部211において行われる車種
判別について図3及び図4により説明する。
【0038】まず、車種区分としては、軽自動車等、普
通車、中型車及び大型車の合計4車種による区分とす
る。
【0039】まず、車両10が第1の車両分離器11,
12の設置位置にさしかかると、第1の車両分離器1
1,12の送光器P31〜P3nと受光器R31〜R3
nとの間の光信号の送受が一部遮られて受光器R31〜
R3nのいずれかでそれが検出され、検出信号がオア回
路201を介して図4(1)に示す通過信号fとしてフ
リップフロップ203のセット端子Sとアンド回路20
4とに入力される。この通過信号fによってフリップフ
ロップ203の前進信号oが図4(3)に示すようにア
ンド回路205に送出される。
【0040】その後、車両10がそのまま前進し、第2
の車両分離器13,14の設置位置にまで達すると、同
様に第2の車両分離器13,14の送光器P41〜P4
nと受光器R41〜R4nとの間の光信号の送受が一部
遮られ、受光器R41〜R4nのいずれかでそれが検出
されて、検出信号がオア回路201を介して図4(2)
に示す通過信号hとしてフリップフロップ224とアン
ド回路204とに入力される。
【0041】ここで、アンド回路204はすでに通過信
号fによって開状態となっているので、この通過信号h
によってアンド回路204の出力が“0”レベルから
“1”レベルとなってアンド回路205に入力される。
このアンド回路204の出力により、前進信号oですで
に開状態となっているアンド回路205の出力も“0”
レベルから“1”レベルとなり、これが図4(4)に示
す撮像信号xとしてカメラ206に送出される。
【0042】カメラ206では、この撮像信号xに従っ
て予め合焦されている第2の車両分離器13,14の設
置位置にさしかかった車両10のナンバープレート該当
部分を含む前面画像を撮像する。
【0043】カメラ206で得られたアナログ値の画像
信号は画像処理部221内でまずA/D変換器207に
より順次デジタル化され、画像メモリ208に書込まれ
る。この画像メモリ208に書込まれたデジタル値の画
像データは、一枚分書込まれた時点で画像読出部209
より読出され、文字認識部210に送られる。
【0044】文字認識部210では、画像データ中のナ
ンバープレートの車種を示す小数字部分をパターン認識
により文字認識し、認識結果を図4(5)に示す文字信
号lとして車種判別機222の車種判別部211に送出
する。
【0045】車種判別部211では、この上記文字信号
lに対応し、後述するロジックによって車両10の車種
を判別してその判別結果である図4(6)に示す車種信
号mを車種/料金一致回路212に出力する一方、設定
料金表示部225にも車種信号mを出力し、設定料金表
示部225で車種に応じた設定料金を表示出力させる。
【0046】車両10が料金自動収受機16の設置位置
まで前進し、設定料金表示部225で表示されている設
定料金を目視して、料金に該当する金額分の硬貨を図示
しない硬貨投入ホッパーより投入するものとする。
【0047】投入された硬貨は順次硬貨判別部213で
その種類が判別され、判別結果が料金計算部214に送
られるもので、料金計算部214では判別結果に応じて
合計金額を加算演算していき、その演算結果を図4
(7)に示す料金信号nとして逐次車種/料金一致回路
212に送出する。
【0048】車種/料金一致回路212では、料金計算
部214からの料金信号nと車種判別部211からの車
種信号mとの一致比較を行ない、料金信号nの内容であ
る当該車両10の車種別料金の合計投入額が車種信号m
で示される金額と一致した時点で一致信号である図4
(8)に示すセット信号sを遮断機17,18に送出す
る。このセット信号sによって遮断機17,18がそれ
ぞれ上方に開放され、車両10が遮断機17,18部を
通過可能となるものである。
【0049】車両10が遮断機17,18部を通過し、
第3の車両分離器19,20の間にさしかかると、第3
の車両分離器19,20の送光器P51〜P5nと受光
器R51〜R5nとの間の光信号の送受が一部遮られて
受光器R51〜R5nのいずれかでそれが検出され、検
出信号がオア回路215を介して図4(9)に示す通過
信号rとしてフリップフロップ218のセット端子Sと
オア回路217を介してアンド回路219とに入力され
る。
【0050】この通過信号rによってフリップフロップ
218のQ端子からの前進信号pがアンド回路219に
送出される。アンド回路219の2入力はこの時点で共
に“1”レベルであるので、その出力も“1”レベルと
なり、これがフリップフロップ220のD端子へ送出さ
れる。
【0051】その後、車両10がそのまま前進し、第4
の車両分離器21,22の設置位置にまで達すると、同
様に第4の車両分離器21,22の送光器P61〜P6
nと受光器R61〜R6nとの間の光信号の送受が一部
遮られ、受光器R61〜R6nのいずれかでそれが検出
されて、検出信号がオア回路216を介して図4(1
0)に示す通過信号qとしてオア回路217を介してア
ンド回路219に入力される。
【0052】車両10がさらに前進し、第3の車両分離
器19,20の設置位置を通過し終えると、オア回路2
15の出力する通過信号rが立下がるが、このとき同時
にオア回路216からの通過信号qがオア回路217を
介してアンド回路219に入力されているため、なにも
影響はない。
【0053】そして、車両10が第4の車両分離器2
1,22の設置位置をも通過し終えると、オア回路21
6の出力する通過信号qも立下がり、したがってアンド
回路219への入力が“1”レベルから“0”レベルに
下がるため、アンド回路219の出力も“0”レベルへ
と立ち下がる。これをフリップフロップ220がラッチ
してフリップフロップ218、遮断機17,18に送出
する。この図4(12)に示すリセット信号tによって
遮断機17,18がそれぞれ再び下方に下ろされ、次の
車両の通過を遮断するようになるものである。
【0054】次いで、主に上記車種判別機222の車種
判別部211において行われる車種判別のロジックにつ
いて説明する。
【0055】車種判別部211は、図3に示す如く、ま
ずステップA1に示すようにナンバープレートのサイズ
が「大」であるか「中」であるかを文字信号lに判断す
る。これは車両撮影カメラ15での車両10前面の撮影
によって得られる画像データにおけるナンバープレート
のサイズから判断されるもので、「大」であった場合に
はその時点で車両10が大型車であると判別する。
【0056】また、ステップA1でナンバープレートの
サイズが「中」であった場合は、次にステップA2に進
み、そのナンバープレート中の小さい番号部分で示され
る車種番号の数字が何であるかを認識判断する。この数
字は1桁あるいは2桁で示されもので、1桁であればそ
の数字を、2桁であればその左側の数字を判断する。
【0057】車種番号の数字が「9」であると判断され
た場合は、そのナンバープレートを有する車両10は上
記と同様に大型車であると判別する。
【0058】また、車種番号の数字が「1」「2」のい
ずれかであると判断した場合は、そのナンバープレート
を有する車両10は中型車であると判別する。
【0059】さらに、車種番号の数字が「3」「4」
「5」「6」「7」のいずれかであった場合、そのナン
バープレートを有する車両10は普通車であると判別す
る。
【0060】また、車種番号が「40」「50」のいず
れかであると判断した場合は、そのナンバープレートを
有する車両10は軽自動車等であると判別する。
【0061】こうして車種判別部211は、文字信号l
によって車種別の料金に基づいた図4(6)に示す車種
信号mを車種/料金一致回路212と料金自動収受機1
6内の設定料金表示部225に送る。
【0062】上記のような構成及び動作とすれば、車両
撮影カメラ15で得たナンバープレートの画像情報のみ
で車両10の車種判別を行なうことが可能となるため、
機器構成を簡単なものとすることができる。
【0063】(第2の実施の形態)以下図面を参照して
本発明の第2の実施の形態を説明する。
【0064】図5はその外観構成を示すものであり、図
中の10は車両、11,12は車両10の有料自動車道
路への進入ゲート入口を挟むようにして設置され、対向
した複数対の送受光素子により光スクリーンを作成して
車両10を1台毎に分離検出する一対の第1の車両分離
器、13,14は前記第1の車両分離器11,12と
0.5〜1.5[m]の間隔をあけて車両10の通過方
向の下流側に設置され、これら第1の車両分離器11,
12と同様の構造を有する一対の第2の車両分離器であ
る。
【0065】これら第1の車両分離器11,12の検出
信号と第2の車両分離器13,14の検出信号とを組合
わせることにより、車両10を1台毎に分離検出するだ
けでなく、車両10の通過方向の検出をも可能となる。
また、車両10ではなく人間が通過した際にも、これを
検出することが可能となる。
【0066】第2の車両分離器13,14のさらに下流
側には車長検知器115,116が設置される。車長検
知器115,116は、車両10の車長によりその車種
を判別するためのもので、上記第1の車両分離器11,
12、第2の車両分離器13,14とこの車長検知器1
15,116との間隔を例えば約3.3[m]程度に設
定しておけば、車両10を軽自動車とその他の車両とに
区別することができるようになる。
【0067】車長検知器115,116のさらに下流側
には車両撮影カメラ15が設置され、この車両撮影カメ
ラ15により第1の車両分離器11,12,第2の車両
分離器13,14の部分に車両10の前端がさしかかっ
た時点で車両10のナンバープレートを撮影する。
【0068】16は料金自動収受機であり、有料道路の
利用者が通行料金に応じた料金(硬貨)を投入すれば、
投入された合計金額を計算して算出された金額信号を上
記車両撮影カメラ15内に設けられる後述する車種判別
機に送出される。
【0069】17,18は車両10の通行を遮断するべ
くその通過路を規制するように設置された遮断機であ
り、料金未払いの車両10に対してはその通行を遮断し
て阻止し、料金が支払われた際には例えば上方に開放し
て車両10を通過させる。
【0070】遮断機17,18の下流側には、上記第1
の車両分離器11,12,第2の車両分離器13,14
と同様にして第3の車両分離器19,20と第4の車両
分離器21,22とが設置される。
【0071】これら第3の車両分離器19,20と第4
の車両分離器21,22とは0.5〜1.5[m]の間
隔をあけて設置され、双方の検出信号を組合わせること
により、車両10を1台毎に分離検出するだけでなく、
車両10の通過方向の検出をも可能となる。また、車両
10ではなく人間が通過した際にも、これを検出するこ
とが可能となる。
【0072】第3の車両分離器19,20と第4の車両
分離器21,22は、遮断機17,18部分を通過した
車両10を検出し、次の車両が前の車両に続いて遮断機
17,18を通過してしまうのを防止すべく遮断機1
7,18を再び遮断させるためのものである。
【0073】続いて上記図5に示した各機器内の詳細な
回路構成について図6を用いて説明する。
【0074】同図で、車長検知器115,116は一対
の送受光器P2,R2から構成され、車長検知器116
側の受光器R2での検出信号は車長信号bとしてパター
ン検知回路223に送出される。
【0075】第1の車両分離器11,12は、上下方向
に一列に配列された複数の送光器P31〜P3nとそれ
に対向した受光器R31〜R3nから構成されており、
相互干渉が起こらないように信号制御される。
【0076】受光器R31〜R3nでの検出信号はその
ままオア回路201を介して通過信号fとなり、前後進
判別用のフリップフロップ203のセット端子Sとアン
ド回路204に入力される。また特に、受光器R31〜
R3nの最上部に位置する受光器R31での検出信号は
また、車高信号eとしてパターン検知回路223に送出
される。
【0077】また、第2の車両分離器13,14も第1
の車両分離器11,12と同様に上下方向に一列に配列
された複数の送光器P41〜P4nとそれに対向した受
光器R41〜R4nから構成されており、相互干渉が起
こらないように信号制御される。
【0078】受光器R41〜R4nでの検出信号はその
ままオア回路202を介して通過信号hとしてフリップ
フロップ224のD端子とアンド回路204に入力され
る。また特に受光器R41〜R4nの最上部に位置する
受光器R41での検出信号が車高信号eとしてパターン
検知回路223に送出される。
【0079】パターン検知回路223は、上記各入力信
号である車高信号e、及び車長信号bによって車両10
のパターン形状を認識し、車両パターン信号jを車種判
別機222内の車種判別部211に送出する。
【0080】上記フリップフロップ224は、オア回路
202からの通過信号hに同期して遅延した信号kをフ
リップフロップ203のR端子に与え、このフリップフ
ロップ203のQ端子から出力される前進信号oがアン
ド回路205に入力される。このアンド回路205には
また、上記アンド回路204の出力が入力されており、
その出力が撮像信号xとして上記車両撮影カメラ15か
らなるカメラ206に送られる。
【0081】カメラ206は、内部にCCD素子等の電
子撮像素子を有しており、信号xの入力に同期して車両
10のナンバープレート部分の撮像動作を実行するもの
で、撮像によって得られた画像信号は画像処理部221
内のA/D変換器207へ送られ、ここでデジタルデー
タ化された後に順次画像メモリ208に書き込まれる。
画像メモリ208に1枚分の画像が書き込まれた時点で
この画像データは画像読出部209により読出され、文
字認識部210へ送られる。
【0082】文字認識部210は、送られてきた画像デ
ータによりナンバープレートの大きさと、車種を示す小
番号部分とを認識して文字信号化し、その文字信号lを
上記車種判別機222内の車種判別部211に送出す
る。
【0083】車種判別部211は、車両パターン信号j
と文字信号lとによって車種別の料金に基づいた車種信
号mを車種/料金一致回路212と料金自動収受機16
内の設定料金表示部225に送る。
【0084】料金自動収受機16は上記設定料金表示部
225と硬貨判別部213、料金計算部214とから構
成され、車種信号mに従った設定料金を設定料金表示部
225で表示出力する一方、投入された硬貨の種類及び
その枚数を硬貨判別部213で判別し、判別結果を料金
計算部214に出力する。
【0085】料金計算部214では、硬貨判別部213
からの信号に応じて投入された金額を加算演算していく
もので、加算結果を順次料金信号nとして車種判別機2
22の車種/料金一致回路212に送出する。
【0086】車種判別機222内の車種/料金一致回路
212では、車種判別部211からの車種信号mと料金
信号nとの一致を判断し、一致した際に遮断機17,1
8を開放させるためのセット信号sを上記遮断機17,
18に送出する。
【0087】ところで、第3の車両分離器19,20
は、上記第1の車両分離器11,12や第2の車両分離
器13,14と同様に上下方向に一列に配列された複数
の送光器P51〜P5nとそれに対向した受光器R51
〜R5nから構成されており、相互干渉が起こらないよ
うに信号制御される。
【0088】受光器R51〜R5nでの検出信号はその
ままオア回路215を介して通過信号rとなり、前後進
判別用のフリップフロップ218のセット端子Sに入力
される一方、さらにオア回路217を介してアンド回路
219に入力される。
【0089】また、第4の車両分離器21,22も同様
に上下方向に一列に配列された複数の送光器P61〜P
6nとそれに対向した受光器R61〜R6nから構成さ
れており、相互干渉が起こらないように信号制御され
る。
【0090】受光器R61〜R6nでの検出信号はその
ままオア回路216を介して通過信号qとしてオア回路
217を介してアンド回路219に入力される。
【0091】フリップフロップ218のQ端子から出力
される前進信号pは上記アンド回路219に入力され
る。そして、このアンド回路219の出力がフリップフ
ロップ220のD端子に入力される。フリップフロップ
220は、D端子からの入力の立下がりに同期して上記
フリップフロップ218のリセット端子Rにリセット信
号tを送出する一方、このリセット信号tを上記遮断機
17,18に送出して車両10が通過することのないよ
う遮断動作を実行させる。
【0092】上記のような構成にあって、次に主に車種
判別機222の車種判別部211において行われる車種
判別について図7及び図8により説明する。
【0093】まず、車種区分としては、軽自動車等の車
種1、普通車の車種2、中型車の車種3及び大型車の車
種4の合計4車種による区分とする。
【0094】まず、車両10が第1の車両分離器11,
12の設置位置にさしかかると、第1の車両分離器1
1,12の送光器P31〜P3nと受光器R31〜R3
nとの間の光信号の送受が一部遮られて受光器R31〜
R3nのいずれかでそれが検出され、検出信号がオア回
路201を介して図8(1)に示す通過信号fとしてフ
リップフロップ203のセット端子Sとアンド回路20
4とに入力される。この通過信号fによってフリップフ
ロップ203の前進信号oが図8(6)に示すようにア
ンド回路205に送出される。
【0095】その後、車両10がそのまま前進し、第2
の車両分離器13,14の設置位置にまで達すると、同
様に第2の車両分離器13,14の送光器P41〜P4
nと受光器R41〜R4nとの間の光信号の送受が一部
遮られ、受光器R41〜R4nのいずれかでそれが検出
されて、検出信号がオア回路201を介して図8(2)
に示す通過信号hとしてフリップフロップ224とアン
ド回路204とに入力される。
【0096】ここで、アンド回路204はすでに通過信
号fによって開状態となっているので、この通過信号h
によってアンド回路204の出力が“0”レベルから
“1”レベルとなってアンド回路205に入力される。
このアンド回路204の出力により、前進信号oですで
に開状態となっているアンド回路205の出力も“0”
レベルから“1”レベルとなり、これが図8(7)に示
す撮像信号xとしてカメラ206に送出される。
【0097】カメラ206では、この撮像信号xに従っ
て予め合焦されている第2の車両分離器13,14の設
置位置にさしかかった車両10のナンバープレート該当
部分を含む前面画像を撮像する。カメラ206で得られ
たアナログ値の画像信号は画像処理部221内でまずA
/D変換器207により順次デジタル化され、画像メモ
リ208に書込まれる。この画像メモリ208に書込ま
れたデジタル値の画像データは、一枚分書込まれた時点
で画像読出部209より読出され、文字認識部210に
送られる。
【0098】文字認識部210では、画像データ中のナ
ンバープレートの車種を示す小数字部分をパターン認識
により文字認識し、認識結果を図8(8)に示す文字信
号lとして車種判別機222の車種判別部211に送出
する。
【0099】その後、車両10が第2の車両分離器1
3,14の設置位置からさらに前進し、車長検知器11
5,116の設置位置にまでさしかかると、上記第1の
車両分離器11,12、第2の車両分離器13,14で
の検出信号をも組み合わせて車長の検出が行われ、これ
らの検出結果を総合して車両10のパターン検出が行わ
れる。
【0100】すなわち、第2の車両分離器13,14の
設置位置を車両10が完全に通過し終えると、オア回路
202の出力する通過信号hが立下がるので、これをフ
リップフロップ224がラッチしてフリップフロップ2
03、パターン検知回路223にリセット信号kを送出
する。パターン検知回路223はこのリセット信号kが
入力された時点で車長検知器115の受光器R2からの
車長信号bの有無により車両10が軽自動車以外のもの
であるか否かを判断し、その判断結果に基づいて車両パ
ターン信号jを作成し、車種判別機222内の車種判別
部211に送出する。
【0101】車種判別部211では、この車両パターン
信号jと上記文字信号lに対応し、後述するロジックに
よって車両10の車種を判別してその判別結果である図
8(9)に示す車種信号mを車種/料金一致回路212
に出力する一方、設定料金表示部225にも車種信号m
を出力し、設定料金表示部225で車種に応じた設定料
金を表示出力させる。
【0102】車両10が料金自動収受機16の設置位置
まで前進し、設定料金表示部225で表示されている設
定料金を目視して、料金に該当する金額分の硬貨を図示
しない硬貨投入ホッパーより投入するものとする。
【0103】投入された硬貨は順次硬貨判別部213で
その種類が判別され、判別結果が料金計算部214に送
られるもので、料金計算部214では判別結果に応じて
合計金額を加算演算していき、その演算結果を図8(1
0)に示す料金信号nとして逐次車種/料金一致回路2
12に送出する。
【0104】車種/料金一致回路212では、料金計算
部214からの料金信号nと車種判別部211からの車
種信号mとの一致比較を行ない、料金信号nの内容であ
る当該車両10の車種別料金の合計投入額が車種信号m
で示される金額と一致した時点で一致信号である図8
(11)に示すセット信号sを遮断機17,18に送出
する。このセット信号sによって遮断機17,18がそ
れぞれ上方に開放され、車両10が遮断機17,18部
を通過可能となるものである。
【0105】車両10が遮断機17,18部を通過し、
第3の車両分離器19,20の間にさしかかると、第3
の車両分離器19,20の送光器P51〜P5nと受光
器R51〜R5nとの間の光信号の送受が一部遮られて
受光器R51〜R5nのいずれかでそれが検出され、検
出信号がオア回路215を介して図8(12)に示す通
過信号rとしてフリップフロップ218のセット端子S
とオア回路217を介してアンド回路219とに入力さ
れる。
【0106】この通過信号rによってフリップフロップ
218のQ端子からの図8(14)に示す前進信号pが
アンド回路219に送出される。アンド回路219の2
入力はこの時点で共に“1”レベルであるので、その出
力も“1”レベルとなり、これがフリップフロップ22
0のD端子へ送出される。
【0107】その後、車両10がそのまま前進し、第4
の車両分離器21,22の設置位置にまで達すると、同
様に第4の車両分離器21,22の送光器P61〜P6
nと受光器R61〜R6nとの間の光信号の送受が一部
遮られ、受光器R61〜R6nのいずれかでそれが検出
されて、検出信号がオア回路216を介して図8(1
3)に示す通過信号qとしてオア回路217を介してア
ンド回路219に入力される。
【0108】車両10がさらに前進し、第3の車両分離
器19,20の設置位置を通過し終えると、オア回路2
15の出力する通過信号rが立下がるが、このとき同時
にオア回路216からの通過信号qがオア回路217を
介してアンド回路219に入力されているため、なにも
影響はない。
【0109】そして、車両10が第4の車両分離器2
1,22の設置位置をも通過し終えると、オア回路21
6の出力する通過信号qも立下がり、したがってアンド
回路219への入力が“1”レベルから“0”レベルに
下がるため、アンド回路219の出力も“0”レベルへ
と立ち下がる。これをフリップフロップ220がラッチ
してフリップフロップ218、遮断機17,18に送出
する。この図8(15)に示すリセット信号tによって
遮断機17,18がそれぞれ再び下方に下ろされ、次の
車両の通過を遮断するようになるものである。
【0110】次いで、主に上記車種判別機222の車種
判別部211において行われる車種判別のロジックにつ
いて説明する。
【0111】車種判別部211は、図7に示す如く、ま
ずステップB1に示すようにその車両10の車長が3.
3[m]未満であるか否かを判断する。これは、3.3
[m]の間隔をあけて設置された第2の車両分離器1
3,14と車長検知器115,116の検出信号により
判別されるもので、パターン検知回路223がフリップ
フロップ224からリセット信号kが入力された時点で
車長検知器115の受光器R2から車長信号bが入力さ
れていないか否かを判断することによって判別されるも
のである。
【0112】ここで車長が3.3[m]未満であると判
断された場合は、即座に車両10は上記車種1の軽自動
車等であることとなり、その旨を示す車両パターン信号
jがパターン検知回路223から車種判別機222の車
種判別部211に送出される。
【0113】この場合、車両10が第2の車両分離器1
3,14の設置位置を通過した時点でカメラ206(1
5)によって撮像された車両10の前面画像はA/D変
換器207、画像メモリ208、画像読出部209を介
して文字認識部210でパターン認識されるもので、文
字認識部210ではステップB2に示すように画像デー
タ中にナンバープレートのパターンが認識可能か否かを
判断する。
【0114】プレートのパターンが認識不可能であり、
プレートがないと判断した場合は、その車両10は小型
2輪車あるいは軽2輪車であると判別され、その旨を示
す文字信号lが文字認識部210から輪車種判別機22
2の車種判別部211に送出される。
【0115】また、ステップB2で文字認識部210が
画像データ中にナンバープレートのパターンを認識した
場合、そのナンバープレートのサイズは「中」であるこ
ととなるので、文字認識部210は次にそのナンバープ
レート中の小さい番号部分で示される車種番号の数字が
何であるかを認識判断する。この数字は1桁あるいは2
桁で示されるもので、判断結果は車種判別機222の車
種判別部211へ文字信号lとして送出される。
【0116】車種判別部211では、送られてきた車種
番号の数字によりステップB3に示す如く車種1の軽車
両等の車両10の内容を判断するもので、数字が「6」
「7」あるいは「60」〜「70」であれば軽3輪車、
「50」〜「59」であれば軽4輪乗用車、「40」〜
「49」であれば軽4輪貨物車であると判断する。
【0117】また、上記ステップB1で車長が3.3
[m]を超えていると判断された場合、すなわち、第2
の車両分離器13,14部分を車両10が通過し終え
て、図8(2)で示す通過信号hが立下がり、パターン
検知回路223がフリップフロップ224からのリセッ
ト信号kを入力した時点で、すでに図8(4)に示すよ
うに車長検知器115の受光器R2から車長信号bが入
力されていると判断した場合は、次にステップB4に進
む。
【0118】ステップB4では、車両10の車高が2
[m]を超えているか否か、すなわち、ちょうど2
[m]の高さに設定されている第1の車両分離器11,
12の受光器R31〜R3nの最上部に位置する受光器
R31及び第2の車両分離器13,14の受光器R41
〜R4nの最上部に位置する受光器R41からの検出信
号である車高信号eが図8(3)に示すように入力され
ているか否かによりパターン検知回路223が判断する
ものである。
【0119】車高信号eが入力されていない場合には、
即座に車両10は上記車種2の普通車であることとな
り、その旨を示す車両パターン信号jがパターン検知回
路223から車種判別機222の車種判別部211に送
出される。
【0120】この場合、車両10が第2の車両分離器1
3,14の設置位置を通過した時点でカメラ206(1
5)によって撮像された車両10の前面画像はA/D変
換器207、画像メモリ208、画像読出部209を介
して文字認識部210でパターン認識されるもので、文
字認識部210ではステップB5に示すように画像デー
タ中のナンバープレートのパターンのサイズが「中」で
あるか否かを判断する。
【0121】プレートのサイズが「大」であると判断し
た場合は、この車両10の詳細な内容を判別することは
不明となるが、プレートのサイズが「中」であると判断
した場合は、次にそのナンバープレート中の小さい番号
部分で示される車種番号の数字が何であるかを認識判断
し、判断結果は車種判別機222の車種判別部211へ
文字信号lとして送出する。
【0122】車種判別部211では、送られてきた車種
番号の数字によりステップB6に示す如く車種2の普通
車の車両10の内容を判断するもので、数字が「5」
「7」「51」あるいは「71」であれば小型乗用車、
「4」あるいは「41」〜「49」であれば小型貨物
車、「3」あるいは「30」〜「39」であれば普通乗
用車であると判断する。
【0123】また、上記ステップB4で車両10の車高
が2[m]を超えており、車高信号eが図8(3)に示
すように入力されていると判断した場合には、その旨を
示す車両パターン信号jをパターン検知回路223が車
種判別部211に送出する。
【0124】車種判別部211は、この車両パターン信
号jによって次にステップB7に進み、文字認識部21
0からの文字信号lによって種種を判別する。すなわ
ち、文字認識部210では画像データ中のナンバープレ
ートのパターンのサイズが「中」「大」のいずれである
かを判断する。
【0125】プレートのサイズが「中」であると判断し
た場合は、車両10は車種3の中型車かあるいは車種4
の大型車であることとなり、次にそのナンバープレート
中の小さい番号部分で示される車種番号の数字が何であ
るかを認識判断して、判断結果を車種判別機222の車
種判別部211へ文字信号lとして送出する。
【0126】車種判別部211では、送られてきた車種
番号の数字によりステップB8に示す如く車両10の車
種を判断する。ここで、数字が「9」「0」「90」あ
るいは「00」であれば車種4の大型車である大型特殊
車であることとなる。また、「8」あるいは「80」〜
「89」であれば特殊車、「1」あるいは「10」〜
「19」であれば普通貨物車、「2」あるいは「20」
〜「29」であれば小型乗合車(マイクロバス)であ
り、いずれも車種3の中型車であると判断する。
【0127】また、上記ステップB7でプレートのサイ
ズが「大」であると判断した場合は、車両10は車種4
の大型車であることとなり、次にそのナンバープレート
中の小さい番号部分で示される車種番号の数字が何であ
るかを認識判断して、判断結果を車種判別機222の車
種判別部211へ文字信号lとして送出する。
【0128】車種判別部211では、送られてきた車種
番号の数字によりステップB9に示す如く車種4の大型
車である車両10の内容を判断する。ここで、数字が
「1」あるいは「10」〜「19」であれば普通貨物
車、「2」あるいは「20」〜「29」であれば乗合自
動車(バス)、「8」あるいは「80」〜「89」であ
れば大型特殊車であることとなる。
【0129】以上のように車両10の車種判別及び車種
内における詳細な種別を判断した後、車種判別部211
は車種信号mを料金自動収受機16の設定料金表示部2
25と車種/料金一致回路212とに出力するものであ
る。
【0130】上記のような構成及び動作とすれば、第1
の車両分離器11,12、第2の車両分離器13,14
での検出信号と車長検知器115,116での検出信号
及び車両撮影カメラ15で得たナンバープレートの画像
情報によってで車両10の車種判別を行なうことが可能
となる。
【0131】(第3の実施の形態)以下図面を参照して
本発明の第3の実施の形態を説明する。
【0132】図9はその外観構成を示すものであり、図
中の10は車両、11,12は車両10の有料自動車道
路への進入ゲート入口を挟むようにして設置され、対向
した複数対の送受光素子により光スクリーンを作成して
車両10を1台毎に分離検出する一対の第1の車両分離
器、13,14は前記第1の車両分離器11,12と
0.5〜1.5[m]の間隔をあけて車両10の通過方
向の下流側に設置され、これら第1の車両分離器11,
12と同様の構造を有する一対の第2の車両分離器であ
る。
【0133】これら第1の車両分離器11,12の検出
信号と第2の車両分離器13,14の検出信号とを組合
わせることにより、車両10を1台毎に分離検出するだ
けでなく、車両10の通過方向の検出をも可能となる。
また、車両10ではなく人間が通過した際にも、これを
検出することが可能となる。
【0134】第2の車両分離器13,14のさらに下流
側にはオーバーハング検知器113,114と車長検知
器115,116とが設置される。
【0135】オーバーハング検知器113,114は車
両10の前軸から突出した部分「オーバーハング」を検
知して、例えばバスとトラックとの分類を行なうための
ものである。
【0136】また、車長検知器115,116は、車両
10の車長によりその車種を判別するためのもので、上
記第1の車両分離器11,12、第2の車両分離器1
3,14とこの車長検知器115,116との間隔を例
えば約3.3[m]程度に設定しておけば、車両10を
軽自動車とその他の車両とに区別することができるよう
になる。
【0137】車長検知器115,116のさらに下流側
には車両撮影カメラ15が設置され、この車両撮影カメ
ラ15により第1の車両分離器11,12,第2の車両
分離器13,14の部分に車両10の前端がさしかかっ
た時点で車両10のナンバープレートを撮影する。
【0138】16は料金自動収受機であり、有料道路の
利用者が通行料金に応じた料金(硬貨)を投入すれば、
投入された合計金額を計算して算出された金額信号を上
記車両撮影カメラ15内に設けられる後述する車種判別
機に送出される。
【0139】17,18は車両10の通行を遮断するべ
くその通過路を規制するように設置された遮断機であ
り、料金未払いの車両10に対してはその通行を遮断し
て阻止し、料金が支払われた際には例えば上方に開放し
て車両10を通過させる。
【0140】遮断機17,18の下流側には、上記第1
の車両分離器11,12,第2の車両分離器13,14
と同様にして第3の車両分離器19,20と第4の車両
分離器21,22とが設置される。
【0141】これら第3の車両分離器19,20と第4
の車両分離器21,22とは0.5〜1.5[m]の間
隔をあけて設置され、双方の検出信号を組合わせること
により、車両10を1台毎に分離検出するだけでなく、
車両10の通過方向の検出をも可能となる。また、車両
10ではなく人間が通過した際にも、これを検出するこ
とが可能となる。
【0142】第3の車両分離器19,20と第4の車両
分離器21,22は、遮断機17,18部分を通過した
車両10を検出し、次の車両が前の車両に続いて遮断機
17,18を通過してしまうのを防止すべく遮断機1
7,18を再び遮断させるためのものである。
【0143】続いて上記図9に示した各機器内の詳細な
回路構成について図10を用いて説明する。
【0144】同図で、オーバーハング検知器113,1
14は一対の送受光器P1,R1から構成され、オーバ
ーハング検知器114側の受光器R1での検出信号はオ
ーバーハング信号aとしてパターン検知回路223に送
出される。
【0145】同様に、車長検知器115,116も一対
の送受光器P2,R2から構成され、車長検知器116
側の受光器R2での検出信号は車長信号bとしてパター
ン検知回路223に送出される。
【0146】第1の車両分離器11,12は、上下方向
に一列に配列された複数の送光器P31〜P3nとそれ
に対向した受光器R31〜R3nから構成されており、
相互干渉が起こらないように信号制御される。
【0147】受光器R31〜R3nでの検出信号はその
ままオア回路201を介して通過信号fとなり、前後進
判別用のフリップフロップ203のセット端子Sとアン
ド回路204に入力される。受光器R31〜R3nの最
上部に位置する受光器R31での検出信号はまた、車高
信号eとして、同最下部に位置する受光器R3nでの検
出信号は車軸信号dとしてそれぞれパターン検知回路2
23に送出される。
【0148】また、第2の車両分離器13,14も第1
の車両分離器11,12と同様に上下方向に一列に配列
された複数の送光器P41〜P4nとそれに対向した受
光器R41〜R4nから構成されており、相互干渉が起
こらないように信号制御される。
【0149】受光器R41〜R4nでの検出信号はその
ままオア回路202を介して通過信号hとしてフリップ
フロップ224のD端子とアンド回路204に入力され
る。受光器R41〜R4nの最上部に位置する受光器R
41での検出信号はまた車高信号gとして、同最下部に
位置する受光器R4nでの検出信号は車軸信号cとして
それぞれパターン検知回路223に送出される。
【0150】パターン検知回路223は、上記各入力信
号である車高信号e,g、車軸信号c、車長信号b、オ
ーバーハング信号aによって車両10のパターン形状を
認識し、車両パターン信号jを車種判別機222内の車
種判別部211に送出する。
【0151】上記フリップフロップ224は、オア回路
202からの車軸信号dの立下がりに同期してフリップ
フロップ203のQ端子から出力される前進信号oはア
ンド回路205に入力される。このアンド回路205に
はまた、上記アンド回路204の出力が入力されててお
り、その出力が撮像信号xとして上記車両撮影カメラ1
5からなるカメラ206に送られる。
【0152】カメラ206は、内部にCCD素子等の電
子撮像素子を有しており、信号xの入力に同期して車両
10のナンバープレート部分の撮像動作を実行するもの
で撮像によって得られた画像信号は画像処理部221内
のA/D変換器207へ送られ、ここでデジタルデータ
化された後に順次画像メモリ208に書き込まれる。画
像メモリ208に1枚分の画像が書き込まれた時点でこ
の画像データは画像読出部209により読出され、文字
認識部210へ送られる。
【0153】文字認識部210は、送られてきた画像デ
ータによりナンバープレートの大きさと、車種を示す小
番号部分とを認識して文字信号化し、その文字信号槇を
上記車種判別機222内の車種判別部211に送出す
る。
【0154】車種判別部211は、車両パターン信号j
と文字信号槇とによって車種別の料金に基づいた車種信
号mを車種/料金一致回路212と料金自動収受機16
内の設定料金表示部225に送る。
【0155】料金自動収受機16は上記設定料金表示部
225と硬貨判別部213、料金計算部214とから構
成され、車種信号mに従った設定料金を設定料金表示部
225で表示出力する一方、投入された硬貨の種類及び
その枚数を硬貨判別部213で判別し、判別結果を料金
計算部214に出力する。
【0156】料金計算部214では、硬貨判別部213
からの信号に応じて投入された金額を加算演算していく
もので、加算結果を順次料金信号nとして車種判別機2
22の車種/料金一致回路212に送出する。
【0157】車種判別機222内の車種/料金一致回路
212では、車種判別部211からの車種信号mと料金
信号nとの一致を判断し、一致した際に遮断機17,1
8を開放させるためのセット信号sを上記遮断機17,
18に送出する。
【0158】ところで、第3の車両分離器19,20
は、上記第1の車両分離器11,12や第2の車両分離
器13,14と同様に上下方向に一列に配列された複数
の送光器P41〜P4nとそれに対向した受光器R51
〜R5nから構成されており、相互干渉が起こらないよ
うに信号制御される。
【0159】受光器R51〜R5nでの検出信号はその
ままオア回路215を介して通過信号rとなり、前後進
判別用のフリップフロップ218のセット端子Sに入力
される一方、さらにオア回路217を介してアンド回路
219に入力される。
【0160】また、第4の車両分離器21,22も同様
に上下方向に一列に配列された複数の送光器P61〜P
6nとそれに対向した受光器R61〜R6nから構成さ
れており、相互干渉が起こらないように信号制御され
る。
【0161】受光器R61〜R6nでの検出信号はその
ままオア回路216を介して通過信号qとしてオア回路
217を介してアンド回路219に入力される。
【0162】フリップフロップ218のQ端子から出力
される前進信号pは上記アンド回路219に入力され
る。そして、このアンド回路219の出力がフリップフ
ロップ220のD端子に入力される。フリップフロップ
220は、D端子からの入力の立下がりに同期して上記
フリップフロップ218のリセット端子Rにリセット信
号tを送出する一方、このリセット信号tを上記遮断機
17,18に送出して車両10が通過することのないよ
う遮断動作を実行させる。
【0163】上記のような構成にあって、その動作は以
下のようになる。
【0164】まず、車両10が第1の車両分離器11,
12の設置位置にさしかかると、第1の車両分離器1
1,12の送光器P31〜P3nと受光器R31〜R3
nとの間の光信号の送受が一部遮られて受光器R31〜
R3nのいずれかでそれが検出され、検出信号がオア回
路201を介して通過信号fとしてフリップフロップ2
03のセット端子Sとアンド回路204とに入力され
る。この通過信号fによってフリップフロップ203の
前進信号oがアンド回路205に送出される。
【0165】その後、車両10がそのまま前進し、第2
の車両分離器13,14の設置位置にまで達すると、同
様に第2の車両分離器13,14の送光器P41〜P4
nと受光器R41〜R4nとの間の光信号の送受が一部
遮られ、受光器R41〜R4nのいずれかでそれが検出
されて、検出信号がオア回路201を介して通過信号h
としてフリップフロップ224とアンド回路204とに
入力される。
【0166】ここで、アンド回路204はすでに通過信
号fによって開状態となっているので、この通過信号h
によってアンド回路204の出力が“0”レベルから
“1”レベルとなってアンド回路205に入力される。
【0167】このアンド回路204の出力により、前進
信号oですでに開状態となっているアンド回路205の
出力も“0”レベルから“1”レベルとなり、これが撮
像信号xとしてカメラ206に送出される。
【0168】カメラ206では、この撮像信号xに従っ
て予め合焦されている第2の車両分離器13,14の設
置位置にさしかかった車両10のナンバープレート該当
部分を含む前面画像を撮像する。カメラ206で得られ
たアナログ値の画像信号は画像処理部221内でまずA
/D変換器207により順次デジタル化され、画像メモ
リ208に書込まれる。この画像メモリ208に書込ま
れたデジタル値の画像データは、一枚分書込まれた時点
で画像読出部209より読出され、文字認識部210に
送られる。
【0169】文字認識部210では、画像データ中のナ
ンバープレートの車種を示す小数字部分をパターン認識
により文字認識し、認識結果を文字信号lとして車種判
別機222の車種判別部211に送出する。
【0170】その後、車両10が第2の車両分離器1
3,14の設置位置からさらに前進し、オーバーハング
検知器113,114、車長検知器115,116の設
置位置にまでさしかかると、上記第1の車両分離器1
1,12、第2の車両分離器13,14での検出信号を
も組み合わせて車高、車長及びオーバーハングの検出が
行われ、これらの検出結果を総合して車両10のパター
ン検出が行われる。
【0171】すなわち、車両10の前輪が第1の車両分
離器11,12、第2の車両分離器13,14にさしか
かった時点でそれぞれの最下部の受光器R3n,R4n
からの検出信号が車軸信号d、車軸信号cとしてパター
ン検知回路223に送出される。この時点でパターン検
知回路223はオーバーハング検知器113の受光器R
1からのオーバーハング信号aの有無により車両10が
バスであるか否かを判断する。
【0172】また、第2の車両分離器13,14の設置
位置を車両10が完全に通過し終えると、オア回路20
2の出力する通過信号hが立下がるので、これをフリッ
プフロップ224がラッチしてフリップフロップ20
3、パターン検知回路223にリセット信号kを送出す
る。
【0173】パターン検知回路223はこのリセット信
号kが入力された時点で車長検知器115の受光器R2
からの車長信号bの有無により車両10が軽自動車以外
のものであるか否かを判断する。パターン検知回路22
3はこれらの判断結果に基づいて車両パターン信号jを
作成し、車種判別機222内の車種判別部211に送出
する。
【0174】車種判別部211では、この車両パターン
信号jと上記文字信号lとに対応し、後述するロジック
によって車両10の車種を判別してその判別結果である
車種信号mを車種/料金一致回路212に出力する一
方、設定料金表示部225にも車種信号mを出力し、設
定料金表示部225で車種に応じた設定料金を表示出力
させる。
【0175】車両10が料金自動収受機16の設置位置
まで前進し、設定料金表示部225で表示されている設
定料金を目視して、料金に該当する金額分の硬貨を図示
しない硬貨投入ホッパーより投入するものとする。
【0176】投入された硬貨は順次硬貨判別部213で
その種類が判別され、判別結果が料金計算部214に送
られるもので、料金計算部214では判別結果に応じて
合計金額を加算演算していき、その演算結果を料金信号
nとして逐次車種/料金一致回路212に送出する。
【0177】車種/料金一致回路212では、料金計算
部214からの料金信号nと車種判別部211からの車
種信号mとの一致比較を行ない、料金信号nの内容であ
る当該車両10の車種別料金の合計投入額が車種信号m
で示される金額と一致した時点で一致信号であるセット
信号sを遮断機17,18に送出する。このセット信号
sによって遮断機17,18がそれぞれ上方に開放さ
れ、車両10が遮断機17,18部を通過可能となるも
のである。
【0178】車両10が遮断機17,18部を通過し、
第3の車両分離器19,20の間にさしかかると、第3
の車両分離器19,20の送光器P51〜P5nと受光
器R51〜R5nとの間の光信号の送受が一部遮られて
受光器R51〜R5nのいずれかでそれが検出され、検
出信号がオア回路215を介して通過信号rとしてフリ
ップフロップ218のセット端子Sとオア回路217を
介してアンド回路219とに入力される。
【0179】この通過信号rによってフリップフロップ
218のQ端子からの前進信号pがアンド回路219に
送出される。アンド回路219の2入力はこの時点で共
に“1”レベルであるので、その出力も“1”レベルと
なり、これがフリップフロップ220のD端子へ送出さ
れる。
【0180】その後、車両10がそのまま前進し、第4
の車両分離器21,22の設置位置にまで達すると、同
様に第4の車両分離器21,22の送光器P61〜P6
nと受光器R61〜R6nとの間の光信号の送受が一部
遮られ、受光器R61〜R6nのいずれかでそれが検出
されて、検出信号がオア回路216を介して通過信号q
としてオア回路217を介してアンド回路219に入力
される。
【0181】車両10がさらに前進し、第3の車両分離
器19,20の設置位置を通過し終えると、オア回路2
15の出力する通過信号rが立下がるが、このとき同時
にオア回路216からの通過信号qがオア回路217を
介してアンド回路219に入力されているため、なにも
影響はない。
【0182】そして、車両10が第4の車両分離器2
1,22の設置位置をも通過し終えると、オア回路21
6の出力する通過信号qも立下がり、したがってアンド
回路219への入力が“1”レベルから“0”レベルに
下がるため、アンド回路219の出力も“0”レベルへ
と立ち下がる。これをフリップフロップ220がラッチ
してフリップフロップ218、遮断機17,18に送出
する。このリセット信号tによって遮断機17,18が
それぞれ再び下方に下ろされ、次の車両の通過を遮断す
るようになるものである。
【0183】次いで、主に上記車種判別機222の車種
判別部211において行われる車種判別のロジックにつ
いて説明する。
【0184】まず、車種区分としては、図11にその具
体例を示すように、軽自動車等の車種5、普通車の車種
1、中型車の車種4、大型車の車種2、特大車の車種3
及び大型バスの車種の合計6車種による区分とする。こ
こで、各車種毎の自動車の種類、ナンバープレート情
報、車軸数、等を示す。
【0185】図12は車種判別のロジックの内容を示す
ものであり、判別を行なう際にはまずステップS1に示
すようにその車両10の車長が3.3[m]未満である
か否かを判断する。
【0186】これは、3.3[m]の間隔をあけて設置
された第2の車両分離器13,14と車長検知器11
5,116の検出信号により判別されるもので、パター
ン検知回路223がフリップフロップ224からリセッ
ト信号kが入力された時点で車長検知器115の受光器
R2から車長信号bが入力されていないか否かを判断す
ることによって判別されるものである。
【0187】ここで車長が3.3[m]未満であると判
断された場合は、即座に車両10は上記車種5の軽自動
車等であることとなり、その旨を示す車両パターン信号
jがパターン検知回路223から輪車種判別機222の
車種判別部211に送出される。
【0188】また、ステップS1で車長が3.3[m]
以上あると判断された場合は、次にステップS2に進ん
で車両10の前輪から前側部分のオーバーハングがある
一定値以上あるか否かを判断する。
【0189】これは、パターン検知回路223が、第2
の車両分離器13,14の設置位置を車両10の前輪が
通過し、第2の車両分離器13,14の受光器R41〜
R4nの最下部に位置する受光器R4nでの検出信号で
ある車軸信号cが送られてきた時点でオーバーハング検
知器114側の受光器R1での検出信号であるオーバー
ハング信号aが入力されているか否かを判断することに
よりなされるものである。
【0190】オーバーハング信号aが入力されており、
したがって前輪から前側部分のオーバーハングがある一
定値以上の長さがある場合は、即座に車両10は上記車
種6の大型バスであるということとなり、その旨を示す
車両パターン信号jがパターン検知回路223から輪車
種判別機222の車種判別部211に送出される。
【0191】図13は車両10が大型バスであるときの
各信号波形を示すタイミングチャートであり、図13
(6)で示す車軸信号cのパルスが検出される以前に図
13(7)で示すオーバーハング信号aのパルスが検出
されていることから、車両10が他の車種に比して特別
オーバーハングの大きな大型バスであることがわかる。
【0192】また、上記ステップS2で前輪から前側部
分のオーバーハングがある一定値以上の長さがないと判
断された場合は、次にステップS3でナンバープレート
の有無を判断する。これは、画像処理部221の文字認
識部210が画像読出部209によって読出されてきた
画像データ中からパターン認識により判断するもので、
画像データ中にナンバープレートのパターンを認識し、
ナンバープレートがあると判断されると、続いてステッ
プS4に移行し、今度はそのナンバープレートのサイズ
が「大」であるか「中」であるかを判断する。
【0193】これは画像データにおけるナンバープレー
トのサイズから判断されるもので、「中」であった場合
は次にステップS5に進み、そのナンバープレート中の
小さい番号部分で示される車種番号の数字が何であるか
を認識判断する。
【0194】この数字は1桁あるいは2桁で示されるも
ので、1桁であればその数字を、2桁であればその左側
の数字を判断するもので、判断結果は車種判別機222
の車種判別部211へ文字信号lとして送出される。
【0195】車種番号の数字が「3」「4」「5」
「6」「7」のいずれかであった場合、そのナンバープ
レートを有する車両10は車種1の普通車か、あるいは
車種4の中型車であることとなるため、続いてステップ
S6に進み、車軸の数が2であるか、あるいは3である
かを判断する。
【0196】この車軸の数は上記第2の車両分離器1
3,14の受光器R41〜R4nの最下部に位置する受
光器R4nでの検出信号である車軸信号c、あるいは第
1の車両分離器11,12の受光器R31〜R3nの最
下部に位置する受光器R3nでの検出信号である車軸信
号dの数をパターン検知回路223でカウントすること
によって得られるもので、そのカウント値は車両パター
ン信号jに重畳されてパターン検知回路223から車種
判別部211へ送出される。
【0197】車種判別部211では、車種番号の数字が
「3」〜「7」のいずれかであり、かつ、車軸の数が2
であると判断すると、車両10が車種1の普通車である
と判別する。また、車種番号の数字が「3」〜「7」の
いずれかであり、かつ、車軸の数が3であると判断した
場合は、車両10が車種4の中型車であると判別する。
【0198】また、上記ステップS5で車種番号の数字
が「1」「2」のいずれかであった場合、そのナンバー
プレートを有する車両10は車種4の中型車か、あるい
は車種2の大型車であることとなるため、続いてステッ
プS7に進み、上記ステップS6と同様に車軸の数が2
であるか、あるいは3であるかを判断する。車種番号の
数字が「1」「2」のいずれかであり、かつ、車軸の数
が2であると判断すると、車両10が車種4の中型車で
あると判別する。また、車種番号の数字が「1」「2」
のいずれかであり、かつ、車軸の数が3であると判断し
た場合は、車両10が車種2の大型車であると判別す
る。
【0199】また、上記ステップS5で車種番号の数字
が「9」であると判断された場合は、そのナンバープレ
ートを有する車両10は車種3の特大車であると判別す
る。
【0200】さらにまた、上記ステップS5で車種番号
の数字が「8」であるか、あるいは認識できず不明であ
ると判断された場合は、車種を特定することができな
い。
【0201】また、上記ステップS4でナンバープレー
トのサイズが「大」であると判断した場合は、次にステ
ップS8に進んで上記ステップS5と同様にそのナンバ
ープレート中の小さい番号部分で示される車種番号の数
字が何であるかを認識判断する。
【0202】車種番号の数字が「1」であった場合、そ
のナンバープレートを有する車両10は車種2の大型車
か、あるいは車種3の特大車であることとなるため、次
にステップS9に進み、車軸の数が4以下であるか、あ
るいは5以上であるかを判断する。
【0203】車軸の数が4以下であると判断すると、車
両10が車種2の大型車であると判別する。また、車軸
の数が5以上であると判断した場合は、車両10が車種
3の特大車であると判別する。
【0204】上記ステップS8で車種番号の数字が
「2」あるいは「8」であると認識判断した場合は、次
にステップS10に進んで上記ステップS9と同様に車
軸の数が4以下であるか、あるいは5以上であるかを判
断する。車軸の数が4以下であると判断した場合は、車
種を特定することができない。また、車軸の数が5以上
であると判断した場合は、車両10が車種3の特大車で
あると判別する。
【0205】さらに、上記ステップS3でナンバープレ
ートが駐貿車、自衛隊、外国公用車、回送車等のもので
そのパターンが認識されなかった場合や、上記ステップ
S4でナンバープレートのサイズが不明であると判断さ
れた場合は、そのまま上記ステップS10に至る。
【0206】なお、上記ステップS5で車種番号の数字
が「9」であると判断した場合、ステップS10で車軸
の数が4以下であると判断した場合は、いずれも車種を
特定することができないため、料金自動収受機16に備
えられる図示しない呼出ボタン等によって係り員を呼出
し、設定料金を支払うようにすることも考えられる。
【発明の効果】以上詳記した如く本発明によれば、車両
前側に装着されるナンバープレートの有無及びその大き
さ、内容等からなるナンバープレート情報を含んだ情報
により車種を判別することができ、車重の検出を行なう
地中埋込式の車重検出装置等を必要とせず、都市高速道
路における多車種区分にも充分適用可能なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る外観構成を示
す図。
【図2】同実施の形態に係る各機器の電気回路構成を示
すブロック図。
【図3】同実施の形態に係る車種判別の処理内容を示す
フローチャート。
【図4】同実施の形態に係る各信号波形を示すタイミン
グチャート。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る外観構成を示
す図。
【図6】同実施の形態に係る各機器の電気回路構成を示
すブロック図。
【図7】同実施の形態に係る車種判別の処理内容を示す
フローチャート。
【図8】同実施の形態に係る各信号波形を示すタイミン
グチャート。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係る外観構成を示
す図。
【図10】同実施の形態に係る各機器の電気回路構成を
示すブロック図。
【図11】同実施の形態に係る車種別料金区分を例示す
る図。
【図12】同実施の形態に係る車種判別の処理内容を示
すフローチャート。
【図13】同実施の形態に係る各信号波形を示すタイミ
ングチャート。
【図14】従来の自動料金徴収装置の概要構成を示す
図。
【符号の説明】
1,1′…車両通過通過検出車種判別部、 2,2′…通過車高検出器、 3…料金自動収受機、 4,4′…存在検出器、 5…遮断機、 6,6′…発信検出器、 7…遮断機保護装置、 8,10…車両、 11,12…第1の車両分離器、 13,14…第2の車両分離器、 15…車両撮影カメラ、 16…料金自動収受機、 17,18…遮断機、 19,20…第3の車両分離器、 21,22…第4の車両分離器、 115,116…車長検出器、 203,218,220,224…フリップフロップ、 206…カメラ、 207…A/D変換器、 208…画像メモリ、 209…画像読出部、 210…文字認識部、 211…車種判別部、 212…車種/料金一致回路、 213…硬貨判別部、 214…料金計算部、 221…画像処理部、 222…車種判別機、 223…パターン検知回路、 225…設定料金表示部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一区間多車種区分料金の有料自動車道
    路の進入側に配設され、2対の光電管装置により車両の
    前後進判別を行ない、通過する車両を1台ずつ分離検出
    する第1の車両分離手段と、 上記2対の光電管装置からの通過車両の分離検出信号及
    び前後進判別信号により当該車両のナンバープレートを
    読取って得られるそのナンバープレートの大きさを含ん
    だナンバープレート情報によって多車種区分料金別に車
    種判別を行なう車種判別手段と、 上記第1の車両分離手段及び車種判別手段より通過車両
    の下流側に配設され、車種判別手段の判別結果に応じた
    料金の自動収受を行なう自動料金収受手段と、 この自動料金収受手段より通過車両の下流側に配設さ
    れ、2対の光電管装置により車両の前後進判別を行な
    い、通過する車両を1台ずつ分離検出すると共に、自動
    料金収受手段により規定の料金が収受された車両のみを
    通過させる遮断器を備えた第2の車両分離手段とを具備
    したことを特徴とする自動料金徴収装置。
  2. 【請求項2】 単一区間多車種区分料金の有料自動車道
    路の進入側に配設され、2対の光電管装置により車両の
    前後進判別を行ない、通過する車両を1台ずつ分離検出
    する第1の車両分離手段と、 この第1の車両分離手段より通過車両の下流側に配設さ
    れ、該通過車両の車長を検出する検出手段と、 上記2対の光電管装置からの通過車両の分離検出信号、
    前後進判別信号と上記検出手段で検出された車長情報と
    により得られる通過車両のパターン情報と、当該車両の
    ナンバープレートを読取って得られるナンバープレート
    情報により多車種区分料金別に車種判別を行なう車種判
    別手段と、 上記第1の車両分離手段、検出手段、及び車種判別手段
    より通過車両の下流側に配設され、車種判別手段の判別
    結果に応じた料金の自動収受を行なう自動料金収受手段
    と、 この自動料金収受手段より通過車両の下流側に配設さ
    れ、2対の光電管装置により車両の前後進判別を行な
    い、通過する車両を1台ずつ分離検出すると共に、自動
    料金収受手段により規定の料金が収受された車両のみを
    通過させる遮断器を備えた第2の車両分離手段とを具備
    したことを特徴とする自動料金徴収装置。
  3. 【請求項3】 上記第1及び第2の車両分離手段でそれ
    ぞれ使用される2対の光電管装置の各対は、複数対の送
    受光素子を上下方向に配列してなることを特徴とする請
    求項1または2記載の自動料金徴収装置。
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